みんなの議会

訓子府町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月12日

求められる住宅の整備について

2021年3月12日、訓子府町議会の一般質問で、泉愉美議員が「求められる住宅の整備について」質問し、町長 菊池一春、農林商工課長 大里孝生、建設課長 渡辺克人、総務課長 伊田彰、副町長 森谷清和が答弁しました。

質問者
泉愉美 議員
答弁者
町長 菊池一春、農林商工課長 大里孝生、建設課長 渡辺克人、総務課長 伊田彰、副町長 森谷清和

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 泉愉美

2番、泉です。通告書に従い、一般質問をさせていただきます。求められる住宅の整備について、町長に伺います。町では、これまでさまざまな定住対策に取り組んでおり、一定の成果が見られますが、一方では、町有住宅の活用や住宅不足の解消を求める声が聞かれます。そこで、町の人口減少とも直結する住宅の問題をどのように考えるか伺います。一つ目に、農業実習生や遠方からの派遣労働者などが短期入居できる住宅の整備が必要ではないか。二つ目に、若者世帯の住宅不足を解消する方策をどのように考えているか。お願いします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「求められる住宅の整備について」2点のお尋ねをいただきましたのでお答えをいたします。まず1点目に「農業実習生や遠方からの派遣労働者などが短期入居できる住宅の整備が必要ではないか」とのお尋ねがございました。農業実習生につきましては、農業委員会が所管する訓子府町農業担い手対策推進協議会の活動の一環で、パートナー対策として畑作の短期的な農業体験受入を掲げておりますが、農業者宅における住み込みでの実習が原則となっております。しかし、近年は受入対応可能な農業者の減少や体験実習の応募自体がなく、募集を縮小している状況にございます。一方、酪農部門ではJAきたみらいが事務局を務める酪農実習生受入協議会で募集を行っておりますが、実習期間が1年以上と長期にわたるものであり、こちらも酪農家宅に住み込みが原則となっております。また、遠方からの派遣労働者などに関しましては、工事関係者であれば一定期間、町内の旅館に宿泊している場合もありますし、農業であれば農業者宅に住み込みで働くことを想定しているため、労働者の短期的な住宅確保のご相談は、実習生と同様、現状において少ない実態にあると認識しております。本町では、末広町の教職員住宅を平成24年に改修し、農業実習生用途で入居可能な住宅として3戸分を確保しており、その部分は空きがあれば、入居が可能な状況にございます。前述のとおり、農業実習生や短期で働く労働者向けとして、その需要と供給から判断しても、現状で新たな専用住宅としての整備は困難と考えますし、まずは先ほど述べた住宅の活用を基本にご相談に応えてまいりたいと考えております。今後、どの業種も労働力不足といった課題を抱える中、その環境の変化に対応しなければならない住宅事情が出てきた場合は、あらためて検討をしてまいりたいと考えております。次に、2点目に「若者世帯の住宅不足を解消する方策をどのように考えているのか」とのお尋ねがございました。若者世帯の住宅不足を解消する方策として、これまで、町営住宅、単身者住宅、定住促進住宅の整備のほか、空き家活用定住対策を進めてきたところであります。また、平成23年度には、町営住宅の入居条件にある月額所得基準を国が法律で定める上限額25万9千円まで引き上げるとともに、町独自の規定として「他の市町村からの転入者の場合」「結婚しておおむね1年以内の者である場合」「同居者に18歳未満の者がいる場合」等を追加し、町営住宅入居基準の緩和を図り、若者世帯が入居しやすくしております。しかしながら、これらの公的住宅の整備にあたり、入居制限があることや、単身者から高齢者までの家族構成に応じた間取り、構造、家賃や転居時期などの要望に公的借家としてどう対応すべきか、検討する必要を感じているところでございます。そこで、来年度、今後の町営住宅整備のほか、若者世帯はもとより、移住希望者への住宅整備環境の方策、民間賃貸住宅や空き家対策等を含めた、全町的な住宅施策のあり方や、今後の具体的な事業の実施方法などを定める計画策定に、取り組んでまいりたいと考えております。以上、お尋ねのありました2点についてお答えいたしましたので、ご理解賜りますようお願いをいたします。

再質問 2番 泉愉美

いくつか再質問をさせていただきたいと思います。農業実習生については、応募も少ないということで、最近見ないなと私も思ってはいたんですけども、今までの現状としては、基本的には自宅での受け入れということではあったと思いますけれども、今なかなか農家さんでは部屋数が足りなかったりとか、時代の変化からか住み込みはちょっとお互いに気が休まらないとかということがあって、自宅以外の宿泊先を求める傾向になっているのかなと思いました。まちにもある実習生の受入公宅の話も今ありましたけれども、私もこの質問をするにあたって、はじめて実は知りました。皆さん農家の方は知っているのかなと思って聞いてみたら、農家の方でも知らなかった人も何人かいましたので、せっかくあるのにもったいないなというふうに思っていました。古いということもあって、なかなかうまく活用されていなかったりするのかなというふうに思ってたんですけども、せっかくこの受け入れの住宅があるのに、実習生に限らずに例えば期間限定で夏場だけ来る労働者の方に期間的に貸してあげたりとかというのもいいなと思ってたんですけど、基本は家で同居というのが普通だったのかもしれないんですけど、部屋が用意できなかったりするので、ホテルとか旅館を借りて住まわせようかなと思ったけど、やっぱり1日何千円もかかるという費用負担を考えると労働者の受け入れ自体をあきらめなきゃいけなかったりという声も実際に聞こえてきました。外国人の実習生も今はコロナでちょっと停滞しているかもしれないけど、コロナが治まれば将来的には増えてくるのかなというふうに思いますので、この公宅の活用について、ちょっとどういうふうに今後考えているのかお聞かせいただきたいと思います。

答弁 農林商工課長 大里孝生(農林商工課長は2024年3月まで)

今、議員から質問がございました実習生の状況とか、そういった部分について、私の方で回答させていただきたいと思います。議員がおっしゃられたとおり、近年やはり受け入れの形態というのは変わってきておりまして、やっぱり農業者の住宅ではなかなか受け入れが難しいと。さらに来る実習生もやっぱプライベートな空間を求めるというようなことで、そういった時代の情勢に合わせて今回町で用意している住宅というのは、確かに古いですけども、そういった用途は出てきたもので平成24年に改築して用途に供しているというような経過にございます。確かに当時から実習生を受け入れしていただける農業者、基本的にこちらでお願いしながら登録というところまではやっておりませんけども、受け入れていただける方を探して対応しておりますので、先ほど農業者への周知が足りないのではというようなことを、もちろんご指摘のとおりですけども、そういった用途、一応基本的に農業実習生などを受け入れられる用途として3戸を整備したというような経過にございますので、その辺はちょっとご理解をいただきたいなと思います。それと外国人実習生の関係に関しては、先ほど前段で私が申し上げた実習生というのは、あくまでも労働力の部分で申し上げますと、体験というようなものを基本的に目的としています。1年、半年、それぐらいの体験をしていただいて、農業の理解者を増やすとか、答弁にもありましたパートナー対策として農業を体験してもらうという目的があります。ただし、外国人実習生につきましては、ご質問の多分意図は技能実習生の方かと思いますけども、そちらは労働力を期待して、もちろん日本での農業の技術を学んでもらうという目的もありますけども、基本的に労働力対策と思ってございます。コロナに関しまして、確かに今、農協でもベトナムの方を北見に住まわせて受け入れしている実態がございますし、私もこの場で答弁したかちょっと記憶は定かじゃないんですけども、今後において、そういった外国からの実習生が農業分野に入ってくるというようなことで、うちの町としても、いずれにしても受け入れを考えていかなくてはならないというようなことを答弁しておりますので、住宅の関係についても訓子府に住むことになれば、そのやっぱり対応であるとか、言葉の問題とか対応していかなければならないと思っております。

答弁 建設課長 渡辺克人(建設課長は2022年3月まで)

ただいま、農業実習生住宅の関係でございますけども、これ昭和48年にですね、教員住宅として建てられております。この建物につきましては、町のですね、公宅規則によりまして、職員および教員に住んでいただくというような規則になっております。そのために建てられた住宅ということで、それ以外にですね、それに支障がない範囲内で住宅に困窮している方に貸すことができるという条件がついておりますので、誰にでも貸せるというものではないということでご理解いただきたいと思います。

再質問 2番 泉愉美

はい、わかりました。農業は人手不足が叫ばれているのが訓子府だけではないとは思いますけれども、この先5年、10年後のまちの農家数の予測もされていると思いますけれども、前に資料見させてもらったらびっくりするような右肩下がりの農業者の減りだったので、町の方としても危機感はもちろん持っているんだろうと思います。実際にまわりを見てみても離農家が増えて、その分の土地を別の農家さんが使うというかたちになってきているところが多いなと思ってて、機械化が進んでいるとはいえ、慢性的な労働力不足、それに加えて高齢化も進む一方で、これからもいくんだなというふうに思ってました。農地を増やしたいなと思ってても、自分の家の人数だけでは賄いきれないから、やっぱり労働者を増やしたい。だけど、住まわせるところがなかったら農地を増やすことに手を挙げることもできないということで農地も余ってきてしまうという心配もあると思います。なので、今まではそれぞれの農家で受け入れる部屋を準備するのが当然だったのかもしれないけれども、酪農家さんなんかは、敷地内にスーパーハウスを設置するようなところも増えてきているようですので、これからは法人化して従業員を雇ったり、労働者の方を受け入れする農家というのが増えてくると思います。農業の町というふうに訓子府町は言ってますけれども、農業者のための労働力のための住宅の整備でできることはありませんか。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

私もどうあるべきかということについては、考えておりましたけども、一昨日、夜間町長室がありました。そこに端野で青果会社を経営する方と訓子府に住んでいる副社長と言いましょうか常務、それから訓子府にも土地を持っている農家の方が3名が夜間町長室にまいられました。置戸の方ですけどね。非常に建設的で衝撃的な意見だったと私は思っています。それは今、元の堤商店と斉藤写真屋さんの跡地を買い求めてベトナムと中国から実習生を受け入れているということでした。足りないと。今、国の入国の実習制度の枠も非常に緩和されてきていて、さらに採用したいと。もう既に5名新たに訓子府に連れてきたいんだと。訓子府というより置戸と相内に持っている方ですけども、連れて来たいということであります。今その住宅を建てるので悩んでいると。実習生用の住宅と。置戸にするか訓子府にするかということも含めて悩んでいるということでした。どうして訓子府にこだわるかということのお話では、こんな田園風景とある一定のきねんを持っている町、交通便いろいろ含めて、それは他には類を見ないほど訓子府というのは素晴らしい町なんだということな訳です。だから、置戸に住まわせるというよりは、むしろ訓子府で住まわせてみたいと。これは公的な資金は当てにしませんと、とりあえず。自力で訓子府に住宅を2戸か4戸か家を建てると。あわせてこれからもっと増えていくだろうと。これについて、町として、町が雇用を受け入れる住む場所として訓子府で住宅を建設する考え方はないかという考え方。もう1点は、私の方からも申し上げましたけど、今住んでいる人たちが住民票を持っているけども、訓子府の町民というには、いささか問題があると。すなわち、住民票はあるけれども、地域活動や町内活動とか、いろんなことができないでいるんではないのかと。だから状況もつかめないと。外国労働者の話ですけども。ついてはという話をしましたら、ぜひですね、日本語教育やあるいはベトナム、中国教育も含めて一緒になってやっていくという状況を私もつくりたいと思ってましたけども、向こうの方もぜひ望むところだという話をしてくれました。あらためてこれは実習生の受け入れ、これは私は事業所が町内になくて、住む住宅だけを訓子府というのはいかがなものかという話も、逆に言うと会社こっちに移したらどうですかなんて話までしたんですけども、しかし、そうではなくて、やっぱりこの恵まれた環境と状況の中で訓子府というの、もっと住宅政策をきちんと拡大していってほしいということでした。私は即はできないかもしれないけども、今、建設課の河端君を中心としながら、新しい公共住宅とそれからわれわれの住宅政策をできるだけ早くつくり上げていく必要があるということを今、指示しているところですけども、こうした外国労働者の受け入れ、それから外国だけではないという話もしてくれました。特に今、議員がおっしゃったような実習生の住む場所がないと。住宅に住めない、末広にある住宅というよりも、もっと組織的に大勢の方が訓子府に短期間でも農業実習生で、例えば今、コロナの関係で都市から来る状況がかなりあるんだということな訳です。等含めていくと、議員がおっしゃっていた意見というのは、我々はあらためて抜本的に見直して、そして急がなきゃならない政策の一つなのかなというふうにして、時間をほしいということでお別れしましたけれども、今、あらためてそういう状況だということです。ですから、花嫁関係の後継者の結婚相手の目当てとした実習生の住宅とか、そういうことだけではなくて、広く捉えて訓子府の町で住み続ける、あるいは住める、実習として在町しながら生活できる豊かな生活も想像したような住宅政策というのは、これは必要なんじゃないかなというふうに思いました。ただ、お金も伴うことですから、とりあえずは自分で置戸の方は旭町に建設するということですから、もう図面も見せていただきましたので、これはこれでいいでしょうと。それからさらに弟さんは元町に住んでおられますけども、私自身も訓子府で住宅を建てたいと思っていると。それに対する新しい住宅に対する支援措置というようなことも検討する考えはないでしょうかと。同時に国際認証で農業者の国際認証の加入している訓子府の農業者というのは、ものすごく増えてるということで、その名前もお聞きしましたし、その組織のことも知らされました。あらためて訓子府がこの環境と農業の町として、さらに国際的に発展していくためにも、こういった政策も農協ともタイアップしながら考えていかなきゃならない時期なのかなと私自身は今思っています。ただ、政策というのは「わかりました。すぐやります」ということは今言えない状況ですけども、できるだけ早く、こうしたことも含めた住宅というのを広げていく、深めていく。そういったことだということだけはご理解いただきながら、受け止めていきたいというふうに考えますので、よろしくお願いします。

再質問 2番 泉愉美

夜間町長室でのお話ということで、今はじめて聞きましたけれども、求められていくかたちというのは、やっぱり農業の分野でも変わってきているのかなというふうに聞いていて感じたところでした。まちにはいろんな町有の住宅がいろいろありますけれども、その町有の住宅で耐用年数が過ぎた住宅というんでしょうか、政策空家みたいな住宅があるんじゃないかなと思うんですけども、それは今どのくらいあるのかというのがもしわかれば教えてほしいのと、あとそれを取り壊さずに用途変更して利用することはできるかどうかをお聞きしたいと思います。

答弁 建設課長 渡辺克人(建設課長は2022年3月まで)

ただいま、町営住宅の耐用年数がきているのはどうかということの数がどのぐらいあるかということと、それはどうするかということのご質問だと思いますけども、今、町営住宅、うちで言うと4団地あるんですけども、末広、それと西幸町、幸栄団地、穂波団地、日出団地、全部で240棟ありますけども、現時点、令和2年度時点で耐用年数過ぎているのが112棟、240のうち112棟、40.7%あります。それから全経過しているものにつきましては98棟、40.8%ぐらい耐用年数がきているということでございます。この後、その5年後どうなるかというと、さらに進む訳でございますけども、現時点でですね、長寿命化といいますか、この住宅をできるだけ長く使うという、使いたいということで、昔でいうと耐用年数がくると壊して建てるということですけども、今、非常に経済的にもですね、非常に多額のお金がかかるということと、産廃がすごく出るということで、今、長寿命化をできるだけ図るということで、国の方針でもありまして、これを改修して、さらにですね、耐用年数をもう20年、30年延ばしていくということで、今、順次、末広はもう終わってますけども、今、幸栄団地の長寿命化に当たっているということでございます。この後、日出もそうですし、あと末広の一部残っている部分もそうですけど、基本的にはですね、できるだけ長く建物を使っていくということで進めておりますので、ご理解願いたいと思います。

答弁 建設課長 渡辺克人(建設課長は2022年3月まで)

失礼しました。用途変更できるかという、耐用年数来たら用途変更できるかということでございますけども、基本的に耐用年数が来て壊すというか、廃棄するということであれば用途変更は可能だと思いますけども、今の方針といたしましてはですね、長く使っていくということでございますので、ご理解いただきたいと思います。政策空家の数の関係でございますけども、今、政策空家きにつきましては、現在、改修を進めてまして、改修にあたっては新しい入居者が入れられませんので、その部分をですね、政策空家として入居をとめている状況でございまして、現時点ではですね、4団地で言いますと240団地のうち、政策空家が32戸あります。政策空家につきましては、幸栄団地が今30戸ですね、入居を止めてますので、政策空家的には30戸、それから日出団地につきましても、今、改修かかる準備しておりますので3戸ほど止めてございます。政策空家的には全部で4団地で33戸ということになっております。

再質問 2番 泉愉美

ありがとうございます。町営住宅は長寿命化を考えて、そういうふうに使っていくということなんですけど、その政策空家がそのあと短期入居を希望する方のために公営住宅にしないで用途変更をして別のかたちで短期の方を受け入れるようなことはできないのかなと思ったんですけど。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

泉議員にですね、今、数字的なこと、それから用途変更のことも含めてですね、補助金関係なんかどうかということも適切に調べてですね、あとで答弁させてもらいますので、次の方に移っていただけるでしょうか。よろしくお願いします。

再質問 2番 泉愉美

そしたら次にいきます。数あるやっぱり農業地帯の中から実習生が来るにしても、派遣労働者の方が来るにしても、選ばれる町にならなければ来てもらえないと思うんですよね。それで例えば北見市の常呂なんかでは、北見ファーマーズハウスと言って女性専用のすごくきれいな建物が建っていて、1階は共有スペースになってて、2階はオートロック付きで何個か個別スペースになって、とても清潔なところがありまして、写真で見ても、こういうところが選ばれるところなのかなというふうに思って見てました。それと最近いいなと思ってたのは、トレーラーハウスですね、私の学生時代の友人で十勝の本別町にいる方なんですけど、運べる移動式アパートというのをつくっているんですよね、見た目もかわいくて、本当に小さなおうちをランクルとかでけん引できるようなものなんですけども、1人オンライン視察をさせてもらいましたら、聞いてみるとはじめはキャンピングカーのような感覚でレジャー用でつくっていて、それをレンタルして、家族連れの方に喜ばれていたようなんですけども、地域に浸透していくに従って、農家の方が目を付けてくださって、外国人実習生用につくってほしいとか、短期のアルバイトさんを住まわせるのに貸してほしいということで、3、4年で需要はすごく増えてきているというお話がありました。中の設備がどうなっているのかも気になるんですけど、例えば屋根にはソーラーパネルがあって、蓄電池も備えているということで、完全自家発電できるということでした。トイレとかシャワーも付いているんですけど、トイレは排水不要のバイオトイレということでした。気になるお値段なんですけど1棟数百万円ということでした。こういうのを町で2、3台整備して必要な方に貸し出しするようなのもありなのかなというふうに思うんですけど、いかがでしょうか。

答弁 農林商工課長 大里孝生(農林商工課長は2024年3月まで)

今、泉議員からご質問がありました最初の方の常呂の施設、そちらの部分、もちろんうちの町も選ばれる町として、そういったことをやっていきたいというような気持ちもやまやまなんですけども、訓子府としては、そういった部分、選択しながら投資していかなきゃならないということで考えております。先ほどから実習生の話にもありますように、実習生だけ以外、私どもみていかなきゃならないんで、労働力対策として見ていった場合に、今、きたみらい農協と北見市と訓子府町と置戸町、きたみらい農協内にある行政ブロックの中ではそういった受け入れのことを全部共同でひっくるめてやっています。実習生ももちろん訓子府町のホームページで出す部分は訓子府町なんですけども、きたみらいのホームページとかでは北見市、置戸、訓子府というような募集の仕方をしてますし、いずれにしろそういった実習生の方を迎えるというような設備投資やっていく上に、訓子府でせっかく受け入れたいんだけど、訓子府で受け入れ先がないとかというようなことも十分想定されるんで、今のところそういった部分は広域的な施策として検討を進めています。また、それからちょっと横道にそれますけども、実習生を確実に地元でキャッチするためにというようなことで、実習生が短期で戻って、そのまま自分のふるさとに帰ってらっしゃるのか、はたまた農業者になりたいということで新規就農するのかということにもよりますけども、こういったものも今、オホーツク総合振興局の、うちの町も含め、全市町村で一体的にそういうのを受け入れられないのかというようなことで、横の連携をしていくようなかたちになります。だから先ほど言った女性の実習生を受け入れる施設とかというのも、そういった広域的な状況等踏まえ、考えていかなければならないと思ってます。続きまして、トレーラーハウス、確かに私も見たことはないんですけども、良いものだということで話は伺っております。そういったものにしても、どういった視点でやるのかということもあるんですけども、今、農業者の方は住み込みで労働者を雇っているという形態は酪農家の方は多いんですけども、ほとんどの畑作農家、玉ネギ農家、通いでどこからか、この辺近郊ですけども、パートさんを連れてくるようなかたちでやっております。だから私どももそれを貸し出すとかそういった部分を考えた上で、はたまた町で整備して貸し出すのか、そういったニーズが多かったら、そのものの導入に対して補助していくのかということも踏まえながら、ちょっと検討をしてまいりたいと考えております。

再質問 2番 泉愉美

農業関係のことなので、きたみらいで共同でとか広域でというのもわかります。しょうがないのかなというか、町単独でなかなかできることには限りがあるのかなというふうに思いました。トレーラーハウスに関して言えば、何日か前にも新聞に載ってましたけど、置戸町でもトレーラーハウスを5台設置することに決めたということで、災害時には移動式の避難所としての活用できることを想定しているということだったんで、ちょっとはやってきているのかなというふうに思って見ていました。訓子府は農業をもちろん守りたいと思いますし、新規就農者も増やしたい、そして関係人口とか交流人口も増やしたいと言っている割に、どうぞうちの町に来てくださいという、その来てください感が足りてないなというふうに思うんですよね。住宅のかたちもいろいろあると思うんですけど、やっぱり受入体制をきちんと整えなければ来てもらえないなというふうに思っています。行政だけでなくて農協との、この農業関係のことについては農協との連携も必要だと思ってますし、住宅の整備はお金もかかることなので、ニーズがどのぐらいあるのかということも慎重に調査してもらいたいと思いますけども、今回この質問をするきっかけとなったのも、この町に住む方からの人手が足りないという、その事実と、遠くからの派遣の労働者の方を受け入れたいけど困っているという、その生の声を聞いての質問ですから、ぜひちょっと耳を傾けていただいて、具体的な検討に入ってほしいなというふうに思います。ちょっと時間がないので、次のに入ってもよろしいですかね。若者世帯の住宅不足のことなんですけれども、結婚したけれども入る住宅がない。所得制限で公営住宅には入れないという声が非常に多く聞かれるようになったなと思っていて、農業後継者の方でも結婚したら1回まちから離れて、数年間は北見の方から通うというのがスタンダードみたいになってきてるなというふうに思ってます。まちの意識はどうなのかなと思ったら、ちょうど1年前の執行方針で若者世帯の住宅不足の解消に向けて民間事業者への住宅建設などを要請するというふうにありましたので、ちゃんと考えてくれているのかなというふうに思ってまして、若富に去年だと思うんですけど、新しいアパートが、民間のアパートができたと思うんですけども、これは町が要請した成果なんでしょうか。

答弁 総務課長 伊田彰(総務課長は2021年3月まで)

今、昨年、若富に建設されたアパートというかの部分の町の要請がどうかというところでございます。基本的には町が建設業協会に対して要請をして、建設業界がそれなりの方に要請をして建設されたというものでございます。

再質問 2番 泉愉美

はい、わかりました。民間の賃貸アパートは若い方にとってすごくありがたいことですし、すぐにいっぱいになったというふうに聞いていますので、求められているということは、まだちょっと不足の傾向にあるのかなというふうに思っています。町内の企業にお勤めの方の多くは、なぜ北見から通うんでしょうか。もちろん利便性もあると思うんですけれども、以前、コミュニティ団地の整備のアンケートでは、手ごろな住宅がないという回答が一定数あったかと思います。町を歩いて見ても、やはりアパートは少ないと思いますし、一戸建ての貸家なんかはほとんどないように思います。そこで民間提案型のタウンコートのような住宅がもっとあってもいいんじゃないかという声も聞こえてはきますけれども、その民間提案型の必要性については、どうお考えですか。

答弁 建設課長 渡辺克人(建設課長は2022年3月まで)

その前に先ほどの政策空家の関係と耐用年数過ぎたの用途変更できるかということでございますけども、今、政策空家、私33戸と言いましたけども、現時点で32戸ということでございます。この政策空家につきましては、現時点では使用に修繕しなければ使えないという状況なんですが、ただ空いているから使えるという訳じゃなくて、改修しなければ使えない状態の32戸ということでご理解いただきたいのと、それから耐用年数につきましては30年ということで、これを過ぎればですね、用途変更できるということでございますので、ご理解を願いたいと思います。それとただいまの質問でございますけども、民間住宅の若者が少ないということでございますけども、コミュニティアンケートとりました。その中でも一定数住みたいという話もありましたけども、そういった中でなかなか高齢者の見守りの中でというアンケートの中ではなかなか干渉されたくないという意見もありまして、住みたいという部分とその部分というのがあって、なかなか意見が割れてたというふうにも載ってました。それから今、タウンコートの関係でございますけども、民間提案型で町の方で建てましてですね、入居の方もかなり応募といいますかびっちり入っているという状況でございます。そういった中で今後につきましてもですね、今、町長、最初の答弁にもありましたように、今後このまま町でつくっていくことがどうなのか、民間、間取りもいろいろ基準があって、決まった基準があった中で入居条件もあります。そういった中でですね、今後については、民間建設に力を入れてですね、そういった方向でちょっと考えてみてはどうかということで今、そういう方針でですね、来年度建てる計画策定の中にもですね、その辺も含めて考えていきたいと思っていますので、ご理解願いたいと思います。以上です。

再質問 2番 泉愉美

はい、わかりました。人口が減っていくのに住宅を増やすことはどうなんだろうと。町の負の遺産といったらあれですけど、そういうのを増やすことにはやっぱり心配もあると思うんですけど、やっていかないと人口減少は加速していくのかなという心配も同時にあるなと思ってました。来年度ですか、住宅策定に取り組むということですので、よくよく考えていただきたいなというふうに思います。それと心配なのは単身者の方の住宅なんですけど、単身者は公営住宅には入れないと思うんですけど、町の単身者用のアパートも大体いつもいっぱいになっていて、入る時にも年齢の上限があるかと思います。町にどれくらい単身者がいるかはわからないですけども、日本の生涯未婚率と言うのは、今、男性で26%、女性で17%だそうです。これが10年後には30%を超える、男女共に超えてくるということなので、単身者の数は増えて、そして年齢も上がってくると思います。なのでやっぱり町にある既存の住宅を利用して単身者用にリフォームして、改良住宅というか更新住宅とかという言い方するみたいなんですけど、そういうのに変身させるということを他の市町村でもやっていると思いますけども、年齢制限も考え直してもらいたいと思いますし、そういう単身者用の住まいがこれから必要になってくるんじゃないかなというふうに思いますけど、必要だと思われませんか。

答弁 副町長 森谷清和

ただいま、単身者の住宅の関係でお尋ねございましたけども、議員おっしゃるとおり単身者向けの住宅というのは、ちょっと不足しているのかなという私どもも捉えております。その点で、例えば、今言われた手法の一つとして、例えばそういう用途変更して単身者向けの住宅に改修する。あるいは、先ほど建設課長の方からも答えましたけども、タウンコートの場合につきましては、プランニングは民間から提案してもらいましたけども、町で管理しているという住宅、ただ先ほど建設課長が言ったのは民間の方に管理してもらうようなかたちで、そういった民間資本を投入してもらうと。そしてそこに仮に補助をするだとか、そういった民間での集合住宅の建設を促進していくというようなやり方もあると思います。その時にその部屋のタイプとしまして、単身者向けだとか、あるいはお子さん連れの家族向けの部屋のタイプを要請するだとか、そういったこともいろいろ考えられると思います。町長が冒頭回答しておりますように、そういったことも含めてですね、令和3年度でそういった町営住宅だけじゃなくて、そういう民間の投資も含めたかたちでの住宅整備などにつきましてですね、総合的に住宅政策については検討してまいりたいというふうに考えております。

再質問 2番 泉愉美

町営の住宅って、やっぱりしばりがあって、目的とか対象者とか決まっていると思うんですけど、なんか誰でもどうぞみたいな住宅があったらいいなって本当は思ってて、農業実習生でも田舎暮らし体験をしたい方でも派遣労働者でも地域おこし協力隊の人でも単身者でも、それこそ夫婦喧嘩して家出してきた人でもOKという、そういう短期でも長期でもいいよという、そういう柔軟性のある住宅があったらいいな、なんて勝手に思ってたんですけど、なかなかあまり町でつくるとなると難しいのかなというふうに思って今、聞いてました。いろんな住宅のかたちはあると思うんですけども、環境をやっぱり整えておかないと高齢者も若者も町に住まなくなってしまうという心配がありますね。北見まで15分か20分で行けるけど、不便だったら流れ出ていってしまうし、逆に魅力があれば転入してくる方もいると思います。訓子府は子育て支援が充実している町ということで、北見の若いお母さん方も知っていることなので、町の魅力の発信というのもじょうずにしていくのが大事かなというふうに思ってました。ちゃんとした住宅も整備していないのに、人口減少ばかり嘆いていてもどうにもならないので、やっぱり物理的なものをきちんと用意して受け入れ態勢を整えるということを望みたいと思います。町民の皆さんも心配していることですし、町長は若い町民の皆さんともよく交流されるので、直接お話を聞いていると思われますけども、この住宅の整備について、もう一歩前に進めていってほしいなというふうに思います。来年度中、令和3年度中に住宅策定をするということなので、そこに期待したいなというふうに思いますが、町長から最後にお願いします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

議員も相当調べておられて、一つは公的な住宅の考え方というのは現代の状況にもう既にマッチしなくなってきているということは、私どももそう思っていますし、今後の住宅というのは、あらゆるニーズにどう応えていくのかと。それから訓子府に人を呼び込んでいくということも政策に入れながら、高齢者から若者含めてですね、この町に住みたいと思えるような住宅政策を今、問われているというふうに私も感じますので、ぜひお時間をいただきながら、来年度中に完成させますので、ご意見をまたいただいたり、そして良いものをつくって、具体的にも建設に進めていく時期に来ていると思いますので、ご理解いただきたいと思います。

再質問 2番 泉愉美

はい、わかりました。ぜひ具体的な検討をお願いしたいと思います。これで私の一般質問を終わります。

出典:訓子府町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月12日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる