訓子府町議会 平成24年第3回定例会 2012年9月12日
町の医療
2012年9月12日、訓子府町議会の一般質問で、佐藤静基議員が「町の医療」について質問し、町長 菊池一春が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤静基 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 佐藤静基
2番、佐藤静基。はじめに、今後の町の医療について、考え方や取り組みについて伺いたいと思います。「くんねっぷ治恵クリニック」は、この8月末をもって、閉院をいたしました。平成3年2月の開院以来、21年間、町民の身近な医院として、地域医療と健康づくりに尽くしていただきましたこと、町民として心から感謝し、お礼を申し上げるところであります。現在では、「訓子府クリニック」が町内唯一の医院となった状況でありますが、町民が安心して暮らしていける町としての今後の町の医療に対する考え方や取り組みなどについて伺いたいと思います。1として、旧医院、これは治恵クリニックのことでありますが、この空き施設を活用させていただいて、再度、医院を開院することが可能かなど、内部的な検討を行うような考えでありましたが、その後の見通しなどについて、どうなったのか伺いたいと思います。2として、今後も高齢化が進み、さらに高齢者や校医としての保健指導医としての職務の負担はますます増えて、多忙になるものと予想されますが、一医院の場合、二医院と同様に町民が安心できる充実な医療が支障なく確保できる見通しとなっていくのか伺いたい。また、平成27年から「北見日赤病院」が、改築が終了して、再スタートする予定となっておりますが、改築にあたり、現在の吉田医院長は「オホーツクの第3次医療圏の充実」を目指し、関係各町村の医院との連携を強化して「切れ目のない医療」の提供を進めていきたいとして、今後も行政側にもさらなる関与を求めているが、この日赤の意向を踏まえて「訓子府クリニック」とどのような連携を強めていくのか。さらに「日赤の改築」と当町が一医院となったことを期に町の医療のあり方について、新たな取り組みが必要なときではないかと考えますが、これらの考え方についても伺いたいと思います。3として、町の将来に、より充実した医療の確保のため「訓子府クリニック」への今後の運営の取り組み方よっては、必要であれば、現在の報償費とは別な助成金としての支援策の検討も含めて考えるべきと思いますが、それについての思いを伺いたいと思います。最後に、4として、現在の一医院、医師1人の場合、万一不測の事態が生じて不在の期間が生じた場合の対応として、事前に病院側や関係医療機関とその対策を講じておく必要があると考えますが、その点は心配ないのか。以上、4点について、お考えを伺います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま「町の医療」について、4点のお尋ねをいただきましたので、お答えをさせていただきます。まず、1点目の「旧医院の空き施設を活用した医院を開院することが可能かなど、内部的な検討を行うようであったが、その見通しはどうなったのか」とのお尋ねでございます。本町においては、長い間、二医院体制により、町民の医療と安心の確保のため歴代の院長先生方に大変なご尽力をいただいてきたところですが、大変残念ながら今年の8月末をもって、くんねっぷ治恵クリニックが閉院し、一医院となったところでございます。今年の3月定例町議会での行政報告でも申し上げましたが、くんねっぷ治恵クリニックは、本院である北見中央病院の常勤医の退職や本年8月1日から特別養護老人ホームの開設にあたり医師の確保が急務でありましたが、昨今の医師不足により常勤医の確保が難しく、くんねっぷ治恵クリニックの熊谷院長を本院の常勤医として引き揚げなければならない状況から、大変残念でありましたが、やむを得ず閉院することになったものでございます。平成3年2月から実に21年と半年間にわたり、初代の石川 巌院長先生はじめ歴代の院長先生、平成13年5月からは、熊谷院長先生に町民の医療と安心の確保のため大変なご尽力をいただいてまいりました。先月、北見中央病院の石川理事長が「長い間、大変お世話になりました」と閉院のご挨拶に来庁されましたが、改めて今までのくんねっぷ治恵クリニックのご功績に対し、また、北見中央病院のご協力に対し、この場をお借りして、心より感謝を申し上げる次第でございます。お尋ねのありました「旧医院の空き施設を活用した医院を開院することが可能か」につきましては、何とか今までのくんねっぷ治恵クリニックの後に開院してくれるお医者さんが来ていただければと願うところですが、施設の所有者とのお話も特にはしておりませんけれども、全国的な地域医療の医師不足は深刻な問題であると認識しておりまして、今回の北見中央病院がそうであるように医師の確保が非常に難しい現状では、招へい活動も非常に困難を極めるものと考えております。2点目の「今後もさらに高齢者や校医としての保健指導医としての職務負担は増大していくものと予想されるが、一医院の場合、二医院と同様に町民への充分で安心の医療は支障なく確保できる見通しなのか」というお尋ねでございます。また、「平成27年から「北見日赤病院」が改築再スタートする予定だが、現、吉田院長は「オホーツクの第3次医療圏の充実」を目指し関係各町村の医院との連携を強化して「切れ目のない医療」の提供を進めていきたいとして、今後も行政側のさらなる関与を求めているが、日赤の意向を踏まえて「訓子府クリニック」とどのように連携を強めていくのか」さらに「日赤の改築と町が一医院となったことを機に町の医療のあり方について新たな取り組みが必要な時ではないのか」とのお尋ねでありますが、前段申し上げましたように、本町においては、長い間、関係各位のご理解とご協力のもと二医院体制により、町民の医療と安心の確保のための体制が確保されてきたところであり、この体制を維持継続していくことが最善の道であると考えるところでございます。大変申し上げにくい部分もございますが、くんねっぷ治恵クリニックにつきましては、現状での患者さんの数が非常に少ない状況であったことは実態としてございます。「一医院で町民への充分で安心の医療は確保できるか」につきましては、今までのくんねっぷ治恵クリニックの現状から見ましても、訓子府クリニックがある意味一医院で診療を担ってきている状況が実態ではないかと考えているところでありまして、本年4月に訓子府クリニック院長とお会いし、くんねっぷ治恵クリニック閉院の報告と、その後は、訓子府クリニックが一医院となってしまうが、院長先生の体調も含めて問題がないかどうかの確認をさせていただいたところ、院長先生からは、「今までのくんねっぷ治恵クリニックが担ってきた部分については、体調も含めて特に問題なく引き受けられると考えている」とのお話をいただいたところでございます。また、同時に北見医師会の古屋会長からも「現状では訓子府クリニックの伊東院長先生に積極的に頑張っていただかなければならない状況であるので、町としても支援をお願いしたい」とのお話もあったところでございます。次に、6月29日に開催した「新しくなる北見日赤」の講演会におきまして、北見日赤病院と関係各町村の医院との連携強化により「切れ目のない医療」の提供を進めていきたいとの吉田院長のお話もありましたが、これは、1次医療、2次医療のそれぞれの役割と日赤病院が受け持つ3次医療としての役割をそれぞれがきちんと果たすことによって切れ目のない医療の提供が可能になるということだというふうにとらえております。訓子府クリニックは入院患者を置かず、専門外の診療については、日赤や小林病院をはじめとする北見市等の病院に紹介状を書く等の対応を取っており、既に2次・3次医療との連携がなされており、切れ目のない医療の提供が進められていると考えております。さらに「日赤の改築と町が一医院となったことを機に町の医療のあり方について新たな取り組みが必要な時ではないのか。」とのお尋ねですが、あらためて一医院になったことを踏まえて今後こうした医療、福祉の関連を含めた法人や医師等への働きかけをこれからも視野に入れながら進めてまいりたいと考えております。3点目の「町の将来に、より充実した医療の確保のため「訓子府クリニック」の今後の運営の取組み方によっては必要であれば、現在の報償費とは別な助成金としての支援策の検討も含めて考えるべきと思うが。」とのお尋ねですが、訓子府クリニックは、昭和63年1月5日開院以来、19床の入院病床を持つ医院でありましたが、平成19年6月頃にその入院部門を中止しております。近年の北見市等の病院を見てみましても、入院施設を持たない医療機関が増えておりまして、手術が必要な場合は、提携している病院の手術室を借りて手術を行う等の共同診療や、入院治療を行う開放病床という形態が増えているように認識しているところでありますが、これは、個々の医療機関が入院施設を抱えることで、医師も看護師等も24時間体制の勤務が求められ、医師不足、看護師不足の現状や食事の提供等、病院経営にも大きな影響があることが要因としてあるのではないかと推測するところであります。お尋ねのありました「より充実した医療の確保のため「訓子府クリニック」の今後の運営の取組み方によっては、現在の報償費とは別な助成金としての支援策の検討も含めて考えるべきと思うが。」というお尋ねですが、院長先生に直接お聴きしたことはございませんが、例えば以前のように入院患者を受け入れるようなことになれば、現在の地域医療報償等につきましての考え方も整理しなければならないと思われますが、現状では非常に難しいのではないかと考えております。地域医療報償につきましては、平成14年までは、一医院50万円、歯科医院25万円でありましたが、平成15年から入院施設を持たないことや診療日数が少ないこと等により、くんねっぷ治恵クリニックには75%の37万5千円に減額のお願いをした経緯がございますが、訓子府クリニックにつきましては、一医院となり院長先生のご負担は極めて大きく、今後においても、それが後退することはないであろうと考えていくと、少なからず現状維持をしてまいりたいと考えているところでございます。4点目の「現在の一医院の場合、医師に万一の不測の事態が発生し、不在の期間が生じた場合の対応として、事前に病院側や関係医療機関とその対策を講じておくことも必要と考えるがその点はどうなっているのか。」とのお尋ねですが、もし医師に万一の不測の事態が発生し、不在の期間が生じることになった場合の対応といたしまして、北見医師会等にご相談しながら、あるいは北見日赤や3次医療圏の医療機関等とご相談しながら、これはいつの時代でもそのような状況は予測できますので、適切に対応してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、今後の本町の医療体制につきましては、医療機関をはじめ訓子府クリニックの院長先生のご理解とご協力をいただきながら、町民の医療と安心の確保に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上、お尋ねのありました4点について、お答えさせていただきましたので、ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。
質問 2番 佐藤静基
概ね一医院で何とか近隣の町村、あるいは日赤の支援を得ながらやっていきたいと大筋では、こういう方向であろうと思います。健常でしかもあまり病院と縁のない方は、あまり関心がないのだと私は思います。私も実はくんねっぷクリニックにはインフルエンザと風邪をひいた時ぐらいしか、おかげさまで行かなくて済んでおります。けれども一医院になって、入院施設もない、医師も1人しかいない状況ですから、万が一の場合は、考え方が全然変わってくるのです。一医院が閉鎖すれば、病院のない町ということになりますから、これは町長もいろいろ考えて一答目にございました現在の空いた施設、個人の施設といえば施設ですが、利用してできないかということも考えたと。今の医師不足の状況の中で、医者の招へい活動、いわゆる礼を厚くするという意味なのですが、これによって、医者を呼ぼうということも考えたと。だけども実際、今の答弁の中では、実際として、私は二医院にすることは私は無理だと思います。一医院の閉鎖の状況がそういう状況で1日4人ぐらいの患者で、年間2千万円の赤字となりますとこれはよほど手づるがあって、従来の中央病院の先生が来るような形でもないと不可能だとは思っています。けれども私は、町民の命を守る第一の使命として、行政がある訳ですから、そこはもう少し積極的に具体的な数字を上げて交渉してくれたのかなと。この5カ月間、いろいろとおそらく悩んでいるのでしょうが、そういうことが出されたと私は思っていましたが、今の状況としては、いろいろな医療に関する状況を判断して不可能という判断を出されたということでありますが、この点について、家主側あるいは今、土建関係に渡したと思いますが、そういう売却の看板が上がっていますが、そういう経過として、具体的な数字をあげて話したという経過がなかったように答弁されましたがあったのか。それから、医療の確保として、他の町村では、相当大きな医師確保あるいは医療にお金を使っている訳ですから、一医院で二医院は不可能としてもいろいろな条件の中でそういう具体的なことをなされたのか。考えはそこまで及ばなかったのか。ちょっとその点をもう少しお話していただきたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
非常にデリケートな問題がありまして、あまりこういう場で公言することをちょっと差し控えたいというのが本当のところでございますが、私自身は願わくば二医院あったほうがこれは当然よろしいというふうに思うところですし、現実的には、そういう具体的な話も内部的には、なんて良い方はよくないのですがしてきました。しかしこれは、現状の開院している方との状況の問題や今後の北見市の医師会、医療全体の問題で考えていくとなかなかそれではこれだけの金額を出しますから、あなたに来てくださいという状況のオープンな招へいについては、現時点では、まだ行っていないというのが率直なところです。残念ながら人を介してご紹介いただいた医師については、もろもろの条件から今回については、それ以上一歩は進めなかったということですが、私は状況によっては、改めてもう一医院の可能性を探っていきたいと考えているところでございます。
質問 2番 佐藤静基
2点目について伺います。ただいまの答弁の中にもありましたが、今後の訓子府クリニックへの行政の協力といいますか、支援についての考え方について伺います。町の医療の仕事として、高齢者の福祉医療、介護事業、校医などの保健指導医、さらに、乳幼児からの予防接種など、これからは主として一医院に頼ることになると思いますが、その一医院の負担増となる部分については、状況を説明して、クリニック側とどのようなお話がされた経過があるのか。さらに現在、クリニックでは、通院に不自由な患者にワゴン車を使って送迎サービスを行っております。利用者から大変好評であります。平成21年でしたか、私が一般質問で、クリニックでは、地域の医療医院として頑張っているのだから町の町民の大切な病院を守るためにも支援の必要性を求めましたが、報償費を払っているので、あるいは他の医療関係とのバランス等もあり、増額は難しい。そういう答弁でありました。その時点では、医院の努力の範囲でお願いしたいという町長のお考えでした。後になりまして、いろいろな方の意見やそういう内部検討がありまして、ハイヤー料金の割引やスクールバスの利用拡大策が行われているところでありますが、そこで現在のいわゆる医療機関、分かりやすく言えば訓子府クリニックに出している月額50万円の件ですが、この支援としての報償費の件でありますが、一医院がなくなることによりまして、歯科医を除く2つの医院に8月までは1,050万円を支払ってきた訳ですが、一医院となったことで、前回、行政報告で工藤議員の質疑に答えられまして8月いっぱいで治恵クリニックの450万円は当然減額となりますと。そういう答弁でありました。これはその時思いましたが、一医院になって、町のやはり期待をするというか、それにお願いをする。頼る意味、いろいろな今の状況、それから以前の経過、今後この町の唯一の医院としての医療のより充実を図ると。これは広い意味の充実であります。支援として、私は使うべきでないかと。50万円やっているから、分かりやすく言えば、これでいいのだというのではなくて、一医院になったことで、その分を報奨金総額を減額しないで、中身は十分内部で検討されると思いますが、私は総額を減らさないで、ぜひ医療の充実に使ってほしい。町の支援の形だと。そういう形で私はそういう方向に向かってほしいと考えておりますが、この点についてはいかがでしょうか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
今、50万円をお支払いしているのを治恵クリニックが37万5千円、約75%分の37万5千円をお支払している部分。すなわちそれを含めて具体的に言うと87万5千円を訓子府クリニックに地域医療報酬として、払ってはどうかというご意見でございます。これは医療をめぐる状況というのは、時代とともに本当によく変わってきている。私が福祉保健課長の時の平成13年に確か佐藤議員からの質問ではなかったかというふうに記憶があるのですが、間違っていたらごめんなさい。医療報酬をやめたらいいのではないかという質問をあの頃受けて、前町長もその気になった記憶がございます。しかし、実態には、私も伊東先生をはじめ、町内の医師の皆さんに課長として個別に訪問させていただいたり、ご意見を伺いましたが、それは現状の維持の中では大変な状況で、入院患者の持たない、あるいはおかかえではない、何て言うのでしょうか、通勤医の方と同じことになるのかどうかということのご意見もいただいて、実は、最終的には、現状の維持をして、37万5千円、治恵クリニックについては、そういうふうにして75%でご理解いただくという話をした経緯がございます。今、町立病院、すなわち国保病院を持っている自治体は、これは町の病院でございますので、医師1人の確保のために数千万円のお金が必要だ。あるいは看護師1人を確保するのに月額50万円の金額が必要だというぐらいの話は私どもの町村会のメンバーの中からも非常に悲痛な叫びとして聞こえてきている状況でございますし、ちなみに隣町の置戸日赤に対して置戸町がどのぐらいのお金を払っているかというとおよそ1千万円ぐらいですから、私どもの町と比較しても大して変わらない。しかも一医院と申しながらも民間の病院でございますから、非常に難しいメンタルな問題がございますので、私は佐藤議員が言われるように状況を踏まえて改めて内部の検討をさせていただいて、平成25年度から一医院体制で現在の地域医療報償がこのままでいいのかどうかということも含めてご意見を伺いたいというふうに考えておりますので、この場では、即答をこうするというようなことは避けたいというふうに考えてございます。ちなみに、例えば、治恵クリニックで申しますと患者の状況でいきますと大体平成23年度で1日平均3.6人、そして、24年度も3.1人ですから、ほとんど3人ぐらいの通院患者だったというふうに記憶しておりますし、大体年間の赤字は私が石川理事長のお話を聞いた段階では年間約2,300万円の赤字だったということで、とうてい維持はできない。ちなみに町がクリニック等に委託を例えばお願いをして特定健診や主治医の意見書、これは介護、障がいも含めて、職員健診、小学生の心臓健診、予防接種でいうBCG、3種混合、2種混合、風疹、子宮頸がん、小児用肺炎球菌、ヒブ、高齢者インフルエンザ等々を含めて治恵クリニックにお支払いをした実績でいいますと年間42万円という、これは地域医療報酬のほかにこれらの健診等の委託で42万円という状況でございますから、今の治恵クリニックです。42万円ということですから、総体として、この数等が町の委託することで年間等々考えていくと今の段階で訓子府クリニックに金額を増やすことが本当にいいのかどうかということも含めて、かなり全体的な総合的な立場から検討していかなければならないのではないだろうかなというふうに認識しているところでございますので、十分佐藤議員のご意見も参考にしながら、平成25年度に向けて検討をさせていただきたいと思っておりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願いをいたします。
質問 2番 佐藤静基
ただいまの町長の答弁の中で確かに小さな部分でお話しますが、何年か前に報償費のことで私は一般質問だと思いますが、見直しということでやった経緯がございます。その中で取り止めという話は出したかどうかは記憶にないのですが、治恵クリニックと当時同額だったのですね。それで私は規模といい、常勤医がいるのと午前と午後という差があるので、それは差をつけるべきだという意味で論議したつもりでございます。それから、今、小清水、置戸、日赤という名の付く病院がございます。これは確かに今、町長が言われましたように民間の病院と行政側から見れば少し違う、町の病院としては、違うのかもしれませんが、私たち一般町民からみれば病院としては、それは入院施設があるとかないとか、いろいろな高度なつながりは分かりませんが、住民としてみれば、民間であろうが、そうでなかろうが、私は大事な病院であると思います。それに対して、そのほかに病院があれば別ですが、やはり訓子府の病院として、将来育てていくと。今の答弁で内部的に十分医者の側とあるいは医療機関と協議した中で、25年度から何とかひとつを立てて方向づけをしたいということでございますので、その点はひとつよろしくお願いをしたいと思います。次に、3点目についてであります。これは今後の取り組みでありますが、概ね町長が当初から今の再質問の中でも方向付けとしては、理解されますが、もう少し考え方を深めて、今後の論議の中で活かしていただきたいと思いますが、町民が安心できる医療があるということは、町にとって大変重要なことであると私は思っております。町長は福祉優先の政策を掲げて多くの町民、特に、高齢者の支持が高いものと私は思っております。しかし、私はこの町の医療については、十分ではないと考えております。参考までに一部今のお話の中に出ましたが、近隣の町村の状況をお話しますと町の医療に対する支援の状況を見てみますと北見市の日赤の支援に対するのは、これは別格といたしまして、小清水町、人口5,400人の町では、平成6年、老朽化した病院、入院99床、常勤医7名、この移転の新築事業費に24億円かけております。町の一般財源から10億円を出しております。また、今、お話にありました置戸町、3,400人の人口では、平成8年、病棟老朽化のため増築いたしました。入院数95床、常勤医4名、この事業費12億7千万円のうち、3億7千万円を全額、町の単費で支出しております。さらに、津別町、人口5,700人、入院施設のある丸玉産業の病院が町と提携して入院の医療が確保されております。このように、自治体は、多額の支援をして住民の医療を守っております。当町は、訓子府クリニックに報償金、いわゆる損害の償いという形で年間600万円です。今後この町が一医院としての医療を考える時、例えば、開業して24年の訓子府クリニックとこれ言葉が適切かどうか分かりませんが、事業協定、あるいは連携などを行い、かならずしも多いベッドでなくてもいいから、あの適切な最適な環境に位置する医院に入院が可能なぐらいの有効活用をしてはどうか。これは後で他の議員も質問しますが、静寿園の状況も踏まえて福祉医療に期待しているのですが、医療支援策のもとに病院の施設の充実、計画への検討の考えはないのか。先ほど将来に向けて計画をして25年度を目途に方向付けをするということでありましたが、ここでは入院施設を具体的に復帰できないのか。ぜひお話をしていただきたい。こういう例はあれですが、私の両親の時もそうでしたが、日赤で治療が終わりました。末期でしたが終わりましてこれ以上治療がないから退院してほしいと。そういうことを言われまして、ケースワーカーにもいろいろ相談をしましたが、なかなか希望にそうところがありませんでした。もちろん、これは不適切かもしれませんが、治療費のとれない患者を扱ってどうするという意味だと思います。そういう受け皿をできればやはり町の医院で受けてもらえたらなと。そうすれば生まれた故郷で、家族がそばにいる故郷で治療が受けられると。この間、今、町長のお話にもありましたが、日赤の改築にあたっての吉田院長の説明会がございました。その席上、ある農村の婦人から、こういうことがありましたよと。救急車を呼ぶまでもないが、子どもが急病で自分の車で行ったが、なかなか受けてくれなかったと。病院がもちろん夜間ですから、日赤は救急病院ということで、そう簡単には受けてもらえなかったと言いました。そこで、そういう場合、どうしたらいいのでしょう。どこへ行けばいいのでしょうかという話でした。私も気が付いてみれば、訓子府クリニックは夜間になれば、あそこは閉めて誰もいませんから、さあどうするとなった時に、担当の役場の職員にもちょっとこういう場合どうなっているのかと聞いたら、唐突だったので、いい返事はもらえませんでしたが、できれば消防の体制と同じように救急の場合は、ここへ行けばある程度の相談にのってもらえ、応急措置ができ、対応できますよという、そういうやっぱりマニュアルといいますか、そういうものをやはり住民に知らせてやってほしいなと思います。それは、担当職員は、受入側もありますから、考えてみますとその時の話でしたが、私はこの町の住民として、行政側がそういう対応する1つの方法として、私はそういうマニュアルをきちんとやはり教えてあげたほうがいいのかなと。後で聞きましたら、何か北斗病院といいますか、北見24時間の救急センターに行けば、あそこでおおよそのものは対応できる。そうでないものはここへ行きなさいと指示がありますよということは後で調べて分かりましたが、そのような対応も私はとってほしいなと。一医院になった場合には、そういう対応もやってほしいというふうに思いますが、医院の施設の補助の検討の話対応についてとそういうマニュアルについては、考えはいかがでしょうか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
今、具体的に小清水日赤と置戸日赤、それと津別の丸玉産業が経営する病院のお話をしていただきました。状況によって、それぞれの自治体が一定金額を一般会計から支出することについては、何もやぶさかもないし、私の町にもし日赤がありましたら、当然、喜んでそういうかたちをさせていただきたい。すなわちそれは日常の病院経営における運営の補助とは別に、これは何十年に1度のことですから、例えば、うちの町でも新しく歯科医院が来た時に歯科医院の診療台を寄贈したりとか、そういうことは状況によってはありうるし、当然あっていいものだというふうに私は思っていますが、しかし、経営の母体は、これはある意味では、民間の企業であったり、日本赤十字社という全国的な組織の病院の中で運営していることと1病院の民間の私的な医院との公的な援助というのは、例えば、北見市ですと民間の医院等がたくさんありますが、それらに個別に、医師会とか、あるいは医療関係機関の関係機関等に助成することは差し支えないのですが、例えば、そういう民間の病院に金額をやるのは当然だという考え方ではなかなかいかない難しい問題がありますので、私はその点では、地域医療報酬がどの段階でどういうかたちでやるのが本当に適切なのかということの内部検討をしなければならない。それは今後あらたに新しい病院を医師を招くにあたっても同じような考え方に立たなければなりませんので、その辺では、慎重を期しながら地域医療報酬の見直しをさせていただきたいというふうに考えているところでございます。ただ現時点で、これに対してこうするということは、先ほども申し上げましたように、ここでは答弁を差し控えさせていただきたいと思います。もう1点ありましたように、消防体制といいましょうか、救急医療体制も含めてということであります。うちの町の場合は、救急車等については、最新型を取り入れて、年間大体二百数十件の救急を配置しておりまして、救急病院が例えば、救急車に乗られた方が日赤にと、あるいは小林病院にというような、そういうようなことについては、率先してそこにあれして、当然日赤は受けるというかたちになります。ところが、夜間診療については、これは第3次医療圏というよりも1次医療圏ということですから、この間、吉田医院長が言いましたように、まずは自分の車で行った場合については、夜間診療の北見のその機関に行ってくださいと。そこで紹介状を書いたり、ここでは大変だということであれば、すぐ北見日赤あるいは高度の医療圏のほうにまわすということが、これが1つの仕組みですということを吉田医院長が申し上げたのではないのかな。その点で、私も吉田医院長の講演の席に同席しておりましたが、一女性がこういうこともあったというお話については、ある意味では広報、こういったことをマニュアルというよりは、広報でしょうか、これらについてもきちんとさらにきちんと出さなければいけないというように考えておりますので、これについてもできるだけ早く町民の方に周知できるように努力をさせていただきますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 2番 佐藤静基
最後の4点目について伺います。今の町の医療の報償といいますか、助成については、なかなかそう1病院に対しては、状況としては、相当問題があると。でも今の町民としての意向は理解されていたようですが、そこで大きな北見市がありますが、隣の置戸、あるいは小清水と比べて訓子府がやはり1病院で入院施設もないようなクリニックですから、その備えとして、その体制について、少し伺いたいと思います。人口が5,500人の町で十分な医療制度を確保することが困難だとは私も思っております。2週間ほど前の新聞のチラシでしょうか「数字で見る北見のいろいろ」というものがございまして、その中で病院と医療の数として、市民12万4,610人に対して83件の病院と医療があります。割りかえしますと1,500人当たりであります。詳しい数字でなくて、こういう内容であります。訓子府の人口に当てはめますと3.6倍も病院と医院がございます。これは余裕があるという意味ではないのですが、総体的に見ますといいなと。中には年取って北見に行けば病院も近いし買い物も近いしというようなことが、たまたま耳にすることがありますから、医療というのは、やはり住民の生活は相当ウエイトを置いた大事なことなのだなとつくづく感じております。そこで、町長も医療の確保に関しましては、各行政担当者や医師会などの関係機関でオホーツク圏の広域医療対策協議会や北見市医療問題協議会などで議論されているようですが、今後さらに町の病院の状況を考えますと今までの答弁を考えますと北見日赤を中心とする北見市や例えば隣の置戸日赤としっかり連携を密として、切れ目のない町の医療体制をさらに強化すべきと考えておりますが、改めてこの件についてはいかがでしょうか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
先般、北海道を中心として、道立病院の将来について、どう考えるのかという集りがございました。これはさらには、北網圏域の医療についての協議会、組織もあって、私もその理事の一員となっております。私は、その時にも北海道の道議会議員の保健医療福祉常任委員会の求めに応じて何件かの発言をさせていただきました。その多くは、道立北見病院についての医療の拡充のためにも日赤との合体もしくは単独であれば7億9千万円のお金というような微々たるものではなくて、桁が違うのではないのか、さらにもっと言うなれば、私は第3次医療圏を確保し充実するということは、第1次医療、すなわち個人病院の充実なくしてケアもそれから高度医療につなぐということから含めてもあり得ないと。その点で言うと北海道は第1次医療圏にも医師の確保について、積極的な展開と責任を果たすべきだという、私は意見を厳しく、美幌の町長も厳しかったですが、私も厳しく医師の、しかもそれは訓子府が二医院体制から一医院体制になったと。町立病院が国保病院のみならす民間病院のある、また、それぞれの町が大変厳しい状況をしているとのお話をさせていただきました。その点では、今、議員が言われたように北見日赤や置戸日赤と切れ目のないというのは、かなり置戸日赤や北見日赤は、訓子府町民が今も利用していますし、その点では、両方の特に置戸町の井上町長を中心として、私たちはそうした話題、話し合いを重ねているところでございますので、制度として、これが可能なのかどうかというも含めて、今後の検討課題になるのではないのかというふうに思えてなりません。それから、北見の医師会の古屋先生とも私も何度か古屋先生のところにお伺いしたり、お話をする機会がございますので、やはり北見も医師会も今高齢化が非常に進んできている。大変、先生方がお年を召してきている。あと10年たつと北見の医療体制そのものも非常に厳しいものがあるのだと。これはだからこそ2次、3次医療圏が頑張ってもらわなければ困るんだけれどもということでしたが、その点では、冒頭、私の答弁で申しましたように入院患者をとらない病院がクリニック等の病院が非常に増えてきているという状況でございますから、これは第3次医療圏、圏域管内、第2次医療圏等々含めて、管内的な問題ということもありますので、これは自治体間でもきちんと議論をしながら一層のそうした綿密な体制を組んでいく必要があるのではないかなと認識しているところでございますので、今後もそのように努めていきたいと思います。それともう1点、先ほどのこととも関連するのですが、どうして病院が医院になり、医院がクリニックになったりして、入院患者を持たないかと。入院患者を持つことによって、医師の負担、医師の確保もさることながら、看護師等々の人件費等々のことからいくと我々が考えている支援どころではない。大変な負荷がかかる金額が負担を求められるという点でいくと自治体が例えば1つの病院に入院等々を持てということに対するリスクというのは、私は非常に高いものではないかというふうに考えております。その点で、軽々に「分かりましたすぐ」というような答弁はできませんということのお話をさせてもらいました。さらに、無医村になった時にどうするのかと。これは私どもの職員が北見保健所にその援護策を確認をさせてもらいましたら、無医村になった場合については、保健所としては、北見赤十字病院が国の委託を受けて、月1回の診療にあたるという事業があると。そのほか、無医村になった場合は、国の補助等を受けて町立医院を開設するかどうかという補助はありますということの助言をいただいたようでございますが、救急体制はもちろんですが、私は無医村になってはならない。させてはいけないとは思っておりますが、例えば、医療タクシー等々、ここから救急車で20分弱の医療圏でございますので、それらも含めて将来的には、総合的な対策が私は対応が行政として必要になってきているのではないかなというふうに思えておりますので、時間をいただきながら、議会の皆様方とも議論し、私たちの町のある意味でのあるべき医療体制をさらに皆様とともに議論をしていきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 2番 佐藤静基
今、答弁にふれていただきました病院の報償費から支援策というのは、まさに入院施設をした場合に24時間体制ですから、医師、それから看護師、しばらくあそこは19床あったと思いますが、クリニックの入院施設が少し手直ししなければならないかもしれませんので、そういう意味も含めて支援策の考えはということでありますので、当然今町長がお答えになりましたように費用は桁が違うほど必要になると。そのことも含めてご検討をお願いしたいという意味で終わりました。最後にまとめていただきましたので、今後の一医院としての対応をよろしくお願いいたします。