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訓子府町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月18日

人口減少対策について

2019年6月18日、訓子府町議会の一般質問で、工藤弘喜議員が「人口減少対策について」質問し、町長 菊池一春が答弁しました。

質問者
工藤弘喜 議員
答弁者
町長 菊池一春

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 工藤弘喜

それでは、次に、人口減少対策について、質問をしていきます。人口減少の波が日本全体を覆っていますが、本町も例外ではありません。ここ10数年来5千人台で推移していた本町の人口も昨年末には5千人を切るまでになってきました。町民の中からも、この先どこまで減少するのかといった声を聞くことが多くなりました。この度の町政執行方針でも人口減少対策は緊急の課題との認識を示されています。この問題について町長の考えを伺います。まず一つ目ですが、町政執行方針の中で、人口減少対策に向けて総合的な対応が必要であり、機構改革に着手をして組織的な体制整備を進めたいとの考えを示していますが、もう少し具体的な説明をお願いをします。二つ目ですが、全国的に人口減少の波が押し寄せている中で、「まちづくり」や「地方自治」のあり方にも影響を与えるものになっていますが、人口減少時代の「地方自治」のあり方についての見解をお伺いいたします。以上です。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「人口減少対策について」2点のお尋ねがありましたので、お答えをいたします。1点目に「執行方針の中で、人口減少対策に向けて総合的対応が必要であり、機構改革に着手して組織的な体制整備を進めたいとの考えを示していますが、もう少し具体的な説明」とのお尋ねがございました。町の機構体系は緊急的な行政課題に対応する際に、街並み整備推進室や行政改革対策室などの設置により運営をしてきたほかは、平成4年の機構改革により規定された現在の体制により業務を進めてきました。既に27年が経過し、行政課題の変化や国や北海道の体制も変化する中、担当課を横断する業務が偏在するなどの課題も見受けられます。特に、人口減少社会を迎え、子育て支援や福祉政策はもちろんのこと、将来に向けて持続可能な産業基盤づくり、移住、定住だけでなく交流および関係人口の拡大にもつながる本町らしい特色あるまちづくりを具体的に進める組織体制の検討も必要となっています。次に、2点目に「全国的に人口減少の波が押し寄せている中で『まちづくり』や『地方自治』のあり方にも影響を与えるものになっていますが、人口減少時代の『地方自治』のあり方についての見解」についてのお尋ねがございました。日本の総人口は2004年に減少に転じました。本町では昭和30年代から半世紀以上にわたり人口減少が続いている中で、時代に応じた訓子府らしい「まちづくり」や「地方自治」が受け継がれてきたことも事実であります。第6次訓子府町総合計画のまちづくりの将来指標では令和8年の総人口を4,500人、地方創生ビジョンでは令和22年に3,600人と人口減少に向かう初めての計画を策定しました。また、全国では100人台の人口で運営する地方自治体も存在していますが、町民が主体的に参加する「おまかせ」ではない真の民主主義による「地方自治」を目指して、町長、議会、地域住民の強い意志をもって、人口減少を乗り越えていかなければならないと思っています。以上、お尋ねのありました2点につきましてお答えいたしましたので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

再質問 3番 工藤弘喜

それでは若干、何点か、本当に何点かですけれども、再質問をしていきたいと思います。まずはじめに、この人口減少の問題というのは、本当になかなか、何て言うんですか、一面的なところというか、非常に総合的というか多面的なところが原因としてありますので、それともう一つ、どこも減少しているということで、いってみれば人口を増やそうと思ったら、奪い合いになるような、そういう状況というのはもうありますから、なかなか切ないようなことになるんですけれども、ただやっぱり訓子府として、黙ってこれを見てる訳にはいかないというのも事実でありますので、ぜひそこの辺をどうするのかといった時に、この機構改革ということが今回の執行方針の中で示されまして、本当にどういうふうにこの人口減少に向けて町として、これはもう簡単にはできるものではないんですが、取り組むのかなというところで期待をしたところであります。特に人口減少といえば、対策といえば、いわゆる自然減に対応する対策と社会減に対応する対策というのが求められるんでありますけれども、そういったことから考えると、今まで従来ある担当する課の中でも十分やろうと思ったらやっていけるのかもしれませんけれども、ただやっぱり、いわゆる社会減に対する、あるいは地元にどうやって人口、あるいは定住人口を増やすかということになると、なかなか今ある担当課の中では回りきれないんだと思うし、また全国にさまざまないい実例といいますか、そういうものもない訳ではありませんので、そういった部分を勉強してきて研究をするという、ちょっと息の長い話になりますけれども、そういうやっぱり独立した部分というのは必要ではないかなというふうにも従来からもちょっと思っていましたので、そういう意味では期待したところであります。ただこの何て言うんですか、そういう組織体制の検討も必要となっているというふうな答弁いただいたんですが、実際のところどうですか、本当に今の訓子府の、先ほどの誰かの答弁でしたかでも、ちょっと厳しいところがあるというふうな話も聞いたような感じだったんですが、実際のところ、今これを立ち上げるということは可能なんでしょうか。ちょっとそこだけ確認をしたいと。機構改革ができるのかどうかというところで。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

さっきの谷口議員の質問の時にも答えさせていただきましたけど、7月1日の機構改革は諦めました。来年の4月には必ずやります。政治家が公約としてやろうとすることを決断した訳ですから、どんなことであれ機構改革をやっていこう、二十数年やってませんから、やっぱり職員がチャレンジ精神をもってやれるような体制をどう作っていくのかということを私は考えていかなきゃいけないと思います。それはさっきの商工業にとどまらず、農業、それから福祉、これらの三つの柱の中でどういう形が即戦力で、そしてスピードアップをもってやっていけるかということを来年の4月に向けてやっていかなきゃならないなというふうに思っています。当座今年の7月1日の人事については、さっき言いましたように商工業を主体とした作り上げていくと。それから農業も幾分いじりたいと。それからかつて業務監を配置していました。これは私が町長になって、副町長を置かないという状況の中で業務監を置いて、行政をペレストロイカではないんですけど、集団的にやっぱりみんなで議論してやっていく体制を作っていかなきゃいけないということで業務監を配置して、それは財政上の問題含めて、一義的なものんですから、それを廃止して今、業務監というのは置いていません。だけどあらためてこの7月から課長職を増やしながら、兵隊ちょっと足りないというのもあるんですけども、いずれにしても先頭に管理職が立っていただくということを含めて検討していかなきゃならないなというふうに思っていますので、まだはっきりしたことは言えませんけども、これらのいろんな課題に対してやっていかなきゃならないというふうに思っていますので、今ちょっと注目しているのが二つの自治体があります。一つは隣り近くの上士幌町です。これはちょっと本も読んだりしていますけども、竹中という社会教育出身の町長が今6期目か7期目に入っていると思うんですけども、さまざまな地方創生の打ち出したりしています。おそらく数億円のふるさと納税を上げて、それを保育料の無料とか、いろんな、これはちょっと見てきましたけど、私も中学時代いましたけども、非常に発展してきているという印象を受けました。これは福祉政策もそうですけども、あらためて私どもと同じ人口が5千人規模で前後していますけれども、これらについても参照にさせていただきたいと思っていますので、もう一つは5月の大型連休の時に宮崎の西米良村という村に行ってまいりました。千数百人の村です。これは気持ちの上でももう1万人を超えているような、村長以下ですね、村民の意気込みを感じた村です。南の桃源郷といわれる理想郷づくりをやって、本当に山深い町ですけども、その中でもかなり可能性を村民あげてですね、作り上げていっているという点ではとっても勉強になりましたし、うちの町とすればどういうものができるのかということも含めてですね、これら先進の村や町などを参考にしながら、新しいものを打ち出していきたいと思っています。そして12年間町長やらせていただいて、各議員からいろんな提案いただいています。私はできるものとできないものはもちろんありますけども、やっぱり皆さんが、議員が提案した、それらのことについても政策に盛り込みながら、かなりやってきたつもりですけれども、やらなきゃいけないというものもあります。例えば道の駅です。これは物産館です。これらについてもですね、行政主導でやるかどうかということは別にしても、やっぱりそろそろ具体的に検討していかなきゃならないだろうという、すなわち農産物のイモ、玉だけを売るんではなくて付加価値を含めてどうやってそれを商品化していくか。流通に乗せていくかということは、さっき野菜と雑貨フェスタの話をしたりとか、ほろ酔いうんぬんとかって、あれは単なるイベントを挙げているんではなくて、そういう動きがですね、町内にかなり今出てきています。今度も何だか7月の下旬に町民有志が集まってなんだかやるとかってですね、いろんなことが出ていますから、そういう点では地域のそういう力をよりどころにしてですね、次のステップを踏むということも提案していかなきゃならないんだろうなっていうふうに思っています。まだちょっと整理できていませんけども、あらためて皆さんのご意見もいただきながら前に進めていきたいと考えています。

再質問 3番 工藤弘喜

本当になかなか簡単に人口を増やすとか定住者を増やすとか、定住者を増やすなんていうのは、片手間、こういう時代ですから、なかなか簡単なことではないんですが、やっぱり息の長くて腰の据わった取り組みということになるんではないかと思います。あえてそれでそういう取り組みをしなければいけないということでいきますと今先ほど言われたような、そういう町長が答弁されたような、おっしゃられたようなことも含めて、特に基幹産業である農業の付加価値をどう高め、その中でどうしていくのかって考えた時に、特に訓子府の場合、新規就農で今、頑張ってられる方がいるんですけども、やっぱりできれば訓子府でそういうものを、訓子府でなくてもいいんですけれども、できれば地産地消的な、そういう中で何とか自分たちのやっていることが見えるような、そしてそれがまたやることによって経済的に少しでも助かるような、そしてそれが自分たちだけではなくて、横とのつながりの中で、何かそういうものもあればなという、そのためにやっぱりこれからの新しい新規就農というか、新しい人たちを呼び込むというのは大型の従来の農業のあり方だけではなくて、やっぱりいろんなさまざまな多様なやり方で何とかやってみたいという人たちがやっぱりいない訳ではないと思うですが、そういう人たちも含めて興味を持ってもらえるような取り組みと同時に、やっぱり地域全体としてもそれを受け入れるような、やっぱりそういう土壌をどう作っていくのかということが、この取り組みの中で抜け落ちたらやっぱりまずいんでないかなという気がいたします。だからそういう意味では非常に息の長い取り組みになるかもしれないけれども、でも既に訓子府でも1戸、2戸とそういう農家も、農家というか新規就農も含めて、何とか頑張りたいなという人たちも出てきていますので、そういう部分の人たちにも光を当てれるような、やっぱりそういう政策を先ほど、いわゆる雑貨フェスだとか、さっきの言った例も出ていましたけれども、そういうものと合体するような仕組みでもよろしいんで、何かこうできればいいかなというふうに思っていますが、そういう発想にどう問題は町民みんなが立てるかと。町長が先ほど最後の答弁の中でも言った、おまかせのまちづくりじゃなくて、主体的にやっていくというためには町民自らがどういうふうにそういう人たちも受け入れながら町民自らが取り組むというかな、そういうものをやっぱりどう醸成していくのかというのが大事なような気がするんですけれども、その辺についての取り組みというか考え方というのは、どういうふうに考えておられるのか、もしあればちょっとお答えいただきたいなと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

より町民に寄り添いながら、今度のできたまちづくり推進会議等々でですね、皆さん方の意見を参考にしながら一緒になって作っていくということをやっぱりやっていかなきゃいけないんじゃないかと思いますので、ちょっと具体的にどうするということは考えていませんけども、いずれ明らかにしていきたいと。ただ、願いとしては、こういう政策、マニフェストを作りましたので、これは選挙違反だということで止められましたので、500枚ほどまだあるんですよ、で、職員にこれをテキストにして、町長が今4期目で何をやりたいかと。こういったことをですね、やって、意思統一をして、それぞれのセクションでやっぱり議論を始めたいというふうに思っていますんで、最終章って書いてますから、あと4年しか私は任期ありませんので、職員とですね、一緒になって、こうした私の提案に対する、いろんな意見を受けながらですね、町民とともにまたそれぞれの分野でぶつけていきたいというか、提案していきたいというふうに考えていますので、ご理解いただきたいと思います。

再質問 3番 工藤弘喜

なかなかこうまとまった質問というのが、的確な質問ができないんでありますけれども、非常にこの人口減少、あるいは町をどうしていくのか、そういう時代に合った町をどう作っていくのかというのは、本当に考えているんですけれども、なかなか明快な回答が出てこないのもまた事実であります。それだけ全体がやっぱり大変な状況というか、特に地方の置かれている状況というのはあるんですけれども、もう一方でだからこそできるところ、言ってみれば地方だからこそできることということもあるような、そういう気もしますので、ぜひそういう部分では町民全体の力をどうそこに向けて取り組んでいくかという方向も大事な視点になるのかと思いますので、ぜひそういうことにも力を入れていただきながら進めていってほしいなというふうに思っています。ちょっとまとまらない質問になりましたけれども、私の一般質問はこれで終わりたいと思います。

出典:訓子府町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月18日 議事録 PDF(73ページ) 間違いを知らせる