みんなの議会

栗山町議会 令和2年第8回定例会 2020年12月15日

(1)栗山町役場の窓口対応について/(2)内部通報制度について

2020年12月15日、栗山町議会の一般質問で、鈴木千逸議員が「栗山町役場の窓口対応について」「内部通報制度について」について質問し、町長 佐々木学が答弁しました。

質問者
鈴木千逸 議員
答弁者
町長 佐々木学

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 11番 鈴木千逸

では、通告に従いまして、2点ご質問いたします。まず、1点目、栗山町役場の窓口対応について。栗山町役場の窓口対応について複数人の町民の方からご意見いただきました。一例としまして、忙しそうで声をかけづらい雰囲気がある。それから、役場の窓口に行ってもこんにちは、お疲れさまですなどの挨拶がないので、ちょっと行きづらい。それから、昼休みに行ったのに誰もいなくて対応してもらえなかったなどです。町民に対応される職員の方の多くは明るく親切な対応を心がけているとは思いますが、これらのご意見が複数あるということも事実です。町長が目指す誰もが笑顔で安心して暮らす町の実現には役場職員による笑顔の対応も重要な要素の一つだと考えますが、役場では窓口対応業務についてどのような指導がなされているのでしょうか。お伺いいたします。それから、2点目、内部通報制度について。住民から信頼される地方公共団体の実現を目的として、平成31年3月に総務省から地方公共団体における内部統制の導入、実施ガイドラインが示されました。都道府県、政令指定都市以外は当面努力義務とのことですが、本町においてはどのような取組を予定しているのか、町長は具体的な構想をお持ちなのかをお伺いいたします。また、国のガイドラインのほうでは、内部通報制度について組織においては組織の情報と伝達及びモニタリングの仕組みの一つとして、通常の伝達経路が適切に機能しない場合に備え、通常の伝達経路のほかに内部の職員と、または外部の者から長や監察担当、場合によっては弁護士等の外部の窓口等が情報の提供を受けることを目的として、内部及び外部からの通報制度を整備すべきであるという記載があります。現状において栗山町役場には明確な内部通報制度はあるのでしょうか。住民から信頼される地方公共団体を実現する手段として必要な制度と考えますが、町長の見解を伺います。

答弁 町長 佐々木学

1点目の栗山町役場の窓口対応についてでありますが、まず冒頭、ご質問にありますような不愉快な思いをされた町民の方に対しこの場を借りておわびを申し上げます。大変申し訳ありません。それでは、ご質問に対する答弁をさせていただきます。窓口対応、接遇に係る職員への指導につきましては、採用時の新採用職員研修において実施しているほか、栗山町職員研修実施計画に基づく各種研修の中でもその機会を設けているところであります。また、町民の皆さんをはじめ来庁者への挨拶及び適切な応接についても都度課所長を通じて指導しているところであります。ご指摘のありました窓口対応の現状でありますが、昼休み時間帯の対応につきましては、町民窓口を有する全ての課において輪番制で担当職員を配置し、対応しているところでございます。私の信条といたしましても、挨拶は町民の皆さんとコミュニケーションを取り、信頼関係を築く上においての基本であり、当然大切にしなければならないものと考えております。今後につきましては、挨拶の徹底はもちろん、窓口業務に限らず、あらゆる場面において町民の皆さんに対し適切な職員対応ができるよう改めて指導を徹底しますとともに、引き続きグループ内業務の共有を図り、担当職員不在時の適切な対応を含め、来庁された皆さんにご理解がいただける親切、丁寧な対応を図ってまいります。2点目の内部通報制度についてのご質問で、まず関連して内部統制制度の導入、実施に向けた構想についてでありますが、議員ご承知のとおり、内部統制制度につきましては住民により信頼される効率的、効果的な業務執行体制を確保する観点などから監査委員制度の充実等に併せて法制化されたもので、組織上、または業務執行上の様々なリスクを識別、検証し、未然に対策を講じるための仕組みであると認識しております。本町におきましても従来より業務上の法令遵守はもとより、事務事業におけるミス、誤りなどの早期公表、改善に取り組むなど町民に信頼される行政の実現に注力してきたところでありますが、今後近隣を含めた他市町村における取組状況及び実効性ある制度の在り方等について調査、検討を進めてまいります。次に、本町における内部通報制度の有無についてでありますが、現時点において条例等に基づく内部通報対応の制度化は行っておりませんが、職員内部からの通報に対しましては役場外部からの通報などの対応と併せて総務課が窓口となり、都度迅速な事案の調査を行い、対処することとしております。内部通報制度につきましては、議員ご指摘のとおり、内部統制の強化に資する手段の一つとして位置づけられており、公益通報保護法の所管庁であります消費者庁におきましても、行政機関における適切な事務執行及び住民からの信頼確保に向け、その対応に関するガイドラインが示され、通報者保護の徹底はもとより、総合的な窓口の設置及び担当者の配置育成などが推奨されているところであります。本町におきましては、当該ガイドライン等に準じた内部通報対応について改めて職員に周知を図るとともに、その制度化につきましては組織規模等を踏まえた通報者保護の在り方など他自治体の導入事例を調査の上、先ほどの内部統制制度の導入に併せて検討してまいります。

質問 11番 鈴木千逸

まず、1番目、1点目のほうですが、町長の理想といいますか、頭の中にある部分では恐らくかなり親切な対応といいますか、そういったものが当然あるのだというふうに思いますが、実際そういったお声があったということでこの質問を出してきたわけなのですけれども、今年の町政執行方針の中に次代を担う人づくりを進めることということで、これは当然町内の産業だとか、そういったものも含めて役場内もそういったくくりの中に入ってくるのかなというふうに思います。人づくりという意味で様々な研修や教育の場を持っていらっしゃるとは思うのですが、先ほど答弁の中で、新採用の職員研修というのは当然なさっていらっしゃると思いますけれども、そのほかに職員の研修、実施計画に基づく各種研修の中でも機会を設けているというふうなお話がありましたが、これは具体的にはどのような内容で、年に何回ほどされていらっしゃるかちょっとお聞かせいただけますか。

答弁 町長 佐々木学

今の窓口等の接遇等の研修につきましては、冒頭申し上げましたとおり、まずは役場に採用された時点での初任者研修というか、そういった場でしっかりと接遇だとか、いろんなまず基本的なところ研修をしていただくことになっております。その後は、やはりどんどん立場等々が、主査になったり、課長になったり、そういったようなところが進んでいくわけでありますので、そういった節目に合わせてそういう研修もしておりますし、役場の中では全体的なその時々の課題に対応した、当然接遇もそうでありますが、そういった研修の機会を1年に1回は設けながら進めているといったようなところでございます。そのような中で、本町には、これ御存じかと思いますが、それぞれ栗山町職員研修実施計画というのがありまして、これに基づいてやはりこの役場に入っていただいた職員の方がしっかりと研修を積んでいただいて、公務員として、また町民の皆様から信頼される公務員になっていただくための各種研修をずっと受けていっていただいて、一人前というような表現をしたらちょっとあれですけれども、本当に栗山町役場の立派な職員として成長していっていただけるような、そんなそれぞれ個々の研修実施計画に基づいて今そういったところも進めているということでございます。そのほかいろんな町村会だとか、そういったような中での基礎研修、初級研修、そして中級者、そして管理職研修とありますので、当然その中にも、その研修項目の中に町民、市民への対応だとか接遇、こういった基本的なところの項目は入っておりますので、それは公務員として勤務年数を重ねる中での研修の中に、その中で盛り込まれているというふうな認識をしております。

質問 11番 鈴木千逸

折に触れてということでしょうし、計画に沿ってということなのだと思いますけれども、接遇、ホスピタリティー、役場ですから、別にサービス業ではないと言ってしまえばそれまでなのですけれども、ディズニーランド並みのおもてなしを求めるかといったら、そこまで別に町民の方は求めてはいないと思うのですけれども、ごく普通に町民の一人として役場に行ったときに親切に対応していただけた、分かりやすくしていただけたと。役場ですから、聞かれたこと、問合せに対して何を答えるかというのは決まっていると思うのですけれども、これよく言われるのですが、何を答えるかは決まっていてもどう答えるかというのって人それぞれだと思うのです。一番大事なのってそこだと思うのです。何を聞かれて、何を答えるか。役場ですから、法律に従った、あるいは条例に従った、あるいは規則に従った回答するしかないはずなのです。それをどう伝えるか、どう答えるかというのって随分大事なことではないのかなというふうに思います。研修各種やっていますよということなのですけれども、実際にはそういう事例がございましたということで、どうなっているのだろうねということで時々電話いただきまして、私も役場に伺って何がしかのお願いに上がったりすることもあるのですけれども、私も何度か思ったことがあります。恐らく多分町長の本意ではないのです。だから、町長はよく対応してくれよというふうに願っていらっしゃると思うし、そのように頭の中には理想はお持ちだと思いますし、そのように思い描いていらっしゃるとは思うのですけれども、実際にそういうふうになっていないところが時々あると。その具体的なところというのがちょっと先ほどのお話の中では見えないのですけれども、接遇といいますか、窓口対応ですとか、どのように対応するのだというところに突っ込んだ具体的な指導というのはされているのでしょうか。そこのところにちょっと的を絞ってお尋ねしたいと思います。

答弁 町長 佐々木学

再度のご質問で、窓口対応等々についての、そこに絞った形での再質問ということでありますが、その前に私の気持ちというか、やはり自分自身も見ず知らずのところに大きな組織に独りで行くということになれば、当然不安な気持ちでそこに行くわけです。そこで接していただいたそういう窓口を含めて、そこの人方の対応、好感度、こういったようなものによってやはりいろんな見方も変わりますし、本当にうれしい思いも伝わってくるというようなところかなと思いますので、サービス業というようなお話先ほどありましたけれども、私は実際に役場の窓口、そういったところもサービス業であるというふうに私自身は認識をしておるのですが、そういったようなところも含めてこれから徹底をしていきたいなというふうに考えております。そのような中で、窓口に特化した中での接遇ということでありますけれども、職員研修の中では共通するようなこととして、まず相手のお話をしっかり聞くということ、それとそれを踏まえた上で適切な答え、話し方を、話をしていくと。そして、さらには敬語だとか、話し方だとか、いろんなそういう基本的なところはまず研修の中で当然入ってまいります。そのほか、業務に関わることについてはやはり前任者からの引継ぎの中で、そして自らが窓口に立っていろんな場面等々を経験していく中で培われていくものもあるでしょうし、そんなような中で窓口の関係については今のところは対応しているというようなことでございます。

質問 11番 鈴木千逸

今、想像していなかったのですけれども、町長のほうから役場の窓口はサービス業であるというお言葉をいただきまして、これが一つの町長の理念なのであろうかなというふうに思います。この理念が全窓口といいますか、栗山町の役場の中の全ての窓口で実践されることを願っております。ちょっとでは切り口を変えてお尋ねしますけれども、地方公務員法の30条に全ての職員は全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、かつ職務の遂行に当たっては全力を挙げてこれに専念しなければならないというふうにあります。服務の項目なのですけれども、かなり抽象的といえば抽象的だし、全力を挙げてといったってではどれほどどうだというと、それは曖昧な表現なのだけれども、でもこのように書かれてあるわけです。31条見ると、これを多分、私は公務員になったことないので、あれなのですけれども、任用のときには多分皆さん宣誓されているのですか。儀式的なものだとは思うのですけれども、宣誓されて、職務に当たられて、そこからが地方公務員としての第一歩といいますか、スタートになっていらっしゃるのかと推察しますけれども、こういったものが多分理念としてはどこの……民間の話をしますと、例えば京セラフィロソフィーですとか、あるいは松下イズムですとか、いろんな会社、いろんな社訓だとか社是だとか理念だとかというのを持ってやっています。役場の一つのこれ理念と言えるのかなと。法律ですけれども、地方公務員法の30条ですから、法律ではあるのですけれども、町民に対して、あるいは地域住民に対して接するときの一つの理念というふうに言えるのかなというふうに思いますが、そういったマインドを折に触れて恐らく役場の中では教育されていらっしゃるのだというふうに思います。栗山町の役場においては人事評価制度というのがあるのです。職員人事評価実施要綱というのを今日コピーして持ってきたのですけれども、この中には主査以下の職員の評価の項目としてコミュニケーション能力というのですか、それから町民満足志向、すごく重たい言葉だと思うのですけれども、町民満足志向というのが書かれてあったりします。それから、主幹、参与以上のいわゆる管理職の皆さんにあっては人材育成力、育成していくというところが評価されるよと。あるいは、役割認識、それから責任行動、リーダーシップ、同じように町民満足志向とかコミュニケーション能力というのもあります。これこういったこと掲げてあって、非常に一生懸命やってくださっているのだろうなというふうに思いますけれども、この評価というのは具体的にはどのくらいのサイクルで実施されているのでしょうか。窓口、今日は窓口のことについてお伺いしていますので、あれなのですけれども、そういったところは現状でよしということで今まできているのかしら。そこのところは、町長、どのようにお考えですか。まず、この評価のサイクル、1年に何回やっているのか。1回だけなのか半年に一遍見直ししているのか、どういった形で職員の評価をしているのかというところをちょっとお聞かせいただけますでしょうか。

答弁 町長 佐々木学

今ご質問にあった人事評価制度については、国のほうからもこの取組について各自治体で積極的に取り組むということが示されておりまして、本町もそれに基づいてこの人事評価制度を導入したということでございます。そのような中で、当時この評価制度を進めたのですが、今少し内容を見直し中ということで、去年、今年はまだやっておりません。そんな中で、本来的なこの人事評価というのが民間でいえばそれが賃金に結びつく、昇給に結びつく、そういった厳しさも踏まえた中でのこういった評価制度だと思いますが、我々が導入当時から取り組んだものについては公務員というこの性格上報酬が決められている、そして昇格、昇給制度がある中でなかなかこの人事評価に基づいてそういったところまで反映させていくというのは難しさも当然ございます。そのような中で我々が取り組んだもう一つの考え方としては、やはり職員と評価する側、そういったところのコミュニケーションをしっかり取った上で、課題だとかその方々の思いだとか、そういったものもしっかり受け止めて、そして課題を解決していくだとか、本来的な人事評価のプラスアルファの部分が私どもが進めたこの評価制度にはあるということでございまして、もう少しこのいい制度、実効性のある制度となるように今見直しを進めていきたいなというふうに思っているところでございます。ですから、そういったものを通じて少しでも役場の事業、そして体制、こういったものの改善が図れればいいかなというふうに思っているところであります。

質問 11番 鈴木千逸

正直なご回答ありがとうございます。実行されていないということです。令和1年、2年はやっていませんということでした。ただ、これ役場ですから、直ちにこういった勤務態度だとか、そういった評価が報酬に反映しないという、そういうジレンマというのは分かりますし、それはそれで役場ですから、公務員の皆さん方ですから、入り口がそもそも公務員試験を受けて、受かって出てきているわけですから、ある程度の能力をお持ちの方々がやっていらっしゃるのだと思います。ただ、せっかくこういう立派な制度をつくったら、反復継続して刷り込んでいくしかないというふうに私は考えるのです。町長の頭の中にはこのように接してほしいと、窓口は親切に、サービス業なのだからもっと町民に分かりやすくやってほしいというふうな思いはあったとしても、それは町長、願っているだけではやっぱり無理だと。祈っても無理なのです。人を動かすのはやっぱり反復継続で、要は訓練しかないというふうに思いますし、指導も同じだというふうに思うのです。できない人ができるようにって、それは人ですから、もともと生来のセンスのあるいい方というのもいらっしゃいます。だけれども、ある程度教育したり、指導したり、訓練したりすることによってそれを継続することで一定の水準までは引っ張り上げることができます。特に、先ほども言いましたけれども、私は役場にディズニーランドのサービスの品質まで求めているわけではないですから、ある程度普通でいいのだというふうに……普通というのもちょっと曖昧な言い方ですけれども、ただ少なくともちょっと忙しそうで声かけづらい雰囲気が醸し出されるとか、窓口によります。全部がそうだと言っているわけではありませんけれども、きちっと対応してくれているところのほうが多いのですけれども、場所によっては机の配置の問題があってみたりとかいろんな要素もあるのだろうけれども、それから忙しいとかというのもあるのでしょうけれども、ただ役場に困って用事足しに行く人もいるかもしれない。何かがあって相談しに行く人もいるかもしれませんけれども、先ほども町長おっしゃったように、やっぱり親切にやっていただいたらありがたいなと思いますし、それが第一歩といいますか、役場なのですから、どんな立派な橋架けたり、道路を直したりすることも大事なのだけれども、役場の中でちょっときちっと対応していただけたと。役場行ったら感じよかったぞというふうな声が圧倒的に広まってくれば、これはまた随分違うと思うのです。今残念ながら役場親切だなという声は、申し訳ない、あまり聞かないです。すごく親切でよくしてもらったという話は、申し訳ない、今のところは聞こえてはこないと。逆のは時々、残念なことに、ちょっと話にならなかったなとかというのが聞こえてくるものですから、役場の皆さんに嫌われるのを覚悟で私も申し上げておりますけれども、本来こんなことは言いづらいことなので、あれなのですけれども、町長の理念の中にはというか、頭の中には役場の窓口、サービス業であるというふうなお考えがおありだということですので、これからどんどん、どんどんよくなるのかなというふうなことを期待して、こちらについては終わります。2点目のほうに続けてまいりたいというふうに思います。内部通報制度のことに絡めて、内部の統制制度のお話なのですが、先ほどの答弁の中で伺った限りで町長に率直に伺いますけれども、リスク感じていらっしゃいますか。あまり感じていませんか。今の組織のままで、今の体制のままで組織の中のリスクというのは感じていらっしゃいますか。そこのところをまずちょっとお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐々木学

リスクというようなお話でございますが、これは前回の一般質問のほうでもご答弁をさせていただきましたが、今の役場の現在の状況の中では様々な形で法令または条例等に基づいて一定の事務の適正な執行、こういったものは確保されているというふうに私は認識をしております。ですから、備えるということも大事なことではありますけれども、今現在のこの内部統制がある程度機能しているというふうに私は考えておりますので、ここに本当に著しく機能不全に陥っているだとか、そういったような状況であれば、今年から、来年からこの制度を導入するということは必要になってくるかもしれませんけれども、現段階におきましてはある程度の内部統制が存在しているという中で、これから、やはり先進的なところもございますので、そういったようなところの事例だとか、そういったものも調査、検討し、実効性のある制度、どうせ取り組むのであれば実効性が必要となってまいりますので、そのようなところも踏まえながらこれから検討してまいりたいと考えております。

質問 11番 鈴木千逸

現状である程度大丈夫だという認識だということで伺いましたけれども、調査、検討を進めてまいりますよということで先ほど答弁いただきましたけれども、調査、検討を進めてまいりますというのはどうも私役場の言葉だなということで、あまり好きな回答ではないのですけれども、いつまでにどのようなことという形でちょっとお伺いし直してよろしいですか。いつぐらいまでにどのような内容で進めてまいる、そういう予定でいらっしゃるのかちょっと教えていただいて、お尋ねしてみたいと思います。

答弁 町長 佐々木学

この場でいつまでにというようなお答えは今できませんけれども、私がどのような検討するかという、どのような視点で検討するかということをまずお話をさせていただきたいと思いますけれども、この内部統制制度、そういう内部通報のことも含めてのこの制度でありますが、国の制度設計がやっぱり都道府県、政令市、こういった大きな組織で、なかなか末端まで目の届かない、そういう大きな組織には義務化をされております。我々のような市だとか町村、こういったようなところは努力義務というふうになっているこの制度でございます。まずは、そこに一つのこの制度の考え方が存在しているのかなというふうに私は思っておりまして、やはりこの栗山町ぐらいの規模の町であれば、ある程度町長がそこの末端のほうのそういう状況までしっかりと把握すべきでないかというようなことが努力義務というふうに表現されているのかなというふうに考えているところでございます。そのような中で、やはりこの制度を導入するということが実効性のあるものにしなければならないということは先ほど申し上げたとおりでございます。ですから、制度を導入するというだけでは駄目なわけでありますので、当然それを運用、実行プロセスの中で、PDCAの中で回していかなければならないわけです。ですから、当然そこには担当の窓口も配置をしなければなりません。今限られた職員数の中で何とか行政を今動かしているわけでありますが、そこに新たな人員をさけるのか、そしてまたそこにコストをかける、それだけの緊急性が今あるのか、そんなところも当然今回の調査、検討には入ってくるかと思います。さらには、本当に先ほどのご質問にあった業務の引継ぎの関係とかも含めてこの内部統制制度の中でしっかりとマニュアル化をしている先進地もありますので、そういったところがどのような機能させるような運用の仕方をしているのか、そんなところも調査、検討をしなければならないというふうに考えておりますので、多方面からここの部分については検討していきたいと。なるべく短い期間の中で栗山町としてこの制度に取り組むべきかどうかも含めて検討してきたいと考えております。

質問 11番 鈴木千逸

お金のかかること、それから人員の配置をせねばいかぬこととかということは分かります。町長の気持ちの中に、気持ちの中といいますか、構想の中にあるということについては間違いないわけですね。そのことを伺えただけでもよかったです。では、大がかりな内部統制制度云々とかという中の仕組みの一つですけれども、内部通報制度についてですけれども、これの在り方といいますか、これはすぐにでもできることだろうなというふうに私は思っております。今総務課が窓口となってそのようなという、明確な多分仕組みというものはないのでしょうけれども、そのようなことになっていますよということで答弁いただきましたけれども、これ例えば入りたての新しい職員が相談しやすいといいますか、通報しやすいような仕組み、それからこのぐらいの人口、1万1,500の町ですから、いえばちょっと周り見渡すと縁故、知人という中で仕事しているわけですから、これは言えぬぞなとかというふうな遠慮ということが作用するかもしれない中で、でもきちっと是は是、非は非ということで正していくための制度の一つとして内部通報制度というのは明確に私は打ち出す必要があるのではないのかなというふうに思いますけれども、そこのところは町長は、もう一遍伺いますけれども、どのようにお考えですか。

答弁 町長 佐々木学

この内部通報制度、これについては、今議員おっしゃられましたとおり、内部統制の中の一つの手段というか、仕組みの一つというようなことでございます。そのような中で今総務課が窓口となって対応している、このことを制度化、条例化も含めてやっていくことについては、先ほどの内部統制の制度導入と併せて考えていかなければならないことかなというふうに私は思っているところでございます。この近隣の中では月形町さんのみが学識経験者委員による法令遵守委員会を設置して、そこが窓口になるというような仕組みを取っている町もございます。そこがしっかりと機能をしているのかどうか、先ほど組織規模の話もありましたけれども、そのような中で、これも全く先ほどと同じなのですけれども、規模というのが非常にこの内部通報制度については問題の、問題というか、視点になるところかなというふうに考えておりまして、消費者庁が行ったアンケート調査等の中でもやはり職員内部のほうからそういった通報があった場合にそれの秘密、個人の秘密が保持できないとか、あるいは後で個人が特定をされて不和を生んだとか、組織規模にまつわるいろんな問題がこの制度には含まれているというふうな私解釈をしております。ですから、この辺も今すぐにこれはできるのでないかというようなお話はありましたけれども、私としては内部通報制度も含めて内部統制の制度化に向けての検討の中でこれらについても、検討、検討で申し訳ありませんが、やっていきたいなと思っております。

質問 11番 鈴木千逸

検討ですね。僕としては、やっぱり明確にいつ頃までに何をどうする、どう検討するというところがいただきたいところではあるのですが、役場ですから、一朝一夕にというわけにいかないというところも理解はできます。ただ、内部統制制度を導入する目的というのは町長も十分ご理解していらっしゃるのだと思いますし、リスクの識別といいますか、このガイドラインの中では組織の目的達成の阻害要因というふうな表現がされていますけれども、要は行政サービスを実施する上での阻害要因というふうに、分かりやすく言えば。役場が町民のために何かをしようとするときに何か妨げになることがある。そういったものを見いだす、見つけ出す、そういったために内部統制制度しいたらどうだと。そういったものが有効だよと。それから、財務のことについても、先ほど同僚議員の方から人口のお話もありました。人口はやっぱり町の生命線といいますか、自治体の生命線ということになるかと思いますけれども、そういったところをきちっと見極めていったり、適正にジャッジしたりするためにも内部統制制度の中でも内部通報というのは、内部通報制度というのは必要ではないのかなというふうに私は考えております。今の、今既にありますよということではありましたけれども、役場内の内部通報制度の具体的なところについては私はちょっと見たことがありませんので、分からないのです。ただ、キャッチボイスってあります。キャッチボイスというのは、町民に向けて町内の何かあったときのことをお伝えくださいというふうな仕組みだというふうに思います。キャッチボイス見ていると、町長先ほどからおっしゃるように、検討してまいります、ご理解くださいというのが随分多いのです。それから、キャッチボイスを見て、割といいのは令和3年度には予定していますとかという回答はまだましなほうで、結構多くがご理解ください。ご理解くださいというのは、言葉換えれば我慢してくれということですよね。要は検討してまいりますというのは、今すぐはできませんけれども検討していますよということなのだと思いますけれども、ただキャッチボイススタートして、ずっと遡って古いのから見ていっても過去にあったことについてはこのように解決しましたとか、今解決はしていないけれどもここまできましたとかというふうなレスポンスといいますか、町民から見たときの役場ここまでやってくれたのだと、私の言ったこと、僕の言ったことをちゃんと聞いてくれて、こうやってやってくれたのだというふうなところが非常に見えにくいのです。ですので、これが、これをもって全部とは言いませんけれども、でも恐らくこういう体質なのだろうなというふうに私は思います、町民の一人として。なので、内部通報制度、広い意味でのキャッチボイスというのは内部通報制度の一つのやり方の一つなのかなというふうに思いますけれども、でも内部から通報してもきちっとしたレスポンスを、質問者に対してこういうふうな計画でこのようにしたよと、あのときには検討しますということだったけれども実はここまで来たよとかというふうなものがないと多分同じかなと。町長、検討してくださるということで先ほど回答はいただきましたけれども、内部通報制度を仮に取り入れたとしてもどこかでもみ消されてしまうとか、あるいはもみ消すというのは表現悪いですけれども、どうもうやむやになってしまって、通報はしたけれどもどうなっているのかなというふうな形ではこれはまたよろしくないかなというふうに思います。今キャッチボイスを一つの例に取りましたけれども、こんなのがありました。うちの近所で街灯がなくて、暗くて、子供たちにちょっと危険が及ぶといけないので何とか街灯考えてくれませんかという問いに対して、街灯は町内会のほうでやることになっていますから町内会に言ってくださいと。キャッチボイスってこれでいいのというふうに私は思ったのですけれども、本来ならそうではないですわね。本来なら、多分そういう声が町民からあったら当該町内会にこういった声があったよということで、町からこのぐらい補助があるけれども町内会として検討をしてみたらどうかいと。町内の方からこういう声がありましたよというふうなことがあってしかるべきかと思うのだけれども、どうも質問に対してただぱんと返すだけで、これだとどうもキャッチボイス使っている方々もどうなのだろうなと。ひいては、内部通報の話に戻しますけれども、内部通報をしいたところで、そういう体制といいますか、体質といいますか、そういったような状況であればどうなのかなというふうな気がいたします。この辺については町長、どうお考えですか。

答弁 町長 佐々木学

再度のご質問ですが、私どもの考え方としてはせっかくいただいたそういうご提言なり、キャッチボイスを通じた通報のようなものに対してもやはり真摯にまず的確に返していくということを心がけているところでございます。ただ、先ほどからありましたけれども、検討をまずしなければならない部分もあります。その検討をして、どうしていくのかという、そういうフォローというか、どうお答えを伝えていくか、こういった仕組みが今ないというか、不足しているというようなところで、まずその時点でのご質問、回答というような中で手続なり対応をさせていただいているというようなところでございますので、決してもみ消すだとか、そういったような考え方は一切ございません。ですから、その検討となった町民の皆様からのいろんな通報だとかご提言については、やはり予算査定の段階でまちづくり懇談会で出た要望、意見、そしてキャッチボイスで出た要望、意見、こういったものは全て洗い出して、そこをどうしていくかという議論は今も予算査定の段階でもやっておりますので、そこをしっかりとやった上で、検討となった回答についてはそれが決着というか、結論が出たときにはまたしっかりお伝えをし直せるような、そんな仕組みもこれからキャッチボイス等々の中でも検討していきたいと思っております。

質問 11番 鈴木千逸

内部通報のきちっとした明確なルールはないようですけれども、今町長おっしゃったように、内部通報できるような仕組み、総務課に電話をして、総務課長のほうできちっと対応してくれるというふうなことにはなっていますよということでした。今私申し上げたように、キャッチボイスを例に取ったわけですけれども、それについては町長今ご回答いただきましたけれども、きちっと通報した側がレスポンスを感じられるといいますか、反応見える、役場やってくれたなと。今すぐはできないのだなと思っても、でもいつぐらいまでには、来年度にはやってくれるのだなとか、あるいは今すぐできないと言われていたけれども実は今年のここまでは進んだのだなとかというのはとても大事なことだと思うのです。それを見せられると、町民は期待もするでしょうし、応援もするでしょうし、拍手も送るでしょうし、いろんな意味で町民に信頼される手続の一つだというふうに思いますので、そこのところ、今のキャッチボイスに欠けているのはそこは一つ欠けているかなというふうに私感じますので、なさったらいいのかなというふうに思います。あと、職員の内側のほうの話ですけれども、内部通報制度です。今セクハラとか、あるいはパワハラとかいろんなハラスメントが世の中にぎわせています。私もいろんな新聞記事ですとか見たり、そういった研修の場なんかで、勉強の場なんかでそういったものに触れたりすることも多いのですけれども、役場も一つの組織ですから、内部でハラスメントが絶対ないかというと、それはどうだろうと。絶対はつかないかもしれません。ないとは思いますけれども。ただ、先ほどの質問とちょっと相まってきますけれども、新しく入ってきた職員というのはきちっと訓練して、教えてあげて、自信をつけさせてあげるとどんどん伸びていくし、いろいろ考えて努力していくものだというふうに思うのです。そういう人たち、新しい血といいますか、新しい職員の人たちが新鮮な目で役場を見たときに、何かここ違うとかあれどうだろうかとかといったようなことを感じだときに受皿といいますか、それはちょっと総務課では厳しいのかなというふうな気はしていますけれども、そういったような通報の仕組みというのを持ってあげないと厳しいのかなと。厳しいといいますか、今の時代としてはそういった意味でも内部通報制度というのは必要ではないのかなというふうに思っております。平成28年まで遡って中途退職の数字を教えていただきました。栗山町役場のです。栗山町役場の定年退職ではありません。中途退職です。中途で辞めている方が28年はゼロということです。平成29年、お二人いらっしゃったそうです。平成30年は7名。役場に勤めて7人も辞めているのか、僕らにしたらもったいないなという気しますけれども、令和元年、6名で、本年4名ということで数字いただきました。どうも、どうなのでしょうか。内部通報制度を置いたからこれが全部解決するとも私は思わないのですけれども、内部通報制度があって、解決して、もしかしたら退職せずに済んだ人もいたのかもしれない。ちょっと強引な理屈づけに聞こえるかもしれませんけれども、でも夢持って、希望持って、恐らく役場に任用されて、よし、頑張るぞと思って頑張ってきて、途中で目標が変わって辞めていくという方ももちろんいらっしゃると思います。だけれども、何かちょっと居心地がとか、先ほどのハラスメントの話ではないですけれども、そういったことがあったときにガス抜きと言ってはあれですけれども、例えば弁護士に直通で電話がかけれるとか相談乗ってもらえるとか、役場の内側ではなくて、外部と連絡が取れるとかというふうな、こういったものについても私は必要なのではないのかな、そういう時代ではないのかなというふうに思ってはいるのですけれども、そこのところは町長、どう考えですか。

答弁 町長 佐々木学

内部の通報の関係の再度のご質問かと思いますけれども、今冒頭申し上げましたとおり、この内部からの通報については近年というか、これまで私も経験した中ではないというふうに理解をしております。ですから、この制度がないからそういうものがないのか、それがましてや退職に追い込まれる一つの要因になっているのか、その因果関係はちょっと分かりませんけれども、私としては退職される方、中途退職の方については一人一人お話をさせていただいております。退職に至った原因だとか、そして私が何とか必要かと思えば、辞めていった方が必要だとかということではないとかということではありませんけれども、何とか残っていただけないかというようなやっぱり説得は私自身がやっております、中途退職の場合は。そんな中で、大半は若い方などについてはやはりそれぞれの道、キャリアをまた別のところに見いだしていくというような方が大半でございまして、役場の組織が嫌になったとか、本当に通報する制度がないとか、どこに言ったらいいだとか不満があって、そういう退職ではないというふうに私は認識をしております。そんな中でも、ただ備えとしてそういったものも想定されるというような時代でもありますので、やはりこの内部通報制度については、先ほども申し上げておりますとおり、内部統制の一環として、備えというよりは私自身は今のやっていることを制度化するだけの話ですから、そして窓口を広げるだけの話なので、この内部通報制度を先駆けて行いながら全体的な内部統制のほうに広げていくというのが進め方としてはいいのかなというふうに考えておりますので、この考え方も含めてこれから総務課のほうでも検討していただくように私のほうからお話をしたいというふうに考えております。

質問 11番 鈴木千逸

町長の前向きなご答弁いただきましたので、恐らくそういう環境、そういう方向にどんどん、どんどん近づいていくことを願っております。内部通報制度、なければなくてもいいのかもしれませんけれども、あることによって未然に防げる……私以前の質問でも度々申し上げましたけれども、不幸な職員を生まないためにということで、そういうことでも、牽制の意味でもあってしかるべき制度なのではないのかなというふうに思っています。直近だと、厚真町を舞台にして上川振興局の道職員の方でしたか、事件がありましたね。あれも結局ただただ何のことない状況から進んだのではないのかなと思うのです。食事に誘われて、1回の御飯が2回になり、3回になり、そのうちちょっとということでビール券もらったりとかというふうなことが報道されていました。それで、後輩の職員にあっては先輩がそうしていたからいいのかなという感じでしていた。結果的に逮捕です。内部通報制度があって、もしかどこかの場面で誰かが気がついて、ああ、やばいぞという形で内側で牽制かけて、止まればあんなことまでならなかったかもしれません。ただ、道ですから、内部通報制度だとかはあったのかもしれません。あった中でもブレーキが利かなかったのかもしれません。それは何とも言えませんけれども、栗山町、先ほどから申し上げますが、1万ちょっとの人口の町の中で周り見渡せば縁故、知人ばかりの中で仕事をなさっていらっしゃるのだと思います。そうすると、断るに断れないとか、実は本来駄目なのだけれどもとかということがあり得るかもしれません。そういういえば公務員だから縛られてしまうリスクってあると思うのです。民間だったら何のことない、この時期付け届けを届けて、来年もよろしくとか今年もお世話になりましたと。民間であれば普通で行えることが役場の職員の方はそうもいかないわけですから、ただ結局それがためにどこか道踏み外して不幸な職員を生んでしまうというようなことになってもいけないと思います。それがいやいや、ずっと昔からこうやっていたからうちの町これでいいのだとかということにもならないと思いますし、それはおかしな話ですから、だからそういったこと未然に防ぐためにもやっぱり内部通報制度、いろんな内側の職員の方、それから外部の町民の方ですとか業者の方ですとか、いろんなところから牽制がかかるような仕組みでいえば町民から信頼されるような行政サービスを行っていただく役場であってほしいというふうに思いますので、非常に町長のほうから前向きなご回答いただきましたので、ご答弁いただきましたので、これからどんどん、どんどんよくなっていくのだろうなというふうに祈りながら、私の質問のほうは終わらせていただきたいと思います。答弁は要りません。ありがとうございました。

出典:栗山町議会 令和2年第8回定例会 2020年12月15日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる