訓子府町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月14日
今年のひょう害・水害への町の対応
2022年9月14日、訓子府町議会の一般質問で、西森信夫議員が「今年のひょう害・水害への町の対応」について質問し、町長 菊池一春、建設課長 荒沢直樹が答弁しました。
- 質問者
- 西森信夫 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春、建設課長 荒沢直樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 西森信夫
私からのお願いとして、まず一問目を終わらせていただきます。次、今年のひょう害・水害への町の対応につき、町長にお伺いをいたします。「災害の少ない町 訓子府」というのが定説になっているようなわが町も6月、7月のひょう害・雨による災害と立て続けに襲われる結果となった。今までにないような損傷を受けた道路や畑に自然災害の怖さを感じるものがある。町内を回ってみて、被害の大きいところ、何度もやられているところ、さまざまな被害が散見された。現地の声から次の点を伺う。一つ、昔から沢地として水が流れ、40年、50年ほど前に整備された排水路では、現況の水量がのみ込めない状況である。どのような対策を考えているか。2番目、号線道路を雨水が走り、傾斜に沿って水が畑に流入した事例があるが、対策を伺いたい。三つ目、早く復旧してほしいという要望があるが、優先順位や業者の決定はどのようになっているのか伺いたい。以上、お伺いします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま「今年のひょう害・水害への町の対応」について、3点のお尋ねがございましたのでお答えいたします。1点目に「昔から沢地として水が流れ、40年、50年ほど前に整備された排水路では、現況の水量がのみ込めない状況である。どのような対策を考えているか」とのお尋ねがございました。耕作面積の少なかった本町においては、河川整備について耕作面積の確保のため農業用排水路として確率年3~5年程度の雨量で設計・整備されてきた経緯があります。そのほか、排水路の計画から数十年が経過し、沢地や山林を耕作地に整備されたり、排水路についても農業基盤整備で実施されたため、下流域への流入・到達時間が大幅に短縮されて増水していることも事実であります。今年のように6月、7月の1か月に4度の災害級の降雨により被災している状況はこれまでになかったことです。国土交通省の統計を見ると全国で1時間当たり50mmを超える降雨の発生数は30年前と比べて1.4倍となっていることからも西森議員の言われる現在の排水路の検証が必要であると考えています。今回の被害を踏まえ、北海道開発局に対し紅葉川を中心に国営事業による排水路について、現在の雨量でも河川断面を確保できているかについての確認を要請しているところです。結果によっては再整備の検討も行わなければならないと考えていますので、ご理解を願います。2点目に「号線道路を雨水が走り、傾斜にそって水が畑に流入した事例があるが対策を伺いたい」とのお尋ねがありました。雨水対策として、取付道路の舗装かさ上げの実施や土のうによる流入防止対策を各農家や町・保全会で講じてきていますが、それを上回る雨量で土のうを越えて畑に流入していくような状況のほか、畑からの土砂を含む雨水が道路排水や車道の導水桝を埋めてしまい車道に越水し下流側の畑に再度流入したり道路の路肩を洗堀する状況がありました。道路排水で耕作地の集中した表面水を処理することは現実的には難しい状況であることをご理解願います。3点目に「早く復旧してほしいという要望があるが、優先順位や業者の決定はどのようになっているか伺いたい」とのお尋ねがございました。災害復旧につきましては、まず第一に町民生活確保のための砂利道を含む町道の通行止め箇所の早期復旧を最優先にしております。第2には、次回降雨時に被害が増大する河川埋塞箇所を土砂上げし河川断面を確保することです。第3には、道路等排水が土砂等で埋塞し排水機能が損なわれている箇所の復旧と道路・河川の法面復旧等となります。業者の選定と復旧方法については、現場を確認し、被害の大きいものから国の補助事業により復旧するもの、単独災害復旧事業で建設業者に発注するもの、直営で実施するものがあります。また、直営や機械借り上げ等による復旧時には直営や建設業者の所有している建設機械を把握し、現場に合った機種選定を行い配置しています。今回の被災については、箇所数が多いことから復旧に時間がかかっていますが、これからも復旧作業は継続していきますので、ご理解を願います。以上、お尋ねのありました3点につきましてお答えいたしましたので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
質問 2番 西森信夫
まず最初に毎日復旧作業に奔走されている建設課担当課長、ならびに担当職員の皆さんにお礼を申し上げます。また、災害を受けた箇所が1日でも早く元の形に復旧することをお願いを申し上げる次第であります。何点か再質問をさせていただきたいと思います。昔から沢地として水が流れて四、五十年たっているという中で、今回非常に水量が多かったという中で、実際、水量が多くてのみ込めない状況で排水路があふれたという箇所が何か所かあったと思います。全町でどれぐらいあったかをお伺いをしたいと思います。
答弁 建設課長 荒沢直樹
今回、今年度ですね、今年の6月、7月、四度にわたり被害を受けました。その中で河川、排水の方が越水した箇所はどのぐらいあったかというお尋ねでございますが、まず、6月の19日ですね、においては、私の確認している箇所では3か所あります。また、4日の日では、全部のパトロールに行ったときですが、かなり雨量が強かったということもありまして、南北、常呂川の南北になりますけども、そちらの普通河川につきましては、すべて越水しているというところは確認しております。ただ、雨が降っている時間が短かったものですから、増水して越水、その後、水が引くのもかなり早かったと。1時間以内にはもう越水が終わってたというような状況も確認しています。以上です。
質問 2番 西森信夫
荒沢課長、毎日現場で実際その指揮をとっておられて、状況が非常に訓子府町の災害を受けた状況が分かっていると思いますんで、何点か聞いていきたいと思いますが、昔から沢地、私ら小さいころは沢地で水がたまったり、池があったり、それから木が生えたりしている雑木林もたくさんあったんですね。それが今はもう全部均平して、それから客土して広大な農地に変わっています。訓子府の高台でも低台でも農村の様変わり、一変しちゃったと。これはもう均平や開墾によるものだと思うんですが、それによって、やっぱり集中豪雨がくると上からの水が一気に下まで流れてくるということで、そんな状況になっていると思います。そこでお伺いしたいんですが、この現状の訓子府の農地、それから訓子府の土地を見ると、どのような対策をとれば有効なのかなというふうに考えるわけです。それをお伺いしたいと思います。
答弁 建設課長 荒沢直樹
昔と比べて様変わりしまして、今後のですね、対応の検討ということでございます。実際、今回、四度の被害が1か月で四度被災を受けていますので、これをどのようにして考えるかというところがまず先に1点あるかと思います。災害クラスの降雨ですので、そちらの方をまだ被害がないようにまで整備していくのか。あとは災害は災害としてですね、国ののっとっているような計画断面を何年でもっていけばいいのかという、まず先にその検討が入ってくるかと思います。もし5年、10年とかという話になるんであれば、今現在動いています訓子府でもですね道が管理していますポンケトナイが今、最終年を迎えますけども、あちらの方でもまだ5年確率になっています。そちらの方は確率年によっては本来河川ですので10年をもちたいところなんですが、そういうのは各地域でもあるんですけども、地域の地権者等々とお話しながら、そうやって作ってきた経過というのがあります。それで断面決定をしていますので一概には言えないんですが、まず基本的に先ほど町長からの答弁もありましたが、国交省の方で30年で11.4倍ぐらいの50ミリ以上の強い降雨がある回数の頻度も増えているということもありますので、そちらを踏まえた形で今、今までになかった国営事業で行った排水がまず先に整備されて、そこがあふれるということが今までなかったもんですから、まず国営事業でやった開発局に今の現況の断面が、何年かに1回、大雨資料というのがありまして、その雨の資料が段々雨量が多くなってきているんです。そちらの方で現在の資料の中で、その雨がのめるのかどうかという検討は行っていただいているところです。基本的に国営事業がまずメインになって、そちらの方に道営事業の整備された排水がつながっていくというような状況ですので、まず基幹である国営の方の検討から先に始めていきたいなというふうに考えています。以上です。
質問 2番 西森信夫
今、非常にね、課長の方からいい話をお伺いできました。1か月に四度のこういう災害が起きるなんていうのは、今まで訓子府町ではそうなかった事例だと思います。まったく今までないぐらいの雨が一気に降って被害が災害が起きたという中で、国では国営事業整備の中でこれぐらいで表面水の計算からいって、この深さでいいだろう。この管でいいだろうということで設置をしていただいている。それがあふれてしまったという中では国もそれを見直しをかけていくという町長からも言われましたが、視察に来ていただいて、5年、10年かけてでもやっぱり見直しをかけていくという方針だと思います。まず国営事業を見直しをしてもらって、それにつながる道営事業も徐々に変えてっていただきたいというふうに、二度とやっぱりこういう災害が起きないようにしていただきたいなというふうに思います。それからですね、今回の災害に対して、町民がいろんな不満をわれわれ議員に言うんですね。実際、雨の降っているとき、われわれは邪魔になるから災害地には行けないんですね。雨が降って2日、3日、だいたい災害を役場の建設課が見て、それから道議さんが見て、いろんな人が視察をして、これは被害受けて、いつ国からくるという、視察をして、その後、われわれもやっぱりこう議員が各方向にちらばって自分の調べたいとこ見たいとこ行って調べたわけですよね、そんな中でやっぱり町民からもっとこうしてほしい。ここは何回もやられているとこだ。そういう不満がすごいこうわれわれにぶつけられるわけですよ。今回、議会の一般質問で聞くんだと。災害に対して聞くんだということで、われわれの議員の中もSNSを通じて皆さんから生の声を聞いたんですね町民の方から。どういう要望があるんだと。どういうことをしてほしいんだという。それがここに羅列されているわけですが、30件のメールがきているわけです。まだあると思うんですが、そんな中で何点かこう絞って紹介をしたいなと思うんですが、ある方からのメールでは、農家さんたちのダメージがかなり大きかったと思います。離農につながらないよう農家さんたちのサポートやフォローが充実したらいいなと思いました。これは一人の方。もう一人の方です。これはうちの入口、これ福野の方なんですが、うちの入口なのですが、大雨が降ると取り付けから道路の水が流れてきて車が通れなくなるぐらいえぐられます。道路から水が入り込まないような対策をお願いできたらいいと思います。もう1点、もう1点だけですが、防災対策については、今回のように河川、用水路があふれないように対策してほしいです。保険に入っているとはいえ、大雨が降るたびに被害を受けて廃耕していては、さすがに営農継続は厳しいです。それと今年は大雨で畑が掘れて直しても直しても雨で流されました。収穫終了してから本格的に直すのですが、それに対する助成があると助かります。それと柏丘の山林川の護岸がめちゃくちゃなっているのですが、改修工事があるので仮の復旧だとは思いますが、現状より周りが崩れないようにしてほしいです。今のままだと畑側は崩れます。役場で見てると思いますが。というようなメールが、ここにある30件ほどあるんですね。非常に生の声で読んでいくと、いや全然自分らが気が付かなかった町民の目線で見たことが寄せられておりました。ぜひですね、やっぱり町民は非常に毎日の生活ですから、少しでも元の形に直してほしいという要望が寄せられております。大変だとは思いますが、1日でも早く直していただきたいなというふうに思います。2点目の号線道路、これもですね、先ほど町長から答弁いただきましたが、雨が尋常な量でなくて、号線を、南8線あたりを高園あたりからずっと日出に向かって水が舗装道路を川にして流れるんですね。そしたら行き場所がないものですから砂利道の方が低いですから、そこに各号線にもう入っていくんです。その号線の水がやっぱり畑を流していくと。非常に畑の中、水だらけになって、どこの畑も。畑の中までは役場はグレーダーで削れないもんですから、やっぱり農家がそれぞれあたるしかないということになります。号線の問題、実際、かさ上げしてもいいのか、農家の個人がね、各個人が水が入らないように道路縁にかさ上げしていいのか。自分らで手をつけて直していいのか、困っているわけですよ。そこら辺の回答をひとつお願いをしたいと。
答弁 建設課長 荒沢直樹
今回の災害でかなり砂利道の方ですね、縦も横もなんですが、かなり低めになっている部分に関しては、かなり雨が流れて土砂を削るということがありました。6月、7月もそうなんですけども、必ず毎回直したところが削られるということもありまして、砂利道に関しては通行止め区間等々に関しては、毎回ですね、2日を目途にすべて開通できるように行ってきたところですけども、今、お尋ねのありましたとおり砂利道の方に水が入らないようにかさ上げするとかということもあるんですが、それは今後の中でですね、今、計画として今考えております。第1弾としまして、この前、7月の4日と18日に降りまして、清住の道道ですね、置戸訓子府北見線なんですが、そちらの方から常呂川に向かって町道がありますけども、そちらの方からまた水が入るということもありまして、またそれで今回、道の方に要請してですね、町道でもいいのでということで舗装の部分にかさ上げしていただいたという経過があります。なおかつ、道道においては、最近、維持管理というか、升の土砂上げもしてなかったので埋塞してて車道をずっと路肩側を水が走っていって砂利道に流れるということもありましたので、こちらも道に要請しまして、すべての道道については升のかさ上げと排水の貫通は確認させていただいているところですので、また今後とも砂利道、町道の方でも、そちらの方さか上げ等はやっていきますが、まず地権者ですね、利用する方、実践会の方にお話してですね、その部分、かさ上げしていいものかどうかとかを確認しながら今後実施していきたいと思いますので、ご理解願います。
質問 2番 西森信夫
よろしくお願いをしたいと思います。次に、災害に対する復旧で早く復旧してほしい。これは誰しもがそう思うことであって、壊れたとこは非常に不便で通れないという状況なので、私の顔を見るなり早くしてほしいと。何やってんだというのが口癖になるぐらい町民の方は困っているという中で、まず秋の収穫が終わった段階、畑が空くと、したら道路からは非常に重機も届かないぐらいの高さもあると。中では畑に入って実際やらないとできない現場もたくさんあるわけですね、特に北栄なんかで非常に高いとこあたりは、まったく道路からはできないという中で、畑が空いて、秋起こしやって次の畑の準備するまでにできればやってほしいんだという声も聞かれます。農家にとっては次年度に引き継がないで今年のうちに何とかね終わらせてほしいというのが本音だと思いますんで、そういう箇所はそんなに数はないと思うんですよ。訓子府の中で畑に入ってやらんきゃならんというところはね。そういう場所にいろんな工法、今、進んだ工法あると思いますが、そういうことでやっていただけるのかどうか。課長の見解をちょっとお聞きしたいと思います。
答弁 建設課長 荒沢直樹
実際、畑ですね、排水に土砂が入ってしまってたまっていると。取ってほしいという要望があるんですが、その両サイドに作物があって取れないという箇所が私のところに実践会長から要望がきているところでは今、清住ですとか穂波はじめ、5か所か6か所あるんです。そちらの方は収穫終わってから入るということは予定としてはあります。まだ他もただ出てくるでしょうから、そのときにはうちの方でリースですね、大きい機械もリースしながらでも、うちの直営でもやれるように今現在小さいコンマ2のユンボ、小さいユンボしかないんですが、大きいやつをリースしてでも直営でも動けるように、ちょっと山田さんの方が、他の機械借り上げになりますと、今、他の事業が入ってますので、なかなか借りれないという状況がありますので、そちらの方も合わせて実施していきたいと考えています。以上です。
質問 2番 西森信夫
よろしくお願いをしたいと思います。最後になりますが、今回のような農家も町も町民の人たちも水の害を受けたということは、何十年かぶりかの災害となりました。関係する部署の職員の方々には特段の配慮や時間外の列席に対して非常に大変だというふうに思いまして感謝を申し上げる次第です。ただ、今後とも1日でも早い現場復旧が望まれます。さらなる改良の期待をして、私の質問を終わりたいと思います。町長から最後に一言あればよろしくお願いします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
昨日の工藤議員からもそうですし、西森議員のご指摘のとおり感じていることは私たち行政もまったく変わらない状況で、大変何とかしなきゃならないという思いでいっぱいです。荒沢課長の方から述べましたけど、私どもができることは、できれば年内のうちに90%以上はやりたいし、日々その努力をしているということです。昨日もお話させていただきましたけども、やっぱり今までの国の、あるいは北海道の規格、基準がこういう状況を生み出しているということを今日も私、査定官が来ましたので、私からも農林水産省の査定官にもお話させていただきましたけども、絶えずこういったことを何とか1日も早く是正していただきたいということを要請しています。今回、私が町長になって16年になりますけども、こんなに現場を歩いたり関係機関の人と現場を見て歩いて、そしてお互いに対策を考えてきたというのは、初めてのことです。こういったことをですね、やっぱりこれからも現実的に改善していくような状況をやっぱり作っていきたいと思います。まだまだ不十分な点や、やっぱり農家の人にしてみたらぶつけるところってないんですよ。それはね、町長に直接ぶつける人もいるし、それから議員さんたちのところにぶつけている人もいると思いますけど、それは受け止めながらですね、1日も早い解決に向かって努力していきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
質問 2番 西森信夫
以上で私の質問を終わらさせていただきます。