訓子府町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月14日
新町政への引き継ぎについて
2023年3月14日、訓子府町議会の一般質問で、山田日出夫議員が「新町政への引き継ぎについて」質問し、町長 菊池一春が答弁しました。
- 質問者
- 山田日出夫 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 山田日出夫
通告書に従いまして、町長にお伺いをいたします。新町政への引き継ぎについて。菊池町政16年間は、いろいろな成果を残したと思います。長年のご努力に対して敬意を表します。あわせて町政の現場を支えてこられた職員の皆さんに感謝をいたしたいと思います。次の各項目について、現時点におけるご認識と新町政への引き継ぎ方を町長に伺います。1、高齢化が進行する中で、大きな課題である認知症や介護への身近な対策と体制整備をお年寄り本人や家族が必要としているのではないか。2、災害を防ぎ農家の生産基盤を支えている小河川や農地周辺排水溝の維持管理について、事業および機械力などの体制が不十分でないか。3、現町政が建設をした大型施設の維持管理計画、そのコスト、利用者推計などについて、多くの方々が心配しているのではないか。4、広聴活動は種類こそあるが、町民の声を直接聞き町政に反映することは少ないのではないか。5、人口減少が続き町の活気が失われつつある中で、移住・定住など画期的で効果が期待できる新施策の実施に消極的でないか。以上、5点お願いします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま「新町政への引き継ぎについて」5点のお尋ねがありましたのでお答えいたします。1点目に「高齢化が進行する中で大きな課題である認知症や介護への身近な対策と体制整備をお年寄り本人や家族が必要としているのではないか」とのお尋ねがございました。本町の高齢化率は令和5年1月末で39.5%、二世代、三世代同居は減少し、高齢者夫婦のみの世帯、あるいは高齢者の一人暮らし世帯が増えています。加えて、認知症になると日常生活にさまざまな困難を抱え、一人で生活することが難しくなります。子どもや家族が遠く離れたところにいて支援を受けられない、家族がいても頼れない、サービスを受けたがらない人や地域との関係が希薄になり交流がほとんどない一人暮らしの高齢者も増えています。本町において、高齢化の進行と支援を必要とする高齢者の増加は今後も避けられない課題であると認識しております。こうした状況の中でも、地域包括支援センターが中心となり、高齢者の在宅生活を支えているケアマネジャーやデイサービス、訪問介護などの在宅介護サービス、特養やグループホームなどの施設介護サービス、医療依存度の高い人や自宅での看取りを支える訪問診療や訪問介護などの医療サービス、配食や愛の声かけ訪問サービスなどの在宅福祉サービスの事業者と地域の現状や課題を共有しながら、高齢者一人一人の支援の充実に取り組んでいるところです。今後は、認知症や介護状態にならず住み慣れた地域で健康に暮らしていくための予防活動に加え、地域で高齢者が孤立しないよう、地域の人とのつながりや活動の場を創出するために、生活支援体制の強化に努めていきたいと考えております。さらには、認知症などにより判断能力が低下してもその人の尊厳が守られるように、成年後見制度の利用や権利擁護の普及も重要なことと考えています。新町政へは、これらの現状と課題などを丁寧に引き継いでまいりたいと考えております。2点目に「災害を防ぎ農業の生産基盤を支えている小河川や農地周辺排水溝の維持管理について、事業および機械力などの体制が不十分でないか」とのお尋ねがございました。小河川や排水溝の維持管理の中でも、草刈りや土砂上げ等については直営および各実践会で実施する各地域保全会と河川等複数地区に広がるものを実施する広域保全会において実施しております。また、側溝の破損等修繕につきましては、側溝修繕工事として業者への発注工事での実施を行っております。例年1月の新実践会長へ各地域からの要望を集約し、緊急度の高いところから実施しております。維持管理については、3年前から昨年度までの要望については確実に減少傾向にあったため、現在の事業および機械力の体制で何とか対応してきたところです。ただし、今後につきましては、昭和50年代の高度経済成長期に集中的に整備した側溝等が40年以上経過しており、劣化による修繕を行わなければならない箇所が増加していくと思われますので、その場合は、工事発注の予算を増額するなど対応を検討してまいります。昨年度の災害の被害により、今年度要望につきましては、平常時の維持管理と災害対応箇所のうち、災害対応箇所が増えている状況です。いずれにしても、今後も保全会や地域と連携し適切な維持管理を実施してまいりますので、ご理解を賜りたいと思います。3点目に「現町政が建設をした大型施設の維持管理計画、そのコスト、利用者推計などについて、多くの方々が心配しているのではないか」とのお尋ねがございました。私が町長に就任した平成19年度以降、建設した主な公共施設としましては、児童センター、認定こども園、スポーツセンター、消防庁舎などが挙げられますが、これらの施設は、将来的にも町民にとって必要不可欠な公共施設であり、財政状況を見極めながら老朽化や耐震性に問題のある施設など、町民が安全・安心して利用できる施設更新を優先して実施してまいりました。また、施設建設にあたっては、施設利用状況や町民ニーズ、施設管理に要する経費などを検討し、調整してきたところであり、さまざまな場面において町民への丁寧な説明や情報提供を心掛けてきたところです。今後の本町が所有する全ての公共施設については、近年建設した公共施設も含め、将来的に最適な配置の実現が求められており、長期的かつ総合的な視点から公共施設を維持管理していく必要があることから、個別施設計画を作成し公表することを予定しています。4点目に「広聴活動は種類こそあるが、町民の声を直接聞き町政に反映することは少ないのでは」とのお尋ねがございました。平成19年に私が町長に就任した際、地方自治の本旨である住民自治の実現を目指し「町民の、町民による、町民のための行政」とする自らのスローガンのもと、以降、幅広く町民の皆さんの生の声を聴く場を設け、町政に反映させることに力を注いでまいりました。具体的には夜間町長室をはじめとして、ふるさと懇談会、まちづくり懇談会、車座トークやまちづくり推進会議などを通じて、多くの町民の皆さんからいただいたご意見を基に、高齢者ハイヤー利用サービスをはじめ、保育料の減額やさまざまな団体への支援、除雪の置き雪対策など、町の施策に反映された事業も数多くあり、これらの広聴活動は非常に重要な施策であったと認識しています。5点目に「人口減少が続き町の活気が失われつつある中で移住・定住など画期的で効果が期待できる新施策の実施に消極的ではないか」とお尋ねがございました。現在実施しているさまざまな事業で、直接的に移住・定住に対する事業と間接的に移住・定住に結び付いた事業があります。直接的な事業は、空き家バンクによる住宅の紹介と空き家活用定住対策補助金の交付、地域おこし協力隊の導入、オンライン移住相談窓口の開設、東京での移住相談会の実施、UIJターン新規就業支援金事業、農業担い手対策によるオンライン交流会の実施、店舗出店等支援事業補助金の交付などがあります。このうち地域おこし協力隊の導入、オンライン移住相談窓口の開設、東京での移住相談会の実施は令和4年度の新規事業であります。地域おこし協力隊員の導入は、本町では初の試みであり、また、東京での移住相談会では、移住希望者の声を直接聞くことができ、近い将来移住をしたいという方も見られ一定の成果があったと考えております。さらに、店舗出店等支援事業補助金の交付については、移住者がより出店しやすいよう移住加算を上乗せする要綱改正を令和3年度に行っております。一方、訓子府町まち・ひと・しごと創生総合戦略策定の際のアンケートや空き家バンクを利用した移住者からは、中学生までの医療費無償化や認定こども園の設置など、子育て環境が充実しているからという声が多く聞かれ、間接的に移住・定住に結びついた事業であると考えております。移住・定住対策については、第6次訓子府町総合計画重点プロジェクトや訓子府町まち・ひと・しごと創生総合戦略の中に位置付けるなど、まちの重要な施策として積極的に取り組んでいるところでございます。以上、お尋ねのありました5点につきましてお答えいたしましたので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
再質問 3番 山田日出夫
丁寧な答弁ありがとうございました。それでは、再質問させていただきたいと思います。もう菊池町長とですね、このように向かい合って質問、答弁できないと思うと実に感無量な思いもあります。菊池町長の私にとっての8年間の総括質問でもあります。内容が内容だけに全て町長ご本人のご答弁をお願いをしておきたいと思います。これまでの議員への答弁で引き継ぎに積極的に言及しているものがいくつもありました。菊池町長は今までの町長と違う引継書を書かれるのかなと期待を持ちながら質問を続けていきたいと思います。さて、誰からも満点の評価を受ける市町村行政は全国を津々浦々眺めても、なかなかないかと思います。菊池町長頑張られた16年間、成果を残されてきましたけども、一方で少々気になる点もあり、近く町政がバトンタッチされるこの時点でそれらのご認識と新町長にどのように引き継がれるのかというところに力点を置いた質問となっておりますのでよろしくご答弁をお願いしたいと思います。まず、一つ目であります。町がですね、認知症や介護の対応をやっていないという立場での質問ではまったくありません。回答にありましたように、さまざま対応をされて成果を残されてはおります。ただ、私が今ここで、この間ですね、何年間か繰り返し質問してきたことは、もう一歩困っていらっしゃるお年寄り本人、それとご家族の足元に一歩踏み込んでいただいてですね、もう少し身近な対応があるんでないか。町長が今ずっと答弁されたことは、起きてからのことが多いし、百歳体操とか起きる前の予防の対策もありますけども、もう少し事前の準備というか、まちぐるみの学びが必要でないかと思います。非常にいざ起きてみると大変なことであります。私は何度もこの場で言及してるから、またクドクドと体験談を述べる気はありませんけども、いきなりやってきて非常に運よく施設入所に至る方もいるでしょうけども、それにしてもその経過、そしてその間の心配、さまざまなご苦労をされるわけです。ただ、残念ながら多くの町民の皆さんは元気なうちはまだ自分のことだと思ってらっしゃらないんですよね、私もそうでした実は。まさか隣に元気で住んでいた義母がですね、突然そのような状況になると思ってもいませんでしたから、非常に焦りましたし、時間も労力も使いました。結果良かったですけども、そういうことになる前に、みんなでですね、介護保険の使い方だとか介護の仕方、あるんですよ実は。手法がね。家族がお年寄りを介護する方法も示されてますから世の中的に。そういうことをまちぐるみでみんなでお勉強しようやということを町が主導権をとっていただいて、体制の問題ありますよ、それは今置いといてお話していますからね、そういうことはできないでしょうか。もし、町長、これがですね、できたら訓子府にいつまでも住んでいたいと思うし、町民主役のまちづくりの際たる事業になるんでないですか。私はそう信じてますけども、町長にやってくれと言っても、もうやってもらう機会はございませんので、そういう意味では、非常に残念ですけども、町長の今の、この私がお話している町を取り巻いている状況のご認識と新町長への引き継ぎの仕方をご答弁いただきたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
昨日、工藤議員の一般質問でも生存権の問題の話が出ました。しかし、それは全ての国民は健康で文化的で、そういった生活を保障されなければならないということであります。これは誰しもが認めますし、そのようでなければならない。その中で国や北海道や町の役割というのは極めて重要だと思います。しかし、残念ながら国の介護保険体制や地域保健体制等々含めていくと、むしろ手抜きの非常に厳しい状況の中で施設や各町の自治体の福祉政策というのは後退していると言っても私は過言ではないなと思います。その中で非常に職員たちは努力していると思う。ただ、大きく変わってきているのは、例えば保健所とわれわれの地域の保健師たちの仕事の役割が変わってきているということがあります。今回のコロナの問題で保健所が非常に危機的な状況に立たされたというのは、まさに国の政策がいかに形式的なものであったかということを反省を余儀なくしなければならないということであります。結局は地域の私どもの保健師が保健所に助っ人に行かなきゃならないという状況が生まれてきてる。難病と精神的な障がい以外は保健所はやらなくなった。その分、私どもの福祉やあるいは健康増進等々含めて地域により密着した保健活動が求められているというのが事実です。ですから、非常に、百歳体操の話もしてましたけれども、何とかこの町をよくするための教育委員会の社会教育と保健師たちが連携した発見活動、あるいはサポート活動、こういったことが出てきていますし、ボランティアも非常によく頑張っておられると思う。しかし、まだ足りないというのは、議員のご指摘のとおりだというふうに思います。じゃどうするのかということです。これはかつてのように保健師が地域の中での担当職員はありますけれども、一つ一つ一人一人の状況に応じて即戦できるような体制を作れるかどうかということで、今このままの状況では無理だと私は思っています。しかし、これは何とかしていかなきゃならない。途中で私はとん挫しましたけど、訓子府を5か所に分けて、そこにOT、PT、少なくてもOTと保健師が一緒にいて地域単位のそれぞれのお年寄りに訪問、あるいは相談を受けるというような体制ができないかということを私は福祉保健課に提案したこともありますけれども、町長無理ですと簡単に言われましたけど、でも私は諦めてはいない。秋田の鷹巣の問題や旭川地区の精神的な活動をされている状況からしてみると、こういった地域中心、地域の皆さんが自分たちの健康の問題をより向上させていく。そして、みんなで力を合わせるという体制と行政のさまざまなサービスがマッチして私は安心して暮らせる町というのは実現できるんではないか。そういう組織的で行動的な体制づくりが私はこれから求められるんではないかと思っていますので、ご理解賜りたいと思います。
再質問 3番 山田日出夫
ありがとうございます。前段のですね、構造的な問題とか国の至らない点、それは私も賛同するところありますけども、それはそれで、何て言うんですか、それを理由にしてはいけない。私はそう思います。今、訓子府町が置かれてる状況に立脚して対応を考えなきゃならないと思います。それで、町長も昔、検討されたことも披歴、今されてましたけども、私はもう少し簡単なことはできるんでないかということを言っているんですよね、学びです。だから。その保健師さんがですね、いろんなケースにあたるということは、それができたら非常に結構なことなんですけども、それはなかなか難しいだろうと私も認識で持っていて、町民の皆さん、お年寄りとご家族、それとお年寄りになる前の中高年の方を対象にですね、そんな難しいことではないと思います。社会教育の話もされてましたけども、場所は公民館かどうか分かりませんけども公民館。場合によっては会館。場合によっては百歳体操の機会。短時間で継続して、難しくない。先ほど言った内容の学びを声かけを気付きを促すということであります。だからまだ百歳体操に来られている方で言えば、もう元気なわけですよ。だけども事前に勉強しておくということであります。簡単に言うと。それに保健師さん、場合によっては社会教育の先生方だとかいうことでないか、外部の力も借りる。そういうことをやれば、事が起きたときに少しでもあわてなくて済むし、少しでも苦しまなくても済むし、若干心の余裕を持って対応できるのでないかなと思います。これを町長にやってほしかったんだけど、さっきも言ったように、もうできないんで、ぜひ、先ほど、どなたかの議員の答弁にあった積極的な引き継ぎの中に、このことを組み入れていただきたい。時間もありますから強く願っておきたいと思います。それで、関係があるんですけども、これもこの間ずっと言い続けていることです。しつこいと思うけど、町長との総括になるんで、あえて話をさせていただきますけども、お年寄り、高齢者の見守り、支援の運動をこれも町ぐるみで、先ほど言った学びとセットで。セットでと言うか並行してですね、進めたいな、そういう町になってほしいなと強い思いがあるわけです。そうすると保健師さんだとか役場の職員の仕事も減るわけです。ある意味ですよ。みんながこう持ち分を担当する部分をやっていくわけですから。過去にも紹介しましたけど、既に私、昨今、まち回りしてるんですけど、すごくいろんな人の話を聞いたり、目にしたことがあるんですけど、人の分まで除雪やっている人がいる。雪割りとか。スーッときれいになっていましたけども、ある町内会で。それとか「いやうちでは、あそこの一人暮らしのお年寄りのことを日頃気にしてて、面倒みてるというほどじゃないけどね」なんて、頭をかいてるおじさんがいたりですね。すごくうれしいことを聞きます。そのことをもうちょっとランクアップして組織運動化できないのかなって。運動と言うとまたややこしくなるんだけど、町内会連協、実践会連協、もうやられていることもたくさんあるんですけども、それはそれで進めてもらいながら、そして地域に運動や活動の濃淡が生じても当面は仕方ないとして。まずは町全体、もらすところなく、このような運動を、やっぱりこれ町が声かけないと。声かけて連協と一緒に、もしくはボランティア団体と一緒にということをぜひですね、このことは私またしつこいですから性格が。もし、再々選されれば、新しい町長にしつこく私は求めたいと思いますけども、町長、認識と引き継ぎの仕方、ぜひ積極的な引き継ぎをご答弁いただきたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
言われていることは本当にそのとおりだと。現状は山田議員と私の認識はちょっと違うかもしれませんけども、決して訓子府町の地域活動のそうした見守りや支援活動というのは劣っていないと私は認識しています。しかし、これでいいかという問題で言うと次のステップアップが必要なんではないのかというふうに思っていますので、山田議員が政策的に出している新しい、これも手に入れてます。役場に支援課を置いたり、あるいは見守りの実践を広げる、学びを広げようというのは当然のことだと思います。ただ、支援課を置けるかどうかということは、今度、機構の問題も考えていかなきゃなりませんけども、いずれにしても、私は山田議員が求めている高齢者が安心して生活できる訓子府町というのは望むところでありますし、ぜひ、そういう形でさらに拡充を求めていきたいというふうに思いますので、ご理解いただきたいと思います。
再質問 3番 山田日出夫
やっぱり町長はさすがだなと思います。やっぱり町長の一丁目一番地である町民主役だとか福祉の、わざと、わざとと言ったら言葉悪いんだけど、金銭に触れる質問しているんですね私ね、町長だったら分かってくれると本当に思っています。そういう意味では昨日のある議員がもうちょっとやってもらいたいなと言ってたことは、そういう点ではうなずける面もあるかなと思っております。ぜひともですね、町長、小さな分析では違うし、施策では人が違うんですから考え方当然違うし、町長と議員というレベルも違うし、違うと思いますけども、大きく目指すとこはそう違わないと思いますんで、この1点目については、ぜひ積極的に新しい町長への引き継ぎをお願いをしておきたいと思います。どうしても時間が少なくなる悪い癖が私にはあるんです。もう半分使っちゃいましたもんね。2点目に移りたいと思います。大きく二つあると思うんですよね、この2点目は。災害で大きく傷ついている河川や農地等、日々の管理が至らず、河床が高くて水が流れづらくなっていたり、農地周りの排水溝の土砂上げが全然間に合わなくて、これは穂波のことだけ想像して今言っても、全然間に合わないんですよ保全会では。答弁では、災害だとか大きな改修は割と希望を各実践会から聞いて優先順位で言っているけど、もう優先順位でと言っている時点で足りませんからね私の理屈からいくと。それはどっちかと言うと災害系というか大きな。私がここで言っているのは保全会でやっている畑周りの土砂上げに絞ってちょっと今お話したいと思いますけども、これも全然不十分だと思います。昨年の大雨のときに特に多くの水が集まる穂波、低台の日出、実郷などの川南地区の低いところは、まず中小河川があふれてしまって、あふれたというよりも、もう何て言うんですか、破壊しながらあふれてしまって、そこに流れ込む排水溝は当然勢いも違うんで、もう流れ込めなくて畑が非常に冠水して農業被害が拡大してしまいました。これは人力で人間の力で止めれない天災の力もありますけども、日々、土砂上げなどをして川底を低くしておけば避けられるレベルの災害もあるわけですよね。こんなこと専門家を前にして言うこともないんですけども、だから保全会の9千万円ぐらいの予算で全町を割っても、緑肥がありですね、対策に草刈りがあり、そちらにも取られますし、排水の対応が全然駄目であります。加えて町内の機械力というか、表現が分かりませんけども、会社の数と言ったらいいのか分かりませんけども、それが不足しております。答弁では別な事業のこともされてましたけど、私が今ここで問いたいのは、保全会の不十分さと機械力の不足であります。このご認識をお聞きしたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
建設課長が答えた方がいいんですけども、議員が冒頭おっしゃったように今回は町長が答えれということですから、町長がお答えさせていただきます。一つは、日常の土砂上げをどうするのかと。これは保全会がやっているというのは畑作の面積を国と町が、北海道も含めて金を出して共通の8千万なら8千万のお金の中で自分たちが今まで奉仕でやっていたことも含めて一定の金額をお支払いしますよと。私は草刈りも含めて地域でやっていますけども、お金もいただいています。そういうことで自助のやっぱり活動に支援をするという国の政策だったというふうに記憶してますから、しかしそれで役場の仕事が全部なくなるわけではありませんので、当然、保全会で住民の自主的なそういう活動でできないことを含めて共存しながらやっていかなきゃならないというのは仰せのとおりだと思います。ある意味では、保全会に力を借り過ぎてですね、行政がもっとやるべきことをやっていないんじゃないのかというご指摘でないかなということもありますので、一つは、今、保全会の事務局長は山内君が入っています。これは農業のエキスパートです。連携してもっとさらにそういった声が現実のもので地域でできないことを行政がどうするのかということをさらに力を入れていかなきゃならないというふうに思っています。これが1点です。もう1点です。用水路や排水路の管理というのは、基本的には土地改良区事業です。私が理事長やっていますから、そして地域の代表によって草刈りや土砂上げや、あるいはそれを業者に頼んでやっているというのが現実的です。しかし、去年のような災害のときに、それで対応できたかどうかということは別としても基本的には水の管理をやっている専門にやっている方々で行っているということがありますので、これは土地改良区として、さらに進めていかなきゃならない。ただし、今、議論になっています。私はずっと谷本泰三郎以来、私も土地改良区の理事長やっている。管内で私だけです。ほとんどはもう農家の方が自主的に自分たちで管理しているという方法なんです。土地改良法というのは。でも、私たちの町は伝統的に歴史的に町長が整備を含めて一緒になってやっていこうということでやっていますので、これらについても本当にさらに町民に依拠した活動をやっていかなきゃならないんではないかなと思います。それから、機械力です。これは山田産業と富山産業が主として機械を持っていますから、かなり去年の災害でも力を貸しています。それでもできませんでした。だから、今、北海道の、昔の土木現業所の連携、さらにまた町内の清掃活動では国の道路管理者が北見道路事務所が清掃車を持っていますので、これを借り受けてやるとかですね、非常に去年の経験を基にして自治体と北海道、国との連携が非常に前に進んできたという状況がありますので、山田議員のご指摘のとおりまだまだ不十分さはありますけども、さらに一歩進めていきたいと考えています。
再質問 3番 山田日出夫
保全会事業については、確かに農家が自分たちで本来やらなきゃならないことを支援して農業が振興することに着目した国の事業であります。そうは言いつつ、実際は保全会事業に何となく集約されていて、そして予算も事業量も足りない状況になっている。これが現実であります。実際の理屈と現場の話は実は違うんだよということでないかと私は思っております。それでこの保全会の9千万未満ぐらいの事業費というのは町長もちょっと触れられましたけど、面積からきて増額できないものなのでしょうか。できないとするならば、プラスワンの町単費でもいいんですけども、もう少し事業、予算額を増やして保全会事業を変えれないんだったら保全会事業を支えるような、名目はいいんですけども、もう少し土砂上げなりの事業が目に見えて進むような手立てはないものなんでしょうか。それと合わせて引き継ぎの仕方をお聞きして、この項目は終えていきたいと思いますんでお願いします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
二人の候補者のパンフレットを持っています。実は筆頭にこの河川の氾濫やこれが行き届いていないという批判も含めたことを含めて出ています。私はあらためて、この二人と議論したいと思っています。全然分かってないと私は思います。しかし、これは立候補者の自由ですから構いませんけども、しかし、増額は国のルールに基づいて北海道や町が4分の1とかずつ負担するということをさらに町負担分を建設課の方に予算措置をするということが考え方です。スピードが遅いということであれば、小河川ですね、これは単費で一般財源で予算を付けるということを舵を切るかということですね、私はそう思います。
再質問 3番 山田日出夫
町長ね今ご認識のとおりです。名目は問わず町単費で手当をすることはもう全然できるということでありますんで、認識はそのとおりですし、私と一致しております。ぜひ、引き継ぎの答弁がなかったですけども、引き継ぎにおいて、今、町長が示された認識を新しい町長に伝えていただきたいということを求めて三つ目に入りたいと思います。三つ目のこの町長が建てられた公共施設、当初から心配の声もたくさんありました。でも現に事業が終わってですね、利用者もたくさんいて、現在進行形でありますから、そのことについてとやかくさかのぼって言う気はまったくありません。私が耳にするのは、知らないことも含めてですね、理解が進んでいないことも含めて、この当初の質問のような声があるわけです。ただ、答弁に明確に個別の見通しを立てて町民に説明する。こんな明確な答弁久しぶりだなと思って、私、感心しました。ぜひ、それはそのようにお願いしたいので、ここはちょっと触れないでおきたいと思います。関連してちょっと町長の認識を聞いておきたいなということがあります。これもよく言われているんですけども、町税や借金をして作った町民の公共施設でありますスポーツセンターやプールなどの利用者はですね、約7割が町外なんですね、これ所管事務調査でこの間聞いたばかりだから勘違いではないと思うんですけども、違ってたら訂正も含めてお答えいただきたいと思います。使用料金が町外者と町民が同じなんですね。町民感情としては、ちょっと分かりにくいというか、ということらしいであります。というのは、事業費もそのうちの借金も含めて3割しか使っていない状況の訓子府町民が負担してるという表現がいいのかどうか分かりませんが、そういう感じがあるんです。感覚が皆さんに。一度、教育委員会の誰かとしゃべったときに、忘れちゃいました名前は。都合よく。いやスポーツは国境もないし町界もないから、使用料同額は当たり前ですよって言われた記憶があります。それも分かったような分からないような。実際は町民のための施設ですからね。この点について、ちょっとよく言われるもんだから、答弁をお聞きして私の新聞でまたみなさんに広く伝えていかなきゃならなという責任も感じますので、認識とこれもセットですけども、引き継ぎの予定はあるか。急に言われたことは引き継ぎがなかなかないかもしれませんけども、ご答弁をお願いしたい。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
バリアの問題です。北見の市民、置戸の町民、美幌町含めて、そういった町外の方が7割いるんだと。これとうちの町の使用料が同じでいいかどうか。私はいいと思います。北見に行って本を借りる。置戸に行って本を借りる。そうすると訓子府町民だから金をたくさん払うということではなくて、お互いが持ちつ持たれつという中で振興を図っている。そして、7割の人たちが訓子府町に100円出したら使えるわけですから。スポーツセンターね。100円出して使えて、そして訓子府に来ていただく。そして町の施設を利用してもらったり、あるいは飲食店も利用してもらえると。こんなことは私は大変評価すべきだというふうに思っていますので、ご心配いらないというふうにご理解いただきたいと思います。それから、新しい施設ができていると。その中での使用がですね、維持管理含めて大変心配だと町民の方が言っていると。私のところにはですね「いや良いスポーツセンター建ててくれたな」っていう声はあるんですけども「お金が大変でないか」という心配はあんまり聞こえてこないんです。でもね、今、温水プール、前の町長が建てたときの温水プールがかなり老朽化してきています。これを維持できるかどうかということは町民に問わなければいけない。すなわち建て替えするのかやめるのか。そして多大な修理をするのかって、これも含めて町民の寄り添いながら、意見をお聞きするということになります。私が町長になってからやった支援センター、そしてこども園、スポーツセンター、消防、全然心配いりません。今、維持管理でいくと、維持費でいくと1年間に全体で屋外も含めて2,500万です。これの見通しが立たなくてですね、建てることはしませんので、町民の皆さんがもし議員に心配だと言っているんであれば、心配ないぞと町長は言っていたんだと。しかし、いずれ老朽化してきます。こういったことに対するコストや維持管理をどうするかということは、これは町民的な課題として、財政も含めてやっていかなきゃならない。何回もお話していますけれども、令和10年度に訓子府の起債償還のピークを迎えます。これから下がっていくということで、新しい施設をやって、また起債を借りなければどうとかって問題はありますが、基本的には、ここ数年頑張っていただいたら財政的にもさらに安定してくるんではないかなと私は思っています。
再質問 3番 山田日出夫
町長ね、言われたことはそのとおりだと思うし、私も大体分かっているつもりであります。理解できてなくて心配しているのは町民の皆さんです。だから答弁にあったように、個々の見通しを作って公表するということで私は良いんでないかと思います。それと、言われたから言いますけども、町民の皆さんってね、人見て言うんですよ意見を声を。町長に向かってね直接否定的なことを言う人は相当な心臓強い人ですから。私に言う人は議員としての役回りを頑張ってもらおうとして言われるわけですから、違って当然だと思いますので、あえてちょっと言っておきたいと思います。それでは、四つ目であります。広聴活動の関係ですけども、町長は非常に、菊池町長は優れているなと思ったことは、やっぱり町民の声を聞く仕組みをいろいろ用意されたことだと思います。夜間町長室はじめ、答弁にもありましたように車座トークだとか、いろいろ用意された。進んだ考えの持ち主だなと思って私もそう思いました。ただ何となく直接、僕が聞いているのは、直接聞く手法を使ったかということなんです。一度アンケートのことで言及したときに、集計が大変だとかどうのこうのという答弁、もうこれ印象的に覚えているんですけども、直接の声を聞くことに勝るものは私は広聴活動ではあり得ないと思っております。その点で過去何度か直接的な広聴のことを質問した記憶ありますけども、その前もその後も直接的にされるのは各種計画策定のときのアンケート調査ありますね、各種のね、それはありますけども、日頃ですね、町政全般をとおして気軽に直接の声を聞く仕組みはなかったような私は思っているです。そのことなんですね。直接聞くことが一番いいんでないのかなって。その点では残念な印象を持っております。それが一つ。それについての認識ちょっとありましたら触れてもらうのと、夜間町長室は盛んに連続して、大変お疲れさまでしたけども、貫き通したという点では高く評価したいと思いますけども、その直接の声と裏返しになりますけども、あの夜間町長室に来られる町民の方というのは相当やっぱり勇気のある方であるし、大変な課題を抱えられている個人なり団体なのかなと思っております。その場を設けていることは大変結構なことですけど、言葉を今選んでますけども、時間と機会を設けているけども、結局は聞く声が少なくないですか町長。夜間町長室というのは。やはり広く声を聞く手法はなかったんでしょうか。そして、この広聴についての直接性ということについての引継書でも言及はされますか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
行政の基本は住民自治です。これは昨日の議員の皆さま方からの質問にも再三答えてきました。私は歴代の町長の中では、こんなこと言ったら最後ですから、私ほど町民に身を寄せ意見を聞くことに前向きな町長はなかったと自負しています。これは通勤時、歩いて通勤する。このときに末広の方々の声かけも含め、そして役場庁舎の戸を開ける。そして入ってくる方々、これはカウントされてませんけど。それからホームページに町長室を設けたり、もうみんな職員は嫌がります。もし何かあったらどうしますかって。こんなことを恐れて町長はできないということ。そして夜間町長室です。月に一度、第2水曜日は、この日だけは僕は絶対いますと。何かあったときには必ず来てほしいというこの姿勢というのはすごく大事です。私は16年間やってきて一度も休んだことありませんけど、多くの方の意見をいただきました。全体としては、この5年間でみても夜間町長室に件数で言っていると30件ぐらい来ていますし、人数からいきますと六、七十人来ています。考えていくときりがないと言っても語弊がありますけども、やっぱりそういうスタンスと町民の声を聞くという姿勢こそが大事なんじゃないか。それから今、コロナ禍で3年間ほとんどできませんけど、地域で呼ばれたことには欠席したことないですよ。そして車座トークで話をして意見を聞く。誰よりも悪いけど広聴活動を一生懸命やってきたと自負しています。しかしこれでいいかというのは際限がありません。
再質問 3番 山田日出夫
私は町長がやってきたことを否定する気は毛頭ないですね。先ほども言ったように町長の自負どおりだと思います。歴代の町長の中で町民の声を聞こうという姿勢を貫いた町長だと。それはもう私も皆さんも認められるんでないかなと思います。私は菊池さんだからこそ、もう少しレベルの高いね、広聴をやるんでないかって期待してた裏返しの質問なんですよ実はこれはね。夜間町長室も車座トークも評価します。しますけども、菊池さんのそのキャッチフレーズである町民主役ということであれば、なぜ直接的な声を聞く機会を設けなかったのかなという、私も冒頭言いましたけどね、町長の16年間はほとんど肯定的ですよ私は。多くは勘違いしている町民の方もいるようだけど、その中でも気になることを五つ今日拾い上げて聞いているんですから、相当レベルが高い町長、菊池さんだから聞いておきたいし、新しい町長にぜひ引き継いでほしいというのは、そこに狙いがあるわけですよ。はっきり言って、言っちゃっていいのかな、菊池さんのレベルをね、町長が維持するって言ったらね至難の業ですよ。ほめ過ぎかな。本当にそう思ってます私。だから、だからこそ新しい町長にきちんと引き継いでほしいということを再三強調しているんですよ。引き継ぎされたから、新しい町長ができるかどうかというのは、これまた別問題ですけどね。高いレベルを引き継いでもらいたいなと。何かおしまいのようなこと言ってしましたけども、まだ続くんですね。町長もご存じだと思いますけども、私は日本史好きなんで、江戸幕府の享保の改革をした徳川吉宗公という将軍いますね、彼は周囲の反対を押し切って目安箱というものを置いた。形だけじゃなくて、目安箱に集まった庶民の声を何とか実現しようとした変わり者将軍であります。だから、何て言うんですか、身分制度のはっきりした封建社会のピラミッドの頂点に立っている人が、あの時代にみんなの声を直接聞こうということを思ったこと自体がすごいなと思って、私は印象強いんですけども、直接の声を聞くということはもうこれに勝るものはないんで、引き継ぎを、しつこいんですけども重要性をその実践について、できましたら引き継ぎをしていただきたいなと。
再質問 3番 山田日出夫
これに答弁受けたらまた時間が足りなくなるので、お願いだけをして次に移りたいと思います。移住定住の問題ですけども、先日の町長の答弁聞いてても、菊池町長さんは重農主義者なんだなと思いました。産業振興を図るという点では誰も反対しないし、私も賛成だし、農業の町だから農業を応援するということは当然だと思いますけども、小さくなっても輝けるというお考えのようですけども、それはやっぱり土地が逃げていかないですからね農地が。人口が減っても農業に力を入れていればまちづくりはできるということに関連しているんじゃないかなと昨日聞いていてふと思いました。でもですね、人口が減ったら財政規模はじめ、税収、それと人間の力、人々の活動の輪が小さくなって、町はそれなりにしか輝きませんよ。輝くけど小さい輝きが。私は4千が限度のまちづくりをしてもらわなかったら困るなと思っていますけども新しい町長に。この認識はおそらく菊池さんと僕はずっと平行線だと思う。これはしょうないことですから、もう全然考え方が違うんですから、ただ、小さくても輝くということを引き継いでもらいたくないんです。思いがあってもですよ。
再質問 3番 山田日出夫
引継書に思いをあまり強調してもらいたくないと思うんだけども、いかがでしょうか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
吉宗の話も出ましたけども、これはやめます。移住定住含めて人口増を図っていく必要性があるんではないのかと。そのためにも小さくても輝くという限られた状況の中でまちをつくっていくということについては、あまり引き継がないでほしいということでしょうか。あと1分しかありませんけど、私は小さくても輝く、小さいから輝くということを積極的に引き継いでいきたいというふうに思います。それは全国の市町村の中でかなりの小さい自治体が本当に頑張っている。目の輝くような状況をたくさん見てまいりましたので、ぜひ、私どもも人口の規模と数にとらわれないで、輝ける町にしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
再質問 3番 山田日出夫
わかりました。たぶんそういうことだろうと思って、予想して質問もしてますけども、持論を強調する必要はありませんけども、もう何度も述べてきたし、今も述べましたけども、私はもしまた機会が立場が得られたら、小さくては小さいなりに輝くし、中規模だったら中規模なりに輝くしということを新しい町長に訴え続けていきたいなと思います。小さいとこが努力をしていることは否定しません。でもそれは、やらざるを得ないし、頑張っていると思います。4千なら4千の町が輝けばもっと大きな輝きになると思います。終わります。