みんなの議会

訓子府町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月13日

人口減少問題への対策について

2023年3月13日、訓子府町議会の一般質問で、泉愉美議員が「人口減少問題への対策について」質問し、町長 菊池一春、町民課長 坂井毅史、農林商工課長 大里孝生、総務課長 硯見康之、企画財政課長 篠田康行、企画財政課業務監 本庄朋美が答弁しました。

質問者
泉愉美 議員
答弁者
町長 菊池一春、町民課長 坂井毅史、農林商工課長 大里孝生、総務課長 硯見康之、企画財政課長 篠田康行、企画財政課業務監 本庄朋美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 泉愉美

7番、泉です。通告書に従いまして、一般質問をさせていただきます。人口減少問題への対策について。人口減少は、全国の自治体共通の課題です。住民が減る中で、どのような政策を打ち出し、どのような社会を目指していくかが重要であると考えます。多くの町民の皆さんの心配事でもある人口減少問題について、町も私たち町民も再認識し危機意識を共有すべきと思い、次の4点について伺います。1、近年の人口推移の実態と人口減少率をどのように捉えているか。2、人口減少が進む中で取り組んできたこととその成果は。3、交流人口、関係人口を増やす取り組みの現状と今後の方針は。4、人口が減っても持続可能なまちであるための対策は。以上について、町長に伺います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「人口減少問題への対策について」4点のお尋ねがございましたのでお答えをいたします。1点目に「近年の人口推移の実態と人口減少率をどのように捉えているか」とのお尋ねがございました。近年の人口推移については、その年の12月末現在の住民基本台帳の人口で、平成30年が4,998人、令和元年4,888人、令和2年4,809人、令和3年4,738人、そして令和4年4,635人となっております。令和4年は令和3年と比較し103人の減少となっておりますが、令和2年と令和3年の減少がそれぞれ79人と71人であったことから大きく減少したことになります。103人の減少があった内訳は、出生と死亡の差による自然減が64人、内出生数が過去で一番少ない20人、転入と転出の差による社会減が39人となっております。この結果、令和2年3月に三つの基本目標を掲げて作成しました「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の人口ビジョンで、毎年80人程度減少すると推計しておりましたが、推計を上回る減少となりました。2点目に「人口減少が進む中で取り組んできたこととその成果は」とのお尋ねがありました。人口減少が進む中で取り組んできたことは「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を基に事業を実施してまいりました。総合戦略では数値目標と重要行政評価指標であるKPIを設定しており、毎年効果検証しているところです。既に達成しているもの、現在継続中のもの、未達成のものがあり、既に達成しているものは「先端設備等導入計画の認定件数 目標値10件に対して現在までの認定件数15件」や「GPSガイダンスおよび自動操舵装置の導入農家戸数 目標値30戸に対して現在までの導入農家戸数56戸」となっています。現在継続中のものは「こども園の待機児童数ゼロ」、未達成のものは「サテライトオフィスの設置」「空き家活用による移住・定住者数」「自主防災組織の増」などがあります。また、中学生までの医療費の無償化、こども園や各学校への支援員や指導員の配置の拡充、訓子府高等学校への入学支援金など11の支援など、子育て環境を充実。高齢者の足の確保として、自己負担300円で利用できる高齢者ハイヤーサービスや路線バス高齢者支援事業など子育て対策や高齢者の生活支援対策を通じて移住・定住対策を実施してまいりました。3点目に「交流人口、関係人口を増やす取り組みの現状と今後の方針は」とのお尋ねがございました。交流人口、関係人口を増やす取り組みとして、町外からも多くの人が訪れるふるさとまつりやさむさむまつりの開催、町民が身近に芸術に触れることができる武蔵野美術大学との連携、返礼品で特産物のPRもできるふるさと納税、また、町外からも本町を応援していただいているふるさと応援団、町外の企業が本町の事業に貢献していただくための寄付を受ける企業版ふるさと納税、両町の町民や関係者が訪問や産業・文化をとおして交流している姉妹町高知県津野町との交流事業など、さまざまな取り組みを実施しております。4点目に「人口が減っても持続可能なまちであるための対策は」とのお尋ねがございました。人口減少によって生じる課題としては、少子高齢化の進展に伴う社会保障費の増大や生産年齢人口の減少による地域経済の縮小、労働力不足、担い手の減少など、さまざまな社会的・経済的な課題が深刻化することが予想されます。こうした人口減少社会に対応した持続可能なまちづくりの実現に向けて、先ほどの2点目と3点目の質問では、具体的な取り組みについて回答させていただいておりますが、これらの取り組みは「第2期訓子府町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の三つの基本目標に基づいた施策として事業を実施しているものであります。この基本目標は、本町の基幹産業であります農業振興施策をはじめ、商工業の発展や起業・創業と雇用の創出など「力強い産業としごと」を目指す施策、妊娠・出産・子育てへの支援や教育・保育環境の充実など「安心して子どもを産み、育てることができる環境」を目指す施策、移住・定住の促進や関係人口の創出、高齢者・障がい者の生活環境の充実など「健康で安心して住み続けることができる環境とひとの流れ」を目指す施策を設定しており、これらの基本目標を軸とした施策を継続していくことが、人口減少の緩和と地域活力の創造につながり、持続可能なまちづくりを下支えしていくものと考えております。以上、お尋ねのありました4点についてお答えいたしましたので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

再質問 7番 泉愉美

お答えいただきましたので、いくつか再質問をさせていただきたいと思います。まず、一つ目の人口推移の実態のところなんですけれども、自然増減の点でまずいきますと、これは亡くなる数と生まれてくる数の差ということなんですけれども、生まれてくる数を見ると訓子府、ここ令和に入ってからは毎年20人台ぐらいで推移しているのかと思うんですけれども、1人の女性が一生に産む子どもの平均数というのが合計特殊出生率と言われていますけども、その数字が訓子府では直近ではいくつぐらいになっているんでしょうか。また近年、だいぶ動きがあるようでしたら、近年の傾向なんかも教えていただきたいと思います。

答弁 町民課長 坂井毅史(町民課長は2023年6月まで)

合計特殊出生率ですけど、令和3年まで出てるのがあります。令和3年度でいくと訓子府町は1.25ということです。昨年でいくと1.59になりますんで、下がっているということになります。これは、まち・ひと・しごとの方での数値目標にもしておりまして、この2年に計画を立てたときには1.73人ということだったんですけど、最終的にその5年後の目標は1.82人ということで設定してました。今回20人出生となったんで、4年分もまたちょっと下がるかなとは思うんですけども、先ほど泉議員おっしゃったとおり15歳から49歳までに、そこの女性が一生で何人かの子どもを産むかということの数値ですので、子どもの数はもちろんそうなんですけど、そこの範囲の女性の数の人数によっても若干前後はするんで、一概には言えないんですけども、数値が低いということは基本的には出生数が少なくて少子化に進んでいるということでございます。ちなみにですね、令和2年、先ほど訓子府町1.59という数値でしたけども、全国平均でいくと1.33で全道平均でいきますと1.21ですので、一概に比較できないんですけども、それよりはちょっといいということになります。

再質問 7番 泉愉美

ありがとうございます。訓子府、子育てしやすい町と言われていながら、なかなかここは伸びることは難しいところなんだなというふうに思いました。課長がおっしゃるように出産する女性の数自体もやっぱり減っているというところも大きな原因なのかなと思いましたし、家庭の事情や考えもあるでしょうし、全国的に見た近年の傾向かなということで、なかなか安定は難しいのかなというふうに私も思っておりましたが、このままでは、ちょっとまずいなというふうに感じるところです。それから、自然減に対して社会増減のことなんですけども、これは転入してくる方と転出していく方の差で出るという数字だと思うんですけども、ここ10年ぐらい、もっとですかね、ずっと社会減の状態が続いているかと思います。訓子府の町でも。町民がまちを離れてしまう要因というのは、窓口でたぶん聞き取り調査することはないとは思うんですけども、年齢層ですとか、家族構成なんかを見ていて傾向なんか分析できるのであれば、その辺をお知らせいただきたいと思います。

答弁 町民課長 坂井毅史(町民課長は2023年6月まで)

今、社会減の要因ということですけども、議員おっしゃるとおり転入とか転出した方にどうしてしますかとかなかなか聞けないもんですから、それははっきりした理由は分からないですけども、まず比較的高齢の方が転出しているのは、これは病院であるとか施設なんかの利便性とか施設自体は訓子府町には限られてますので、そういう理由が大きいかなと思います。それからあとやはり受験して、学校に行く大学生だったりというとこでの転出は転入よりもかなり多くなっているということでございます。社会減ですけども、ずっともう今、毎年、社会減は続いています。なんですけども、令和元年が社会減が66人ということだったんですけど、令和2年でいくと28人の減少、それから令和3年でいくと26人で、若干緩和されているんですよね。これもどうしてかというのはっきりしたことは分からないんですけども、ちょうどこうコロナが蔓延してきた時期でして、全国的にはそれで人口の動態が鈍っているということでしたので、もしかしたら訓子府町もそれに当てはまっているのかもしれないんですけども、令和4年でいくと社会減が39ということで、また再び増えてますので、ちょっと理由は一概には言えないんですけども、状況的にはそういうことでございます。

再質問 7番 泉愉美

人口の減少率で見ると、新聞とかで報道されたりもしたんですけど、オホーツクの市町村の中では訓子府は頑張っている方だったのかなって思って見ていました。数字だけ見ると。人口の現状と将来の展望を示す人口ビジョンがありますけども、これにある将来人口推計グラフなんかを見るとやっぱり右肩下がりで、このままどこまで減ってしまうのかという危機感を抱くものとなっておりますね。今どこの地方自治体でも共通の課題となっている人口減少問題ですけども、町を歩いているとやっぱり訓子府は大丈夫かという心配する声も多く聞きます。町としてもいろんな対策をやってきていますけれども、行政にばっかり頼ってもいられなくなってきたのかなと思ってて、町民の人たちも一緒に考えて認識を共有すべきだし、町民の方に協力もしてもらわなければいけないときに来ているんじゃないかなと思いますので、まずは多くの町民の方に今の現状を知ってもらうことが大事かなと思うんですけども、この人口ビジョンにあるシミュレーションですか、将来人口のシミュレーションなんかは町民の方々に認知されていると思われますか。

答弁 町民課長 坂井毅史(町民課長は2023年6月まで)

人口ビジョンですけども、先ほど町長の答弁にもあったとおりまち・ひと・しごとの総合戦略の中で1年に1回は効果検証ということでやってます。そのあとに人口の推移ですとか目標値の達成状況ということで中間報告でホームページには載せているんですけども、広く皆さんがこれを目にしてるというのは非常に少ないのかなとは思ってます。広報誌に折り込み入れたりするとかも手かもしれないですけども、単純にこの数値目標とかを出すだけで身近に、何て言うんですか、こういうふうになっているのかなというのを分かりづらい部分もありますんで、その辺は公表の仕方も検討しなければならないとは思います。

再質問 7番 泉愉美

私もホームページを見させてもらって中間報告などは目にはしているんですけれども、たぶん多くの町民の皆さんはこれを見てはいないんだろうなというふうに思いましたので、もし今後何か考えていただけるのであれば、みんなで考えるような機会としてシンポジウムみたいな感じでどこか先生をお招きしてみんなで考える、そういう機会があればいいなというふうに願っております。それから、2点目にいきますけれども、これまで取り組んできたことと成果についてお聞きしました。日頃から行われている事業の中にも人口減少の対策を意識した事業というのはたくさんあるんだなというふうに今回質問するにあたって感じるところなんですけども、答弁にもあったように高齢者のバスとかハイヤーもすごく喜ばれていると思いますし、住宅関係でいけば住環境リフォームとか空き家バンクを活用した事業なんかも移住・定住に関わってくる喜ばれた事業だったなというふうに思います。とてもたくさんの事業はありましたけども、費用対効果について、町の認識はどんなふうでいるのかなというふうに思いました。これは事業によってたぶんバラツキがすごくあると思うんですけども、すごく大きな成果があったなというものと、まだ改善とか見直しが必要だなというふうなものに分けて、ちょっと主なものというか代表的なものについて、お話いただければと思います。

答弁 町民課長 坂井毅史(町民課長は2023年6月まで)

代表的な良かったこととこれから必要だということだと思いますけど、ちょっと私の担当している部署も事業全部じゃないんでなんですけど、私のとこで限って言えば空き家バンクとか店舗出店などについては、移住者、移住してきてやられている方もいますし、非常に効果は大きいのかなと思っています。それからアンケート、このまち・ひと・しごと総合戦略でアンケートを計画策定する際にとりましたけど、その中ではですね、こども園ですとか、医療費無償化があるということで良かったという声も非常に多かったと思います。私のとこではそんなになかったかなと思うんですけど、ただ、実際、結果だけ見ると少子高齢化で人口減少というのは止まっていないのが現状ですので、どこということないかもしれないんですけども、まだまだやることがあるのかもしれないと思っています。

答弁 農林商工課長 大里孝生(農林商工課長は2024年3月まで)

今、泉議員からご質問のありました効果を上げたものというような中身ですけども、私ども農業分野でありましたら、答弁でもお答えしたとおり先端設備等の導入計画の認定件数、これちょっと何ぞやという部分もあるでしょうけども、この制度自体、中小企業者などが町からの認定を受けた先端設備等導入計画と。これというものは労働生産性を年平均3%以上、上げていくというような計画を作って機械とか施設を導入した場合に固定資産税の3年間の、うちで言いましたら免除という形で受けられる制度です。こちらは中小企業者と今述べましたけども、町の商店街、事業主さんであるとか農業者を含んでおります。そういった部分で労働生産性を上げるために、この計画を作って、皆さま機械とか施設を導入されて、そういった部分がやっぱり労働部分の維持につながっているというようなことで理解しておりますし、この部分の費用対効果といいますのは、事業者さんご自身がすべて設備投資されるということなので、役所としてはここの部分で何か具体的にというのはありません。固定資産税をただゼロにしているというようなあたりです。もう一つ、GPSガイダンスおよび自動操舵装置の導入農家、これはトラクターを自動運転するための補助的機械。こういった部分につきましても、訓子府町の農業者の皆さまから、これはやっぱり今後の農業に向けて絶対必要だということで、以前この場でもお諮りしましたけども、国庫補助事業にて全町的に、これは置戸、北見市、きたみらい管内全部の地域をまとめて補助事業により導入を図っておりますので、この部分でこういったものを導入したことによりまして、農家戸数の減少という部分は、年間何件か減少はしておりますけども、一定の抑止効果があるということで考えております。

再質問 7番 泉愉美

ちょっと全町的な話になってしまって、1人の課長さんがお答えできない、ちょっとお答えづらい質問になってしまって申し訳ありませんでした。あとはですね、人口問題を考えるときに私が町民の方からよく聞くのは男女の出会いの場のことを言われることが結構ありました。結婚を望む方の希望を実現するということも人口問題を考えるときにポイントになってくるんじゃないかなというふうに思うんですけども、近年は離婚も結構多いかなというふうに思ってて、再婚したいという方も周りにも結構いらっしゃいます。それで町の支援としては、結婚相談所の支援があったかと思うんですけども、これも振るわなかったということで、ちょっと結婚相談所となると仰々しいイメージがあったりして合コンのような、交流会のような方式の方がおそらく慣れているし、気軽に参加しやすいのかなと思っておりました。ただ、コロナがありましたので、なかなか開催できなかったり、オンラインでの開催だったりということではありましたけども、ウィズコロナの方向性も決まってきましたので、この春からはさまざまな活動が再開しそうだなというふうに感じているところです。それで対面でのイベント開催などの付帯もあるので、人口増加への取り組みとして、婚活支援などの考えを伺いたいと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

いろいろお話したいことたくさんあるんですよ。今、総体的な話も。まず一つは、農業生産力をどう上げていくかということで、少しでも農業の農家の離脱者を増やさないという政策をずっとやってきています。農業基盤整備事業で言いますとこの10年間でおそらく80億円ぐらいの資本を投入して生産力を上げること。その安定的な農業経営が後継者を呼び込んでくるということは全く紛れもない事実ですので、そして、しかし、独身の農業後継者でいいますと、やっぱり多いということも事実です。これは今、農業委員会を中心として担い手対策をかなり取り上げています。しかし、もう私がこの担い手対策を担当した部分からも含めていくと44年たっています訓子府で。今、農業委員会を中心にやっていますけども、担い手相談員が婚活を紹介するという時代はもう若者から受け入れられないという状況です。だから出会いの場をどう作るかということにシフトしてますし、それからズーム等々含めた婚活なんかも実際にやっていますけども、先般、4Hクラブと話し合ったり、相談員と話して、今大事なことは若者中心の事業、例えば、若者からはクリスマスの前後にしてほしいとかですね、それから、キャンプを計画してほしい。これをこういった婚活イベントをわれわれのような年代が計画するんではなくて、まさに若者自身が事業の主体になりながら結婚の問題を考えていくというふうにだんだん変わってきていますので、今後これらについても関係機関などとも協力しながら進めていきたいというふうに思っています。

再質問 7番 泉愉美

農業の担い手の関係では、おそらく長年にわたって対策してきたと思うんですけども、農業の方に限らず、いろんな職業の方がいらっしゃいますので、たくさんの方が対象になるようなイベントを町全体で考えていただければいいなというふうに思います。それから、ちょっと雇用に関することをお聞きしたいんですけども、町内企業の雇用に関することは、町の事業として、これまでどんな取り組みをしてきて成果が上がっているのかをお聞きしたいと思います。

答弁 町民課長 坂井毅史(町民課長は2023年6月まで)

雇用の関係ということですけども、商工業でいったら後継者育成ですとか、就労事業の助成ということになるかと思います。

再質問 7番 泉愉美

雇用にも力を入れて町外からの人の流れを作ってほしいというところなんですけども、訓子府の仕事をネットで検索しても探せないんですよね。町のホームページに移住・定住のところがありますけども、そこを開くとハローワークの住所と電話番号が出てくるんですよね。この町に呼び込みたいという気持ちが感じられないんですよね。なので、ここはやっぱり町と、町だけでもできないことですから、商工会とか企業が連携して何とか人目につくような情報の出し方をしていかないといけないなというふうに思ってて、現役世代の方って仕事がない町に移住しようとは思えないはずですから、現役世代を呼び込みたいというふうに考えているんであれば、ここは必須なのかなというふうに思いました。なので、来てくれた方への支援も大事ですけど、まず呼び込むところから始めてほしいなというふうに雇用に関しては思いました。それから、町の魅力発信のことをちょっとお聞きしたいんですけども、人口減少対策として、町の魅力発信は欠かせないことだというふうに考えますが、町内外への町の魅力のPRはこれまでにどんなことをしてきて、どんな成果が上がっているのかを伺います。

答弁 総務課長 硯見康之

町のPRの広報の関係、外にアピールする関係のご質問かと思うんですけれども、とりあえず外側に向けての町のPR、ちょっと弱いというふうな話を以前からも聞いておりまして、今、広報の方でもなるべく対外的にPRできるようなホームページですとかSNSの活用を考えて、そちらの方で進めていきたいというふうに考えております。

再質問 7番 泉愉美

バスの中吊り広告出したりとかもされてましたよね。あとは首都圏で移住相談会やったりフェアやったりしているときにも、たぶんPRはされているのかなというふうに思っていたんですけど、この移住フェアのようなのを開催されたときに実際に相談に来てくれた方とかがどのくらいいたのか。実績が分かれば教えていただきたいなと思います。

答弁 町民課長 坂井毅史(町民課長は2023年6月まで)

首都圏での移住フェアということですけども、予算的には東京、大阪、福岡、名古屋とかと4か所ぐらい持ってます。ただ、コロナの影響で東京だけたまたま狭間というか、なんですけども、ちょっと件数、今、手元にないですけども、相談自体は十数件来て、実際にですね、移住を本気で考えている方も、私は直接行ってなかったんですけども、報告受けたのは、本気で近い将来来たいということでの相談も数件あったということでございます。今まで移住相談会とか参加してなくて、今回、4年度から新たな取り組みということでやってますけども、東京だけですけども、はじめは半信半疑で来ている方もいらっしゃるみたいですけど、実際に話してみると「ちょっと考えようかな」と言って帰っていく人が多かったということでの報告は受けてます。

再質問 7番 泉愉美

相談に来られる方、いろんな年齢層の方いらっしゃると思うんですけど、訓子府は子育て支援の充実を売りにできるなというふうに思っています。これじょうずにPRすることで成果も上げられるんじゃないかと思います。というのは、子育てしやすい町だと思うという未就学児の保護者のアンケートで91.4%という凄い数字だなと私は思っているんですけど、これは誇れる数字じゃないかなと思いますし、目標は95%ともっと高くしていますけども、ここをPRして充実した子育て環境とこの豊かな自然のある町で子育てできるということをもっと積極的にPRしてほしいなというふうに思っているところです。それから、3点目にいきます。交流人口、関係人口の取り組みですけれども、先ほど答弁にあったのは、ふるさと応援団の人数が来年の目標700人に向かって、たぶん着々と増えているんだろうなというふうに思います。このふるさと納税って繰り返し利用してくれるかというのも注目したいところなんですけれども、ふるさと納税はリピーター率とかっていうのは、把握できているもんなんでしょうか。

答弁 企画財政課長 篠田康行

リピーター率についてはですね、なかなか把握が難しいので、1件1件拾っていかないと分からないんですが、いくつか抽出して調べたところリピートされている方はいらっしゃると確認しております。

再質問 7番 泉愉美

あとですね、このまち・ひと・しごとの戦略の中に以前計画にあったと思うんですけども、今もあると思うんですけど、田舎暮らし体験とかお試し居住、2地域居住などの導入計画があったと思うんですけども、これは推進されているんでしょうか。

答弁 町民課長 坂井毅史(町民課長は2023年6月まで)

議員おっしゃるとおりまち・ひと・しごとの方では取り組んでいきたいということなんですけども、今のところは、例えば空き家だったりとか受け入れ態勢どうするかということで、ちょっと今のところはまだできていないというのが現状でございます。

再質問 7番 泉愉美

何とか受け入れ態勢を整えて、他の町でもたぶんいろんなところでやっていると思うんで、お手本はたくさんあるのかなというふうに思いますので、訓子府でもぜひ踏み出してほしいなというふうに思います。それから、交流人口を考えたときに、一番身近だなと思うのは、近隣の市町村の方が気軽に日帰りとか小旅行感覚で遊びに来てもらうようなことというのがあると思うんですけど、そのような企画はありますでしょうか。

答弁 農林商工課長 大里孝生(農林商工課長は2024年3月まで)

今の泉議員のご質問を家族で気軽にという部分を観光に絡めて言うのであれば、私どもの農林商工課では、今のところお祭りの開催という部分でしか、その辺はちょっと出てこないのかなと思います。ただし、ふるさとまつり、さむさむまつりのほか、商工会さん独自の取り組みであると。そういった部分がコロナが終わって、ある程度、今年度は復活してまいりましたので、そういったものをベースとして、また、来られる方がどういった部分を楽しみに来られるのかという部分もあるんで、お祭りでなく、訓子府の公園とかいろいろありますんで、そういったことを絡めながらというのが、ちょっとこれから考えていかなければならない問題かと考えております。

再質問 7番 泉愉美

はしご酒とかもぜひ復活してほしいなと思ったりしているところです。あと何か私はどうしても子育て世代なので子ども目線というか、子ども中心で考えてしまうんですけど、何か遊びと食べ物とものづくりとか体験活動みたいなのがセットになったような、そんなプランがあって、スタンプラリーみたいなのをやっている町とかもありますけど、そういう町を一周することで町に活性化というかお金を落としてくれるような、そういう呼び込むようなことも今後は期待したいなというふうに思います。それから、訓子府には、美味しい特産物がたくさんありますので、その特産品なんかを活用した物産の交流のことについては、お考えはどうでしょうか。今までどんなことをやってきたのかというところをちょっとお聞きしたいと思います。

答弁 農林商工課長 大里孝生(農林商工課長は2024年3月まで)

今、ご質問のありました訓子府の特産物をいろいろ活用した交流といったご意見がございました。この部分につきましては、何回か議会でも取り上げられていますけども、まずはふるさと納税とかそういった部分なのかなというのが一つ感じておりますし、かねてから行ってきたのは、姉妹町の高知県津野町、そちらには、もう知り得る限りでは学校給食であるとか、あと向こうの産業祭りにうちのイモや玉ネギをもう十数年送って交流をしているところでございますし、先般の議会でもうちの商工会の方々がうちの特産品を持って津野のお祭りに行かれたということなので、来期は津野からといった部分、今申し上げた部分では姉妹町との交流だけという部分もあろうかと思いますけども、その辺を今までやっておりましたので、そういった部分がこれまでの取り組みかと認識をしております。

再質問 7番 泉愉美

津野町に私、交流団で行かせてもらったときに見たことのないような野菜とかを売ってたりするんですよね、道の駅でね、そういうのも本当は何か日頃からほしいときに買えるようなシステムがあったらいいなというふうに思いますし、津野町にある道の駅に訓子府の特産品コーナーってあるのかなと思ってたらなかったので、なんでないんだろうって思ったんですよね。そういうの日頃から置いてくれれば、お互いそういう交流にもなるなと思いましたし、また、去年、津野町の訪問団が訓子府に来たときには、公民館のロビーのところでたくさんの訓子府のおいしいものを売っているのにすごい皆さん飛びついて買い込んでくれていたんで、これだけ求められているんだったら、何かもうちょっと日頃からそういう物産の交流のようなことができたらいいのになというふうに思っておりましたので、ちょっと発展させていってほしいなというふうに思いました。それから、4番目になります。人口が減っても持続可能な町であるために考えていただきたいと思うことなんですけれども、今回この質問をするにあたって、いろいろ調べたり、ほかの町のことも参考したりしたんですけども、そもそもどの程度この人口減少は悲観すべきものなのかというふうなことがだんだん分からなくなってきたというか、楽観論とかもありまして、惑わされるようなところもあったので、小規模でも住みやすければいいのかなって思ったんですよね。皆さんすごく心配してるけど、このまま人口減少って、そんなに食い止められるものでもないかもしれないので、ここに残っている町民が住みやすければ、もしかしたらいいのかもしれないなっていうふうに思ったりしたんですけども、この町の財政の影響というのは人口が減ったときには、どんなことが予想されますか。

答弁 企画財政課業務監 本庄朋美

ただいま、人口減少による財政面での影響ということでご質問がございました。一般的に人口が減少することによって及ぼされる財政面での影響としましては、生産人口が減ることによりまして、経済的に縮小されることにより住民税などの税収が減収になること。また、人口を算出基礎としております普通交付税の方も一般的には減少する見込みというふうに言われています。その点が大きな町の財政的な部分で及ぼす影響かというふうに捉えております。

再質問 7番 泉愉美

想定してたお答えだったんですけれども、これは人口が減ったそれに見合った税収になれば困ることはないのかもしれないなというふうにもちょっと感じるところです。今こうやって行政運営されていることもたぶん縮小されていって行政サービスが維持されていくのかという心配もあるんですけども、その行政サービスの面はいかがでしょうか。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

総括的な質問のときにお答えしようと思ってたんですけども、まず一つはやっぱり人口減少がなぜ起きているのかということを捉えていただきたいというふうに私は思います。国が地方創生とかいろいろやっていますけれども、やっぱり地方にシフトすることではなくて、都市には集中しているけども全ての田舎においては非常に厳しい現実になっていると。冒頭、工藤議員の質問のときにもお話しましたけど、今520万人の道民はいずれ2040年には400万人になっていく。しかもそれは訓子府町は3千人台の町になってくるというのは、これは訓子府だけではないのですよ。構造的な状況なんです。市町村がそれぞれ努力していても限界がやっぱり出てきている。その点では、今いる人たちが住みやすい町をどうやって作っていくのかということを考えなきゃいけないと私は思っていますから、そのために定住やいろんなことに対しても福祉、子育て支援についても全力でこの16年間やってきた思いです。それでも減っている。だけど減少率は管内では非常に少ない。それからさっき言った生涯出産率というのでしょうか、それも全国平均や全道平均からみても訓子府はまだ高いという状況。じゃどうするんだと。もっと減ったときにどうするんだ。やっぱり三つぐらい方法はあるわけですよ。一つは、今、むかわ町が穂別と合併しました。しかし、穂別は今2千人前後の人口になってきました。どうするかと言ったときには、病院へ行く、買い物に行くスーパーも引き上げてきている状況が今起きてきています。そのためにまちづくり会社を住民と行政が支援しながら会社を経営して、そして町民の方がいろんなストアを経営をしたりとか、そういったことに対する対応をしていくという方法です。それから、侍士別です。侍士別は何をしているかというと一時的から冬だけでも市街地区に住んでもらいたいという方法です。これはやっぱり限界あるということになっています。もう一つ、特に道新で取り上げられていたのは圏域構想です。今、私どもはこの5年間の間に北見市、美幌町、津別町、置戸町と圏域でいろんな事業を展開しました。この可能性がこれから一つの町ではできないことを1市4町の圏域によってやっていこうじゃないかという考え方です。例えば障がいのある、精神的な障がいのある人たちの寄りどころの場所、相談業務を今、1市4町で始めています。もっと言うと成年後見制度です。財産の移譲やそういった管理ができなくなったお年寄りのために機能として圏域でやっていこうということです。ただ、基本はそれぞれの町が豊でなければならない。四つの1市4町の町でできることをさらに協力し合ってやろうと。こういう仕組みが非常に今これからどう拡大していくかということも求められているということですので、状況は町民の皆さんがどう判断して行政がそうやって動いていくのかということがまた問われてくると思います。

再質問 7番 泉愉美

北見市含む定住自立圏の圏域の話も質問しようかなとは思っていたんですけど、今、町長からお答えいただきました。町民の一番の心配事はやっぱり自分たちの町民生活がどうなっていくのかということだと思うんです。病院はどうなるのか、お店はどうなるのか、公共交通はどうなるのか、限界集落のようになってしまうんじゃないかという、そういう心配があると思います。そのイメージがちょっとできないでいるから、不安になってしまうということがありますので、人口推移の数字だけじゃなくて人口が何千人になったら、こんな生活になるだろうと。その対策として、町はこんなことをするつもりだっていう安心材料として示していただくのも町の役割だなというふうに思っているところです。最後になりますけれども、人口減少に立ち向かう町の決意を伺いたいと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

冒頭にも申し上げましたように、千人になっても町は生きていけるんです。議会が「町を廃止する」と言わない限りは西興部村と置戸の話をしましたけども、優れた福祉政策やいろいろなことをやっている。私は一つは町民自身が人口が減ったとしても町は滅びないという確信を持つということが1点です。そのために2千人なら2千人、千人の町に対して住んでいる方たちが安心して住みよいまちをどうやって行政はアピールしていくのかと。呼び込みだとかいろんなことありますけども、私はそこに徹していかなきゃならない。それは地方自治法で言っている福祉優先の安心して住み続けられるまち、ここに徹するべきだと思っています。それから、財政的な問題で言ったら全然心配ありませんと言ったら後ろの企画財政課に怒られますけども、全然心配ありません。まだまだ滅びません。それは根拠もありますし大丈夫です。行政を信頼していいですし、町民の頑張りが今日まできているということを自信持って私はまちづくりを進めていきたいなと、いってほしいなというふうに思います。

再質問 7番 泉愉美

町長からの心強い答えをいただきましたので、ちょっと町民の皆さんも安心できるところかなというふうに思います。多くの高齢者の方の希望で、今、住んでいる自分の家にできるだけ長く住みたいという方がやっぱり多いので、その願いを叶えるためにも町は今後を見据えてできることを取り組んでいってほしいなというふうに思います。これで私の一般質問を終わります。

出典:訓子府町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月13日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる