訓子府町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月18日
減り続ける消防団員の人員確保に向けた取り組み
2013年6月18日、訓子府町議会の一般質問で、西山由美子議員が「減り続ける消防団員の人員確保に向けた取り組み」について質問し、町長 菊池一春、総務課長 森谷清和、副町長 佐藤明美が答弁しました。
- 質問者
- 西山由美子 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春、総務課長 森谷清和、副町長 佐藤明美
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 西山由美子
3番、西山です。通告書に従いまして町長にご質問いたします。減り続ける消防団員の人員確保に向けた取り組みについてです。消防団は、全国の市町村のほとんどに設置され、消防団員は、本業を持ちながら非常勤特別職の地方公務員として、消防活動や自然災害発生時にも出動し、地域住民の生命や財産を守るために大きな役割を担っています。消防組織法の一部改正により、専業の消防職員の常備配置が進む一方で、全国の消防団員数は、減少し続けています。さて、本町も例外ではなく、105名定員中、実質約20名不足と伺いました。4月にはじめての開催となった町民向けの「議会報告会」でもその実状を訴えるご意見が出され、後日、消防団幹部と消防組合議会議員との初めての懇談会を設け、活発な意見が出されました。しかし、団員確保のための有効な結論は出ず、町の責任として、この実状をどうとらえているのか、町長に真意を問いたいと思います。1つ目、消防団員減少の実態を町としてどうとらえているのか。2つ目、団員確保に向けた今後の取り組みをどのように考えているのか。以上です。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま「減り続ける消防団員の人員確保に向けた取り組み」について、お尋ねがございましたので、お答えいたします。平成24年度の消防白書をみますと平成24年4月1日現在の全国の消防団員数は約87万4千人で、10年前の平成14年4月1日の約93万7千人と比べ全国的にも約6万3千人の減、率にして約6.7%の減となっております。一方、消防職員数はこの間で約5千人増加、率にして約3.4%の伸び、平成24年4月1日現在で約16万人となっており、ご質問のとおり消防職員は増加する一方で団員は減少を続けております。ご承知のとおり消防団は「自らの地域は自分たちで守ろう」という郷土愛護と奉仕の精神から生まれたもので、地域住民を中心とした組織で、消防本部、消防署と並んで、地域防災の 要かなめとして地域の安全確保のために大きな役割を果たしております。法的には、消防組織法にも位置付けられた消防機関で、消防団の設置、名称、区域は、市町村の条例で、組織については市町村の規則で定めることになっており、本町の場合は、1市2町で一部事務組合である消防組合を設置しておりますので、組合の条例・規則の中で、それぞれ定めております。これらも踏まえまして、ご質問にお答えいたします。まず、1点目の「消防団員減少の実態を町としてどうとらえているのか」についてであります。北見地区消防組合訓子府消防団の定員の推移を見ますと31年前の昭和57年で77名、18年前の平成7年で85名、11年前の平成14年には100名、10年前の平成15年に現在の定員数であります105名となっております。実員の推移をみますと10年前の平成15年には100名でしたが、現在86名で14名の減、率にして14%の減となっております。減少の主な要因としましては、過疎化・高齢化の進行、若年層の町外流出、町内の就業者数や自営業者の減少などがあげられ、また、団員数だけでなく、団構成でも変化がみられ、被雇用者団員の割合が増加するとともに、平均年齢も上昇傾向にあります。団員数の減少や団構成の変化は、実際に出動する人数にも関わってくるものであり、組織力の面で影響があることは否めません。参考までに、同組合内の端野消防団では、平成14年120名、平成24年92名と10年間で28名の減、率にして23.3%減少している状況となっております。このように、団員減少という実態は、本町に限らず、組合内の他の団でもみられる現象であり、前段申し上げましたとおり消防団は、消防組合に設置されているものであり、消防力強化を図る観点から、消防組合全体の問題としてとらえるべきではないかと考えております。2点目に、団員確保に向けた今後の取り組みをどのように考えているのかというご質問がございました。これまでも、団員の確保にあたっては、団が中心となって、団員勧誘のための各戸訪問の実施、入団募集チラシの全戸配布、広報紙への記事掲載や新聞広告掲載、被雇用者の団活動に対する理解を得るための消防団協力事業所表示制度などに取り組んでおり、消防支署も積極的に支援してまいりました。定員数105名を設定した平成15年の人口からみますと、現在の人口が千人ほど減少している中で、実人員86名を確保しているのは、こうした努力の賜物ではないかと思われるところでございます。今後の取り組みにあたっては、大きく3つの視点に立って進めるべきであると考えております。1つ目は、地域の社会経済情勢の変化や雇用・就業実態をしっかり認識することであります。2つ目は、消防力の強化をどのように維持・増強していくかということであります。消防力の基本は、マンパワーであり、組織力でありますが、現実に団員数が減少している中で、消防車両の性能向上、水利施設整備、通信施設整備による体制の充実などを図り、消防組合内の連携強化をさらに図っていく必要があります。つまり、消防力の強化については、消防組合全体で取り組んでいくことが重要と考えているところでございます。3つ目は、冒頭申し上げましたとおり消防団は「自らの地域は自分たちで守ろう」という地域愛護精神から生まれたものであり、このことは最大限尊重すべきであり、団員の確保につきましては、基本的に団が主体的に行っていただき、町は、消防組合、あるいは支署などを通じ支援をしていくことが大切ではないかと考えているところでございます。以上、消防団員の人員確保に向けた取り組みにつきまして、回答させていただきました。ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。
質問 3番 西山由美子
ただいま、お答えいただきましたが、おそらく町長のほうにも報告は届いていると思われますが、議会報告会の中で消防団幹部の方から消防団員の減少を議会はどのようにとらえているかというご意見がございまして、4月30日の午後7時から8時30分までの間、団長を含む6名の幹部の方、それから職員は3名です。それと私と余湖議員とはじめての懇談を設けました。団長から現状を簡単に説明ありまして、私がまず最初に聞きましたのは、消防団の定員というのは、どういうふうに決めたものか。人口によって決まるのかという質問に対して、人口によるものではなくて、町の予算的な理解が必要である。団員の確保は、町の責任で全国的な問題となっているというお答えがありました。副団長たちからも消防大会の挨拶の中でも全国的な現状として、団員の待遇改善の話も聞かされている。そして、歴代幹部の方たちが、団員確保に生業のかたわら歩いている訳ですが、今回も春に向けて各戸を回ったが100%断られた。主に農家団員、農家の若者を回ったようです。あと広報や新報にも消防団員募集のチラシが入っているのは、私も目にしておりますが、いま1つ大きな効果がないということでした。いろいろな細かな話もあったのですが、その中で後半、余湖議員からは、今、85名の実数の中で予算化されているが、もっと町全体として、意識改革をしていくことが必要ではないか。そのために町が予算を組むことも必要なのではないかという話もありました。やはり最近の傾向としては、とてもこの町は、火災や災害が少ないということがあって、平和ボケしているのではないかという、それは団のほうからもそういう実状があって、結局お互いの思っていることを話してはみたのですが、これといって、どうやったら団員確保につながるのかという結論は、はっきり言って出ませんでした。そこで、私たち消防議員は、本当は町長のこのお答えの中に消防組合としてということが何回も出ておりましたが、消防組合の議会の中で発言するのが本当は正当なのでしょうが、今、問題としているのは、この85名というのが決して町長が言われたように人口も減少しておりますし、ほかの町からみたら、そんなに大きな減少ではないことは確かです。幹部の方がなぜ議会報告会の中で発言なされたかというと今のことではなくて、将来のことをすごく心配なさって発言された。そして、自分たち幹部もすごく限界を感じている。団員確保に歩くこと自体が本当にこれは自分たちの仕事なのだろうか。ここまでやらなければいけないのかという限界を感じているので、町としてももう少し考えてほしい。そういう声があったのだと思います。消防団員の身分としては、先ほど冒頭に申しましたが、任命などは、消防団長は、消防団員が推薦して町長が任命します。また、消防団員も幹部の方たちが努力して入った場合も消防団員は、団長が任命いたします。特別な条例はありませんが、今、団が団長を中心として、団構成で動いている訳ですが、やはり団長の言葉にありましたように最終的には、町の責任ではないか。そういうお話がありましたが、その答えに対して、どういうお考えをお持ちなのか。今のことではなくて将来的なことです。今の幹部の方たちが、定年制がありますから、65歳で、幹部はないのか。それでも65歳で辞められる方が、この5年間で結構いらっしゃいますので、その将来のことを考えて町としてどういうふうに責任を感じていらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。
答弁 総務課長 森谷清和(総務課長は2019年3月まで)
はじめに定数の関係で町の予算の大きさで決まるようなお話もあったのですが、消防庁から出されております消防力の整備指針というものがありまして、その中で、消防団員の総数につきましては、保有している消防ポンプ車1台あたり5名だとか、場合によっては、4名だとかというのもあります。それから大規模災害時に対応するため、避難場所として指定されている、そういう公立小学校への住民を避難誘導するための距離といいますか、1時間で避難誘導できる、ちょっと面倒な計算になるのですが、算定した合計数を消防力の整備指針の上では、団員数の基準として定められております。それで計算しますと訓子府については105名となっております。他の団につきましても端野だとか、北見だとか、置戸だとか、そういうところもその整備指針をもとに定数が定められているということで、ご理解いただきたいと思います。それから、団長につきましては、団長の任命権につきましては、消防管理者、組合の管理者ということで、本町の場合ですと1市2町で組合をつくっておりますので、管理者の方が任命するということになっております。団員につきましては、団長が任命するということで、これは消防組合の消防団条例の中にも載っておりますので、その辺ご理解いただきたいと思います。
質問 3番 西山由美子
管理者が任命なのですか。市町村長が任命ではないのですか。
答弁 副町長 佐藤明美(副町長は2019年3月まで)
ここら辺は一部事務組合を組んで、今、1市と2町ですが、そこで組んでいるものですから、うちのほうの本町の条例にも消防のことを一切うたっていない。だからうちが直轄の消防を持っているとうちの条例を使って町長が任命というかたちになります。従って管理者になりますから、北見市長ではないですが、桜田さんが任命というかたちで決まるということです。そういう意味です。
質問 3番 西山由美子
分かりました。失礼しました。それで、その消防団幹部との話の中で、今ではなく、もし本当に勧誘しても入らなくて、もっともっと減少を続けた時に最後の手段と言ったらおかしいのですが、役場職員が消防団に入ることは可能なのかどうか。職員の方にお伺いしました。そうしましたら、支署長のお答えだったのですが、役場職員が消防団員になるためには、職務専念義務の免除と営利企業等従事の許可が必要である。そういう説明があったのですが、この2点がどういうことなのか具体的に教えていただきたいです。そして、これはちょっと古い資料になりますが、私が議員になって平成19年の確か9月だったと思うのですが、その時も消防団員の確保について、若干お尋ねした時に、その時の支署長だったと思うのですが、資料をいただいて、消防団員の職業構成状況調べがありまして、その中に網走支庁管内の消防団員の中に地方公務員が入っている。これは少ないですが、その当時で14名いました。北見地区消防組合内では4名でした。常呂3名の北見1名。多分現在は若干変わっていると思いますが、現実にありますので、訓子府町としては、どうなのかということで、お答えをお願いしたいと思います。
答弁 副町長 佐藤明美(副町長は2019年3月まで)
前段の部分の営利の関係の部分と職務の関係、まず営利という部分は、町の許可をもらう。公務員は、ほかの職によって兼ねることができない。許可をもらわなければならない部分があって、消防団員の場合は、報酬というのがついてまわります。そういう部分で、それをもらえることを端的に言えば、ほかにもあれば別ですが、それをもらえることを制限されているものですから、その許可がいるという意味で、営利の関係の言葉を使っているという部分です。それと職務専念義務の関係ですが、先ほどもちょっとお話しましたように例えば消防団員の場合は、特別職の地方公務員という話をされていたと思うのですが、これは地方公務員法の3条の中にうたっておりまして、要するに消防に入るということになれば、職員がなるとなれば、一般職の職員、役場の職員という扱いをしませんので、そうなれば、消防の団員、特別職の扱いになる。要するに役場の職員との扱いは全然違う。身分の部分が全然違うという部分で、だから公務災害も特別職のそっち側の公務災害に入っている。もし、けがするとですね。職員としての扱いでないという部分で理解していただければと思います。それとほかの町村、全国的に例えば四国から来ている川田君がそうなのですが、あの人は消防団員に入っている。ああいうところはうちと消防の組織体系が違うものですから、あそこは、内地のほうは、地域地域、集落集落で消防団地域で守っているという、先ほどボランティアで消防やっているという部分ありますので昔から。そういう部分で入っているということもありますので、そういう観点でいけば、要するに職員の身分ではないという考え方でいけば、うちのほうでは消防に入りなさいと強制はできませんから、そういう面からいけば、奨励とかは別として、本人の意思で入るとか入らないとかというかたちにならないと職務の命令というかたちにはできない。要するにやっている仕事が変わってきますので、そういう面でいったら、職員が入っているのは強制ではなくて、自ら入っているという、もちろん内地のほうに行くと地域の慣習とか風習とかで入っている部分もあるのでしょうけども、今の時点では、役場のほうからあなたが消防団員になりなさいとか命令はできない。拒否されたらうちのほうでは、職務専念の義務とか、何とかに引っかけて分限とか、そういうことにはならないという状況、要するに身分が全然違ってくるということでご理解いただければ、ただ、勧めることは構わないけれども強制はできないと考えていただければと思います。
質問 3番 西山由美子
当然、一般の団員さんも強制ということにはならないと思います。あくまでもやはりご自身の考えで消防団に入ろうということが勧められて入るということが多いと思うので、公務員もそれでは本人がなりたければ入ることは可能だということでとってよろしいですね。職員の方に入りなさいと強制はできないけど、例えば、ものすごく減った時に役場職員として消防団員に入ることを今、奨励は大丈夫だと言いましたが、そういうことも将来的に大丈夫ですか。
答弁 副町長 佐藤明美(副町長は2019年3月まで)
言うところを簡単とか忘れましたが、先ほど専念義務という話をしました。消防の職員でも一般の民間の会社の方でもそうですが、仕事中に、土日ならいいですが、仕事中に火事が起きたら出るという部分については、それは民間で決めている中の定款とか違うのかもしれませんが、役場の場合も職務で出るものではないですから、それ出ることを例えば有給休暇だとか、特別休暇とか言葉あるのは知っていると思うのですが、それは職務専念義務を免除しますというような意味で、職務専念義務という言葉を使う。要するにその間は仕事をしなくてもいいから行っておいで、特別に行っておいでという意味で、有休とは違いますので、ただ、先ほどからちょっと今の質問にはございませんでしたが、団員が入らないという理由には、本当に少子化だけの問題なのかということが今、全国的にも言われてございまして、例えば、うちで言えば、ちょっと確認したことはないですが、民間でいけば、うちで言う職務専念義務ということでなっていれば、民間のほうでは、無給休暇という可能性も出てきている。要するに休んでいる間は給料がカットされるというような状況も出てきていると聞いております。うちはどうか別です。必ずしもそれが会社としての義務ではないということの問題点が全国的にあがっている。それと一番大きいのは、例えば、うちの消防でも調べた訳ではないですが、年代構成なんかみると50歳代、60歳代前後というのはいないですよね。そういう面でいけば、その年代はなぜいないかということも考えなければならないですし、そういう面でいったら、今、消防のやっている部分、操法の部分です。例えばですが、全国的な課題としてなっているのは、操法の部分、消防の職員は実際の火事を消すということの訓練を一生懸命しているのですが、団員の場合は、消防職員みたいに専任ではないですから、そこまでの時間がない。ただ、式典と言いますか、操法というのですが、そのほうの部分で実際に使えるかどうかという、そういうギャップもある。そういうことにしばられるのが嫌だという、統計的には消防のほうで全国的にはそういうことがあるので、必ずしも人口が減ったからとか、単純にそういう問題だけの入らないという課題ではないのではないかというのが、今言われているところで、それはなかなか慣習があって難しいところですが、そういうところもちょっと覚えておいてもらいたいと思います。
質問 3番 西山由美子
先ほど農家の方の意識の違いもありましたが、やはり若い方を勧めていく場合に、消防団に入ると縦社会ですから、まったくそれこそ気のあわない上司だろうが何だろうが、絶対上からの命令は従わなければいけないという、それに対するやはりそぐわない部分というのは、かなり時代的に違ってくるのかなと思います。先ほど、副町長が年齢の構成のことを言われましたが、訓子府の消防団は、昨年4月の段階で56歳以上が13名いらっしゃいます。ですから、10年以内に13名の方は、幹部を除けば、そんなにいないのか。それでも若干10名ぐらいの方はいなくなってしまいます。このあいだの土曜日の演習を見ていてもお分かりだと思いますが、皆さんそれぞれの職業を持ちながら、朝早く訓練したり、農家の団員さんが今、訓子府の場合、農家戸数が多いのに農家人口も千人ちょっといらっしゃるのに、30名しかいないというのは、置戸なんかと地域性がちょっと違うので、やはり分団が農家分団として、なかなかとれにくいという状況にあることも1つの原因かとは思いますが、懇談会の中でも堂々巡りだったのですが、やはり幹部の方たちが自分の職務以外に団員確保をしなければいけないという重責があって、それがとても負担になっているという場合、やはり職員の方もバックアップしていかなければいけないんじゃないかと思うのです。ただチラシを配ればいいというのではなくて、もう少し皆さんで知恵を絞って団員を増やして、うちの町の消防団がなくならないような努力もこれから必要ではないかと思うのですが、その点は、いかがでしょうか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
平和ぼけなんて表現が良いかどうかは別としまして、平和であるということは良いことだと私は思うし、ただ、有事の際やいろいろなことが起きた時に地域をあげて皆で安全安心の町をつくっていこうという点で、1つは、もう1回確認させてもらいますが、戦前の消防というのは、国家消防です。自警組織をつくって地域の防犯やさまざまなことについて、地域が国の1つの考え方として、地域ぐるみでやってきたという点では、国家消防という点と戦後の自治体消防というのは、ぜんぜん意味が違う。これはあくまでも自発的で自主的な消防で、行政が団長に命を下したり、強制をするとか、こうしなさいとかという組織ではないというのが、まず、基本だということです。しかもうちの町の場合は、1市2町でいっている一部事務組合で、今は少なくなりましたが、北見、置戸、訓子府で自治体消防を形成している。これは西山議員の団員の減少の原因うんぬん等のもし議論をするのであれば適切なのは一部事務組合できちんと議論してほしい。消防議会も含めて、これは消防長がきちんとやはり消防団員数の減少については、どうあるべきなのかということを私はやるのが適切な考え方でないかということで、あまり答弁に立ちたくなかったというのが本当のところです。それから、今、役場職員が出ることは可能かどうかというのは、可能です。職務専念義務と営利とか、そういったことに対して出れば可能です。例えば、今、津野町の川田君が入っている。これは各集落が寒村化して限界集落になってきている。これは若い人たちが、役場職員であろうが何であろうが一緒に火を消すことをやらなかったら、その集落自体が非常に危機的な状況になるという歴史的な状況の中で、そこを乗り越えてやっているというのが本当のところなのです。ただ、今、私の訓子府の立場でいくとじゃあ役場職員が消防団に入る。火を消します。ご存じのとおり、じゃあ役場職員が黙って遊んでいるかと言ったら、そんなことはない。役場職員は、町長を本部長として、副町長を中心にしながら、即座にその場所に行く。こういうマンパワーが職員がもし消防団に入ると誰がやるのか。救急の体制やそれこそ高齢者の避難やそういったことを含めていくと私は役場職員はある意味での自治体職員として、災害に対するマンパワーとしての役割というのが減少させるべきではないという考え方を持っていますので、その点でいくと単純に入ればいいという問題ではないということであります。じゃあ将来的に今、役場職員と言いましょうか、消防団が減少しつつある。これをどうしなければならないか。確かに定数の決め方は、1つの決めの中でやっていることですから、町長が予算をつけているからつけないからなんていうのは、これは認識不足。そんな考え方は間違っています。そうじゃない。ちゃんと定めがある。でなければ、人口が一番多い時に85名で、半分ぐらいになっている時に105名はどうしてなっているかという根拠を示された場合は、それは違うということであります。私たちは消防の予算については、可能な限り団の意向を大切にしながら、衣服の問題や報酬の問題にしても一部事務組合と遜 色そんしょくのないように一緒になってやっていこうという姿勢を持っていますから、それは私は批判に当たらないと思います。それから、もう1つ、将来的にどうするのか。これは議論をしていかなければならない。置戸町も同じ問題を抱えています。これは組合でも議論を抱えていかなければならない。団をどうしなければいけないかということは、やらなければいけないが、基本的には、うちの団というのは、町にも責任があります。これは、今後どうするのかという消防団と行政とが真摯な話し合いをきちんとして、そして、行政がやるべきこと。支援できることが、どういうかたちが適切なのかということを今のところは消防職員がやっています。これはやっていないなんてとんでもない話で、消防職員も一生懸命、14名が本当によくやってくれていると思いますので、さらに、それだけでだめであれば地域担当の職員やあるいは教育委員会の力も借りながら、若い人たちに入ってもらうということを努力していかなければならないというのが本当のところではないのでしょうか。それから、もう1つ、これはこれからいろいろな議論になりますが、消防の広域化の問題が出ています。今、管内で22近くあるのかな。それを8にするとかです。全道全体で消防を広域化する。デジタル無線化の広域化も含めて、消防を広域化していくという議論があります。その時に一義的に火を消すのは消防職員。もちろん団も後援支援とか、あるいは一緒になって整理とか、いろいろな役割を持っていますが、一部事務組合が広域事務になった時にそれでは消防団の役割とか、広域化というのは、どういうふうに考えていかなければならないのかという抜本的な議論が、私は今、必要になってきていると。ですから、私は決して将来の消防団がなくてもいいなんて思ってもいませんが、そういう時代の要請とあるべき論と実態に即した建設的な積み上げが今こそしていかなければならない時期ではないのかと感じているところが、町長としての責任、思うところでありますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 3番 西山由美子
今、町長自ら言われました。私たちが懇談の中でいただいたご意見と町長が言われた行政側からの考えがやはり少しずれているのではないのか。それは幹部の方は団員が意識改革をすべきなのか。行政ではないのか。議会として行政側に理解を求めてほしいという意見もありました。それは今はっきり分かりましたが、やはり町の職員と消防職員も含めて団との、先ほど農家の方のこともありましたが、話し合いが足りないのではないか。すごくそう思いました。ずれています。これでだからと言って団員を確保するのが幹部の仕事ですよとか、役割ですよとなった場合、やはりもう幹部の方たちが今、限界にきていることを本音をもらしていましたから、やはり双方がどうやったらうちの町の消防団活動が活発で、そしてもっと町民の方も含めて理解のある消防団活動が、これから若い世代にどんどん受け継がれていくためにはどうしたらいいかということを皆さんで考えて話し合う場を持つことが必要なのではないかと思います。あと団長は、100年の記念行事がたくさんこれから計画しているようですが、平成27年で計画しています。その中でやはり町民にも広く理解を求めるような内容にしてほしいなと思いますが、その点、いかがでしょうか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
私も団にいろいろな行事、あるいは、まとい会の一員にもなって、それから、団の演習、今度、操法大会が札幌でありますが応援、それから、年末の歳末警備等に出ていますが、団長が私、行政の責任者に対して、こういうことについての意見を伺いたい。予算をこのようにしていただきたいということについては、年に何度か話し合いをしていますが、今、100年に向かってさまざまなことを団を中心に考えているようですし、当然、予算措置の問題や記念誌やいろいろなことが出てくると思いますので、これは団長だけではなくて、団幹部も含めて、100年を1つの時代を期して、今後の200年に向けてどうあるべきなのかということも含めてそれぞれの課題に向き合いながら、団幹部ときちんと組織的な話し合いをするべきだというふうに思っていますので、そのようなかたちで今後努力していきたいと思いますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 3番 西山由美子
どうぞよろしくお願いいたします。