釧路町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月8日
人口減少問題について
2015年6月8日、釧路町議会の一般質問で、坂本裕人議員が「人口減少問題について」質問し、町長 佐藤広高、教育長 伊藤利晴、企画財政部長 似内隆幸、副町長 青木冨士彦が答弁しました。
- 質問者
- 坂本裕人 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤広高、教育長 伊藤利晴、企画財政部長 似内隆幸、副町長 青木冨士彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 坂本裕人
10番、坂本でございます。通告どおり、5件の質問をさせていただきます。まず、1件目でございますが、今は全国的にも大変問題になっております人口減少についての問題でございますが、これは世界各国、日本としても大変大きな問題として国が取り上げて、各地方に策定をさせて、いろんな問題解決するということで、人口減少の歯どめを行っている時代でございますけども、その中で当町も人口減少の問題は将来を見据えても大変重要な点がたくさんございますので、釧路町の存続としても大変な意味があるということで、質問させていただきます。まず、1件目なのですけれども、将来人口の推移の捉えはどのように捉えているか。そして、2件目、人口減少が及ぼす今後の町の影響についてお伺いさせていただきます。3問目は、人口減少対策といたしまして、今後の取り組み、将来像についてお伺いしたいと思います。4番目は、学校の対策として、子供たちの人口減少というのは大きなまちづくりにも教育問題にも意味があるということで、聞かせていただきたいと思っております。よろしくお願いします。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
10番、坂本議員の人口減少問題についての中で、将来人口の推移の捉えについてのお尋ねであります。当町の人口は、平成13年をピークに減少しており、今後も超少子高齢化により人口減少傾向が進むものと、このように捉えております。現在、国及び北海道の長期ビジョンを勘案しつつ、人口ビジョンの策定作業を行っており、その中で2060年までの長期将来人口推計、これを行っているところであります。次に、人口減少が及ぼす今後の町への影響についてのお尋ねでありますが、人口減少の進行は、農業や水産業などの後継者不足、生産や消費の縮小、さらには町税等の減収により財政運営に支障を来すなど、町民生活に大きな影響が及ぶことが予想されるところであります。次に、人口減少対策の取り組みと将来像についてのお尋ねでありますが、人口減少対策の取り組みにつきましては、安定した雇用の創出、新しい人の流れをつくる、若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる、時代に合った地域をつくるという観点から、本年度、地方創生先行事業として実施している事業とあわせ、総合戦略の中で位置づけてまいりたいと考えてございます。また、将来像につきましては、人口ビジョン策定の中で、現状分析により把握した課題を踏まえ、目指すべき将来の方向と人口の将来展望をお示ししてまいる所存でございます。
答弁 教育長 伊藤利晴(教育長は2016年9月まで)
坂本裕人議員の御質問で、人口減少問題についての4問目、学校の対策はということであります。町内の学校に通学する児童生徒数におきましても、人口と同様に減少しており、平成20年に2,000人を下回って以来、減少が続き、本年5月1日現在1,566人となっております。今後も、増加傾向にない状況にあることから、児童生徒の減少対策につきましても、現在、策定作業中の釧路町総合戦略の中で検討していかなければならないと考えております。以上です。
質問 10番 坂本裕人
今、るる答弁いただきまして、国が定めている、先ほど町長が言ったとおり、総合戦略の策定を今行っているということで言われていたのですけれども、それで人口がこのようにだんだんと減ってきまして、それに対する歯どめ策というのは、町もしっかりした将来設計の中で分析を行い、歯どめ政策をしっかり持って対応していかなければならないということで思っているのですけれども、今策定中の総合戦略の考えもわかるのですけれども、北海道としても多くの市町村の人口減少の歯どめ策ということで、人口ビジョンというものを目的を持って計画を策定している中で分析もされておりますが、そういう北海道で行っている分析結果など、それについての町としての現状の考え方といいますか、北海道で示されている、これからの大きな問題点を取り上げているのですけれども、それに対して町としての当町に対するそういう問題点も一緒に出てくると思うのですけれども、そういう考えの分析や調査など、そういうのはどのように考えていくのか、教えていただきたいと思います。
答弁 企画財政部長 似内隆幸(企画財政部長は2017年3月まで)
先ほど町長のほうから御答弁申し上げましたけれども、当町といたしましても、国及び北海道の長期ビジョンを勘案しつつということで、まだ北海道のほうとしては2045年までの社人研の人口推計の部分しかまだ出ていませんので、今後、2060年までの人口推計分析等が出てくると思いますので、その辺を当然勘案して考えていきたいと思います。
質問 10番 坂本裕人
それでは、大変各市町村でも人口減少の問題について、まちづくりに一生懸命歯どめをかける政策として町振興策をもって、いろんな観点からいろいろな分野で町自体の特色を生かして、何とか町に市に、各地方の町に人口流出するのを歯どめをかけるとか、または多く地方から人が来ていただけるような、住んでいただけるような方策をとっていただくということで、いろいろな戦略をとっていると思うのですけれども、それで今、当町で主にそういう戦略的なもの、何か目指しているものがもしあるのであれば、そういう点をもし示すことができるのであれば教えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
質問 10番 坂本裕人
それでは、3番でやります。それでは、1問目の質問から順次追っかけていきますが、将来人口の推移の捉えということで、実際に今の現状を考えながら、先ほど2045年までのは考えて分析しているような話をされていたのですが、ほかの調査機関から出た結果を踏まえてというような話が出ておりましたけれども、町独自の調査結果というか、推移の見方というのは何か考えられて、本当の地元に合った人口が将来こんなふうにして変わっていくというような、いろんな見地、見方で数が変わると思うのですけれども、そういう調査の仕方についての町独自の考え方で行っているというものは何かあるのか、示していただければありがたいと思います。
答弁 企画財政部長 似内隆幸(企画財政部長は2017年3月まで)
まだ、具体的に結論は出ていないのですけれども、今の人口の動向の分析、それと将来人口の推計と分析、今、これにかかっている最中です。先ほど申し上げましたとおり、国、道の動向を見ながら、最終的には安定した雇用、それと新しい人の流れをつくる、それと若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる、それと時代に合った地域をつくっていく、この4本柱に集約されるのかなというふうに考えております。
質問 10番 坂本裕人
それで、人口が減る、ふえるということで、よく使われている展望の中で、自然増減と社会増減という見方があるのですけれども、釧路町の将来に対しての自然増減と社会増減のあり方で、どのように推移していくかというのは何か押さえていますでしょうか。
答弁 企画財政部長 似内隆幸(企画財政部長は2017年3月まで)
大変申しわけありませんけれども、詳しい分析のほうはまだできておりません。ただ、自然増減及び社会増減、どちらも減っていくという部分は間違いないのかなと思っております。
質問 10番 坂本裕人
そのとおりなのですけれども、人口がふえたり減ったりするには、自然に亡くなる方がいて、そしてその比率が多い少ないで、ふえる、減ったというふうになるのですけれども、社会増減のほうでは、いかに自分の町をよくして、流行をつくって、そこに若い人が、先ほど言ったとおり雇用の問題もあるのですけれども、そういう意味で、一生懸命そこに住みついていただける、来ていただけるという環境づくりというのも、町のこれからのビジョンとしては大切な要因になると私は見ているのですけれども、それで今、推移のほうはある程度の数字は出てこないような感じもしているのですけれども、2番目に入りますけれども、町の今後の影響というのは、人口が減ることによって財源が減る、そうするとおのずと町の財政運営にいろいろ支障が出ていくということで、その問題点というのはたくさん、先ほど町長がちょっと言っておるのですけれども、もっと細かく分析をしていただいた状態で取り組んでいかないと、大変これからの厳しい人口減少の歯どめ策としては、対応ができていかないのではないかと私は思っております。そして、そういう点をしっかり精査していただいて、いかにしたら釧路町に人が流出しないで、また逆に新しい生命が誕生していただき、人口がふえていただくという、そういう取り組みもしっかり見据えていただいて、町政で釧路町としての新しい取り組み、政策案を確立していかないと、人口減少、ただ国から示された要因を、一応大まかな項目を精査しながらつくっていけばいいという考えも1つはあるのですけれども、それよりまた1歩入って、町にどれだけこういうことが必要だということをしっかり明確に問題点を摘出して出していかないと、私は今後の釧路町に大きな影響が出るのではないかと思っておりますので、その点をもう少し町としてはしっかり捉えていただきたいと思うのですけれども、それについてはいかがでしょうか。
質問 10番 坂本裕人
検討しているのはわかるのですが、もっとそれを深く。
答弁 企画財政部長 似内隆幸(企画財政部長は2017年3月まで)
先ほども御答弁しましたけれども、人口動向の分析というところで、当然課題がまだ出てくると思います。当然、その課題をどうやったら少しでも人口を減らすことができるのか、考えていかなければならない部分がありますので、(「ふやす」の声あり)人口減少を少しでも食いとめる部分で考えていかなければならないということで、今、その部分をコンサル等にも委託しまして、いろいろ分析している最中ですので、結果についてはもう少しお待ちいただきたいというふうに考えております。
質問 10番 坂本裕人
その点、しっかり深めていただいて、釧路町の人口減少の歯どめ策について本当に押さえていけるかいけないかということも、これから慎重に政策をとっていただかないと、本当に大きな問題になるかなと思っております。それで、3番目のほうに入りますけれども、減少対策の取り組み、将来像については、今、精査している関係もあって、なかなか答弁のほうはそれ以上出てこないのかなというふうに思っておりますけれども、早いうちにそういう取り組みというのは行ったほうが、私はなおさらいい働きがするのではないかと思っておりますので、その中で、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」など、国で定めております戦略も出ておりますし、釧路町でもいろいろ出ておりますけれども、そういう取り組みを踏まえて、釧路町に人口減少、もしくは人口をふやすということでの目標を持って政策が出ておりますけれども、今後、こういう多くの策を実現しながら行っていくということで、インターネットのほうにも出ていますけれども、これは今後の課題もたくさんあると思いますけれども、多くの問題、また事業ですか、これから策定してとり行っていくということで出ているのですけれども、これを言いますと、入ってしまうと、ほかの議員も質問しているなどもあるのですけれども、大きく見て、取り組んだ事業がいかに有効に、町のほうで行ったことによって、どれだけの人口減少、もしくは人口に対する雇用促進、会社の発展、そういう事業の発展など、いろいろあると思うのですけれども、商業への振興策などもたくさん含まれているのですけれども、そういうのが大きく見てしまうと、なかなか中がよく見えないので、その点の大体の趣旨の考え方、それを示していただければありがたいと思うのですけれども。要するに、こういう事業をやって、どういう目的でやって、こういう効果がありますということがもし示せていただけるのであれば、教えていただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 企画財政部長 似内隆幸(企画財政部長は2017年3月まで)
具体的な事業ということで御答弁させていただきますと、平成26年度の最終補正のときに、追加議案で出させていただきました全部で7つの事業がありますけれども、例えばその中で釧路町版「ネウボラ」事業というのでいきますと、例えば妊娠初期から小学校入学までのお子様に対して一元的にサービスをして、そういうお子さんに対して安心して産み育てられる環境をつくるというようなことで、人口減少に歯どめをかけたいという事業など、例えば魅力発信事業、こういう事業で釧路町の魅力をどんどん発信することによって、交流人口をふやして、他都市からの人口を呼ぶというような事業を、そのほかにもいろいろありますけれども、一応そういうようなふうに考えて進めております。
質問 10番 坂本裕人
また、いろいろ事業はたくさん用意されているとは思うのですけれども、大体人口に関しての取り組みの事業ということで、今、部長の答弁されたとおりかなと思っておりますけれども、それでこういう事業をやる以上は、どのような結果が出るかということも想定しながら、事業というのは形成していかなければならないということで私は思っております。大手企業でも何でも、事業をやる場合は、どういう結果が出るかということを推測しながら、それに対してどのように事業を展開していけばいいかということを考慮しながら推進されて、そして結果が出たときに、いい結果、悪い結果、悪い結果が出た場合はどうして悪い結果になったかということまで最終チェックをしながら、改善しながら営んでいくということが、事業の推進のあり方かなと私は思っておりますけれども、当町もただ事業を行えばいいのだというような、ちょっと言葉は悪いのですけれども、行うことによって、結果はどういう目標を持って事業をやっていくのかということを、目標を定めた上で計画を立てなければ私はいけないと思っておりますので、そういう計画を立てて、もし仮に今人口が100であれば、この事業をやったことによって110になります、10%アップできましたなど、そういう目標値というのは必ず定めて、それでそれに事業を展開していくということが大切かなと思っているのですけれども、その点の考え方というのはきちんとできているのか、そういうような策定をしながら行っているのかを聞きたいと思います。
答弁 企画財政部長 似内隆幸(企画財政部長は2017年3月まで)
今、当町で取り組んでいる事業については、国の補助事業のメニューで行っておりますけれども、補助事業のメニューの中には必ず成果目標値、これを設定して、それをどういうふうに達成されているか、それの報告が義務づけられております。ですから、議員おっしゃられたとおり、ただやみくもにやっているわけではなくて、目標を持ってやっているということで、御理解願いたいと思います。
質問 10番 坂本裕人
そのとおりだと思いますので、今、地方版総合戦略策定をつくられているとは思いますけれども、これも今度地方にきちんとした考えを持って、補助をもらうには、きちんと皆さんもそういう考え方を町としての取り組み、計画性、実効性をきちんと明確にして出して、提出してくださいということの策定事業だと思っております。それによって、今度、国が地方に補助金の支出額なども算定しながら助成していくという、国の方針で定めている策定なのですけれども、これもそういう点をしっかり見据えていただいて、本当に釧路町はこれからこのようにして、多くの皆さん、町民の皆さん、企業の皆さん、いろんな考えの皆さんと話し合いをして、そういうデータ、いろんなものを踏まえながら、釧路町が本当にこれで栄えていく、繁栄していく、そして住んで安心できる町になるのだというような、そういう計画をしっかりつくっていただかないと、ただ国が言われているから、そのとおりただ考えてつくりましたではなく、将来性を見据えて、しっかり実現できるという計画性を立てて取り組んでいただくということを、今回、私はこれを提言させていただいているのですけれども、それをしっかり行っていただきたいというお願いもあるのですけれども、それについて、今後、釧路町の将来についての質問を終わらせていただきますので、いかがでしょうか。
答弁 副町長 青木冨士彦(副町長は2017年3月まで)
御提言いただいておりますけれども、日本の社会が1億人の人口を何とか維持できるような社会をつくろうということで、それぞれ末端の市町村まで、それぞれにいろいろな事業を実施して人口減少を食いとめて、さらには逆に少しでも人口がふえるような、それと都市と地方の均衡を、均衡という言い方はよくないのかもしれませんが、都市からの人口の受け入れを地方が積極的に行った上で、地方の発展につなげていくという趣旨の政策でございますので、今後とも十分内容を精査しながら、計画を策定していきたいというふうに思っております。
質問 10番 坂本裕人
本当に今は大切な時期でございますので、この計画というのは本当に重大な位置づけされていると私は思っておりますので、しっかりとその点を精査しながら取り組んでいただきたいと思っております。それで、学校関係についてお伺いしたいと思いますが、学校も少子化ということで、大きな問題になっております。それで、いかに学校が子供たちの教育環境として、魅力ある学校教育機関としてなるように、それも少子化、もしくは人口減少についての取り組みとしても十分値があるかなと思っております。それで、学校のほうも、今ある現状が全て100%いいのかといったら、そうでもないと思いますので、悪いところもあると思います。そういう検証もしっかり捉えて、新たなそういう悪いところがもし見つかった場合には改善をし、よりよい環境づくりを目指すということが、これからの高度な教育機関としてなるためには必要かなと思っております。それで、地方でもいろいろな取り組みをやっておりまして、学校環境を変えることによって、そこに新たな子供たちが定住しながら、学校に通うということも行っている町も今出てきておりますので、そういう新たな考えも釧路町も取り入れていかなければならない時代だと私は思っております。学校環境の斬新な考え方も、これからは取り入れていかなければならないかなと思っておりますので、その点もきょうは提言だけということで、教育長に今後についてどういう考えを持っているかお聞きして、この問題を終わります。
答弁 教育長 伊藤利晴(教育長は2016年9月まで)
今、坂本議員のほうからいろいろお話がありましたけれども、釧路町にしかない、あるいは釧路町らしい特色のある学校教育であるとか、あるいは教育環境の整備などはいろいろあると思いますけれども、何が最も効果的な政策なのか、それについて今後しっかりと検討していかなければならないなというふうに思っておりますので、御理解願います。
質問 10番 坂本裕人
よろしくお願いいたします。