みんなの議会

栗山町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月9日

(1)国保税の子供の均等割減免などを/(2)学校教育等の環境充実に向けて

2018年3月9日、栗山町議会の一般質問で、重山雅世議員が「国保税の子供の均等割減免などを」「学校教育等の環境充実に向けて」について質問し、町長 椿原紀昭、教育長 南條宏、福祉総括兼保健福祉課長 秦野加寿彦、住民生活課長 松本俊哉が答弁しました。

質問者
重山雅世 議員
答弁者
町長 椿原紀昭、教育長 南條宏、福祉総括兼保健福祉課長 秦野加寿彦、住民生活課長 松本俊哉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 5番 重山雅世

私は、通告に従い、2点伺います。まず、1点目です。国保税の子供の均等割減免などを。サラリーマンなどが加入する被用者保険は、子供の人数がふえても保険料は変わりませんが、市町村国保は世帯内の加入者数に応じて付加される均等割があるため、子育て支援に逆行します。全国知事会も国保の都道府県単位化を受け入れる間際の2015年1月、子育て支援の観点から子供に係る保険税で均等割の軽減を緊急要請しています。以下、見解を伺います。①、子供の均等割の軽減を子育て支援策として取り組んではどうでしょうか。②、応能負担のうち資産割についても土地で資産運用する状況ではなく、固定資産税納税と税金の二重取りではの意味合いも濃く、既に道内自治体の6割が廃止しております。長沼町でも廃止の方向と聞いています。本町も資産割廃止に踏み切ってはどうでしょうか。③、全体として保険料負担が減少しても、応能割に対し応益割の割合が高ければ、低所得者の保険料アップが懸念されます。その対応策を求めます。2点目は、学校教育等の環境充実に向けてです。教育執行方針では、平成30年度から小学校は2カ年、中学校は3カ年の移行期間を設定し、新学習指導要領へのスムーズな移行に努めるとあります。小学校3、4年生からの外国語活動、週1時間(年35時間)、5、6年生からは教科として外国語が週2時間(年70時間)が実施されます。広報くりやま3月号には、担任の先生がALT(外国語指導助手)と一緒に授業を進めますと記載されていました。今グローバル化する社会に向けて、とにかく英語教育は早いほうがよいという判断によって英語を始めようとしています。しかし、英語教育の専門家らは、小学校のような入門期の英語指導は最も難しく、拙速な導入は危険だと指摘し、成績評価によって自信を失う子も出て、英語嫌いをふやす可能性が高いといいます。さらに、じっくり日本語教育を行って、それを基礎に多様な外国語教育を充実させるべきという意見もある中で、なぜ英語のみの限定なのでしょうか。そもそも早期実施の学習効果も検証されていません。しかも、ほかの教科の学習内容の削減は行わないままの導入です。休日や休み時間が減るなど、子供の負担が心配されます。早期の英語教育をあおり、塾通いをふやす結果となるなど、子供の発達上のさまざまな課題を生み出し、家庭の経済力などによる格差にもつながっているのではないでしょうか。小学校段階では、母語をしっかり身につけることが重要であり、外国の文化に触れることなど発達段階に即したものにすべきと考えます。また、子供の学力向上を図るために教職員の授業力を高めることが不可欠で、そのため指導、助言を行う専門職員を継続配置し、学校や教育振興会などあらゆる機会において教職員が学び合う環境づくりに努めるともうたわれています。授業力を高めることはもちろん重要ですが、教員の長時間過密労働が社会問題化している現状を放置したまま、授業力の向上はあり得ません。そこで、以下見解を伺います。①、英語教育の推進に当たっては、専任の教員を配置するべきと考えますが、現場の小学校の校長や教員(一般的には英語教育の専門家ではない)の声、反応はどうなのでしょうか。②、現在3小学校では学校運営協議会の主催による夏休み、冬休みの3日間ずつ、学習サポートチャレンジが行われています。指導者には、退職校長会のメンバーやボランティアで行い、一般の人のほかに栗高生や介護学校生も携わっています。国語と算数の学習の休み時間には、学生が子供たちと一緒に遊んだりと、小学生の喜びはもとより、学生も教える楽しさを味わっていると聞きます。引き続きこのような取り組みの継続と充実を求めます。③、栗山中学校においても、民間の塾の講師を派遣するなどして、親の経済力で塾へ通えない子供の学習支援に取り組んではどうでしょうか。④、部活動による教職員の負担軽減を図るための外部指導員の導入の状況はどのようになっているのでしょうか。⑤、教員が負担している学校業務の精選や削減を教員の意見を反映させて進め、授業準備や子供とゆっくりと向き合える時間を保障するようにしてはどうでしょうか。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

1点目の国保税の子供の均等割減免などについてのご質問でありますが、ご承知のとおり平成30年4月からは国民健康保険の都道府県単位化に伴い、北海道が財政運営の責任主体として中心的な役割を担うこととなっております。ご質問の①の子供の均等割の軽減を子育て支援策として取り組んではどうかについてでありますが、国民健康保険の都道府県単位化に伴う北海道国民健康保険運営方針策定時の意見の中でも同様の意見が出されており、北海道は子供に係る均等割の軽減については国において検討されているとの回答を行っております。本町におきましても、国の動向を見きわめながら対応を検討すべきものと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。ご質問②の課税方式で資産割を廃止してはどうかについてでありますが、今般の都道府県単位化に伴い、本町の標準保険料率が示されておりますが、その策定、賦課はこれまでの所得割、資産割、均等割、平等割の4方式での賦課方式から資産割を除く3方式へと変更になっているところであります。本町といたしましても、資産割については見直す方向で検討している状況でありますので、ご理解いただきたいと思います。ご質問③の所得者対策として応益割対応策についてでありますが、国民健康保険税は被保険者の保険料、負担能力に応じて賦課される応能分の所得割、また加入者、世帯数に応じて等しく賦課する応益分により賦課されており、さらに所得や加入者人数に応じて7割、5割、2割と負担を軽減する措置を講じております。今後国において軽減の拡充が予定されており、この改正が行われた場合は対応する必要があると考えているところであります。なお、平成30年度の応能、応益割合については、前年所得が確定次第、国保運営協議会への諮問の後、6月議会定例会におきましてご提案させていただく予定となっておりますので、ご理解をいただきたいと思います。2点目の学校教育等の環境充実に向けてのご質問につきましては、教育委員会から答弁いたします。

答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)

重山議員のご質問、2点目の学校教育等の環境充実に向けてについてお答えを申し上げます。まず、①の英語教育の推進に当たっての専任教職員の配置並びに現場の校長や教員の声や反応についてでありますが、平成29年の3月に公示された学習指導要領によれば、外国語教育の目標は外国語によるコミュニケーションにおける見方、考え方を働かせ、外国語による聞くこと、読むこと、話すこと、書くことの言語活動を通してコミュニケーションを図る素地、あるいは基礎となる資質能力を養うこととされております。そのためには、議員のご質問にあります外国語教育の推進に当たっての専門の教職員の配置が極めて重要であります。外国語教育の指導力を持つ教師と母国語話者であるALT、さらには担任の教師が連携を図りながら授業を進めることが重要であることから、現在道教委に対して外国語の指導力のある教職員の配置をお願いしているところであります。また、校長や教員の声や反応に関しましては、国際社会で生きる子供たちの外国語を含むコミュニケーション能力の重要性や本町で継立中学校統合後もALT2名体制を維持してきたこと、今回の学習指導要領の改訂に合わせた研修に各学級の教員が参加していることなどから、一定の理解をいただいているものと判断しております。しかしながら、小学校における外国語指導につきましては、教職員の中にもなかなかなじめないと感じている教員がいることも現実であり、今後の指導体制や研修の強化が重要であると考えております。②の質問であります。長期休業中の学習会についてであります。これは、長期休業中に児童生徒の望ましい生活習慣や学習習慣を身につけさせ、有意義な生活の確立を目的に各学校運営協議会が地域の人材、高校生、介護福祉学校の学生などを活用して実施しているものであります。学習会の参加人数は、平成28年度は小中合わせて890名が参加し、2年目の平成29年度は1,158名もの子供たちが参加する大きな学びの機会となっております。また、指導に参加した介護福祉学校の学生や高校生からも教える楽しさを学びましたとの声もいただいているところであります。教育委員会といたしましては、学校運営協議会の理解を得ながら継続して実施されるよう支援してまいります。次に、③の栗山中学校での民間の塾の講師の派遣による親の経済力で塾に通えない子供の学習支援の取り組みについてであります。学校教育においては、やはり教職員の日常的な指導を中心としながら、必要に応じた補充学習の提供が重要であり、現在行っております休み時間や放課後の個別指導、家庭との連携を図った学習習慣の定着に加え、土曜授業を含めた地域の人材を活用した子供たちの自主的、主体的な学習活動を中心に進めるべきであると判断しております。また、特別な支援を必要とする子供たちを対象に、空知総合振興局がNPO法人に委託し、無料で実施しております学習支援ビバっとそらちなどの活動もあることから、ご指摘にありました塾の講師を活用した公設の学習塾につきましては開設を行う予定はありません。④のご質問の部活動における教職員の負担軽減を図るための外部コーチの導入状況については、現在栗山中学校ではバスケットボール部やバドミントン部、卓球部等の指導に外部コーチの協力をいただいている実績があります。今後は、文部科学省が進める部活動指導員制度の導入に向け、人材の確保や部活動時間との整合性などを検討した上で、中学校の意向も伺いながら具体的な話し合いを進めてまいりたいと考えております。最後の⑤のご質問の教職員の負担軽減による子供と向き合える時間の保障についてであります。文部科学省は、昨年12月26日、学校における働き方改革に関する緊急対策をまとめ、学校、教師が担う業務の役割分担や適正化を進める方策、学校が作成する計画や組織、運営の見直し、時間外勤務抑制のための措置などが示されたところであります。教育委員会といたしましては、昨年6月議会の折に重山議員からのご質問にお答えしております部活動の指導時間の短縮並びに週1回の部活動休養日の実施、年次有給休暇の取得が容易になるよう、長期休業中における3日間程度の学校閉庁日の実施に向け調整を行っております。また、さらなる教職員の負担軽減を図るため、部活動で土日のいずれかの1日を休養日にすること、教育委員会が行う各種会議につきましても可能な限り整理、統合し、その縮減に努めるとともに、あわせて文部科学省が平成30年2月9日に出した学校における働き方改革に関する緊急対策の策定並びに学校における業務改革及び勤務時間管理等に係る取り組みの徹底についての通知を参考にしながら、どのような業務の改善が行えるかについて、各校との調整を図りながら検討を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願い申し上げます。

質問 5番 重山雅世

まず、1点目、国保税の部分です。均等割の軽減、この分野については、国においてもそういう意向があると。だから、動向を見て対応するよということですね。いつになるとか、そういうことまでまだ国は示されてはいませんよね。ですから、その点でいうと国がするまで手くわえて待っているかと。逆に言うと、6月には所得も確定するわけです。ですから、本町独自でもう以前から町長は子育て支援という点では重要視して、いろんな施策を打ってきていますから、精神的には。ですから、そういう点では一遍に均等割ではなくても、軽減という形で3割軽減だとか、そういうような形ができるのではないかなと、国の動向を見るまでもなく。これは、もう本当に緊急の課題だと思うのです。子供が多ければ多いほど負担が多くなるわけですから、これは全道の女性議員の協議会の中でも国や道に対してこういう意見書というか要請も上げています。超党派の議員の集まりの中でもこういうことを取り組んでやったらどうだということで、子育て支援という点で取り組むべきでないかと、そういうことでやっているところも取り組んでほしいということで、全道の女性議員の中でもそういう声が上がっていますし、ですから国の動向を見るまでもなく、本町が率先してやるべきでないかなと。やり方としては、いろいろあると思います。ですから、一遍にもうやめてしまうよとかということではなくて、何割とか、そういう形の取り組み方はどうなのでしょうか。その点で、まずお尋ねします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

今の段階では、軽減等の具体的なお話は私の立場でもこれはできないですけれども、せっかくご質問されたので、少しお答えしないと悪いのかなと思いますので。基本的にもう一回議員さんには確認なりなんなりを認識をしていただきたいのは、議員がおっしゃったとおり、ここ12年間随分と子ども・子育て支援対策、これは数え切れないほど、大げさですけれども、やりました。だから、その分野、分野ではしっかりと子ども・子育ての対策事業を、ほかの市町村と、どの町村と比べてもいいと思いますけれども、今他の町村で出ていたお話でおりましたけれども、うちほどやっているところはないのです。ですから、私はこの10年間の中ではその分野ごとにしっかりとした支援をするということで子育て事業の支援事業を展開してきておりますから。ただ、今ほどの軽減の均等割については、国もある程度検討するということでありますので、あわせて私どもでもはっきりした段階で論議をしていくと。それと、いつもこの税については6月定例に向けて所得が確定して進めていくわけでありますから、恐らく新しい年度、新体制の中では、3カ月ほどの中ではいろいろ担当のほうで論議もしながら明らかにしていくということになろうかと思いますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 5番 重山雅世

わかりました。どちらにしても、新町長に向けても発信し続けていくと、そのように思います。2点目は、資産割はもうやめるよということですね。それは、はっきりしているということですね。新年度に向けて、この方向は4から3に変えていくということですから。それから、3点目の部分でいいましても、道のほうからは標準の保険税率という点では43対57でしたか、それで示されていますよね。ですから、これでいうと応能が43、応益が57ですから、間違いなくこのとおりやる必要はないのです、あくまでも参考とするようなあれですから。でも、本町の場合は平成29年度は55対45、応益割を少なくしています。ですから、そういう点ではこの間基金などを取り崩して、私が任期中でも過去2回ほど国保税の引き下げというのを取り組んでいますから、そういう結果として応能、応益の割合が55対45と。だから、低所得者向けには若干のそういうことをされていると思いますけれども、この点についてはやはりしっかりと低所得者に対する支援策という点では取り組んでいただきたいなと。所得確定後に、新町長になってからだと思いますけれども、6月の時点で考えるということなのでしょうか。それと、新たな視点でお尋ねしますけれども、今回の都道府県化に伴って保険者努力支援制度という形を捉えて、この前道新の報道にも由仁が健診率が上がっているよと。栗山は7位だよというようなことも出ていましたけれども、保険者努力支援制度、だからその部分でいうとどう活用するかと。これ新しく都道府県化に向けての重要なキーポイントになってくるとも思いますし、ですからその点もあわせて答弁を求めたいと思います。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

平均で43なり57というような数字も具体的に今出てきておりますけれども、現実的に各市町村、所得が確定していない状況でもありますし、我が町のどういうような構成になっているかもきちんとした数字を把握した上で、それが43・57になるのか、基本的な55になるのか、その辺のところは6月までには具体的な数字計算した上で方向性もされるだろうと、こう思っておりますので、ご理解いただきたいなと思います。それと、2点目の基金等々については、これはやはり従来から幾度もお話ししているとおり、安定的な財政運営を行うためには必要と見込まれる一定程度の積立金、これはもう必要でありますので、今の段階で即それを活用しながら穴埋めをするというのは、私としては考えておりません。今後の新しい年度の中では論議をされた上でその方向性をまた出すだろうと、こう思います。3点目の保険者の努力支援、これについては担当のほうからお答えを申し上げたいと思います。

答弁 福祉総括兼保健福祉課長 秦野加寿彦

重山議員の努力支援制度の関係でございます。この関係につきましては、30年4月からの都道府県化に向けまして、現在も前倒しで実施をしておりまして、今ほど議員のご指摘のとおり、本町については前倒し分については良好なということでの評価をいただいているところでございます。今後も、これ保険分野だけではなく、国保並びに税ともどもいろいろな分野ございますので、これに特化した保険分野はもちろんのことですけれども、今後国保や税等々も含めて、この努力支援制度を意識した評価をしながら、当然毎年毎年の評価をし、それに対して改善策を練ながらこの努力支援制度に向かって対応を心がけてまいりたいというふうに思いますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 5番 重山雅世

この保険者努力支援制度は、私は収納率を高めるだとか、そういう部分でいうと過剰な徴収というか、きついというか、そういうものについては必ずしも賛成できる部分ではないですけれども、健康増進というか、その部分はやっぱり活用していくべきでないかなと。保険事業に向けてやるという点では、これからも引き続きやっていかないとならない中身だと思います。それで、この公的な医療保険制度の中でも所得に比べて保険料の重いというのは、国保というのはそういうのをずっと言われてきていますから、中小企業の労働者が入っている協会けんぽ並みの負担にするとすれば、1兆円の財源が必要だよと言われている中で、国保に対しては3,400億円ですから、やっぱりそういう財政上の構造的な問題が残されたまま移るわけですから、そういう点でいうと収入が公的な責任をもっと強めていかなければならないと、財政的な支援という部分では。それと同時に、歳出の増となる高齢化だとか高度先進医療の発達でやっぱり医療費が増大すると。そういう中での健康づくりということですから、当然そういう視点に立つということが大事だと思います。それで、現に前にも言ったかもしれませんけれども、今1人当たりの保険税、どういう状況か。平成26年10万2,000円ぐらいでしたよね、1人当たりの。それから、27年が9万7,000円、そして28年が11万6,000円ぐらいですね。ですから、この目安からいうと、今の段階で医療給付費がほぼというか、確定ではないですけれども、今の現状の中ではどうでしょうか。平成28年度と比べて1人当たりの保険税上がる、下がる、どういう状況でしょうか。その辺も最初にお尋ねするべきだったのですが、答弁求めたいと思います。

答弁 住民生活課長 松本俊哉

重山議員、重ねてのご質問であります。13日からの予算委員会での説明もこれから進めていかなければという段階ではございますけれども、あくまでも29年と30年ですね、まずもととなる1人当たりの医療給付費そのものは傾向的には下がっているということで押さえているところでございます。ただ、細かい数値については、今の時点、本日は資料を持ち合わせておりませんので、ご説明できません。お許し願いたいと思います。

質問 5番 重山雅世

前回、道に納める納付金の部分はもう確定金額示されてわかりましたけれども、その医療給付費は下がってきているよということは連動してくるわけですから、下がると、そういう見込みで、前の12月議会のときにも下がるように思うというぐあいに答弁されていますけれども、それは方向性としては変わらないと。国のほうも30年度、都道府県化と同時にどんと上がるのでは、国民の理解を得られないと。だから、財政的な支援をしますよみたいないろんなものをぶら下げているわけです。ですから、これから30年度、31年度も含めて、それ以降がさらに注視していかないとならない中身なのですけれども、初年度の30年度については12月の定例会でも説明されたように、答弁されたように、給付費の推計などからいっても下がるだろうと、そういう形でよろしいのでしょうね。

答弁 住民生活課長 松本俊哉

議員ご指摘のとおり、傾向として押さえているところでございます。以上です。

質問 5番 重山雅世

2点目に行きます。①の部分です。道教委に対して専任の教員というか、それを要請しているやに、そのような答弁だったと思います。現に全国に2万1,000校ある小学校で英語の専科教員というのはわずか3.4%、90%以上が英語教員の免許がありません。それで、国が英語教育推進リーダーというのは1,000人、それから外国語指導助手ALTも大半が中学、高校で、小学校ではわずか217人、2017年度ですよ、しか配置していないのです。ちなみに、韓国も既に英語が強化されているのです。そういう中では、小学校の教員全員に120時間の基礎研究を実施しているのです。それと比べても、余りにも日本はお粗末だと。まず、先に行ってしまえという感じで行ってしまって、先ほど教育長おっしゃったように、極めて一定の理解をしつつも、やっぱり不安があるよと。現場の声だと思います、率直に。そういう点から考えて、要請していて本町に来れるような状況なのでしょうか。その辺ではどうなのでしょう。どこの町村も、うちのほうにもぜひそういうのを配置してくださいよというのは要望されていると思うのです。ですから、その辺ではどうなのでしょうか。

答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)

重山議員のご質問にお答えを申し上げたいと思います。外国語教育において、その専門的な知識を持った教職員が配置されるということは、先ほどの答弁にも申し上げたとおり、極めて重要であろうというふうに考えております。現在の教員養成課程を持つ各学校の状況としては、これに十分応えるだけの教員を輩出している状況ではないというのも、これまた事実であります。ただ、現在各教育系の大学を含めまして、全ての大学で小学校の課程の履修項目の中に外国語が加えられ、もう既に2年目を迎えることになります。こういった学生たちが卒業して教員として成長してくるというものをしばし待たなければならない現状がございます。これがまず1点でございます。もう一点目、本町において、いろいろな町も希望しているだろうけれども、本町はそういった専任の教師が必ず配置されるのかということでございますけれども、実は一昨日、配置の方向で決めていきたいということで、道教委のほうからも検討いただいております。本町には配置されるものと現段階では判断しておりますので、お伝え申し上げて構わないのかなというふうに思っております。せっかく配置いただける専任教員ですので、本町の栗山小学校、角田小学校、継立小学校を含めて3校の中でさまざまな英語教育の技術というか指導力というか、そういったものを身につけていただく、その中核となってご勤務いただくということで現在進めてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解をお願い申し上げたいと思います。

質問 5番 重山雅世

配置されるという点では、環境の部分では若干よかったなと思いつつも、これまで先行してやったところも、5、6年生で今まで聞くこととか話すことというのをやっていて、今度は外国語となって時間もふやして、読むこと、書くことということになりますから、小学校卒業までに600から700の単語を覚えていかないとならないと、そういうことになりますよね。ですから、私は1番については日本の子供の置かれている状況がどうなのかと。これは、国連の子どもの権利委員会、これ日本政府が3回にわたって勧告を受けています。その中でも、今の日本の子供の置かれている状況というのはすごく国連からもとんでもない状況だよと、高度に競争原理が働いていて、学校の環境がまずいよと、そういうような形でやられていますよね。当然ご存じだと思いますけれども、今教育委員会としても子どもの権利どうなっているのかということもあわせてやっぱり考えていかないとならないなと私は率直に思います。ですから、そういう点でいっても、今後のやり方としてそれがやっぱり生かされる。子どもの権利としてどうなのかという点、そういう視点が試されるのでないかなと私は思います。それで、特にその勧告の中では、教育については教育制度が高度に競争主義的である。いじめ、精神的障害、不登校、登校拒否、中退とか、及び自殺につながることを懸念すると、そう述べているのです。それから、福祉とか学校教育の現場や政策決定過程で子供の意見が考慮されておらず、子供を権利を持った人間として尊重しない、伝統的な見方が子供の意見に対する考慮を著しく制約していると指摘しているのです。だから、子供の意見を十分に表明する権利を促進するための措置を強化するよう勧告していると。過去2回の勧告やられても、大部分が日本政府はやられていないと。大部分が十分実施されていない、全く対応されていないと。だから、貧困が増加しているだとか、そういうことなんかも指摘されていて、国及び自治体の予算を精査して、子どもの権利が優先、戦略的な予算方針にされるよう求めているのです。そういうこともあわせて、やはりこれは英語教育に絡んでお話ししていますけれども、全般的に子どもの権利がどうなっているかという視点も今後の教育執行に当たっては考えていく必要があるのでないかなということを述べます。それと、2点目の部分で次行きます。この継続、チャレンジという部分では、主に学習支援、それから生活習慣という部分で、学習支援という点では復習の部分が多いかと思いますけれども、現に携わっている校長先生のお話も聞きました。本当に、私通告しましたけれども、高校生とか介護学校生も喜んでいると。そういうような状況ですので、でも現状は教える側というか、その部分の体制的に継続を支援していくよということですけれども、私充実も言っているのです。そういう点でいいますと、この広報に出ていました。今の栗山の子供、考える力の学力は上がっています。でも、考える力の育成が課題ですと書いています。これすごく重要なことだと思うのです。ここの部分、やっぱりこういう機会などももっともっと教える側、携わる側がなかなかまだまだ確保できていないと。それと、1年生から6年生まで見ただけでも、夏休みとか冬休み、何か1冊のドリルを勉強するらしいですけれども、休み中にドリルができない子供もいらっしゃるということです。ですから、学力がしっかりと底上げになっていないなという子供が、先生方プロですから、行かれたときに感じるとおっしゃるのです。ですから、学力の底上げという点では、やっぱり教える側の充実ということが、そういうことも課題でないかなと。学力検査分野の結果を見ても、私はそう感じるわけですが、充実という部分で答弁求めたいと思います。

答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)

先ほども説明させていただきましたとおり、長期休業中の学習会につきましては、極めて効果のあるものでありますし、地元の介護学生であるとか、あるいは高校生を含めた地域の方々の協力を得ながら子供たちの学習の場、学びの場というものを提供できているということにつきましては、極めて重要で今後とも継続していきたいということでご答弁をさせていただきました。さらなる充実という部分でございますけれども、ちょっと視点を変えて私お話をさせていただくので、食い違う部分もあるかもしれませんけれども、長期休業中という根本的な意義というものがだんだん忘れられてきてしまってはならないというふうに考えております。子供たちを家庭に返して、家族でもってさまざまな体験をする。家族間でいろいろな話をする、あるいは先ほどご指摘を受けました考える力ということも含めまして、常に教えられるのではなくて、自分ならどうしようと考える時間を与える。さらに、本町であればさまざまな体験の中でいろいろな工夫ができる、自然体験活動というものが他市町に比べて極めて充実しているというふうに自負しております。そういったものにみずからが進んで自主的に参加していく、そういった時間を子供たちに上げることも、これまた必要な部分であろうというふうに考えております。ある一定時間の中で学び、学習、教科という部分の学びというものもあると思いますけれども、やはりそういったことに一人一人の子供たちがいろんなことを考えて工夫して楽しみながら生活をする。こういう意味合いにおいては、この長期休業というものはその重要な期間であろうというふうにも考えております。内容的なものを充実するということについては、これからもさまざまな学校運営協議会等のご協力もいただきながら進めてまいりたいとは思いますけれども、単に時間だけを延ばすというような考え方ではおりませんので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 5番 重山雅世

夏休み、冬休みを活用したという点では、3日間ずつですよね。ですから、私その3日間が足りないよと言っているわけではないのです。家庭に返すという、家庭の中で家族と一緒に過ごすとか、そういうことも私は当然否定しません。夏休み、冬休みの3日間の中での充実を言っているのです。先ほど言ったのは、教える側の体制、校長先生方も高齢化してきていると。退職教員の方もいらっしゃるのですけれども、まだどの程度活用されているかわかりませんけれども、確かに私はこの考える力という中では子供たちが問題意識を持って粘り強くというようなこと書いていますよね。それから、意味を捉えてと、これはあくまでも学習のことですから、意味を捉えてまとめる。自分の考えを書く、判断の理由や解決の方法を説明すると。本当に考える力ですよね。これが不足しているよということなのです。これが課題だよと、ここに書いているわけです。ですから、私どちらかというと学力アップという部分で、先ほど言いましたけれども、私はそこの部分でやっぱりマンツーマンというか、教育力というのは人対人ですから、そういう部分で考えると、退職校長先生のお話を伺ったときに、やっぱりメンバーが足りないと、そういうようなお話も聞いていますので、その点での充実ということを私は述べたつもりですが、どうでしょうか。

答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)

ご指摘のありました内容充実についての件でございますけれども、今ご指摘を受けたとおり、町内におります教職員のOBの方々、高齢化が進んでおります。これは、現実の問題として起こっております。しかしながら、そういった方々の協力をいただいたり、あるいは先ほどから申し上げているとおり介護福祉学校であるとか高等学校の学生であるとか、そういった子供たちも一緒になって協力をしていただいている状況がございます。こういった状況の中で、今後こういった活動に参加していただける方々をふやすという意味において、どのようなものができるか。例えば近隣に教育大学岩見沢校がございますので、そういった学生たちに協力をいただくことはできないだろうと。さまざまなことをこれからも考えていかなければならないとは思いますが、現状の中ではまず一つ一つ確実にやっているものを進めていきたいというふうに考えております。あわせまして、長期休業中ばかりでなくて、考える力を養うためにということで、あるいは一人一人の子供に寄り添った指導を行うという観点において、まず学校において全ての教科にわたって考える力というものを養うための授業を行っております。また、それを発表する力、そういったものも養う授業も行っております。さらに、一人の先生が全てをやるというわけにもいきませんので、特別支援教育支援員というものを、これまでは9名、来年度からは10名にして、その充実を図ってまいりたいというふうにも思っております。学校は学校として、地域は地域としてそれぞれのお力をおかりしながら、これからの子供たちに考える力、あるいは自分の思いを伝える力というものを十分に養ってまいりたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 5番 重山雅世

③の部分です。中学校のことで、例えば中学校においてはという形の提案の仕方しました。三笠市では、学力向上未来塾という形で塾の講師を呼んで学力アップを図っていると。そして、そういう中でやっぱり子供の学力というのは高いらしいです。そして、統合もしないでやられていて、この前道新の報道にもゼロ歳から4歳までの子供の数がふえているということで、25の市町村が載っていました。その中では、市では三笠市、それから町ではこの近隣でいうと南幌が載っていました。ゼロ歳から4歳までの子供がふえている自治体ということで。結構三笠に子育て環境が整っている。学校の給食費も無料ですから、早くからやっていますし、子育て世代が結構移住してきているというのも聞いています。お隣の南幌町もそうです。ですから、そういうような形で、これからは子育て支援をやるべきだよと、そこの道新のあれには書いていましたけれども、三笠もそういうような形で塾に通えないというか、そういう形で退職教員も活用していますし、それから塾の講師にもお金払って学力アップという形でやられています。これは、国の国庫支出金とか国や道の支出金も活用しながら予算計上されていますね。ですから、土曜授業だとか、そういう中で本当に子供がわかったと、理解できたと、そういうような……土曜授業となったら学力という点ではどうなのかなと私は感じたのですが、親の経済力で塾に行けないという子に対しては、福祉政策として取り組んでいますよね。でも、ニーズ的には、今担当からも資料いただきましたけれども、5名程度ですから、やっぱり毎日の学習、そういう部分でいうととても不十分だし、週1回というような形で聞いていました。ですから、果たしてそれでと思うのですが、三笠の場合はそこがまた違うと思うのです。その点も当然ご存じだと思いますけれども、やっぱりそういうような形のやり方、現場の先生方の負担をこれ以上ふやさないためにも、民間の栗山はこの人口規模で4つ、5つぐらいの塾がありますよね。ですから、民間の営業を阻害しないというか、そういう点でもそういうやり方も視野に入れたことを考えていく必要あるのでないかなと。私は、学力テストの結果だけ見て判断というのはどうかなと思いますけれども、毎日の生活習慣という点ではテレビだとか家庭学習の時間が少ないよだとか、そういう形の調査報告もされていますけれども、そういう点では果たして今のまんまで自信持って大丈夫なのだよと言えるのかなと私率直に感じるのです。どうですか。やっぱり中学校は高校へ行くためというか、高校へ行く子供もたくさんいるわけですから、学校の現場の中でも塾行ったほうがいいのでないかなんて言われることもあるなんて聞きましたし、でも行きたくても行けないという子供もいるわけですから、今5人しか実際には行っていないということですから、福祉政策の中では。ですから、余りにもお粗末でないかなと。先ほどの答弁だけでは、学習支援という点ではどうなのかなと率直に感じているのですが、再度答弁求めたいと思います。

答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)

学力向上という部分も含めた形での公設の塾的なものを設置されている市町があるということは承知しております。それぞれの市町によって、その状況というのはさまざまでございまして、地域にそういった学習機関が全くないであるとか、あるいは地域に分散しているであるとか、さまざまな要因の中でそれぞれの市町が判断をされて実施しているものというふうに考えております。私ども現状の中でどうなのかということでございましたけれども、教師の負担軽減ということは、先ほどから申し上げているとおり行っていかなければなりませんけれども、学び、学習、学力というものは教師が行う最も大切なものであろうというふうに考えております。これが中心になるべきだろうと。それと、要するに楽しい生活が送れるような体力であるとか、あるいは人と仲よくやっていく豊かな心であるとか、そういったものを養う、これが教職員が求められている主な業務であろうというふうに考えております。先ほどから申し上げているとおり、負担軽減、その3つのものをしっかりとやっていくために、ほかのものをできる限り負担軽減していくということについては、そのとおりであろうというふうに思いますし、これからも進めてまいらなければならないというふうに考えておりますが、今学校としてやるべきことは、先ほどから申し上げているとおり教師が中心となってしっかりした授業を行うこと。それから、一人一人の子供の実態、状況をしっかりと把握した上で必要に応じて個別に休み時間であるとか、あるいは放課後であるとか、そういった時間を利用しながら手厚く指導を行っていくということがまず一番先にやらなければならないことであろうというふうに考えております。また、放課後の部活動以外の部分で学びたいという場合にはどうするのだろうねということなのですけれども、今言ったように学校の中でさまざまな実は活動も行っております。放課後につきましては部活動もありますし、生徒会活動含めていろいろな活動を実は子供たちは行っております。教師もそれに対応するべくさまざまに努力をしていただいている、こういう現実がございます。さらに、これで公設塾を設けて、これもあれもということはちょっと、本当に子供たちがみずから考えてみずから行動して主体的に何かをやっているということになるのかなと。私どもは、用意できるものは最大限用意をしていくと。ただ、そこを選択していくのはやはり子供たちであろうということであります。学校教育が行うべきものをしっかりやった上で、補足していただくという意味において、そういったビバっとそらちのような福祉政策のもとに行われているもの等の活用を図らせていただくであるとか、あるいは先ほどから申し上げているように長期休業中の学習会を設定して休み中の勉強について困らないように、あるいはふだんの授業の中でわからないところについていろいろ先生に聞いてもらえるような、そういった環境をできる限り準備をさせていただきながら、それを子供たちに選択していただくということであろうかなというふうに思います。先ほどもちょっと、とんちんかんなことを言うかもしれませんけれども、ただやはり私ども考えなければならないのは、何か学習指導要領が変わるよというと学力のことに重点が置かれますけれども、やはり学力は大切ですけれども、それ以外にそれぞれの子供たちが本当に自然を愛するであるとか、人と一緒にさまざまな行動をして人と仲よくやっていくであるとか、そういった地域の力をかりていろいろなことをすることが学力向上と同じぐらい、時にはそれ以上に大切なことではないかなというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 5番 重山雅世

今の教育長の熱弁を聞いて、改めて1947年に制定された教育基本法、これ教育の目的、人格の完成を目指す、子供の生きる力を全面的に育てると、改めて振り返りました。けれども、その後2016年の第1次安倍内閣の中でこれが改悪されて、会社とか企業の要請に応える人材育成と、そのように変わってきているのです。その弊害がこのような状況に、先生も忙しい、子供も忙しいと、そういう形になっていると。ですから、基本はやっぱり私は最初に制定された、教育とは何か、目的は何かと。人格の活性だよと、私はそこに振り返りたいなと思います。それで、担当からも資料いただいたときに、栗山町の児童の塾の利用率、家庭教師含めて、小学校6年生が36.2%、中学3年が34%という資料もいただいていますし、スポーツクラブ、部活の加入率も中学校は男子が89.4、女子が72.4、小学校5年生で男子が81.8、女子58.1ですか。ですから、スポーツや部活を一生懸命やりながら、本当に子供たちの忙しい状況というのはわかります、はっきり見えて。ですから、勉強もしないとならない、スポーツもやりたいと。そして、そういう点では子供の置かれている状況というのは本当に忙し過ぎるなというのは率直に思って、うち帰ったら勉強もなかなかできないという状況も、だらっとしていたいと、そういうのも見えてくると思います。実際に家庭での状況がどうかという、声に出ているのだなと率直に感じるのです。私は、ぎゅうぎゅう詰めでやれということではなくて、少しでも先生方の負担も軽くしながら、子供の学力、わかる喜びを知ってもらうというためにも、本当はこうやる、先生方がその力を十分に発揮できるというのだったら一番いいです。何にも塾行かなくても大丈夫、学力アップできるよと。今そういう状況に置かれていないというのが現実ですから、あるものを利用するというか、そういう点で提言させていただきました。でも、現状の中では、三笠で取り組んでいるようなやり方は考えていないということですから、4点目に行きます。これは、5番目とも絡んできますけれども、文部省の諮問機関、中央教育審議会、学校における働き方改革、先ほど5番目のときの答弁にありました。業務の仕分けというか、中間まとめの中では、あくまでも教員の業務の範囲、負担軽減に業務を先生方の業務を削減するということで中間まとめが決められましたよね、12月の段階で。先ほど2月9日ですか、緊急という形で。だから、方向性としてはやはり今の先生方の置かれている状況というのは当然文科省も考えられて、こういう中教審などの答申に出てくると思うのです。それで、4番、5番という点では関連してくるので、ちょっとお尋ねしますけれども、業務を削減します。不要不急の業務を削っても、今の町職員数では足りないと。もう基本ははっきりしているのです。先生の数が足りないよ。それから、小学校の場合だったら1日4時間25分、授業が設定されていますから、文科省の言うとおり1時間の授業には1時間の準備が必要だと言われています。ですから、そうなると1日9時間近い労働時間になりますよね、4時間25分ですから。平均するとです。ですから、そういう点でいったら先生方の数が足りないよと、そういうのはもうはっきりしているし、1クラスの数も教員の受け持つ人数も多過ぎると、子供たちの数。ですから、一人一人になかなか目が行き届かないというのが現状だと思うのです。そこを根本的に解決しないと、ここが一番基本だと思うのです。でも、それをだからどんどんと国に現場の声として上げていっていただきたいと。私どものほうもそういう形で上げていきますけれども、基本的にはそこだと思うのです。当面、中間まとめの中では負担軽減が可能な業務の例として標準授業時数を大きく上回った授業計画、必要性が乏しく、習慣的に行われてきた業務だとか、学校が作成する年間指導計画など、過度に複雑かつ詳細な計画、それとか教育委員会などの取り組む方策の例として行政研修の整理や精選、研究指定授業のテーマの精選など負担面の配慮。それから、基本的には学校以外が担う業務として登下校に関する対応、放課後から夜間などにおける見回り、児童生徒が補導されたときの対応、学校徴収金の徴収管理、そういうようなこと。そういうようなことをいろいろ14ぐらい業務が出されていて、ここ仕分け必要ですよと出ていますよね。出された中間まとめの中で教育委員会として先生方の業務の削減に向けてこういうことをやりますという点では、先ほど部活に対しては休養日設けたとか、そういう形はやられていますけれども、それ以外にどういうようなことを、今挙げた、まだまだありますけれども、どうでしょうか。当面どういうことを、部活の部分だけではなくて、どのようなことを考えておられるのか、その点でお尋ねします。

答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)

ご質問にお答えをさせていただきます。教職員の業務の負担軽減につきましては、ご指摘をいただいているとおり、本当にこれから早急に進めていかなければならないものだというふうに認識をしております。部活動以外でどういうものが具体的にあるのかということでございますけれども、これまでに行ってきたもの、あるいはこれから考えているものということで区別をさせていただきたいと思いますけれども、まずこれまでに行ってきていることということで、例えば先生方が行う印刷業務の軽減であるとか、あるいは簡単な事務処理の軽減であるということを目的として臨時事務職員を3名配置し、各学校で勤務いただいておること。それから、ICTによる校務支援システムというものを導入しまして、事務処理のさらなる効率化を図っていけるような体制をつくっているということ。さらに、先ほども申し上げたとおり特別支援教育支援員の配置を9名行っております。そういった方々の協力を得ながら進めているということでご理解をいただければというふうに考えております。また、これからどうなのだろうということですけれども、これも先ほどちょっとお話をさせていただきましたけれども、まず1つはやっぱり部活動等についての軽減というのは、これは図っていかなければならない。ただ、これをやるためには、多くの方々の理解を得なければならないということがございます。私どもも学生時代からここまでずっと何らかの協議をやってきたものが多くて、私もやってきた部分がございますが、そのときにやってきたことが今当たり前と考えてしまうと、今なかなかこの改革は進まないという部分がございます。どこまでが適切なのかということも一つ一つ踏まえなければならないし、これからやっていくとすれば、どういう方の力をおかりすることができるのだろう。そういったことも含めながらこれからやっていくことといたしましては、先ほど申し上げたとおり長期休業中の学校休庁日、それから部活動の土日、さらなる土日1日の休養日が設けられないか、あるいは各種会議を減らすことができないか、そういったことについてもこれから論議をしてまいりたいと思いますし、これも先ほど申し上げたとおり2月9日に出されました細かな項目について、あれがそのまま全部できるということにはやはり状況としてならないだろうというところもございます。各学校と十分に話し合いを持ちながら、こういう部分はどういうふうに対応することができるというようなことを1年間かけて一つ一つ検討してまいりたいというふうに考えております。そういったものの中で整理統合できるものについては整理をさせていただきながら、先生方の負担というものを軽減していく、こういうことで先ほどから申し上げているとおり先生方が本来やらなければならない業務に専念できるように、そういった環境をつくるためにこれから整理させていただきたいと思いますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。

質問 5番 重山雅世

校務支援システムというのですか、この部分の活用という点では、教職員の業務の削減に役立っているのでしょうか。その辺はどうでしょうか。私、中教審の報告などでも財源の裏づけが余りきちっと示されない中で羅列的にばっとというのは本当にいかがなものかと思うのです。やっぱり財源が伴いますよね。臨時の事務職を雇ったよとか、やっぱり働く人の身分保障を含めてやっていかないとならないし、私1月に視察した静岡県のある町では、静岡県として35人学級、中学校までやっているのです。ですから、その点では道は本当におくれています。だから、そういう1学級何人という、OECD並みで、先進国並みでいうと20人前後ですから、だから本当にそういう点では日本がおくれている、勧告も受けて当たり前だと思うし、それがちゃんと実施されていないというのも腹立たしい限りです。ですから、国に対し、道に対して物申すということもとても大事でないかなと。現場が一番大変な思いするわけですから、決められたことをどんどん、どんどん上意下達で来ますから、そこでもって本当にもがきながら、これはこれはとやっぱりやっていかざるを得ないという現状も十分わかります。だけれども、財源もちゃんと付与しながらやれというのだったらいいのですけれども、そういう状況ではないですよね。ですから、その点もあわせてどうなのかと。そういう姿勢で立ってやっていくつもりなのかというか、その決意も込めて、先ほどの校務支援システムというのですか、それが教職員の負担軽減につながっているかどうか、その点で活用が本当にいいものなのかということ。中学校と小学校、若干違うやにも耳にしたものですから、あれ高校まで行くのですね、たしか。ですから、その辺もあわせて答弁を求めます。

答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)

ご質問にお答え申し上げます。ICT活用による校務支援システムの導入ということが実際にどうなのだろうということでございます。ちょっと回数を記憶しておりませんけれども、以前にもこのことについてご説明申し上げましたように、例えば同じ名簿をつくるということでも、校務支援システムでありますと、一度学級名簿をつくれば自動的に出席簿ができます。また打ち直すとか張りつけ直すだとか、そういった作業は全く要りません。さらにいくと、それが指導要録の名簿づくりのほうにも運用できる。あるいは、これから先受験における、昔でいう内申書ですね、個人調査書等の作成であるとか、そういったものにも自動的に転嫁できるようなものということで、今までであれば一つ一つつくっていたものを一括して運用することができるであるとか、あるいは今後のこととしてまだ本町では実施しておりませんけれども、今後の検討課題として、例えば指導要録を今紙ベースでということになっておりますけれども、それをデータベースで保存することができないかとか、そうすれば一切打ち出す手間もなくなりますし、どうしても1枚目の在籍にかかわるものについては担任と校長の印鑑が要りますので、それは作成しなければならないのですけれども、それ以外の学業に関する成績等の記録等については、そういったもので一括できないだとか、さまざまなものに活用することができます。また、これからも先生方の要望を聞きながら、どういうものを充実していくことが望ましいのかということについても整理をさせていただきながら、道が中心となって今運営していただいておりますけれども、そういった道に対してもきちっとした形で、実際に先生方が使えるものにしてもらいたい、さらなる改善を加えてもらいたいという要望をこれからもしてまいりたいというふうに考えております。ご了解いただきたいと思います。また、いろんな施策が矢継ぎ早に出てまいります。私どももえっというぐらいたくさん出てまいります。そういったものに対して、やはり一自治体ということだけで頑張って、うちの町は極めて他市町に比べて頑張っている町だろうというふうに自負しておりますけれども、やはり一つの町だけではできないことも多々あります。こういったものにつきましては、学校の教職員のさまざまな団体の方々、あるいは教育長会、あるいは校長会、教頭会、そういった各団体からもやはり予算的な裏づけのある、さまざまな活動を提示していただきたいということは要望しておりますし、これからも強く要望していかないと、一自治体にばかり押しつけるような形でのさまざまな活動の実施ということだけではできない部分が多々起こってしまうということも予想されますので、今後ともそういったものについては強く国あるいは道、こういった機関に要請をしてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 5番 重山雅世

もうこれ1点で終わります。このICTの活用、さらなる改善要求、現場の声を聞いて、そこ一番大事なところだと思うのです。中学校の場合は、例えば1教科専任の教員ですよね。小学校の場合、全部ですよね。ですから、名前や何か入れていく最初の入力ありますよね。それから、小学校の場合は全部の教科を先生が入力するような手間というか、その辺は改善要望というか、現場が一番わかっているわけですから、やっぱりそこをもう少しきめ細かに聞きながら要望すると。当然そういう形で答えられたのですよね。そうであれば終わります。

出典:栗山町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月9日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる