みんなの議会

訓子府町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月8日

民生委員・児童委員の活動と課題について

2022年6月8日、訓子府町議会の一般質問で、泉愉美議員が「民生委員・児童委員の活動と課題について」質問し、町長 菊池一春、福祉保健課長 今田朝幸が答弁しました。

質問者
泉愉美 議員
答弁者
町長 菊池一春、福祉保健課長 今田朝幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 泉愉美

7番、泉です。通告書に従いまして、一般質問をさせていただきます。民生委員・児童委員の活動と課題について、町長に伺います。少子化や核家族化によって地域のつながりが薄れる中、高齢者や障がいのある方、子育てや介護をしている方などが周囲に相談できず孤立してしまうケースが増えています。そんな中、地域の身近な相談相手となり、支援を必要とする住民と行政をつなぐパイプ役となって活躍している民生委員・児童委員の活動の現状と課題について伺います。一つ目に、委員定数の根拠と欠員状況、なり手不足の課題について。二つ目に、民生委員協力員制度について。三つ目に、コロナ禍での活動の現況と活動への支援体制は。四つ目に、町民理解と周知方法は。以上、お願いいたします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「民生委員・児童委員の活動と課題について」4点のお尋ねがありましたので、お答えいたします。1点目に「委員定数の根拠と欠員状況、なり手不足の課題について」のお尋ねがございました。民生委員児童委員の定数につきましては、自治体の人口規模に応じて国が参酌基準を定めており、町村では70から200世帯当たりに委員1名という基準に基づき、本町の定数は19名で現在委員の欠員はございません。なり手不足の課題については、委員の業務内容が負担に感じたり、高齢化が進み、親の介護や仕事等で時間の余裕がないといった理由などが考えられますが、地域の実情等を把握している自治会長や現民生委員等と候補者情報を共有・連携しながら、一人一人にあたることで対応しているところです。2点目に「民生委員協力員制度について」のお尋ねがありました。民生委員協力員制度は、自治体が独自に民生委員1人につき1人の協力員を配置しているもので、高齢化の進展、核家族化や単身世帯の増加によって、民生委員の重要性が増す一方、負担も増えていることから、民生委員の指示・指導のもと地域の見守り活動など民生委員の活動全般を補佐するため、都市部で多く設置されていますが、本町では配置していません。3点目に「コロナ禍での活動の現状と活動への支援体制は」とのお尋ねがありました。民生委員児童委員の活動については、高齢者や障がい者、子ども等の安否確認や見守りのための訪問活動、地域での困り事や心配事の相談にのり、必要に応じて役場や関係機関へつないだり、福祉サービス等の情報提供、地域の行事等への参加、行政の依頼による高齢者世帯の状況調査、定例会議や研修会への参加があります。しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大の影響でここ2年間は、高齢者宅等への訪問自粛や秋祭り素人縁日への出店、ふれあい昼食会、クリスマスお楽しみ会といった各種事業、委員研修会等もすべて中止になっています。このようなコロナ禍の中、委員の提案からクリスマスお楽しみ会の代替事業としまして、社会福祉協議会で実施している「まごころプレゼント」の対象者にクッキーや日用品の詰め合わせを配布する取り組みのほか、定例会議はすべて開催できましたし、主任児童委員の新生児訪問活動は玄関先で、1歳の誕生日にハガキを送る見守り事業等も実施することができました。今年度につきましては、コロナの感染状況にもよりますが、これまで実施していた事業や平素の活動ができるのではないかと考えております。民生委員児童委員の支援については、活動費の補助や研修機会の確保、活動にあたり不明な点や不安に思われる相談等があれば、助言するなどの支援を行っているところです。4点目に「町民理解と周知方法は」とのお尋ねがありました。町民への周知としましては、改選期に委員の紹介、活動内容等を広報紙に掲載しているとともに、高齢者宅等への訪問先では活動内容を説明したり、活動内容が掲載されたパンフレットを配布したりしています。これまで本町のホームページに民生委員児童委員に関する記載がなかったことから、早い時期に掲載するとともに、なり手不足の解消に向け、多くの町民に民生委員を理解してもらえるよう、今後も継続した周知活動に努めていきたいと考えております。以上、お尋ねのありました4点についてお答えいたしましたので、ご理解賜りますようお願いいたします。

再質問 7番 泉愉美

お答えをいただきましたので、いくつか再質問をさせていただきたいと思います。まず、委員定数19名ということで、これは基準があるということで、町村の場合、70から200世帯当たりに委員が1人ということですね。訓子府町はおよそ2,100世帯ぐらいかなと思いますので、19名を単純計算で割っても1人当たり110世帯ぐらいを担当していただいているということで、適正の範囲内なのかなというふうに思います。それから今回質問をするにあたりまして、民生委員の方々にお話を聞かせてもらうことができたんですけれども、大体半分ぐらいの方の話を聞かせてくださいました。その中で地区によっては、高齢者の方が増えてきているので負担が大きいのでもう1人民生委員を配置してほしいというふうに願っている委員さんもいらっしゃったんですけれども、定数というのは、見直しして増やしたりするようなことはできるのでしょうか。

答弁 福祉保健課長 今田朝幸(福祉保健課長は2023年6月まで)

今、議員のご質問でございますけども、まず、ちょっと福祉保健課の方で事務局、民生委員児童委員さんの事務局をもっておりますけども、うちらの方には委員さんたちから、高齢者は増えているのは実情でございますけども、負担が大きいから1名を増やしてほしいといった要望等はまだ聞いていない状況でございます。それで委員定数の増の部分でございますけども、原則これは本町の方で、ある程度、地域、地域で、地域の世帯数に応じて、うちの定数でいけば19名という部分を道の方に要請しまして、道の条例で決められた人数という形になるんでございますけども、そういった部分で、もしそういった要請も民生委員さんたちの部分からあれば地域の、先ほど言いましたように70から200世帯を目安ということですから、今、複数の地域が合わさって、その地域にお一人とかという配置をしておりますけども、それを今まで3地域だったのを1地域と2地域とか、そういった部分で対応することは可能かなというふうに考えてございます。

再質問 7番 泉愉美

分かりました。人口というか、世帯数は少しずつ減っていくのかなと思いますけれども、高齢化はやっぱり進んでいくと思いますし、委員さん一人一人の受け持ちの数というのも多分把握していらっしゃるのかなと思いますので、そういう要請、なかなか声に出して言いづらいところもあると思いますので、協議会なんかで機会があれば話し合うような場を設けていただいて、見直しできるのであれば時々検討するような機会を設けてほしいなというふうに思います。それから、欠員についてなんですけども、現在、欠員はないということで、これは住民にとって安心できる状態かなというふうに思いました。前回の改選のときなんですけども、委員さんが決まっていない地区があったんですけど、そのときはどのように、空白期間というかあったと思うんですけど、どのように対応していたのか。それから、例えば、これからも何らかの理由で任期途中で欠員が出るような場合とか空白期間が出てしまうときには、どのような対応をすることになるのかをお願いします。

答弁 福祉保健課長 今田朝幸(福祉保健課長は2023年6月まで)

まず、1点目のご質問でございます。今回、委員さんやられている方、今年度、11月30までが任期でございますけども、今回の改選期のときでございますね、議員おっしゃるように一部の地域の方が、道の方に、うちの方で内定者を確定しまして、道の方に推薦をする形になるんですけども、道に推薦した後にですね、ちょっと家庭の事情がありまして、訓子府町から転出されたという状況になってございます。それでしばらく、約10か月程度ですかね、その地域が欠員状態になってございました。その間につきましては、会長、副会長さん、その方がその地域を一応担っていただくという形で、道の方には、その後、新しい方を見つけて推薦をさせていただいて、6月の、申請自体は10月ぐらいに申請しているんですけども、過去にさかのぼって6月下旬の方で委嘱するという形で、その後は新しい委員さんがその地域を担っていただいたという状況でございます。あと任期途中で欠員が出た場合の対応ということでございますけども、当然その場合につきましては、先ほどの町長の答弁でもありましたけども、その地域の自治会長ですね、町内会長、実践会長さん等々と情報を共有して誰か候補者を見つけていくという形になりまして、そこでその方たちにあたって、町の方から道に推薦をするという流れになると思われます。

再質問 7番 泉愉美

分かりました。代わりにやらなきゃいけない方も多分負担になると思いますので、なかなか難しいのかなと思いました。あと現委員の皆さんは自分の後のなり手をすごく心配されていらっしゃいました。後任を見つけないとやめることができないんじゃないかというプレッシャーを感じている方がすごく多かったです。民生委員というのはボランティアですし、責任の思い役割というイメージを町民の皆さんも持っていらっしゃると思いますので、おそらく担当職員の方は改選のたびになり手探しに苦労されているのではないかなというふうに推察できるんですけれども、実際のところはいかがでしょうか。

答弁 福祉保健課長 今田朝幸(福祉保健課長は2023年6月まで)

先ほど町長の答弁にもありましたけども、次の担い手につきましては、地域の現の民生委員さんとか、あと町内会、実践会会長さんと情報を共有して一人一人あたるという説明もさせていただきましたけども、うちの方のスタンス的には、まず現民生委員さんで誰か後任がいますかみたいなことで確認をさせていただいて、そちらでそういった方をご紹介されればうちの方で動くという形になると思われます。もしそういう方が見つからなければ、町長が先ほど答弁しましたように会長さん等々と協議しながら候補者を見つけてあたるという流れでございます。

再質問 7番 泉愉美

現在の委員さんの顔ぶれを見ると男女の比率もいいですし、選ばれた人たちがなっているのかなという感じがしていました。それからあと年齢のことをちょっとお聞きしたいんですけど、民生委員に定年というのはないのかなと思いますが、推薦する段階で年齢制限とか目安のようなものはあるのでしょうか。

答弁 福祉保健課長 今田朝幸(福祉保健課長は2023年6月まで)

民生委員児童委員の年齢等の基準でございますけども、新たに新任する場合ですけども、そういった部分につきましては年齢の要件はございません。選出方針としまして社会福祉等に理解があって地域の事情に精通していて積極的な活動ができる方という部分な方針が出ています。あと再任につきましては、できる限り75歳未満の方というような基準がございます。以上です。

再質問 7番 泉愉美

分かりました。なかなか現役世代の方はなるのが活動としては難しいと思いますので、高齢になっている方も多いのかなと思いますけれども、今年の12月に改選が行われますけども、委員さんの入れ替えがある地区も多分、何地区かあるのかなと思いますが、新任の委員さんへどのような形で引き継ぎみたいなことがされるのかを教えてください。

答弁 福祉保健課長 今田朝幸(福祉保健課長は2023年6月まで)

新任の委員さんの引き継ぎのご質問でございますけども、町長の答弁にもありましたけども、活動として定例会議を年10回実施してございます。その際にですね、改選期が12月でございますので、12月の定例会、もしくは1月の定例会になるかもしれませんけども、その時に新旧の委員さんが勢揃いして当然その地区の前任地域の担当者と新任の地域の担当者、そこで引き継ぎ、あとうちの方で民生委員さんの活動内容ですとか、そういった説明をさせていただいてございます。

再質問 7番 泉愉美

任期満了が近いので欠員のないような形でうまく引き継いでいただきたいなというふうに思います。それから、なり手不足の課題と関わってくるんですけれども、二つ目の民生委員協力委員制度のことですね。これは自治体独自の制度として作っているところがあるということですけれども、訓子府では今はないということですね。この制度を使っているところは民生委員さんの担い手の掘り起こしを目的としているので、職務としては民生委員の活動のサポートをしていて、任期があって、わずかな活動費を出しているところもあるんですよね。民生委員さんと一緒に活動していくので職務内容はよくわって、こういう内容であれば引き継いでいけるなという感じでスムーズに引き継ぎができるという利点もあるかと思いますけれども、訓子府では、これちょっと私よく分からなかったんですけど、町内会だけなのでしょうか、ふれあい推進委員とかふれあい協力委員とかって言われている方がいらっしゃるのでしょうか。民生委員さんとともにというか、活動をサポートされているような方がいるように、ちょっとお話聞いてて思ったんですけれども、このような方がいれば、やっぱり民生委員の職務の負担の軽減になりますから、町としては、この協力員のような存在の必要性について、どのようにお考えでしょうか。

答弁 福祉保健課長 今田朝幸(福祉保健課長は2023年6月まで)

今ですね、町として協力員制度をどのように考えているかというご質問でございました。その前にですね、ふれあい推進委員さんというお話もありましたので、こちらですね、民生委員児童委員協議会が実施している事業で、ふれあいチーム推進事業という活動事業がございます。こちらですね、各担当地区にですね、ふれあい推進委員さんを置きまして、高齢者や障がい者ですね、あと生活困窮者等々の相談、困り事など福祉サービスを必要とします地域の人たちとふれあう場所を作る。その中で情報の収集把握ですとか、関係機関へ情報提供するといったような活動をしているものでございます。各地域にそれぞれ、多いところでは3名、少なければ1人というような推進員を配置して、先ほどの説明でもありましたけども、ここ2年間、コロナの関係で、このふれあい事業を実施している地域は数少なく、1地域ぐらいしか実際やってございませんけども、こういった活動もしております。協力員制度を本町としてどういう対応を考えているかという部分でございますけども、先ほど町長が答弁しましたように、本町では配置はしておりませんし、今後、先ほど議員さんもありましたけども、そういった委員さんの声を聞きながらという部分でありましたんで、ちょっとそういう部分も委員さんたちの考え等々も聞かせていただいて対応については考えていきたいというふうに考えてございます。

再質問 7番 泉愉美

分かりました。なり手の人材育成とかの観点で見ると町では生活支援サポーターの養成講座をしていたりもするので、そういう方たちもきっと何か候補者になっていくのかなと思っていたり、あとはいつだったか保健師さんが講師となって中学校に行って福祉に携わる人材育成の講義のようなことをしていましたよね。それも若いうちからの意識付けというか長年をかけて人を育てていくという意味でいい取り組みだなと思って記憶によく残っています。このような取り組みが将来町をというか町民を守っていくことにつながればいいなというふうに思います。協力員制度というのはすぐに難しいことなのかもしれないんですけども、なり手を見つけるのに困らないためにも、このような制度の研究というか勉強というかを始めてほしいなというふうに思いますのでお願いいたします。それから、次に、三つ目の活動の現状と支援体制についてお聞きしたいんですけども、答弁でもおっしゃっていたように研修ですとかイベントなんかは、ここ2年半ぐらいコロナの影響で中止になっているのがほとんどだということですね。町民の生活を見てみても外出が減って巣ごもりが日常になってきてしまっていますけれども、民生委員さんの日頃の見守りですとか、支援については、おおむねこれまでどおり活動できているのでしょうか。

答弁 福祉保健課長 今田朝幸(福祉保健課長は2023年6月まで)

コロナ禍における民生委員児童委員の活動というご質問でございました。民生委員さんたちにはですね、そういった活動していただくと毎日活動記録ですね、そういった部分をつけてもらって、毎月、事務局の方に提出していただいてございます。それによりますと3年度でございますけども、地域の方に高齢者宅等へ訪問とか、そういった活動が703件ございました。そして活動日数、トータルの日数が1,047日、令和3年度には活動した記録となってございます。それで、2年度につきましては、訪問等の回数が814回、活動日数につきましては1,162件となってございます。元年度につきましては訪問回数が1,271回で活動日数が1,379ですから、元年度、2年度からみますと3年度、当然活動件数等も減ってございますけども、そういった高齢者宅へ気になるお宅訪問という部分はなかなかできない状況でございましたけども、そういったところには電話で安否確認というか、そういった活動をしているということで、多少は減りましたけども、民生委員さん個々にいろんな活動、自分たちのできる活動をしていただいているというふうに考えてございます。

再質問 7番 泉愉美

分かりました。委員さんの話を聞くと、それぞれの委員さんによって見守りというか訪問の頻度がばらつきがすごくあるように私も感じて聞いていたんですよね。毎月一度必ず行くよという人もいれば、年に2回ぐらいかなっていう人もいるし、先ほどおっしゃっていたように、コロナで訪問しづらいから電話で確認してますという方もいらっしゃいました。この見守りの頻度とか方法には活動基準のようなものというのはないのでしょうか。

答弁 福祉保健課長 今田朝幸(福祉保健課長は2023年6月まで)

そういった活動基準という部分で言いますと、ちょっと私把握しておりませんけども、民生委員さんをお願いする時にあくまでもこれはボランティアという部分もございますけども、自分たちの生活に支障がない程度で活動をお願いしますというふうなことも申してございます。ですから、そこをこの方は高齢者宅訪問2回しかやってない。ほかの人は10回やっているという部分で、うちの方からもう少し動いてくださいねっていうお話等はしてございませんので、民生委員さんの活動に任せているといった状況でございます。

再質問 7番 泉愉美

仕事を持っていらっしゃる委員さんもいますので、大変なのかなと思っていますけども、皆さん何か工夫されていて、例えば夜になったら電気がついてたから大丈夫そうだなとか、あとは買い物先で偶然会って、ちょっと挨拶してみたら大丈夫そうだったとか、あとは庭仕事してるから元気そうだなとか、そういう感じでさりげなく見守りをしてくださっているのかなというふうに思いました。基準もないということで、いろいろでいいのかなと思いますが、皆さん共通していたのは常に意識はしてる。みんな元気にしてるかなっていう意識はすごく民生委員になる前とは全然違ってすごく意識しているということは、すごく伝わってきました。それから、民生委員は児童委員を兼ねていますけれども、実際のところは高齢者への支援が主で児童委員を兼ねている意識があまりないよという方が多かったんですけども、現状としては、子どもに関する相談ですとか、見守りの対象になるような家庭は少ないですか。

答弁 福祉保健課長 今田朝幸(福祉保健課長は2023年6月まで)

今のご質問でございますけども、民生委員の方は児童委員という、民生委員児童委員ですから、民生委員、児童委員兼ねているという部分でございますけども、どうしてもですね、児童委員の部分につきましては、主任児童委員という部分が主に子育て、お子さんとか子育て家族等を見守る、主にやっていただいている児童委員さんなんでございますけども、そういった部分があるんで、児童の部分という認識は薄いのかもしれません。それで今現在、そういった見守りを必要な子育て世帯があるのかというご質問でございましたけども、実際、今、民生委員さんが関わって対応しているというか、今、状況を経過観察という部分になるんでしょうけども、そういった部分の家庭はございます。

再質問 7番 泉愉美

支援の対象となる方もちょっと変化してきているのかなと思ってて、かつては生活保護世帯とかひとり暮らしの高齢者とか認知症の方が主だったのかもしれないんですけども、現在とこれからは、それに加えて子どもの虐待とか貧困、あとは私、前にも質問したヤングケアラーの問題とか、あとはひきこもりですとか孤独死なんかも新たな課題として増えてきているのかなと思います。それに伴って民生委員の負担も増えてくるのではないかなというふうに思いますが、実態としては、どんな感じで捉えていらっしゃいますか。

答弁 福祉保健課長 今田朝幸(福祉保健課長は2023年6月まで)

議員おっしゃるように、昔と支援対象者が変わっているというのは私も感じてございます。本町の部分で言いますとヤングケアラーですとか、あとひきこもりといった部分の対象児童がいたという部分でございます。その方たちは現在、先ほど言いましたように状況を見守っているという部分で、当然そこの部分に児童委員さんたちが関わっているという部分の案件もありますので、そういった部分では負担に感じる部分も多いのかなとは思いますけども、当然、私たちもサポートするという部分で協力しておりますので、その辺はなるべく負担にならないようなという部分で対応していきたいというふうに考えてございます。

再質問 7番 泉愉美

民生委員さん、今後必要とされる役割というか変化してくるのかなというふうに思いますので、町の状況に合った対応をお願いしたいと思います。そのためには、民生委員さんの意識もちょっと切り替えていかなきゃいけない部分もあるのかなというふうに思いましたので、お願いいたします。それと総体的に担当課の方から見て、今の民生委員の活動の現状をどういうふうに見ているのか。あとは今後期待するような職務はあるのかどうかをお聞きします。

答弁 福祉保健課長 今田朝幸(福祉保健課長は2023年6月まで)

今の民生委員児童委員の現状をどのように考えているのかという事務局を持っている町としてどのように考えているのかという部分でございますけども、答弁でも説明しましたけども、今どうしてもコロナ禍という部分でございましたので、民生委員児童委員さんたちは活動したいのにできないといったジレンマもあったと思います。それで今後、町長の答弁でもありましたけども、このコロナ禍の状況がどうなるのか分かりませんけども、今少しずつ落ち着いてきている状況になってございますんで、民生委員さんたちの活動も平素の部分に戻るのじゃないかという期待を持っていますので、民生委員さんたちはそれに向けて頑張っていただけるものと考えてございます。あと、当然、平素の活動に戻れると申しましたけども、今後につきましてもコロナ禍が落ち着いて最低でも今まで活動してきた部分ですね、そういった部分はやっていけたらいいなというふうに考えてございます。

再質問 7番 泉愉美

お話を何人か聞かせてもらった中で年数がまだ浅い委員さんの方は一生懸命やっているけど、こんな活動でいいのかなって分かんないでいるというか、ほかの委員さんはどんな相談を受けてるのかなとか、どの程度まで家庭の中に踏み込んでいいのか、その線引きが難しいっていうふうに思いながら活動しているという方もいらっしゃったんですけども、先ほどおっしゃってた月に一度というか年に10回の会議の中で過去の事例の共有ですとか、情報交換のようなことはされていないのでしょうか。

答弁 福祉保健課長 今田朝幸(福祉保健課長は2023年6月まで)

先ほど言いましたけども、定例会、毎月、年10回、定例会議を開催しておりますけども、議題として、そういった部分の議題は設けておりません。ですから、民生委員さんたちが事務局体制も悪いのかもしれませんけども、そういった民生委員さんたちからの相談事ですね、困り事とか相談事という部分で毎月確認するようにしたいというふうに考えてございます。

再質問 7番 泉愉美

何か不安に思いながら活動するのもちょっとつらいと思いますので、ぜひ共有というかね、こういうときはこうしてきたよとかという先輩の方からのお話があった方が活動しやすいというか安心できると思いますので、ぜひ会議の時間の中でそういうひとときを設けてほしいなというふうに思います。それから、有事の際ですね、例えば訪問してみたら病院へ行った方がいいなと思ったこととか警察に連絡した方がいいんじゃないかとか、あと関係機関に頼るべきときがあると思うんですよね、そういう有事の際の民生委員と町の担当課との連携はどのような感じになっているんでしょうか。

答弁 福祉保健課長 今田朝幸(福祉保健課長は2023年6月まで)

有事のときの対応、町と民生委員さんとの連携体制等々のご質問でございますけども、実際ですね、そういったちょっと私の記憶の中では、そういった有事の部分という状況がなかったものですから、考えてませんけども、そういった場合につきましては、当然、民生委員さんの方からどうしても救急車が必要であれば当然、その民生委員さんから119番ですか、そういった連絡されると思います。その後、町の方にもそういった情報がきて、そこからは町も連携しながら動くというような形になるのかなっていうふうに考えてございます。

再質問 7番 泉愉美

課長が担当になってからは多分ないということで、ないのはないで良いことだったのかもしれないんですけども、こういうときには、こういうふうにしますみたいな、何か決まっていた方が民生委員さんも安心できるんじゃないかなと思いました。民生委員さんの役割って精神的に重い相談を受けることもあるでしょうから、無理なく続けられるような支援体制を町側としても整えていってほしいなと思います。それから、四つ目の方にいきます。町民理解と周知方法なんですけど、民生委員という名称についてはCMとか新聞でも目にしますので聞いたことがあるという人多いんですけど、実際にどんな活動をされているのかは、よく分かっていないのが町民の皆さんなんですよね。報酬がなくて、ボランティアで活動してくださっているということもあまり知られていませんでした。私、今回質問するにあたって町民の方の何人かに「自分の地区の担当の民生委員さんを知っていますか」と聞きましたら、実は誰も知らなかったので、それもすごく残念だなというふうに思ったんですけど、相談する必要がなくて暮らしているのはいいことだとは思うんですけど、やっぱり何か起きたときに相談できる存在として、町民の方に分かりやすくお知らせすべきではないかなというふうに思いました。私たち町民にとっては、どんなことを民生委員さんに相談していいかすらちょっと分からないので、事例で示していただくというか、これまではこんな相談があったよとか、こんなときに対応しましたよとか、そういうふうな具体的な例を示してもらった方が分かりやすいなと思ってます。それと町にホームページがありますが、ホームページにも載っていませんでしたけども、先ほど答弁で早い時期で掲載するということでしたので、ぜひ町民の皆さんが調べた時に誰に頼るべきか分かるようにしておいてほしいなと思いました。それで5月には民生委員の日っていうのがあったんですよね、5月12日だそうです。このときに1週間ほどの強化週間というのがあったんですけども、訓子府の民生委員の協議会では何かその時に取り組みのようなことはされていましたか。

答弁 福祉保健課長 今田朝幸(福祉保健課長は2023年6月まで)

5月12日ですね、全国的に民生委員児童委員の日というふうに定められております。そして、今年でいいますと5月12日から18日まで民生委員児童委員活動強化週間という部分で設定されてございました。本町につきましては、先ほど来、申しておりますけども、コロナ禍という部分もありまして、この時期に何かをしたという部分はございません。

再質問 7番 泉愉美

忙しい業務の中で大変だと思うんですけども、年に何度か民生委員さんの存在を示す機会があってもいいんじゃないかなというふうに思いますので、今後の協議会などで検討していただいたりして、コロナが収まってきたらPR活動にも力を入れてほしいなと思います。今回、実際皆さんにお話を聞かせてもらったら、とても使命感をもって責任を果たしてくださっているのがよくわりました。民生委員の方々に「この役割を引き受けてみてどうですか」というふうに聞きましたところ、「行政とは違う角度からみる存在として、やっぱり必要ですから、もっと町民の方に知ってもらえた方が活動もしやすい」というふうにおっしゃってました。あとは「同じ住民の一人として、もっと気軽に頼ってほしい」という方もいらっしゃいましたし、「社会への恩返しのつもりでやってますよ」という方もいました。皆さん奉仕の心がある方ばかりでしたので、町民の方にももう少し理解してもらって、民生委員の制度を必要とするときに、きちんと活用してもらいたいというふうに私も思いました。町長も民生委員さんとの懇談会があったりして、直接話を聞いていると思いますけれども、最後にこれからの民生委員の活動のあり方について、町としての考え方を伺います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

私が福祉保健課長を離れてもう相当なります。私たちの今から20年以上前になりますけども、ともすると民生委員は名誉職、古老とかですね、そういう役職を兼ねた人たちがなっていました。だから、それを実働的にどうするのかというのが私が福祉保健課長の時の課題でもありました。これは若い人に変わってもらったり、先ほど課長から答弁したように町内会や実践会長、そして現職の民生委員さんに推挙していただいたりして、出来る限り若い人をということでお願いをして、その制度は今、確実にそのようになって、例えば、誕生日に訪問したり、あるいは秋祭りにはおもちゃを作ったりして、いろんな形で民生委員さんたちが表に出ていきながら、自分たちの活動を広げているという努力をされていると。しかし、残念ながら、今コロナの状況の中で議員がご指摘のとおり、まだまだ課題はたくさんあるのかなと思います。今年は新たに、あらためて今、泉議員から言われたことの、ご指摘されたことも受けながら対応していかなきゃいけないと思います。一つは、やっぱり民生委員さんが昔は社会福祉協議会が担当していました。これは駄目だということで、私が課長の時、変えました。すなわちそれは福祉行政と民生委員さんが現場の声として、ちゃんと伝えていくということの大事な役割だから、社会福祉団体に依存することにはならないということでやりましたけれども、しかし、今のお話を聞いていると、とりわけ使命感は持っているけれども、何をすべきなのか、こういう事例のときにはどうするのかということに対して具体的にどうしていいか分からないという悩みがあるというのは、これはあってはならないことですから、早急にあらためて今度は今年、新しい民生委員さんになるか現時点になるか分かりませんけども、きちんと学習を位置付ける。民生委員さん自らの学習も含めて位置付ける。そして困難の事例を私の時はありましたよやっぱり。どうしていいか分からないと。それは行政の福祉なんでも相談員というのが福祉課長補佐が今、担当していますので、含めて即時な対応と、そして同時に救急や、あるいは警察への手配等々もしなきゃならないという点では、非常に極めて重要な役割を持っていますので、今、ご指摘のことも含めて、やっぱり町民に寄り添う民生委員活動をさらに発展させていかなきゃならないというふうに考えています。なぜ難しいかと。これは教育委員もそうなんですけども、知り得たことについては、ほかに漏らしてはならないということなんですよ。それから、品行を問われます。あいつ民生委員のくせして酒酔っぱらってなんていうことを言われるようなことは資質に欠けるということになりますので、そういう点で言うと非常に気を使う大変なつらい行政の委員でないかなと思いますので、それらも考慮しながらどんどん地域の中に入っていけるような状況を職員としても支援していくべきだというふうに捉えていますので、ご理解いただきたいですし、そしてまた、できればオープンに議員さんたちと民生委員さんたちとの懇談なんかも含めてですね、やっていただきたい。そして、遠慮なく民生委員さんたちが発言できるような状況の中で少しでも前へ進めれるような状況を作っていきたいというふうに思いますので、ご理解いただきたいと思います。

再質問 7番 泉愉美

今後も委員の皆さんと一緒に地域福祉の増進に力を注いでいただきたいというふうに思います。これで私の一般質問を終わります。

出典:訓子府町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月8日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる