みんなの議会

釧路町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月6日

青少年の育成について

2016年9月6日、釧路町議会の一般質問で、川村真一議員が「青少年の育成について」質問し、教育長 伊藤利晴、町長 佐藤広高、管理課長 佐々木弘二、公民館長 佐藤政則が答弁しました。

質問者
川村真一 議員
答弁者
教育長 伊藤利晴、町長 佐藤広高、管理課長 佐々木弘二、公民館長 佐藤政則

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 川村真一

それでは、2件目に入らせていただきます。町の財産ともなり得る青少年の育成について質問させていただきたいと思います。まず1点目、釧路町の各小中学校の学力をどのように捉えているか。2点目として、釧路町における教育環境の充実とは。3つ目、町としての愛郷心を育む青少年育成への取り組みは。4つ目、釧路東高等学校へ対する町独自の支援体制、こちらをお聞かせください。

答弁 教育長 伊藤利晴(教育長は2016年9月まで)

9番川村議員の青少年の育成についての1問目で、釧路町の各小中学校の学力をどのように捉えているかという御質問でありますが、当町の児童生徒の学力につきましては、過去の全国学力学習状況調査の結果から見て、着実に伸びてきていると認識しているところであります。次に、2問目の釧路町における教育環境の充実度についてでありますが、釧路町における教育環境の充実度につきまして、数値でお答えすることはできませんけれども、各小中学校における教育環境につきましては、毎年新年度予算要望の際に、それぞれの学校長から要望を受け、予算措置を行い、整備を行っております。特に、学校現場から求められております特別支援教育支援員の配置や、ICT機器の整備など、毎年度教育環境の充実を図っているところであります。次に、3問目の町として愛郷心を育む青少年育成への取り組みについての御質問でありますが、愛郷心を育むためには、さまざまな人との出会いや、価値ある体験を通して、人、地域、ふるさとを愛する心を育んでいく必要があります。そのため、学校や地域の特色を生かした自然体験活動や社会体験活動、ボランティア活動など、子供たちの社会参加に向けた体験の場の充実を図っているところであります。町内各事業所に協力をいただき、実施しております職業体験や、町全体を学びやに大人みんなが先生にを合言葉に、町全体で学校の教育活動を支援する学校支援地域本部事業、地域ボランティアと連携を図り、放課後の子供たちの居場所を提供する放課後子ども教室、心豊かなで有意義な土曜日を実現する交流活動、土曜まなび場など、数多くの取り組みが、学校教育、社会教育の中で実施されております。これらの体験の積み重ねが、愛郷心を育む青少年の育成につながるものと考えております。次に、4問目の釧路東高等学校に対する町独自の支援体制についてでありますが、釧路東高等学校は、道立の高等学校ということもあり、町として財政的な支援は行っておりませんが、町内にある我が町の高校として、釧路町青少年育成協会へ参画いただき、生徒会やボランティア部を中心にさまざまな活動を通じて、町との関係を強化しているところであります。富原地区ふれあい花壇造成などの環境整備から、町の社会教育事業と連携した携帯マナー講座、文化フェスティバルでの被災地支援活動報告会、小学生向けの防災教室などをきっかけに広がりが見られており、最近では町内会の防災訓練で、東校生徒による被災地報告会を実施するなど、自主的な連携も見られるようになっております。東高校におきましても、これらの活動で培った地域とのきずなが、生徒たちに成長をもたらしており、双方にとって有意義な連携となっております。これらの連携強化のためにも、教育委員会としてできる限りの支援を行ってまいりたいと考えております。以上です。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

私も関連する部分もございますので、お答えを申し上げたいと思います。4番目の東高等学校に対する町独自の支援体制についてでありますが、町といたしましては、若者の職業意識の向上を図る目的で、釧路東高等学校の2年生を対象とした地元企業への就労体験事業を平成19年度から実施をしてございます。平成27年度は、町内8事業所で2年生18名が2日間から4日間にわたり幼稚園や福祉施設などにおきまして、この就労体験をしたところでございます。この就労体験を通じまして、勤労観や職業観を身につけてもらうことや、体験を生かした業種への就職、また地元企業への就職につながることを期待いたすものであります。今後におきましても、地元企業、東高校の協力を得ながら、この事業を継続してまいりたいと、このように考えているところであります。

質問 9番 川村真一

まず1件目でございますけれども、ことしの順位はまだ出ていないということで、きのうお聞きしました。昨年の順位からいっても、釧路町の小中学校が上位に来ておりました。教育長からもありましたように、着実に伸びてきているというお答えをいただきましたけれども、これは本当に悪いことではないのであれですけれども、伸びてきている理由というのは、どのように把握されているか、お聞かせ願いたいと思います。

答弁 管理課長 佐々木弘二(管理課長は2017年3月まで)

着実に学力が伸びている理由としましては、各学校で、この学力検査の結果を各学校にデータとして送られてきております。それを各学校で課題等を整理いたしまして、その課題の解決に取り組んでまいっていることから、各学校での学力向上に向かっているものと認識してございます。

質問 9番 川村真一

これは、釧路町立ならではの試みということで、これを行っているから、やはりその課題を解決、その課題に対して取り組む姿勢がこのような結果に結んできているという解釈の仕方でよろしいかと思いますけれども、こういった釧路町独自のものというのが非常に大事になってくるかと思います。ただ、釧路町の小中学校、全国的に上位にあっても、やはりいまだにいわば附属小中学校へ通わせる親御さんもいるかと思います。これは聞き取りというのは、非常に難しいかもしれないですけれども、もし釧路町に住んでいながら、小学校を富原へ行かせたなど、中学校から附属に行かせた方などは結構多いと思うのですけれども、そういう方から、なぜ行かせたかという、聞き取りなど、もしできていたら、お聞かせ願いたいと思います。

答弁 管理課長 佐々木弘二(管理課長は2017年3月まで)

それらの件につきましては、聞き取り等は実施してございません。

質問 9番 川村真一

本当、学力向上のために、親はそういったところに通わせるかと思います。なぜ町立の学校ではだめなのだという部分を聞き取りするのも非常に難しいことかと思いますけれども、もしその聞き取りができるのであれば、今後の課題の解決につながるかもしれませんので、もしできるようであれば、そういった聞き取り調査、その中には競争力というのも大事になってくるかと思います。そういった部分で、今後も順調に伸びてきている学力ですので、また努めていただきたいなというふうに思います。2つ目に入りますけれども、教育環境といった部分で、実際に、釧路町に欠けている教育環境施設というのですか。ほかの市町村から見ると、釧路町はこの辺弱いのではないかというものを把握しているようであれば、お聞かせ願いたいと思います。

答弁 管理課長 佐々木弘二(管理課長は2017年3月まで)

ほかの町村と特に比較しているところはございません。釧路町としましては、教育環境は充実しているものと考えてございます。

質問 9番 川村真一

教育に関して、非常にかかわってくるのは、読書というものは非常にかかわってくるかと思います。私も、ずっと釧路町ですけれども、自分は気づかなかったですけれども、今やはり釧路町は圧倒的に図書の数、図書館の施設の環境といった部分では、非常に弱い部分かと思います。きのうも出ていましたけれども、図書館については、いろいろ考え方もありますし、お金のない中でどのようにやっていくのだということもあると思います。これは私個人の意見ですけれども、私も今、釧路町に大きな図書館、何十億をかけて図書館をつくる必要はないと思います。この財政の中で、そういった箱物を今すぐつくるというのは、これは現実的ではないなと思っています。先ほど観光のときも出ましたけれども、釧路市と釧路町、これだけ近い、隣接した場所で、今まで釧路市の図書館を釧路町の青少年たちに利用してもらおうというふうに思った、そういった流れは今まで話し合いの中でなかったのかどうかというのを、お聞かせ願いたいと思います。

答弁 公民館長 佐藤政則(公民館長は2017年3月まで)

今の御質問なのですけれども、釧路市の施設を釧路町の子供たちが積極的に活用してもらうような話し合いをしたことがないかという御質問なのですけれども、私の知る限り、そのような経過はないというふうに認識しております。

質問 9番 川村真一

なかったのは、私としては不思議なくらいなのですけれども、釧路市は今、既にすばらしい図書館もありますし、今後新しい図書館ができる予定もあって、釧路町はまだ図書館を設立する予定がない中で、今いる、今実際そこに通わないといけない青少年たちがいる中で、何か対策を打とうと思ったときには、その話は出てきているのではないかなと思って質問はさせてもらいました。例えば釧路市の図書館を利用してもらって、例えばバス賃を釧路町のほうで補助するなど、そういった話も出ているのではないかと思って、質問させていただいたのですけれども、その辺の話は今まで一切出てないということ、もう1回確認させてもらっていいですか。

答弁 公民館長 佐藤政則(公民館長は2017年3月まで)

今、議員おっしゃるように、釧路町における図書施設ですとか、脆弱な部分がありまして、それを補うために、それぞれ私の知る範囲でも、釧路町に隣接している施設の図書室を利用される方も多々あるように聞いておりますし、特に市内に通っている高校生などを中心に、釧路市の図書館、これの利用はされているのだろうと思います。私どもとしては、今ある図書室を町民の方にまず脆弱ながらも、たくさん利用していただいて、それ以外の部分につきまして、積極的に釧路市の施設を使ってくださいですとか、そういった呼びかけもしにくいというところもありますので、その辺は御理解いただきたいと思います。

質問 9番 川村真一

積極的に利用してくださいと言ってもいいと思います。釧路町、まだきのうもありましたとおり、図書館、充実した図書館をつくる予定もないですから、その間の対策として、もしそういうふうに釧路市に行かれる方はこういった助成をしますよといったものぐらいはつくってもいいのかと思います。これは私の考えなのですけれども、今後もそういった部分、考えていってほしいなというふうに思います。2つ目はこれで終わります。3つ目、町として愛郷心を育む青少年育成の取り組みということで、先ほどいろいろ御答弁いただきました。この職業体験などもそうだと思います。ボランティア活動というのも、多くやっている方もいますし、町では一生懸命やっていただいているかなというふうに思います。ボランティア活動というのも非常に大事で、地域の大人たちと触れ合うことによって、ちょっとの記憶で残っていてくれるだけでいいと思います。後々その人たちが大人になったときに、そういえば、自分が小さいころも地域の大人はこういうふうにやってくれていたなと、その思いがあるだけで、その町に対する愛情というものが変わってくると思いますので、今後もこういったものを続けていっていただきたいなというふうに思います。本当、小さいころに体験することって非常に大事で、この町に住み続けようと思わせるような体験を今からしていただくことが大事だと思いますので、今後はここは続けていっていただきたいなと思います。4つ目に入ります。釧路東高等学校へ対する町独自の支援体制ということで、これもいろいろ今段階でもやっていただいているようでございます。今、東高校に入学を希望する、受験を希望する方の、なぜ東高校へ行ったか、なぜ東高校を選択したかというアンケートなり、そういった情報があって、その東高校を選択した理由が、今わかれば、お聞かせ願いたいなと思います。

答弁 管理課長 佐々木弘二(管理課長は2017年3月まで)

そういうデータは持ち合わせてございません。

質問 9番 川村真一

今後、実際に入学された方に、そういったものも聞き取りしていただきたいなと思います。それがまた一つの課題解決になっていくと思いますので。そういったところをしっかりやっていただきたいなと思いますし、今、恐らく東高校が特にスポーツが強いなど、学力が高いなど、何か選択できる科目があるなどというのは、特にはないかと思います。今行かれる方は、自分の学力に合わせた高校を選択するのを一つ、また自分の家から近い高校の一つということで選択されているかと思います。これも調査結果がないので、あれですけれども、私の予測になりますけれども、そういった選択理由だとして、例えば明輝高校というのは、選択科目というものがありまして、体制になっていまして、そういったものも魅力で行かれる方があります。英語ですとか韓国語ですとかフランス語などというものを選択できるようです。今後、東高校において、多国語の対応力を身につけるための、そういった独自の授業をつくるなど、そういったものを町が主導でつくっていけるかどうか、そこをお聞かせ願いたいと思います。

答弁 教育長 伊藤利晴(教育長は2016年9月まで)

町が主導していくというのは、非常に難しいのだろうと思います。ただ、間口が減になってきていますので、ここに歯どめをかけるためには、何か対策を打たなければならないと思います。ですから、町だけではなくて、PTAであるとか、あるいは卒業生であるとか、そういった方々と連携して、釧路管内の高校にないような科目を持ってもらって、また間口に戻してもらう、このような努力も必要かなというふうに思っております。

質問 9番 川村真一

今言われたとおり、選ばれる学校になるというのが非常に大事になってくるかと思います。高校もどんどん廃校も出てくる中で、どういった高校を残すか、釧路町唯一の高校ですから、ぜひここは東高校はなくしてほしくないなと思います。その選ばれる学校にするために、先ほどありましたとおり、外国語のカリキュラムの取得できるような、そんなものを推進していってほしいなと思います。せっかく釧路町には優秀な韓国語教師もいらっしゃるわけでございますから、そういった部分でも、釧路町の優位性として働かせていただきたいなと思います。また、町長からもありました地元企業への就職にもつながるような動きをしていただいているかと思います。東高校の皆さん、本当ボランティアにも力を入れてくれています。そのボランティアに対して、何か賞ですとか、ボランティア活動、ある程度した人に対して、賞みたいなものを今の段階で与えているかどうか、お聞かせ願いたいと思います。

答弁 教育長 伊藤利晴(教育長は2016年9月まで)

今ちょっと資料がないですが、ある民間の保険会社で、ボランティアスピリッツか何かで、東高校のボランティア部が賞を受けたという記憶はあります。何か連続して入賞しているようなことも聞いていますので、かなり活発に行われている。町独自でボランティアにかかわっている賞は渡しておりません。

質問 9番 川村真一

ぜひ町でも、何かした方個人に賞を与えてほしいなと思います。これ、履歴書に書けるような賞を与えてほしいなと。やっぱり採用するほうは、そういったボランティア活動と、今すごい注目されていますし、釧路町からこういった賞を受けているというものを履歴書に書けるぐらいの賞を与えていただければ、それもまた、一つの東高校の魅力になるかというふうに思います。最後に、町長から、青少年育成という部分において、昔からあります。米100俵というお話は御存じですか。戊辰戦争のときに、長岡藩というのが減知されて、人が食うにも困っているときに、周りの支藩が米100俵を送ってくれたわけです。その藩に。それを配ってしまえば、たちまち米はなくなってしまうわけです。ただそこの大参事、小林虎三郎さんという方は、その米を藩士に配らず売ったのです。お金にかえたのです。そのお金にかえたもので、学校をつくったわけでございます。100俵の米も食えばたちまちなくなるが、教育に充てれば、あすの1万、100万俵となると、こういった言葉が残っております。ぜひ、その学校から山本五十六さんですとか、櫻井よしこさんなどといった方々が卒業されているわけでございます。この青少年育成というものが、必ず釧路町の未来につながると思っております。最後に、町長にさらにこの青少年育成という部分に対する意気込み、青少年に対する町長からの思いというものを最後にお聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

青少年にそういった応援、支援がこれからの郷土づくりには大切だと思いますが、この形として、どういう形でやるのか。まず我々のできるのは、義務教育における小中学校の段階でございます。そのためには、今大変今まで、二、三年前まで大変苦しい時代を乗り越えさせていただいた、これからはその部分をもってして、そういった小中学生、またそれ以下の子供たちに、我々は力を注いでいく必要があろうかと思います。これは一朝一夕になるものではないと私は思ってございますので、それぞれの時代において必要な施策、行動をとっていきたいと、このように思います。

出典:釧路町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月6日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる