みんなの議会

訓子府町議会 平成21年第1回定例会 2009年3月12日

農業基盤整備事業についての考え方

2009年3月12日、訓子府町議会の一般質問で、山本朝英議員が「農業基盤整備事業についての考え方」質問し、町長 菊池一春、農林商工課業務監 村口鉄哉が答弁しました。

質問者
山本朝英 議員
答弁者
町長 菊池一春、農林商工課業務監 村口鉄哉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 山本朝英

8番、山本でございます。議長のお許しをいただきましたので、通告書に基づきまして一般質問を行いたいと思います。まず、今後の農業基盤整備に高率の補助はないのかというようなことで、先ほど町長から他の議員の方にいろいろな農業問題で、素晴らしい言葉もいただいておりますが、私のほうからは大半が農業問題ということで、お伺いをしたいと思います。まず、訓子府町の基幹産業は農業であり、毎年若い新規の就農後継者、Uターンも含めて数多く農業に携わっております。また、農産物の総売上高につきましても、多い時には、約124億円を上回る額であり、この大きな要因の1つには、やはり全道1、2番と言われる道営畑総事業です。全道1、2位ということになると全国1、2位ということだと思いますが、この取り組みが非常に大きな結果だと思っております。また、この事業も平成22年で完了するということでございまして、次の新規事業に取り組むには調査も含めて2、3年かかることもありますので、大変厳しい財政状況であることも十分承知の上でありますが、農業の町、訓子府の若い後継者に町長がいつも言っている「若い者に夢や希望を持たせる」ということを考えまして、あるいはまた、訓子府農業の今後の発展と元気なまちづくりができると考えますが、今後の考え方を伺いたいと思います。まず1番目として、昨年の秋に持続的農業、農村づくり促進特別対策事業に係る農家へのアンケート調査の分析結果なのでございますが、聞くところによりますと忙しくて忘れていたとかそういう数名にも話を聞きましたが、回答のあった259件中129件の回答率が49.81%で約50%にありますが、そのアンケートの中で今後の基盤整備の取り組みについてのその中で、現在の負担軽減対策として、これは今、町が負担しております6.数%のことだと思うのですが、農業者と同じだけ負担をしているということだと思いますが、その対策があれば積極的に取り組みたい。それが72件、55.8%という結果でございます。また部分的に取り組むという者を合わせますと8割を超えておりまして、その中でも意見や要望の中で「国の補助率をアップして欲しい」という意見があったようでございます。負担軽減対策の希望や意見が多いと思いますが、これについて町長は、今後、どのように考えるか伺いたいと思います。2番目に、町政執行方針の中に近年本町における異常気象による農地の流亡対策。これはここ2年間、降 雹こうひょう被害あるいは集中豪雨的な雨の被害が多くて、農地が流亡している。さらには、また北見市の水道の件があるのだと思いますが、農地防災機能増進事業。ワークショップというのだそうですが、北海道と共同で取り組みをする。新たな防災整備を検討していくとあります。これは地元の実践会長にちょうど私のところに来た時、そのお話を伺いました。聞くとこの事業はやはり今後において必要不可欠な事業とは思います。その内容をもう少し具体的に説明をしていただければと思っております。よろしくお願いします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま、「農業基盤整備事業についての考え方」につきまして、2点のお尋ねをいただきましたので、答弁をさせていただきます。まず1点目の「今後の農業基盤整備事業に係る国の補助率アップや負担軽減対策は」とのお尋ねでございますが、現在、西地区が20年度に事業を完了し、東部と南部地区につきましては、22年度に完了することで事業が進められております。町としましては、今後の基盤整備事業につきましては、昨年11月に実施しました道営畑総事業のアンケート結果を踏まえまして、平成23年度以降も検討していきたいと考えているところでございます。また、基盤整備を推進していくことは、農作物の高収量、高品質、作業効率の向上、さらには安全、安心な農作物の生産などから農業経営にとりましては不可欠なことと考えているところでございます。このことから、現在国が進めております「食料・農業・農村基本計画」では10年後の2017年を目標に食料自給率を40%から50%に向上させることを考えており、その向上対策の1つとして道営畑総事業など基盤整備を対象とすることを北海道と市町村が負担しておりますパワーアップ分の12.5%を国に負担していただくよう、北海道やJAと協力し、国に働きかけをしていきたいと考えているところでございます。次に2点目の「農地防災機能増進事業の内容について」のお尋ねでございますが、18年8月の台風、19年からの集中豪雨や降 雹こうひょうなど近年の異常気象によりまして、全町的に被害が発生し、多くの農地や用排水路、山林などが被害を受けたところでございます。このことから、農地の流亡対策、用排水路の越流対策、そして段丘地山林内の土砂崩れ対策など本町だけで解決するには難しい状況でありまして、国と北海道の協力により、平成20年と21年度の農地防災機能増進事業を総事業費2,000万円で進めることになりました。この事業につきましては、国と北海道のそれぞれ50%の負担によりまして、20年度は気象、地形、地質、土壌、河川、用排水路、水質などいろいろな角度から本町の災害発生の要因を調査しているところであります。また、2月18日は、町内の農業関係者の畑総事業促進期成会の代表、実践会の会長、JAきたみらい担当者などの出席をいただき、事業主体であります網走支庁農業振興部調整課から事業の内容と前段の調査結果などを説明し、意見交換を行ったところでございます。21年度についても、農業関係者との意見交換会を開催し、今後の農地流亡の軽減など防災対策を検討し、農地の防災機能増進のための基本方針の立案を進めていきたいと考えているところでございます。以上、お尋ねのありました2点について、お答えさせていただきましたので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

質問 8番 山本朝英

23年度以降も取り組むということでございます。大変ありがたい。それこそありがたい話です。ちなみに、この案件については、私も確か3度目位になると思いますが、町長も耳にたこができているのではないかと思っています。基盤整備というのは非常に大きな事業で、これも再三申し上げておりますが、我々が若い時に、生産組織を担当したり、いろいろなことをやりました。昔は端野町には10年に一度位しか勝ったことがないという時代です。いつも端野町や上常呂に馬鹿にされていた。湧別町にも負ける佐呂間町にも負けたことがあり、15年くらいの記録をとったのですがそういうことありました。それで、とにかく端野に追いつこうという対策を打ち出しました。地力も緑肥もそしていろいろなうね幅、株間の改善等々含めてです。何とか端野町に追いついてみよう。馬鹿にされました。北糖の社員に馬鹿にされたことがあったのです。「やれるのならやってみろ」と「お前みたいな所長ぶっ飛ばすぞ」というくらい喧嘩をしまして、それから2年位取り組みをしまして、3年目には追い越した。永久に追い越すために、今度は、何をするのだというようなことで、訓子府町の各組織そのものが、組織主体で動いていましたから、麦もビートもいももそうですが、普通は、他の町村というのは農協が主導で組織を動かしていたのですが、訓子府町については、組織に全て任せて、その主導で動いていたというようなことが良かったのだと思います。それから僕の後に会長をした中塚君もいますが、おそらく1回くらいあったのでしょうか。その後また盛り返されたりして、その時は、たまたま、いろいろな条件が悪かったのですが、それ以降は、端野町の人間は訓子府町には麦もいももビートも絶対勝てない。もう諦めたというぐらいなことに今はなっていますが、これは、やはりこの中にありますように、そういった生産者の努力はもちろんありますが、やはり一番大きかったのは基盤整備です。本当に多く次から次と取り組んでもらった。そのことがこの前段のほうにありますが、訓子府町の後継者ですか、先ほどきたみらいの西川組合長が来て、「訓子府はすごいな」ということをいっていたそうですが、この後継者をひとつ見ても、例えば、5年ぐらいですが、平成16年には7名だったのですが、16年が7名、17年が5名、18年には何と15名、これは、きたみらい地域どころではなく管内一というか、全道一だったと思います。19年が今度は12名、昨年も12名というようなことです。これはやはり町長、我々が思うのには、このように基盤整備をしっかりしてくれた。従って後継者も帰って農業をやって良いという考えを持つことになります。しかし、帰ってもどうしようもならないというようなことであれば、後継者はこんなに戻ってきません。他のところには戻っていないのです。このことが、将来に向けて、若い後継者、Uターンも含めたそういう人たちに夢や希望を与え、これが100億円を越える117億とか平均しても、この2年間は降 雹こうひょう被害のあった中でも、111億円。2年間続いているのです。もう来年の追加支払いはないでしょうから、そういうことになるかと思いますが、ぜひ今後、町も大変でしょうが、我々もタダでやるわけではないので、必ずその分は町に返しできていると考えてもおりますし、ここで先般たまたま道議に会いました。この道営畑総のことは、町長が本当は言うことなのですが、勝手に言わせてもらいました。国の補助率を何とか上げれないのか。道も大変、地方も大変であり特にもうもたない地方は。もっと補助率上げて、道はともかく地方の負担がないようにできないのかということを話した経緯があります。道も夕張市に近いとこまできている。だけども農業者がそういうことやるのであれば取り組みますとの回答でした。これは間違いないです。ただ、この話というのは町長。パワーアップを5%から段階的にもとの20%に上げようという当初の考えです。今、そのようなことは言いませんでしたが、段階的に上げて元に戻そうということで、5%、10%ときているのですが、これ以上、下がるというようなことは、まず考えられないと思うのです。そのようなことでやはり国の事業など、このアンケートを見ても、やはり国の大幅な補助率のアップを望むというような声が多いのですが、そのような中で、道や地方自治体の負担軽減はされると思うのですが、やはりこの町の財政、我々もよく分かっていますから、これ以上、町に負担をかけたくない。そのようなことから、この基盤整備ももっと高率なものはないのかということで、道議にも聞いたのですが、どうもこれ以上前に進んでいくと7.5%が10%でもなったら、若者たちにショックを与えてしまうのではないか。少し衰退するのでないか。意欲が衰退するのではないかという感じがするのですが町長は、おそらく道や国のほうに行っていると思っていますから、その情報等々で今後の道営畑総事業等の行方などが分かれば、少し伺いたいと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

私どもの町の財政状況も含めて、地域農業とりわけ基幹産業であります農業をどのように発展させていくかという立場からのご質問ということで、全くその点では山本議員と私の考え方は同じでございます。ご存知のこととは思いますが、幾分、今のご質問に対して、今の私自身が考えていることや状況をご理解いただいて、そして今後、事業のありようについて、また提案し、そしてご意見をいただいていきたいと考えているところでございます。既に、ご存じかと思いますが、現時点で言いますと西地区、東部、南部の畑総を実施してございます。西地区につきましては、4億5,784万4,000円の事業費で、16年から20年。東部につきましては、21億8,671万円の事業費。南部につきましては、16億1,745万円の事業費でございまして、西地区は、平成16年から20年でございますから、これ22年度までのおよそ6年間で、総額として国、北海道のそれから地元負担も含めて導入した予算規模は、42億6,200万円でございます。そのうちの国が52%の約半分。すなわち22億1,600万円を国が負担し、北海道は28%。11億9,336万1,000円の負担をしているところでございます。国が52%、北海道が28%、そして、現在のパワーアップ含めて北海道が、12.5%で北海道と町が12.5%で、道は6.25%、訓子府町が6.25%を負担している状況でございます。すなわち5億3,275万円のパワーアップ分の中で6.25%の例えば、本町で申しますとこの5年間に2億6,637万5,000円の投資を畑総の中でしています。そして農家は、この5年から6年の間に7.5%の負担で、およそ3億1,965万円の農家自身のご負担をいただきながら、この畑総事業を平成22年度に、まもなく完成しよう。本来は、21年度で終わる予定だったわけですが、22年度になる。これは、道のあくまでも事情でございます。さらには、北海道の財政状況が極めて厳しいということで、それを23年度まで延ばすかどうかという議論も出ておりますし、具体的なことで申しますと本町で申しますならば、常呂川流域の河川の払い下げと同時にそこの畑総事業をして、基盤整備事業を行っていくということを考えていくと、あるいは23年度まで、この畑総事業というのは延びていくのではないのかと思います。私自信も町政執行方針で述べておりますように、河川の単価の払い下げ等についても、国や北海道に、就任以来、要望活動を続けてきておりますから、今期と22年度までの畑総事業については、現状を維持しながら、町の負担もきちんとしていきたい。そして基盤整備事業の今期の完成を見たいというのが私自身の考え方でございました。もう1点は、この畑総事業が果たして、農家の人たち自身がどう考えるのかということも私自身は、非常に注目しているところでございます。その結果の調査を北海道の中部耕地出張所が15戸に対して、パワーアップの調査をするということでございましたから、私は職員に指示をして、この畑総事業を導入した関係農家全戸の調査することを指示しました。それが先ほど山本議員が、お話をした259名の対象のうちの129戸、49.81%の回答をいただいた。それを図説にしなさい。これは地域で、まだ配布しているかどうかは分かりませんが、畑総事業に対する農家個々の意見の集約ということで、地域の人の議論の資料として、活用させなければだめだということで、今回、職員が分かりやすいのをつくっていただきました。総体として、山本議員がご指摘のとおり暗渠や明渠等の基盤整備をやってよかった。願わくば、このままさらに23年度以降も継続して欲しいというのが考え方の多くでございましたし、もちろん細かいことで言いますと町の財政も大変だ。あるいは、畑作や酪農との違い等々も含めて、もう少し事業のあるいは基盤整備の関わり方の工夫も必要とのいろいろな意見が出ているようでございますが、総体としては、何としても、農業を発展させるために基盤整備事業というのは継続すべきだと思っています。私は、その点でいうと山本議員もご指摘のとおり私どもの町が一貫して、町長やあるいは農協の関係者の皆さんのお力添えで、今日の農業の発展の 礎いしずえになったことは、この畑総事業の役割、基盤整備事業の役割というのは否定するものではございません。その点でいうと今、北海道が一番大変ですが、私どもの町も大変です。先般の1月の下旬に北海道の3人、4人の副知事に直接、今後の基盤整備事業についての必要性をお話をさせていただきましたし、農政部の坂井局長やあるいは神じん技官に対しても、私どもの状況をよく知っている方でございますので、もはや北海道と市町村が別々の要望活動をする時代ではない。北海道と各市町村が一緒になり、国の負担率を上げて欲しい。上げるべきだとの運動を今こそ展開すべきではないかということを申し上げておりますし、先般の土地連の管内の総会においても、私はきたみらいの組合長あるいは近隣の町村長、土地改良区の理事長の前で、今こそやはり改めてこの厳しい状況下だからこそ、そのような運動を全国的に展開すべきでないかというお話をさせていただいているところでございます。もちろん今月の20日にはJAきたみらいが、これからの農業振興に対して、市町村長と話し合いをしたいとの要望が私のほうにきておりますから、この機会も活用させていただきながら、今後の要望活動あるいは基盤整備のありようについても農協と一体になって進めながら、私どもの自治体の町の負担も軽減を図っていただかなければなりませんし、農家の皆さんの負担軽減についても一層の努力をしたいという考え方でございますので、ご理解を賜りたいと思います。

質問 8番 山本朝英

考えていることは同じですし、ぜひそちらのほうも、なかなか国も今、食料自給率を上げるって言っていますので、その点でどのように動いてくるかというようなこともありますが、1つには、道営畑総が切れないで継続できるのかというのが1つあります。それから別の事業がもしあるとして、変更する場合に、やはり2年ぐらいの調査から、考えるとかかってしまうというようなことがありますので、その点を1つお聞きしたい。それからワークショップの関係、土地の流亡関係なのですが、これは、調査を国と道が半分ずつということなのか。事業でも半分なのか、全額みるということなのか。ここも含めて、もし普通一般の畑総の負担率と同じようなことであれば、次の畑総と一緒にそのような土砂の流亡止め等々含めてやるべきでないかとの考えもあるのですが、その点どうですか。

答弁 農林商工課業務監 村口鉄哉(農林商工課業務監は2012年3月まで)

2点目と3点目について、私のほうから説明させていただきます。2点目の道営畑総以外での他の事業ということで、ご質問がありました。道営畑総以外に基盤整備として、通常考える事業としまして、国営事業が考えられます。国営事業につきましては、私どもで今現在知り得ている情報としまして、受益者負担として、7.5%程度。すいません7%です。7%の負担と事業の説明資料でみております。その国営事業をするのと道営事業の差を考えますと基本的に事業費の積算はどのようになっているかの違いは、少し細かい部分は分かりませんが、今まで、訓子府町が国営事業をやっている状況から、総体事業費を考えますと一般的に事業費プラス諸経費が足ささってきているというのが国営事業というように認識しております。それを考えますと国営と道営を比べると基本的に国営が諸経費分だけ増額しているというように認識しております。それと3点目の農地防災事業のそれぞれの50%の負担割合ですが、2,000万円に対する50%が国負担、同じく50%道負担ということで2年間の2,000万円のうち国が1,000万円、道が1,000万円という負担割合になっています。

質問 8番 山本朝英

聞いたのは、調査費なのか。それとも事業費が5割なのかということを聞いたので、ちょっとすいません。

答弁 農林商工課業務監 村口鉄哉(農林商工課業務監は2012年3月まで)

質問に対する答えが違ったみたいです申し訳ございません。この事業については、基本的にハードまであります。今回の事業につきましては、ソフト事業ということで防災計画の立案のみということで、総体事業費2,000万円というように報告を受けております。

質問 8番 山本朝英

もう1つ少し漏れた。畑総の事業で、どのような事業の形態なのかとのことあるのですが。地元負担、例えば、流亡対策、農家がやります。その時の負担が農家負担と町の負担が出てこないのかということを、それも含めて聞いたつもりだったのですが、言い方悪かったのでもう一度お願いします。

答弁 農林商工課業務監 村口鉄哉(農林商工課業務監は2012年3月まで)

事業の説明が少し不足だったと思いますが、一般的に畑総事業、国営事業は基盤整備で、2番目の農地防災事業については、また違う事業というように理解をしていただきたいということです。それでこの事業自体は、基本的に受益者負担はありません。完全にハード事業に対しても、国が50%それから道が50%という事業でして、事業自体は、24年まで事業があります。21年までソフト事業がありまして、そこで事業自体が認可され、その後にハード事業がありますが、既に事業のほとんどが確定されておりますので、訓子府町については、その立案の部分のソフト事業の配分のみということで理解をしていただきたい。

質問 8番 山本朝英

この事業については、ソフトもハードも町や地元負担はないとの理解でいいのですか。続けて質問するのですが、これは、部分的に常呂川流域ということなのですが、これは、町全体をかぶせれるのですか。

答弁 農林商工課業務監 村口鉄哉(農林商工課業務監は2012年3月まで)

対象地域ということですが、名称的に常呂川流域というような名称の表現をさせていただいて、対象地域は、町内の道有林を除く全域です。ですから、農地がある部分というように理解していただきたいと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

補充を含めて、1点目にありましたように畑総が断切ることについては山本議員がご心配のとおり残年度が、3年位切れてしまい継続できないことになる。そのような面では、畑総事業の性格から言いますと継続し、実施してもらうような方向で要望活動していきたいですし、おそらく北海道も同じようなことを考えているのではないかと思います。それがまず1点目。それから2点目の国営のいろいろな事業がございます。最終的には、業務監の説明のとおり受益者負担が7%だけれども事業終了年度には、事務費あるいは諸経費等含めて、実際には負担が多くなるのではないかということが予想されるということでございますが、例えば、具体的に言いますと畑かん等の事業が、思い浮かぶわけでございますが、いずれにしても、国営の常盤地区等の我々の町、議会でも相当、私が町長になる前に議論となったようでございますが、農家を維持することができなかった人たち、亡くなった人たちの負担のあり方。それから、農業協同組合のフォロー等のあり方も含めて、かなり訓子府農業のこれから10年間を見据えながら、作目の方向性やいろいろなことも考え、こうした国営事業等の選択というが、これから出てくるのではないかと思います。しかしまだ、具体的ではありませんので、ここのところは、ご理解をいただきたいと思います。それから今、基盤整備のソフト事業に関連しての答弁をさせていただきました。これは、地域で網走支庁が説明していると思いますが、農地の防災機能増進として、常呂川流域地域ということで、これはまさに、訓子府町の今、この数年間の常呂川と支流も含めた氾濫、あるいは畑総事業で各種事業によって、起きてきている様々な被害の実態調査をさせていただいた。これを100%国と道が負担して、訓子府町のために、この調査を2年間かけてやったということでございます。例えば、現実的な問題で言いますと治山事業、特に、川南を中心にして、一昨年の河川流域等で氾濫等があった状況の中で、様々な表土が流失したという問題が出てまいりました。これの抜本的な解決というのは、もう治山事業だけではできない。その対応として新しい事業手法も含めて、北海道としても国と一緒になり、これからの基本的な整備についてのありようを訓子府町をベースにして、調査をさせていただいたということでございますから、平成21年度も国と北海道の予算で、100%の事業経費を国と北海道でみながら、そして22年度以降、どのような事業手法があるのかということの1つの結果が示されますし、当然、訓子府町が、事業の調査地域でございますから訓子府町の基盤整備やあるいは常呂川流域の農地の防災関係で、新しい事業がどのような形で提案すべきかということの方向性が、私自身は示されるものとして、大変期待しているところでございますので、改めて、またその機会がございましたら、説明をさせていただきたいと考えているところでございます。

質問 8番 山本朝英

ぜひ、前向きに努力をして、いただきたいと思っています。今、国営事業の話が少し出ましたので、若干そちらのほうも触れてみたいと思いますが、実は、山を越えて隣の町が、もう今年からだと思いますが、調査設計に入る。自分もこの後段で出てくる南7線の問題や畑総の問題を含めて、非常に心配をしていますし、財政も厳しい中で、どのように町の負担が少なくなるのか。何とか町の負担がゼロで、事業ができれば大変助かると思って、いろいろなところにアンテナを張ってやっていました。山を越えた隣の町は、名前言わなくても分かると思うのですが、新規事業調査を今年から始まるという情報を得まして、そこからいろいろと情報をもらうために、あちらこちらを調べました。確かに昔の国営というのは、非常に悪いものばかりが我々のイメージありますし、そのことも含めて、自分が乗り込んでと思ったのですが、「いや来なくてもこちらから行きます」と来たのです。分からない今までの国営事業をイメージしていたことも含めてどんどん詰めてみると「当初の事業計画と終わった時の事業で金額が変わることは、今はありません」という回答なのです。これは今、話されたように国が75%、道が18%、地元が7%なのです。この7%というのは、今の畑総事業より0.5%ぐらい低い。負担金などでどれくらい上がるか分かりませんが、それとその事業終了から、全部やると例えば、農家の基盤整備は7%でできるということなのです。例えば、農業用道路がありますね。いわゆる線と言われるこの線については、その7%のうちの4%は地方交付税で自治体に戻されるということを考えた時に、今の道営畑総と今度は、国営事業とのどちらが町の負担が少なく、そして地域のためになるかということ。これは我々もよく分かりませんが、ここの専門家、農協も含めて、そういったことも町の将来を考えきちんと計算をし、ぜひそのような方向付けで、どちらにするか別にして、我々ができるわけでないですから、しっかり勉強して情報を取りやって欲しい。道営畑総は、国の補助率が上がらなければ、先ほど町長の答弁にあったような、28%プラス6.25%ですから約34%がこれに出しているのです。道も、もたないというのは当然なのです。市町村が6.2%、地元が7.5%ぐらいでしょうか。明渠や道路などというのは、道営畑総では大体20%ということですから、過疎債などとかもあるかもしれませんが、そのようなこともぜひ両面から、町のために検討して欲しいということで、時間がだんだんなくなっていますので、次の議題に入りたいと思いますが、ぜひ、そのことをもっと幅広く情報を取り、研究し町のために取り組んで欲しいと要望して、次の議題に入りたいと思います。町長の何か考えがあるのでしたらどうぞ。しかし、あまり町長がしゃべると私の時間がなくなってしましますので、短かめにお願いします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

2つあります。今の国、北海道、自治体、農家の負担で、基盤整備をしていくのが本当にいいのかという、ここの問を農家の皆さんにも私は言っていきたいと思います。それが1点目です。それから、農家全体のアンケートとかいろいろやっていますが、本当に作目で水の問題もいろいろあり、水が必要なのは十分分かりますが、そのことを含めて、これから10年間どうするのかということ抜きにした基盤整備というのは考えられませんので、私はそういうことも含めて慎重かつ、国も北海道も含めた事業の選択の学びを職員と共にしていきますし、農家と共にやっていきますので、改めて提案をさせていただきますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 8番 山本朝英

ぜひ、そのような方向で、農業のためにも訓子府のためにも一つ、ご努力をいただきたいと思います。続きまして、2番目になりますが、こちらのほうに入りたいと思います。

出典:訓子府町議会 平成21年第1回定例会 2009年3月12日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる