訓子府町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月18日
安心・安全な教育環境づくりについて
2019年6月18日、訓子府町議会の一般質問で、泉愉美議員が「安心・安全な教育環境づくりについて」質問し、教育長 林秀貴、管理課長 森谷勇が答弁しました。
- 質問者
- 泉愉美 議員
- 答弁者
- 教育長 林秀貴、管理課長 森谷勇
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 泉愉美
2番、泉です。通告書に従いまして、一般質問をさせていただきます。不慣れですがどうぞよろしくお願いいたします。安心・安全な教育環境の体制づくりについて。5月に本町教員による残念な事件が発覚し、居武士小学校では不安定な状態での学校生活となっているのが現状です。そこで、次の点について伺います。1、居武士小学校の教員欠員補充は急務であると思われますが、新たな教員の配属については、どのようになっていますか。2、今後、本町の児童生徒を守るために対策が必要と感じているところですが、教職員のコンプライアンスおよび研修について、町として取り組む考えはありますか。教育長にお尋ねします。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
ただいま「安心・安全な教育環境づくりについて」2点のお尋ねがございましたので、お答えをさせていただきます。本年5月16日に、居武士小学校の教職員が逮捕されたことについては、当該校の児童や保護者はもとより町民の皆さまに大変ご心配とご迷惑をおかけいたしました。今回の件については、当該校に赴任前の事案であり、本町の児童生徒が関係するものではありませんが、児童生徒を指導する立場にある教職員が、このような事案を引き起こしたことは絶対に許されない行為で誠に遺憾であり、児童や保護者の方々、地域の方々に対し教育に対する信用を著しく損ねることとなり、深くお詫びを申し上げます。1点目の「居武士小学校の教員欠員補充は急務であると思われますが、新たな教員の配置について」のお尋ねがございました。市町村立学校の教職員の身分につきましては、法の規定で市町村の職員として地域との関係性を保たせながら、北海道が給与を支給しその任命権と人事権を持ち、教職員の適正配置と人事交流を行う制度となっています。この事案により、居武士小学校では現在、6年生の担任が欠員となっておりますが、この間、子どもたちを第一に考え、教頭が仮担任となり学級運営を行い、緊急的に北海道教育委員会から時間講師の配置と町教育専門員、さらには校内対応により、6年生の授業を行っているところです。新たな教員の補充については、北海道教育委員会に強く要請しているところであり、さらには管内校長会や管外にも人材を求めながら、欠員補充に努力しているところであります。この間、保護者説明会を2回開催し、担任不在が長期になることへの保護者の不安もお聞きしているところであり、現在、学校との協議を十分行いながら、担任配置と安定的な授業体制を確立させ、子どもたちが安心して学校生活を送ることができるよう対応してまいります。次に、2点目の「今後、本町の児童生徒を守るために対策が必要と感じているところですが、教職員のコンプライアンスおよび研修について、町の取り組みの考えについて」のお尋ねがございました。これまでも、北海道教育委員会ならびに町教育委員会では、各学校の教職員に対し、あらゆる機会を通じて服務規律の順守を喚起してきたところであり、特に5月から6月はコンプライアンス月間として、不祥事防止に向け飲酒運転や体罰の根絶、交通違反・交通事故防止、わいせつ・セクハラ行為の根絶などを重点目標として取り組んでいるところでございます。さらに、各学校では年間を通じて、職員会議や職員朝会において、指導資料を用いた定期的な全体研修や教職員の個人面談時における個人指導などで、日常的な意識啓発による継続的な取り組みにより、教育公務員としての服務規律の徹底を図っているところです。特に、初任段階の教職員や期限付教員など経験の浅い教職員に対するきめ細かな指導の充実が必要であり、これらの課題も含め北海道教育委員会と協調し、服務規律の徹底を図る取り組みを進めてまいりたいと考えております。これからも、子どもたちや保護者の皆さまが、学校生活において支障のないよう、また信頼される教職員を目指して、学校と教育委員会が連携を図りながら教職員のコンプライアンスの徹底に取り組んでまいります。以上、お尋ねのありました2点について、お答えさせていただきましたので、ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。
質問 2番 泉愉美
まず1点目の居武士小学校の教員欠員補充についてですが、この事件が発覚してから1か月が経過しています。私は居武士小学校に子どもを通わせる保護者の一人として、今回の件を見過ごす訳にはいかないと思い質問いたしました。先ほども申されましたが、この間、学校では2度、保護者説明会を開いてくださり、児童の様子や授業の体制について説明がありました。突然、担任の先生を失った6年生の児童は当初、大変ショックを受けており、今後どうなってしまうのか不安を隠しきれない様子だったと聞いております。間近に迫っていたロードレース大会の参加や運動会の開催を心配する声もありました。7月には楽しみにしている修学旅行も控えており、保護者からも早急に新担任を配属させてほしいという声が強く上がっていました。私も当初はきっとすぐに新しい先生が着任するだろうと予想しておりましたが、ただいまご答弁いただいたように、力を尽くしても、そう簡単には体制を整えられるものではないということはわかりました。ただ、児童の心のケアについては長い目できちんとみていただきたいのと、勉強が難しくなる学年ですから、学習に遅れのないように十分目を行き届かせていただきたいと思います。今、居武士小学校では校長、教頭はじめ、複数の教員が手分けして6年生の授業を受け持っていると伺いました。小さな学校ですから、教員一人が欠員になると周りのフォローも大変かと思われます。教職員の働き方改革についても意識が高まる中、教員の負担増についてはどのようにお考えでしょうか。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
まずちょっと前段説明させていただいたように、6年生の担任の件なんですけど、泉議員おっしゃるように、なかなかこの6年生ということで、小学校最後の学年であるということもあって、代わりに担任になる方を四方八方手を尽くして探しているんですけど、その中でやっぱり授業力に優れたり、あとは確かな学力を育成するための問題だとか、子どもに寄り添うような先生というとこで八方手を尽くしているところなんですけど、なかなかこうそれにふさわしい人物が現実的にいないという状況の中でちょっと目星というんですかね、それにふさわしい方が今いるんですけど、その方、現実的には今、他校に勤務されていて、それで代わりに来られるのが夏休み明けということもあって、今、泉議員おっしゃったように、父兄の方からは、やっぱり長期的に担任がいなくなるということの不安が非常に大きく、私たち教育委員会も保護者と学校とも十分協議させていただいた結果、最終的には今週ですね、教頭を担任を主体的な担任としながら、他の授業の関わる部分を今配置している時間講師なり、期限付教諭を含めながら、来年の3月まで担任体制をそういうふうにとっていくということでしたところであり、それも父兄の方にも先週お話して理解を得たところでございます。また、今、働き方改革という部分で、今、非常に先生方の働き方の問題が非常に全国的に問題となっているところであり、本町においてもそのような中で文科省なり道教委なりの方針に基づいて、特に部活動や少年団活動の中での先生の関わり方のあり方を今見直しているところであり、また先生たちの負担軽減に向けて、さまざまな、例えばパソコンのIT化なり、その辺のことを含めながら進めているところで、今、居武士小学校の今こういう事案を受けて、確かに今いる在籍している先生方にも負担をおかけしている部分もございますが、それら含めて教育委員会も支援してまいりたいと思っていますので、ご理解のほどをよろしくお願いしたいと思います。
質問 2番 泉愉美
ただいま教頭先生を仮の担任にということで進めているというお話を聞きましたので、多分、児童も保護者の方もちょっと安心しているんじゃないかなと思いました。教頭先生も忙しい、自分の本来の教頭業務が忙しいと思いますので、不安を抱えた児童たちと共倒れになることのないように、現場の先生方の声も聞かせてもらいながら、教育委員会としてご配慮いただけたらと思います。今回のことで居武士小学校を特別扱いするということではなく、子どもたちが今までどおりに楽しく充実して安心して学校生活を送れるように一刻も早く体制を整えてほしいという児童と保護者の思いを今一度しっかりと受け止めていただきたいと思います。それから二つ目の教職員のコンプライアンスおよび研修につきましては、定期的に個別指導をしていただいているということもありますし、服務規律の徹底を図る取り組みを進めてまいりたいということで先ほどお話をいただきました。先生方は高い教育を受けられ、立派な志を持った優れた人格者がほとんどであると信じていたものですから、今回のように本来子どもを守るべき教員の許し難い事件が起きてしまうのは本当に残念でなりません。さまざまな研修をしていただけるとは思いますけれども、座学で堅苦しく時間だけが過ぎれば終わるような研修会ではなくて、日頃から教員同士でコミュニケーションをとっていただいて、互いに人としての、教員としての資質を高めあえるような職場環境づくりに各学校でも取り組んでいただきたいと思います。それから、今後万が一、訓子府町内でこのような被害があった場合に子どもたちの心のケアが大変重要になりますが、もちろん各家庭でも見守らなければならないと思いますけれども、親に相談できるケースと相談できないケースがあると思われます。その場合、子どもたちが相談できる窓口はどこになるのでしょうか、養護教諭に相談するのがいいのか、一番身近な担任の先生に相談するのがいいのか、スクールカウンセラーの方がいるんであればスクールカウンセラーの方に相談すべきなのか、学校の現場ではどのようになっているのでしょうか。お答えをお願いします。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
いろいろなお話もいただいた中で教頭が正式に担任に、今週からなるということで、3月まで配置するということで決定した訳ですけど、教頭業務もございますので、それらを含めて教頭の負担も増えるということで、それらについては学校内はもちろん、教育委員会としてもバックアップしていきたいと思っているところでございます。また、居小の、この事案を受けて居小の特別扱いというか、泉議員からも前段お話あったように、この事案を受けてすぐその次の次の日でしたか、町のロードレースがあったり、それから運動会なりの目前に迫った中で、そういう中での親たちの不安感があったりしたのは事実でございますが、ちょっと私も保護者からもご意見いただいた中で、その中でロードレースに出ることが、やっぱりちょっとすごく不安だとお話もあったけど、結果的にはやっぱそのロードレースに出て、何事もなく過ごしている、我が子なり児童の姿を見た時に、やはり子どもというのはそういう中で成長していくんではないかとお話いただいているんで、それらも含めて学校とその辺のとこを連携を図ってまいりたいと思っているところでございます。それとスクールカウンセラーというか、相談業務のお話を最後にいただいたところでございますが、子どもの相談事や不安事によって、やはり対応というか、相談する相手も変わるのが一般的でございますし、性別によっては養護教諭に相談しやすいという状況もございます、ただ第一義的には担任なりに、やっぱ日頃からみている担任に相談するなり、そこで相談できないことがあれば、町の教育専門員なりが定期的に巡回しながら、そういう相談も受ける機会も設けながらやっていますし、その他にもいろんなそういう状況の中で相談体制は町としてもとっているつもりでございますので、それらの中におかれては日ごろから家庭の親に相談することももちろんそうですが、それが学校と家庭、地域とも連携図りながら、子どもたちの不安を取り除くような教育体制というか、相談体制に取り組んでまいりたいと思っております。
質問 2番 泉愉美
そのケースによって、いろいろ相談する相談相手も変わってくると思うんですけれども、学校で何か困った時があった場合に誰に相談するのかということを日頃から子どもたちに伝えておいてほしいなと思っておりまして、口頭でうまく伝えられる子どもばかりでもありませんし、言いにくいこともあろうかと思いますから、書面での方法など、伝えやすい方法もいくつか考えるべきなんじゃないかと思います。例えば定期的に子どもに対してアンケートをとって、困っていることはないか、相談したいことはないかを確認するのも方法の一つではないかと思いますが、今現在はそのような取り組みは行われているのか、ちょっと教えていただきたいと思います。
答弁 管理課長 森谷勇(管理課長は2020年3月まで)
今、日常的な相談のことでお尋ねがございましたけども、ちょっとケースは違うんですけども、年2回、いじめに関するアンケートだとか、体罰に関するアンケートだとかということもちょっと実施していまして、その中では、アンケートの中で「誰に相談するのか」という質問肢もある中で、担任の先生や友達、親とかっていう、何かあればそういった相手に相談するというのは非常にこう大部分を占めているという状況です。その他に、それ以外に子どもたちが困っている状況などについては、先ほど教育長の方からもあったとおり、第一義的にはその学校の担任の先生に相談するということもありますし、担任の先生が子どもたちの変化を見逃さない体制づくりというのも学校の方で強く話し合いだとかね、そういったことを徹底している状況であって、自分から子どもたちが言わなくても、何か変化があれば、先生方が相談相手にのるというような体制もとっているという状況もありますし、個別のアンケートというのもありますけども、そういった部分については今後学校と相談しながら、どういった子どもの相談のことにどう対応していくかということを検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
質問 2番 泉愉美
今、アンケートでいじめや体罰に関することについてはアンケートがあるというふうにおっしゃっていたので、やはり子どものSOSの声を聞くことからはじまると思いますので、ぜひそのアンケートの中に今回のこういうことも組み込んでいただけたらいいんじゃないかなと思っておりますので、ご検討をお願いしたいと思います。最近のニュースでは特に子どもが被害に遭うような事件や事故が後を絶ちません。全ての事件、事故を防ぐことは難しいと思われますけれども、せめて私たちの町、訓子府では防げる事件や事故は防ぎたいと思うのは同感いただけるのではないかと思います。今年度の教育行政執行方針に自らの安全は自ら守ることを基本とした安全教育とありますけれども、これは多分防災についてのことだと思いますけれども、防災だけでなく、今回このようなことがありましたので、防犯の方にもぜひとも目に見える形で取り組んでいただけたらと思います。それで私ちょっと我が子にも確認してみたんですけれども、学校で防犯訓練のようなことはやっているのかなと思いまして聞いてみましたら、やったことはないと申しておりましたが、こんな時代ですから、ぜひ実施をご検討いただけないでしょうか。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
執行方針の中にも自分の身は自分で守ることが大切だということの安全教育ということで、防災だけではなく防犯の意味も含めて、それが学校の方でそのような安全教育というのも進めているところでありますし、例えば不審者に会った時、どういう対応をするかとか、その辺も含めた中での安全教育だというふうに感じているところでございます。今、泉議員おっしゃったように、例えば避難訓練とか、そういう防災的なものだけじゃなく、やっぱ防犯的なことも実務的というか実施的というか、例えば今後ちょっとその辺のとこも検討していかなきゃならないと思いますけども、警察の方に来ていただいて、実際上そういう犯人役というか、何かそういう役とそういうところをやっているところもございますので、それらのことの実行も含めて今後検討してまいりたいと思っております。
質問 2番 泉愉美
学校には子どもが覚えやすい防犯標語の「いかのおすし」というのがよくポスターが張ってあるんですけれども、今おっしゃっていただいたように体験型の模擬訓練のようなことを実施することで子どもたちもより現実的に捉えることができると思いますので、ぜひ前向きにご検討いただきたいと思います。それから行政や学校に頼るばかりでなく、地域や私たち保護者も共に子どもたちを守るために何かできることはないかと思っておりまして、見守り体制を充実させるとか、ボランティアへの参加を呼びかけるとか、民生委員、児童委員の方にご協力いただくとか、私にはそれ位しか思いつかないんですけれども、現在既に行われている取り組みがあるのかを含めて今後に向けたお考えがあればお聞かせください。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
今、泉議員おっしゃったように学校にも「いかのおすし」ということで、意味があって、そういうところでの不審者の対応でポスターを張りながら子どもたちに啓発しているところでございます。他の議員でまたご質問も関連するものあるんですけど、本当に全国的に子どもを取り巻く悲惨な事件や事故が多発している状況で、どうそれを子どもたちから守っていくかというところが私たち教育を携わる人間としても、一つの大きな課題だと思っています。やはり日常的にやっぱ複数の目で見守るというとこが私自身はやっぱり一番の防ぐ手立てではないかというふうに思っていますし、今、現状こう町の中で社会教育の方でやっているんですけど、こども110番の家というとこで何かあれば、そこの家に逃げ込んでやる制度なり、こども安全パトロールということで、日常的に子どもを見守りながら、子どもの安全を守るというとこで、その辺の取り組みも今やっているところございますけど、ただやはり、子どもがやっぱ登下校する時に、登校の時は決まった時間帯に登校するからある程度見守ることはできるんですけど、下校時がやはりこう今、少年団やったりとか部活動やったり、習い事やっているということで、それだったり、学年によって下校時間が違う中で、そこの中での、それをどう見守っていくかというところがやっぱりこう一番課題だというふうに思っていますので、それらの機関と地域の方にご協力いただきながら、その辺の手立てをどうしていくかというところをまた今後検討してまいりたいと思っていますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 2番 泉愉美
ただいま、お話いただいた、実施していただいていることも含めて、今後さらに強化して子どもたちを守っていけるように、ぜひ町としても取り組んでいただいて、子どもたちが安心して過ごせる学校の体制を整えて、私も頑張りますので、共に整えてまいりたいと思います。質問というより要望ばかり多くなってしまいましたけれども、これで私の質問を終わります。