訓子府町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月10日
この町で老後を安心して暮らせるための施策
2013年12月10日、訓子府町議会の一般質問で、西山由美子議員が「この町で老後を安心して暮らせるための施策」について質問し、町長 菊池一春、福祉保健課業務監 渡辺克人、福祉保健課長 八鍬光邦が答弁しました。
- 質問者
- 西山由美子 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春、福祉保健課業務監 渡辺克人、福祉保健課長 八鍬光邦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 西山由美子
3番、西山です。通告書に従いまして質問をいたします。この町で老後を安心して暮らせるための施策について、町長に伺います。菊池町政がスタートした平成19年は、私たちの町の人口は約5,800人、老齢人口も27%台でした。しかし、7年目に入った現在では、人口は約5,400人、老齢人口は32.7%、さて、この先どんな時代が待っているのか。この町で老いても安心して暮らせるためには、どんな施策が必要なのか。住民が抱える不安や課題を解消するために、町長がこの7年間に住民と向き合ってきた数々の事業を通して、この先どのような施策を考えているのかお聞きします。1つ目、高齢者のための施設整備や福祉事業として、この先どのような計画を考えていますか。2つ目、増え続ける認知症高齢者の早期発見とオレンジプランに沿った在宅介護への支援をどのように考えていますか。3つ目、毎年、町長は町政執行方針の中で「安心して暮らせる『福祉優先の町』をつくります」と主要施策に上げていますが、残りの任期で何を優先すべきと考えますか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま「この町で老後を安心して暮らせるための施策」について3点のお尋ねがありましたのでお答えをさせていただきます。まず、人口減少、少子高齢化社会の到来は全国の自治体が直面する課題であり、北海道はもとより、道都札幌市においても平成27年からは人口減少が予想されているところであります。本町の人口動態は、昭和30年のピークからおよそ60年間で半減している状況であり、議員が言われる近年の老年人口においても人口で87人、人口に占める比率で3.9パーセントの増加となっています。こうした中ではありますが、私はこの町で安心して暮らすことができる環境をつくり、少しでも地域の人たちにゆとりと夢を持つことができるよう福祉政策や経済政策の実施に努めているところであります。まず、1点目の「高齢者のための施設整備や福祉事業として、この先どのような計画を考えていますか」とのお尋ねでございますが、高齢者の定義には広いものがあり、一般には65歳以上の方を指していますが、75歳を境に前期高齢者、後期高齢者と定めているものであります。また、地域には経済、生活、精神面で個人的に自立した方、病気や障がいを持ち、年齢を重ね心身が弱まった方や生活に困窮されている方など多種多様な生活実態があります。この町で安心して暮らしていくためには、自立、自助、互助、近助、共助、公助の考えを基本に、まずは個人でできることは個人で行い、どうしてもできないことは家族、身内が手を差し伸べ、家族、身内ができないことは、友人、近隣住民が支援し、それでも無理なこと、できないことは世代を超えて地域住民が支援し、それでも無理なことできないことを行政が支援していくことが大切と考えております。そういった意味からは、高齢で虚弱な方に対して介護予防や日常生活を支援する介護保険サービス、安否確認も含めた配食サービスや移送サービスをはじめとした多くの在宅福祉サービスを実施してきているところでございます。また、元気な高齢者の生活を支えるため、日常的な町内移動や近隣市町への移動の利便性を高めるタクシー、路線バス乗車に対する支援を平成23年度から行っているところであります。一方では、高齢者施設整備として訓子府福祉会が運営する特別養護老人ホーム「静寿園」、老人デイサービスセンター、軽費老人ホーム「ケアハウスほなみ」の建設、修繕に対する支援を行ってきており、来年度は特別養護老人ホーム「静寿園」の増床等に対する支援を考えているところでございます。いずれにしましても、住み慣れた地域で最後まで安心して暮らしていくために本人の自立、自助を尊重した中で生活状況にあわせた包括的な支援に努めてまいりますので、ご理解を願いいたします。次に、2点目の「増え続ける認知症高齢者の早期発見とオレンジプランに沿った在宅介護への支援をどのように考えていますか」とのお尋ねでございますが、厚生労働省の認知症施策検討プロジェクトチームが、平成24年6月18日にとりまとめた「今後の認知症施策の方向性について」及び、同年8月24日に公表した「認知症高齢者の日常生活自立度」Ⅱ以上の高齢者数の将来推計に基づきまして、同年9月6日に平成25年度から平成29年度における認知症施策推進5か年計画であります「オレンジプラン」を公表しております。この「オレンジプラン」の内容につきましては、認知症の高齢者を早期に発見することで、少しでも早く適切な医療や介護のケアを開始し、住み慣れた地域でそのまま暮らし続けていけるよう、施設介護から在宅介護へと移行するための7つの視点に立って具体的な施策がまとめられております。この計画の中にあります認知症高齢者の将来推計につきましては、平成22年の約280万人から、10年後の平成32年には、約410万人にも増加すると推計されております。本町における認知症高齢者数につきましては、平成25年6月現在、介護認定を受けている248人のうち、認知症状がある方は219人で全体に占める割合が88.3%になっており、その内、日常生活に支障をきたすような症状が見られる方は174人で、全体に占める割合が70.2%となっておりますが、今後、高齢化が進むにつれて、認知症高齢者もますます増えることが想定されるところであります。そのため、本町では、認知症高齢者の発見にも活用できる「日常生活圏域高齢者ニーズ調査」を平成23年度と平成24年度に介護認定を受けていない65歳以上の高齢者1,529人を対象に実施しているところでございます。この調査結果によりますと、回答者1,218人の内、「物忘れや判断力・理解力の衰えがみられ、日常生活に支障がある高齢者」に該当する方が336人で、全体に占める割合が27.6%となっており、その内、85歳以上の高齢者では対象者154人中、該当する方が60人で、その割合が39%という結果になっております。この「日常生活圏域高齢者ニーズ調査」に回答していただいた方には、今後の生活の参考にしていただくため、生活機能全般や運動、栄養、認知機能等について、コンピュータで統計的に処理した結果に基づくアドバイスを個別の結果表として、ご本人に郵送しており、特に、身体状況等が気になる方については、訪問により、必要によっては病院での受診勧奨や介護予防事業への参加、さらには、介護保険制度の利用へと、認知症機能低下の恐れのある方へのアプローチを行っているところでございます。そのほか、町内会や実践会、老人クラブ等での健康相談等において、高齢者の方の健康状態や生活状況等を確認しながら、認知症高齢者の早期発見と早期対応に努めておりますが、増え続ける認知症高齢者を発見するためには行政の保健師だけでは限界がありますことから、ご家族や地域の方々等が認知症に対して関心を持っていただき、正しい知識を得た上で早い段階で認知症の可能性に気付くことが、早期発見、早期対応につながることから、認知症に関する各種学習会等を開催し、啓発活動を行っているところでございます。また、在宅介護への支援につきましては、在宅でより良い生活を継続するために、状況や必要に応じて福祉や介護のサービスが利用できるよう、ご本人やご家族、ケアマネージャーなどの介護に関わる関係職種が連携し、訪問介護や通所介護などさまざまな支援に努めております。そのほか、介護を行う家族に対する支援につきましては、認知症に対する正しい理解の啓発と認知症の方やその家族を温かく見守ることのできる地域づくりを目指した「認知症サポーター養成講座」の開催や、介護負担やストレス解消等の場として「介護家族を支えあう会」の実施、また、認知症等による徘徊などにより行方不明となった高齢者等を警察や、町内の事業者、福祉関係機関、介護サービス提供事業者等との連携により、早期発見・早期保護をするためのネットワークである「認知症高齢者等SOSネットワーク事業」等に取り組んでおり、これらの支援は「オレンジプラン」に沿った内容にもなっておりますが、国等からまだプランの具体的な実施方法等が示されていないため、今後の動向等を見極めながら、関係機関等と連携して、既存の事業や取り組みのさらな る充実強化を図り、在宅介護を計画的に推進してまいりたいと考えているところでございます。次に、3点目の「町政執行方針の主要施策に掲げる『安心して暮らせる福祉優先の町をつくります』の残り任期で何を優先すべきと考えますか」とのお尋ねでございますが、私が就任以来掲げている主要施策のひとつであり、誰もが住み慣れた町で、安心して健康で暮らすことができる「やさしいまちづくり」と町ぐるみで町民生活の安全を守る地域をつくため、高齢者や障がい者福祉施策、社会福祉法人訓子府町社会福祉協議会をはじめとする福祉活動団体への支援、医療、各種健診や防災、防犯対策などを実施してきているところであります。しかしながら、毎年のように制度の変更や新しいニーズにより課題が出されているところであり、平成25年度においては、三次医療機関であります新北見赤十字病院改築工事への負担、生活に困窮されている方も安心して医療を受けられる福祉資金貸付制度の創設、防災資機材の備蓄整備などを新規で実施したところであります。このような中ではありますが、来年度予算提案が2期目の仕上げとなり、現在、国で審議中である消費税引き上げと一体で行われるとされる社会保障制度改革の方向性を注視しながらも、多くの待機者を抱える訓子府福祉会で計画されている特別養護老人ホーム「静寿園」の増床と利用者の増加が予想されるデイサービスセンターの増築に対する支援を検討しているところであります。理想とする姿は地域でつくりあげるものと考えていますが、今後も安心して健康で暮らすことができる「やさしいまちづくり」を進めてまいりますのでご理解願います。以上、お尋ねのありました3点につきましてお答えをいたしましたので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
再質問 3番 西山由美子
それでは、項目に従いまして、何点か再質問したいと思います。その前に、先日、私たちの町の老人クラブ連合会の役員の皆様、6人いらっしゃったんですが、私たちの委員会と懇談を行いました。その中で、さまざまなご意見、ご質問なども受け賜りましたので、今回の高齢者の対策にあわせて再質問の中に取り入れていきたいと思います。その役員の方々の意見の中で、今回、町長が言われていた私たちの町の唯一の特別養護老人ホーム「静寿園」の増床について、皆さんにとっても待ち望んでいた増床だということで、すぐご意見がありまして、10床というお知らせをしましたところ、10床じゃ足りない。ぜひ20床ぐらいつくってほしい。そういう声が上がっておりました。それで静寿園は平成2年の建築で、ケアハウスは平成10年ですが、年月が流れるとともに、やはり修繕費、改築費などが毎年のように上がってきておりますが、今後、私たちの町のこの静寿園がどこまで高齢化とともに増やしていくことが計画として可能なのかどうか、クラブ会員の人たちのご意見も踏まえまして、その辺をもう一度お聞きしたいと思います。それから、2番目に声が多かったのは、私たちの町で町長の提案で行っております高齢者に対するハイヤー利用のサービス、それから路線バスの高齢者の利用支援、この2つは、とても人気の高いものです。その中で率直な意見として、年48回の利用なんですね、ですから月4回使える訳ですから、往復で2枚使いますから、月2回の利用となります。制限されています。これをもっと増やしてほしい。そういう声が上がりました。平成24年の登録者はハイヤーについては304人、延利用が1,865人ということです。路線バスのほうは、登録が381人で、延べが4,130人ということで、大変利用が多いということですが、今後において、もっと75歳以上ですから、年々増えていく訳ですから、その辺、予算的に町として、どういう考えでいらっしゃるのか、2点目はそれを伺います。あと、いろいろあったんですが、その中で、地域担当職員がいろいろな地域に2年おきに人が変わって、地域の方たちとのいろいろな交流を行っていますけれども、その中で、地域担当職員も一人暮らしの高齢者のお宅を年2回程度訪問を行っている。それから、確か町長が高齢者のお宅をおじゃましますということで、お伺いするという、その2点の今までの実績と効果について、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
老人クラブの役員の皆さんが議会の皆さんと懇談をしたという中での3点でございます。1つは、来年の26年度、福祉会が10床の個室を増床する。それから、ショートステイで2床でございます。それから、デイサービスのスペースを少し広くしながら、ある意味では、今、待機者70名の中で緊急に急がなきゃならない方たちが、およそ10人前後と想定しておりますので、現時点では、そこを乗り越えていきたいということが1つであります。しかし、我々の年代が、団塊の世代がこれからそういう介護度4とか5という施設入所ということが出てまいりますから、将来的にも施設介護がこのままでいいのかどうかというのが私は到底足りるものではないと思います。ただ、施設介護については、介護保険の保険料にもからんでくることでございますから、例えば、おそらく今回増床することによって、3,700円の介護保険料が少なくても65歳以上の被保険者にとっては、4千円以上ということも想定されます。ですから、健常の方々の介護保険の負担と施設入所の待機者のバランスも含めながら考えていかなければならない。もう1点、特徴的なのは、私も今回やってみて思う訳なんですけれども、公立のそういった施設に対しては、ほとんど補助金がない。ほとんどと言うより皆無。そういうことですから、今、福祉会がやる、その福祉会が建てようとすることに対して、その建設等については、議員の皆さんのご理解をいただいて、全面的におよそ3億円近い金を町から支出して、その施設介護を充足していきたいというのが今の現状でございますし、これからについては、さらに具体的に検討をしていかなければならないのではないのかと思います。2点目ですけれども、私もこの制度をやってみて非常に、かつてはデマンドタクシーを想像してやっていた訳ですけども、今、訓子府ハイヤーと締結してタクシーと、それからバスを、できるだけタクシーであれば基本料金のみで町内であればどこでも行ける。そして、バスであれば300円負担していただければ北見と置戸に行けるという制度をスタートして非常に好評を得ているということは、よく熟知しております。当面、今、私の任期はもう1年ございますから、少なくとも今の段階では、要望として75歳以上ではなくて70歳からにしてほしいというのがまず1つ、広げてほしい。それから、4回ではなくて8回ぐらいです。ただ使用にもばらつきがちょっとありますから、確かに言われるとおり枚数も多くて、そして、年齢も下げてほしいというのは、状況としてはわからないわけではない、しかし、免許を放棄する人、すなわち、訓子府町内において、運転免許を放棄する人というのは、大体75歳が一番多いということもあって、1つのやはり基準点を設けさせていただいたということと、それから、予算的な関係もあって月4枚というのが、とりあえずスタートしてみようということで、やっておりますけども、これらについては、改めて私自身が3期目を担うということになりましたら、これらも含めて抜本的な検討が必要なのではないのか。少なくても地域の皆さんには4年間だけはちょっと待ってくださいというお話をしているところですので、ご理解を賜りたいと思います。3点目です。地域担当職員、年2回ぐらいはということで、それから、おじゃましますについては、もう時間がとれなくて、ほとんど実績ゼロと言ってもいいと思います。こっちは行きたい気持ちはたくさんあるんですけども、なかなか時間がとれないというのが本当のところですので、例えば、西山議員がお住まいの日出でいきますといつ来る、いつ来るというふうに言われているところで行けないというのが本当のところでございますから、本当は行きたい。何とか少しずつでも増やしていきたいというのが本当のところですので、鋭意これからも努力してまいりますので、ご理解を賜りたいと思います。
再質問 3番 西山由美子
今のお答えで大体理解はできたのですが、最初町長がおじゃましますを自分が自ら行きますと言いましたけれども、やはりどこのリーダーでもお忙しい中で、それは不可能じゃないかなと私もひそかに思ってはいたんですけれども、それよりも先日行いました日出ではじめて車座トークを行いましたけれども、今までのふるさと懇談会に比べると最初から皆さんで和やかな雰囲気で話そうという、そういう全体の中で、そういう行事を、事業をどんどん進めていったらいいかなと思います。それから、私もこの7年間で、高齢化に対応するためのいろいろな質問を、似たような内容だったのですが、今まで7回、今回で7回目です。大体お答えも同じようなお答えをいただいているのですが、その中でちょっと振り返ってみますと平成20年9月の時に特に質問の中で北見地方の老人福祉施設の現状をお伺いしました。その時の答えとしては管内、特養老人ホームが28あって50床から100床で定員が1,595人、養護老人ホームが6つあって、定員が520人、軽費老人ホームが11あって定員が359人、合計で45施設で2,474人ということで、ほぼどこの施設も100%満員だというお答えがあったのですが、今5年たちました。今、現況をもしおわかりならば教えていただきたいと思います。それから、もう1点、私たちの町の老人福祉費もかなり7年前から比べると予算的にも決算でも多くなっていて、いろいろなサービスを受ける委託料ですね。それも平成19年から見ると倍近くなっています。その数々のいろいろな福祉サービスの中に影の中でボランティアでそれを支えてくれている町民の方もいらっしゃる訳ですが、今、多分、社会福祉協議会の中でボランティアセンターというのを作っていると思いますが、現状、何人の登録がいて、どういう活動を行っているのか、簡単でよろしいので教えていただきたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
数字の老人施設等についての現状、それから、ボランティアの現状について、今、課長が資料を取りに行っていますので、ちょっと時間をいただきたい。それから、車座トーク、おじゃましますというのは、なかなか難しいんじゃないのか。ゼロと言ったけど、そうではないんですけど、実績、数字的にも今調べていますから、ただかつて青空町長室ですとか、いろいろなかたちで広聴活動をやってまいりました。大体固定化しているということもありますから、これは職員のアイディアも含めて1つのテーマを持って地域にでかけて気楽に話ができる雰囲気の中でやろうかということで日出をスタートしました。今月26日は末広町内会がはじまったり、新たなところが結構これから出てくるのではないかなと思いますので、西山議員の言われるとおりさらにその輪が広がるように努めてまいりたいと思います。
再質問 3番 西山由美子
ただいまの質問は、後ほどいただくことにしまして、2つ目の認知症に関して再質問させていただきます。認知症に関しても私は平成24年、昨年9月にお伺いしました。先ほどの回答の中でずいぶん私たちの町も認知症の患者さんが増えているということに今さらながら驚いた訳ですけれども、その時にいただいた数字よりかなり増えております。そして日頃私も介護家族の中で参加させていただいて、保健師も実態をつかむのがとても大変なんだという声を伺っております。それで、オレンジプランの中で私も何回も計画を読んでも、なかなか具体的な私たちの町では、そうしたらどうしたら認知症の患者さんや介護する人たちを支えられるんだろうかという、答えがなかなか出てこないんです。地域で見守ると言いましても、本当に今、個人主義でなかなか地域も町内会、実践会、会合に出てくる人も少なかったり、老人クラブの方々も会員そのものがものすごく高齢化して引き継ぐといいますか、次を担う若い、現会員からすると若いのでしょうね。60代、70代の方々がなかなか入会してくれないんだと。そこら辺が昔と違って、やはり個人的に自分たちの活動の場をいろいろなところに求めているという現状があります。それで今、訓子府町で先ほど回答の中にありました認知症サポーター養成講座、これはサポーター養成講座というのは、サポーターを受けた人が何をするかということではなくて、認知症がどういう病気で、介護する人に対してどういう支援が必要かということを一般の方にもたくさん広めるという、そういう意味合いのサポーター養成講座ですが、今までで、どのぐらいの人たちが受講しているのか教えてください。
答弁 福祉保健課業務監 渡辺克人(福祉保健課業務監は2014年3月まで)
ただいまの西山議員のほうから、どのぐらいサポーターの受講をされているかということでございますけども、全体で平成18年からはじまりまして、平成24年まで、去年までの数字でございますが、全体で重複はありますけども、553人の方が受講されております。具体的には、19年に52人、平成20年に152人、平成21年では209人、平成22年で70人、平成23年で21人、平成24年で29人というふうになっております。以上でございます。
答弁 福祉保健課長 八鍬光邦(福祉保健課長は2014年3月まで)
先ほど、施設の関係もお聞きになったかと思うんですけども、ちょっと今、調べていますので、お待ちいただきたいと思いますけども、その後にボランティアセンターの活動人数、状況のお尋ねがあったようでございますが、平成24年度の数字で申し上げます。ボランティアをやっていただけると登録されている個人の方が35人、団体が1団体ございます。それでボランティアをしていただきたいという申し出があった件数が18件、そのうちボランティアを派遣しているのが16件ということでございます。2件の差がありますけども、1件につきましては、申請の後に入院されて不要になった。もう1件につきましては、住居の清掃の関係なんですが、すごく高い場所で対応ができない部分でお断りをさせてもらっている部分が1件あるそうでございます。その主な内容としましては、目の悪い方の外出支援、話し相手が1件ございます。それから、先ほどの高いところではないところの住居清掃の関係で5件、それから話し相手ということで7件、高齢者の介助というかたちで1件、あと高齢者のスポーツ大会の時に1件お手伝い、それから、はるるのボランティアとして1件、障がいの自主サークルでありますひまわりクラブに対しても1件、建設課のほうの苗ポットつくりのほうにも1件お手伝いをしております。この他にも訓高のボランティア部が、住宅の清掃のほうに先ほどの住居5件のうちの3件を訓子府高校のボランティアの方が対応していただいているという内容になっております。
再質問 3番 西山由美子
最初のサポーター553人、多分これは年齢的に大人の方、すべて大人の方だと思うのですが、ぜひ、これは教育長のほうにお願いしたいと思うのは、これからの町を担っていく子どもたちに、幼稚園と言ったらちょっとあれですから、小学校高学年から中学校、高校生にこの認知症に関するサポーター養成をぜひ行っていただきたいというのは、私の母も今、徘徊真っ最中なんですが、徘徊しているのと町内を散歩されている、こんなこと言ったら本当に申し訳ないのですが、明らかに違うんですが、でもそれを誰が発見して、危険な場合に誰がそれを通報するかというのは、年齢を問わず、たくさんの人の目があったほうがいいということが考えられるし、やはりいずれ人は子どもから大人になって、そして年老いていくという、その現実をやはり若い子どもたちにもぜひ知らせてほしいな。わかってほしいなということで、これからサポーター養成をぜひ子どもたちにお願いしたいということ。それから、ボランティアなんですが、これも偶然、私が仕事している中でお話を伺ったんですが、ボランティアをなさっている方たちは本当に人のために役に立ちたいという、その一心で多分登録されていると思うのです。でも実際やっている仕事は結構きついものがあったり、やっている方も年齢がだんだん年々高くなっていくということで、このボランティアチームというのをもっと各地域に下ろしていったらどうかなと思うのです。訓子府町の町全体でボランティアセンターを立ち上げるのではなくて、各地域ごとにボランティアという人たちを募って、そして、今のところ無償ですけども、もう少し、お手伝いした方に何かほんの気持ち、お金ではなくて、何ていうんだろう、ありますよね、町内の商品券でも何でもいいですけど、やはり感謝する気持ち程度のものは何か用意できないか。そして、そういうことで各地域でボランティアを募れば、そこの地域の人たちから要請があったら、顔なじみですから、やっぱり快く応じることもできるし、その辺の地域ネットワークというのを、その辺からつくっていけば、訓子府町独自の何か見守りももっと町長がお忙しい中におじゃましますと歩きまわることも必要ですけども、それよりももっと地域の中で支えあう、いずれ自分たちもそうなるんだ、面倒を見てもらうということを認識するためにも、そういう組織をつくったらどうかなと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ボランティアセンターを立ち上げるというのは、私のマニフェストに最初に掲げたものでございました。実はなかなかこれは思いどおりにいかないというのが本当のところでございまして、今やっと社会福祉協議会を中心にして福祉保健課長が申したように一定の実績と難度が高まってきているということもそうですけど、いろいろな要望に応えていけるという体制ができつつあります。今言われたように例えば地域ネットワークをさらにより広めていく必要があるのではないかというのは、まったくそのとおりです。無償ボランティアが有償が本当にいいのかどうかという議論はありますけども、私は先般、農協の役員が来ましたので、行政も限界にきている、農協の各実践会ごとで、そういう高齢者問題を農協自身も受け止めていくという状況をつくることはできないか。これは、例えば、都市における高齢問題というのが私ども町よりもっと深刻であります。私どもの町は、まだいろいろなかたちで私が町長になってから、さまざまな地域的な努力や、いろいろな人たちの協力によって、地域の見守りや声かけやいろいろなことが出てきている。それをより具体的にしていくということは、医療と福祉と教育も含めてですけども、そして地域の人々がひとつのかたちになりながら認知症を発見したり福祉的なケアもやっていけるという体制をひとつのマンパワーとして、どうやって実現していくかということが、私は課題解決の大事な要だと思っていますから、それを今、具体的に一つひとつやはり現実のものにしていく時期にもう入ってきているのではないのか、そのためには、東北等の農協組織でもよくありますように、農協の組織が特養を建てたりとか、あるいは、包括支援センターを設けたりとかということも現実にたくさんありますから、だから地域で農家の奥さん方が例えばヘルパーの資格を持っている方がかなりおられます。こういった人たちも有効に活用しながら地域の一人暮らしや、あるいはご夫婦の高齢の方も含めて支援していく仕組みづくりというのは、これから必要になってくるのではないのか、だからその点でいくと、やっとそういった気運が出てきたということでございますので、この点については、ご理解をいただきたいと思いますけども、緊急の、あるいは当面の課題として、私自身は受け止めたいと感じているところでございます。
答弁 福祉保健課長 八鍬光邦(福祉保健課長は2014年3月まで)
すいません遅くなりました。先ほどの施設の入所の関係ですけども、先ほど北見地方というふうに言われたかと思うんですけども、オホーツク管内だと思われるんです先ほどの数字。同じようにオホーツク管内の数字を申し上げます。これは平成25年10月1日現在の数でございますが、特別養護老人ホームの施設数でございますが35施設、入所定員が1,890人です。それから、養護老人ホームですけども、施設数が6施設、入所定員が500名です。それから、軽費老人ホームですけども、施設数が12施設、入所定員が399名ということになっています。以上です。
再質問 3番 西山由美子
ありがとうございます。この問題は、あまり時間がないのであれですけども、今町長が言われた農協との協力、これはとてもいいことだと思うので、お金持ちの農協さんにもっともっとがんばっていただきたいと思います。それと3点目に私が本当は期待していたのは、私たちの町に一体今何が足りないのかと考えた時に、具体的な福祉施設がどうのというよりも、自分を含めて60歳以上の方が2,200人ぐらいいらっしゃるんですが、この町に町民が本当に前にも言ったんですが、気楽に寄れる場所がない。今回、今年から空き店舗が何件かあって、商工会からもそのことについての要望書が私たちの議会にもきていますが、お金をかけてドンと大きなそういう場所をつくるということは、多分これから町長言われたように補助金もないし、無理だろうから、やはりある建物を皆で工夫して、決して老人、老人といっても皆さん社会で活躍して知恵もあるし健康な方はまだまだパワーもありますので、やはり町民含めて、そういう自分たちの居場所づくり、もっと自由に行動ができる。制約のない、皆でふれあえるコミュニケーションがやはり足りない時代ですので、それが一番大切なことなので、町長が19年の町長当選の時に力を込めていらしたサロンづくり、これをぜひもう一度検討して具体的な案として出してほしいなと思うんですが、いかがでしょうか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
65歳以上の人が気楽に寄れるというところでいきますと、例えば町内会連協が新得町を中心として行ってきた。うちの町と何が違うのか。それは住民が自ら住民の力でやろうとする人がいないということです、これがつらいところです。それから、例えば、店舗、空き店舗が出ています。今、改装やいろいろな問題で商工会からも要望が出てきていますけども、そこは住居と併設しているというところがうちの町の。店舗を持っている人たちがそこに住んでおられる。そこの部分をどういうふうに活用するかという難しさが出ておりますので、ここの点では、商工会も改めて支援策の具体的なことを検討させてほしいということも商工会からも今出ておりますので、これらは具体的にしていきたい。さらにつめていきたいと思います。それからサロンについても今も大事なことだというふうに思っていますので、これからも現実に向けて努力してまいりたいと思っています。