洞爺湖町議会 平成30年6月会議 2018年6月18日
競争力のある地域に根ざした元気産業のまちづくり
2018年6月18日、洞爺湖町議会の一般質問で、沼田松夫議員が「競争力のある地域に根ざした元気産業のまちづくり」について質問し、農業振興課長 片岸昭広、産業振興課長 佐藤孝之、経済部参与 鈴木清隆、町長 真屋敏春が答えました。
- 聞いた人
- 沼田松夫 議員
- 答えた人
- 農業振興課長 片岸昭広、産業振興課長 佐藤孝之、経済部参与 鈴木清隆、町長 真屋敏春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 沼田松夫
4番目に入りますが、競争力のある地域に根ざした元気産業のまちづくりというのは、具体的にどんなことを考えられているのでしょうか。
町の答え 農業振興課長 片岸昭広
農業振興の関係でございます。JAとうや湖のクリーン農業の取り組みは、食に対する一般的な取り組みであります安全・安心、信頼のおける品質の高い農産物の確固たる裏づけとして、全て第三者の認証取得を実践することにより確保する取り組みでございます。一般消費者に対しましては、安全は北海道の「YES!clean」表示認証の取得、それからエコファーマーの取得への取り組み、その裏づけとして、農産物の農業生産工程管理を行います国際的なグローバルGAP認証の取得により確保しているところでございます。この双方の認証を維持することにより、産地として消費者や取引先に対しまして信頼を確保しまして、他産地との差別化を図る取り組みを続けているところでございます。その基本となります土づくりの重要な土壌分析を行いながら、農産物の品質向上と販路拡大につながり、農業経営の安定が図られるものと考えているところでございます。以上でございます。
町の答え 産業振興課長 佐藤孝之(産業振興課長は2019年3月まで)
産業振興の水産関係についてでございます。まず、水産業については、基幹漁業でありますホタテ貝養殖業は、たび重なる台風、低気圧による施設への被害ですとか、ホタテ貝の大量へい死の発生及びザラボヤを含む付着物の発生により雑物処理費用の負担など、漁業経営は大変厳しい状況となっております。これらの原因究明については、引き続き実施していくということで考えております。また、ホタテ貝の価格は安定しているとはいえ、海外需要の変化などによっては、価格の暴落等の懸念もあることから、国内マーケットの再構築が課題であるというふうに考えております。現在、国内向けのホタテ貝については、青森県産が主流となっております。今後を見据えた、噴火湾一体となった取り組みが必要であるというふうにも考えておりまして、これらの取り組みも今後強化をしていかなければならないのかなというふうに考えておりまして、元気で明るい未来のある漁業の振興に努めてまいりたいというふうに考えています。あと商工業の関係でございますが、購買力の流出を抑えるため、即効性のある住宅リフォーム支援事業や、ぐるっと洞爺湖プレゼント事業を実施いたします。また、地域に根差したショップ等の開業者に対して支援を行いまして、移住対策としても、若者が元気で希望の持てる支援策として今後も実施していきたいというふうに考えております。以上です。
町の答え 経済部参与 鈴木清隆(経済部参与は2020年3月まで)
観光でございます。洞爺湖町には年間70万人の観光客が来ておりますが、いろいろな観光地をめぐり、洞爺湖温泉にお泊まりになっております。この地に宿泊していただくには、洞爺湖温泉だけではなく、周辺の観光施設とともに連携をとり、集客に努めていかなければなりません。その一つとしては、ユネスコ世界ジオパークに認定されている洞爺湖有珠山ジオパークの地であります伊達市、豊浦町、壮瞥町とも連携をとり、地域の資源を活用していかなければなりません。また、2020年に開設します白老町のアイヌ象徴空間は、100万人の集客を目指して事業を進めているところでもありますので、西胆振全域で連携をとり、PRを行っているところでございます。また、2030年には、北海道新幹線が札幌まで開通することになります。ニセコ地域とも連携をとっていかなければなりません。洞爺湖町単体ではなく、胆振を中心とした地域が連携をとり、旅客誘致を行うことにより、他地域との差別化につながるものと考えております。ただ、その中でも、やはり洞爺湖町としてしっかりと魅力をつくり出していかなければいけないと思っています。先ほどからお話しておりますように、農業、漁業、この地にはすばらしい食がたくさんあります。そうしたものを活用していきながら、来られた観光客にやはりこの地でなければという、しっかりとしたほかと差別化ができる地域の観光地として事業を行っていかなければいけないと考えております。以上です。
議員の質問 8番 沼田松夫
ありがとうございました。そういう中で、いわゆる、私が大変心配しているのはホタテの貝毒の問題とか、最終的にホタテ、本当にどの程度の実入りがあるのかと。実質、収入が増えているのか減っているのか。いわゆる、北海道に来るとホタテを食べたいという観光客がいっぱいいるのだけれども、今安くて提供できる状況にはないわけですね。非常に北海道の沿岸が貝毒にまみれているという言い方をしてはまずいのかもしれませんが、そういう報道も実際にあるわけです。ですから、そういう中で、そういう心配もあります。実際にどの程度のあれがあるのかなと。それから、最後にもうやめますが、グローバルGAPを認証してもらって、いい野菜をつくっていくのだと、こういうことでございましたが、それもよくわかるのですが、そのいい野菜をどうやって提供しているのだと。本当に地元の町民ですら、グローバルGAPというのは何を言っているのかなということで、聞かれることもあります。そういう中で私は思うのだけれども、70万人の観光客が来て、朝、散歩なりランニングなりする方が結構いると思います。その中で、あそこまで行って帰ってきたら、こっちでグローバルGAPのおいしいジュースを自分で飲んでいけるとか、そういうようなことというのはできないものなのだろうかと。やっぱり観光客に魅力のある野菜づくりというのは何なのだろうかなということで、私も長いこと洞爺湖温泉を見てきて、時代が変わるから仕方ないなという思いもありますけれども、決して、昔から見てどんどんうちの町が観光地としてよくなっているとだけは、私は思えないのです。私も18から実際に品物を持って売って歩いて、買ってもらってあれしてきていますが。そういうことで、もう私が聞きたいことは大体聞きました。そういう中で、ぜひ、できるだけ早くやっていただきたいなと思っているのは、先ほど来から出ている洞爺駅のバリアフリー化。ぜひ、なるたけ早くやっていただくことによって、観光客も町民も喜ぶはずです。私も二十歳からおつき合いいただいた七戸議員も、エレベーターに乗らないで向こうへ行ってしまいましたからあれですけれども、不謹慎なことを言うつもりはございませんが、彼も非常に望んでいたことだと思いますので、その辺の決意のほどを聞いて、終わりにしたいと思います。よろしくお願いします。
町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)
沼田議員の質問に対してお答えをさせていただきたいと思いますが、まずは、町政に携わる者として、その決意の一端とのことであります。誇れる地域特性を活かしたまちづくりの一端といたしまして、ただいま、農家若手グループによります「えんプロジェクト」というのが立ち上がりました。昨日でございますけれども、軽トラによる農産物の移動販売、これが虻田神社駐車場で行われたところでございますが、これには役場の若手職員もお手伝いをさせていただいております。新鮮な野菜等を買い求めてくださる方々、町民の皆様が多数お越しいただいたということでございましたが、何か聞きますと、坂道を上ってくるときに、かなりきついところだよねという言葉もあったようでございます。このグループの皆さん方、そこの場所に突出したわけではなく、今後いろいろ検討しながら、町内のどこかでこういうプロジェクトを開催していきたいというふうなことも言っていただいておりますので、こういう地域の若い人方が一生懸命頑張るというものに対しましては、行政としてもこれから先、しっかり支援をしてまいりたいというふうに考えております。また、駅のバリアフリー化の関係でございますけれども、以前から議会でもいろいろご意見を賜っております。私も今回、町の中に相当出て歩いて、いろいろな町民の皆様のご意見をいただいたところでございますが、確かに駅がバリアフリー化になったら利用しやすくなるよねと。本当に何とかしてほしいというお言葉をいただいたところでございます。間もなくJR北海道さんのほうからいろいろご提案、ご協議があろうかと思いますが、私はやはり町の財政を支えるためには、しっかりした財政基盤が必要というふうに考えております。町の持ち出しをできるだけ少なく、万が一出したにしても、それが後でフィードバックされる、そういうふうなものをしっかり見据えながら、JRさんのほうから提案あった内容等を一回精査させていただいた後、後々、議会のほうともしっかりご協議をさせていただき、そして、これが本格稼働できるように努力をしてまいりたいというふうに考えております。
議員の質問 8番 沼田松夫
私も2年ぶりに一般質問させていただきまして、それぞれの職員さんがそれぞれに熱心なご答弁をいただきました。ありがとうございました。私の言いたかったのは、結局のところは、もう少し見える化、町政の見える化、いわゆる今言ったトラックで販売とかという、そういうようなまちづくりがもっと、町民に見えるようなスタイルにならないのかなと思っていたところでございます。この次のときには、また別な形の中で、もう少し私自身も見える形の中でご提案をさせていただきたいと思いますが、大変長いことありがとうございました。これで終わります。