みんなの議会

訓子府町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月15日

農業振興策の一部見直しと強化の考えは

2022年9月15日、訓子府町議会の一般質問で、山田日出夫議員が「農業振興策の一部見直しと強化の考えは」について質問し、町長 菊池一春、農林商工課長 大里孝生、建設課長 荒沢直樹が答弁しました。

質問者
山田日出夫 議員
答弁者
町長 菊池一春、農林商工課長 大里孝生、建設課長 荒沢直樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 山田日出夫

3番、山田日出夫です。通告書に従いまして、町長にお伺いをいたします。農業振興策の一部見直しと強化の考えは。歴代の町政は、基幹産業である農業の振興を基本に据え、基盤整備や各種ソフト事業を重ね、生産量と品質の向上を推進してきました。一方、近年は予想を超える風水害や降ひょう被害が頻繁に発生し、農業経営を守る備えと支援の重要性が再認識されています。農業を取り巻く社会環境も変化し続けており、それに応じた振興策の一部見直しや強化について行政の認識と対応を伺います。1、気象変動や農業基盤と農作物への被害対策および農業を取り巻く環境の変化に対応する農業振興への基本的な認識は。2、今年の集中豪雨、降ひょうによる農業被害に対する第2弾の支援策とその検討の経過は。3、排水溝土砂上げなど保全会事業で対応しきれない事業量の対処法は。(中小河川整備を除く)4、地産地消や近隣消費者を呼び込む農産品販売施設を設置するなど支援の考えは。5、新規就農や移住につなげる農業の学習・体験・交流を行う「農業塾」の創設、農林業部門への町おこし協力隊の増強、農業とリンクした新しい民業育成を支援する考えは。以上、お願いします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「農業振興策の一部見直しと強化の考えは」について、5点のお尋ねをいただきましたのでお答えいたします。1点目に「気象変動や農業基盤と農作物への被害対策および農業を取り巻く環境の変化に対応する農業振興への基本的な認識は」とのお尋ねがございました。本年の災害につきましては、1日単位の降水量として捉えれば、さほど多くありませんが、天候の急変による落雷・降ひょうおよび短時間での集中豪雨が特徴であり、排水路の水位が一気に上昇する事象が相次ぎました。そのため、玉ネギを中心として過去に例のない規模での廃耕を余儀なくされ、農地や排水路等にも大きな被害をもたらしました。このような状況に対応し、速やかに支援策を講じる考えのもと、7月臨時議会にその第1弾を提案させていただいた次第であります。また、最近では、肥料をはじめとする生産資材および配合飼料等の価格高騰や環境負荷低減に向けた「みどりの食料システム戦略」など持続可能な農業のあるべき姿を模索していかねばならず、あわせて社会経済の変化にも対応しながら、今後の農業振興に関しては農業者からの声を聞きながら引き続き進める考えですので、ご理解いただきたくお願い申し上げます。2点目に「今年の集中豪雨、降ひょうによる農業被害に対する第2弾の支援策とその検討の経過は」とのお尋ねがございました。7月15日に農業者向けの説明会を開催し農業者からの意見を伺っており、農地災害復旧助成事業に関しては、自力施工を認めてほしいという声が、降ひょう被害土づくり対策支援事業に関しては、緑肥にこだわらず、それ以外の係増し経費に対する支援を求める声などが出されました。その後、JAきたみらいおよび網走農業改良普及センター等の関係機関とも協議を行い、内部で検討した結果、今回の補正予算に降ひょう被害土づくり対策支援事業の追加計上を提案しております。具体的な内容は、7月臨時議会で議決された廃耕後の農地に播種する緑肥種子購入経費のメニューに加え、廃耕後の農作物を畑にすき込む際の賃料料金を係増し経費として支援の対象とする旨を第2弾として提案させていただきました。その根拠として、罹災後にJAきたみらいおよび農業改良普及センターから農業者向けに発出した技術情報があり、その内容は玉ネギの廃耕・すき込みを行う場合の留意点として、ロータリーを用いたほ場のすき込みと緑肥作物の栽培をセットで推奨していることに基づくものでございます。3点目に「排水溝土砂上げなど保全会事業で対応しきれない事業量の対処法は(中小河川整備を除く)」とのお尋ねがございました。保全会につきましては、各実践会で実施する各地域保全会と河川等複数地区に広がるものを実施する広域保全会があります。各地域保全会については、各地域の課題に対し側溝の土砂上げや草刈り、伐木等の維持管理を地域の方で実施していただいているところであります。地域の課題解決に向けて連携した取り組みを進めているところであります。多面的機能支払交付金事業につきましては、農業者等による基礎的保全活動や地域住民による農村環境の保全等、いわゆる平時における維持管理を目的としており、町で管理する排水路等の土砂上げ等につきましては災害対応で実施することで地域と協議しているところであります。なお、災害復旧対応にご協力いただいた保全会もあり、この場をお借りしてお礼を申し上げるところです。いずれにしましても、復旧は途上でありますので、今後も保全会や地域と連携し早急な復旧に向け対応してまいりますので、ご理解願います。4点目に「地産地消や近隣消費者を呼び込む農産品販売施設を設置するなど支援の考えは」とのお尋ねがございました。本件に関しては、総合計画の「農業のまち」の推進の項目に地産地消・食育の推進や消費者グループなどとの交流を推進し、理解される環境づくりに努めることが盛り込まれております。現在、町内に地産地消に取り組む農産物や加工品等の販売を行う農業者グループは存在しますが、直売所・イベントでの販売・移動販売車などの形態をとっており、販売施設を持つ団体はないと認識しております。過去に物産館のご質問を受けた際にも同様のことを回答しましたが、町が販売施設を整備するのではなく、農業者自らが何を売るか、常時販売できるものをどれだけ供給できるかといった延長線上に店舗という選択があると考えております。その際に既存の店舗出店等支援事業補助金などの活用をはじめ、行政としてどのような支援ができるか判断してまいりたいと考えておりますので、ご理解願います。5点目に「新規就農や移住につなげる農業の学習・体験・交流を行う『農業塾』の創設、農林業部門への町おこし協力隊の増強、農業とリンクした新しい民業育成を支援する考えは」とのお尋ねがございました。令和元年6月にJAきたみらいが20年後の農業を見据えた「地域の将来像の検討資料」を示し、これをたたき台に各実践会での話し合いや組合員個々からの意見聴取を展開し、本町職員もこれに参加しております。その集約結果は、令和3年1月に協議され一旦は終了していますが「今後も訓子府農業は家族経営が主体で一定数の離農は見込まれるものの、なるべく農家を減らさない」ことを軸に農業振興を展開する方向性が確認され、その一例として外部労働力を求める意向が強くコントラクター事業の充実が望まれており、大規模化を見据えた農業基盤整備事業のさらなる充実などが挙げられます。このことから、新規就農や移住という視点は、本町農業振興の優位順位として高いものではなく、農業塾に関しては、これまで展開してきた北見農業試験場とのチャレンジアッププロジェクト(若手農業者の勉強会)に今後も重点を置く考えです。また、農林業部門へのまちおこし協力隊の増強に関しては、どの分野での課題解決を行うのか、地域への定住・定着を目的とした地域おこし協力隊にその役割を委ねるべきことなのか内部で議論が尽くされている状況になく、そのため、農業とリンクした新しい民業育成を支援する考えについても今のところは持っておりませんので、ご理解願います。以上、お尋ねのありました5点につきましてお答えいたしましたので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

再質問 3番 山田日出夫

それでは、再質問をしていきたいと思います。冒頭ですね、被災されご苦労されている農家の皆さんにお見舞いを申し上げたいと思います。さて、綿々と長年にわたって続けられている農業基盤整備事業、暗渠排水整備や均平事業、客土、そして排水機能の中小河川の整備、農地周りの排水溝の維持管理と。幅広い農業の基盤を整備する事業が続けられてきておりまして、これらのおかげでいい農産物ができて、生産も安定してるかと思います。この基本路線は、今後もわが町で堅持すべきものとまず基本として考えております。一方、述べられているように気候変動が原因かどうか分かりませんけども、たぶんおそらくそれが主な原因かもしれませんけども、突発的な天災が続くように近年はなってきておりまして、これからはもうこの傾向は弱まることはないんでないかと素人ながら考えております。だから、基盤整備を主としながらも、災害に即応できるというか、予防はできませんけども、なるべく災害がでないような地上での予防対策はある程度可能かもしれません。その予防の部分だとか、残念ながら起きてしまった後の即応体制ということについては、まだまだ不十分な面もあろうかと思います。この予防と即応の部分についての認識と今後の事業展開といいますかについては、大きくどのように考えているか教えていただきたい。

答弁 農林商工課長 大里孝生(農林商工課長は2024年3月まで)

今、ご質問のありました予防に関しましては、こちらに関しましては、先ほど山田議員の言葉にもありましたとおり異常気象、今後もこれが頻発するんではないかというような見解は私どもも同じような見解を持っております。現実的になかなか予防というものは突然ひょうが降ってきたり、風が吹いてきたりというのは、なかなか難しいということで考えておりますし、こちらについては、近年、気象予報精度の高まりというのは、確実に予報は的中するようなかたちになってきています。ただし、今年みたいにわっと訓子府上空で突然雲がわくというような状況にちょっと対応することは現実的には今、難しいと思っておりますので、決定的な予防策というのは、こちらとしてはまだ見出せていないというのが正直なところです。もう一つの対策につきましては、これは起きてしまってからの部分であります。今回の部分、訓子府町としても被害を受けた部分の復旧とかに今回の議会で2名の議員さんから既に質問があったとおり、このような展開をやってきておりますけども、まだまだ十分なところではないという部分は残っているかと思います。この辺につきましては、これからも農業者の方、地域住民の方の声を聞きながら、やっていかねばならないというところで考えております。事業展開につきましては、今回のご質問はまず災害に関してということなんで、災害の都度、考えていかなきゃならないと思いますけども、今回みたいに過去に例のない災害という部分については、やはり今までなかったような例外的な対応も考えながら、町としてやっていかねばならないと思ってますし、比較したら、ちょっと例えとしたら悪いのかもしれないですけども、ここまでの災害ではないというような災害の場合は従前のような対策のまま、その辺を使い分けながら、こちらとしても考えていきたいなと思っております。

再質問 3番 山田日出夫

そのようによろしくお願いしたいわけですけども、予防というのはもちろん、自然のすることを予防することはできないと思います。私が言っているのは、先ほど地上においてと言いましたけども、地上において、災害、天災がきても被災のレベルを少しでも和らげる低減できる地上での対応を予防と言ったんです私は。そのことと課長、今言われたように、災害の規模に応じてなるべく早く対応したい。今後も農業者の意見を聞きながら進めるということでありますから、そのとおりなんですが、現状では、ほかの議員も質問された経過の中でもあらわれたように、その対応の推進体制はなかなか揃っていないのが現状であります。それで、町長が昨日の答弁の中で言われてたように、荒沢課長からも出てましたね、今までのような、それは災害復旧の事業を捉えての話でしたけども、今までのような体制ではなくて、国や道や地元の連動というか、協働というか、そういうことの大切さ、それと国も排水河川の断面の確率年の見直しも含めて断面の見直しもようやく重い腰を上げつつあるというような説明もありましたように、それを町内においてみた場合ですね、町と農協などの農業関係団体と、それと地元と地元農業者という連動の仕組みをですね、協働の仕組み、そして町は予算の裏付けを付けていくという、そういう仕組みをはっきりとですね、用意すると。それを用意することによって、災害の起きたレベルにもよりますけども、今以上に体制の整備がされるんでないかと非常に思ったわけです。そして一部そのように、答弁にもありましたように、保全会によっては、一緒になって協力してくれたということもあるわけですから、もう芽が芽生えているんでないかなと思うんですよね、方向性の。そういう仕組みづくりについて、予算が伴うわけですから、町長のご認識を伺いたいと思います。

答弁 農林商工課長 大里孝生(農林商工課長は2024年3月まで)

今、ご質問のありました町と農協と地元農業者の協働の仕組みづくりというようなことに関しまして、今回の災害におきましても、町と農協の仕組みは粗方できあがっているということで、私の方は認識しております。しいて言えばきたみらい農協は広域農協ですから、きたみらいとして訓子府町に何ができるかという部分、ほかの行政とのバランスとか含めて難しいものがあるとは思いますけども、こういった災害に関しましては、かなり機動的に対応いただいているということで考えております。今回の多面的の保全活動につきましても一部協力いただいた部分もありますし、本来多面的の共同活動というのは、答弁書にも表記したとおり平時の土砂上げとか草刈りの活動をするものでありますけども、元々国の要領上は、こういった災害の活動にももちろん地域の合意があれば、そのお金を振り向けるということはできるということになっておりますし、今回の災害以上の畑が壊滅的にやられたというようなことで、もう保全をする部分がなくなってしまったという場合においても、すべてを復旧活動の予算に多面的のお金を振り向けるような特例的な措置というのも位置付けられております。その辺、町と農業者の共通認識があるかどうかというのは、また別の話なんですけども、そういったことも含めて今後もそういった体制の確立をこれを機にやっていかなければならないと思っていますし、どうしても復旧作業のときには、町の直営でという部分では手が足りません。だから農業者の方も畑がまだ作物がちゃんと残っている部分で被害にも遭っているということあったら農業者の自分のお力で復旧をするというような部分も、いろんな重機とか持っていらっしゃる方もおりますんで、そういったお力も借りなきゃなんないというような部分があって、今回もどうにか乗り越えてきたわけですけども、今回の7月臨時で上げさせていただいた農地復旧災害の部分でも自力で施工した部分は当初こちらとしては補助の対象としないということで考えておりましたけども、そういった部分も対象にして、やっぱり皆さまの力もどうしても、こちらでも及ばないこともありますので、生かしながら考えていきたいと思いますし、今は復旧ありきで論議が進んでますけども、もうちょっと先の段階で町と農協と農業者の方、どういった場になるかは分かりませんけども、こういった災害に対してどういったかたちで備えていこうかというような検討もしてまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。

再質問 3番 山田日出夫

まさに今、私が言ったこと、課長が最後の方で特に触れられたこと。そして現実にはもうその芽が、芽ですね、芽があらわれてきている現場、それらから方向性はそのような方向性でないかと私も素人ながら思いますんでね、ぜひとも研究をもう始めていってほしいなと思います。先ほどのやりとりの中で今年の災害はちょっと想定外というか臨時的な、臨時って言うんでしょうかね、予想外な規模だった。それも短時間でということもありました。でもこれは今までなかったけども、もう起きちゃいましたからね、もう例外でないんですよ、来年からは。来年というか今年の秋雨は分かりませんけども、だから通年ずっと雪のときは雪害もありますけども、雪がない間は雨等の災害はいつ襲ってくるか分からないし、それが厳しさを増してくるだろうという予想があるわけですから、ぜひともそのシステム、仕組みづくりに期待して次の項目に移りたいと思います。2点目でございますけども、この間、未曽有の、私は未曾有だと思ってます。未曾有の災害対応に追われ、ご苦労された役場の皆さん大変お疲れさまでございます。1か月ぐらいの間に3度も4度も襲われたわけですから、大変だったかと思います。さて、6月からこの8月までの災害に対しまして、第2弾の検討するという答弁があって、まさしく今、大里課長もふれられた農地を守るために緑肥の反当たり2千円に加えてですね、今回諸経費に対する2千円、坪、反当たり4千円の補助が今、上程、2回目は今、今議会に上程されております。この2千円の算出根拠については、先ほど農協の大体ガイドに沿って行われたものということで、当然、農協と協議されたということなんでしょうけども、この2千円というデジタルな数字は、そのガイドに沿って行われると想定する作業および諸経費のどの程度カバーしているものでしょうか。

答弁 農林商工課長 大里孝生(農林商工課長は2024年3月まで)

今回提案させていただいている緑肥の土づくり対策事業の追加の2千円の算出根拠なんですけども、まず、先ほど答弁書にありましたように、6月の18日、19日に一発目の被災を受けた時に農協と普及センターから緊急技術情報として、もうやむなく廃耕というような判断をする場合には、ロータリーを1回か2回かけたりしてプラグをかけるとかして完全に食物体をすき込んだ上で、その後の土づくりの対策として、こういった緑肥をまきましょうというような技術情報を発出しております。それに基づいて7月の臨時議会で緑肥をまいた場合という形で出しました。そのあとでロータリーをかけた場合の、例えば算出根拠というのは、ロータリーを自分でかけるということではなくて、ロータリーを誰かに頼んでかけてもらってといったときにお金の単価として、いくらの賃料が発生しますかという賃作業料金表というのが、昔、農協に存在しておりました。そういった基準の単価でロータリーをかけた場合の単価ということで2千円という数字がありますので、基づいております。それだけで今回の2千円を作ったわけでは実はなくて、いろいろな部分で比較の検討をしております。これまでの全員協議会とか7月の臨時議会で、いろんな方からこういった費用をというような部分に支援ができないのかというご意見をもらいました。玉ネギの一つの例として、廃耕するにあたっても廃耕を判断するまでの間に軟腐病とかの防除をとりあえず予防的にやっておかなきゃならないよと。そういったときの農薬代はどうなるのかというようなことも試算をした結果、廃耕までまったく防除しない方、もうあきらめて。何回もやる方。大体0回から5回ぐらいの幅でしょうというようなことで普及センターとかその他関係機関と話し合いまして、その間に軟腐病の薬剤、反当たりいくらでしょっていうような細かいコスト試算をしました。そしたら、その薬剤代という部分は、何もやらなかったらゼロ円ですけども、5回やった、いろんな薬剤を組み合わせたといったら3千円ぐらいの経費になってきます。そういったものを1本やりまして、あともう一つ、ロータリーをかけたりプラグをかけたりしたら、もちろんトラクターの燃料が発生します。だから10a当たりそれを動かした場合にどのぐらいの燃料が発生するのだろうということで、トラクターの馬力数にもよってきますけども、大体80馬力の場合でロータリーを2回かけた場合千円弱というような形になってきます。こちらとしては、皆さんのやった回数で助成をすべきなのかとかというようなことも含めて、やはり今回の緊急的な措置という部分とスピードをもった交付ということを考えた場合、何回とかではなくて、やっぱり一律の部分のラインを行政としてできる範囲でということで検討して比較した結果、ロータリーの賃料料金に根拠を求めようということで決定した経過にあります。

再質問 3番 山田日出夫

詳しい説明ありがとうございます。分かりました。農協と十分に過去の例というか実績といいますかね、勘案して全体を見通して平均を出して、結果としてはロータリーの部分に収れんさせた2千円だったと今聞こえましたけども、分かりましたというのは、今の説明がよく分かったということが一つ。それと私のもとに声が届いている農業者との声との乖離、差の理由がよく分かった。平均で出しているということがあった。だから人によっては、やり方が違うということで差が当然生じるということと、今聞いてた平均値だし、平均値の6千円、積み重ねたら6千円に頭の中ではなりましたけども、もう少しあるのかもしれませんけども経費として。結果として2千円ということは3分の1助成だということにもなるのかなと。それに対する農家によっては充足感が持てないというか、今ひとつという思いの人もあれば、ああこれでよくやってくれたという人もいると思います。それはさまざまだと思います。ただ議員のもとに届く声というのは、満足した声は届かないですね、過去の、過去のというか昨日までの質問にもあったように。だから、スピード感を持ってやられたこと。農協等々と調整を図って対応されたことは私は評価しておりますけども、こういう声もあるということをですね、今後の対応に生かしていただければなと思っております。それで今は2千円がどうだったかという話でしたけども、実は非農家の私のところに予想外な声が届いてますね。何だか分かりませんけど。それで次の声を紹介しますけども、廃耕地に2千円2回の助成でよいかという話は今終わり、一応させてもらいました。次は廃耕地限定でいいのかという声が届いているんですね。それも廃耕した人から届いているんです。ずいぶん町の全体を考えられる農業者だなと思って私は感心しましたですけどもね、廃耕していない人というのは、さほど多くはないのかもしれないけど、一定程度あります。私どもが道路を走ってても、北見に行く途中の日出地区なんかにも、もうギリギリの何て言うんですか、端境というんですか、端境の残っている畑と廃耕された畑が混在しておりますけども、先ほども言いました大変ご苦労されてですね、全体を見渡して俯瞰ふ か んして平均値をとっていくという対応をされたわけですけども、はなから耕作継続を考えた人たちは関係ない話なわけですね。ところが私が聞くには、全町的に広がっているかどうか分かりません。雨のせいかも分かりません。ひょうのせいかもわかりません。腐れがなんか今年は多いと聞いているんですね私はね。だから耕作を続ける決断をされた方もまだこの先にご苦労が待っているわけですね。選別だったり品質の低下だったり、そういうことからいって、この限定したということでよかったのでしょうか。

答弁 農林商工課長 大里孝生(農林商工課長は2024年3月まで)

今のご質問ですけども、まず今回の2千円が平均をとったというような考え方ですけども、先ほど言った賃料料金の中には燃料とかというのも含まれて入っています。こちらとして、平均をとってそれを出した訳ではなくって、皆さんが廃耕後どれぐらい防除をやられたんだろうとか、そういった部分を見た上で、これがいいのではないかと。だからそれをやりだすとゼロの人は何にも当たりません。5回の人には5回分のものを何か証拠として示してくださいというような行政的な手続きをしなければなりませんので、そういったことを勘案した上で2千円というものを算出しております。もう1点の廃耕した部分以外のという対策なんですけども、こちらについても今回は今、町の対策を論議しているわけですけども、これを出す上でJAきたみらいさんでどういうような対策を出すのということは、以前から調整を図りながらやっております。まずもって今、きたみらいの施策を言いますけども、きたみらいは今回の被災の部分で廃耕した廃耕しないに関らず品目も限定することなく、今年の農薬代、既に農協、とりまとめ価格で購入された農薬代、被災を受けた後に防除が必要だということで買われた農薬代、その後で買われた農薬代は最初の取りまとめ価格というのと違って、かなり少し高い値段で購入することになります。それを全部取りまとめ価格にすることで対策を講じています。そういったことだから、農薬代はそれプラスかかったわけですけども、取りまとめ価格で供給をするというような対策を打っておりますし、今度は廃耕した部分になりますけど、廃耕した部分については、農協の賦課金という部分を援助するというような対策を打つというようなあたりがあって、町としては、このような対策をじゃあ打っていきますよとかいう調整をしながら政策を講じています。先ほどの廃耕した以外の部分につきましては、もちろんこちらも事情は承知しておりますし、廃耕しないで、玉ネギばかりを例にして申し訳ないんですけども、何とかやっぱり収穫できるような状態までつなげていって、その結果、上げてみたら物が悪かったというようなこともあろうかと思いますし、イモについても雨何回も8月もきましたから、腐っている部分もあるということでお聞きしてます。そういった部分の全体の対策については、当初から申し上げているとおり年末の部分でどうなっていくのかということを踏まえて、あらためて考えていきたいと思ってましたんで、その廃耕と全体を見据えたというというところは切り分けて考えているところでございます。

再質問 3番 山田日出夫

ありがとうございます。平均の話に戻りたくないんだけど、平均の話を私、否定的に捉えているんではありませんからね。当たらない人も出るわけの中で平均でやっぱりカバーしてく。広くカバーしていくということは評価できると思います。さて、その廃耕以外の話ですけども、今、最後に私が聞きたかったことを最後に言っていただいたと思います。ちょっとジリジリしながら我慢して聞いてた甲斐があったなと思います。第1弾、第2弾と私が勝手に騒いでますけども、それを第3弾というのか別として、訓子府町農業の今年の出来秋の状況を見極めて農業振興の観点から対策も見極めたいということでありますから、ぜひともそれに農家も一定の期待を寄せると思いますし、私どもも期待をして、期待をするだけじゃなくて応援をしていきたいと思います。よろしくお願いします。あっという間に時間は過ぎますね。三つ目に入ります。ここで私が言っているのは、災害とは直接関係ないんですよ。日頃、保全会というのは、回答にもありましたように日々の基盤整備の維持管理ですからね、そこにたまたま災害きちゃったもんだから、ややこしい話にはなってますけども、しかも私は地域の状況を見てると近年のやっぱり降雨によるんでしょうか、畑まわりのですね、農家の足元ですよ、足元の畑まわりの排水溝ありますよね、それが既にもう土砂上げしなきゃならない箇所がたくさんあるんですよ。それを保全会で対応してますけども、普通の当時でも保全会の事業では穂波だけ言えば間に合ってないんですよ実は。しかも通い作もあるじゃないですか最近は。穂波の方が福野の方に持ってたりするわけです。そうするとそこの土砂上げについては両方の保全会で協議をして持ち合いを決めたりですね、順番を決めたりしてるわけですよ。もう全然間に合ってないです正直言って。卑近ひ き んな例でなんだと思われる、誤解を恐れず言いますけども、私の家の裏に排水溝流れているんです。畑の側、宅地と接して。それは南北で言えば道道と旧鉄道用地、東西で言えば西18号と19号の間、この狭い畑からの水が度重なる雨のためにですね、側溝細い、日頃は流れないんですよ。そこがもう畑にあふれましたし、宅地、少し高くしてあるんですけど、宅地も浸水しそうになりました。私の住んでいるあんな平らなところでもこんな状態ですから、町内の畑まわりの排水溝の土砂上げの現状というのは大変なこと。今回なったし、日頃もなっていたということでお尋ねしている訳です。全然保全会では間に合ってません。そして、直営は災害の対応が主だということもありますからね、この足りない部分どうしたらいいんだろうというのが保全会の総会を開くたびに話題になる。全町でもおそらくなっているんでないでしょうかね。だから、ここを言っているんですよね。何かちょっと回答がちょっとズレているような感じしますけども、私の質問の仕方が悪かったのかもしれませんけども、保全会でオーバーフローしている畑まわりの土砂上げに対応する事業を起こしてくれませんかということでありますけども、いかがでしょうか。

答弁 建設課長 荒沢直樹

保全会でできない、地域の保全会かと思うんですが、そちらの方でできないものがあるということでございますが、基本的にはまず流れとしまして、実践会長、1月に変わりますけども、そちらのときにですね、会議で要望ごとお願いいたします。一応、保全会の活動についても私の方でも以前からなんですが、要望事項に入れてもらうという形をとっています。その中で各地域によってはですね、地域の保全会の割り当てというのが戸数によったりとかで変わってきますので、ほとんど地域の保全会が活動できないような金額になっているところもあるのは分かっておりますので、そちらについてはできるだけ、すべての実践会長と必ず1月に提出していただくときには、できるだけアポどりして提出いただいたときに、一つ一つについて、町がやるものなのか、保全会がやるものなのかのところの項目は、そのときに私の方で振り分けております。ただ、その中で保全会でできない。これは作業量が多いとか、あと金額の問題とかもありますので、そちらの方についてはできるだけ町でやりましょうとかって調整はさせていただいております。ただ実際、やりたいっていう農家さんのですね、箇所とですね、地域の保全会とも予算が合わないというのは議員おっしゃるとおり、ほとんどすべての実践会では、そこで苦慮しているような状況でございます。そちらの方まだ、できれば町の方でも対応したいんですが、今後そこはまた検討していかなければならないかなと思っています。また、あと先ほどの例として言われましたけども、その場所というのがですね、うちも町道と河川って管理していますんで、そちらの方の銀河線の跡地については、もう農家さんのものになってて、そこの排水路はきっと用水になっていると思うんです。しかも用水の分派になりますんで、土地改良区でもなくなるとなったら保全会でやらなければならないとかっていう、そこの枠組みとかありますので、そちらの方はちょっとご理解いただきたいなと思います。以上です。

再質問 3番 山田日出夫

よく町は認識されているなと思って安心しました。保全会ではまったく、まったくってあれですよ、やれる分はやっていますよ。オーバーフローの部分を言っているんですけども、そのオーバーフローの部分で苦慮してるのだという認識はされているということ。それと私が出したのは、たまたま平地でもこんな状態だよというんで、やってくれという意味で今言っているわけでは。農家さんはやってほしいと思ってると思うけど、そういうことであります。例ですので、ご理解をいただきたいと思います。検討されるということで、当然検討していただきたいと思います。現場が待ってますから。現場が待っていますので対応しない手はない。それで保全会事業を否定しているわけではまったくない。いい事業だと思いますけども限界があるのでね、あふれた部分は町費対応でやっていただきたい。ただ、先ほどの質問もしましたように、なかなか機械力も含めて体制の問題だとか、町が持っている保有機械力の関係もありますから、一朝一夕にはいかないと思いますけども、予算は付けれるということですよ。町はここにもうしっかりと着目していただいて、予算を付けて、町内の機械力だけでなくてですね、これはもう昨日質問あったから詳しく触れませんけども、結果として土砂上げが進むような対策を講じていただきたい。検討されるということですから、この問題はこの程度にしておきたい。ぜひ期待も含めてお願いをしたいと思います。それでは四つ目に入ります。過去に道の駅を質問された議員さんがいましてですね、なかなかできないという答弁があったかと思います。うちの町は純農村でありまして、非常に品質のいい農産物が安定的に収穫できている素晴らしい町、農業の町だと思います。だから農産品はいろいろ品数もいろいろあろうかと思います。それで生産したものをですね、市で売ってらっしゃるグループもあって、盛況を呈しているということであります。私は町が建物を建てれって質問しているわけじゃないんですよ。いろんな形があると思います。建物を建てるとなるとね、用地だ場所だ、どんな規模だ、やれ何だかんだととんでもないことになっていきますから、そういうことではなくて、市いちと消費者が認識して楽しんで農産物を買い求めれるような設備と言った方がいいかな、設備。それは小さいものから大きいものまでいろいろあると思いますよ。テントなのか何なのか、テーブルなのかってごちゃごちゃいろいろあると思いますけども、そういう設備を何て言うんでしょう、言ってくるの、申請を待って、こういう補助金あるよっていうのもいいけども、町が積極的に案内も含めてですけども、推奨も含めてですけども、そういうことを言っているんですよ。ムーブメントを町の方から少し起こしたらどうだろうかということなんです。こういう考えは成り立ちませんか。

答弁 農林商工課長 大里孝生(農林商工課長は2024年3月まで)

今のご質問に関しまして、私自身もこれまでそういった活動をする方々とずっとお付き合いをしております。その相談の中でもこういった直売所とかそういうのを常時設けてみたいとかというようなお話もいただいたことはあります。ただし、そういった部分で話を詰めていくと、やっぱり常に、先ほどの答弁書にあったように品数を揃えられるのかとかいうような話の部分にちょっとぶつかっているのが正直なところでありまして、またもやそういった側面のほかに農業者の1戸当たりの経営規模が上がっていっていると。だからその部分をご自分でやられるのか、パートさんとかを雇ってそこまで持っていかれるのかというようなことも含めて相談にはもちろんのっております。私どもからムーブメントを起こすというような部分は、先ほど回答したとおり、地域の将来像でどういった声をということを各個人から拾い上げてきておりますけども、なかなかそういうような声が聞かれないというようなことが実態としてありまして、こちらとしてもそういった現状の中で、こういうのをやってみてはというような提案というのは、なかなか難しいかなというところが正直なところでございます。

再質問 3番 山田日出夫

ありがとうございます。課長の方でもご認識を持たれて接触する中で協議というか話はしていると。なかなか火がつかないということかなと思います。形はいろいろあるし、行政として、やっぱり産業振興とか町の姿だとか、町が力を入れていることを内外に発信していくという、するという役割もありますのでね、希望者を待つというだけではなくて、今後も検討を重ねていただければなと思います。五つ目ですけども、私はここで五つ目の一つ目で言ってた農業塾というのは、こういう取り組みを過去も今も似たような取り組みはまったくないと思って言っているわけじゃないんですね。ただ、ネットだとかSNSだとか非常に各種の情報発信のシステムですかが定着してきている中で、そういうような活用をしながら、時には在地の、この場での集まりというか、ということを大風呂敷のように聞こえるかもしれないけども、そして明日、明後日の話ではないけども、やっぱり町のイメージというか、町の力を入れていることを内外に定着させるためにも、このような試みということでありますので、何かあれば言及していただければ。それと時間ないから合わせていきますけども、二つ目の協力隊、これは協力隊の目的、いちいち言うこともないですけども、定住も含めて産業等の活性化も含めて町の力を高めるための目的があると思いますけども、今の方は頑張ってらっしゃいますけども、この事業の目的からいって増員は必然だと思います私は。増員。数がいないとこの事業の目的が達せられない。ぜひとも来年度の予算に増員の予算をあげていただきたい。そう思っております。これは強く求めたいと思います。民業の件はですね、個々の思いがまず先にあると思いますから、再質問は抑えておきます。この二つについて、町長お願いします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

議員の質問をずっと聞いててですね、本当に我々もこれからちゃんと対応していかなきゃならない制度や痛いところや細かいところも含めてご指摘いただいた点については、われわれは今後努力していかなきゃならないと思います。ただ、私は今回の災害を見てて農林商工課、そして建設課、本当によくやっていると思いますよ。山田議員のご指摘というのは覚悟の上でやっている状況ですから、ご理解いただきたいと思います。3回目の支援はまさに何回も言っています。1千万、さらに終わったあとでの1千万というのは、1千万か2千万になるか分かりませんけど、これは今言っているわけじゃない。前から言っている。ここはご理解いただきたいと思います。さて、今言っている農業塾と新たに協力隊の増員を考えるべきでないかということです。農業塾については、参考意見として理解していきたいと思いますし、協力隊については、まだ1年たっていませんので、ちょっと状況を判断して、果たして増員が今必要かどうかということも含めて、予算に向けて検討し判断していきたいと思いますので、これはご理解いただきたいと思います。

再質問 3番 山田日出夫

分かりました。ぜひともですね、今回の答弁、回答の中で既に考えている。これから検討する。これは再三出てきました。非常に心強く思ったし、私たちも期待しておりますので、ぜひ鋭意、前へ進んでいただきたいと思います。終わります。

出典:訓子府町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月15日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる