みんなの議会

釧路町議会 平成26年第3回定例会 2014年9月3日

ふるさと納税を活かしたまちづくりについて

2014年9月3日、釧路町議会の一般質問で、坂本裕人議員が「ふるさと納税を活かしたまちづくりについて」質問し、町長 佐藤広高、教育長 伊藤利晴、財政課長 似内隆幸が答弁しました。

質問者
坂本裕人 議員
答弁者
町長 佐藤広高、教育長 伊藤利晴、財政課長 似内隆幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 坂本裕人

10番坂本でございます。1件、通告どおり質問させていただきます。今、だんだんとふるさと納税という言葉が国民に浸透してきておりまして、税的控除が受けられるということで、各地方の市町村ではその取り組みについて大きく推進して頑張っていらっしゃっています。それで、当町もそうしたせっかく国の制度で行っておりますふるさと納税について、活発にこれから取り組んでいかなくてはならないていうことで、今回質問させていただきます。まずは、1番は、現状の取り組みと今後の推進策についてお伺いします。2番目は、教育、子育て支援等にふるさと納税による寄附金を生かす取り組みをどのように考えていくか、質問させていただきます。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

10番坂本議員のふるさと納税についてのお尋ねであります。まず、私と教育長についての御質問でありますので、私のほうから先に御答弁をさせていただきます。現状の取り組み、それから、今後の推進策につきましてのお尋ねでありますが、昨年度のふるさと納税、これは2名の方より総額で2万5,000円の寄附をいただいており、ふるさと納税として寄附をいただいた方々に対しまして、町長名をもって礼状を基本とし、20万円以上の寄附の場合には、感謝状を添えて行い、100万円以上の寄附の場合には、これらに加えて、釧路町証書審査会への諮問答申により釧路町善行賞の贈呈をさせていただいているところであります。今後の推進策についてでございますけれども、町のホームページ等を活用して、ふるさと納税制度の利活用について、なおPRに努めてまいりたいと考えてございます。次に、教育、子育て支援等にこのふるさと納税による寄附金を生かす取り組み、このことについてのお尋ねであります。ふるさと納税は、釧路町のまちづくりのために活用することとしておりますが、寄附納付の際には、その使途、活力とふれあいのあるまちづくり、保健福祉活動の推進、公共施設の整備資金の、この3つのテーマの中から指定が可能となっております。このことから、それぞれの目的に沿ったものの財源として活用を図っているところであります。したがいまして、今の御質問ございます教育や子育て支援等に寄附金を生かす取り組みにつきましては、現在のところ、その目的には特化して受け付けをしていないということを御理解お願い申し上げたいと存じます。以上です。

答弁 教育長 伊藤利晴(教育長は2016年9月まで)

10番坂本議員の御質問で、教育にふるさと納税による寄附金を生かす取り組みについてということでありますけれども、ただいま町長からも答弁ありましたとおり、使途、教育に特化しておりませんので、御理解をお願いします。

質問 10番 坂本裕人

それでは、釧路町のホームページ等で、今町長言われたとおり示されているものがあるのですが、基本的に、ふるさと納税という制度を町ではどのように捉えているかということで確認したいと思うのですが、制度の概要について、ちょっと確認のため説明お願いできますでしょうか。

答弁 財政課長 似内隆幸(財政課長は2015年3月まで)

ふるさと納税の制度の内容についてということですけれども、まず、ふるさとを応援したいということで、市町村などに寄附をすると、居住地の住民税と所得税が一部控除される制度であります。それと実質的には、納税者が税の一部の納付先を選べる形になっております。それと都市と地方の税収格差の税制の目的のために平成20年度に導入された制度となっております。それと、当初は、寄附金のうち5,000円を超える部分が控除されておりましたけれども、平成23年度からは2,000円を超える部分に変更され、実質的な負担は2,000円となっております。それと、住民税額は、おおむね1割が控除の上限となっております。これが主な内容となっております。

質問 10番 坂本裕人

今なぜ私が今回これを言い出したかと言いますと、各市町村でこのふるさと納税というものが、大変すばらしい制度ということで、いろんな方策をとって取り組んできております。それで、当町のほうのホームページを見ても、なかなか見てすぐわかるような説明等がちょっとされてないということですね。それも指摘させていただきたいと思いますが、まずは、この制度ができてからの釧路町における実績ですか。約もう8年、2008年ですから6年ですか、6年間たってると思うのですけれども、一応、5年間の実績を教えていただけますか。

答弁 財政課長 似内隆幸(財政課長は2015年3月まで)

ふるさと納税の実績としては、平成25年度に2件ほどありました2万5,000円、これが全てであります。

質問 10番 坂本裕人

それで、各いろんな町村で今いろんな本も出ておりまして、このふるさと納税によってのランキングというか、そういうことも全部今ネットで出ております。それで、いろんな特産のものなどPRされておりまして、その寄附をする方がどこの町に寄附をすることによって、自分たちが同じ税金を払うのであれば、自分の好きな町に寄附をして、それを生かしてもらう。そのかわり、いろんな制度を今各市町村で取り組んでおりまして、特典をつけて、その寄附をいただく人を何とか獲得しようという方法で今企画されております。それで、うちの今町長答弁いただいてびっくりしてるのですけれども、まだ、2件しかなくて、実績が全然あらわれてないと。やはりこれだけ今制度がしっかりしたネットラインができてる時代におきまして、やはり釧路町ももっとしっかり先を見据えて、こういう政策を特化しまして、強めていく必要が私はあると思います。それで、違う町の実績なのですが、北海道の愛別町なのですけれども、愛別、それで、20年度からもう始まっておりまして、大体の概要で金額言いますが、20年度では49万、21年度は54万、22年度は67万、23年度は76万、そして、24年度は160万、今現在で約54万円ですね。26年度はですね。もう入ってると。件数もかなりの件数が、寄附件数が入っているということで、それでは、なぜこれだけのものが皆さん寄附をされるかということでよく調べましたら、特典を出されて、いろんな地場産物のそういうものをお土産として寄附金に応じて、その限度額におきまして寄附する方が選んで、その町にふるさと納税という形で寄附金を納めることができるということで、すごい今取り組みされています。全国的に今すごい進んでおります。だから、余りにもうちの町村も釧路町もせっかく釧路町にすばらしい特産物がたくさんあるのですから、それをやはり活用して、そのものをつけることによって、寄附者がそういうものを選んで、釧路町に寄附すれば、かき1箱もらえるんだと。サケ1匹もらえる等、昆布がもらえる等、そういうことで、出すことによって寄附金の数がふえてくるということがはっきり言ってもう実証されてるのですよ、ほかの町では。だから、今はそういう時代になっておりますので、そういうことによって、少しでももしこの数がどんどんどんどん出るようになれば地元産物の消費も拡大していきますし、そして、町自体の寄附金の額が上向いてくるということであれは、まちづくりにも推奨されるということで、私はやはりこういうことをもっと推進していただきたいと思ってきょう提案しますけれども、これについてひとつ今後の考えについてお伺いします。

答弁 財政課長 似内隆幸(財政課長は2015年3月まで)

ふるさと納税でお金がどんどん入ってくるというのは、本当にいいことなのですけれども、ただ、町長のほうで以前にもふるさと納税に対する考え方ということで、本来この制度、ふるさと納税の制度である、ふるさとを応援したいというこういう純粋な気持ちでこの制度に沿って寄附をしていただく人に対して、こういうプレゼントというのですか、懸賞をつけてお金を集めるのはいかがなものかなというような答弁をしている部分もあります。それと、北海道でも現在、こういう懸賞をつけてるところは3分の1程度、残る3分の2は、やはり制度にそぐわないという意見を持って、今のままで寄附を受けている状況にあるのが現状でございます。

質問 10番 坂本裕人

それで、このふるさと納税というものがどういうものかということを町民にやはり周知しなくてはならないものがあると思うのですよ。それで、どういうことかと言いますと、ふるさと納税をすることによって、町に寄附をすることによって、その2,000円を引いた分の上限のお金は後で税控除の対象になるということで戻ってくるという格好で制度ができております。やっぱりその制度をやはりもっと生かして、多くの方、ほかの町村の人たちからでも釧路町にやはり寄附をいただくのであれば、やはり釧路町にPRをしないと、なかなか釧路町の名前っていうのが出てこないと私は思うのですよ。それで、今こういう格好で各市町村でやっぱり自分のとこの特産品をたくさん用意いたしまして、そして多くの寄附者を集める方法をしております。多いところでは何か68品ぐらい、そういう特産品を用意しまして、特典を用意して、そのカテゴリーから選んでいただいて寄附をしていただく。そして、そのかわり寄附をいただいた以上は、町としても特産品をお土産としてあげて、今後もよろしくお願いしますというような方法で寄附を集める。これが今本当に人気出てきております。こないだも、テレビ等でも取り上げて行っておりました。私は、やっぱりこういうものを、これから固いことを言って、その考え方もあると思いますよ。物をやることによってお金を集めるのは問題あるんではないかというのもあるのですけれども、やはり逆を言えば、寄附をする方が、やはりそこの町を選んでくれるようなことをやっぱりやらないとなかなか寄附も集まらないと。寄附を集めるためにやるわけではないのですけれども、でもやはり釧路町の未来のために、やはり多くの方から寄附金をいただくということは、これは本当に重要なことだと思います。財政がやっぱり健全化されてくるということで言えると思うのですよね。だから、こういう取り組みは、今後、私は多く取り上げていただいて、もっと検討事項に入れていただきまして、今後推進をしていただきたいという思いでおります。それと、釧路町の先ほど町長答弁いただきましたが、釧路町では、使い道に関しては、活力とふれあいのあるまちづくりと、保健福祉の活動の推進、公共施設の設備資金という、あとは自由に使ってもらいたいということで、テーマが3つあります。それで、今このふるさと納税で人気をありますカテゴリーていいますか、その選択する過程で、どのテーマで寄附者が選んで寄附をするかということで出ているのですけれども、ほとんど子供と子育てに関する分野で寄附をしてる方が1位を示しているというのが結果出ております。そして2番目には、災害支援、復興、そういう面のテーマにも出ております。地域産業は3番目になっております。そういう形で、あといろんなテーマがあるのですが、やはり数多くテーマをつくって上げて、それに目的に合った寄附者の思いがそこに充当できるように寄附したいという方がいたときに、そういうテーマをたくさんつくることによって、寄附者がもっと寄附しやすくなるんではないかと。使い道はこういう使い道でちゃんと子育て支援、教育関係、そういうものにもしっかりと釧路町は取り組んでまいりますよということをしっかり書くことによって、またまた多くの方が寄附しやすくなる環境ができるのではないかと私は思っておりますので、その点について、そのカテゴリーの考え方についてお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

今、具体な、それぞれの分野をもう少し詳細に具体な分野別にしてはどうかという一つの御提案かと思います。私は、そういう考え方もございましょうし、それ以上に、今当町のように、ばふらっとしたというか、例えば、子供の教育に使いたい等、子供の発達に使ってもらいたいというのであれば、活力とふれあいのあるまちづくりのとこに入れてもいいのではないかなと。そして、もっと小さい子にそのお金を使ってもらいたいというのなら、保健福祉の活動のほうに入れてもいいんではないかなと。ですから、なるべくその範囲を狭めることなく使ってもらえるのが、また、寄附者にとってもそういった大概何に使うと言っても、何に使わせていただけますかと。よろしいでしょうかと聞いても、例えば、今の当町で上げている3つぐらいが大概言うわけですよ。ですから、私は、これだあれだという限定というのですか、幅を狭めた寄附の範囲ではなく、今のようにある程度荒く使って、どっちにしてもこの金はその釧路町なら釧路町のために使ってくださいということでございますので、そういう趣旨を重んじて使わせていただきたいと思いますので、今、御提案でございますけれども、改めて細分化するという考えは持ち合わせてございませんので、御理解をお願い申し上げたいと存じます。

質問 10番 坂本裕人

町長、質問して同じ答えになるかもしれませんけれども、やはり時代の流れがあると思うのですよ、時代の流れ。それで、今、このふるさと納税に対する取り組みで、いろんな市町村では、まずはインターネットを使っての取り組み、そして、フェイスブックにもふるさと納税を出してPRしてやってることもあります。あとツイッター、そういう点で、自治体の皆さんがそういう取り組みして、ふるさと納税を我が町に、何とか皆さん、お金を寄附してくださいという呼びかけをやっております。そして、なぜふるさと納税がいいかということをちゃんとしっかりうたって、それでお互いに利点がありますよと。寄附した人は、そのお金はちゃんと次年度には控除になって戻ってきます。そのかわり寄附することによって一つの特典としては、その町の特産物がもらえますよと。そういう格好でふるさと納税の制度というのがつくられているのですよ。だから、何もやらないとこもあります、現に、先ほど言ったとおり。でも、今どんどんどんどんふえてきてるのですよ。なぜふえるかということ。やはりそこに入ってくる寄附金が大きいからふえてきてるのです。だから、それをやはり見ないで、ではもともとこういう考えですから、私はこれしかやれませんよというのではなくやっぱり時代の流れをしっかり見ていただいて、やっぱり検討事項として検討していただきたいと私は思っております。だから、先ほど言った使い道のテーマもいろんなテーマをつくって上げて、その寄附する方が、釧路町には、もっと子供のために使ってほしいから、子供の部分のテーマもつくってくれれば、ああしたら私は、100万円寄附しよう、10万円しようと、そういう心にもなると思うのですよ。その少ないほうがいい等、そういう問題ではなく、今はこうやってちゃんとデータがもう出てるのですよ、はっきり言いまして。何のテーマが一番いい、そこに人気があるかと。皆さん、どういう考えをしているかと。寄附する方の考え方はどういう考えをしているかというのが、ちゃんとわかるようになっているのですよ。それをやっぱり踏まえて考えていかないと、これからの時代の流れに乗っていけないのではないかと私は思いますよ、どうですか、その考えは。再度質問します。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

そういう考え方が時代の流れかどうかはわかりませんけれども、それは一つの手段であるというふうに私は捉えてございます。ただ、その寄附の、このふるさと納税の寄附の趣旨というのは、ものがもらえるから等、そういう形ではなく、それは二次的なものであって、それはその自治体の感謝の気持ちをそこであらわしたのかなと。ただ、それがものが感謝が大きくて、感謝状が、また礼状が感謝が少ないと、こういうふうには捉えていただきたくない。もしそれが当たり前だという風潮があるとすれば、私は行政自身がそういう風潮を呼び起こしてると、これは私は、お礼というか、その人に対する気持ちを損なうものであるというふうに思います。決してそれぞれの自治体がそういう思いを持ってやってるとは思いません。本当に、心からありがとうございますという形でうちの特産物を送らせていただいてるところがたくさんあると思います。ほとんどがみんなそうだと思いますけれども、私はまた、その町村、自治体の考え方があるかと思いますので、当町はこういう形でいましばらく続けさせていただきたいというふうに思いますので、御理解をお願い申し上げます。

質問 10番 坂本裕人

大体町長の考えがもう見えてきましたのですけれども、やはり何回もしつこく言いますけれども、今後は、こういう取り組みというのは皆さんしっかり捉えていただいて、地元の産業の発展にもつながるということをやはり趣旨に入れていただいて、取り組んでいただきたいと。やはりこういうことをやっていかないと。これから残って人口も減ってる、少子化にもなってる中で、やはりこの釧路町のよいところ、すばらしいところをしっかりPRして、そして、応援していただくということも考えていただいて、そのためにできてるふるさと納税という制度です、国が定めた制度ですから、これをしっかり生かしていただいて、よりよい釧路町の発展になるようにしっかり頑張っていただきたいと私は思っておりますので、最後になりますけれども、教育部門にもしっかりこういう制度を生かしていただく方策もとっていただきたいということをきょう言いたかったのです。それで、今後、産業の発展にも釧路町の発展にも必要なことですから、ぜひとも検討していただければ幸いと思いますので、それを最後にして答弁をお願いして終わります。

質問 10番 坂本裕人

両方でお願いします。

質問 10番 坂本裕人

両方。

質問 10番 坂本裕人

いいです、いいです。考え方は違うかもしれないし。

質問 10番 坂本裕人

まずまず言ってください。

答弁 教育長 伊藤利晴(教育長は2016年9月まで)

ふるさと納税の考え方については、町長が申し上げてるとおりであります。そして、このふるさと納税を教育に充当するかどうかは私に権限ございませんので、御理解をいただきたいというふうに思います。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

私としては、こういったふるさとという形の応援をしてくれてる人の心、その思いを重く捉えてこの寄附金に使わせていただくと。これは釧路町のまちづくりのために使わせていただくと、こういう気持ちでございます。以上です。

出典:釧路町議会 平成26年第3回定例会 2014年9月3日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる