訓子府町議会 平成22年第1回定例会 2010年3月12日
町政執行方針について
2010年3月12日、訓子府町議会の一般質問で、小林一甫議員が「町政執行方針について」質問し、町長 菊池一春、教育長 山田日出夫、総務課長 佐藤明美、農業委員会事務局長 遠藤琢磨が答弁しました。
- 質問者
- 小林一甫 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春、教育長 山田日出夫、総務課長 佐藤明美、農業委員会事務局長 遠藤琢磨
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 小林一甫
5番、小林です。通告書に基づきまして、質問させていただきます。まず、1点目は、町政執行方針についてであります。平成22年度は、菊池町政にとって1期目の最終年になる年度でありますが「みんなで創る訓子府の元気」「訓子府の底力でふるさとの未来をひらく」「町民こそが主役」「町民福祉の増進を図る」ことを基本理念として推進してきたことは、町民の方も認めるところであります。しかし、厳しい財政状況の中で、いかに計画した事業を完遂させるかは、町長の手腕にかかっていると考え、町政執行方針の7本の柱について何点かお伺いをいたします。まず、1点目につきましては、スポーツ教室の開催やスポーツ少年団などへの支援の考え方について。2点目といたしましては、津野町との姉妹町交流事業の考え方について。3点目は、農業者の花嫁、花婿対策としての農業担い手推進協議会への今後の支援について。以上、3点について、お伺いをいたしたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
おはようございます。ただいま、町政執行方針について、大きく3点のお尋ねをいただきました。ご存じかとは思いますが、スポーツに関する行政的な主幹は教育委員会行政でございます。しかし、総括的な町政執行方針の中で述べておりますので、私から概要を説明し、詳しくは、また再質問の中で教育委員会に答弁をしていただこうと考えているところでございます。まず、1 点目の「スポーツ教室の開催やスポーツ少年団などへの支援の考え方について」のお尋ねでございます。スポーツは、体を動かすことによって、爽快感、達成感、連帯感など精神的な充足や楽しさ、喜びを与え、健康の保持増進、体力の向上に資するものでございます。とりわけ、子どもたちにとりましては、人間形成に大きな影響を与えるなど、心身の両面にわたる健全な発達を促すものであります。平成21年度、教育委員会が開催しましたスポーツ教室につきましては、回数は95回、参加人数は延べ1,771名が参加しています。また、本町のスポーツ少年団については、現在8つの団体が活動しています。団員数は約240名が在籍しており、平成20年度の各少年団の活動回数は、延べ810回にもなってございます。指導員、保護者など地域のご協力によりまして、活発に活動しておりますところはご承知のとおりでございます。町民がスポーツにふれあう社会体育活動のあり方を今後とも後退することなく、支援を継続してまいりますので、ご理解をいただきたいと存じます。次に、2点目の「津野町との姉妹町交流事業の考え方」についてのお尋ねですが、議員ご承知のとおり、平成13年に旧東津野村と「姉妹まち締結」を行い、平成17年に旧葉山村との市町村合併を行った後も姉妹町交流を行っているものでございます。平成5年の高知県知事から交流市町村の紹介を経てから、はや17年、現在まで両町で延べ479人が交流を行っております。特に、平成20年度からは、事業の一部見直しを行い、両町の将来の架け橋となる小学6年生による交換留学を行ってきたところでございます。平成21年度は、交換留学に加え、本町の特産品の一つである馬鈴薯や玉ねぎのPRと普及を兼ねスノーマーチ生産者団体の協力を得て、津野町の産業祭りに参加をしてきたところであります。その成果もありまして、今月から津野町の道の駅で本町の農産品を中心とした特産物の展示販売を試行的にはじまりました。平成22年度には、高知市内でアンテナショップを開設し、本町の特産品を継続的に販売する計画もございます。このようなこと一つを見ても、姉妹町交流にはJAきたみらいや生産者、高知県人会など多くの方の協力をいただきながら交流が躍動し始めた感じも受けており、今後は子どもたちの交流だけにとどまらず、産業交流、文化交流、さらには町民の交流など、本町開拓の礎を築いた津野町とはさらに積極的な交流を展開してまいりたいと考えているところでございます。次に3点目の「農業者の花嫁、花婿対策としての農業担い手推進協議会への今後の支援の考え方について」でございます。本町における農業者の花嫁、花婿対策は、ご承知のとおり担い手相談員、農協青年部、フレッシュミズ、農協女性部の各代表者、保健師、普及センター・JA・町の各職員で構成する「訓子府町農業担い手推進協議会」が行なっております。担い手推進協議会では、とりわけ担い手相談員が中心となり農業実習生の受入、農業後継者実態を把握するための戸別訪問による意識調査や農協青年部主催の「女性との交流会」への支援を行っているところでございます。その結果、農業実習生の成婚や交流会で知り合い結婚に結びつくなど、少しずつではありますが成果もみられております。また、未婚後継者の配偶者対策だけではなく、結婚された農業後継者への支援として「担い手カップル激励会」を毎年開催し、同じ農業を行なう若者夫婦への激励と交流の場を設けているところでございます。酪農後継者の配偶者対策へも結びつくことから、本年度から再び「酪農実習生受入協議会」への支援も行なってまいります。いずれにいたしましても、農業者の花嫁、花婿対策は農業の町、訓子府町におきましては、重要な施策の一つと考えておりますので、農業後継者の配偶者対策を担っております「農業担い手対策推進協議会」の運営が円滑に行なわれ、一人でも多くカップルが誕生し魅力ある農業経営がなされ、本町の農業発展に結びついていくよう、引き続き支援をしてまいりますので、ご理解を賜りたいと思います。
再質問 5番 小林一甫
ただいま、答弁をいただきましたので、再質問をさせていただきます。今回の再質問は、所管が重複する部分もありますので、関係する所管で答弁をいただきたいと思います。昨日の河端議員の質問の中で、子どもたちの体力の低下問題が出ておりました。北海道は全国でも最下位に近い位置にあると教育長の答弁でありました。小学生、中学生の時が基礎体力向上へ一番大事な時であり、少子化が進んでいる今、体力をつくるべき方法の1つであるスポーツ少年団に入団する子どもたちが少なくなっています。体力低下が学力にも影響があるとも言われており、今、取り組まなければ悔いを残すことにならないのか心配するところであります。少子化対策を含め慎重な対応をしていただきたいと思います。私が言いたいことは、経費がかかるから施設を縮小する廃止することが話題になりますが、果たして、子どもたちが望んでいるかということであります。何年か前には、冬期間、レクリェーション公園の中に作られていたスケートリンクも廃止になったり、また、人数が少ないから廃部になったクラブもあると聞いております。町長が支援を打ち出している町政執行方針とは違う方向に向かっているのかと思いますが、まず、この点について、お伺いをいたしたいと思います。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
今、子どもたちの体力低下、学力低下への関連も含めて、ご質問がありました。確かに私どもが考えているのは、体力、学力ともに健やかにお子さんたちが育っていただきたい。そのための手助けをするのが私どもの仕事だと理解しております。少子化の中、生活様式が多様化する中で、体を動かすことへの機会の減少が学校生活のみならず、生活全体を通じて起きているのではないかと心配しております。スポーツ少年団に集うお子さんたちの数も少しずつ減ってきておりますし、例を挙げますとスケート少年団は、輝かしい伝統と実績を誇っておりますが、訓小学区でスケートをされるお子さんは激減しております。その中で、スケートリンクは、居武士小学校へ統合しましたが、この原因はひとり学校にあるのではない。学校は対応を考えるところでございますので、もっと低年齢のうちから、この問題の原因は始まっているのではないかと考えております。その点では、保育所、幼稚園、今般、開設されます子育て支援センターも含め、いかに子どもを健全に育むかということについて、改めて、行政全体で考え直す時期にきているという認識も持っておりますので、熟慮しながら家庭とも協力し、スクールサポーターなどに見られます地域とも連携を図りながら、全体的な対応をしていきたいと思います。
再質問 5番 小林一甫
ただいま、教育長から、ご答弁があり、低年齢のうちから、環境づくりをしていかなければならないという答弁でございましたが、実際にやはり施設がなければ低年齢のうちから、例えば、小さくてもいいですので、本当に町の中心近いところにそのような施設があれば、子どもたちも利用しやすく、また、小さいうちから氷になじみ、将来的に、欲を言えば、今回、バンクーバーオリンピックのような場面に出られるようなことを徐々にでもよろしいですから、少しずつやはりそのような環境を整えていただきたいと思います。今回、オリンピックの中でも、非常にメダルは参加人数の割には少なかった。今までお家芸であったショートスケートでも、今回はメダルが取れなかったことも、何かそこら辺に原因があるのかというような考えをいたします。できれば、小さいうちからの環境づくりを少しずつやっていただき、将来的には、町民がこぞって応援できるような子どもたちを育てていっていただきたいと考えております。ぜひ、そのような部分をご期待いたしたいと思います。次に、体力づくりと直接関係のある部分でありますが、近隣の学校で、ここ何年かのうちに、武道に対する考え方が変わってきたのかどうかわかりませんが、武道を取り入れる中学校が増えてきているということでありますが、本町においては、今後どのような考え方で取り組んでいくのかお伺いをいたしたい。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
特に、中学校だと思いますが、武道の取り組み方についてお尋ねがございました。新学習指導要領の中で、道徳と並び武道の記述が改正され、重視していくということになりました。これは心身の健全な発達ということからきております。訓子府中学校におきましても、相撲、剣道、柔道とありますが、非常に親しみやすく、指導しやすい。そして、事故等の少ない科目ということで新年度から柔道を導入する予定であります。
再質問 5番 小林一甫
武道の関係につきましては、今年度から柔道を取り入れるということであります。ほかの学校では剣道や特殊だと思うのですが、相撲を取り入れるという学校もあるようでございますので、ぜひ、やはり北海道でも体力的に全国のトップレベルまで上がっていただくような取り組みを、ぜひやっていただきたいと思います。次に、移らせていただきます。津野町交流の関係でお伺いをいたしたいと思います。先ほど町長のほうからも小学生の交流のお話があったわけでありますが、私もお迎えしたり、送ったりし、感じるところがあるのですが、当初は、おどおどしており、農家など家庭に入って務まるのかというような考えを持っていたのですが、帰る時期になり、本町の庁舎前で、挨拶を聞きますと非常に、人間的に大きくなって帰られていることを考えた時には「この事業をやってよかった」との考えをもったところであります。この事業につきましては、今後も継続し実施するべきだと思いますが、一般家庭に入るということで、向こうの父兄も心配することがあると思いますが、その点もやはりこちらの方から、きちんと説明し受け入れしていくべきだと思いますが、老婆心でそんな必要はないのではないかと言われれば、そうかもしれませんが、そのような細かなことも十分把握しながら、この事業を取り組んでいただきたいと思います。今年度は、新たな事業で「神楽訪問」というものをあげておりまして、120万5,000円、昨年度より37万5,000円のプラス予算計上でありますが、具体的な中身について、説明できるものがあれば、予算審議の中で確認してはと言われれば、そのとおりだと思いますが、説明できるものがあれば、伺いたいと思います。それと誠に申し訳ありませんが、今年11月にある神楽訪問事業の正式名称がわかれば教えていただきたいと思います。
答弁 総務課長 佐藤明美(総務課長は2011年3月まで)
最後の部分のお尋ねでございますが、神楽訪問事業の正式名というのはまだ決まっておりませんが、旧東津野村で行われている神楽に派遣する部分で、予算が増えた部分でございますが、これについては、一般町民の方を対象に、少し航空運賃の関係で多少変わるかもしれませんが、今の計画時点では、概ね10名ぐらいの方を一般公募し助成して行きたいということでございます。通常期の料金で大体、2泊3日ぐらいですと15、16万円かかるのですが、時期の早割りで行くと値段の変動もかなりあると思いますので、概ねその半分の助成をすれば、それぐらいのお金で行けるという部分で、概ね10名と考えております。公募については、これからです。
再質問 5番 小林一甫
まだ、正式名がわからないということでありますが、一般の方から10名程度の公募ということでありますが、今回、この神楽訪問事業の関係で、ぜひ聞いていただきたいと町民の方から言われましたので、お伺いいたしますが、元実践会長の集まりの中で、各何年会というグループがございます。そのグループの中で、今回、そのような事業があればぜひ参加したいと考えているため、ぜひ聞いてくれないかということでありましたので、お伺いしているのですが、今回、10名程度は、人数的に町が考えている中では、妥当と思うのですが、実際に、そのグループの人にお話を聞きますとやはり今まで3年間積立をして、方々に旅行をしていた。今回は、特にそのような事業があるのであれば、津野町におじゃまし神楽を見させていただく参加したいということであります。そのグループの人数は大体20人を超えているかと思いますが、予算が予算ですので、人数が多くなれば、その人数で割っていかなければならないというようなことであります。そのようなことで、もしも人数が増えても、その頭割りの中で、参加を認めていくのかどうかも含めてお伺いをいたしたい。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
実は、最初の答弁でもお話させていただきましたが、私が町長になって、未来の架け橋として、子どもたちに託そうということで、お互いの交流をそこから始めようかということが1つです。さらに、産業交流もやはりすべきであり、お互い農業のまちということで、農業の産業交流を今年からというよりも21年度から、実ははじまっています。22年度からは、正式に道の駅やあるいは高知市内でやっていくなど、少しずつ輪を広げていく。去年、スノーマーチを持参し、生産者代表2名も一緒に参加していただいて、大変好評で向こうの町民からも大変喜ばれたことをさらに広げていきたい。もう1つは、一般町民の方の町民交流が、やはり大事ではないのかということで、とりわけ、去年、訪問された津野町の町長や議員から、実は、旧東津野村で今年、神楽が8つあり、従来は、ばらばらに神楽をやっていたが、今年は一堂に会してやるので、ぜひ、訓子府の町民の方に見ていただきたいとのご案内がございまして、まだ、中身的には決まっていないようですが、会場は旧東津野村になるのではないかと思いますが、まずは、その点では、10名の実費の2分の1ぐらいで提案してみることで始まり、予算計上させていただいています。しかし、今、小林議員言われるように、20名、30名になると抽選するかということにもなりませんので、これは改めてまた議会とも相談させていただきますので、予算を幾ばくかは拡大するなり、それらに対しては、できるだけその時期に行かれたいという方たちの願いが叶えるように努力をしてまいります。さらに私自身の中には、例えば、教育委員会にもお願いしようと思っているのですが、若がえり学級の修学旅行を確か隔年でやっていますので、今年ということも聞いていますから、役員の方にお許しをいただければ、ぜひ、訪問地として、津野町に行くことも1つに入れてもらえないかという話を、教育長を通じ、お願いしてみようと思っているところでございますので、少しずついろいろなかたちで庶民的な交流と言いましょうか、町民交流が広がるように努力してまいりますので、また、改めてご意見を賜りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
再質問 5番 小林一甫
わかりました。ぜひ、一般の方が、この事業に参加できるような広い門戸を広げていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。次に、花嫁、花婿対策について、お伺いをいたしたいと思いますが、この農業担い手推進協議会への期待につきましては、農業者の人たちに夢と希望を持って農業に従事していただく力になると私も思っているところでありますので、ぜひ、協議会への支援を含めて町の考え方の中で進めていただきたいと思っております。以前は確か1組カップルを誕生させることによって、何万円かの協力金が出ていたと思うのですが、今もそのような部分があるのかどうか教えてください。
答弁 農業委員会事務局長 遠藤琢磨(農業委員会事務局長は2012年3月まで)
ただいま、担い手推進協議会の関係で、カップルを成立させた場合の報償について、ご質問ございました。この報償につきましては、平成20年度をもちまして廃止してございます。廃止した理由としましては、昔、担い手相談員、結婚相談員が個々的に相談を受け、結婚に結びつけた例がたくさんございましたが、ここ数年、個人的に結婚へ結びつけた例が少なくなりまして、その結果、報奨金の支出も数年なかったことから、担い手相談員及び推進協議会の中で、協議をいたしまして、平成20年度より廃止してございます。
再質問 5番 小林一甫
ただいまの答弁あった中で、平成20年度で廃止したということでありますが、数が少なくなったから廃止ということではなく、やはり今の後継者、または、農業者全体を含めても、やはり、この制度があることで、ただ、カップルをまとめればいいのだということではありませんが、そのようなものがあって、やはり、訓子府の農業のために俺が一肌脱いでみようという方も中にはおられるのではないかと思いますので、今後、検討し、この制度をもう一度復活させていただきたいと思います。その辺、どうでしょうか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
答弁といたしましては、担い手推進協議会の谷本会長を中心にしながら、改めて、また、議員のご意見について、組織内で検討していただき、それを受け止めたいと考えているところでございます。実際には、相談員の皆さんや役員の皆さんが非常にご苦労をされ、戸別の訪問や調査活動、そして、何とかそのような機会をつくりたいということで、懸命に努力されていることは、今も変わりがございません。実は、この事業は、昭和57年だったと思います。佐藤町政の時に「花嫁、花婿人生相談」「花嫁、花婿相談事業」というのが始まりでございまして、私は、その時の初代事務局長でございました。10年間、担当させていただいきました。当時、教育委員会の青年教育担当者であった私が担当していました。当時は、相談員に対し、年間報酬とそれからカップルをまとめた謝礼金として、数万円のお金を払ってきた経緯がございます。現状もそんなに変わらないと思いますが、お金をもらうことによって、何となく負担感みたいなものがあり、一概にお金を出すことが本当にいいのかなど、なかなか繊細な部分がきっとある。農業後継者のことだから、我がことのようにしてやるという考え方もきっとあると思いますし、この辺のところは慎重にご意見をいただきながら、対応を協議してまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと思います。
再質問 5番 小林一甫
よくわかりましたので、今後、協議会の中で十分議論を尽くしていただきたいと思います。