豊浦町議会 令和6年定例会6月会議 2024年6月14日
老後の生活、介護は誰に頼ればよいかについて
2024年6月14日、豊浦町議会の一般質問で、石澤清司議員が「老後の生活、介護は誰に頼ればよいかについて」質問し、町長 村井洋一、総合保健福祉施設事務長 杉谷佳昭が答えました。
- 聞いた人
- 石澤清司 議員
- 答えた人
- 町長 村井洋一、総合保健福祉施設事務長 杉谷佳昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 石澤清司
4点目の質問を終わって、5点目の質問に移らせてもらいます。5点目は、老後の生活、介護は誰に頼ればよいかということで質問をさせていただきます。増え続ける単身高齢者、本町も65歳以上の独居世帯が567世帯、夫婦とも65歳以上の世帯が245世帯、高齢期に一人暮らしになることは誰の人生にも起こり得ることでございます。未婚の単身高齢者、単身高齢者の中には子どものいない人も出てきております。また、近親者のいない単身の高齢者もいます。老後の生活を家族、親族に頼ることができない人もおります。特に、人生の最終段階では、病院等の通院の同行など日常生活の支援、また、入院や介護施設の入所の際の身元保証、本人が死亡した後の納骨や、家財処分などの死後対応が必要な方もおります。これからの支援をいかに受けるかは切実な問題でございます。誰に頼ればいいのか、身寄りのない高齢者を支える仕組みをつくらなければならないと私は考えております。現実を見据えて、こうした備えを急ぐ必要があると考えますが、認知症の発症も含めて、同様に対応策を伺いたいと思います。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
5番目の老後の生活、介護は誰に頼ればよいかについてお答えいたします。高齢者総合相談窓口として、やまびこの地域包括支援センターをご活用いただければと考えております。議員からご質問のありました日常生活支援、身元保証、死後対応の三つの視点からお答えします。1点目の日常生活支援についてですが、現在、国の地域支援事業交付金を活用した介護予防・日常生活支援総合事業による各種サービスを整備しており、具体的には、個々の高齢者の生活課題の解決に向け、訪問型サービス(ちょこっとボランティア)、通所型サービス(地区サロン)、短期集中予防サービス(訪問ちょこっとリハビリ)等の提供体制を確保しています。また、豊浦町社会福祉協議会等と連携しながら、担い手の確保にも取り組んでおります。2点目の身元保証についてですが、現在、成年後見制度における法定後見もしくは任意後見が利用可能であり、地域包括支援センターの有する機能として、豊浦町社会福祉協議会や地域の司法書士等とも連携しつつ、当該制度に係る相談・利用支援を担っております。引き続き町民の皆様に、平時から備えておくことの大切さや活用できるサービスについて分かりやすく周知してまいります。3点目の死後対応についてですが、仮に前述の成年後見人が選任されていたとしても、被後見人が死亡した時点で法定代理権が消滅することから、遺体の引取りや預金の払戻し等を担う者がいない場合も想定されますので、任意後見契約などと一緒に、死後事務委任契約を締結しておく等の対策が必要になります。人生の最終段階においては、様々な生活課題が山積するものと想定されますので、今後、周知方法等について個別具体的に検討する必要があると認識しております。また、随時、終活(エンディング)ノートの無料配布もしておりますので、引き続き周知啓発を図ってまいります。
議員の質問 7番 石澤清司
身寄りのない高齢者、親族の助けが困難な高齢者がいることだけは事実です。これに行政としてどう寄り添って対応していくかということを今こそ考えていかなければならないと思います。夫婦で生活をしている人でも、どちらかが亡くなれば一人になってしまうのです。そして、今は子どもがいないという時代でもあるのですよ。今、567世帯いるという中では、施設に関わっている人もこれに入っているから、現実にいるという方はいないかもしれないけれども、特に、そよかぜ団地とか公共の住宅に入っている人たちは、行政としては分かっているはずなのです。行政の悪いところは申請主義なのです。役場に足を運ばないとやってくれないと、ところが、相談するにしても、お年寄りは足を運べないのですよ。何を相談したらいいのかも分からないかもしれないのです。そうであれば、やはり、行政が自ら足を運んでふだんから会話や話合いをすることが必要で、やはり話し合わなくては人間の信頼関係ができてこないですから、そういうことを積極的に、そしてお金のかかることであれば来年度の予算に向けて対応していかなければならないと本当に思うのです。また、その地域に住んでいる自治会の人たちに協力を得なければならないことも出てくるはずなのですよ。それには一人一人のお年寄りの話を聞いて確認を取らないとお世話もできないという時代なものだから、大変だなという気がするのですけれども、やはりそういうことも割り切って、行政であればいろいろと支援をしてもらえるのではないかと思っているので、私は次のようなところを提案して、対応していただければということで、終活あんしんセンターというものを、立ち上げるべきではないかなと、これを立ち上げている市町もあるのですよ。ですから、豊浦町も終活あんしんセンターというものを立ち上げて、新しくやまびこの中で対応するのだということをきちんと町民に訴えれば、多分、そのことを知っているお年寄りは立ち寄ることも可能になってくるのではないかと思うのです。それから、支援ネットワークの構築もしていかなければならないと思うのです。その辺は、地域の人たちも含め、特に今は社会福祉協議会がその辺を一生懸命フォローしてくれているのですけれども、やはり行政も当然お金がかかることだから、そういう支援を社会福祉協議会に対して、きちんとした対応をしていかなければならないのではないかと思います。一番大変なのは、日常生活の支援もそうなのですよ。入院したら、当然、保証人も知っていなければならないし、通うにしても足がないのです。また、書類の申請やその辺のところも大変心配していることもあるわけでございます。また、法律的な相談も後見人の制度も含めて、足を運ぶなりして対応していくことが必要ではないかと私は考えるし、お年寄りが集まれるちょっと立ち寄れる場所を考えてつくることも必要ではないかと思います。そよかぜ団地のところは旭町自治会で使うのですけれども、あそこには広い場所があるのだから、その辺も含めて、やまびこでなければ、そういうところも活用、対応していくことが必要だと考えるのですが、そのことについて、町長として、今、私が言った提案も含めて、今後、一人暮らしで身寄りのない人たちをどうすればいいのか、ぜひ所管と打合せをして、豊浦町としてはっきりとした考え方で、こういうふうに支援していくのだということを、ぜひ秋までに立ち上げるように、町長自らが指導して対応していただきたいと私は考えるのですが、そのことについて町長のご答弁をいただきたいと思います。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
私の後は担当からもあるだろうと思います。ご存じのとおり、高齢化の進展、また、一人暮らしの高齢者が非常に多くなってきて、そういう社会状況になっておりますので、非常に心配しているところでございます。今後の豊浦町の社会状況の取組について、私と所管と十分に話合いながら、できるだけ今後の方針を詰めていきたいと考えてございます。
町の答え 総合保健福祉施設事務長 杉谷佳昭(総合保健福祉施設事務長は2024年10月まで)
やまびこからお話をさせていただきたいのですけれども、今、包括支援センターで、今年度においては高齢者の把握活動といたしまして、サービスを利用していない人とか入所していない75歳の独居者が約140名ほどいるとつかんでおります。その方に対して、実態調査という形で、今年度は3人の包括の職員で訪問し、早期発見の取組を進めようと今年度は考えているところでございます。また、今月の18日、やまびこカフェということで、この間、回覧をさせていただきましたけれども、やまびこで乳幼児から高齢者まで、誰でも気軽にやまびこに来てもらうような形で、今、そういう取組を始めようということで、今月からやる予定にしてございますので、一応、そういう取組を今実施しているところでございます。
議員の質問 7番 石澤清司
町長、まず秋までに一人高齢者、それから親戚等もいないということについての対応で、私は先ほど窓口をつくったらいいのではないかという話をしたので、所管とよく話をして、秋までに町としてどういう対応するかということを示していただきたいのですけれども、そのお約束をしていただけますか。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
そのようにさせていただきたいと思います。
議員の質問 7番 石澤清司
よろしくお願いします。