訓子府町議会 平成23年第2回定例会 2011年6月22日
新図書館づくり構想
2011年6月22日、訓子府町議会の一般質問で、西山由美子議員が「新図書館づくり構想」について質問し、教育長 山田日出夫が答弁しました。
- 質問者
- 西山由美子 議員
- 答弁者
- 教育長 山田日出夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 西山由美子
では、次の質問に移らせていただきます。教育長に「新・図書館づくり構想」について、お伺いします。私たちの町の図書館は、60年前の昭和26年11月に公民館、図書室として蔵書300冊から貸出がはじまりました。昭和59年11月に現図書館が新築開館となり、たくさんの読書サークルが結成され、昭和61年7月には、図書貸出率日本一を達成しました。このように多くの町民に親しまれてきた図書館ですが、今、新しく増改築の計画が立てられています。具体的にどのような内容なのか、3点について伺います。1点目、現図書館の実情から見られる問題点と課題は何ですか。2点目、少子高齢化、人口減少を伴う中、新図書館の必要性と目指すものは何ですか。3点目、新しい計画の今後の進め方について、具体的な考えを伺います。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
新図書館づくり構想について、3点のご質問がございましたのでお答えします。1点目の「現図書館の実情から見られる問題点と課題」についてのお尋ねでありますが、図書館は、昭和59年にオープンし26年が経過しました。訓子府小学校をはじめ、各学校や幼稚園などから近いという立地条件に恵まれ、現在でも子どもたちを中心とした利用で高い貸出率となっております。しかし、建物は経年劣化によるすが漏り、床・カーペットの傷み、暖房設備の老朽化など大規模な改修が必要となっています。また、2年前に実施したアンケート調査や昨年開催の利用者懇談会等において、「施設が狭い、落ち着いた環境で読書がしたい」、「活字以外の情報がほしい」そして「本だけでなく人とのふれあいの場であってほしい」といった要望があり、現施設の狭 隘きょうあいによるサービスの限界などから、新しい図書館づくりに大きな期待が寄せられているところです。2点目の「少子高齢化、人口減少を伴う中、新図書館の必要性と目指すもの」についてのお尋ねでございますが、少子高齢化や過疎化が進んでいるからこそ、地域のコミュニティを支え育む公共施設の役割は、ますます大きくなっているものと考えています。このような中で図書館は、子どもたちからお年寄りまでの幅広い町民の皆さんに学習の機会と場を提供し、町民自らが本や人々との触れ合いを通じて豊かな生活や文化を支える施設として、また、人づくり、まちづくりの情報発信・交流の拠点としての機能の必要性も感じているところでございます。3点目の「新しい計画の今後の進め方の具体的な考え」についてのお尋ねでございますが、新しい図書館構想につきましては、先のアンケート調査等の結果から図書館の機能を「本との出会い」、「人とのふれあい」、「学びの場として」そして「人と環境にやさしく」とした4つの柱を基本としながら、従来の「本との出会い」をより充実させるとともに、新しい視点での魅力ある図書館づくりを目指してまいりたいと思います。そのため今後は、多くの町民から意見等を聴くとともに、学校関係者、文化団体そして高齢者等の学識経験者など、図書館とゆかりの深い町民の方々による図書館振興計画策定委員会を組織し、新しい図書館の運営や施設のあり方、「町民みんなの書斎と交流の場」がいかにあるべきかなど、多くの意見や議論を深めた中で、図書館振興計画の策定を進めてまいりたいと考えております。以上、お尋ねのありました3点につきまして、お答えいたしましたので、ご理解を賜りたいと存じます。
質問 8番 西山由美子
図書館の新しい図書館の建設の予定については、今までの教育行政執行方針の中にはなく、今年はじめて出てきたので、町長が前に言われていたように訓子府町のいろいろな公共施設が皆同じような年代にでき、古い項番でいけば、もっと先に考えなければならないところもあるでしょうが、私個人としては、偶然なのか、隣の土地が売りに出ていた時、図書館を広げられたらいいと思っていたことがありましたが、やはり町民の方に今の図書館の現状など、今、教育長が言われた4本の柱で、今までの図書館にない、違う図書館の姿を町民の方に理解していただくには、アンケートで意見を聞くことも大事ですが、こういうものがあったらどうかを少しずつ時間をかけて知らせてほしいと思っています。再質問としましては、現在地のことを簡単に今、説明がありましたが、昭和59年に現在地へ図書館が建てられた経緯として、もっと具体的なものがあれば教えてほしいと思います。それと新しい図書館のイメージとして、もっと町民に強くアピールすることは何か。訓子府の図書館は、ここに特化したい。ここに力を入れたいというものが、もし教育長の中にあれば教えていただきたい。それから、今言われた図書館振興計画策定委員会の構成員は、どのような方たちがなっているのか。その3点について、お伺いします。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
まず、1点目のお尋ねですが、図書館が現在地に至った経過を振り返ることだと思います。やはり、当時、公民館が今の公共駐車場、旧商工会館の向かいにありました。その近くには、役場、小学校があり、当時の文教地区を形成していたと思います。図書室が昭和59年に大きく図書館として、新しく再スタートする点において、元町長の公宅があった跡でもあります現在地が最適な場所として、当時、想定された図書館の規模からいって、当時の人々に判断をされたと改めて思うところであります。それと新しい図書館の今度の売りといいますか、どのように特化していくかとのお尋ねであったと思います。今までは、本との出会い、多くのいろいろな種類の本と出会って、町民の皆さんが学び、生活を豊かにする役割だったと思います。その図書館の役割は不動のものであります。それを何か特別な、きをてらって何か変わった形にしていくというものではないということが1つ。世の中の動きとともに、本とのふれあいとさらに人とのふれあいといいますか、本と人、両方から皆がふれあって、学びあっていく。まだ漠然としたイメージではありますが、そのような人とのふれあいも重視していくスペースが必要でないかと考えております。そのような環境の中で、町民皆で学び合い、お互いに人生を豊かにしていければという今の時点でのイメージであります。3つ目の質問にあります策定委員会の皆さんの研究、それと策定委員会が町民の皆さんの広く意見を聞く手法、場面もあると思います。それらも含めて、肉付けをしていければと思います。それで策定委員会のメンバーとしましては、図書館にゆかりのある町民の皆様、例えば、学校教育関係者、社会教育委員の代表の方、読み聞かせグループの方、保護者の代表、それと老若男女の年齢別、性別の代表者で、今考えているのは、15人を想定しており、女性、男性を半々ずつぐらいの方にお願いをして、もう既に今月末に第1回目の会合をもって、着手してまいりたいと考えております。
質問 8番 西山由美子
財政健全化では、もう訓子府に新しい施設はいらないという声をずっと聞かされてきましたが、施設の改修、修理はしなければいけない課題でありますし、町民の方が納得していただける施設を増改築するのであれば、やはり皆さんが広く活用できて、喜んでもらえる施設ならば、町民の方も納得していただけると思いますので、ぜひ、深く広く検討して、よいものができるように願っております。これで、私の質問を終わります。