訓子府町議会 平成23年第1回定例会 2011年3月11日
農業基盤整備事業とその後の畑総事業の準備
2011年3月11日、訓子府町議会の一般質問で、山本朝英議員が「農業基盤整備事業とその後の畑総事業の準備」について質問し、町長 菊池一春、農林商工課業務監 村口鉄哉が答弁しました。
- 質問者
- 山本朝英 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春、農林商工課業務監 村口鉄哉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 山本朝英
「農業基盤整備事業とその後の畑総事業の準備は」ということで、町長にお伺いをしたいと思います。1、平成21年度の事業仕分けで、畑総事業の予算が大幅に削減されましたが、平成22年度では、予算が確保されたとして、一時は大丈夫と安心していたのですが、年の暮れに思い切り削減され、残事業が出てしまったことによって、23年度で残事業が完了することになるのか、今の国会をみていると何か不安が募ってくる。多分大丈夫と思っており、まず、間違いなく予算が通ると判断しているのですが、その1点について伺います。2、次の後継事業は、今、TPPの関係、輸入自由化のことから考えていきますと何が何でもしっかりとした農業の基盤を作り、いつきてもいいではありませんが、何とか農業のまち訓子府として、生き残れるような体制を作るために、次の後継事業と南7線の農道整備は、過疎債のあるうちに早期に取り組むべきと考えますので、考え方を伺います。特に、南7線は、20年ほど前から畑総の中で計画されていました。これは、20年来の願望であり、期成会もありますが、その中でもこのような情勢ですが、大変 と思いますが、過疎債の適用期間の延長も決まったこともありまので、この時期に早急に手をあげ、輸入自由化のみならず準備をしておく必要があるのではないかと思いますので、その心づもりをお聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま「農業基盤整備事業とその後の畑総事業の準備」について、2点のお尋ねをいただきましたので、答弁をさせていただきます。まず1点目の「平成21年度の事業仕分けにより、事業費が削減されたが平成23年度には事業完了されるとの報告を受けたが、問題はないのか」とのお尋ねでありますが、平成23年度の国の農業基盤整備事業の関連予算は、平成23年度からスタートします戸別所得補償制度の影響もございまして、大変厳しい状況ですが、3月末には成立される見通しとなっております。また、北海道の予算につきましても、昨年2月からの精力的な要請活動が実り、本町の東部地区と南部地区の道営畑総事業については、全道の継続地区の中におきましても最重点地区として位置付けがされ、平成23年度から5カ年間の新規パワーアップ事業を含め、現在審議中であります北海道議会において、当初予算に計上され、3月9日に議決されたことをオホーツク総合振興局中部耕地出張所から報告を受けておりますので、間違いなく事業完了できるものと考えているところでございます。しかしながら、平成23年度の道営畑総事業に対する国の補助事業のうち、新規事業分については、国の交付決定通知の遅れなどから、春工事の一部について秋工事に変更いただいたものもございます。本町においては、東部地区でこうした事態に直面しましたが、2月15日に関係者による調整会議を開催させていただき、農業者のご承諾をいただいたところでございます。次に、2点目の「次の後継事業と南7線の農道整備は過疎債のあるうちに早期に取り組むべきと考えるがどうか」とのお尋ねでありますが、次期畑総事業につきましては、現時点での計画事業費として、面事業につきましては、約37億円、線事業につきましては、町道南7線の西17号線から西21号線までの延長2,200m、2億5千万円を含む18億円、総事業費55億円の計画を進めているところでありますし、今年の12月には第1回目の採択申請書の提出を考え、申請事務を進めているところであります。しかしながら、平成22年度から国の政策転換などによって、農業農村整備事業の予算につきましては、21年度当初347億円から、23年度には84億円まで激減しております。不足する予算に対応するため、22年度には新たな事業として、農山漁村地域整備交付金、さらに23年度には地域の自主性を確立するための地域自主戦略交付金や戦略作物生産拡大関連基盤緊急整備事業が新たに創設されましたが、現時点でも北海道に対する農業整備事業の国費総額が明確になっていないところが現状でございます。また、北海道内におきましても一昨年と昨年の異常気象や湿害などによる基盤整備の必要性から道営基盤整備事業への参加希望が全道的にも多くなってきている状況でございます。2月には北海道農地整備課から一地区の限度事業費を10億円とする検討指針が示されるなど、今までのように希望する年度に、希望する事業が実施できない状況となっているところでございます。現段階でいつ実施するとは明言できないことをご理解いただきたいと思いますが、町道南7線は、早期に整備すべき優先度の高い路線であると考えておりますし、議員ご指摘のとおり過疎債の活用は、必須条件でありますので、過疎法が失効する平成26年度までには、着手できるように最大限の努力をさせていただく考えであります。今後も引き続き、国の補助制度の拡充と予算確保に向け、北海道や町村会、北海道土地改良事業団体連合会、さらに地元選出の国会議員等と連携し、一日も早く地域の方の悲願に応えたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 3番 山本朝英
訓子府の畑総事業は、全道をみても1、2位を争うぐらいの基盤整備が進んでいる町でございますし、昨年、あのような高温、長雨、湿害等の影響を受けながらも一昨年の所得より上がるということは、我々も想定していなかったのですが、これは言うまでもなく、農業共済の関係の部分も入っていると思うのですが、それにしても今までの過去が所得が高かったから、落ちた時に共済が出たということもありますので、他の地区からみても断トツに高いようです。あれだけの風倒害や2年連続の 雹ひょうの被害だとか、長雨となどがありながらも本当に他の町村との差は歴然としておりましたことから、考えるとさらにもう一歩、盤石な体制をとっておくことが、これから前段申し上げた輸入自由化の時代に入ってくる。あるいは食の安全等も含めて考えていくためには、この基盤整備なくして何もないと思っています。これがなかったら将来の町もないような考えで私もおりますし、ぜひその考えで早期の実施が必要であると思っています。これは、過疎債も何もないのを町単でやれる事業でございませんから、何が何でも過疎債の適用される期間のうちに食い込むことをさらにご努力いただきたいと思います。そこで今、説明があったように1地区の金額は、どの程度といいましたか、金額が小さくなったことと思うのですが、その対応はどのようにするのですか。訓子府では、例えば、1地区のものを2地区に分ける、3地区に分けるのか。同時進行で地区を増やすという方法をとるのかは、町長の政治力ですので、いかにどのような体制で国の予算を確保するかは、政治家の腕の見せどころと思いますし、ぜひこの中に菊池道路として、1本ぐらいは、せめて公約の中に入れてほしいという考えを一部もっていますが、 その点も含め、やりくりはいろいろあると思いますが、ご答弁をいただきたいと思います。
答弁 農林商工課業務監 村口鉄哉(農林商工課業務監は2012年3月まで)
再質問の関係で1地区の金額について、ご質問を受けました。1地区につきましては、一応、道庁では、先ほど町長から回答しましたとおり10億円。本町につきましては、全体で55億円であるため、一斉にできるのかとのご質問がありましたが、一応、道の説明でございますが、できましたら、1地区ごとに年度を切って、申請願いたいとのことです。要するに例えばの話でございますが、55億円ですので、1地区10億円としますと5地区、大雑把で、申し訳ありませんが、1地区ごとに5年間かかることになります。一応そのような説明でございますが、先ほど議員から説明のありましたとおり本町にとっては、農業基盤整備は非常に大切な事業と考えておりますので、今後、1地区10億円ではなくて、何としても早く進めるような形で、今後も道と協議していきたいと思いますので、ご理解願いたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
時間があまりありませんので、総括的にもう少し説明をさせていただきます。状況については、今言ったとおりです。総体的として、畑総事業に対する予算は、非常に減っている。そして分散化されてきている。その点でいくと従来のような訓子府優先型は、非常に厳しいのは現実でありますが、今説明しましたようにいずれにいたしましてもJAきたみらいと共に、あるいは関係機関と共に最前の努力をしていきたいと感じているところでございます。そして、南7線のお話は、悲願であるとのことも含めて、お話をいただきました。これは畑総事業で行うことによっての補助率の高さと過疎債の適用という点で、これに勝る補助事業がないのは、山本議員のご指摘のとおりでございます。しかも、私が町長就任以来、17号から20何号までの地元受益者といいましょうか、農家の方々全員の署名と関係する議員の署名により、私のところへ要望書が出されておりますので、これはやはりむげにはできないことの考え方を持っておりますので、この点についても次の町政にきちんとバトンタッチしながら、進めていただくことをお願い申し上げます。さらに、もう1点はやはり、状況的に、町の予算含め、総体的な縮小傾向にあることも事実でございますから、これは農家の皆さんだけではなく、財政運営や町全体の中で、この基盤整備事業が、どのような意味を持つのかも含め、理解をいただけるような説明と着実に進めていく考え方を持っていかなければだめであると認識しておりますので、この点についてもご理解をいただきたいと思います。現在、私どもの町では、3回目でありますが、もう既に道は23年度から新規の計画に取り組んでいますが、うちの町の残事業は、総事業費で、南部で言いますと1億2千万円、東部地区で言いますと1億800万円ございます。これを道は、新規の事業として、実施することを考えてられているようですが、私たちは残事業であり、残を残して新規にはならないという言い方を今までしてまいりました。1点変わることの説明を受けた中で、土層改良の心土破砕は、パワーアップの対象外とのお話も聞いております。新規についてはです。しかし、これについては、いくぶんの負担が出るかもしれませんが、少なくても今まで行ってきた農家の方たちと最後の人たちに不利益を被ることは、何としても避けなければならないということもありまして、これは町が責任を持って、この畑総を終了させる考え方をもっておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 3番 山本朝英
この農道整備は、おそらく町では、最後の大きな農道整備と思いますし、20年来の地元の悲願であり、やっと目の前に見えてきたと感じます。ぜひ、そのような面で、地区がいくつかに分かれようがいいのですが、ぜひ過疎債の適用期間中に整備ができるようにさらなる努力をいただきたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
過疎法の適用を26年度といいましたが、27年度までですので、1年違いましたので、ご理解いただきたいと思います。
質問 3番 山本朝英
過疎債のあるうちに何とか対策をとっていただければ、地元も十分了解できる案件と思っています。もう1点だけ聞きたいのですが、道のパワーアップは、今年で終わりだったと思いますが、継続になったのかどうか、もう一度、もう1点だけお願いします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
今回、2月23日の北海道定例議会で、高橋はるみ知事は、パワーアップ事業については、今後も継続すると答弁をしておりますので、間違いないと思います。
質問 3番 山本朝英
率が下がることではないですね。いいのですか。わかりました。道のパワーアップ施行者にとっては、大変ありがたいことですので、大変喜ぶと思います。