訓子府町議会 平成21年第1回定例会 2009年3月12日
町政執行方針について
2009年3月12日、訓子府町議会の一般質問で、小林一甫議員が「町政執行方針について」質問し、町長 菊池一春が答弁しました。
- 質問者
- 小林一甫 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 小林一甫
10番、小林です。通告に従いまして一般質問をいたします。まず、町政執行方針についてであります。町長が町政に携わってから3年目を迎えようとしております。今年も7本の柱を中心に施策を進めようとしておりますけれども、町民の方々の町政への理解と浸透をどのようにとらえているのか伺いをいたしたい。以下、6点についてお伺いいたしたいと思います。まず1点目につきましては、昨年 7 月に実施している「地域担当制」は、職員と地域の人々が共に各種行事等を通じてまちづくり、地域づくりを目指していく重要な取り組みでありますが、期待に沿う効果が出ているのか伺いたい。2点目につきましては、福祉の充実については自信を持って、施策に取り組んでいると感じられます。しかし、特別会計等の運営は厳しい状況にあり、各種保険料の値上げも心配されますが、当町においての現状はどうかお伺いをいたしたい。続いて3点目、農業振興施策として、文部科学省の補助事業で「戦略的大学連携支援事業」に取り組む予定とありますが、どのように進めようと考えているのかお伺いをいたしたい。次、4点目、農業後継者の配偶者対策については、農業委員会、農業協同組合、関係機関と連携を。誠に申し訳ございませんが、次の「蜜」の字を訂正したいと思います。虫を山に変えていただきたいと思います。密にして対応するとありますが、特に、町として独自の支援策はあるのかお伺いをいたしたい。次に5点目であります。町長は「副町長を配置せず」と明言しておりますが、執行に対して、無理はないのかお伺いをいたしたい。6点目、消防庁舎の仮眠室整備を行うとありますが、合わせてシャワー室の整備も必要なのかと思いますが、その考えはないのかお伺いをいたしたい。以上、6点について、お伺いをいたしたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま、小林議員から「町政執行方針について」の6点のご質問をいただきましたので、答弁をさせていただきます。まず1点目の「地域担当職員制度は期待に沿う効果がでているのか」というお尋ねでございます。この施策につきましては、昨年7月から実施しておりまして、2月末現在で18地区30回の職員による参加がございました。また、葬儀の手伝いも実践会地区で2回の参加となっている状況でございますし、内訳については、町内会が6町内会に9回、特に夏季間が多く親睦行事等の参加が中心となってございます。実践会地区では、12実践会に21回、参加派遣状況でございます。さらに12月から1月にかけて、総会または役員会となっております。今後、3月から4月には、町内会地区で総会等の時期になりますので、これからまた増えてくると思います。今後、議員からのお尋ねでございます「期待に沿う効果が出ているか」とのご答弁にございましては、この制度の目的として、地域の方、町民の方に広く、職員の顔を知っていただき、地域の方々に声を掛けていただくことで、この制度が役割を担っていく1つではないのかというように考えているところでございます。ある意味では、この制度は、月日をあるいは回数を重ねていくことで、心のかよった議論や町民の皆さまと職員の交流が生まれ、町民と行政、役場職員による顔が見えるまちづくりが進められていくものと私自身は、確信をいたしているところでございます。そのような面でさらに地域の皆さまへ地域担当職員制度の趣旨をお知らせし、理解していただくとともに、地域担当職員が担当地域の皆さまの声や相談が、行政施策に反映されていくものと期待しているところでございます。町民の皆さまや議員の皆さまには、職員を育てるという意味からも長い目で見ていただき、ご理解をお願いするものでございます。次に2点目の「特別会計の運営には厳しい状況にあり、保険料の値上げと当町の現状はどうなのか」というお尋ねでございます。行政報告やあるいは先の一般質問でも答弁させていただきましたが、本町の特別会計のうち特に、国民健康保険特別会計につきましては、予想以上の医療費の伸びによりまして、平成20年度の収支は大幅なマイナス見込みとなっている状況でございます。財源補填分として一般会計から繰り入れを計上する非常に厳しい状況にありますし、21年度以降も医療費の伸びや医療制度改革による影響の見通しも立たないという状況になっているのは、ご存じのとおりでございます。こうしたことから、国民健康保険特別会計にあっては今後、保険税の引き上げなど医療費の負担のあり方について、検討していく必要があると考えているところでございます。一方、介護保険特別会計につきましては、平成18年度から20年度までの第3期計画期間中の3年間で一定の余剰金が生じたことから、これを取り崩すことによって平成21年から23年度までの第4期の計画期間中におきまして、基準となる月額保険料を3,500円から3,700円と引き上げ幅を200円に抑えることができる見込みとなっているところでございます。また、平成20年4月からスタートした後期高齢者医療特別会計につきましても、平成22年度から保険料が見直しされることになっておりますし、21年度において、改めて広域連合から数字が示されるものと考えているところでございます。3点目の「戦略的大学連携支援事業に対する取り組み」のお尋ねでございます。本事業は、「食の安全・安心」について、酪農学園大学、北海道大学、帯広畜産大学の農業に関わりの深い道内3大学が連携し、「教育」と「地域に対する社会貢献」という2本柱を主眼に取り組むものであります。本町も含めて、道内8ヵ所の地域、これをサテライトと申しますが、8サテライトと強く連携しながら、事業展開されることとなっているものでございます。本町は北海道大学、とりわけ農学部担当のサテライトとして、この4月を目途め どに博士研究員、ドクター研究員を2ヵ年本町に常駐させることになっております。現在、人選を含め準備をすすめているところでございます。初めての取り組みということで、まだ、流動的な要素もかなり多いと思いますが、いずれにいたしましても、大学院生の実習及び農業や地域内社会人に対する教育などが計画されておりますし、現場すなわち地域から学んで現場に戻すという姿勢の授業でありますから、町としては、3大学と連携を密にしながら、農業を軸とした地域の活性化、大学研究と連携しながら、地域農業の底支えの一端を担っていただきたいという点では、大変期待をしている事業の1つでございます。4点目の「農業後継者の配偶者対策について」のお尋ねでございます。本町における農業後継者の配偶者対策につきましては、昭和57年度に青少年の人生相談花嫁花婿相談事業というのを立ち上げておりまして、以来、花嫁相談員制度を創設されたところでございますが、網走管内の他町村の中でも、農協、農業委員会などの関係機関と連携し、積極的に農業後継者対策を進めております。こうした事業が全道、全国的な状況を見ましても決定的な打開策がない現状であります。配偶者対策につきましては、若い後継者個々がどう考えているのか、どのような意識をもっているのかが大切でありますし、青年団体連絡協議会や4Hクラブなどで配偶者対策や結婚観などについて、議論し青年が何を行政に求めているのか改めて主張して欲しいと私も先般の4Hクラブの総会等に出席し、考え方の一端を述べているところでございます。状況によっては、何らかの形でアンケート調査を実施するなど検討してまいります。いずれにいたしましても、今後、配偶者対策につきましては、農業委員会、農協、普及センター、教育委員会、あるいは職種で申しますと保健師などで構成しております農業担い手対策推進協議会において、担い手相談員を中心に、後継者の意思を大事にしながら支援をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。次に5点目の「副町長を配置せずと明言しているが、無理はないのか」というお尋ねでございます。私は町長就任以来、財政的な問題を主な理由に当分の間、副町長をおかない旨公言していることは、議員のご指摘のとおりでございます。しかし、今回のお尋ねにつきましては、町政を執行する上で業務での支障の有無という観点からお答えをさせていただきたいと思います。副町長の職責につきましては、地方自治法でも「町長の補佐役として、町長の命を受け政策及び企画をつかさどるとともに事務の監督、さらには町長の職務の代理」が明記されているところでございますが、これらの業務だけにとどまらず、他の市町村との調整を図るなど、とても重要な役割を担っているものと認識しているところでございます。これは、北海道や他の市町村においても同様でございまして、地方自治体という組織自体が、副町長を置くことを前提としてシステム化されているのが現状であり、その部分ではなくてはならない重要な職責を担っているものでございます。全国、全道をみましても副町長を置かない自治体はありますが、議員のご心配のとおり副町長を置かないことで業務に全く支障がないといえば嘘になります。例えば、管理職の専決の拡大も行いましたし、私自身が出張中で不在になることもありますので、その間、業務の内容によっては、管理職で決断できない案件や町民の方から要望や苦情などで、副町長が対応することでの納得の仕方が変わることがあります。また、町内外のいろいろな会議や催事で受ける印象など今までの仕事の流れと比較すると数多くの不安や戸惑いを感じている職員もいると思います。業務は複雑化し、さらに職員数が減るなど厳しい情勢のもと、職員特に、管理職には大きな負担がかかっていることは認識しているところでございます。同時に町民の皆さまをはじめ議員の皆さまにもご心配やご迷惑をお掛けしていると思いますが、今しばらく推移を見守っていただき、今後において、どうしても副町長を置かなければならないと判断をするに至った時には、町民の皆さまや議会議員の皆さま、さらに職員の意見も十分に耳を傾けて総合的に判断していきたいと考えているところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。次に6点目の「消防庁舎のシャワー室の整備をどのように考えているか」についてのお尋ねでございます。消防庁舎につきましては、今年度消防職員の良好な環境を確保するための仮眠室を整備する予算を提案させていただいているところでございます。当然、消防職員の24時間勤務体制の中で、良好な環境の確保という観点からいってもシャワー室の設置は必要と考えております。そのようなことから、現在の面積の中でどのようにシャワー室などを配置するのか。さらに現在の厳しい財政状況を視野に入れながら内部協議も進めて、現在行われている消防庁舎の耐震化の実施設計と併せて、ボイラー室や暖房設備などの整備も含めた全体的な検討をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
再質問 10番 小林一甫
ただいま、町長から答弁をいただきました。若干再質問をさせていただきたいと思います。昨年から実施している地域担当制に対してのご答弁いただきましたが、私が思っていた以上に、やはり各地域に出ておられ、地域の人とお話し合いまた、懇談をされているということで敬意を表するところであります。またこれから、各実践会につきましては、年末総会等で1年の行事が決定されますし、また町内会におかれましては、4月の頭くらいには、1年の行事が決定されると思います。そうした中で、できれば行事表を見ながら職員の方が積極的に地域に出向いていただければ、尚一層の地域のコミュニティがとれるというような感じをもっております。こうした地道な進め方をすることによって、やはり町政に対しての信頼感、また職員に対しての信頼感も出てくるというような感じをもっております。今後さらに、積極的に地域へ出ていくためには、やはり町長から職員に対して、どんなところでも出るようにという、やはり指示などがあれば職員としては、さらに出やすいと思いますが、その辺について何か考えがございましたら、お聞かせをいただきたい。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
私が、この2年間町政を担当させていただいている中でも、物すごく難しい仕事の1つに実は、この地域担当制の問題がございます。それは議員も大変心配していただいたり、ご理解をいただいているところでございますが、このようなことは、町長の指示によって行っていいのだろうかという迷いでございます。私は自治体職員は、地域の人を知り、住民を知り、人々の考え方、地域の課題を自ら知るという学ぶ姿勢があってこそ、自治体職員の基本的な姿勢だというように考えているところでございます。その点でいいますともちろん職務命令は出しますが、自発的で積極的に地域の皆さんと職員が主体的に関わっていくことをある意味の願いでもございますから、その点では、非常にもう少し力を込めて指示した方がいいのではないかと議員からのご心配をおかけしているところでございますが、ある意味ではご答弁でも申し上げましたとおりもうしばらく長い目で見ていただきながら、そして議員の皆さんも積極的に声をかけていただき、あるいは地域に呼び込んでいただきながら、問題や課題の共有に職員の力を発揮させていただくように、お力添えをお願いしたいと思います。
再質問 10番 小林一甫
ただいま、町長から前向きな考え方といいますか取り組みをお示しをしていただきましたので、地域の人々もやはり行事等があった時に、町のほうから職員が出向いてくれるということについては、非常に期待もありますし、町内会のいろいろな問題等もやはり直に話せるということで、非常に期待をしているところでありますので、ぜひ前向きな考え方で進んでいただきたいと思っております。次に2番目の特別会計等の運営は厳しいということで、全員協議会の中でもいろいろとお話があった訳でありますが、それはそれとして、また町民の方にいろいろな場面での情報提供等をきちんとして、やはり値上げに対しての理解をしていくべきであると私は思います。そうした観点から今回こういう質問をさせていただいたのですが、中身的には非常に町のほうからの説明もありまして、理解はしておりますが、町民の方への情報提供というものは、もうこれでいいのか。これでいいのかというぐらいのやはり何回も、確認の意味でも提供をしていただきたいというように考えております。この辺につきましては、町民の方がどのように理解をされるのか分かりませんが、情報提供については、きりがないぐらいの進め方をしていただきたいと考えております。ご答弁をいただくかどうかという判断ですが、私は答弁はよろしいと思いますので、次に3点目の農業振興施策として、文部科学省の補助事業ということでありますが、大学は3校で進められるということであります。取り組みとしては、始めてでありますしこれからの部分が多いということであります。実際に農家に入っていろいろな勉強をしていく。また、それを大学で今後の農業のいろいろな部分で活用するというようなことであろうと思いますが、具体的にやはり農家まで入って、農家に宿泊とかそのような部分も含めての研修をやるのか。ただ、訓子府町に入って、ただ農家を回って調査して、それで終わるのか。その辺をもう少し具体的に、ご説明をいただきたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
答弁は必要ないというように言われましたが、各種保険料の値上げ等のことについては、十分すぎるほどに情報提供をすべきだというご指摘につきましては、私を含めた職員一同心掛けて、一層町民の方にご理解いただけるように努力をしてまいります。介護保険料については、制度の中での止むなしという値上げが200円。国民健康保険税については、保険者である訓子府町が保険料をいただいて賄うという基本姿勢でありますが、これは医療費が高騰し、医療費というのも保険を使う方が非常に増えてきている。もう立ち行かないという状況であり、もう国保会計は、倒産寸前といいましょうか。そのような状況であります。しかし、私は先ほどの川村議員の質問にも答弁させていただきましたが、単純にただ保険者、住民の方、自営業や農家の方たちから「保険料を上げていただきます」というだけではなくて、町民が安心して、病院にかかれるためにもあるいは健康を害さないためにも、この1年間議論をしていただこうということで、一般会計からお金を繰り入れさせていただくという方針を提案させていただいております。この場をお借りして、改めて議員の皆さまや町民の皆さまと国民健康保険税のありようも含めて、ご議論いただいきご提言をまたいただき、そして一緒になり、情報公開をしながら考えてまいりたいと思っているところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。さて、3点目の文部科学省の補助でございますが、大学と地域連携のことでございます。実は、本町にとって最後だと思いましたが、農業振興計画は、訓子府町農業協同組合の時代に北海道大学の太田原高昭さんを中心として、振興計画の策定を要請し、つくり上げたという歴史を持ってございます。その時に参加していた坂下という北海道大学農学部の助手がおりまして、今、北海道大学農学部の押しも押されぬ研究者として、彼は一線で活躍している方でございます。彼の思いの中に文部科学省のこの数年間で数億円の予算を投入して、大学の研究者をどう育成するかということと地域農業の安心、安全の農業を発展させるために、大学が自らが出向きあるいは研修会や研修の場、地域課題を発見し、それを農業政策全般にあるいは大学研究に反映できる。ひいては、地域の農業を支えて研究者として力を発揮していく。ある意味では、北海道大学農学部が全面的に協力をしていくとのお約束ではないかと理解してございます。その点でいいますと大学研究が大学の中にとどまらないで、地域のフィールドの中で農業者の方と語って勉強し、そして安心、安全の農業を推進していくということは、私は画期的な政策だと私は考えています。その中心的な道内8ヵ所の1つに坂下教授が、訓子府町を選択したということは、私は今までの経過からしてみても、ある意味では農業実績からいっても当然なことだと思いながらも何とか一緒になり、この大学と地域連携の事業を進めてまいりたい。まだ具体的ではありませんが、大学院の博士課程を修了した研究者で北海道大学農学部出身者の1名を訓子府町に現時点では、役場庁舎に常駐していただこうと思っていますが、その方には研究と今申し上げた仕事を一緒にしていただく。そのことは、ある意味では、職員にも刺激になりますし、地域農業の若い農業者にとりましても、非常に私は励みになる1つの国の文部科学省の施策ではないかと思いますので、私はこの事業の受け入れと私どもの負担、予算措置を提案させていただいているところでございますので、ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。
再質問 10番 小林一甫
ただいま前段で私が答弁をいらないということで申し上げたことにつきまして、町長のほうから、また答弁をいただいたことにつきまして、私といたしましては、言葉足らずであったのですが、いろいろな意味で理解をさせていただいた。また、傍聴に来られている町民の方も今の厳しい状況がある程度は理解していただいたと思っております。次の3点目です。大学から坂下教授がみえられるということで、いろいろな意味で、訓子府の農業に刺激を与えるということにつきましては、非常に私も農業をやっておりますので期待をするところであります。8地区の中で訓子府が指名されたということについては、いろいろと過去にも、やはりそのような大学なりに協力をしてきた結果も出ていると、そのような考えるところでありますが、ぜひ折角、良い事業がありますから、訓子府の中で十分活用しながら、若い世代が一歩でも二歩でも前向きな考え方で農業をやっていただける取り組みをしていただきたいと思っております。これに対して答弁といいますか。何か町長として考えることがあれば、お伺いしたいのですが。先ほど説明がきちんとされておりますので、とりあえず答弁は、いただかないということであります。次、4点目の農業後継者の配偶者対策につきましてでありますが、非常に農家ばかりではなくて、まちのほうも、やはり後継者がおらないということも言われておりますが、やはり先頭に立って動いていただける人がいなければ、やはり今の後継者といいますか、私の家の息子を見てみますとそのような雰囲気が考えられます。まず、自分の趣味を優先してしまい配偶者を見つけるというところまでは、何かいっていないような気がいたしますので、そのような家にこもりがちな方とか、どうしてもやはり自分で相手を見つけられないというような方に対しては、農業委員、農協、町なり何かの部分に携わっている人が率先して動いていかなければならないと思います。もう何年前にもなりますが、やはり1組のカップルを結びつけたという人に対して、いくらかのお礼、金を出していた時代もあったと思いますが、極端な言い方をすれば、そのようなやり方も1つの考え方であると思いますので、その辺の考え方があるのかどうかお伺いをいたしたい。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
現在、私の記憶では、20代から50代の農業後継者、あるいは経営者といわれている人で、結婚されていない方はおそらく90名はいるのではないか。幸いなことに、ここ数年、例えば、昨年で申しますと12名の後継者の方が地元に戻り後継者として活躍されている。毎年、そのような形で訓子府町は、先般、きたみらい農協の西川組合長とも少しお話する機会がありましたが、非常に、訓子府町は凄い。後継者の方が継がれている。これはとりもなおさず、先ほど申しましたように戦後一貫して、農業基盤を農協や各機関が共に頑張ってきた成果の1つではないかなというように感じているところでございます。私自身も昭和57年から10年間、訓子府町で最初の花嫁相談事業の事務局長をやらせていただいた経緯がございます。そして謝金等については、相談員が年額5万円とか1件まとめるといくらかということをやってきた時代もございます。しかし、そのお金をもらうことが、それぞれの相談員の方が極めて負担に感じるということも実態としてございますので、その時代時代によって、施策は変わっていくものですが、改めて今日、農業委員会の会長というよりも担い手の責任者であります谷本会長も来ておりますので、改めて今後、そのような意見が議会からも議員のご提言としてあったということをご議論いただいて、冒頭申し上げましたように、何はともあれ我が町の財産でございます後継者の結婚問題について、青年本位の施策をできるだけ現実なものにより実施していくという姿勢で、今後とも対応してまいりますので、ご理解を賜りたいと思います。
再質問 10番 小林一甫
前向きな考え方で取り組んでいただけるということで、ぜひ、お願いしたいと思います。次に、5番目の副町長を配置せずと明言しているということでお答えがあったわけでありますが、行政の執行の部分については、落ち度がないような部分も見受けられますので、その辺について、とやかく言うつもりはありませんが、やはり2年前にといいますか。当選された時から、比べて何ていいますか。体力といいますか。精神的に少しまいっているのかというような部分も見受けられる時があったものですから、体調を崩されるとこれからの町政の執行については、かなり心配しないといけないという個人的な意見から、今回お聞きしたわけでありますが、そのような部分は、今ないのかどうかもう一度お聞きいたしたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
私は、マニュフェストで厳しい財政状況を踏まえて、当面、副町長は配置しないということで、財政問題を中心にして、挙げさせていただきました。そして「当分の間は何年間だ」というご質問も最初、平成19年の5月議会でいただきましたが、私は4年間1期は、このままで行かしていただく。職員の間でも、議論をしていただき、参事制の導入やいろいろなことも案として出しましたが、何とか現状の中でやらせていただく。やりたい。やるということも職員の中から出ましたし、私自身もそれではいこうということで、専決権の拡大やいろいろなことをしてまいりました。先ほど申しましたように、その点で申しましても、大変なやはり苦労を職員はしていると思います。私は、4年間、残された2年間は当面、副町長を置かない。しかし、私自身も生身の人間でございますから、今は、健康でございますが何があるか分かりませんので、その時には、改めて健康上の問題等あるいは業務執行上で支障が出ると判断した時には、皆さまにご理解を賜りたい。改めて、私は、地方自治法でいう町長。地方自治体の長が責任を持つのは、地方自治体の執行機関としての代表である町長の権限というのは、大変重要なものでございます。地方自治法上でいう補助機関が、すなわち職員、機関というのは職員ですが、職員が町長の仕事を執行するという地方自治法の考え方で、その代表が副町長があたる。すなわち、地方自治法の154条でいう、普通地方公共団体の長は、その補助機関たる職員を指揮監督する。副町長は、その補助機関でトップの位置なものですから、副町長は、町長の下で働く補助機関の一員という考え方で、その指揮監督に従わなければならないところでございますし、旧助役、副町長の任務というのは、167条で「地方公共団体の長を補佐し、その補助機関たる職員の担任する事務を監督し別に定めるところによる普通地方公共団体の長の職務を代理する」というのが、副町長の極めて重要な仕事でございます。議員もご存知のとおりと思いますけれども、私自身も十分、副町長の職務の責任の重大さは、認識した上での何としてもこの4年間は、財政上の理由から、頑張りたいという状況でございますので、ご理解を賜りたいと思います。
再質問 10番 小林一甫
それでは、次に移りたいと思います。教育行政執行方針についてであります。新学習指導要領の実施が、目前に迫り教育委員会の取り組みが、ますます重要になってくると考えております。