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訓子府町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月17日

元気を支える施策の取り組み

2014年6月17日、訓子府町議会の一般質問で、上原豊茂議員が「元気を支える施策の取り組み」について質問し、町長 菊池一春、教育長 林秀貴が答弁しました。

質問者
上原豊茂 議員
答弁者
町長 菊池一春、教育長 林秀貴

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 上原豊茂

5番、上原です。通告書に従いまして、私の一般質問をはじめたいと思います。2点ありますけれども、1点目、元気を支える施策の取り組みについてであります。高齢化する社会の中で、第一線を退いた人たちが日々の生活の中で存在感を持てることが心身の健康を保つ上で欠くことができない要因の一つと考えます。個々に老いの経過は違いますが、誰もが自立した生活を望んでいるところです。自治体において、医療をはじめ、老人福祉費の負担も増加し、財政上の課題のひとつとなっています。次代を担う子どもたちの施策の継続とともに、歴史を刻んだ人々の生活をサポートする施策について、今一度そのありようを検討し、対応することが求められていると思います。財政負担が小さくても、対象者の目に輝きを持てる施策の取り組みが大切と考えます。子どもたちと同様に新たな発見や目標に向かうわくわく感を持って、生き生きと一人でも多くの人が日々を送れるような施策の取り組みについて、町の考え方を伺います。1点目は、高齢者対象の施策の現況評価と課題について。2点目は、楽しく参加し、生き生きと暮らせる施策の取り組みについて。この2点について、町長の考えを伺います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「元気を支える施策の取り組み」についてのお尋ねがありましたのでお答えします。全国的な少子高齢化社会が訪れる中、日本創成会議の人口問題検討分科会が子どもを産む中心世代である20歳から30歳代の女性の人口減少に着目し、全国で896の自治体が将来消滅する可能性があるというショッキングな試算を発表し、少子化対策などの戦略を提言いたしました。地域に暮らす方がいる限り自治はなくならない、人口が減少するほど自治体の役割が高まると感じているところでございます。さて、本町においては、少子高齢化が社会的な現象となる今から20年ほど前に、年少人口と老年人口が逆転し、本年1月時点で老年人口が全体の33.6%を占める1,818人となっています。また、75歳までの前期高齢者人口が835人、75歳以上の後期高齢者人口が983人という状況であり、今後10年間の推計をすると老年人口はほぼ横ばいで推移し、後期高齢者人口の割合が増加することが予測されています。それでは、1点目の「高齢者対策の施策の現況評価と課題」についてのお尋ねがございました。高齢者対策の施策につきましては、福祉保健課、社会教育課を中心として誰もが自立した生活を送ることができるよう、大きくは「生きがいづくり」、「健康づくり」と「介護支援等対策」の3つの視点で多くの事業に積極的に取り組んでいるところであります。社会的情勢の変化の中で、高齢者の方は独居や夫婦世帯が増加してきており、3世代同居が当たり前であった農業世帯についても別居世帯が垣間見られるところであり、生活や心身に不安がある方も多いと思われます。生きがいづくりや健康づくりの場として、若がえり学級をはじめとする高齢者教育事業の展開や、ゲートボール教室やパークゴルフ教室などの各種スポーツ教室を開催することにより、高齢者を中心とした各種スポーツ、文化活動が広がりを見せて定着し、身近な仲間づくりやコミュニケーションが取りあえる場所につながり、高齢者が抱えるさまざまな不安等を和らげる一助となっています。さらには、はっちゃき塾をはじめとした介護予防教室や介護サポーター養成講座などの福祉活動や事業を通じ、高齢期になっても心身ともに健康で文化的な生活を営むことができるように多くの施策を進めているところであります。また、介護支援対策としましては、介護保険制度をはじめとした訪問介護・居宅介護・各種在宅サービスなどの高齢者福祉事業を中心に不安が少なく暮らせるよう支援しているところであります。一方、近年では、各施策における参加者の高齢化や参加人員が減少している状況にあります。特に第一線を退いた経験・知識が豊富な、いわゆる自立した団塊の世代の方の既存のサークルや地域老人クラブ等への参加が少なく、今後の高齢化に伴い身体や人と人とのつながりが希薄になることで孤立化するなど、精神的な健康状態が心配されるところであります。次に、2点目の「楽しく参加し生き生きと暮らせる施策への取り組み」についてでありますが、議員が言われているすべての高齢者が各種施策に楽しく参加し、新たな発見や目標に向かい、わくわく感をもって生き生きと暮らすことは理想的な姿であります。多くの方の事業への参加は、事業の目的や理解はもとより友人や知人が互いに誘い合うなどの柔軟さも大切であり、介護予防教室への参加や一部町内会で実施されているふれあい交流会を拡大するなど、仲間づくりを支援するとともに生きがいを持ち、健康で暮らせるような事業展開を図ってまいります。特に、地域で生活する自助、共助、公助を確立する意味でも老人クラブ活動の見直しや活動参加を促進しなければなりません。また、働く場の確保で大きな役割を果たしている高齢者勤労センターや季節労働者協議会などへの参加も促進しなければなりません。高齢者は身近な地域で生き生きと活動しながら暮らすことが大切であり、そのためにも若い世代とともに地域社会を支え、地域を活性化させる一翼を担うことが生きがいや存在感を持つことにつながると思います。一例をあげれば、農業普及センター等が推進する「家族協定書」の締結など、家庭を構成するすべての人が多岐にわたる役割を分担する取り決めなど、こうしたことも推奨しなければなりません。団塊世代が高齢となる時代は、多種多様なライフスタイル、ボランティア、さらにさまざまな活動参加を奨励するためにも、新しい生涯学習、福祉活動の提案が求められています。国際的にも例を見ない超高齢化社会、生きがいと空虚の時間との闘いをどう乗り切るのか、我々一人ひとりの生き方も含めて問われている時代です。以上、ご質問のありました2点についてお答えいたしましたので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

質問 5番 上原豊茂

ただいま、町長からの回答を得ましたけれども、まさに中にもありましたように、多種多様な取り組みをしているということは、認めるところでありますし、ただ、今の回答の中にもありましたように、参加者がなかなか増えてこない。対象者が増えるにもかかわらず少ないということが、最大の課題でないかということを念頭に私もこの質問に取り組んだわけであります。いろんな今とっている施策、それはまさに幅広いといいますか、一線を終えて自分の時間をどう過ごそうかという人たちのその次の段階の人たちに対する施策が多いんでないかというふうに感じているところです。今ありましたように、例えば今行っている福祉保健課、社会教育課におけるその取り組みというのは、今後とも継続していく、そういう立ち位置にあるというふうに思っておりますし、こういうものを継続しながら、そのすき間を埋めるということが大切でないかというふうに思っているところです。ここで1つお聞きしたいのは、今、回答の中にもありましたけれども、さまざまな対策をとっている、施策を打っているにもかかわらず、参加者が少なくなるといいますか、対象者が、先ほども言いましたように、対象者が多くなっているにもかかわらず、参加者の減少が起きているということの分析については、どのようにとらえているのか。その辺について、お聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

はっきりとした調査をしたわけでございませんけども、やっぱり我々の世代は、非常に選択肢の広がりとそれぞれの生き方が、ひとつの老人クラブや決まったサークル活動ではなくて、読書やあるいは個人の趣味とか、いろんな選択肢の中で、ライフスタイルを求めているという状況が顕著に現れているというふうに、まずは第一義的にそうとらえるべきが私は正論ではないかというふうに思います。

質問 5番 上原豊茂

まさに今、町長が答えられたように、その多様化ということがそこにあるというふうに私も思っておりますし、だからこそ今、それらの人たちも参加できるような、例えば、大勢の人数が集まってくる施策でなくしても、自分が中心になっていけるような、趣味が生きていくような、新しい自分の内在している能力が前に出せるような、そんな場面展開といいますか、そういう場所をつくり上げていくということが、求められているんでないかと思うわけであります。老人クラブが各単位ごとにありますけれども、先般といいますか、老人クラブの幹部の方々と交流したときもありましたけれども、非常に参加者が少ない。これは農村地域においても非常に少なくなっている。それは生活といいますか、農村だと農家の生活の実態の変化、規模拡大ですとか、人手の確保ができないということで、動ける間は手伝わなきゃならないとか、いろんな状況がある。それも事実でありますけれども、じゃあそこで本当にそういう人たちが自分の生きがいを持って明るく楽しく生きていけるのかと言ったら必ずしもそうではないというふうに思うわけであります。作業を手伝うとか何とかというのも自分の存在感を実感できる場所であることは間違いないわけでありますけれども、先ほど申し上げましたように、自分の持っている、内在している、今まで発見できなかった自分というのを発見できるような、そんな取り組みをぜひ、これはおそらく社会教育の場面で出てくるんでないかと思いますけれども、そういう取り組みが求められてきているわけでありますから、ぜひとも、例えば同じ仲間の中で「この人は」という誰もが認める、そういう何といいますか、技術といいますか、例えば料理ですとか、野菜の作り方ですとか、いろんなことに対して指導的な立場に立てるような人たちが中心になって、そういうサークルをつくり上げていくような、そんなことがもっともっと広く浸透していくという働きかけを行政側がするべきでないかというふうに思います。そういう意味で、特に、若がえり学級等々も含めて、社会教育の中ではいろんな意見も出てきているのではないかと思いますけれども、こういう変化について、どのように社会教育の現場としてとらえているのか、もし何かあればお聞かせをいただきたいと思います。

答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)

上原議員おっしゃるように超高齢化社会を迎えた中で、うちの町でも、先ほど町長答弁しましたように34%という数字で、3人に1人が65歳以上という中であって、今後においても高齢者が地域の中心となる人材ではないかということで、教育委員会としてとらえているところです。その中で、若がえり学級のお話もあったので、若干ちょっとご説明申し上げたいと思いますけど、若がえり学級自体は非常に古い、昭和50年ぐらいから、その前身がありまして、今まさに高齢者教育を支える学級となって、今、実際25年で申し上げますと149名の方がおられるということで、ただ時代の変遷とともに、やはり高齢化率が高くなって、今の時点で確か80歳近かった数字だったと思いますけど、前段、議員もおっしゃっている第一線を退いた、俗に言う団塊の世代の60歳台と男性の参加が少ないという状況になっているというところでございます。この辺も若がえり学級の中でも、その辺の課題を含めながら、どう皆が学習メニューを見直し改善含めていくかということを含めて今見直しを図っているところがまず若がえり学級の現状だというところでございます。それと例えば、議員のお話のあった、例えば自分が培ってきた知識や経験を生かし、自分自体の存在感を位置づけを見直すという部分も含めましたら、ちょっと関連があるかどうかわかりませんけど、例えば、学校地域支援本部事業、俗に言うスクールサポーター制度もボランティアとして登録させていただいているところでございますけど、全体でいけば160名ボランティア登録して、そのうち105名が65歳以上ということでございますので、率でいったら65%以上の方がサポーターとして登録していただいて、学校の支援をいただいているというところで言えば、また、自分の知識や経験を生かした、技能・経験を生かす機会にはなっているのではないかというところです。また、本年度、社会教育のほうでも、いろんな分野での町民のニーズをとらえるために老人クラブを回りながら、高齢者ニーズがどうだというところを把握することを今展開しているところで、一例としたら、例えば、高齢者と若者の交流をどうやっていくかとか、一例を申し上げますと例えば今、IT社会の中で、高齢者の方から、俗に言うスマホの操作がわからない。そういうことを若者に聞きながら、若者と交流をしたいという希望もありましたので、その辺のニーズを把握しながら、今後、社会教育事業に展開を図ってまいりたいと思っていますので、ご理解を賜りたいと思います。

質問 5番 上原豊茂

今スクールサポーター160名の登録の105名が65歳以上で、ある意味では、非常に生きがいを感じながら参加しているんでないかというふうに感じているところです。いろんなことが考えられる、そういう幅の広い取り組みになるというふうに感じているとこでありますけれども、私はこういう取り組みが、例えばこの中でも申し上げましたように、医療費の削減ですとか、要するに元気で自分で自立して少しでも長く1年でも2年でも長く自立したかたちで生活できるということが、そこに焦点をあわせるべきだというふうに思うわけです。そのことは70歳を超え80歳になってから取り組んで可能なこともありますけれども、むしろもっと若い段階で1つの自分の目標みたいなのを持てるということのほうが言ってみれば医療費だとか、いろんな福祉費の削減につながるだろうというふうに思うところです。そういう意味では、いろんな例えば、長崎県佐々さ ざ町ですとか、三重県ですとか新潟県とか、いろんなところで高齢者活動の先進的な施策の取り組みをしているという事例も見たり聞いたりしているところでありますけれども、そういう意味では、例えば、年を老いて夫婦で生活している。先ほど町長の答弁でもありましたけれども、3世帯同居でなくして、子どもたちが出ていって年寄りだけの世帯ということも多いんじゃないか。そういうかたちを考えるときには、これからそういうかたちが増えていくということを前提にして考えれば、若い時点で介護をする。どっちがどうなるかというのは別にして、介護できる、そういう技術を身につけるといいますか、自然なかたちでパートナーを介護できるような、そういう体制づくりも必要だというふうに私は感じるわけです。そのためには、早い時点でそういう環境づくりといいますか、場面を経験できるような、例えば、男ですとなかなか介護の技術を身につけるところに行くということ自体に腰が引けるということもあろうかと思いますけれども、そういうことが集団でぜひ参加して自分のために参加するんだという意識を持ってもらいながら、そういう状況をつくっていくですとか、例えば、そこには介護、実際に介護を経験した人たちが身近な部分で、講師となって具体的な対策を伝授するというようなことも含めて、これはうちの町の福祉保健課何かでも、お金をかけないでも対策としてとれるんでないかというふうに思いますし、また、先ほども言いましたように、当然1人になる、年寄りだけの生活になる。先ほど前段で買い物に対する問題等々も出ていますけれども、ある意味では、材料があっても料理ができない。どう食べたらいいか分からないという状況も現実に自分の身内も含めて、そういう状況も目にするわけであります。となれば当然早い段階で、そういうことも含めて、例えば、男の料理教室ですとか、いろんなことを展開していく、そういうチャンスを提供していくということが、大事ではないかと思うわけでありますけれども、そういうことも含めて、健康を維持するために取り組む、緊張感を持って日々を暮らしていけるような環境提供をするということに対して、何か今一つ考えを持っていれば、アイディアを持っていれば、お示しをいただきたいと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

私が訓子府に来た頃、老人クラブに行きますと、宝引きと花札をやって、そして嫁の悪口を言ったり、そういうのが一般的でありました。実は、老人福祉法ができて、昭和37年から訓子府町の老人クラブというのは、穂波からはじまって、今、高園も今年50周年を迎えますけども、50年がたとうとしています。その時代からいいますと非常に生活様式が変わってまいりました。先般、栄町の保健師や社会教育課の職員たちで主催しております「老人クラブ巡回講座」というのに、私もはじめて様子を見にいかせてもらいました。そうすると、軽体操やレクリエーションや麻痺をどういうふうにして防ぐか、あるいはならないかということも、そういう中で、あくまでもボランティアだと思いますけども、福祉保健課の中で育った介護予防サポーターの方が、こういう何かオレンジ色のチョッキみたいのを着ながら、そして、一緒になって地域の老人クラブの人たちとやっている。これがおそらく若富や東幸町、いろいろなところからはじまって少しずつ波及してきている。これはまさに議員さんたちが何度もお話していただいたように、やっぱり出かけていく社会教育、出かけていく保健師活動ということがこれから一層求められていくのではないのかというふうに思っています。その点でいうと、新しい時代のそういう潜在化した能力を顕在化していく。こういったことをどういうかたちで参加に導いていくかということが我々にとっても課題でありますけども、まずは、出かけていくということ。そして住民と向き合いながら、そういう機会を可能な限りいろんなかたちでやっていくということが、非常に大事なのではないかと思っていますので、ここの点は、ご理解いただきたいと思います。いずれにしても、行政がさまざまな事業を打っていきますけれども、参加してこない。この人たちをどうやって自分たちが自らの意思で参加するようになっていくかということが、我々の大きな課題でもあり、テーマであるというふうに思っているところです。例えば、若がえり学級もどんどん人数が減ってきています。今150人ぐらいでしょうか。男性は中でもとりわけ昔から少ない。そして、老人クラブも少ない。我々行政は、地域の声かけ運動やいろんなことをやるのには行政の限界がある。だから老人クラブの力も借りなければいけないと言っていても、現実的には入ろうとしないという人も多い。健康に害だからということで、できるだけ検診を受けようということも本当に保健師たちも我々含めていろんな施設の協力を得てやっている。しかし、国が言っている65%の目標には達しない。35%、北見市は20%にもならないという状況。たばこは吸っちゃだめだって言っているにもかかわらず、やめようとしない。悪いのは知っている。だけど、俺はいいんだと。こういう主体的に生きようとする人たちに理解していただこうというのは、どうすればいいのかということ。私は今極端な例をあげましたけども、非常に難しいテーマでありますけども、しかし、行政はこれでいいということはありませんので、議員のご指摘のとおり可能な限り、ありとあらゆる機会を通じて、そういう参加を奨励し求めていきたいというふうに考えているところでありますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 5番 上原豊茂

ぜひ、町民のほうの課題も多々あるわけでありますけれども、先ほど教育長から答弁があった中で、若者と高齢者の連携の場といいますか、どっちが主となるかはわかりませんけれども、そういうつながりもあえてセッティングしながら取り組んでいくということが、それぞれの位置関係をきちんと認識し、さらにまた若者が経験豊富な人たちから自分の悩みの一つの解決策を見出せるということもあろうかと思いますので、社教のほうとしては、社会教育現場で、ぜひそういう取り組みにも積極的に入ってほしいというふうに思うわけであります。たまたま今回の問題提起をするときに、24年ですか、この高齢者ニーズ調査というところの自由意見というのをちょっと目を通してますと、非常にうちの町に対する評価が高いということを痛感しました。これだけ「この町で住みたい」「この町で一生を終えたい」という表現が多いということは、この町の魅力というのは、私が気がつかない、いろんなものがあるんだろうというふうに思います。今、やりとりの中でもありますように、いろんな取り組みを積極的に行政として提案している。参加人数が少ないということもありながらも、問い続けていくというところが町に対する優しさといいますか、評価につながっているのではないかというふうに思うわけであります。そういう意味では、先ほども言いましたけれども、参加者が少ないからやめるんでなくして、ぜひ参加者が少なくても、参加者がある限り、いろんな場面、いろんな活動の環境提供をしていってほしいというふうに思います。その中で、今回の4月の議員の議会報告会の中でもありましたけれども、出会いの場といいますか、集まる場所、町に来て集える、そういう場所が欲しい。以前も何回もいろんな方々から出ていますけれども、空き店舗等を利用した集う場所、居場所づくり、私はやっぱり年老いていくと居場所があるかないかということが、非常に自らの元気とつながってくるんでないかというふうに思うわけであります。そういう意味では、同じ年代、違う年代、先ほど教育長の関係ではないですけど、若い世代との接点も含めて、そういう環境づくりをしていくというのが、行政のある意味では、今置かれている環境の中での一つの課題でないかというふうに思うわけであります。そういう意味では、この辺については、積極的に年代がどうということでなくして、いろんな人たちが集まれる場所、やっと買い物に来て、ほっとしていすに座れる、腰を下ろせるような場所とか、そういうことも含めてつくっていく。ちょっと元気な人がその買い物した荷物を運んでくれるような、そんな環境づくりができれば最高でないか。そういうところに行政として、教育行政も含めて取り組みを強めていっていただければというふうに思います。ぜひそういう意味では、一歩、二歩、待つんでなくして、むしろ積極的に前に出ていくというような施策の打ち方をしてほしいというふうに思うわけであります。まだまだ、いろんなかたちでやり取りをしたいわけでありますけど、もう1点ありますので、もし全体をとおして何か町長のほうからご意見があればいただきたいと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

先ほど議会の休憩時間に私どもの元谷業務監がこういう話をしました。パークゴルフ教室をやれということで、広く会員を広げるためにパークゴルフ教室を企画してはいいんじゃないかと、広報活動をやった。そしてネットでも出した。集まったのは1名だった。もう担当者はショックで、しかも参加したのは議員さんお一人だったと。こういう現実というのは、やっぱり随所にあります。しかし、うちの職員たちは、そこでもうやめたなんてタンパラ起こさないで、どうすれば集まるのかというようなことで、誘い合うことをもっとやったらいいんじゃないかとか、いろんな苦労と悩みながらも、輪を広げていきたいというかたちでやっていますので、これは基本的には、やっぱりいかなる事業であっても、それが原則だというふうに思っておりますので、これは社会教育、福祉共々にそういった努力を積み重ねていきたいというふうに考えています。もう1点、私自身も友人たちが、札幌で国鉄とかJRなんかを退職して、自分で喫茶店を開いて、そこに我々の年代がたまり場になってミーティングやったり、あるいは、いい音楽を聞いたりとしたような場所が欲しいと私自身も思います。これは行政が本当にそこを率先してうんぬんなのかなといつも思うんですけども、やっぱり我々のような年代が自発的にそういうところで、ちょっとしたカフェのような感じのものをつくっていくというボランティア的な自発的なそういうところから何かスタートすることができれば、うんと広がりを見せるんだろうなということを考えながらも行政で成し得ることは一体何なのかということも悩みながらも、前へ進めていきたいと考えておりますので、議員のご指摘の部分もありますので、今後もまた努めて努力してまいりたいと思いますので、ご理解賜りたいと思います。

質問 5番 上原豊茂

なかなか思いとそれを受け取る側の行動とは、かみ合わないというところがたくさんあるかと思いますけども、ぜひ、自分も含めて、そういう取り組みに参加できるような努力をしてまいりたいというふうに思いますので、こりずに行政としての最大限の力を発揮していただきたいと思います。

出典:訓子府町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月17日 議事録 PDF(40ページ) 間違いを知らせる