訓子府町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月8日
本町の産業担い手対策と活動支援
2012年3月8日、訓子府町議会の一般質問で、西山由美子議員が「本町の産業担い手対策と活動支援」について質問し、町長 菊池一春、農業委員会事務局長 遠藤琢磨、農林商工課長 佐藤正好、社会教育課長 上野敏夫が答弁しました。
- 質問者
- 西山由美子 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春、農業委員会事務局長 遠藤琢磨、農林商工課長 佐藤正好、社会教育課長 上野敏夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 西山由美子
8番、西山です。通告書に従いまして一般質問をいたします。今回は、所管事務調査の中から2点、町長にお伺いいたします。1点目は、本町の産業担い手対策と活動支援について。町制60周年の年も過ぎ、新たな1歩を踏み出した我が町訓子府ですが、世代交代により各業界のリーダーの顔ぶれも少しずつ若返り、これからの時代を担う青年たちの考え方、活動ぶりが頼もしく、町の活性化にも大きな役割を果たしていると思います。若い時こそ失敗を恐れず、活動の幅を広げ若者同士、異業種間、異年齢間の交流を多く持つことが、この町の元気につながると思います。各産業後継者の育成と活動への支援に対する町長の考え方を伺います。1つ目、本町の産業(農・林・商工業等)後継者の実情と課題は何か。2つ目、担い手対策として、交流の機会や結婚相談などの活動支援に対する取り組み方。3つ目、今後の青年育成研修の計画と進め方について。4つ目、本町の新規就農・体験実習に対する支援の考え方。以上の4点について、お伺いいたします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま「本町の産業担い手対策と活動支援」について、4点のお尋ねをいただきましたのでお答えをさせていただきます。まず、1点目の「本町の産業後継者の実情と課題」についてでございます。農業と商工業に分けてお答えしたいと思います。はじめに、農業後継者についてであります。現在、後継者として親元で就農している方は113名おります。このほか、毎年、新たに6名から10名程度が学校を卒業し、あるいはUターンにより新規就農している実態でございます。このことは、他市町村に比べ後継者が多く戻ってきているのが本町の特徴であるといえます。この親元就農者113名のうち、約半数の55名が未婚であります。年齢構成は20歳代が36人、30歳代が19人となっております。なお、40歳代以上の者については認定農業者、いわゆる経営者に区分されることから、この中には含まれておりませんのでご理解いただきたいと思います。農業後継者の成婚数は、毎年7組から10組となっており、この数は決して少ない数字ではないと思っておりますが、昨今の状況を見ておりますと結婚当初は親元を離れて暮らしたいとの要望が強く、場合によっては町外に住宅を求めるケースも見受けられますので、新居の確保をどうするのかが課題の1つといえます。次に、商工業の後継者についてでありますが、実情を示す数値等はありませんので、具体的なお答えはできませんが、商工会青年部の活動を見ておりますと若い人が増えているのを実感しているところでございます。しかしながら、景気回復の兆しが見えない厳しい現状を考えますと事業者個々の営業努力は当然のことですが、それを下支えする商工業振興策をどうしていくかが大きな課題ではないかと考えております。商工業、農業のいずれも、本町においては、後継者の配偶者対策が最大の課題であるといえますし、関係団体と連携し、出会いの場の提供等に努めるとともに、青年の皆さんには青年活動などに積極的に関わっていただくことを期待したいと考えております。次に、2点目の「交流の機会や結婚相談などの活動支援に対する取り組み方」についてであります。本町における農業者の配偶者対策は、ご承知のとおり担い手相談員、農協青年部、農協女性部、フレッシュミズ、町議会の各代表者と保健師、網走農業改良普及センター・農協・町の各職員で構成しております「訓子府町農業担い手推進会議」が中心となって取り組んでいるところでございますが、交流の機会に関しましては、農協青年部訓子府支部が主催しております「女性との交流会」への支援を行っており、この交流会をきっかけに交際し成婚をした後継者もいるところでございます。このほか、担い手相談員が町内者や町外者から直接相談を受け、出会いの場を設けることもあることから、その経費についても協議会から助成をしているところでございます。また、未婚後継者の交流の機会だけではなく、新たに結婚された農業後継者のご夫婦同士が、同じ農業を行う者として、末永い交流を続けて行くことを目的とし「担い手カップル激励会」を毎年開催しているところでございます。結婚相談などの活動に関しましては、5名の担い手相談員が農業後継者宅を戸別訪問し、本人やご両親と面談しながら、結婚に対する意識確認や相談などを受けている状況にあります。次に、3点目の「今後の青年育成研修の計画と進め方」についてでありますが、新年度予算に計上している町の事業としましては、まず、国外研修に参加する農業後継者に対する補助である農業後継者育成事業があります。また、農協が事業主体となり実施している若年後継者や女性を対象とする国内研修事業に対する補助である農業担い手育成事業があります。教育委員会の事業としましては、産業後継者教育推進協議会が事業主体となり、農業や商工業をはじめとする産業担い手である青年が自主的に企画・実施する国内研修事業がありますし、青年団体連絡協議会や4Hクラブの活動費補助も青年育成研修的な要素の強い事業といえます。このほか、町費は支出していませんので、実態は把握しておりませんが、農協青年部や作物別の生産組織が若年後継者向けに実施している研修制度もありますので、本町においては青年の育成事業は充実しているものと理解しております。まちづくりを進めていくうえで、青年の育成研修は重要でありますので、今後も関係機関と連携し、研修機会の拡充を図ってまいりたいと考えているところでございます。次に、4点目の「本町の新規就農・農業体験実習に対する支援の考え方」についてでありますが、まず、新規就農の支援対策につきましては、これまで、既存の農業者の規模拡大傾向が強く、農地の流動化が遅延なく進んできたことと新たに新規就農者が参入してくる状況になかったことから、新規就農の支援対策は特に定めておりませんでした。これについては、将来、新規就農の動きがあった時点で関係機関と協議しながら支援対策を検討していきたいと考えております。次に、体験実習に対する支援につきましては、畑作体験実習生に関しては、担い手対策推進協議会が募集から帰省までの間、対応をしておりますが、受入れ農家のご理解をいただきながら、地域の皆さんとの交流を実施していただいたり、担い手相談員が実習生の悩み事や日常面の相談を受けるなどメンタル的な支援を行っております。また、実習生の受入れやすい体制整備として、かねてから要望がありました専用住宅確保に向け、平成24年度に町有住宅2戸を改修することとしております。酪農実習生につきましては「酪農実習生受入協議会」が事務局となり対応しておりますが、町としても協議会に対し財政的支援を継続してまいりますとともに、酪農実習生の実習生専用住宅への入居も認めていきたいと考えているところでございます。以上、お尋ねのありました4点についてお答えしましたので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
再質問 8番 西山由美子
ただいまの答弁に対して、項目に従いまして再質問をしていきたいと思います。1つ目の産業後継者の実情を今、町長からお示しされました。確かに農業の後継者につきましては、他町村に比べて本当に多く、最近特に後継者が増えてきているという話は聞いております。商業に関しては、細かいデータがないということですが、お伺いしたい1点目は、全体にUターンの青年はどのくらいいるのかという実数がつかまえているかどうかということと青年の活動グループといいますか、青年といいますと20歳から50歳くらいでしょうか。その区分は分かりませんが、本町の青年たちがそれぞれの活動しているそのグループの活動状況や人数などがもし把握している部分がありましたら、教えていただきたいと思います。それとそういう若者たちと私たちはあまり若者たちと接する機会が少ないのですが、町長から見た本町の若者たち、後継者の方たちの何と言うのでしょうか、気質といいますか、特性をどのように町長はとらえていらして、そして、どうあってほしいという、町を司るリーダーとして、どうあってほしいという思いがあるのか。町長ご自身が今の青年たちの親御さんの時代、確か社会教育とかで育成に関わってきたのではないかと思いますので、この辺も含めて、もしお考えがあれば簡潔にお願いいたします。
答弁 農業委員会事務局長 遠藤琢磨(農業委員会事務局長は2012年3月まで)
1点目のUターンの数でございますが、農業後継者に関しましては、私から報告をいたしますが、平成15年からの数字でございますが、平成15年から23年まで9年間でございますが、あわせまして45名の方がUターンということで、親元就農してございます。以上です。
答弁 農林商工課長 佐藤正好(農林商工課長は2012年9月まで)
商業関係のUターンの数なのですが、これについては、把握してございませんので、ご理解を賜りたいと思います。そして、2点目の商工会青年部になろうかと思うのですが、活動状況ですが、一番大きなウェイトを占めているのが、ふるさとまつりですとか、あるいはさむさむまつり、そして、場合によっては、商工会の事業ですが、芝桜まつりとそういう全町的な行事での中心的役割を果たしているというのが商工会青年部、ほかの青年部も同じようなことが言えますが、そういう状況でございます。また、近年では、商工会青年部が中心になって、買い物弱者対策などにも取り組むというような状況もみえてきているというところでございます。
答弁 社会教育課長 上野敏夫(社会教育課長は2014年3月まで)
教育委員会で担当しております青年団体の数をお教えしたいと思いますが、訓子府町青年団体連絡協議会、30名でございます。同じく、4Hクラブも30名でございます。参考までに申し上げますと管内の青年団体、今、6市町でございます。大空町、遠軽町、北見市、置戸町、湧別町、訓子府町の6つでございます。ちなみに全道では青年団体は17団体となってございます。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
私自身が現在の青年の気質をどのように理解しているかと。これは私が青年団や4Hクラブ等々を担当していた時代から、もう既に20数年経ってございます。その辺の比較から申しますと非常に良い青年たちです。性格的に素直で、頭も良いし、ちゃんと大人たちのやることを見ています。ですから、例えば、青年団の総会、4Hクラブの総会、いろいろな青年組織の総会に出ますが、非常に理路整然にしかも粛々と会議を進めている点では、大人だなというように思います。ただ、そのことが良いかどうか。これは時代がそうさせてきたとそういうとても素敵な子どもたちを私たちはつくってきたのだと思いつつも、私が訓子府に来た頃から、さらに社会教育を離れる平成5年までの若者たちと比較して、ある意味では、批判的な物事に対する考え方を持たない。相手の懐に入って、そしてお互いの考え方を切磋琢磨して、そして互いに涙しながら、そこの困難を乗り越えていくバイタリティーやしたたかさ、その点では、迫力不足という点では否めない。これは、私は一概に良いとか悪いとかと論じるものではなくて、客観的にみて、そのように感じる。とても素敵な若者たちです。
再質問 8番 西山由美子
先ほど、活動グループの中で、社会教育では分かりましたが、もう少し今の青年たちが細かくどのような活動をしているかを行政側として把握していないのか。もっと細かい活動です。それは後で、もし分かれば教えてほしいのですが。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
それぞれの担当課長が行政的に把握している数は、先ほど言ったとおりです。しかし、1つの特徴としては、同じ目的を持った人たちがサークルをつくって、そして日常的に1年間継続した活動をするというのは、従来から増して、それはなかなか見えにくい。だけど例えば「ビストロkunneppu」は、青年活動といえるかどうか分かりませんが、同じような世代の人たちが、意識ある者が、1年に春、夏、秋、冬の地元の食材を使った料理を提供したりという活動は、目に見えるものではある。しかし、今、活動は休止状態。これは、ありようをもう1回勉強しようと考えている。それから例えば、これも同じような世代の農業関係で言いますと小さな葉物、キャベツとか、そういったそして市場に出している若者グループがあったり、それから全体として、青年と言えるかどうかは分かりませんが、例えば音楽サークルのオニオン吹奏楽団とか、そういった中には、圧倒的に多数の若者たちがそこで演奏活動をやったりという、そういうかなり目的的なサークルというのは、活動されているなということで見えますが、昔のように、いろいろな考え方を持ったいろいろなうんぬんというのは、なかなか見えない状況ではないかと思います。
再質問 8番 西山由美子
どうしても行政にかかわる、いろいろな委員会にしろ、集りの中で感じることは、年齢層がすごく高い。高いというか一定の限られた人たちによって行われることが多い。若者が今、今年の人口の統計でみましたら約3割ぐらい、先ほど20歳代から50歳代まで現役世代として考えた場合に3割ぐらいいますので、その人たちの意見が行政にどのくらい反映しているのということです。例えば、小さな活動グループの活動が休む。いろいろな考え方もあって休んだり、やめてしまったりということは、これからも多々あるでしょうが、そういう青年たちの声とか活動をどのように支えていくかの姿勢が行政側にあるのかとお聞きしたいことが1点です。それと先ほど町長が今の青年たちの気質ということをお話なられたとおり、やはりそれは全国的に今、ちょうど世代の前後のお子さんたち、二世たちが今、現役世代となっている訳ですが、全国的に異変というのか、そういう特徴があるといろいろな声が聞こえています。例えば、田舎でなくても職場の中で、中間管理職に就くことを拒絶する青年がいたり、あとは職場や仕事にしばられたくない。それが現在のフリーターを希望する。今はちょっと変わってきていると思いますが、数年前はそういうことが起きていたということ。あとはもっと自由に働きたいとか、恋愛もしない、結婚もしないことを望むとか、定職に就かない青年が数百万人も全国的にいる。そういう現状の中で、先ほど、都会と限りませんが、町外に一度お勤めになってUターンしてきた青年たちは、多分、町外でいろいろなことを学んだり、いろいろな世界を見てきて我が町を選んでUターンしてきたのだと思います。その青年たちのさまざまな体験や学習から得た情報をやはりこの町にもっと活用できないか。そこを拾い上げるのが、やはり行政の仕事ではないかと私は思います。それで全国的にも静岡県富士宮では、ゼロ予算事業、予算にお金をかけなくても日頃から中学生、高校生も含めた若者も含めた町民が業種のさまざまな自分たちの町をどうしたらいいかという、まちづくりへの提案に参加している。それも2年間に60回の話し合いをしたり、その中からいろいろな民間の団体が生まれたり、活動が生まれたりということがある。何も予算付けすることだけが事業ではない。その辺もヒントにして今後のまちづくりにぜひ若者たちの声をもっと活用してほしいと思っています。その点について、いかがでしょうか。
答弁 農林商工課長 佐藤正好(農林商工課長は2012年9月まで)
1点目の現役世代の声がどの程度行政に反映されているのかということについてのお尋ねでした。年齢層が高くなっているのは事実ですが、最近、私も若いつもりでいたのですが、実際にいろいろ青年組織のところに出ていったり、あるいは生産組織の総会などにいきますと本当に若いのです。必ずしもその青年の声というよりも生産組織の中でも若い人たちがどちらかというと中心になってきて取り組んでいる。それがやがては行政にいろいろな要望として上がってくるということもありますし、また、例として、適当かどうか分かりませんが、一昨日、お祭りの実行委員会がございまして、さむさむ祭りの反省会をやった。その中で単なるお祭りの反省事項のことだけではなくて、終わった後に青年については、商工会青年部、役場青年部、訓青協と農協青年部の4団体がある訳ですが、そこの中で、例えば、商工会青年部から道の駅の構想についての説明があって、皆さんにもぜひ良いアイディアくれないかというようなことで協議する場も設けたり、ということもありますので、必ずしもそういう機会が行政的にそういうものを用意しなくても今は自由にのびのびと若者たちが自由な発想で話し合って、いろいろ行政に声を上げてくるシステムというのもかなり出来上がっているのではないかと思っていますので、ご理解をお願いしたいと思います。
再質問 8番 西山由美子
分かりました。それでは、2点目の交流の場、今、答弁ありましたように、若者たちの交流の場がどんどん増えていっているということはとても喜ばしいことだと思います。先ほどの答弁の中にありました結婚の相談というのは、昔は社会福祉協議会で結婚相談という窓口があったそうですが、今は農業担い手、これは農業に関してですが、推進協議会というところが中心になって、私も協力員にはなっているのですが、実際に町民の中で、町民に後継者の結婚相談というのが、どういう形で、そういう人たちが頑張っておられるのかということが以外と知られていないのかという懸念があります。そして、どうしても人口減少になっていくし、年齢的にも年齢層が片寄ってきますと本当によく聞かれるのが「この町に女の人たちはいるのか」という声がすごく、やはり「どこで知り合ったらいいのだろうか」と若者たちの声も聞こえてきますので、相談員の人ともお話しましたところ、大変な努力をされているということで、例えば、私たちが独身の男性に面と向かって「あなた彼女いるの」となかなか聞けませんが、毎年その調査の中で相談員の方はきっぱりと尋ねるそうです。そしたら相手方もやはり結婚相談員の方だという信頼関係があって「彼女はいないです」とか「今、去年から付き合っています」ということを正直に答えてくれるということが、やはり何年間の積み重ねの中でいきてきたことなのかと思います。私たちの町は推進協議会で活動していますが、この近隣町村の状況はどのようになっているのか。また、結婚相談の交流の場をもっと広域的に広げて情報を開示しているのかの状況をお願いいたします。
答弁 農業委員会事務局長 遠藤琢磨(農業委員会事務局長は2012年3月まで)
結婚相談員の周知等の関係につきましては、年に1度、広報で結婚相談員の氏名、住所等を周知をいたしまして、何か相談等があればということで、全町的に周知はしてございます。それから管内的な協議会等の設置状況でございますが、オホーツク管内で本町みたいな担い手推進協議会等を設置している市町村が11ございます。それから協議会は設置しておりませんが、町部局で仕事を担当しているというところが3市町村、それからJAが担当しているというところが1町村、その中でもうちのような相談員と担い手相談員、結婚相談員、いろいろな名称がございますが、相談員等を委嘱している市町村が7市町村、管内的にございます。管内的な部分の交流等につきましては、実際には、情報交換等は現在のところ行っておりませんが、年に2度、札幌等で行っております研修会に本町も担い手相談員が交代で参加していただいておりますが、そうした会議の中で他町村から来た相談員等と交流を持って、情報交換をしているというのは、相談員から聞いてございます。それから、昨年度から本町の担い手相談員につきましては、管内的な部分で11市町村に協議会がございますので、そこのところで先進地事例研修ということで、昨年は興部町、それから本年は、美幌町に担い手相談員と私も含めて行きまして、活動内容等いろいろな部分をお聞きしたり、研修しているという状況でございます。
再質問 8番 西山由美子
結婚はしたほうかいいかな。私の知っている人で50歳代で結婚した方が2組いて、その人たちが結婚に踏み切れたのは、40歳代、50歳代になりますと皆さん遠慮してなかなかお話が来ないのです。一度ぐらい結婚してみなさいよという勧めで女性のほうも年齢が高かったのですが、現在幸せに暮らしているという実例もありますので、相談、相談というか、結婚したい方たちは、1年といわない、早い方がいいというのは、年齢的に条件が39歳と40歳で条件的に悪くなってしまったりということがありますから、やはりそういう結婚相談というのは、たくさんの人の協力を得ながら、かといってデリケートな部分もたくさんありますので、これからの活動をぜひ進めていっていただきたいと思います。3番目の青年研修のことについて、お伺いいたします。21年度から23年度まで、置戸町との5名ずつ、10名の青年国内研修というのがありまして、これは地域再生プロジェクトの中の事業だと思いますが、訓子府町の場合、23年度もこの間、行って帰ってきましたが、3年間、実施してみてどのような感想をお持ちなのかお聞きしたいと思います。
答弁 社会教育課長 上野敏夫(社会教育課長は2014年3月まで)
国内研修の関係でございますが、21年度から、置戸町と訓子府町の2町合同で産業後継者の国内研修を実施してございます。この事業というか、前段の農業青年の国内研修というのがずっとありまして、これが1市6町でやっていたものが、途中で廃止になったということで、何とか訓子府町のいろいろな青年たちの活動を支えているとかまちづくりのために何とかこれを復活をしたいということで考えてまいりました。その機会があって、21年度から実施をしている訳でありますが、成果としましては、やはり青年たちが1週間なり、同じ釜の飯を食べながら、特に、他町村のメンバーと一緒になって、夜も徹して議論をしたり、自分の考え方を申してみたりとか、そういったことで、今でいう絆がかなり深まったということがあると思います。また、一方では、まちづくりの部分につきましては、若い人たちのエネルギーを借りない手はないかなという部分で考えておりますが、特に今回は、商工会の若手が行きました。2月20日から3日間程度、行ってまいりましたが、そういった意味では、商工会のメンバーが行くという部分では、今回がはじめてのような感じがしますが、そういった部分では、自分たちで学んできたことをいろいろアレンジしながら、訓子府町にあったものをアクションを起こしてほしいということも大変な期待をしているところでございます。そのようなことで、置戸町につきましては、3年間実施をして、1回お休みをすると聞いていますが、訓子府町としましては、単独でもこの事業を続けてまいりたいと考えているところでございます。
再質問 8番 西山由美子
そうですか。置戸町はお休みしたいということなのですか。実は、置戸町の職員の方が22年2月16日に道民活動センタービルで、多分その実践を発表なさっているデータが手に入ったのですが、その中でやはり5名の青年たちを募集したところ、はじめは0名だったそうです。それで、個別に青年たちにあたっていったところ、全員が引き受けてくれて行くことになったらしいのですが、やはり、その青年層の現状としては、人数は少ないが、置戸町の未来を担う青年はいる。特に、近年は、農業者の跡継ぎが帰ってきている。これは訓子府と同じですが、しかし、農業青年の絶対数が少ないために同級生など、農業のことを聞く相手がいない、少ない、また、農業後継者となる意識がなくて、企業に就職した人が多いため、農業に関する学習をしていない青年が多い。こういう職員の現状の把握がこのように書かれておりまして、課題としては、やはり集団で成し遂げることやコミュニケーション能力を発揮、する場所に慣れていないので、やはりこういう活動は必要だということだと思うのです。訓子府町の場合は、今後も継続していきたいということで良かったと思うのですが、そういう現状の把握と課題は、どのようにとらえているのかということと産業後継者育成基金というのがありますが、これは23年度の保有見込額が2,862万5千円とありますが、この基金というのは、いつ頃から何の目的でどのように3千万円近く積立てられたのか、その経緯などをお知らせ願いたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
冒頭の質問にも関連するのですが、若い人は研修やあるいはいろいろな祭り等の事業を通じて着実に成長していくという感じは本当に見受けられます。今回の国内研修で商工青年、帰ってきたら必ず1時間ほど懇談するのですが、今回、商工青年で谷口君等々のもっと若い連中が報告をしてくれました。まず、すごく素敵なのは、自分たちで研修地を探す。そして訓子府町だけにとどまらず、置戸町の心配していたように、置戸町はなかなか研修生が集まらない。うちのメンバーが置戸町の商工青年等に働きかけて、それで酪農青年も1人いましたが、10名揃ったということで、それともう1ついいのは、町職員が一緒に同行しているのが、一緒になって研修の指導者ではなくて、一緒になって同じ世代の職員がしていくということも、とても良いことだと思って、私自身はこの研修は議会での提案も踏まえて22年度から実施したことですが進めていきたい。産業後継者の2,700万円については、私の記憶では、かつて訓子府農協が単協時代に、確か湯村氏が会計部長だったと記憶しているのですが、町に3千万円寄付をして、その課率で農業後継者の研修をしないかということが、これはもう昭和50年代だったというように記憶しています。それが現在のように受け継がれて農業後継者の研修に利用させていただいているというのが、ずっと続いているということです。それからもう1点、研修の成果で私は驚いているのですが、訓子府新報に農協と町が金を出して今年もカナダに派遣しました。全体で15名ぐらいですが、そのうち9名が訓子府。その前はオーストラリアに行っているのですが、訓子府新報の連載記事を読んでいて、何と素直にカナダの状況や女性の参画の問題、いろいろなことを本当にはつらつと報告している。やはり見せなければいけないという感じをしていますので、研修の財源的なこととそれから成果的に非常に大きな成果を発揮しているのではないかと思えてなりません。
再質問 8番 西山由美子
産業後継者育成基金の3千万円がそっくりまだあるということは、これからこの基金を活用して、どんどん青年の活動に活用していくということで理解してよろしいですか。訓子府の青年研修に行ってきた方々の感想を私なりに聞いてみました。これは今後の参考にしていただきたいと思います。誰が言ったかは憶測しないでください。まとめたのですが、研修先を少なくして1カ所の滞在時間を長くしてもよいと思う。見る、聞く研修だけではなくて体験型の研修箇所もあったほうがよい。マルシェでの野菜販売は楽しかった。研修先をできるだけ早めに決めて事前研修をしっかりしたほうがいいと思う。研修先の青年の方々との交流会は必ずやったほうがよい。集まる時期と場所は早めに決めたほうがいい。それから研修に参加する青年たちの募集のことだと思うのですが、この研修のアピールの仕方をもっと工夫したほうがいい。気付かなかったり、よく分からなくて本当は行きたいと思っても、なかなか手をあげられない人もいるのではないかという意味だそうです。あとメンバーが決まったら、事前に交流会をして親睦を深めたほうがよい。良い点、悪い点はあると思うが、団体研修で何を目的とするかで随分得るものが違うと思う。このほかにもたくさん寄せられましたが、本当に町長が言われたように青年たちはこの研修でそれぞれの役割を分担して団長を決めたり、会計を決めたり、その中で、例えば、置戸町との青年たちともはじめて交流して、帰ってきてからもメールのやりとりをしたり、やはり本当に若い人いうのは、1つひとつ経験を自分のものにしていくのだなと思いました。ぜひ、この研修も含めて、青年の育成に関して、もっともっと、与えるばかりではなくて、子ども扱いするのではなくて、大人になってほしいので、大人扱いをして冒険させることも大事だと思うので、失敗を恐れず、そういう意味で研修をどんどん進めていってほしいと思います。最後の新規就農体験実習に関してですが、ご説明がありましたが、全道の北海道担い手育成センターの23年9月で出た資料によりますと全道的に受入れ指導農家に対する助成がある市町村は24市町村で全体の26.6%、研修施設の設置があるのは18で20%、研修者に対する助成があるのは28で31.1%、就農者の営農に対する助成は52で57.7%、就農者への就農奨励金交付や制度、資金などへの助成があるのは59で65.5%、体験実習に対する支援としては、うちの町も入っているのですが、交通費などの助成は18で32.7%、滞在経費などへの助成は22で40%、受入れ指導農家に対する助成は11で20%、宿泊、実習施設があるのは31で56.3%というデータがあります。私たちの町では、まだ新規就農に対する実際の農場もあいている農場も少ないとか、そういうこともあると思うのですが、ある時、私、道外、訓子府町に住んでいた方で内地に転勤なさって、旦那さんが定年退職になって、いきなりメールが送られてきたのです。訓子府町でお試し農業とかいう、そういうのはありませんかと言われて、うちの町はそんなしゃれたことはしていませんと答えたのですが、今、定年期や若者たちの職業選択肢の中にも農業というのが、あり得ると思うのです。なかなか農地法の問題などもあって、自分もそうでしたが、農家になかなかなれない。それが今、5年前からですか、認定農家制度というのがありまして、うちもそれで5年計画を立てて、町長から許可を得て、一応、農家として、認定はされていましたが、何の情報もありません。ただ、利点としては、農地を買えるのかな、売り買いできるのかなというところだけです。もう少しその辺をこれは国の対策だと思いますが、農業を本当にやりたい人がやれるような体制が今後つくられればいいなと思って質問しました。そのことについて、時間がありませんが、1つありましたらお願いいたします。
答弁 農林商工課長 佐藤正好(農林商工課長は2012年9月まで)
新規就農の支援策についてですが、過去を調べてみますと平成9年に酪農で1件、新規就農の動きがございました。最終的には、不調になったのですが、その時点で具体的な支援策を検討するということで関係機関、農協等といろいろ協議した経過があります。当然、支援する際には、条例化が必要だということで、そういったものも具体的な検討まではした経過はあるのですが、最終的には、不調になって、条例もいらなくなったということです。町長の回答の中でも述べていますように、今後そうしたものが出てくれば、また新たに関係機関と協議しながら、支援のことについては、検討していきたいと思います。認定農業者の関係のお話がありましたが、これは農地改良とかという部分もあるのでしょうが、スーパーL資金を受けられるだとか、あらゆる部分で認定農業者としてのメリットが出てくる部分でございますので、念のためご理解いただきたいと思います。
再質問 8番 西山由美子
次の質問に入らせていただきます。