みんなの議会

名寄市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月24日

(1)名寄市立総合病院と地域医療の今後について/(2)図書館建設のこれからの進め方について/(3)王子マテリア跡地の利用について

2024年6月24日、名寄市議会の一般質問で、東千春議員が「名寄市立総合病院と地域医療の今後について」「図書館建設のこれからの進め方について」「王子マテリア跡地の利用について」について質問し、市立総合病院事務部長 佐々木紀幸、こども・高齢者支援室長 田畑次郎、教育部長 伊藤慈生、総合政策部長 石橋毅、産業振興室長 櫻田孝臣、市民部長 松田慎司、健康福祉部長 馬場義人が答弁しました。

質問者
東千春 議員
答弁者
市立総合病院事務部長 佐々木紀幸、こども・高齢者支援室長 田畑次郎、教育部長 伊藤慈生、総合政策部長 石橋毅、産業振興室長 櫻田孝臣、市民部長 松田慎司、健康福祉部長 馬場義人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 15番 東千春

議長より御指名をいただきましたので、通告順に従い、大項目で3点にわたって質問させていただきたいというふうに思います。まず、大項目の1点目、名寄市立総合病院と地域医療の今後についてお伺いをいたします。小項目の1点目、病院職員体制の現状と対応について。市立総合病院では、様々な職員の募集を行っております。中でも看護師、薬剤師の募集は随時という形で募集を行っておりますけれども、現在の職員の不足の状況、そして応募の状況についてお伺いをいたします。また、募集において近年工夫をされている点がありましたら、お知らせをいただきたいと思います。小項目の2点目、名寄市立総合病院における新型コロナの現在の影響について。新型コロナウイルスは、国民生活や医療界に多大な影響をもたらしました。病院経営として、また職員の離職等でこれまで受けた影響はまだ残っているのかお伺いをしたいというふうに思います。また、国の対応はどのようになっているのかお伺いをいたします。3点目、マイナンバーカードの利用状況についてお伺いをいたします。健康保険証と連動させたマイナンバーカードは、利用者、医療機関にとってもメリットがあると思いますが、利用状況についてお伺いをいたします。また、セキュリティーなどで不安を抱く方もいらっしゃいますが、医療機関特有のデメリットがあれば、お知らせをいただきたいと思います。4点目、名寄市医療介護連携ICTネットワークの現状と今後についてお伺いをいたします。令和3年度からスタートした医療介護連携ICTシステムは、全国的にも先端のシステムと高い評価令和6年6月24日(月曜日)第2回6月定例会・第2号がされていますが、現在医療、介護等の機関及び対象となる市民の参加状況についてお伺いをいたしたいと思います。また、エリアの広がりなど今後の展開についてもお伺いをいたしたいというふうに思います。大項目の2点目、図書館建設のこれからの進め方についてお伺いをいたします。1点目、担当職員等によるこれまでの調査、研修についてお伺いをいたします。近年建設される図書館は、これまでの概念とは違う目的を持つものが多く、先進的な取組を進める現地を見て、話を聞いて、確かめることが重要だと思いますが、これまでの研修の概要と評価についてお伺いをいたします。2点目、新しい図書館への基本的な考え方についてお伺いをいたします。近年建設された図書館で異口同音に無料貸本屋ではないと言われましたが、新しい図書館をどのようにイメージされているのかお伺いをいたします。3点目、市民と共に考える図書館像の進め方について。新しい図書館を建設するに当たっては、市民と共に徹底議論をして、新しい図書館像をつくり上げていくことが望ましいと思っております。そのためには、市民との議論をコーディネートする必要があると思いますが、どのようにお考えかお伺いをいたします。大項目の3点目、王子マテリア跡地の利用についてお伺いをいたします。1点目、これまでの跡地利用の3本柱の状況についてでございます。王子マテリア名寄工場の生産品集約により工場などが解体されて、現在ではほぼ更地となっております。かねてより計画された物流倉庫としての利用が進もうとしておりますが、具体的な内容についてお知らせをいただきたいと思います。また、バイオマス発電、データセンター構想に進展がありましたら、お知らせをいただきたいと思います。2点目、新しい企業進出の現状についてお伺いをいたします。名寄市では、名寄市企業立地促進条例の特例に関する条例を制定をして、跡地の有効利用を進めてきましたが、その進捗状況についてお知らせをいただきたいと思います。また、企業が進出する際のインフラ整備は、どのように進めるのかお伺いをしたいと思います。3点目、3本柱及び企業誘致予定地以外の土地利用についてお伺いいたしたいと思います。工場跡地は広大な面積があり、これまでの3本柱の計画や企業誘致として想定する面積はおおむねどの程度と予想されているのかお伺いをいたしたいと思います。将来的に王子関連会社がこの土地を大規模に活用して何かの事業を進めるという可能性は、極めて少ないのではないかと思います。せっかくの名寄市市街地の南の玄関口の土地ですので、何らかの形で利活用する方策を考えて、製紙会社に打診してみてはいかがかと思いますが、考え方をお伺いいたしたいというふうに思います。以上、壇上での質問とさせていただきます。

答弁 市立総合病院事務部長 佐々木紀幸

東議員からは大項目で3点御質問をいただきました。大項目1の小項目1から3は私から、小項目4はこども・高齢者支援室長から、大項目2は教育部長から、大項目3の小項目1と3は総合政策部長から、小項目2については産業振興室長からの答弁となりますので、よろしくお願いいたします。初めに、大項目1、名寄市立総合病院と地域医療の今後について、小項目1、病院職員体制の現状と対応についてお答えをいたします。市立総合病院には、4月1日現在22の診療科に医師67名、看護師352名、薬剤師11名等、正職員、会計年度任用職員合わせて767名のスタッフが勤務し、良質で安全な医療の提供に努めております。職員体制については、これまでは定年や年度途中を含めた早期の退職者数を新規採用や定年退職後の再任用などにより総数としては何とか確保できておりましたが、近年では令和4年4月の780名をピークに微減の状況が続いております。今春の採用状況では、正職員の看護職員が昨年度27名の退職に対し22名の採用、医療技術等職員は2名の退職に対し4名の採用、薬剤師は昨年度の退職はいなかったものの、募集した5名に対する応募者はおりませんでした。年度初めの採用者数で不足が生じている看護師、助産師、薬剤師については、随時採用の募集を行っているところですが、看護師の1名以外は応募がない状況です。また、来年度採用の募集を5月20日から開始しておりますが、募集時期、募集期間が7月31日までとなっていることもあって、問合せは数件いただいているものの、書類の提出はまだない状況であります。当院では、これまでも学生実習やインターンシップ、職業体験の受入れ、就職説明会や職業説明会への参加、学資金貸与制度の活用、有資格者の復職に向けた技術サポート、復職支援研修の開催などにより医療職の確保に努めてまいりました。学校訪問や当院の看護師が名寄市立大学の看護学生と交流をするナースカフェは、コロナ禍で一時休止しておりましたが、学校側の了承を得て、今年度再開する予定でありますし、今年度の新たな取組といたしまして、当院に実際来ていただき、働いている姿を見てもらったり、親御さんにも同行して来院していただき、将来当院を就職先として選んでもらえるような、また安心してお子さんに当院への就職を促すことができるようなイベントを開催したいと考えておりまして、現在企画、準備を進めているところです。医療職、特に看護職、薬剤師の不足は、道内はもとより、全国的な課題であります。都市部への人材流出の傾向は続いており、地方にとってはさらに厳しい状況でありますが、当院は道北圏域の基幹病院として今後もその機能を維持し、医療の質を向上させ、より職員が働きやすくなる環境の整備をさらに進めるとともに、これら取組を広く発信していくことで患者、医療人から選ばれる病院を目指してまいります。次に、小項目の2、名寄市立総合病院における令和6年6月24日(月曜日)第2回6月定例会・第2号新型コロナの現状の影響についてお答えをいたします。令和2年1月に国内で初の感染患者が確認されて以降、新型コロナウイルス感染症の流行は当院の病院運営にも大きな影響を及ぼしました。感染リスクが高い中での医療、看護の提供は職員やその家族にも大きな負担が伴いましたが、職員へのメンタルヘルスケアの実施や家庭事情に配慮した職場配置を行うなどの取組により感染への不安等を理由とする職員の離職は当院においてはなかったというふうに認識をしております。現在の病院運営における影響として最も大きいものとしましては、患者数の減少による医業収益の減が挙げられます。令和5年度とコロナ禍前の令和元年度との対比では、外来では患者数、収益がともに5%ほど減少、入院はともに15%ほど減少をしており、この間における圏域の人口減少を考慮しても患者数がコロナ禍前の水準まで戻っておらず、結果本業である医業収益の減収により、病院経営は悪化していると言わざるを得ない状況であります。全国の病院団体が実施した調査においても、患者数の減少と患者の受療動向の変化が言われているほか、新型コロナウイルス感染症以外の要因として、エネルギー価格をはじめとする物価高騰や人件費などの経費の上昇が続いており、赤字を計上した医療機関数が前年度よりも増加をしているとの報告があり、病院経営は公立、民間を問わず全国的に厳しい状況にあると言えます。コロナ禍にあっては、感染症拡大を想定した対応として病床確保に係る財源措置や設備整備に関する補助金などの支援がありましたが、5類感染症への移行などに伴い、これらの財政的な措置は現在はありません。地域医療を取り巻く環境は、年々厳しさを増していると認識をしているところでありますが、今後も国や道をはじめとする関係機関と連携を密にし、情報共有を図りながら、地域の限られた医療資源を最大限効果的に活用することでこの地域の医療を守るため職員一丸となって業務に当たってまいります。令和6年6月24日(月曜日)第2回6月定例会・第2号次に、小項目3、マイナンバーカードの利用状況についてお答えをいたします。オンライン資格確認は、患者の医療情報を有効に活用して、安心、安全でよりよい医療を提供していくための医療DXの基盤となるものであるとして、保険医療機関及び保険医療養担当規則等の改正によりオンライン資格確認の導入が令和5年4月1日から原則義務化されました。このことを受け、市立総合病院では、マイナンバーカードの保険証利用に対応できるよう新患再来受付窓口、料金計算窓口及び夜間救急窓口に顔認証付カードリーダーを合計9台設置したところであります。当院でのマイナ保険証の利用状況ですが、令和5年度の外来患者割合では2.5%の利用率となっております。月平均の利用件数は445.1件で、平日の平均は21.4件、土日祝日では平均1.3件の利用にとどまっています。国では、令和6年12月2日から健康保険証の発行停止を見据え、薬局や医療機関でのマイナンバーカードの利用促進をうたっています。このことを受け、当院では本年4月から窓口においてマイナンバーカード提示を促す声かけを実施しており、その結果4月と5月の月平均利用率は2.9%と僅かながらですが、上昇したところであります。マイナ保険証のメリットとしましては、本人の同意に基づき過去の薬剤情報や特定健診情報等を医療機関、薬局に提供することで、患者にとっては医師等に説明する手間が省けるとともに、過去の健康医療データに基づいたより適切な医療を受けることができ、重複投与や併用禁忌の防止などにもつながります。また、医療機関にとっては受付における事務作業の軽減や過誤請求の抑制のほか、正確かつ効率的に患者の過去の薬剤情報等が確認できることから、より正確な情報に基づく適切な医療を提供することが可能となります。一方、医療機関特有のデメリットは、当院においては特段ないものと考えております。マイナ保険証の利用に関して不安や不明な点などがございましたら、当院受診の際などにお声かけいただければというふうに思います。また、当院の窓口では、保険証の利用登録が済んでいない方でもカードリーダーで登録ができますので、希望される方は併せて御利用いただければというふうに思っております。以上、私からの答弁とさせていただきます。

答弁 こども・高齢者支援室長 田畑次郎(こども・高齢者支援室長は2025年3月まで)

私から小項目4、名寄市医療介護連携ICTネットワークの現状と今後についてお答えいたします。名寄市医療介護連携ICTネットワークについては、令和6年6月15日現在で市内の病院や歯科医院や薬局の医療機関が19か所、介護保険事業所等が44か所の計63か所が参加しており、利用者はこれまでに延べ1,738人が登録されているところです。利用者は毎月30人以上の登録があり、事業の趣旨が浸透し、順調に運用が進んでいるものと考えております。また、令和6年4月からは、救急搬送時に患者の医療情報や緊急連絡先の情報を共有することで消防署による対応が迅速かつ効率的に進められることを目的に、医療介護連携ICTを活用した消防との連携を始めました。この緊急搬送のために新たに名寄消防署が連携することの同意が必要となることから、利用登録者には関係者等から追加項目の申請を周知し、令和6年6月15日現在で827人の同意登録がされているところです。事業エリアの拡大につきましては、本システムは利用者本人の文書同意が必要となるなど、自治体単位での運用ルールを策定する必要があることから、市内での取組としておりますが、近隣自治体でも同様な取組を実施していく予定があるとお聞きしていることから、十分な連携を図ってまいりたいと考えております。以上、私からの答弁とさせていただきます。

答弁 教育部長 伊藤慈生

私からは大項目2、図書館建設のこれからの進め方について、初めに小項目1、担当職員等によるこれまでの調査、研修についてお答えします。図書館職員によるこれまでの調査、研修については、令和5年6月に本市図書館職員を対象に北海道立図書館職員を講師に招いての研修会を開催し、図書館に関する関係法令や国の動向、公立図書館の任務、目標などについて理解を深めました。また、同年10月には有識者を招いての公共施設等再配置計画推進セミナーに参加し、全国の事例を通してこれからの地域図書館の在り方について理解を深めるとともに、複合型図書館の先進的な取組について多くの情報を得ることができました。さらに、同年11月には豊中市及び吹田市の複合型図書館を視察調査し、建設や運営手法の検討経過、市民ヒアリングの実施状況、ICTの活用などについて意見交換を行うとともに、施設見学も行いました。これらの研修や視察調査は、今後の施設整備に関する検討作業において参考としているところです。次に、小項目2、新しい図書館への基本的な考え方についてお答えします。令和元年7月に将来的な図書館の建て替えに向けた検討を進めるため、新図書館整備コンセプト案を作成しました。なお、作成に当たっては利用者ニーズの的確な把握などを目的とし、18歳以上の市民や小学生から高校生、図書館の来館者を対象としたアンケート調査などを実施しています。コンセプト案では、施設整備に向けて3つの基本的な考え方を掲げています。1点目は図書館機能の充実、2点目は誰もが安全、快適に利用できる図書館、3点目はゆったりとした時間を楽しめる図書館です。新しい図書館については、整備地などが決まりましたら、この基本的な考え方を基に本を借りる場所としてだけではなく、個々の課題解決に向けた情報支援や人が集うことができる図書館などについても検討を行っていく考えでおります。また、コンセプト案の作成後、コロナ禍を契機とした電子書籍の拡大やICT活用が日常的になるなど状況の変化も令和6年6月24日(月曜日)第2回6月定例会・第2号あることから、今後これらについて調査研究を進めていきたいと考えております。次に、小項目3、市民と共に考える図書館像の進め方についてお答えします。現時点では、新しい図書館については整備地や着工時期が決まっておりませんので、どのような形で市民の皆様と共に考え、議論を進めていくのか検討を行っておりませんが、着工時期が決まりましたら着工時期から逆算して、検討スケジュールを計画するとともに、議論の進め方についても検討する考えでおります。いずれにしましても、新しい図書館の基本的な考え方や基本計画などの策定に当たっては、市民の皆様や関係者の皆様から広く御意見などを伺うことは大切なことであり、効率的、効果的に多様な意見を伺える機会を設けてまいりたいと考えています。私からは以上です。

答弁 総合政策部長 石橋毅

私からは大項目3、王子マテリア跡地の利用について、初めに小項目1、これまでの跡地利用の3本柱の状況についてお答えいたします。王子マテリア名寄工場は、令和3年12月の工場停機以降建物の解体作業が進められ、おおむね完了したと聞いております。これまで広大な敷地の利活用について再生可能エネルギー、物流、防災の拠点化、IoTデータセンターの3本柱を中心に事業の具現化へ向けて企業誘致に努めたところです。その中で、工場敷地内北東の製品倉庫として使用していた倉庫については物流拠点化として活用の可能性があると考え、解体せずに残していただくよう要請していたところです。このたび株式会社まちづくり名寄が王子マテリア名寄工場跡地内の倉庫の賃貸借契約を締結し、倉庫本体、電気、消防設備などの改修工事を行っており、夏以降に運用開始を予定していると伺っております。道北エリアの良質な農水産品など道央圏や道外への輸送が難しくなるなど、物流2024年問題に令和6年6月24日(月曜日)第2回6月定例会・第2号よる影響が考えられますが、倉庫の活用による効果に期待するところです。3本柱の一つである再生可能エネルギーについては、令和3年10月に民間事業者による木質バイオマス発電事業の検討が表明されました。燃料となる原料、木質チップの価格が高騰するなど状況が当時と大きく変化していますが、継続して発電事業の検討がされているところです。IoTデータセンターにつきましては、道北地域の豊富な再生可能エネルギーの賦存量に加え、冷涼な気候など優位性の高い地域と認識しておりますが、データセンター設置に対する通信線の確保が必要であるため、北海道を中心に通信線の整備の要請活動を進め、引き続き誘致活動に努めてまいります。次に、小項目3、3本柱及び企業誘致予定地以外の土地利用についてお答えいたします。王子マテリア名寄工場跡地は、約22ヘクタールと広大な敷地面積であり、現在はまちづくり名寄が活用を進めている倉庫2棟及び王子薬用植物研究所が北東の倉庫を使用していると認識しています。加えて、継続して木質バイオマス発電を検討している場所についても王子マテリアと交渉されていると認識しています。工場跡地については、王子マテリアが土地所有者であり、活用可能性のある残りの正確な面積は把握していないところですが、新たな企業誘致に対して一定規模の面積が確保できると考えております。現在活用が決まっている事業は一部でありますが、これまで3本柱の事業を中心に本市とつながりのある事業者などへ跡地活用について説明し、検討意向があれば王子マテリアへ紹介してきたところです。今後も3本柱を中心に関連のある事業者などへ地域振興につながる事業の活用についてアプローチをしてまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。

答弁 産業振興室長 櫻田孝臣

続きまして、私から小項目2、新しい企業進出の状況についてお答えいたします。王子マテリア跡地における名寄市企業立地促進条例の特例に関する条例に基づく支援につきましては、株式会社まちづくり名寄から助成申請があり、これを認定してございます。この特例条例は、王子マテリア跡地を早期に地域経済の再生、雇用創出を図る目的として令和4年9月に制定されて以降今回が初めての事例となります。この夏以降の操業と伺っており、当条例に基づき操業開始1年後となる来年度に補助金による支援を行う予定となってございます。また、この特例条例における誘導区域は、あくまで王子マテリア所有の名寄工場敷地跡地であることから、公共としてのインフラ整備は想定してございません。事業者からの要望等がある場合には、協議の場を設定するなど対応していきたいと考えてございます。今後も進出する企業の事業所設置や環境施設整備等に関しまして、運用上必要と認められるものにつきましては同条例において財政的な支援を行ってまいります。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 15番 東千春

それぞれ御答弁をいただきましたので、再質問に移らさせていただきたいというふうに思います。順番にいきたいと思いますので、まず病院について御答弁をいただきました。職員の募集について若干衝撃的な数字もいただきました。薬剤師の方5名募集をかけたけれども、ゼロだったというのは、やっぱり少し残念だったかなというふうに思っております。多分民間企業と例えばこういう病院とか就職される方は、選択をして市立総合病院に行こうかなとか、民間企業に行こうかなとかというふうに考えると思うのですけれども、こういう傾向というのは一時的なものなのか、あるいは民間企業がある程度落ち着いたら、またこっちへ目を向けてくれるというふうな状況になると分析をされているのか、そこら辺についてちょっと分かることがあれば、お知らせをいただきたいなと思います。

答弁 市立総合病院事務部長 佐々木紀幸

薬剤師の就職先を選ぶ際の状況といいましょうか、そういう御質問だったかというふうに思います。私昨年度初めて薬剤師養成校の開催する就職説明会に参加をさせていただいた際に就職担当の教員の方、また学生と直接お話をする機会がありましたので、考え方だったり、状況ということを少しお聞きした中では、民間がやはり、民間を希望される方が多いと。学生さんはやはり薬局とかドラッグストアと言われるところを選ばれる方が非常に多くて、いわゆる病院、医療機関を選ばれる方の割合というのは非常に少ないのですけれども、最近少しその傾向が回復しつつあって、教員の先生の肌感覚で大体3割ぐらいの学生さんについては病院を選んでもいいというふうに思っている方がいらっしゃるのではないかということでありましたので、私としてはまんざらでもない数字だなというふうに受け取ったものですから、あとはそういった学生さん方に対して病院の魅力、病院で勤務する魅力を伝えていくことが、当院への就職につながるものというふうに感じておりますので、そういったところに力を入れていきたいというふうに考えているところであります。

再質問 15番 東千春

厳しい中にあっても3割の学生の皆さんはちょっとこっちに目を向けてくれそうだという少し明るいお話も伺って、少しよかったかなというふうに思っておりますけれども、現状において例えばここを選ぼうという一番の要因というのは何だとお考えになりますでしょうか。私は初任給かなというふうに思っているのですけれども、そこら辺の見解についてお伺いできればと思います。

答弁 市立総合病院事務部長 佐々木紀幸

私も令和6年6月24日(月曜日)第2回6月定例会・第2号そういう部分は大きいのかなというふうに思っております。先ほどの学生さんとお話しした中で聞こえてくるのは、学生時代に奨学金をやはり借りられている方が割合として結構いらっしゃるということであります。これは先生のおっしゃることでありますけれども、初任給で選ぼうとされている方についてはなかなか医療機関を選ぼうというのは正直難しいだろうということでありますので、そこではなくて、やはり仕事の内容であるとか自分の将来設計の中で病院を選ばれる、そういう方々に対してこの給料ではさすがにちょっと働けないなと思われない程度の初任給があれば、そこは十分選択肢に入ってくるのではないでしょうかというお話もいただきました。学生さんとの先ほどの話の中で、奨学金を借りられている方が一定数やはりいらっしゃいますので、そういった方々に対する就職後の支援というのでしょうか、そういったことは選択肢の一つとして考えられるのではないかなというふうに思っているところであります。

再質問 15番 東千春

働くやりがいというのが一番大きくアピールをしていただきたいなと思うのですけれども、初任給というのも大切な要素かなというふうに思っておりますけれども、民間企業と病院とでは当初、将来賃金においてはそんなに差がないのかもしれませんけれども、初任給においては若干差があって、そこら辺目が行ってしまう部分はあるかなというふうに思うのですけれども、そこら辺で御苦労されていること、あるいはこういうことをやってちょっと生活の足しにしてもらう、そして来てもらうというふうな工夫をどのようにされているのか、もし何かあればお伺いしたいのと、やっぱり給与表の整備ということに関してもちょっとこの際進めてはいかがかなというふうに思うのですけれども、考え方をお伺いできればと思います。

答弁 市立総合病院事務部長 佐々木紀幸

初任給のところでいきますと、やはり最初に見える金額として民間との差があると、どうしてもそこで選びづらいという状況は正直あるのかなというふうには思っているところでありますが、初任給の引上げといった対応はなかなか正直その後の生涯賃金にも大きく影響するところでありますので、採用後の賃金の支給額総額に影響が出ると。また、在職者との観点というのも考えなければならないというところから、なかなかそう簡単に考えられる方法としてはちょっと難しいのかなと正直思っているところではあります。あと、考えられる方法としては手当でありますとか、先ほど申し上げましたような奨学金の貸与を受けている方が返済をするときに、学生さんのお一方がおっしゃっていたのは6年間フルに奨学金をやはり借りると、一例としては月3万円ずつの返済金、返済を20年間にわたってしなければならないといった、そういう例もあるということであります。となると、やはり初任給の高いところに勤務をして、できるだけ早く返し終わってということを考えてしまわざるを得ないということでのお話がございました。そういったところを考えたときに、先ほど少し申し上げましたが、学資金を借りている方が当院に就職した際にその返済金の一部を当院で助成をするといった、そういった方法も考えられるのではないかなというふうにも思っておりますので、そこについては単位の状況なども研究しながら、選択肢の一つとして考えていければいいかなというふうに思っております。あと、給料表の話でありますけれども、職員団体との関連もございますので、そこについては検討といいますか、協議というところはまた別途させていただければというふうに思っています。

再質問 15番 東千春

いろいろ工夫して、ぜひ頑張って職員の皆さんをゲットしていただければありがたいなというふうに思います。マイナンバーカードの利用についても、正直言って少し数字に対して驚いております。もうちょっと利用されているのかなというふうに思うのですけれども、今後のめどについて、これは病院だけで解決できる問題でもないのかな。多分国も一生懸命進めているのでしょうけれども、今答弁をしていただいたようなメリットというのも明確にあると思うのです。デメリットは病院としては特にないよというふうな御答弁をいただきましたので、そこら辺行政としても病院で使うとこういうふうなメリットがあるよということを病院と一緒にアピールをしていただければいいかなというふうに思うのですけれども、そこら辺の考え方についてお知らせをいただきたいというふうに思います。

答弁 市民部長 松田慎司(市民部長は2026年3月まで)

マイナンバーカードの御質問ですので、ちょっと私のほうからも答弁させていただければと思います。マイナンバーカードで医療券とひもづけてというところでの利用になっていくのだと思うのですけれども、まずは医療情報がマイナンバーとひもづいていない人も中には多いのかなというふうに思っております。先ほど病院事務部長からの答弁にもありましたけれども、マイナンバーカードにそもそも医療情報、保険証情報をひもづけるのが病院とかでもできるというふうになっていますので、そちらを利用してもらって、まずはマイナンバーカードに医療情報が入ったということが一つ大事なのかなというふうに思っています。厚生労働省のほうでも、今年の6年1月時点でパンフレットを出しているのですけれども、一応マイナ保険証を御利用いただくとということで、医療費20円ぐらい節約できますよというようなチラシも実は出しています。なかなか皆さんの目に触れる機会がないのかなと思っていますので、こういったちょっとチラシや何かも市民の方の目に触れるようなことをしていきたいなというか、していければまたマイナンバーカードの保険証としての利用価値が少し上がっていくなというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。

再質問 15番 東千春

マイナンバーカードに対してはアレルギー反応といいましょうか、あんまり好ましく思っていない方もいらっしゃるかもしれませんけれども、それはそれとして、やっぱりこういうメリットがあるというのは皆さんにちゃんとお伝えできて、お互いのメリットがあるのであれば、ぜひそこら辺は進めていただきたいというふうに思いますので、今後の展開についてぜひ頑張ってやっていただきたいなというふうに思っております。ICTについてお伺いをしたいと思います。登録者数が大体1,738人で、救急搬送の追加申請をしたのが827人ということで、比較的順調に進んでいるのかなというふうに思っております。それで、例えばこれを使うことによってその人にもメリットがあるし、病院にもメリットがあるし、介護施設に対してもメリットがあると思うのですけれども、その中で特に介護人材がなかなか集まらない、だけれどもこういうシステムがあることによって介護の今まで費やしていた時間をこういうふうに削減できて、本当の介護の現場で働くことができるだとかいろいろ、例えば病院に一緒に連れていかなくてはいけないだとか、手続をしに行かなくてはいけないだとかという作業というのはあったと思うのですけれども、そういったところは多分介護現場の職員の皆さんも若干労働上、やることが軽減されていくのではないのかなというふうに思うのですけれども、そこら辺を少しアピールをしていただいて、介護人材の募集につなげるということでどうでしょうか。難しいでしょうか。ちょっと御答弁をいただければと思います。

答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)

ただいま介護人材に絡めてのICTの御質問だったかというふう令和6年6月24日(月曜日)第2回6月定例会・第2号に思います。主に介護保険施設だとか、あと訪問介護の事業所とかでも利用させていただいていて、今御指摘のように、例えばお医者様との連絡事項の中で在宅であったような内容が、ヘルパーさんが書いた内容とかをお医者さんが見ていただくことで入院とか、そういう重い状態につながらないような形を取れるようになったという事例を何例か聞かせていただいています。それがひいては、先ほど議員おっしゃったように、比較的何回か通院しなければならないことが、例えば3回通院しなければならなかったことが1回減ったとか2回減ったとかということになってくるかとは思うのですけれども、ただ、今これを実績を積み重ねているところでございまして、きちっとしたまだ検証が全てができているわけでございませんが、そういう実感として、肌感覚としてはいろんな事例検討とかの中では出てきているように聞いておりますので、その積み重ねができた暁にはそういうような対外的に見せるというような活動もしてまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 15番 東千春

ありがとうございます。これは、ツールとして本当にいいツールをつくっていただけたかなというふうに思っていますので、ぜひそこら辺を最大限の有効活用をしていただいて、これやっぱり市民の健康ですとか、そういうことに直結する課題だというふうに思いますので、ぜひここら辺を積極的に進めていただきたいなというふうにお願いを申し上げたいと思います。ちょっと時間もあれですので、次図書館についてお伺いをさせていただきたいというふうに思います。まず、今まで図書館の建設の位置ということを議論するときには石橋総合政策部長が答弁をしていただいておりましたが、これからの進め方ということで伊藤教育部長が答弁をしていただいたわけですけれども、近年では市長部局が図書館令和6年6月24日(月曜日)第2回6月定例会・第2号を扱うという事例もあるようですけれども、名寄市では基本的には教育部管轄でこれから図書館の中身については進めていくというふうな認識でよろしいのかどうなのかちょっとお伺いをしたいなというふうに思います。

答弁 教育部長 伊藤慈生

現時点でのということで捉えていただきたいと思いますが、整備地が決まって、その後着工する時期が決まって、そこに向けて検討を進めていくわけですが、今のところは複合型図書館ということで考えているので、教育委員会が中心となって、関係する部署とも協力しながら進めていくというようなことで現時点では考えております。以上です。

再質問 15番 東千春

これまでに担当職員の方が視察に行かれたりだとか、いろいろ調査研究を進めていただいているのは大変よいことかなというふうに思っていまして、ぜひこれからも機会があればそういった活動を進めていただいて、情報収集、これをしっかりしていただければありがたいなというふうに思っております。それで、建設時期が決まったらそれから逆算をして、市民との協議を始めるというふうな答弁をいただきましたけれども、逆算をして協議を始めるまでの間というのは、どれぐらいの期間を考えておられるのか。例えば先進的な図書館の事例でいくと、2年とか3年とかかけていろいろ市民と話合いしたのだよというふうな話もお伺いをしているのですけれども、協議の中身も調わなかったらその期間というのもなかなか分かりづらいかもしれませんけれども、おおむねどういうふうなイメージを持たれているのかちょっとお伺いできればというふうに思います。

答弁 教育部長 伊藤慈生

今のところは、整備年次が決まって、構想だけではなくて、基本計画ですとか実施計画というのが当然ありますので、五、六年の中で検討していくことになりますので、その前半が、議員がおっしゃるとおり、市民と検討していくということになろうかと思いますので、そこの市民といろいろお話ししていく機会については、今のところちょっとお答えできないというところで御理解いただきたいと思います。

再質問 15番 東千春

そこら辺は今後適切に判断をしていただいて、どういうふうなスタンスで市民と話合いを進めるのかという観点から逆算をしていただいて、進めていただければありがたいなというふうに思っております。私1回目の質問の中でもいろんな図書館に行ったときに無料貸本屋さんではないよって言われたということを申し上げましたけれども、私もそのとおりだなというふうに思っているのです。だけれども、市民の皆さんはやっぱり図書館というと多分イメージされるのは静かで、本がたくさん並んでいて、それを静かに借りて返すというのが図書館のイメージだというふうに多分思っていると思うのです。まず、市民の皆さんのイメージから少しずつ変えていただきたい。先進的な図書館はこういうのがあるのですよ、では名寄に適した図書館は皆さんどうでしょうかというふうな情報提供、私まずそこら辺からやっていただけるとありがたいなというふうに思うのですけれども、そこら辺の考え方についてお伺いをしたいと思います。

答弁 教育部長 伊藤慈生

整備する時期が決まって、そこから逆算をして、そういった市民と協議するときが来ましたら、今議員がおっしゃられたとおり、当然現在の図書館というのが全国各地でどういう状況になっているのかということも含めまして情報提供したいなというふうに現時点では考えております。以上です。

再質問 15番 東千春

なるべくちょっとずつ進めていただければ、早めに進めていただければ、市民の皆さんもちょっとイメージしやすいかなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。最後、王子マテリア敷地についてお伺いをしたいなというふうに思っております。これまでの3本柱、私も本当にいいプランを立てていただいたなというふうに思っていたのですけれども、ようやく倉庫の活用ができるようになって、これは一つ明るい話題だなというふうに思っていたのですけれども、バイオマス発電はチップ価格の高騰、あるいはデータセンターでは通信線が細くて、なかなか難しいよというお話だったのですけれども、今後どのようにこれが推移をしていくのか。例えばチップの価格がこれから安定をして、採算が合うような状況にこれからなっていくのか、そこら辺は事業者が考えることかもしれませんけれども、そこら辺をどのように予想されるといいましょうか、めどをつけていくのかということと、通信線ってこれなかなか大変なことだと思うのです。インフラ整備を例えば旭川からしなくてはいけないのか、札幌からしなくてはいけないのか分からないですけれども、これが可能性としてどういう工事が必要で、それが本当にどういう形にしたらかなうのかというのがちょっと私分からないのですけれども、そこら辺について分かればお伺いをしたいというふうに思います。

答弁 総合政策部長 石橋毅

まず、木質バイオマスの状況ですけれども、これは皆さん御存じのとおり、やっぱり国際情勢にいろいろ影響される部分がございまして、現状御答弁させていただいたとおり、今高止まり状態。これがこの先どう下降して安定するのかとかという見通しについては、今のところどこに確認してもなかなか明確な答えが出てこないというような状況ですので、これも非常に厳しい、つらい状況なのですけれども、令和6年6月24日(月曜日)第2回6月定例会・第2号しばらくはやっぱり静観せざるを得ないということと、あとはお話しいただいている事業主のほうからまた新たなほかのアイデア等を駆使しながら事業計画を成立させていけるのかといったところも期待しながら、今のところは他力本願ではありませんけれども、周りの状況を静観せざるを得ないというような状況でございます。それから、通信線のお話がございましたけれども、これは実は目を当てるところはやっぱり世界、地球儀を見なければならなくて、世界中がネットワークがつながって、インターネットというツールが全世界で使われているわけで、今通信線というのが当然世界、海を隔てた国も地下ケーブルでいろいろつながって、初めて世界がつながっているという状況で、実は日本というのはそこの中継拠点としては立地的にもアジア、それから欧米も含めて非常に優位性のある、地球儀上で見ても優位性のある場所だといったことで、若干お話も出てきていますけれども、北海道でも太平洋側から、もしくは日本海側からケーブルを引き上げるといったようなお話がありますが、まさに今北海道がそういった世界の通信網のケーブルを引き上げるポイントとして一定程度注目をされている部分もございますので、これは最初の御答弁させていただいたとおり、ここは北海道がデータセンターの誘致ということで一生懸命活動していただいておりますので、そこに名寄市も名のりを上げておりますので、そこと併せて北海道と共にそういった通信線、環境の整備については国にしっかりと訴えかけていきたいというふうに考えております。以上です。

再質問 15番 東千春

これ通信というのもインフラ整備の一つだと思うのです。インフラ整備の過疎地にまでなってしまうというのは本当に残念なことでして、我々がこういうふうな自然環境だとか地震のない地域であるとかという、自然環境を生かしながらやろうとしていることに対し令和6年6月24日(月曜日)第2回6月定例会・第2号て、私は国なり北海道は積極的に協力をしてもらいたいなというふうに思っておりますし、ぜひそこら辺精力的にアピールをしていただいて、これが実現するように御努力いただければありがたいなというふうに思っております。それで、最後なのですけれども、あそこの、22町歩ぐらいあるのでしょうか、土地にやっと倉庫が利用できるようになって、そしてこれからこういった事業が計画をされている。そして、新しく来ていただける企業も紹介をしたりだとかして、少しずつ進んでいっている状況はあるかと思うのですけれども、大規模に全体を使うということはなかなか難しいのではないかなというふうに思いますし、例えば王子さんももう一度あそこに何か、大規模な土地を利用して何かをしようということは多分ない、ほぼ難しいのではないのかなというふうに思っております。しかしながら、名寄の玄関口でもありますし、何らかの形で我々が有効活用させていただく方法はないかなというふうに考えたときにあそこ、ちょっと突拍子もない話をするのですけれども、あそこはもともとは製紙工場があるというのは、近くに森があって、それを伐採して、紙を作るというメリットがある土地だったのです。だから、多分名寄に製紙工場ができたと思うのですけれども、そうであれば先祖返りではないですけれども、あそこを少し植樹なりなんなりをして森に返していくというようなものの発想というのはできないかなというふうに思っております。そこは森でもいいし、木が植わっていてもいいですし、そこにちょっと公園があってもいいですし、例えばガーデンみたいなところがあってもいいですし、そして王子さんの跡地が市民の憩いの場となるような、そういったこと、王子さんの土地で勝手に何言っているのだというふうに言われるかもしれませんけれども、やっぱり市民としてはあそこを何らかの市民が憩える場所であるとか、そういうことに利用をできないものなのかなというふうに思って、考えているのですけれども、王子ホールディングスさんのコマーシャルを見てみると、森を育て、森を生かすというふうなキャッチフレーズでコマーシャルやっていたような気がするのです。そこら辺もありますので、何らかの機会にちょっと打診してみていただけないかなというふうに思うのですけれども、お答えをいただいて終わりたいと思います。

答弁 総合政策部長 石橋毅

夢のあるお話いただきました。実は停機した後、よくよく私も担当として考えたときに、では10年後の名寄のまちはどうなっているのだって考えたときに、今3歳の子が10年後13歳、中学生になったときに、3歳の工場がある景色が中学生になったときに既に子供の記憶からなくなっている子がたくさん増えてくるのだろうというふうにちょっと危機感を感じたときに、冒頭の最初の交渉のときに私も同じような思いで、王子さんがここにあったのだよといったようなメモリアルパーク的なものも王子としてここは展開してもらえる可能性はないのかということは打診をした経過がございます。結果的には、なかなかちょっと今そこの考えは持っていないのだよねということでお話しいただきましたけれども、改めてやはり歴史を踏まえて、名寄にこういった日本を代表するような企業がここで工場を構えていたという歴史というのは非常に大切にしなければならない事実でありますし、そういったことが脈々とこの地で語り継がれるようなしっかり形あるものでどうにか残していけないかということも含めて、王子マテリア、それからホールディングスさんのほうにも機会があったら改めてまたそんな相談なんてさせていただけたらなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

出典:名寄市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月24日 議事録 PDF(40ページ) 間違いを知らせる