訓子府町議会 平成21年第1回定例会 2009年3月12日
町内における物品・食材の購入について
2009年3月12日、訓子府町議会の一般質問で、川村進議員が「町内における物品・食材の購入について」質問し、教育長 山田日出夫、町長 菊池一春が答弁しました。
- 質問者
- 川村進 議員
- 答弁者
- 教育長 山田日出夫、町長 菊池一春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 川村進
それでは2つ目の質問に入ります。町内における物品・食材の購入についてお伺いします。これは2度目の質問になります。去年6月に価格によって物品、食材を町内から購入するのかという質問を一度させていただいております。今回は、町内における食材の購入についての1つ目として、給食センターにおける物品、食材の購入については、地産地消の考え方はどうなのか。2つ目は、納入業者から納品書代1部10円と請求金額全体の5%を差し引いて支払っているのかどうかを教育長にお尋ねします。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
「町内における物品・食材の購入について」2点にわたりお尋ねをいただきましたので、お答えします。1点目の「給食センターにおける物品・食材の購入と地産地消の考え方」のお尋ねでございますが、物品・食材の購入につきましては、基本的には、町内の業者から購入するように努めております。しかし、物品の中には、特殊な物品や季節的な関係などにより、町外から一部購入しております。食材につきましては、保護者にご負担いただいております給食材料費でございますので、少しでも負担を軽減し、栄養バランスに配慮し、おいしい給食の提供が求められているという認識の下、食材によっては、近隣町の共同購入や牛乳、パン、麺類など町外の業者から購入している食材もございます。次に、「地産地消の考え」でありますが、平成20年度の地場産食材の使用見込みは、米、味噌が全部、玉ねぎ、馬鈴薯、人参は地場産が入手できない時期を除き、そのほとんどが地場産を使用しているほか、ほうれん草、いちご、メロンなども地場産を使用しているところでございます。学校給食におきましては、生産者の顔が見えるより安全な地場産を使用することは、子どもたちにも保護者にも安心していただけるものと考えておりますので、今後とも、関係機関、生産者等とも協議をしながら取り入れてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願い申し上げます。2点目の「納入業者から納品書代1部10円と請求金額全体から5%を差し引いているのではないか」のお尋ねにつきましては、給食センターに食材等納品いただくときの納品書は、業者がそれぞれ作成しているものでございまして、納品書代は発生いたしません。また、「請求金額から5%差し引いているのか」というお尋ねでございますが、支払いは業者からの請求書に基づいて同額を支払っておりますので、ご質問のようなことはございません。
質問 9番 川村進
これは2度目の質問ということで通告しておりますので、去年の6月に質問させていただきましたものを復唱してお尋ねしたいと思います。これは、町長にお願いしたいと思います。まず、このお話を進めたときに、町長がいわれる法人格をもっているそのような施設で賄いを民間に委託したことから発生した事件でございます。これは、その賄いを下請した業者から町内での物品の購入及び食材の購入はよりゼロに近い回答が出てきましたので、私はそんなことでは困る、まずいということで、町長とも個人的にお話をしました。その席に商工会長も一緒に同席していただきお話したことと思います。そして、それ以後、30%ないし40%の食材は町内から購入をしたいとのことを福祉保健課長を通じてお話がありました。その後どのように確認されたか分かりませんが、この2月に私がある商店の方から、厳しい状態だから取引をやめたと通告し、もう納品をやめましたとのお話です。どのような内容だったのかを聞きましたところ、50枚つづりの納品書を1部500円で購入し、それを北見まで取りに行くことになっているようです。そして、驚いたのは、その納品書を1つにまとめて請求を出すのは、札幌本社に郵送することになっているようです。それから支払いが3月1日に納めた場合、5月10日に支払われる。要するに最終的な入金までに納品時から70日の期間が必要と言われた。長い期間を待たないとお金が入金されない。そして2つ目に驚いたのが、その中に値引率があり、最大5%の値引きをして支払われるとのことです。それは少しおかしいのではないかとの思いがありまして、福祉保健課長にお尋ねしたところ、法人格であり、分からないし、関与できない。ところが去年1回目にお尋ねした時、町長からの答弁をいただいている中には、その町が関与ではなく何か関係する機関でおかしなことがあれば、調査権が町長にはありますから、その機関へ入っていろいろなことを命令とまではいいませんが、できるというお答えをいただいております。どうして30%、40%の食材が購入されているか購入されていないかの確認をしていただけなかったのか。そして町長は、この5%の値引きされたもので支払われることが自然ですか。僕は、不自然だと思います。今、町内どのお店に聞きましても、消費者が逃げるから、儲けを10%以上取ろうとすると、よそから高い高いと言われ商売にならないくらい値引き合戦を続けているという時に、5%を引いて支払われるということは、これどうでしょうか。正常でしょうか。僕は、正常だと思えないのです。それで今回2度目の質問になりますが、なぜ30%、40%との約束をしたのに確認をいただけなかったか。確認をいただいていたら、このようなことを行っていたのなら、すぐ町長が言われる調査権があるなら調査に入っていただかなければいけないわけです。そして、改善をしていただかなければいけないわけです。これは、私が入手した、この施設の食材購入についての資料があるのです。この資料には施設は、本町から野菜を100%買うこと。そして、町の活性化を図るために設立するという目的が、僕のいただいている資料にはあるのです。そのことからすると野菜を100%買うことになり、そのことにより施設と町の活性化になるのではないのか。しかし、現況では全然、活性化ではなく退化して、不平、不満が出ておりおかしいのです。なぜ、30%、40%の食材の購入を確認していただけなかったのか。なぜ調査権で調査していただけなかったのか、きつい質問ですがお尋ねします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
以前のご質問の中でもありましたように、特別養護老人ホームは介護保険会計等の大変厳しい状況の中で、経営を何とか切り詰め、人件費や食材費等々も含め、できるだけ利用者や福祉のサービスを停滞させないという自助努力の中で法人がそれぞれの個店とお話をしたり、いろいろなことの中で、納入あるいは契約等を行っている。その独立した社会福祉法人に対して、町長がこうしなさい、あるいはそれを100%町内から買わなければいけないということの権限は、自治体の長にはありません。しかし、私は、改めて当時というより今の施設長にできるだけ、いろいろ大変でしょうが、地元の企業、商店から物品を購入する努力をしていただきたいとの申し入れを行いました。同時に商工会に対しても、自らが法人に対して、協力をお願いするということを当時、そのような決断をさせていただき、議員の意見に可能な限り答える努力をしてまいりました。さて、時間も通告もありませんでしたから、このように答えるのが的確かどうか、私は分かりません。特別養護老人ホームは、平成元年すなわち昭和60年代の後半、60年過ぎから、佐藤町政時代に議会で大変なご討議をいただき、行政の絶大なる支援の下で法人が設立された経緯がございます。そしてその約束事の中に、用地の購入やあるいは建設に関わる経費については、行政が債務負担行為、すなわち行政が後年にわたって借金を肩代わりしますことを法人と確約書を当時3億2,888万3,000円の特養建設費等を含め、その内の借入金2億4,050万円については、町がお支払いをしますということを当時の社会福祉法人の福祉会設立代表者の小澤男也氏と訓子府町長佐藤忠義氏がお約束をしたのでございます。お手元の資料は行政上でいう確約事項ということはではないでしょうが、おそらく当時の町長が努力目標として、可能な限り地元の経済効果をもたらすようために購入するということの約束をしたのではないでしょうか。そして、設立当初は人的配置も町からもした経緯がございます。そして、経営者、理事者の皆さんが独立して、法人を経営するという状況ではなかったが、介護保険会計等々の将来を見通しながら、何とか行政も支援して、施設介護の特別養護老人ホームを民間主導で設置するということを決断したのだと私は記憶してございます。しかし、状況は2000年の介護保険法が改正されて、措置から選択へと福祉制度が今、普通になってきております。そして、施設介護保険費等の手厚かったものが、非常に厳しい国の介護給付金になってきていることの状況の中で法人が、自らがそのような決断をし何とかサービスを後退させないような状況をつくる自助努力の結果ではないのかと思います。そして実際は、今も今年度予算でも、その2億数千万円の残債、借金を返済しているのであります。もう一言、時間がありませんので公共団体等の調査権の問題であります。このことは、私が正式にここまで立ち入って答弁をしておりませんが、自治法の第157条に「地方公共団体の長は、地域内の公共的団体等の活動の総合調整、総合調整を図るために指揮監督することができる」という明文がございます。それは地域の農業協同組合に対しても、社会福祉法人に対しても、各種団体に対しても、町長のもっている監督することというのは及びます。しかしそれは、取り消し、打ち消し等の法的な権限ではない。書類を求めること等はできますが「このようにする」ということの権限はないのであります。ここは、お間違いのないようにしてほしい。そして自治法上でいっている第96条の議会の権限であります。これはそのような公共的団体に対して、総合調整に関することで、町長がその行いを求める場合は、議会の議決事項でございます。改めて、私には調整権はありますが、協力をお願いしますということは言えたとしても、そうした権限を行使するにあたって、議会に提案してございませんし、これからの状況で、今の問題におきましては、川村議員がご心配のとおりだとすれば、改めて福祉会のほうに「そのような意見がございました」「説明を聞かせてください」との程度ではないのでしょうか。そしてそれが不合理なものであるならば「ぜひ改善のご協力をお願いしたい」ということになるのではないでしょうか。逆に言いますと、そこまで申し上げるならば、議員自らが福祉会に意見を求めてはいかがでしょうか。
質問 9番 川村進
町長も私の言っていることを理解してないようです。私は、訓子府町が町民の金を入れている施設です。その時に、食材の購入をやらなくてもいいのかどうかという判断をしていただきたいのです。当然、今後、町にある施設で債務負担行為であろうと何であろうと寄付でないですから、その金が入っていくのです。町民のお金が入っていく時に町民の不利益、不快感をこうむるものであっては、困るので町長に聞いているのです。そしてこの中に「将来にわたり訓子府福祉会と協調し、訓子府町が関与し続けることを法人の設立者と合意し、社会福祉法人が設立された」とあるのです。これは、町長がお持ちの資料と私の資料が違うのですか。僕はこの資料は正しいと思います。はっきり言いまして、町長が言われる議会の議決をもらわなければ、何もできないということであればしょうがないのですが、私は訓子府町にある施設に、訓子府町の町民のお金が入るが、訓子府町の業者から食材などを買わないというのは、おかしくはないかとのお尋ねで、中身は法人というのは、私は会社をつくったこともあればいろいろあります。法の上では人間ですから、納税の義務、教育の義務、労働の義務を負います。これが法人です。そして、人間ですから約束事は守らないといけないのです。法人というのは、そのための法人です。約束事を守られない法人格は、この世には存在しないのです。町長がいわれる法人というのは、どのようなものであるかよく私に理解できません。そして、訓子府町にある施設に訓子府町民のお金を入れるのですから、その時に、町民が不信感、不快感を持ち、利益を損なわれるものではいけないと思います。いかなる法人であっても納税の義務、教育の義務、労働の義務を負います。そして人間ですから、約束事を守らなければ、法人格の資格が失われるのです。私はそう思います。この答弁はいりません。町長と私の見解の相違との結論に達しました。しかし、この私がいただいている資料によると関与はできるとなっており、それを法人格が認めたという文章があります。お見せしても結構です。ですから訓子府町から食材を買わないような施設にお金を入れるのは、政治家言葉で「いかがなものか」ということをお尋ねしているのです。これで9番、川村進の一般質問は終わります。この件についての答弁はいりません。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
福祉会は理事を含めて、多くの役員の皆さんは、全員の方が訓子府町に在住の方でございます。そして今、地域の小売商業が大変厳しい状況の中で何とか地元の法人として、地元から物を買う努力もしている。私は、そう信じております。しかし、経営状況では、なかなか厳しい中、その福祉サービスを後退させられない独立採算制の状況の中で、いろいろな工夫の中で、経営努力されているところでございますので、川村議員には、ご理解を賜りたいと思います。そして、平成元年に約束をした資料は、お見せいただかなくても、どのような約束だったかということは、私なりに資料を持ってございます。それは1つの姿勢として、当時の時代と開設の状況から、町長がそのようなことを公式な文章ではございませんがお約束したのだと私は理解しております。私の手元にある誓約書は、公的なもので先ほどご紹介したとおりでございます。しかし、この21年間に福祉をめぐる状況が、大きく変わってきている。厳しい状況は、国の施策を含めて、非常に困難な状況に今、なってきている中での福祉会としてのご努力というように理解しております。しかし、そのような状況でも、重ねて私も福祉会のほうには「地元の商店のご利用をお願いしたい」ということを申し上げる考えでございますが、それ以上に小売商業者自らが組織を通じて、商工会なり商店街協同組合を通じて、ぜひ福祉会のほうへ商業の皆さんの声として、商工会長を中心にしながら、私は申し上げるのが筋ではないかというように考えております。以上でございます。