訓子府町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月21日
人口減少抑制の目標設定と子育て環境の整備
2023年6月21日、訓子府町議会の一般質問で、渡邉智大議員が「人口減少抑制の目標設定と子育て環境の整備」について質問し、町長 伊田彰、教育長 林秀貴、子ども未来課長補佐 卜部恵司、福祉保健課長補佐 関口好子が答弁しました。
- 質問者
- 渡邉智大 議員
- 答弁者
- 町長 伊田彰、教育長 林秀貴、子ども未来課長補佐 卜部恵司、福祉保健課長補佐 関口好子
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質問 2番 渡邉智大
2番、渡邉智大です。通告書に従いまして、一般質問をいたします。まず、一つ目、人口減少抑制の目標設定と子育て環境の整備について、町長と教育長にお伺いいたします。新町政となり今回の町政執行方針にも「保育料の完全無償化」や「子ども医療費無償化の高校生までの拡充」などの「子どもを守る」政策が掲げられ、子育て環境の整備が進み移住促進や出生数の増加を多くの町民が期待しているところだと思います。高い出生率を達成し全国的に注目を集めている岡山県の奈義町や愛知県の大府市などでは金銭的な援助に加え、土日も含めて子どもをいつでも預けられる環境の整備なども進められております。また、厚生労働省の「21世紀成年縦断調査(2021年11月調査)」では、男性の家事・育児時間が長いほど第2子以降の出生割合が高い傾向にあるという調査結果も出ており、家庭外・家庭内両面で子育て世帯を支える環境の整備が重要であると考えられます。それらを踏まえて、新町政での具体的な施策や数値目標の設定について伺います。1、新町政としての数値目標の設定や目標達成に向けた考えは。2、「メロンキッズ」や「子育てサポート美羽み わ」などの団体が町内で子育て支援を行っていますが、託児を担う会員の減少や託児利用者の固定化などの課題があります。認知度の向上や無料券の拡充などを通して活動を支援し、気軽に子どもを預けられる環境を充実させる考えは。3、父親の家事・育児参加促進のため、父親教室・両親教室の出席率向上や託児体験の機会を作るなど内容の充実を図る考えは。以上です。
答弁 町長 伊田彰
ただいま「人口減少抑制の目標設定と子育て環境の整備」について3点のお尋ねがございました。教育長へのお尋ねもございましたが、私の方からお答えをさせていただきます。1点目に「新町政としての数値目標の設定や目標達成に向けた考えは」とのお尋ねがございました。これ新しい計画ではございませんが、現在、人口の数値目標として、令和元年度に策定した「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の人口ビジョンとなります。この中で国立社会保障・人口問題研究所(通称社人研)が国勢調査を基に2040年の本町の将来人口を3,127人と推計しています。「まち・ひと・しごと創生総合戦略」に取り組むことにより、420人多い3,547人を目標と設定しております。この「まち・ひと・しごと創生総合戦略」においては、三つの基本目標と六つの数値目標、さらに重要業績評価指数、いわゆるKPIを設定し、PDCAサイクルにより管理をしております。三つの基本目標のひとつ「安心して子どもを産み、育てることができる環境を創る」では子育て環境の充実を目指すものであり、数値目標は期間合計特殊出生率、2018年の1.73から2024年に1.82とすると設定をしております。この目標の達成に向け、妊娠・出産期からの切れ目ない支援の充実や子育て世帯の経済的な負担の軽減など、さまざまな施策に取り組んでいるところでございます。2点目に「『メロンキッズ』や『子育てサポート美羽』などの団体が町内で子育て支援を行っていますが、託児を担う会員の減少や託児利用者の固定化などの課題があります。認知度の向上や無料券の拡充などを通して活動を支援し、気軽に子どもを預けられる環境を充実させる考えは」とのお尋ねがございました。本町においても少子化や核家族化が進み共働き世帯が増える中で子どもと子育て家庭を取り巻く環境が大きく変化し、家庭における役割が増え、保護者等の多忙化が著しくなっております。このような情勢の中で、本町における子どもを預けられる一時預かり活動としては、子育て支援センターの一時預かり事業として子育てボランティアの「メロンキッズ」が平日の8時30分から16時30分まで託児を行い、それ以外の土曜、日曜、祝日や平日の時間外につきましては、民間団体である「子育てサポート美羽」が自宅での託児を担っております。「子育てサポートメロンキッズ」は、保護者の急な用事やリフレッシュ、また講演会や学校行事などに安心して参加できるよう、個人託児や集団託児を行う団体で、基本的には、子育て支援センター内で託児を行っております。一方「子育てサポート美羽」は、北見市を拠点としている団体で、本町在住の会員を中心に保護者が休日に仕事が入ってしまったとき、こども園や学校の終了後などに会員の自宅で託児を行っており、どちらの団体も町内の子育て世帯の育児負担軽減となっているところでございます。また、託児無料券につきましては、平成29年より家庭において乳児を保育する保護者の育児疲れやリフレッシュを図るために、保健師による新生児訪問の際に「託児無料券」を交付、子育て支援センターの一時預かり事業を活用して実施しており、利用者からは大変喜ばれているところでございます。しかし、議員のご指摘のとおり「子育てサポートメロンキッズ」「子育てサポート美羽」の両団体とも託児を依頼する家庭が固定化傾向にあることや、運営は子育てボランティアの会員で成り立っており、その会員の高齢化や就業による活動の継続が難しくなるなど、人材確保や体制整備などの課題がございます。これらの状況を踏まえ、本町の子育て環境や保護者などのニーズを把握しながら、一時預かり事業について、町の広報紙やホームページを始め、子育てアプリやSNSなどを活用して広く周知を行い認知度の向上を図るとともに「託児無料券」の拡大も含め、育児負担軽減のために、子育てボランティア「メロンキッズ」などの関係団体と連携しながら、子育て世帯に寄り添った子育て支援の充実や体制整備に取り組んでまいります。3点目に「父親の家事・育児参加促進のため、父親教室・両親教室の出席率向上や託児体験の機会を作るなど内容の充実を図る考えは」とのお尋ねがございました。町では、父親のみを対象とした教室は行っておりませんが、妊婦とその配偶者、パートナーを対象に母親教室、両親教室を行っています。両親教室では、妊婦の疑似体験や赤ちゃんの抱き方、おむつの替え方、沐浴の仕方などの実技を行っています。出産予定日にあわせて、年に3回実施していますが、ここ数年は母子手帳交付数が20人を切り、母親教室・両親教室の対象者は、令和4年度で年間12組、うち初産の方は4組と減少傾向にあります。両親教室の参加率は初産の方で6~7割程度でございます。両親教室では父親・母親になる前に妊娠・出産・育児のイメージができることを大切にしております。出席率向上に向けては、就労している妊婦さんが多いため、両親教室は夜間に開催、疑似体験や実技のほか、時には先輩パパやママに声掛けをして、出産後の体験談などを聞かせていただくなど工夫をしています。出産後も子育てしながら就労する母親が増えている中、父親の家事参加については、1歳半健診と3歳児健診で行っている子育てアンケートで「お父さんは育児をしていますか」という設問で1歳半では「よくやっている」が75%、「ときどきやっている」が20%、「ほとんどしない」が5%と回答をしております。3歳児では「よくやっている」が47%、「ときどきやっている」41%、「ほとんどしない」「なんともいえない」がそれぞれ6%回答をしてございます。子どもの年齢が低いと「よくやっている」の割合が高くなり、3歳児になるとその割合が減っていますが、「よくやっている」「ときどきやっている」を含めると9割が育児に参加をしております。どちらかといえば女性に偏りがちな育児や家事ですが、近年は夫婦で分担している方が増えている傾向にございます。今後は、両親教室だけでなく、離乳食教室、遊びの教室など父親が参加しやすい内容や開催方法などを検討してまいります。また、子どもと触れ合う機会がなく、不安を抱えて父親になる方も多くいるものと思います。子育て支援センター等とも連携した事業の開催についても今後検討をしてまいります。以上、お尋ねのありました3点につきましてお答えいたしましたので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
再質問 2番 渡邉智大
2番、渡邉です。ご回答ありがとうございます。いくつか再質問させていただきます。まず、一つ目の小項目の数値目標の設定についてで、以前作られたまち・ひと・しごと創生総合戦略の数値を堅持するというか踏襲していくということだと思うんですけれども、先日6月7日付の訓子府新報の一面の記事で、昨年の出生数が20人のみで、今年の出生数はまだ2人という記事が出て、僕の周りでも結構、町の存続を含めた先行きにその記事を見て不安を感じているという方も多くいらっしゃいました。この数値目標を堅持するということですけれども、それに向けて町長として再度不安を感じている町民の方も多くいらっしゃると思うので、意気込み等あれば、もし、宣言というか、こんな目標を堅持するってことを明言していただければと思います。
答弁 町長 伊田彰
ただいま、元年に制定したまち・ひと・しごと総合戦略の数字しか今現在では持ち合わせてございませんので、これは広くホームページも含めて、町内はもちろん、全国的にもお示しをしている数字ということで、5年間の数字でございますので、また変更ということはあると思います。そういったことからいくと、令和4年度のうちの出生数が14名、乳児での転入が5名ありまして19名。本年度はちょっと先ほど今までの5月までの間というか6月までの間に2名という新報さんの記事も出されましたけども、現在のところ母子手帳を交付している件数が5件ということで、そういった意味では、ちょっと1桁に近い数字も表れるかなというふうに思っております。ただ、子育て支援対策、いろいろ選挙戦で、冒頭議員からもありましたけども、さまざまな施策を打ち出しましたけども、それが特効薬としてあるかというところは、なかなかこう100%そういった部分はできないということもありますけども、そういった意味では、昨年の14人に対する5人転入していただいたというところで、そういった転入の促進も今まで進めてきた子育て支援対策プラス新しい対策を打つことによって、そういった転入者の増加も含めて、しっかりとやっていきたいというふうに思いますので、よろしくお願い申し上げます。
再質問 2番 渡邉智大
ありがとうございます。転入促進というところで、訓子府町で中学生までの医療費無料化したころは、なかなか近隣の自治体でもそこまでしている自治体少なかったところで、近隣の自治体も医療費無料化の対象拡大等の進めていた中で、今回高校生まで拡大されたということで、また訓子府町が子育てに優しい町だというところをPRして、転入促進にも力を尽くしていただければなと思います。次に、2つ目の小項目に移ります。子育て団体の支援についてです。かつては、3世代同居が当たり前だったところが、町長からの答弁にもありましたけど、核家族化が進み、そして共働き世帯が増えていく中で、例えばちょっと美容室に行くということだったり、リフレッシュする、あと通院があるというところで、産後うつの予防なども含めて一時預かりというのは非常に重要な社会インフラになってきていると思います。今回の一般質問を作るに当たって、そんな大事な社会インフラを担ってくださっているメロンキッズさんの代表の方であったり、支援センターの職員の方などとお話させてもらったんですけれども、その中でやはり最初の僕の質問にも書きましたけど、託児をしてくださる会員の高齢化があるというところで、ただ一方で、現在会員になられている方は、実際にご自身も子育てのときに利用して、その経験があって、自分の子育てがひと段落したときに入会されるという方が多いというふうにも伺いました。こういうことを踏まえると、もちろんなかなか現在、高齢化が進んでいるというところで限度があるとは思うんですけれども、これまでのような会員の募集に加えて利用の促進を図ることも、将来的な会員確保に向けて大事な支援だと思います。利用の促進に向けてというところで、先ほどの答弁の中では無料券の拡充なども検討していくということでしたけれども、もし具体的にほかに何か考えていることがあれば教えていただければなと思います。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
今、託児の関係での渡邉議員からのご質問でございました。実態としては、託児を担っているのは、町長がご答弁したように、平日は子育て支援センターでやっているメロンキッズ、それ以外の休日と時間外については、民間団体であるサポート美羽さんが担っていただいているってことで、会員については今まで平成23年からメロンキッズを始めたんですけど、その当時から25人から30人ぐらいの会員数がございまして、令和5年度では25人ということで、若干増減しながらも横ばいで進んでいるという状況であります。また、会員さんの、開設当初から会員だった方もおられますので、そういうところでの入れ替えをしながら、今までは若い会員さんも実際担っていただいているという状況があって、農家の奥さんも担っていただいているということで、そういう意味では期間が限定されたりということもあって、そういう意味で託児を担っていただく会員さんの、実際会員数はいるんだけど、実際、やれる方が固定化っていうか限定されているのが現状だということでございます。その中で、いろんな意味で、共働き世帯が増えている状況で本町の現状を申し上げますと、そういう状況の中で、こども園に入園する未満児さんが今は非常に増えていて、実際、2歳以上が9割以上、3歳以上になると100%こども園に入園されてますので、実際入園してないのが、0、1歳ですかね、そういう意味で、それでも就園率が高まっている状況がございます。その就園していない子どもたちが子育て支援センターに利用されているということで、ほぼ大体何らかのつながりを持ってやっているという状況で、託児の部分で言えば、実際利用されている人は子育て支援センターを利用されている保護者等というところでございます。そういう意味では、周知という面ではほとんど周知されている状況ではないかというふうに私たちは捉えているところです。それで託児無料券については、実際、最初始めたのが平成29年で、そのときは1歳児を対象にしてたんですけど、要望もございまして、1歳今は6か月にしている状況で、その利用されている保護者の方から、実際、例えば、兄弟がいて、1歳のお子さんを健診のところに連れていくときに、兄弟の2歳児が実際上託児することができないようなお話も聞いていますので、それらを含めた要望を含めて、実態を含めた中で、そういう託児の充実ということを図っていきたいっていうふうに思っているところでございます。
再質問 2番 渡邉智大
ありがとうございます。今後拡充も考えられているということですけれども、町長の答弁にもありました切れ目のない支援というところを考えるとなると、入園前までというのも一つの目安かなと思います。実際、今回の利用者の固定化の部分に関しては、お話を伺ったところ、無料券を利用したことがある人はその後も無料券が切れた後も必要に応じて上手に利用されているということなんですけど、無料券を利用せずに終わる人は、その後も利用せずに終わることが多いということで、実際にわが家でも無料券を使わずに、その後も利用をせずにというところなんですけれども、うちの第1子のときは1歳までだったっていうのもあって、本当に1歳6か月まで延びたとはいえ、やはりタイミングとしては、まだ授乳がある歳ですし、あとおむつも外れてないので、1、2時間預かってもらうだけでもおむつなり、着替えなり、ミルクなりというところでいろいろ準備が必要で、結局わが家の場合も、それなら預けないでちょっとほかの親戚のところにちょっと大変だけど預けようかというところになったこともあるので、先ほども言いましたとおり、入園前までの3歳児相当まで延ばすというのも一つの考えだと思うんですけれど、そのあたりいかがでしょうか。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
渡邉議員おっしゃるようにこども園等に就園してれば、そういう託児の心配もない部分もございますので、実態として、先ほど私申し上げたように、就園前のお子さんを対象とした託児の充実ということを今後実態とか要望等も踏まえながら検討してまいりたいというふうに思っております。
再質問 2番 渡邉智大
ありがとうございます。次に、休日、早朝、夜間の部分の子育てサポート美羽さんの方についてなんですけれども、近隣の、例えば斜里町とかでは子育てサポート美羽さんが担われている休日だったり早朝、夜間のそういった時間帯も含めて、平日の部分も含めて、同じように一律で利用料の半額の助成だったりっていうところもあります。現状としては、無料券の部分に関しては、メロンキッズさんはありますけど、子育てサポート美羽さんの行う休日、早朝、夜間というところは、支援についてはないのが現状だと思います。もちろん、メロンキッズさんは訓子府町の団体で子育てサポート美羽さんは北見が拠点の民間団体っていうところで、なかなか同じように支援するのは難しいかと思うんですけれども、休日だったり、夜間だったりっていうほかの時間帯の一時預かりに対して何らかの支援を行う予定というのは、予定というか考えはあるかお伺いします。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
先ほど町長からご答弁したように、どちらの団体も、ボランティアというか会員で成り立っているというのが現状で、その成り手不足というのが一番問題でございます。そういう中で再度申し上げますとメロンキッズについては、子育て支援センターの一時預かり事業ということで町が行っている一時預かり事業で、それ以外については民間団体に担っていただいている現状を申し上げますと、先ほどお話ししたように、そういう体制整備ということが一番の問題となりますので、それらを含めた現状を含めて、今後そういうところが支援ができるかどうかも含めて研究してまいりたいというふうに思っております。
再質問 2番 渡邉智大
ありがとうございます。ぜひ前向きに、研究ということですけど、前向きに皆さんの負担軽減になるように進めていただければなと思います。最後、子育て支援団体の今回の二つ目の小項目について、最後に一つお伺いしたいんですけれども、メロンキッズさんも子育てサポート美羽さんも重要な子育て支援を担う団体ではあるんですけれども、町のホームページ上ですごくたどり着きにくい状況があって、子育て支援のページに入ると託児無料券のことは書いてあるんですけれども、その無料券以外の部分の子育てサポート美羽だったり、メロンキッズさんがどのように預かってくれるのかというところのアクセスが非常にしにくい、今、ホームページの構造になっているので、ぜひとも大事な子育て支援の団体ですので、町の子育て支援のページからすぐに一時預かりを担う団体があって、訓子府町ではしっかりどんなときでも子どもを預かってもらえる環境があるよというのをPRする必要があるかなと思うんですが、その辺の整備についてはいかがでしょうか。
答弁 子ども未来課長補佐 卜部恵司
渡邉議員よりメロンキッズや子育てサポート美羽の一時預かりサポートのホームページ上の周知の改善についてご質問がありました。現状使用しております。ホームページにおきまして、今後、見つけやすく工夫いたしまして議員の言われますように改善対応していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
再質問 2番 渡邉智大
ありがとうございます。本当に町の大事な子育ての支援の政策ですので、ぜひとも分かりやすくアピールしやすいように整備していただければなと思います。次の小項目、三つ目に移ります。父親の家事、育児時間についてです。今回の質問を作るにあたり、いろいろな方にお話を伺ったんですけれども、その家庭内の家事の分担についてまで行政が踏み込むのかというような意見も、僕の耳には入ってきたんですけれども、ただ、かつて介護だったり、保育だったりというものが介護保険制度の誕生や保育環境の整備進む中で、家庭で抱え込むものから社会で解決するものへ変わってきました。同じように、こういう家事、育児についても、特に日本の国全体のことですけど、日本の父親の家事、育児時間の短さっていうのは、先進国の中でも突出しているっていうのは、ご承知のとおりだと思うんですけれども、そのことが出生率だったり女性の活躍に対しての阻害要因として挙げられているところでもあるので、そんなふうに家庭内のことではあるんですけれども、社会にさまざまな影響をもたらしているので、父親の家事、育児参加についても行政として何らかの対応ができればなと思っています。その中で、父親教室、両親教室というのは、家事、育児への参加を促すすごい貴重な行政としての機会だと思います。そこで、現在、町では3か月、4か月前後の誕生の予定の方に年に数回、父親教室、両親教室を行っていると思うんですけれども、共働き世帯も増えていることで、初産の方の出席率も6、7割というところで、よくも悪くも今、出生数が少ないので、日程調整についても、その各家庭に伺って、来られる日をそれぞれピックアップしながら、皆さん参加できるように聞き取りをして行えればと思うんですが、そのあたりいかがでしょうか。
答弁 福祉保健課長補佐 関口好子
今やっているのが両親教室で、年間、昨年度で本当に初産の方であれば4組程度しかいなくて、それも生まれる月に合わせてやるので、その1回の教室の中で来られる方っていうのが1組だったりとかっていう場合がもうここ数年続いてる感じなんですよね。それで日程に関しては、できるだけ初産の方には、ご夫婦で参加していただきたいので、日程は参加者の都合に局力合わせて参加していただく。妊婦さんの体調の関係で急きょ来れなくなったとか、あとコロナでどうしても開催できなかったっていうこともあったりはしてるんですけれども、その辺は人数が少ない分、あとはうちのスタッフの時間を調整するだけで開催できますので、その辺はできるだけ参加していただきたいので、そのような工夫は対処しているところです。本当に数が少ないので、授業の中身とか教室の内容なんかについても本当に検討しなきゃいけない時期には来ているかなと思って、あとは先輩の、出産して間もない方で協力を得られる方には夜なんですけれども、来ていただいて、その方たちにアドバイスしていただくというか、そんな工夫も現状ではやっている状態です。
再質問 2番 渡邉智大
ありがとうございます。ぜひ出席率を100%になるように、今後も日程調整等を含めて運営していただければと思います。次に、教室の内容についてなんですけれども、先ほどおっしゃっていただいたとおり、妊婦の体験だったり、人形を使った沐浴やおむつ替えの練習というところで、そういった内容も大事なんですけれども、実際、僕もそうだったんですけれども、核家族だったり、家族の人数とか減ってくる中で、小さな子どもと遊んだことがなく、親になるっていう人が多くいらっしゃると思います。ちょっと古い調査なんですけれども、三菱UFJリサーチコンサルティングが2014年に行った「子育て支援策等に関する調査2014」というものでは、中高生の72.7%が乳幼児と触れ合う機会がないっていうことをおっしゃっていたそうで、そのちょっと古い調査でさらに前になるんですけど、前回の2003年の調査では66.1%だったってことで増加している傾向もあるようで、実際に核家族化だったり、特に昨今のコロナ禍の中で親戚だったり、でもなかなか会えないっていう中で子どもと触れ合う機会なく親になるっていう人も多くいらっしゃるかと思います。そんな中で、実際に子どもと触れ合う経験をしてから、親になるというのは非常に重要だと思います。先ほどお話したメロンキッズさんだったり、子育てサポート美羽さんなどと連携して実際の教室のプログラムの中として、ぜひとも託児のサポートに入るなど、子どもと触れ合う機会を作れれば、父親の家事、育児参加も含めて、両親含めて出産に向けての不安の解消にもつながると思うんですが、そのあたりいかがでしょうか。
答弁 福祉保健課長補佐 関口好子
確かに初めてお父さんになる方で、ご兄弟とか、そういう方に兄弟の姪っ子さんとか甥っ子さんとかいない方とか、初めて小さい赤ちゃんに触れるっていう方もいらっしゃってる現状では多いかなとは思います。実際、性教育で訓子府高校に行った際に、赤ちゃんの人形を実際に高校生の子たちに抱いてって言ったら、やっぱり結構抵抗があったりとか、何かきっと照れもあるとは思うんですけれども、嫌だとか素直に抱ける子と抵抗を示す方も結構いたっていうところでは、やっぱりそういう体験って、できるだけ若いうちから小さいお子さんと触れ合う機会があるといいのかなっていうふうに、この少子化の時代なので、兄弟も少ない中っていうところでは、そういうことも含めて、若いうちからそういうことを体験していった方がいいかなと思ったりします。実際の今のうちで行っている両親教室の中のプログラムで、そういう機会を設けたらいいんじゃないかっていうことに関しては、実際には小さいお子さんと触れ合うためには、子育て支援センターとか小さいお子さんの集まるところで開催するようにしたりとか、その辺は工夫次第で可能だと思いますので、子育て支援センターとも、今、母親教室でも場所だけ子育て支援センターを借りて、将来出産したときにこういう場所があるよということで、ご紹介も含めて場所を子育て支援センターでやらせていただいたりもしていますので、そういうことも今後できるかどうかとか、そういう希望があるかっていうところも声を聞きながら検討していきたいと思います。
再質問 2番 渡邉智大
ありがとうございます。子育て支援センター、土曜日にイベントを行ってたりもするので、ぜひそういった取り組みの中でも皆さんが出席しやすいように工夫していっていただいて、いろんな政策、総合して子育てを家庭だけだったり、母親1人だけだったりで囲い込むような状況がないように、子育て環境を整備していただければと思います。