訓子府町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月10日
空き家利活用に係る新たな支援について
2024年9月10日、訓子府町議会の一般質問で、村口鉄哉議員が「空き家利活用に係る新たな支援について」質問し、町長 伊田彰、住宅施設課長 河端健が答弁しました。
- 質問者
- 村口鉄哉 議員
- 答弁者
- 町長 伊田彰、住宅施設課長 河端健
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 村口鉄哉
空き家利活用に係る新たな支援について。令和4年7月から9月に実施された「空き家実態調査」では、空き家と思われる住宅が140戸とされているが、その利活用について伺います。1、来春予定の民間賃貸借住宅の支援の制度の概要は。2、家財道具処分費用の支援の考えは。3、土地を含め「売る」「買う」など、さらなる利用促進の相談支援の考えは。4、空き家の管理サービスなどを行う「管理活用支援法人制度」の導入の考えは。以上、4点を伺います。
答弁 町長 伊田彰
ただいま「空き家利活用に係る新たな支援について」お尋ねがございましたので、お答えをいたします。1点目の「民間賃貸住宅への支援」については、公約の一つとして掲げさせていただきましたが、6月議会でもお答えしたとおり北見地方の賃貸住宅市場の低迷による家賃の下落、建設費の高騰などを背景として、投資に見合った採算を得るには、厳しい状況のもと、実施に乗り出す事業者が減少している状況にあると思われます。今後とも住宅需要の動向を見据えて引き続き検討してまいりたいと考えております。2点目の「空き家に係る家財道具の取り扱い」については、空き家バンクの現時点での登録件数は3件にとどまっております。空き家に残る家財道具などの残置物の存在が所有者が空き家バンクへの登録を躊躇する原因の一つではないかと考えております。本町として、空き家の残置物処分費用の支援について、先進地事例を参考としながら検討を進めており、空き家所有者の心理的・経済的負担の軽減を図り、空き家の流通促進および利活用促進につなげてまいりたいと考えております。3点目の「さらなる利用促進の相談支援の考え」については、現行の空き家バンク制度について、空き地情報も対象とし、個人だけではなく、社宅を取得したい事業者なども対象に加えるなど、現行制度の見直し、拡充を検討してまいりたいと考えております。また「さかさまバンク」と言われる空き家を買いたい・借りたい人を登録する制度の導入についても、さらなる利用促進に向けて検討してまいりたいと考えております。4点目の「空家等管理活用支援法人制度」についてですが、令和5年6月に改正法が公布され「空家等対策の推進に関する特別支援法」において、新たに創設された制度であります。この制度の狙いは市町村に申請して、審査をへて指定された民間法人が、公的立場から活動しやすい環境を整備し、空き家対策に取り組む市町村の補完的役割を果たしていくことにあります。本制度の実施状況については、本州の都市部で実施が始まり、北海道内では現在1自治体で制度を実施しております。本町においても、支援法人による補完により、空き家対策がさらに充実することを望むべきところではありますが、当面は町で空き家対策業務を行うこととし、今後、法人を指定して対応することが望ましい状況が生じた場合に導入を検討してまいりたいと考えております。以上お尋ねのありました4点につきましてお答えをいたしましたので、ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
質問 6番 村口鉄哉
それでは、1点目の民間賃貸住宅の支援制度の概要ということでこれについては余湖議員、前回の渡邉議員の一般質問でもされておりまして、町長が回答されております。来春やるんであれば、多分予算というのは11月末に決められるんでないかなと思うんですよね、あと2か月半ですか、内容的に言えないのかちょっと分かりませんけど、概要的な部分で話ができるんであればお願いしたいなと思います。
答弁 住宅施設課長 河端健
具体的に民間賃貸住宅に対する補助についてですけども、答弁でもお答えしているとおり、なかなか投資に乗り実施していただける事業者が少ないということがあって、難しい状況であるというふうに考えております。そして、住宅、世界的な状況からも言いますと、日本の金利も上がってきているという状況も一つマイナス要素であるのかなと思います。それで、なかなか非常に初期費用がかかるような事業ではありますので、賃貸住宅をどうにか町で広げていくのに、新規というのももちろんありがたいお話なんですけれども、空き家を活用しながら、その空き家を賃貸住宅として活用できるような方策はないかと今考えているところでございまして、新築に関しては、ちょっと今厳しい状況でありますので、今後の状況を見ながら引き続き考えていきたいというふうに思っております。
質問 6番 村口鉄哉
ここで題目挙げてるのは民間賃貸住宅の話ですよ。新築って私言ってませんので、今、最初に言われた空き家住宅の話で私はしてます。ですので、単価がものすごい高い住宅を建てて、家賃が5万、6万の住宅に誰が入れるんですかねって、これは多分余湖議員も言われた内容です。細かい話はできませんので、その辺は皆さん十分理解していると思います。なんで空き家をどういうふうに利用していくかということで今回私を挙げておりますので、来年に向けて頑張っていただきたい。次に、2点目、家財道具の処分の費用の支援ということで、なかなか隣町の補助制度を見ているのか見てないのか分かんないんですけど、置戸ではもう既にやってますよね、うちと同じように空き家の取得助成とか、空き家の改修とか、空き家の解体とかって制度は置戸にもありますけど、置戸には空家家財道具処分支援事業補助金という制度があります。これは限度額10万円、対象者については結構制約があるみたいですので、私はそれを言ってるんで、参考にするとかじゃなくって、きちんとやっぱり管内の部分の、前回の渡邉議員もそうですし、余湖議員のときもそうですし、きちんと理解されるべきじゃないかなと思います。話はちょっと長くなりましたけど、この点については、どのようにお考えでしょうか。
答弁 住宅施設課長 河端健
村口議員言われるとおり管内で実施している自治体がいくつかあるということは調べて分かりましたので、引き続き調べて進めていきたいと思いますが、残置物の処分に関しては、来年度から補助額いくらとか、そういったところも含めて、無条件というわけではありませんが、空き家バンクに登録されているような方との流通に関して、そこに残置物処分費用の助成をするとか、そういったことを来年度に向けて考えてまいりたいと思っているところでございます。
質問 6番 村口鉄哉
よろしくお願いします。したら次の3点目の質問に移ります。多分、空き家対策の計画って本町にあると思いますし、作られた担当課ですので内容はよく分かってると思います。令和4年3月に訓子府町空き家等対策計画、多分国の指導もあって補助金も含めて、もらうためには多分この計画が必要であると。令和4年から令和8年までの5か年の計画で本町の場合は策定されています。その課題として、空き家の管理、対応する窓口の整備、空き家を防ぐ取り組み、特定空き家の取り組みとして記載、述べられております。その中で、本町として、データベースを作成しているのかどうか、お伺いします。
答弁 住宅施設課長 河端健
データベースに関しましては、令和4年に実施しました空き家実態調査の中で、通告書にありましたとおり140件の空き家があった、当時ですね、それで、その空き家の状況と場所、所有者、アンケートに答えていただいた方に関しての意向の内容ですとか、そういったものはパソコンの中でデータベースで参照できるように整備したものを所持しておりまして、それを活用していきたいと思っております。
質問 6番 村口鉄哉
今、データベースがあるということですので、多分、庁舎内、関係課と多分共有されているというふうに私は思っております。そこで計画の中の9ページの第3章「空き家等の対策」ということで、その計画に載っております。そこの小項目、適切な管理の促進、そこの(2)相談体制の整備と建設課、今は住宅施設課でありますけども、相談窓口、関係機関、各課との連携というふうになってます。例えば町内なり町外から担当課の方に問い合わせがあった場合については答えておりますでしょうか。
答弁 住宅施設課長 河端健
空き家に関する相談については、住宅施設課、1階の奥の方にありまして、どうしても手前の方で空き家の窓口どこだいっていったような相談があって、その際にはうちの課に招いていただいて、その都度相談をしております。それで4月から住宅施設課ということになりまして、住宅全般に関する業務を請け負っている課だというふうに思っておりますので、住宅相談業務、空き家も含めて、今後とも相談体制を整えて対応していきたいというふうに思っております。
質問 6番 村口鉄哉
言っていることは分かります。ただ実際に、その空き家が担当課の人が確認されているかどうか。中身はどうなのかというのは、細かい部分の対応というのはどのようにされているんでしょうか。
答弁 住宅施設課長 河端健
いただいたデータベースの中は一応把握はしておりますけれども、ただ空き家を1件1件回って、その状況を把握しているかというとそこまでは把握しきれていないような状況でございます。
質問 6番 村口鉄哉
それぞれの住宅を把握してないのに相談業務ってできるんですかね、私はすごく不思議に思います。次、同じ項目の中の小項目で空き家の流通、利活用促進の(2)修繕、改修等による利活用可能な空き家は、国の事業やさまざまな補助金の仕組みを利用して空き家等を再生させる取り組みを推進しますって書いてます。今後、町としてどうされるのかお伺いします。
答弁 住宅施設課長 河端健
計画にありますとおり修繕しながら空き家の利活用ということですけれども、昨日ちょうど夕方のニュースで「中間管理住宅」といったニュースが出ていたんですけども、それは空き家所有者から町が空き家を賃貸で借り入れまして、その住宅を町の方で改修し、そして入居の募集とか管理等を町の方で請け負って、そして入居者に住んでいただくというそういった制度でした。それは空き家の所有者と町で長期間の契約を交わして町で改修するということで、その間、空き家の所有者については管理したり固定資産の費用が軽減、軽減というか払う必要もなく、賃貸期間が明けた暁にはきれいになった空き家が帰ってくるというような住宅の制度でございました。そういった制度も今後考えていきまして、空き家の利活用につなげていければというふうに考えております。
質問 6番 村口鉄哉
どうも考え方がちょっとずれてるのかなって私思いますよね。前回町長が答えて、これも町民の方から言われたんですけど、東町のどこどこの企業の勤めてる方は北見からほとんど来てるとかという話をされて、いや町で住宅建てたらいいんじゃないか。だけどそれは町長が回答しているとおり、莫大な金額かけて、金額も高くて最終的に五、六万になるような住宅誰が入るんだっていう話になると思います。町長はその企業で2万5千円から、そのぐらいだったら入るというような話も聞いているとおりだと私も思います。今の現状から言って2万5千から3万円の住宅をどうやって作っていくかと私も思います。なんで役場がやればはっきり言って莫大な金額をかけて莫大な投資になって最終的には家賃が高くなるっていう話ですよ。4にもつながりますけど、そこは民間の方を利用してさらにずっとそこに住むわけじゃない、賃貸ですから、極端な言い方をすると断熱とお風呂と台所を必要最小限新しくすれば、ある程度近くなるんじゃないかなと私は思います。私の持論なんで、その部分についてどうのという考えはありません。この計画において、空き家対策委員会が組織されてます。令和4年から開催されたのは何回ですか。
答弁 住宅施設課長 河端健
空き家対策協議会については、計画の中で役場の空き家に関する関係課を持って組織、構成しているというものですけれども、空き家に関する例えば周辺に被害を及ぼすような危険な住宅があった場合、それをどうするかといった対応が出たときには、そういった協議会を開催して、対応を協議するようなことも考えておりましたが、これまでは今のところ協議会の開催は一度も行っていないのが状況でございます。
質問 6番 村口鉄哉
状況は分かりましたので、次に移りたいと思います。4番目の関係でありますけども、この制度が最近できたみたいな説明されていますけど、私の方で資料を調べた中はそんな感じではないような気がするんで、私の調べた内容が違うのかどうか分かりませんけども、制度的にはもう既にありますし、来年度で1回目の補助金制度が終わるような事業になっております。この事業については、国の事業であります。その中で出ているのは、市町村は、要するに、支援法人でありますけれども、NPO法人、社団法人、民間事業、これらに運用について、空き家活用、管理方法、相談業務について、役場がやるんじゃなくてどっかの企業にやってもらって細かいやつをやった方が私はマッチングも含めてやった方がいいんじゃないのかなって私は思っておりますけど、その点については、町長どのようにお考えでしょうか。
答弁 町長 伊田彰
空き家の部分でいろいろなご意見も含めていただきました。そういった意味では、今、途上にあるというところでございまして、今ご質問にあった法人の部分につきましては、ちょっと僕はじめて聞きまして、いろいろ頭ん中巡らすと対象になる法人が、どういう形で持てばいいかというところがあって、宅建協会なんていうのは一番最初に、空き家のバンク作るときにちょっと宅建さんといろいろあったんですけども、やっぱり宅建さんは宅建さんで、これ以上、行政踏み込まないでという話も僕担当だったんでいただきました。そういった意味では、できればうちも多少の委託料等々についてはあると思うんで、宅建さんあたりとそういったタイアップってできないのかなというのは、少し現場サイドには投げかけてはいるんですけども、どうやら宅建さんは成立しないと手数料が生まれないというので、成立の件数が、例えば訓子府町、非常におそらく宅建さんから言わすと少ないと思うんですよね。そういうのでなかなか乗ってきていただけないっていうのが実態としてはちょっとこの本当の意味の今の言われている法人とはちょっと違う形かもしれないんですけども、そういうようなイメージも少しあって、ただ言われるとおり民間の方が積極的に、そういった意味では、相談と実態も含めてやっていただくというのが本来の姿というか一番いいなというのは思ってはいます。ただ対象となる法人がどういう形で生まれるかというのが一番今の段階ではちょっと引っかかりがあるところでございます。
質問 6番 村口鉄哉
なかなかその辺はちょっと理解されてないのかな。何をやるかって、法人さんが何をやるかっていうのは、要は持ち主がお年寄りになって、お子さんの方の札幌とか江別とかに行かれて空き家になる。したら誰が管理するんだっていう話ですよね。雑草は生えてくる、住居は古くなる、屋根に雪が積もって管理しなきゃならない。周りから苦情が出る。管理されてない。そしたら誰やるんだっていう話だと思うんですよ。なんで、その部分を管理を含めてNPO法人なり、それから民間事業者、訓子府の中小企業者がその事業をやる。それを役場が委託事業でやるという話です。全額って話ではありませんので、もちろん所有者からお金をいただくという話です。この制度というのは、事業名については、空き家対策総合支援事業、多分ちょっと分からないんですけど、除去、解体については多分もう既に実施されております。私の言っているのは、空き家対策モデル事業というのがあります。この中にNPO法人、民間法人も巻き込んで支援法人として業務については国が2分の1、地方公共団体2分の1というような助成の割合になってますし、空き家活用コミュニティ再生については国が3分の1、地方公共団体3分の1、所有者3分の1などの制度はあります。ですので、訓子府にできるかどうか分かりませんけど、そういう部分を勉強していただいて今後の検討にしていただければなと思います。最後に町長一言お願いします。
答弁 町長 伊田彰
少し勉強不足の部分もありましたので、あらためまして、ちょっと空き家対策総合支援事業、少しずつというかかじりつきみたいなところはかじって、いろいろ補助金あるよねというのはちょっと、あくまで修繕に対する補助金とかそういうところの部分だったんで総合的な部分のところも学習しながら、ちょっと実現に向けて進めてまいりたいと思います。