みんなの議会

訓子府町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月8日

9月議会の一般質問に対する検討経過と方向性について

2015年12月8日、訓子府町議会の一般質問で、山田日出夫議員が「9月議会の一般質問に対する検討経過と方向性について」質問し、町長 菊池一春、教育長 林秀貴が答弁しました。

質問者
山田日出夫 議員
答弁者
町長 菊池一春、教育長 林秀貴

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 山田日出夫

4番、山田日出夫です。通告のとおり2点にわたって町長にお伺いをいたします。質問に入る前に、先日からちょっとのどを痛めておりまして、お聞き苦しい点や、ちょっと咳き込むかもしれません。あらかじめお断りをしておきたいと思います。まず1点目でございますけれども、9月町議会の一般質問に対する検討経過と方向性についてお伺いいたします。急激に進行する人口減少や高齢化に備え、お年寄りの日常生活を少しでも安心・安全なものにするため、9月定例町議会で一般質問した次の3項目に対しまして町長は参考にする。検討すると答弁されました。特に1点目、3点目は、大きな予算を要せず実施可能だと思います。それぞれの項目ごとの検討経過と方向性についてお伺いをします。3点とは、1点目が仮称「お年寄り御用聞き隊」の実施について。2点目が、仮称「お年寄り生活事典」の作成について。3点目は、仮称「ご長寿サロン」の公民館利用についてです。よろしくお願いします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「9月議会の一般質問に対する検討経過と方向性について」3点のお尋ねがありましたのでお答えをします。まず1点目です。「仮称『お年寄り御用聞き隊』の実施について」のお尋ねですが、9月の定例会の一般質問において、本件につきましては、現在取り組んでいる地域担当職員の訪問活動により、一定の成果が出ていることを紹介させていただきました。また、今後についても、各町内会・実践会における地域内コミュニティーや民生委員・児童委員活動、各種在宅サービス事業、社会福祉協議会によるボランティア事業などの重層的な関わりのご協力もいただきながら、高齢者の見守り体制の充実と合わせて取り組みたいとの回答をさせていただいたところでございます。このようなことから、当面は従来の取り組みを継続することと合わせ、関係機関との連携をより密にして、高齢者の声や願いを傾聴したいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと考えております。2点目の「仮称『お年寄り生活事典』の作成について」のお尋ねですが、この件につきましては、お年寄りの福祉サービスだけではなくて、本町に暮らす全ての住民に必要なさまざまなサービス、行政手続きなどが見やすく、わかりやすい手引書が作製できないかと思案しているところであり、議員から貴重なご提言をいただいたと受け止めておりますので、ご理解をいただきたいと思います。3点目の「仮称『ご長寿サロン』の公民館利用について」のお尋ねですが、本件につきましては、立地の利便性を生かすことも含め、町公民館の和室研修室の空き時間活用のご提言をいただいたものと認識しておりますが、お年寄りの一部からは、足腰の悪い者にとって和室は使いにくいとのお話も伺っており、場所や本当に求めるものは何なのかなどを含めニーズ調査の実施を行い、さらに検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 4番 山田日出夫

ご答弁いただきました。一つ目のお年寄り御用聞き隊につきましては、現在、展開されております年に2、3度と理解していますけども、地域担当の職員の方が、それぞれのお年寄りの家庭を訪れて安否確認等をされていること。それと民生委員さんが活発に活動されておりますけども、民生委員さんなど関係機関との協力で内容を深めていきたいということだと思います。それはそれでもちろんそのような進め方で私も結構だと思うんですけれども、先ほど河端議員からもありましたけれどもかなり認識が似か寄っているなと思って私も聞かせていただいたんですけれども、あらゆる場面、あらゆる手法の質と量を増やせられないかというのが私の質問の趣旨、9月もそうですし、今もそうなわけです。町長が度々、職員が忙しい中、頑張って対応しているということを先ほども強調されましたけど、そのことについては、私はなんら異論を挟むものではありません。大変な町の状況、これは人口減、少子化等でございますけれども、やはり町民の頼るところは行政だと思います。これ行政というのは、すごい信頼があると思うんですよね、民生委員さんもそうですよ、民生委員も行政の一環だと思います。やはり質と回数を少しでも、やはり増やす方向で町長が今言われた総合的に深めていきたいということで私はお聞きしたつもりですけれども、私の受け止め方はよろしいでしょうか、お伺いします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

よろしいと思います。

質問 4番 山田日出夫

職員は一時130名からいた職員が、今本当に相当数減っております。これは人口も減っているし、財政的なこともあるし、いろんな中で職員は大変な状況で一生懸命頑張っていると思います。ただ役場の職員というのは、私もそうでしたけど長い間、気付かないことも多々あって、今見えていることもあるんですけども、やはり役場というのは、町民の生活が少しでも安寧になるように置かれている、何て言うんでしょうかね、お手伝いの役所だと思うんですよね。その点はいつの時代も変わらないと思いますので、少しでもお年寄りの生活に寄り添う、お年寄りの視点に立った、私が勝手に言っておりますけれどもお年寄り御用聞き隊、もう名前はどうでもいいんですけども、地域担当制度、それと関連の機関との連携、質の向上、回数の増加等に向けて町長がそのとおりだと今お答えいただきましたので、一歩、二歩、半歩でもいいから進めていっていただきたいなと思います。次に、2点目のお年寄り生活事典、この題名も私はお年寄りの生活に安心、安定を届けるという意味で、こういう名称で範囲もお年寄りを中心にした、町行政のガイドブック、町行政だけではないと思います。道や国の関係の諸制度とか、税の関係とか、場合によっては、北見地域の医療等の情報も含めて1軒に1冊あって、困ったときにぱっと見てお役に立てるというような、そういう狙いだったんですけども、町長の今の答弁ですと、お年寄りに限らず町民すべからくお役に立つようなガイドブックといいますか、情報集といいますか、それを検討していきたいということでありました。期間も大変かかりますし、それなりの、私は数百万円という想定を9月にしましたけれども、予算もかかる、期間もかかる、全庁的な取り組みが必要だということでありますので、27年度の予算に反映されているということではないでしょうね、というかあった方がいいんですけども、その点お聞きしたいと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

まず1点目の方から少しお答えをさせていただきます。役場職員が一つの姿勢として、町民目線でより寄り添いながら仕事を進めていくんだという点ではそのとおりだと。私自身も就任以来、職員には何度もそのような話をしておりますので、よりきめ細かく、そして高齢者やあるいは住民の方に寄り添いながら日常の業務をしていくんだよということを、そこの点では山田議員のご指摘のとおりだと私自身も思っております。ただ我々の仕事というのはお手伝いのお仕事だけではないという、それは住民の生活を支えて励まして高め合っていく、すなわち支えていく、そして安心・安全で暮らしていけるという点でいきますと、産業や福祉、教育、文化、あるいは観光、建設等を含めて、それぞれのセクションで専門的に、あるいはきめ細かくより良い仕事をきちんとしていくということがこれは法でももちろん定められておりますし、法ではない姿勢の問題としてやはりそれぞれの役場職員の私は力量が、あるいは役割が一層問われているのではないかなと思っていますので、それは鋭意これからも努力していきたいというふうに思っています。それから地域担当職員の領域を広げていくということは、おおせのとおりということもありますけれども、役場職員が全て担えるかどうかということについては、私は130人体制から90人体制の役場職員、すなわち3分の1近くが減少し、そして今、1階、2階の仕事を見ていても本当にいいとは思いませんけれども、5時、9時職員なんていうのはまずいない。9時に来て、そして5時早々に帰るだなんていう職員はほとんどいない。その中で本当によく努力している。これは自分で言うのはおかしいですけれども。だからその中にあって、さらにということの限界が一応ありますので、さまざまな機関のお力添えを借りたりしながら、安心して住めるような、この町で住み続けられるような町づくりを進めていきたいというふうに思っています。これらに呼応したのかどうかわかりませんけども、JAきたみらいが来年の4月から、JAは生産だけではなくて、やはり福祉にも役割を果たすべきではないかという女性部からの声が、特に訓子府の女性部と言った方がいいと思いますけれども、前からありまして、事前調査等も含めてJAきたみらいはやっているようですけれども、先般、常務と部長が私のところに来まして、来年から各傘下の、例えば南地区であれば南地区に相談員を配置して介護や何かについて必要な方々のさまざまな生活相談を農協もやっていくんだと。そして行政に対してもつないでいくんだということを含めて前向きなご意見をいただきましたので、こういったことは従来の各組織の頑張っておられる、あるいは力を貸していただいているところを含めて、非常に私は心強い新しい制度だということで常務にも高く評価させていただきたいというお話をしたところでございますけれども、山田議員が求めている、より丁寧でより幅広い人方の力を借りてという点では、少しずつですけれども私は前進してきているのではないかなというのが1点目です。それから、年寄りの生活事典であります。これもただ検討しますということではなくて、具体的にやはり詰める必要があるのではないかということで鋭意検討させていただきました。高齢者人口が35%を超えてきますと3分の1強の方が高齢者の方がおられるということですから、残り65%を含めて考えてみますと、やはり高齢者だけではなくて、全ての町民の家庭に1冊置いて、今、ご指摘がありました、いろんなわかりやすいものを作っていく。そういうものもやはり必要なのではないのかということで、対象を広げさせていただきたいと。27年度は無理でしょうけれども、私は28年度を目途にしてやれればいいなと。先ほども言いましたように、じゃあ担当はどこでやるんだということはありますけれども、全部の課にまたがることですから、私の気持ちとしては、今、若い人がいろんなプロジェクトチームで勉強会をやっていますので、そういう若い人たちに任せてみたいという思いもありますので、これからいろんな具体化に向けて、できれば来年度発行できればいいなということで努力をしていくところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 4番 山田日出夫

ありがとうございます。今、一つ目は御用聞き隊という言葉に私は変えていますけども、町長が分析されているように、町の行く末を考えると、お年寄りだけではなくて、町全体でお互いを助け合う、支え合う仕組みづくりということは、すごく必要性を感じております。これについては来年の3月の定例会で私この手のことを聞こうともう予定しておりますので、そちらの方に譲りたいと思います。それと2点目、今、町長、最後に来年度中に発行と言われたのは、来年度中に編集というか、早くても編集をして、再来年度発行ということではなかったでしょうか。ちょっと確認だけです。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

プロジェクトチームがどういうかたちでするかということも含めて、作業の進行状況にもよりますから、できれば28年度に完成させられればいいなとは思っていますので、開基120年ですから。しかし、これが平成29年度の早い時期にということもあり得ますので、その辺のところはちょっと幅を持ちながらご理解をいただきたいと思います。

質問 4番 山田日出夫

お年寄り生活事典、これが私が想定する以上の内容を町長が今お示しいただいたような気がします。町はいろんな年齢階層で構成されていますから、一番生活が大変だなというところでお年寄りと、私は代表して質問したつもりでありますけども、我々も、私だってもう2年で65歳ですから、いずれにしてもお年寄りの仲間入りをするわけであります。そのように人は順繰り順繰り、町民の皆さんは順繰り順繰りお年をめされていきますので、全体の情報誌というか、ガイドブックを作られるということは大賛成であります。ぜひ鋭意、発行に向けてよろしくお願いしたいなと思います。三つ目のご長寿サロンでありますけれども、町長は私以外の議員の質問についても、市街地での設置等も含めて全体的には、このような施設が必要だということは何度か言及されていたかと思います。私が公民館というのは9月にも言いましたけども、特に和室が特定の曜日、特定の時間帯以外は比較的空いているということに着目をした。それと既存施設であるため新たな建設費は少しの改造費、備品の購入費等は必要かもしれませんけども、大きな予算は必要としないこと。それと役場と屋根付きの廊下でつながっていますし、病院も近い、新しい商業施設の評価は人によって違うかと思いますけれども、少なくても消費活動の利便性は以前よりは高まっている等、もし新設をしないとしたら公民館以外は考えられないのではないかと私は個人的に今でも強く思っております。ただ。町長が今言われたようにお年寄りは、特に膝や腰が弱くなっていらっしゃいますので、畳敷きはどうかということがありました。簡単だと思います。畳敷きの上にマット等を敷いてですね、いす、机、何とでもなると思います。あまり予算もかけなくて。だからぜひとも公民館の和室の利用をさらに一歩検討を深めていただきたいなと思います。いかがですか。

答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)

ただいま、ご長寿サロンの関係で公民館の和室の利用の関係でご質問をいただいたところでございます。かたちは違えど高齢者の居場所づくりという意味でいえば、町内会自体で実施しているサロンや老人クラブで実施しているサロン、さらには社会福祉協議会とか民生委員のお集まりなども高齢者の居場所づくりとしてさまざまなかたちの中でうちの町では行われている。このような中で山田議員の方から9月のときに、ただいま議員の方からもお話をいただいたように、立地条件、経費的、利便性の観点から町公民館の和室研修室のご提言を、大変参考になるご意見をいただいたところでございます。その後、教育委員会といたしましても、ほんの一部ではございますけど、公民館の利用者や団体などから和室研修室の検討をお聞きしたところ、先ほどお話された、和室であれば足腰の弱い者にとっては利便性が悪いとか、あと開放するだけではなかなか利点がない、それとかお年寄り自身は私たちも忙しいと。そのようなご意見をいただいたこともありますから、先ほど町長が答弁したように、高齢者が本当にうちの町の居場所づくりというのがどのようなかたちがいいのか。場所も含めてそのような実態を把握しながら、町部局とその辺の連携を図りながら、私たちの町にふさわしい高齢者の居場所づくりについて検討してまいりたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 4番 山田日出夫

一部のお年寄りの意見を聞かれた後の答弁だったということであります。先ほど言ったように、畳敷きで足腰が痛いというのは、いとも簡単に解決できると思います。それと集まるだけではうんぬんという部分は、それはそうですよ。サロンを設ける以上は、それなりの楽しめるシステムづくりとか、備品類の準備、これはもう当然です。ただ和室を長寿サロンですよと看板だけかけて、どうぞどうぞということではありません。その辺も含めて、今どうこうということにもならないでしょうから、私が今、二つ三つ解決策というか、大丈夫だよというような話も紹介したことも含めて、教育長が今言われたように全体的な検討をさらに進めていただければと思います。ちょっと余談ですけれども、やはりこの検討は施設を持っている教育委員会というよりは、お年寄りの生活を日常生活をいかに豊かにするかという部署を中心に、そしてその手法としての場所の教育委員会も絡めながら全体的に検討していただきたいと思います。それとこの件について最後に1点ですけども、町長にお聞きしますけども、この手の、名前はともかくですね、お年寄りが集まって楽しい余暇といいますか、楽しい時間を過ごす場の設置、これは方法が大きく二つあると思うんですけども、今、長寿会館、老朽化していますけれども、あのような単独の建物を新設する方法と、公民館を例に挙げていますけれども既存の施設を有効活用するという方法、大きく二つあると思うんですけども、町長の今の頭の中に大まかでいいんですけど、描かれている姿はいずれでしょうか。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

両方と捉えていいんじゃないでしょうか。一つに決める必要はないという。

質問 4番 山田日出夫

公民館と言ってほしかったんですけども、この時点では選択肢がたくさんあって当然かと思います。新築については、やはり建設費がかかりますし、用地のこととか、長寿会館の跡という手もありますけども、今の町の皆さんの雰囲気からいったら施設を新しく経費をかけて建てるということについては慎重を期していただきたいなと私はそう思います。この点は答弁はいりません。私の言いっ放しで終わらせていただきたい。なぜかというと二つあるというんですから、一つにちょっと絞ってお答えをいただかなくても私は今日の時点ではいいかなと思います。しつこいですけども、昨今の公共施設の建て方を見ていますと、建設費の変動だとか、いろいろ維持費のこととか、私もそうですけども、結構多くの町民の皆さんが心配されていることは事実ですので、しつこいようですけども、新設については慎重を期していただきたい。そう思います。

出典:訓子府町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月8日 議事録 PDF(44ページ) 間違いを知らせる