訓子府町議会 平成21年第3回定例会 2009年9月16日
財政健全化と公共工事の関係
2009年9月16日、訓子府町議会の一般質問で、川村進議員が「財政健全化と公共工事の関係」について質問し、町長 菊池一春、建設課長 林秀貴、企画財政課業務監 森谷清和が答弁しました。
- 質問者
- 川村進 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春、建設課長 林秀貴、企画財政課業務監 森谷清和
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 川村進
次の質問に入ります。財政健全化と公共工事の関係についてお伺いします。財政健全化プランでの公共事業では、町費負担の縮減を図るとしています。公共事業の積算を行う場合、町の負担金を縮減するため、全体的には、どのように反映していますか。これは、予算計上の時、細部の検討はされていますか。この2点をお伺いします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
財政健全化と公共工事の関係について、2点のお尋ねがありましたので、お答えさせていただきます。まず、1点目の「財政健全化戦略プランでの公共事業では、町費負担の縮減を図ることとしておりますが、公共工事の積算を行う場合はどう反映しているのか」とのお尋ねですが、公共工事などの社会資本整備については、住民の要望や社会経済情勢を反映し、道路・河川・公営住宅・上下水道などの生活関連施設や福祉・教育文化施設などの投資的な事業を実施し、各種サービスの充実、町民生活水準の向上、産業の振興など、さまざまな効果をあげてきました。しかしながら、本町においても少子高齢化や過疎化による人口減少、加えて近年の低迷する経済情勢等によりまして、本町の財政状況は厳しい実態のため、これらに対応するために、平成20年度から平成26年度までの7年を期間として、町財政の健全化対策と財政の早期改善を図るために、財政健全化戦略プランを進めているところでございます。このような状況の中で、安全で豊かな町民生活の実現や活力ある地域社会の実現のためには、計画的な公共工事などの社会資本整備は重要であると考えており、これらを推進する上では、事業の緊急度・優先度を十分に勘案して事業を選択し、町費負担の縮減を図るために有利な補助事業などを活用し、財源確保に努めております。また、公共工事は単純で小規模な工事から複雑で大規模な工事まで多種多様でありますが、工事費の積算にあたっては、その一つひとつの工事内容を精査し、品質が確保された公共工事の実施に努めているところでございます。公共工事の積算にあたっては、厳しい財政事情の下、限られた財源を有効に活用して、最新の技術的動向などを把握し、国や北海道及び近隣市町村の情報収集を行ないながら、今後も一層のコスト縮減に取り組んでまいります。次に、2点目の「予算計上の時に、細部の検討はされていますか」とのお尋ねでございます。予算計上を行う上では、住民ニーズを把握しながら、事業が効率的・効果的に発揮できるように努めているところです。また、工事費の予算計上にあたっては、全体計画や実施設計が既に行われている工事などを実施する場合は、その内容に基づいて精査し、予算計上をしておりますが、実施設計と工事実施を同一年度に行う場合には、過去に施工された同様の用途・規模や構造などの類似工事や近隣市町村などの事例を参考にして、関係課とも協議し必要な工事内容を詰めながら試算を行い、予算計上を行なっているところです。今後とも工事費などの予算計上においては、関係課と連携を図り、効率的・効果的な工事の実施に向けて、最小の経費で最大の効果が達成できるように取り組んでまいります。以上、ご理解を賜りますようお願いを申し上げます。
質問 4番 川村進
それでは、重ねてお伺いします。私は、平成20年12月に南13線の見積予定価格の精度に問題はないかということでお尋ねをしています。その時、町長は、道の規定に沿って積算しているから問題はないと答えられました。ところが、その後、いろいろ私なりに調べました。1,033万円、1,500m。そうすると1m当り8万円位の測量費がかかっている。町民の方にそのような話をしました。終わった工事なのだけどと言ったら、1m当り8万円の測量費は、どのような測量なのだろうかという話になりました。今回、教育委員会が説明しています保育園の増築1,200万円について、私は、建設課長及び企画財政課業務監に直接聞きました。どのようなことで12、3坪に水道を引っ張り、排水を抜き、そして中に便所が1つ、調乳室というミルクをつくる部屋があり、あとは部屋がないのに何で1,200万円もかかるのかとお聞きしたのです。これは非常に高い。一般の家庭において坪単価45万円以上になると殿様が住む御殿くらいの素晴らしい家ができるのです。本町において、13坪で1,200万円が積算されたのか根拠をお願いします。
答弁 建設課長 林秀貴(建設課長は2011年6月まで)
工事の予算計上にあたって今回、補正予算で計上されています保育園の増改築の工事の関係でお尋ねがありましたのでお答えいたします。まず、前段で今回の増改築工事の内容について、ご理解いただきたいと思いますが、議員ご存じのように来年の4月を目標に保育園を統合するにあたって、園児が増えることから、それに対応するために、まず、園児増に伴う増改築工事が行われます。それが今のところ45.36㎡。それとそれをつなぐ渡り廊下がございますので、それが4.8㎡となっておりまして、合わせて50.22㎡のまず増改築工事が行われる。それと保育園の統合に伴いまして、現在の施設を改修しなければならないということで増改築工事のほかに現有施設の中で、改修工事が行われるということで1,200万円の計上となっているところです。予算計上にあたっては、その時点で総体の実施設計をしておりませんでしたので、用途、規模、構造が同じであります平成6年度に増築工事を行いました現在の乳児室の工事を参考にしまして、試算を行い、予算計上を行っているところでございますのでご理解いただきたいと思います。
質問 4番 川村進
基礎工事が何ぼ、生コンを何ぼ使い、型枠何人工、そして壁が何㎡で、僕が言ったように耐火ボードを何枚使用し、何センチの断熱材、グラスウールを入れ、クロス仕上げである。屋根は何㎡であり、亜鉛引きのトタン屋根など、そのようなものが出てこないで、ただ1,200万円。何が何だか分からないで1,200万円を使う。それで企画財政課業務監に僕は聞きました。財政健全化戦略プランの中でどのように検討し、企画財政課を通り、この予算出てくる時に、どのように精査したかということが問題になる。僕はそう思っている。企画財政課で何も見ないで1,200万円を出してきて、ボールみたいに丸めたやつを受け、中身に何が入っているか分からないというやり方では、予算と言えるのか。どうですか。そして、関連して、財政健全化戦略プランつくった企画財政課業務監と両方で一度答えてください。
答弁 建設課長 林秀貴(建設課長は2011年6月まで)
再度、保育園増築工事の積算にあたってのお尋ねですのでお答えいたします。先ほど申し上げたように、参考としましては、現乳児室の分でございますが、この建物については、同じような木造平屋建で平成6年度の52㎡の建物ということで今回の増改築工事であります増築部分とほぼ同じ規模と同じ構造である。それで参考としました。その当時の平成6年度の工事費が52㎡で900万円程度。それで、今回の設計内容を現在の単価に置き換えて積算を行い、その内容に基づいて、多少物価上昇とかいろいろことがございますが、余裕をみながら積算したところ、その増築部分で約990万円程度ということで試算しております。それと先ほど申し上げたように、その増築以外の改築工事は、現乳児室を1歳の保育室に改築しますが、議員が言われたように、ここにつきましては、調乳室を児童用トイレに置き換えたり、いろいろな給排水工事、あと玄関ポーチの改修などを行いますので、そのもろもろの経費が150万円程度と試算しております。それとトイレと流し等をつけますので、給排水工事が必要となります。実は、給排水工事は現在の排水へつなぐところが浅いものですから、そこから給排水をもってこられないという状況の中で、西側をぐるっとまわさなければならないという部分で、若干割高な部分がございまして、その部分が60万円程度見込んでいるということで総合計としまして1,200万円の試算をしているところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 4番 川村進
理解できません。高すぎる。何mの水道を引っ張るのか。何m排水を引っ張るのか。何mなのか。今の積算でいくとどうなるのか。高すぎる。一般の家庭で45万といったら最大級の家だ。町だからそんなに高いことをいってくる。そして、財政健全化戦略プランで予算編成を工夫改善、予算調整機能の向上、予算執行の厳格化、入札契約事務の適正化、明確な情報公開ということを企画財政課がうたい、我々に手渡しているのです。その中にうたっている。そうした時に建設課から出てきたものを企画財政課でどう検討したのか。それを聞いてるのだよ。どう検討したのか。
答弁 企画財政課業務監 森谷清和(企画財政課業務監は2011年6月まで)
今回の保育園の増改築の関係につきましては、構造あるいは必要面積、それから先ほど建設課長が申し上げましたとおり、以前、平成6年度に乳児室の増築を行っております。実際行った時の実績等を基に建設課で積算されておりますので、その金額を適当ということで、今回予算提案させていただいております。
質問 4番 川村進
まだ10分ある。どんな言い訳をしても、これを出した元締めの企画財政課は6年度の単価いくらであるのか。コンパネが1枚いくらであるのか。それから耐火ボードがいくらであるのか。クロス張りの㎡がいくらであるか。平成6年度の時にいくらであった。今は安いはずだ。ものすごく単価下がっている。はっきり言うが。それらを検討しないで、ただ団子にまるめて投げてくるな。いいですか。キャッチボールやっているのではないのだよ。企画財政課は、よそからきた予算をきちんとひも解いてそうして我々に出してきて、これでよろしいですか。そうじゃないのか。平成6年の時、6年の時っていうが、6年の時は、バブルの最中ではないのか。それにかかっている時が、物が一番高い、工事費が一番高い時ではないのか。それ以後、もう本町にもあれもやれこれもやり、いっぱい出てきたものが、結局最後に今の交付税措置で、まいってしまい借金という形で残っているものではないのか。その時に町民のために町職員がきちんとした検証をして、きちんとした単価を出していたら、こんなに借金は残らなかったのではないのか。企画財政課がそれをやるのではないのか。横のつながりをしっかりもって、建設課が出してきたものをそのまま平成6年の時がこうだから、はい良いよでは、僕でもやってやる。何も知らなくてもいいのだったら、臨時で使って欲しい。やはり行政というのはきちんとしたことをやってください。町長、これはどうですか。僕が言っていることは間違っていますか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
私の立場でいえば、きちんとやらせていただいているという答弁です。例えば、様々な国庫補助をいただいたり、道費補助を導入しながらやっていく時には、当然、基本単価というのがございますから、我々が単独で補助単価を決めて行うということではございませんので、その辺では、私は補助事業のメニューや国や北海道が定めている基準単価をきちんと参考にしながら積算し、積み上げ、その上で予定価格を公表し入札を実行するというのが通例の流れであります。今回は、臨時交付金の中で、ほとんどがこの交付金で補うということを含め使うと一般財源をいくぶん持ち出すことになる。その点でいくと今、補助単価の点からいくとコンパネが何枚とかいうことについての積算が全て100%それに当てはまるかどうかというのは、これは違います。しかし、今、この計画をつめるにあたって、夏までにどのような形の保育所の統合が望ましいのかという議論をしてまいりました。8月の段階で、ほぼ場所と位置と大体の規模を建設課と教育委員会と私も入って決めさせていただきました。今回、この補正を出すにあたっては、一つひとつの積算と予定価格を出すということはまだしておりません。これから予算決めをしていただいた時に、改めて積算し、予定価格を設定する時に、一つひとつの積み上げをしながら予定価格を公表し、そして入札を執行するという流れになります。現時点では、1,200万円というのは一体何なんだというと実は、基本的に類似する施設の平成6年のほぼ同規模、同じような内容であるし、さらには排水管とそのほかの改築の工事のあまた多いいろいろなもろもろがある。それらの単価を足して1,200万円というのが出てきた根拠でございますから、これに基づいてさらに今度は予定価格というのを設定してまいります。もちろん、これからきめ細かに積算根拠を積み上げ、公表し、1,200万円で落ちるということにはなりませんので、これは何%で落ちるかどうかは分かりません。ちなみに、参考として、例えば、北見市仲町の児童センターの児童クラブ室増改築工事が、今、始まっております。この施設は、増築というようにとらえていいのですが、32.4㎡で大体1,200万円の予算経費を出しているということでございます。あたかも私どもやっているのが不明確で高いとかあるいはいい加減だとか財政健全化戦略プランは、何もやっていないのではないかという言い方は、私はいかがなものかと感じるものでございます。
質問 4番 川村進
それではお尋ねします。30何㎡の1,300万円、1,200万円というのが伝書鳩に出ていたはずです。それも団子ですから、ただの団子、何をどうやっているのかも何にも出ていませんから、信頼するに足りる情報ではありません。あくまでも道単価に高いものと安いものがあり、中間があるのであれば、中間をとるか一番安いところをとるか。とにかく何にお金を使うのか。町長が決められることで、これはもう特権事項だと思っていますから私は。しかし、それを精査し、本当に正しい値段であるかということをやらなければ、どこまでいっても借金は減りません。借金をつくった今までに、このお化けみたいな過疎債は、半分を国であと半分を利息から何まで全部、国が補ってやるからやりなさいやりなさいと出てきて、そして10何億円の借金をつくり、それを払っていくのが大変だって言っている。財政が困窮した。それは全てここにあるのではないですか。公共工事は。もう時間がないですから、答弁はいりません。とにかく高い。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
過疎債やそれらの起債については、単価の問題ではないと思います。1つは、その保育所が各町のことですから。談合というのは業者との談合という話ですか。
質問 4番 川村進
団子です団子。談合なんて言っていません。団子です。談合ではないです。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
分かりました。例えば、所管課と建設課のあるいは議員と私どもがキャッチボールということですか。これは改めてまた、この施設については、きちんと積算し、予定価格を公表し、それぞれ細かく積算して発注、見積りあるいは入札の業者に提示して決めていくということになりますから、基本的なルールに基づいてきちんとやっていきたいと考えております。当然ですが、ご理解を賜りたいと思います。
質問 4番 川村進
終わります。