みんなの議会

釧路町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月18日

子育て支援と人口減少対策の取組について

2014年6月18日、釧路町議会の一般質問で、坂本裕人議員が「子育て支援と人口減少対策の取組について」質問し、町長 佐藤広高、教育長 伊藤利晴、こども健康課長 石川牧子が答弁しました。

質問者
坂本裕人 議員
答弁者
町長 佐藤広高、教育長 伊藤利晴、こども健康課長 石川牧子

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 坂本裕人

10番坂本でございます。私は、通告どおり、1件、質問させていただきます。まず、釧路町の人口は、平成13年2万2,691人をピークに減少し続け、25年度は、2万341人まで減少してきました。日本創成会議・人口問題検討分科会では、2040年に多くの市町村が消滅すると予想される──消滅というか、削減されるというのか。何というか。(発言する声あり)消滅すると予測され、それに当町も該当しているということで報道されました。このような人口減少が考えられる中、釧路町としても早期に対応した政策を展開する必要があると思います。このことから、釧路町の活性化には、産業の振興と人口の増加が一番大切であり、将来の人口増加の鍵を握るのは、若者の定住が一番大切であり、大きな影響を与えると言えます。若者が住みたい魅力あるまちづくりを築くことが、今後の課題であり、釧路町の将来を左右すると言えると思います。問題を解決するためにも、早期に、多岐にわたり、人口増政策を施し、すぐれた子育て支援の取り組み、環境施設整備の充実を図ることが、最も重要であると思います。近年は、人口減少、高齢化、活性化を改善するため、各地にていろいろな政策・施策を実施して、問題解決に取り組んできています。先日、産業文教常任委員会で視察調査いたしました長野県下條村は、まさに手本になるものと思いました。平成2年より人口増対策と若者定住促進に取り組み、当時3,900人から、現在では4,200人にふえ、過密に至っております。問題解決には、多くの知恵を出し合い取り組むことで、危機を打開できることが実証されております。人口増事業を実現することで、実際に人口増につながり成果が上がり改善されることから、手を加えず待っていても、何も進まず、あげくには人口減少に拍車をかかり、町運営に支障を来し後退し、最後は町が消滅してしまう危機があると思うため、このことを踏まえ、人口増実現に向け次のことを質問させていただきます。若い世代の子育て支援が各地で多様に企画がなされ、実施され成果を出し、町の活性化と人口増加につながっていることから、我が町も、早い対策を打ち出し、抜本的な施策・展開をし、子育てと人口増加に配慮した支援施策を構築すべきと考えることから、次のことを質問させていただきます。1、町で行っている子育て支援策は、どのように計画され推進されているのか。2、人口減少の歯どめと増進の対策について、現状の取り組みはどのようになっているか。3、子育て支援と人口減少対策で、他の市町村に多岐にわたり、次のことが実施され成果を出している。このことを踏まえ、町の捉えと今後の取り組み対策について伺います。ア、医療費の無料化の実施。イ、保育料の引き下げ。ウ、出産祝い金制度の取り組み。エ、義務教育給食費の助成。オ、町内施設利用料の無料化。カ、若者、子育て世代の定着を図る集合住宅の取り組み。キ、雇用促進の取り組み等。ク、図書館の開設について、お伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

10番坂本議員の御質問で、まず子育て支援と人口減少対策の取り組みについてのお尋ねでございます。この質問は、教育部局と私の方とで分かれてございまして、先に私の方から御答弁をさせていただきます。まず、町で行っている子育て支援策は、どのように計画をされ推進をいたしているのかという御質問でございます。現在の支援策につきましては、さきに議会へ配付をいたしております釧路町次世代育成支援行動計画の後期計画に基づいて行ってございます。なお、今後の子育て支援施策につきましては、国の子ども・子育て支援法及び第5次釧路町総合計画などの関連計画との整合性を図りながら、釧路町子ども・子育て審議会におきまして、子育て支援事業計画を今年度策定に向け、取り組みを進めてございます。次に、人口減少の歯どめと増進の対策につきまして、現状の取り組みについてのお尋ねでございますが、この件につきましては、9番議員にお答えしたとおりでございます。改めて重複とはなると思いますけれども、答弁をさせていただきます。防災・減災対策の推進による安全・安心の地域づくりや定住促進につながる子育て環境の整備、産業振興の施策など、展開をいたしているところでございます。これらの取り組みを含め、総合計画にある施策を一体的に進め、今、町に住んでいる方々に、住んでよかったと、ずっともっと住み続けていきたいとこう思っていただけるよう、人口減少スピードを緩めるための施策の展開、これを図ってまいりたいと考えているところであります。次に、3番目のアでございます。医療費の無料化の実施についてお尋ねでございますが、現在、町が重点的に推進している子育て支援策は、保育所及び子育て支援拠点施設や発達支援センターの環境整備により、出生から学童までの切れ目ない支援に着手しておりますことから、現状といたしましては、乳幼児医療費の助成を継続し、無料化をする考え、このことについてはございませんので、御理解をお願い申し上げます。次に、保育料の引き下げでございます。保育料につきましては、子ども・子育て支援法の施行により、新たな保育料が国から示されますことから、その内容を踏まえて設定していくことになりますので、御理解をお願い申し上げます。次に、出産祝い金制度の取り組みについてでありますが、新たな命の誕生は、町といたしましては大変大きな喜びでもございます。当町といたしましては、出生から学童保育までのさまざまな子育てサービス、これを切れ目なく提供する施策を推進しておりますことから、新たな祝い金制度、この考えはございません。次に、飛びましてカでございますけれども、若者、子育て世代の定着を図る集合住宅の取り組みについてのお尋ねであります。公営住宅の建設につきましては、現在、町では、建設から20年以上経過した新双河辺団地、睦団地、清水沢団地の断熱屋上防水、浴室、給配水管、ポンプ設備の改修や更新など、公営住宅の長寿命化を図るべく、老朽化した施設の整備、これを優先して行う考えでございます。つきましては、新たな公営住宅の建設につきましては、公営住宅長寿命化計画の進捗状況により検討をさせていただきたいと考えてございます。次に、雇用促進の取り組みについてであります。御質問の件につきましては、国の雇用制度の活用や北海道釧路公共職業安定所、各市町村、各商工会等で組織されてございます釧路公共職業安定所雇用対策推進協議会などとも連携をとりながら、雇用拡大に取り組んでまいりたいと思います。以上であります。

答弁 教育長 伊藤利晴(教育長は2016年9月まで)

子育て支援と人口減少対策の取り組みについての3問目のエで、義務教育給食費の助成ということでありますが、少子化・過疎化対策として、給食費の助成を行っているという自治体があることは存じておりますけれども、当町では、全ての児童生徒に助成をすることは考えていないところであります。なお、経済的な支援が必要な世帯に対しては、就学援助の制度により、給食費の助成を行っているところでありますので、御理解をお願いいたします。次に、オの町内施設利用料の無料化の御質問についてでありますが、スポーツ施設に限って御答弁を申し上げますと、町内のスポーツ施設は、指定管理者による管理を実施しており、無料化とした場合、その相当額を町が負担することになり、その負担も大きいことから、無料化の考えは持ち合わせておりませんので、御理解をお願いいたします。次に、クの図書館の開設についてでありますが、昨年6月定例会の一般質問で、文化施設の整備にかかわってお答えをしておりますけれども、図書館の開設につきましても、同じ答弁になりますけれども、町の山積する課題を解決し、財政状況が許されるまでの間は、既存施設を有効に活用してまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。以上です。

質問 10番 坂本裕人

まず、子育て支援策ということで、次世代後期計画においてもうたって、国の子育て支援法によって執り行っていくという答弁をいただきましたが、この状態でいって、今まで第4次計画、第5次計画ということで進捗しながら、いろんな計画を持って釧路町がその時代にあわせて進んできたのですが、この13年から今に至る25年度までに人口がこれだけ減ってきたというのが、きのう倉井議員のほうからも質問されて、その要因的なものは一体何かという話もしていたのですが、やはりこのままいくと、これは、全国的に各自治体で人口が減っているということが大きな問題になっております。それで、人口が減るということは、そこの町に定着できない理由がある。それと、またそこにいなくても、違う町の方が魅力があって、そっちに行きたくなっていくということで減るときの自然減少ということも考えられることで話はしていたのですが、やはりそういうことの問題点をしっかり捉えて、釧路町としてもこの5次計画でもうたっているのですけれども、なかなかそのうたっていることが目に見えない。そして支援策もただあるのですけれども、それが本当に釧路町のこの子育てによる若い世代を、ここに定着できるような策がちゃんととれているのかということを再確認したいと私は思っております。町長が、先ほど言われた計画では、こういうふうにうたっているので、これを踏まえて行うことによって、こういうふうに成果が出てくるのではないかという答弁をされておりますけれども、果たしてそれが、今まで行ってきた中で、どのように成果があらわれてきたかということを検証したいと思うのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 こども健康課長 石川牧子(こども健康課長は2016年3月まで)

今、計画に基づいてどのように成果があらわれてきたのかという御質問と、それから進捗状況がどうだったのかという御質問をいただいておりますが、人口──出生数が減っているという状況が昨年はありました。その前は、過去3年間なのですけれども、議員が見られていらっしゃるように、出生数が若干ですが、ふえて、また減ったという状況では、これはふえていく要因が果たしてあったのか、なかったかのかということを客観的に見たときに、これですということは言い切れないものがあるかとは思っております。計画に基づいて実証してきた中で、この次世代育成行動計画の後期計画におきましては、保育所の整備ですなど、延長保育、それから一時保育、それから休日保育等のこの保育の部分につきまして目標数値を設けておりました。この中で、達成ができなかったというものが、休日保育と一時保育ですが、議員皆様も御存じのとおり、今年度の秋からは、ぜひとも一時保育も実施したいと。延長保育のほうについてもしたいと。それから月齢を下げて、就労する親御さんを支援したいということで、こちらのほうの計画を推進をしている途中だということですので、この効果が今後どれぐらいあらわれてくるのかというふうには思いますが、後期の中では、着手をしてくる計画について設定をしていたものに目指す状況でやってきたという、そのような状況でございます。

質問 10番 坂本裕人

今、課長の方からいろいろと答弁をしていただきまして、一生懸命やっていることがわかってくるのですけれども、その中でも、やはりほかの町ではこういうことをやって、こういう成果があらわれて、子育て支援にすごく影響が出て子供を産む人がふえたとか、もしくは若いお母さんたちが釧路町に住みついて人口がふえたとか、いろんな面が考えられると思うのですけれども、そういう面で、果たして本当に、今までこの釧路町で実現してきた計画を実施して、その成果というのが顕著にあらわれてきているのかというのは、なかなかきのうの倉井議員の資料を見ても微力ながら、さっき言われたとおり出生率が何%か少し伸びたというのが、今課長が言われたとおりなのですけど、やはり若いお母さんたちが、安心して子供を産み育て、そして釧路町で育成していただいて、社会に貢献していただく大人になっていくように育てていただくためには、やはり町全体で子供たちに大きな支援策をとっていかないと、なかなかそれが実現できなくなってきている世の中になってきているのかなと私は思っております。それで、3番目のほうには、いろいろ具体例を書いて質問をしておりますので、最初、1問目では、ある程度の点でとめたいと思いますけれども、それでこの支援策等のいろんな取り組みで、町民に周知するものなどたくさんあると思うのですけれども、今、2つの保育所と、先ほど町長が言われました次世代の後期計画と国のいわゆる子育て支援法、それと今、保育問題の件などが出てきたのですけれども、もうあと何か、釧路町で行っている子育て支援で出されるようなものというのは、考えられているものはないのか、それをお聞きしたいと思います。

答弁 こども健康課長 石川牧子(こども健康課長は2016年3月まで)

子供の保育等は、非常に重要な部分だと思っておりますが、子供と、それからそれを育てる親の健康というのは、非常に重要な部分だと思っております。昨年度、釧路町の健康づくり計画というのを作成しておりますので、この中で子供が元気に成長していく、そして親が子供を育てるところでは、支援ができるということでの計画も策定しております。

質問 10番 坂本裕人

それと、国で地域子育て支援の拠点事業ということで展開されてきていくと思うのです。先ほどの国の子育て支援法についての行いでやっているのですけれども、先ほど今、言われたとおり、交流の場の提供、交流の促進、子育てに関する相談・援助、地域の子育て関連情報の提供、子育て支援に関する講習等、機能の強化を図るために、子育て関連事業の利用に当たっての支援の取り組み、地域における親、子供の子育て支援の取り組みということで、国でも支援協定を設けて、その政策を皆さんの方、各町村におろしながら支援をしていくということでやっております。それで、これからは、やはりそういう視点にも、いろいろと多岐にわたって、国でやっていることと自分の町でできること、そういう点もある程度考えていかないと、これだけやればいいから、これをやっているからやっていますというような考えではなく、また新たな釧路町独自の魅力あるまちづくり、町長が言われるとおり、住んでよかった町になるように、やはりそういう点も皆さんの新しい発想をもって、町長の施策も入れていただきまして、新たなそういう子育てを充実させる考えを私は持つべきと思っております。それで、ここの1番の回答では、今言われたことだけが一応答弁として受けておりますけれども、後は、これ以上もう出てこないかなと思いますけど、それで、とりあえずは、これも子育てをすることを充実させることによって、釧路町が本当に住んでよかった、ここは本当に温かい町だなということで、若いお母さんたちがどんどんふえることによって、また釧路町が活性化を生んで、またそれに魅力的なものが生まれて、大きなコミュニティーのようなものも発達しまして、釧路町が栄えてくるということを認識していただければありがたいと思うのですが。それで、2番目に移りますけれども、人口減少の歯どめということの考え方として、先ほど町長に答えていただきましたが、防災・減災の対策、子供の環境の取り組みなど、子育ての環境の取り組み、こういうのがるるうたっております。5次計画にも、たくさんメニューとしては載っております。ただ、やはり将来をしっかり考えていくに当たって、今これだけ2,000人に近い人が減少になってきた現実を見て、ここで早目の、早いうちにやっぱり手を打っていかなくてはだめだということで、きのう倉井議員のほうからもるる質問をされておりましたけれども、私もやはりそういう点は、しっかりと見据えて、今できることは何があるのかと。それで釧路町に対して人口を何とか今のうちに食いとめて、そして新しい人が入ってくるような様相をつくるような考えをしっかり持っていただきたいと思うのですけれども、町長のほうの考えとしては、あと何か考えていることがあれば、教えていただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

私は、今やっていることが、将来の釧路町の人口維持、あるいは増加につながるという思いで施策を展開しているわけでございます。議員が言われるように、即効性のある劇薬的な施策を持ってやってはどうかという極端なお話でございますけれども、こういったことをするよりも、今は、まずもって、子育てという部分で安心してここで育てることができるというこういった形での対応、私は、ぜひ今時点では必要だと。事実、私が聞いた範囲ではございますけれども、若いお母さんから、こういった保育環境がこれから整備されるということをもっと早く言っていただければ、私はこの町を出なかったと、こういうお話も聞かされてございます。まさしく痛恨のきわみであるという思いを持って、今事業を進めているところでございますので、御理解をお願い申し上げます。

質問 10番 坂本裕人

まさしく町長が言われたとおり、今、子育て、保育所の関係の問題等を提言しましたら、出ていってしまった後に、そういう話を聞いたら遅かったという話で、残念だということを今言われたのですけれども、まさにそのとおりだと思います。釧路町に住んでて、何が一番大切なのかと。やはり皆さんが安心して住みやすい町になるということが第一の条件だと私は思います。釧路町に住んでて、ほかの町と変わらないと、ただ同じような環境であって、施設もほかの町に比べても施設もないというのであれば、マイナス点が多いのであれば、ほかの町に移ってしまう。雇用の就労する場所も少ない。学校関係においてもいろんな問題がある中で、やはり飛び抜けて、この町は、ほかの町よりすばらしいものがあるから、ああ、ここにいて本当によかったと、環境もいいと、そういう面でやはりそういう環境づくりなど、いろんな問題をしっかり踏まえていただいて行っていただくということが、私は大切だと思っております。今、この人口減少というのは、日本中で各都道府県、市町村でもいろんな取り組みをしております。それの中で、自分たちの町に合ったことが、どれだけのことをやることによって、その成果がはっきりあらわれてくるかということを認識していただいて、やはり町民の皆さんとともに、役場の皆さんと知恵を絞っていただき、そして新たな施策を転じていただくということが、一番大切だと私は思っております。先ほど、町長に聞いても、新たな考えが何か余り出てこないということで言われておりますけれども、やはりそこで今の計画をやることが一番いいという町長の答弁だったのですけど、私は、これが一番悪いとは絶対言わないです。一番いいかもしれないですけれども、まだこれよりもっともう少しやることによって変えることもできるのではないかと。それが日本でいろんなところで今展開されているまちづくりにおいて、それが功を奏して本当に人口がふえて、今までおばあちゃんおじいちゃんしか余りいなかった町にも、若い人が入ってきて一緒に暮らすという農村地帯もふえてきてあります。実際にあるのです。ただ、そういうまちづくりを釧路町も早く目指していただいて、やはり釧路町の将来のため、将来の子供のためにも、町長みずからそういう施策を転じていただいて、よりよいまちづくりを推進していただきたいということで、人口減少の歯どめに対してのしっかりとした考え方を持っていただき、向かって歩んでいただきたいと私は思います。2問目は、それについて答弁をお願いしまして、終わります。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

1問目の答弁の中で、私、答弁漏れがございました。それを先ほどの答弁のほかに、町がこういう保育環境を整備するという構想が出されたと。だから私も出ようと思ったけれども、私はとどまったと。これは、町の人口の維持につながっていると。ですから、今、何が急がれているのかと。それぞれの自治体においていろんな事情があって、いろんな施策をとっていると思います。私は、当町にとって何が急がれるのか。私は、今言う、そういった出生から学童期までの切れ目ない支援、そしてそれを具体的に安心して産み育てることができる。こういった施策が私は必要であろうと。その形として、保育所なり学童保育なり、そういう形での対応を私はこの町としては必要であると。ですから、ほかの町村がやっているから、ほかの自治体がやっているから、当町にもそれは当てはめることができるのかもしれませんけれども、そうではなくて、私自身としては、一番急がれることは環境整備だというふうに思ってございますので、こういった施策の展開をまず進めていきたいとこのように思ってございますので、御理解をお願い申し上げます。

質問 10番 坂本裕人

今、町長が言われたとおり、最も今町長が言われたことは、そのとおり理にかなったことを言われております。それで、3問目のほうに移りますが、各自治体でいろんな取り組みをしております。それで、今、何点か挙げさせていただいて、やはりそこの町に住むことによって、こういう優遇対策が受けられるということによって、自分たちの生活負担が軽減されて、特に若い世帯の方たちが住みやすい町になるように施策を展開してやってきている町がたくさんあります。それで、この間ちょっと、長野県の下條村のことになりますが、まず徹底したその財源を、こういう施策に使うためには、やはりお金がなかったらできないのだと。そのとおりだと思います。だからどうしたらそのお金を算出できるかということで、その下條村の伊藤村長は、やはり徹底した無駄を排除した行財政改革を行って、中身を話すと長くなりますけれども、それによって財源確保を可能にしまして、そして後は職員の皆さん、役場の職員の意識改革、これをまず取り組んだということなのです。今までの流れできた考え方とこれからの時代は、やはり変わってくるということを認識するために、町内業者に1週間、職員を派遣しまして、民間経営の厳しさを学んでいただき、職員が意識改革をするということをやって、うちは聞きまして、ああ、すばらしいことをやっていたのだなということで、それによって職員の今までの意識が変わりまして、やはりこういう現実の外の社会というのは厳しいということを認識していただき、自分たちも率先して釧路町のために頑張ろうという意識を持っていただき、町民の皆様をお客様という感覚で大切に扱って、そして行政をやってつかさどっていただくということで頑張って、それからいろんな取り組みをするようになりました。それで、医療費無料化の実施というのは、なかなかこれは財源がなかったらできないと。だけども、一部の軽減措置などそういうこともできるわけですよ。それによって、やはり小さなお子さん、それと小学生、中学生、高校生というまでのお子さんを持った方というのを生活環境も軽減できるということで、それが全額やれとか、一部負担するとか、それはそこの町の財源もあるので、なかなかそれをやりなさいというても難しいと思うのですけれども、でも、こういう方法があるということをやはり考えていただいて、それによって、町民の皆さんが喜んでいただいて、安心して暮らせる町になるということを前提としていただいて捉えていただき、何とかこの医療費の無料化、もしくは一部負担の実施へ向けての、今すぐとは言いませんけれども、今後の将来を見据えた中でも、こういう施策を転換すべきではないかと私は思います。そういう点は、町長、もう一度答弁をお願いします。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

今すぐということで私はお答えしたわけでございます。今、議員の質問を聞きまして、今すぐではないと。将来にわたっての考え方。当然私もそういった財政状況になったとき、一番先に考えるのはこういった、今議員がそれぞれ示されたそれぞれの事業でございますので、御理解をお願い申し上げます。

質問 10番 坂本裕人

それで、将来といっても、なかなか10年先、50年先というスパンもありますけれども、私としては、ここ数年間の間にそういう施策を皆さんと講じていただきたいということで思っております。それで、医療費の無料化によるまちづくりの推進の仕方という方法もありますので、これは、いろいろなところでやっております。もう結構な市町村が取りかかっておりまして、幼児から小学生、幼児から中学校、そして今回下條村では、今度高校生まで医療費を無料化するということで取り組んで、すごい考え方を持ってやっているということのように思います。だから、こういう町もあるということを認識していただいて、釧路町もできないのではなく、やろうとする思いを持ってやはり考えて、将来を見据えて、先ほど町長が言ったとおり今すぐとは言いませんけど、そういう考えによって釧路町が、隣接する町は釧路市があります。逆に釧路市が、今うちの町よりその施策がもっと違う方向でいいほうに進んだ場合、釧路町にいるより釧路市に行ったほうが、医療費ももう安くなって生活しやすいなといったときに、また釧路町から市のほうに流出してしまう要素もあると思うのですよね。だから、そういう点は、早いうちに逆の考え方で、やはり釧路町が先に先手を打ってやることによって、逆を言えば釧路市からこっちに移すというわけではないのですけれども、よりよい魅力ある町になっていただいて、そういう施策を早く講じていただけば、人口増加につながるのではないかということで、今回提言させていただいておりますので、先ほどの答弁をいただいていますけれども、それ以上のことは考えられないのか、もう一度聞きます。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

議員の御質問の趣旨は、十分理解させていただきました。

質問 10番 坂本裕人

わかりました。それで、続いて保育料の引き下げの関係なのですけれども、今、現在の若いお母さんたちが、第1子、第2子、第3子という子供をたくさん産むことによって、今度は、保育に預けて仕事、就労しなくてはならないというお母さんたちがふえてきます。そういうお母さんたちを救助するためには、救助というか支援をするために、やはり保育料の料金の見直し、もしくは助成、そういう点もこの人口減少に歯どめをかけるため、子育て支援の充実を図るために、これも各地域で行っております。やはりこういう取り組みを、これは私はぜひ早いうちに、今、何人いるのかな。町内で保育を受けているお子さんですね。その数でいって、たとえ1割、2割の保育料を下げたことによって、町の負担がどれだけふえるかちょっとわかりませんけれども、その負担を解消する方策をとって、下げることによって、今負担をしているお母さんたちが、少し保育料が安くなってありがたいというそういうふうな思いもなると思うのですよね。だから、そういう点も考慮していただきたいと思うのですが、その点はいかがでしょうか。

答弁 こども健康課長 石川牧子(こども健康課長は2016年3月まで)

今、保育料の御質問でございますが、国で保育料につきましては、8階層で設定しておりますが、釧路町につきましては、保育料の負担軽減をするということで、18階層を設けております。この18階層の中でも、国の保育料の徴収基準よりも、所得の低い方については、特に徴収基準額を低く抑える、国の約3割から4割程度の徴収額にさせていただいております。それ以降の徴収額につきましても、7割から8割程度ということで、全体としては、保育料の基準は引き下げて徴収をしているという状況になっております。

質問 10番 坂本裕人

それで、保育料を今課長に答弁をいただきまして、国の基準よりもある程度低い段階で設定して、釧路町は行っているということで、隣接する釧路市の保育料と比べまして、実際のところどうなのでしょうか。釧路町というのは、同じ保育内容でいきますと、保育料の格差というのはあるのか、ないのか、そういう点を聞かせてください。

答弁 こども健康課長 石川牧子(こども健康課長は2016年3月まで)

それぞれの行政機関で保育料の設定には、差があるというふうに掌握しております。現在、釧路市が幾らの設定をしているかという情報は、大変申しわけございません。手持ちにないものですから、そこの部分については、ちょっとお答えを今することができないという状況です。

質問 10番 坂本裕人

資料がなければ、ちょっと難しいですね。今度、1回、調べていただいて、ほかの町を比較するのはおかしいのですけれども、ただやはりその料金格差というのがあるのか、ないのかを把握するのも必要かなということで思いますので、一応把握していただきたいと思います。それで、あと出産祝い金制度の取り組みということで、今回、標津町でこの間、新聞に出ました。人口をふやす目的、要するに人口減少の歯どめをかけるために大きな展開をして出ております。ことしから産まれた子供、第1子には5万円、第2子には10万、第3子には50万という祝い金を供出して出すということで、それと半分は商品券ということでは、10万円以上は商品券ということで、地域振興も兼ねて、祝い金制度というものを供出させて成功しております。そして、よその町は、よその町なのですけれども、やはりそういうことを行うことによって、釧路町の人口減少に歯どめをかけるという対策は、私は立派なことかなと思うのですよね。やはり自分の町でやっていないことをほかの町がやったということは、それは評価すべきだと思うし、やはりそういうことを自分の町でもできるようなぐらいの財政確保を、健全化を進めて行うことも、これから釧路町の人口流出に歯どめをかける、もしくは出生率を高めるためにも、こういうことによって、釧路町で第3子を産んだら50万をくれると、もしくは100万もくれるなどなった場合、皆さんは喜んで、そしたら3人目をつくろうかという気にもなる。これは、極端な話ですけれども、そういうふうな考え方で、やはりこういう祝い金制度というのも考えるべきと私は思います。高齢の長寿祝い金などもありますけれども、若いお母さんたちにも、こういう支援策を考えて子育て支援を充実させるべきと思いますが、これについて、もう一度、答弁をお願いいたします。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

私は、先ほども答弁で、当町に一番先に子育て分野において、何が一番求められているのかということでお答えを申したつもりでございます。確かにいろんなその自治体によっては、やり方があるということは十分承知してございます。今、釧路町で私が思うのは、やはりそういった子育て環境、これはお金ではなくて、そういった安心して預けることができる、そしてお母さんみずからが、働く意欲のある方は働けると。また仕事を探している方は、仕事を探せるだけの時間が取れると。こういった環境を今、当町では求められているのではないかなと、私はそう思ってございます。これなくして子供たちをつくれということは無責任だと、私は思います。今の釧路町の状況を考えると。ですから、そういった、決してほかの町村の批判をするわけではございませんけれども、当町が一番何を優先すべきなのかということを私は考えた結果、今の施策を進めているところでございますので、御理解をお願い申し上げます。

質問 10番 坂本裕人

それで、町長が今言われて答弁をいただきましたけれども、各市町村も、町長が言われたとおり、保育所の施設の充実、それはもう一生懸命図ってきて、住みやすい預けやすい環境づくりも行っております。その中でも、やはりそれだけではなかなかうまくいかないということで、こういう苦肉の策と言ったら悪いのですけれども、お祝い金を出すことによって、魅力を高めようということで取り組んできているのですよ。その点をはっきり比較したら、いい悪いではないのですけれども、こういうことを行って、実際にやはり子供がふえてきているというのも現実なのです。はっきり言いまして。だから、そういう点は、やはり町長の考えですから、私はそういう考えを持っていないと言えば、それで終わってしまうのですけれども、町の将来のために、そういう点もしっかり今後考えていただき、さっきから言いますけれども、今すぐと言っておりません。将来にわたっても、そういう考えを少しでも、金額はまだ小さくてもいいと思うのですよ。こういうことが、既成事実が、町でもやって取り組んでいますよということで見せることによって、ああ、釧路町は、子育て支援に力を入れているんだなということも見えてくると思うのですよね。で、よりよい、ああここは本当に住民のことをみんなが考えてくれて、子供のことを考えてくれている町だなということも見えてくるのではないかなと私は思うのですよね。だから、この金額の大きい小さいより、大きければ大きい方がもらう方はありがたいと思うのですけれども、やはりそういう姿勢がちゃんと見えるようにやっていただきたいと思うのですけれども、それについて、この出産祝いについては最後にします。

質問 10番 坂本裕人

なかったら、ないでいいです。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

ないわけではございません。今、先ほど、さきの答弁で、アからウまでについては、将来という部分で考えられないかというお話でございましたので、私は、その将来に向けて財政事情が許すのであれば、そういうこともぜひ必要だという答弁をさせていただいたわけでございますので、まずその辺をしっかり捉えていただきたいと思います。次に、今、この祝い金についてのお話でございますけれども、祝い金について、こういったことを示すことによって、釧路町の姿勢、子供環境の姿勢というものを住民の方に示すことができ、安心して産めることができるのではないかという、そういうことが私も理解はできます。ですけれども、私は、それ以上に先にやることがあるのではないでしょうかと、私はそう思っているわけです。そして、形にあらわれていないという言い方をされていましたが、保育所をつくることが形にあらわれていない、そして子育て支援をつくることが形にあらわれていないと、こういう捉え方はしていただきたくないなと。ぜひ御理解をお願い申し上げます。

質問 10番 坂本裕人

町長、ちょっと勘違いしていると思います。私はそんなことを言ったわけではない。それはつくることは、すばらしい。いいことだと。やることはいいことだと。誰も私、それは評価していないなどは言っていませんよ。ただ、それ以上のことをまたやることによって、評価されるのですよということを言ったまでのことであって、誰も町長、保育所をつくったらだめだとか、どうだとか、一言も言っていません。ただ、勘違いしないでください。よりよい環境施設をつくることによって、まだまだ今ある、町長がよく言われる1を投じたら10になる、100人、100倍の効果がなかったらだめだと前に言ったことがあるのですけれども、やはりそういう考え方で、一つの種をまいたことによって100の花が咲くようなそういう施策があるわけですよ。そういうことを考えて、釧路町の将来の発展のため、ちゃんとしっかり見据えて考えてくださいと私は提言しているのですよ。そういうことで、今、町長が答弁いただきましたので、勘違いをしているということを指摘させていただきます。それでは続いていきます。義務教育給食費の助成についてなのですが、これも釧路町の教育の問題で、やはり給食費の助成をしている市町村が各多岐にわたって多くあります。それによって父兄の方が軽減できるということで、ありがたく学業に就学できるように、子供を育てて学校に送っているということがありますので、大体同じような質問になりますけれども、やはりそういう点も、今後、釧路町の教育というのは、こういう点でいろんなものを取り入れて新たな教育現場ということでやって、皆さんに軽減を図れるように、皆さんのお子さんが安心して就学できるような場所を環境をつくるように、ちゃんとつくっているということのために、この一つの方法として給食費の助成ということが言われておりますが、その関係について、これで今までいいのか、それとも今後こういうことを取り入れることの様相を考えて行っていくことによって、釧路町はこれだけ変わっていくのかなということを私は予測はできるのですが、そういう点、教育長に答弁をお願いします。

答弁 教育長 伊藤利晴(教育長は2016年9月まで)

坂本議員のおっしゃりたいことは、よくわかりますし、教育環境の整備についても、これらも含めて考えているところであります。今、お話のありましたアからクまで、これらの施策が展開されれば、本当にすばらしいことだと思いますけれども、先ほど町長からお話がありましたとおり、財政状況が許されるまでは難しいのだろうなと思いますので、御理解をいただきたいなと思います。

質問 10番 坂本裕人

それで、先ほど言われた図書館の件なのですけれども、あと、ある調査で「住みたい町、住みたくない町」ということでの調査をしたら、やはり図書館がない町には住みたくないというそういう実例がありまして、そういうアンケート調査をした結果が出たものが前に見たことがあるのですけれども、やはり今、先ほど網田議員のほうからも質問されていたのですけれども、ブックシェアリングの関係の話だったのですけど、本がたくさん集まってきて、それをおさめるところがないという現状が今なってきているのではないかと私は思うので、それと、やはり釧路町も一国一城の町ですから、大切なものは、町民の教育環境、文化のあれを常道させるためには、やはりこの図書館というのはなくてはならないと。これは、何年前から私は言っているのですけど、財源的な問題があるからなかなかできないということを言われているのですけれども、でも、もう町制35年を過ぎていますので、それでこのような感じの今の状態で釧路町は本当にいいのかということを考えれば、やはりそういう点もしっかり考えていただいて、魅力ある町にしなくてはならないということを踏まえていただいて、そこに人が、きれいな町で魅力がある施設があって、ほかの町によりすぐれているということがあれば、必ず人が集まってくるのですよ。そういうまちづくりをしなくてはもうならない時代になってきているのですよ。そうではないと、ほかと同じことをやってていいんだよと言ったら、だんだんもう人が減っていくということで。それで最後にいたしますが、るるいろいろと質問をさせていただいた中で、今後、こういうことを踏まえて、新たな釧路町の建設に向けて築いていただくために、皆さん、しっかりと捉えていただきたいということで、この質問をさせて終わりますが、最後にこの質問に対して答弁をしていただいて終わりたいと思います。

答弁 教育長 伊藤利晴(教育長は2016年9月まで)

決して、図書館建設を考えていないわけではございません。ただ、財政状況というのがついて回っておりますから、これについては、理解をしていただきたいなというふうに思います。ですから、現状においては、図書室2カ所と、あるいは町内の郵便局に図書ステーションを設けたり、あるいは学校を開放したりというような手だてを講じていますので、しばらくの間、我慢していただきたいなというふうに思います。

出典:釧路町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月18日 議事録 PDF(49ページ) 間違いを知らせる