訓子府町議会 平成19年第2回定例会 2007年6月27日
町政執行方針について
2007年6月27日、訓子府町議会の一般質問で、川村進議員が「町政執行方針について」質問し、町長 菊池一春、教育長 小野茂が答弁しました。
- 質問者
- 川村進 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春、教育長 小野茂
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 川村進
まず、はじめに、22日、23日の降雹による被害、また大雨による被害を受けられました農家の皆様方にお見舞いを申し上げたいと思います。なお、休日返上で末広地区の清掃にあたられた町職員の皆様には感謝の意を表したいと思います。私は、町政執行方針についてお伺いしますが、まず、一般質問通告書の5段目、このところの季節労働者の雇用についてのところを棒を引いていただいて、9段目の本町で働いているパート従業員のというところに線を引いていただいて、ここがつながりが悪いので非常に恥ずかしいことですが、不慣れなものでお許しをいただいて、まず線を引いていただきたいと思います。それでは、よろしければ質問に入らせていただきます。町政執行方針について、お伺いします。はじめに、町の活性化と雇用の創出について、町長のマニフェストで「雇用の創出に向けた緊急政策を実施する」ということになっていましたが、今回、町政執行方針で表現されていません。これはどうしてでしょうか。まず、お伺いします。また、町長の一挙手一投足には、町民の期待があります。それはヒシヒシと私の肌に伝わってくるのですが、町長はどのように伝わっているか、この件についてお伺いし、そして、季節労働者の雇用について、また、本町で働いているパート従業員の雇用について、どのように感じているかをお伺いします。それでは2点目、福祉行政について、まちおこしをしていただきたいということについて、お話をさせていただいて町長にお伺いします。町長は、福祉という政策について非常に力を入れるというのですが、訓子府町を「福祉の町」という宣言をしてはいかがでしょうかと。それで、2番目に和牛オーナー制度のことについて、そして、訓子府町の乳牛の問題について考えてご返答をいただきたいと。それで、これについては障がい者の雇用対策の一環としてお伺いします。3番目に、教育長に訓子府高校存続手段として、介護犬並びに盲導犬の訓練を入れて、結び付けて、その種の学科をつくってということでお伺いします。ちょっと不慣れなもので分かりにくかったかと思いますが、町の活性化と雇用の創出について、町長のマニフェストについて、まずお答えいただきたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
町政執行方針につきまして、ご質問をいただきました。私は立候補にあたりまして、元気の出るマニフェストということで、9項目のお約束を町民の皆様にさせていただきました。ご存知のとおり、マニフェストにつきましては、かつては国会議員が対象でございましたけれども、この春からは市町村長の選挙においても、それぞれマニフェストを出すということが法律的に許可をされたことでございますので、しかし、中身的には非常にまだ不十分ということもございましたから、予算の関係や事業手法の関係でも明確にできませんでしたけれども、少なくても私はこの9点については可能な限り、4年間の間に実施していきたいという思いで書かせていただきました。その8番目に、農業商工業、自営業など、すべての産業について、実態調査を行ったうえで、消費者も参加する地域経済懇話会を開いて、地域経済活性化や雇用創出に向けた緊急政策を実施しますという、こういうお約束をさせていただきました。議員のご指摘のとおり、町の活性化と雇用の創出についてでございますけども、まずは産業全体についての実態の把握をさせていただきたい。あとで、また再質問のときにお答えさせていただきますけども、極めてパート労働や雇用の不安定な方の把握いうのは、現在の町政においては、今までは具体的になかなかつかめなかったという状況にございます。ですから、その点では雇用形態も含めて、可能な限り実態を把握していきたいと。その上で、各界からのマニフェストも書きましたように、ご意見をいただきながら地域の活性化や雇用の創出に向けた取り組みを急ぎ進めていきたいというのが、私の考え方でございます。また、季節労働者対策につきましては、ご存知のとおり、本年度から冬期技能講習が廃止となりまして、雇用環境は大変厳しさを増していることは議員もご承知のとおりでございます。私も、冬期間雇用対策として、予算説明のときにも担当課長から申し上げましたように、当面はとりあえず町有林の管理業務に本年度から計画的に季節労働者の方に委託しながら、少しでも雇用の機会の拡充に進めていきたい。また、町の委託業務の中で、従来企業やあるいは団体等にお願いしたことでも、季節労働者の方に仕事を委託することができないかということも含めて、検討を今担当課長に指示し始めているところでございますので、そんなことを含めて、働く機会の拡大や充実に何とか早く着手できるように、今事務を取り掛かったところでございます。とりわけパート従業員の問題につきましては、特にそれぞれ生計を立てられている方につきましては、臨時議会や昨日の一般質問の国保税に関してでも、私どもも申し上げましたように大変な状況だということ。所得が二極化してきているという町内の状況は、全く事実でございます。今後、それらの実態がどうなっているのか、あるいはこれらについても、商工会、商店街協同組合、さらには法人会などの助言も受けながら町といたしましても、安定した雇用について、ある意味では雇用主にお願いもしていかなければならないというところでございます。2点目の訓子府町を「福祉の町」として宣言してはどうかとのお尋ねでございます。これにつきましても、私自身も調査をさせていただきました。道内においては、それぞれの町が様々な宣言をいたしております。例えばうちの町ですと、「交通安全宣言の町」等を含めていくと数百の宣言を行っているところでございますけれども、私自身も議員のおっしゃるとおり、福祉に対する意識の高まりというのは、非常に期待もしていますし、必要な状況だというふうに認識しておりますけれども、いずれにいたしましても、宣言自身はさらにさらに住民の皆様の意識の高まりと、様々な活動の中でこうした宣言というのは実現していくものではないのかと。様々な福祉活動やボランティア活動の広がりを町民の皆様とともに、協働の活動の中で世論の形成と実態をつくりながら、将来的に福祉宣言の町を何とかできるような状況に、将来は考えていきたいということが一つの考え方でございます。障がい者雇用の一環としての和牛オーナー制度につきましての提案は、現時点では町として即座に取り組むという考え方には立っておりません。いずれにいたしましても、ハンデを持たれた方々の国際障害者年において、完全なる平等と参加とうたったあの精神に基づいて、ハンデを持った方々が結婚や仕事、就職等においても、参加できる状況をわが町も努力していかないとならないというのは、議員の求めているところと考え方は全く同じでございます。今後、努力しながら、今まで以上に福祉の充実に努めてまいりますので、ご理解を賜りたいと思います。
答弁 教育長 小野茂(教育長は2007年9月まで)
続きまして、3点目の訓子府高校存続手段として、盲導犬、介護犬の訓練を結び付け、その種の学科設置についてのお尋ねにつきましては、私のほうからお答えさせていただきます。北海道教育委員会では、社会の変化や生徒の進路指導の多様化、また中学校卒業生等の大幅な減少など、高校を取り巻く環境が著しく変化する中で、高校教育の一層の充実に向けた基本的な考え方と施策を示した「新たな高校教育に関する指針」を昨年8月に公表し、さらにこの指針に基づき、生徒の多様な個性、進路動向などに対応した学校・学科の配置や適正化を図るために、平成20年度から平成22年度までの高校配置と平成23年度から平成26年度までの見通しを示した「公立高等学校配置計画案」が、この6月5日に示され、その概要と訓子府高校を取り巻く諸情勢につきましては、先般ご報告を申し上げたところでございます。幸いにも訓子府高校につきましては、学級減、再編整備等の計画には盛り込まれませんでしたが、この配置計画につきましては、毎年度ローリング方式で見直されることとなっており、特に訓子府高校が含まれる網走中学区では、平成21年春の中卒者数が前年度対134名の減、内北見市内で162名の大幅な減が見込まれているという中で、来年度以降の入学生徒の確保が非常に重要であると改めて認識しているところでございます。このような中で、学校を中心にPTA及び全町的な高校支援組織であります「北海道訓子府高等学校教育振興会議」、さらには議員の皆様のご理解を賜りながら、関係機関・団体等が一体となって訓子府高校の存続・振興に取り組んでおり、特に平成18年度卒業生につきましては、進路決定率100%を達成するなど、生徒の進路実現が可能な学校としての信頼も高まってきているところでございます。しかし、先ほども申し上げましたが、網走中学区における中卒者数が大きく減少するという厳しい現実もあり、今後さらに存続・振興に向けて取り組みを強化していかなければならない中で、今回、普通科からの学科転換について、ご提言をいただいたところでありますが、転換後の学科が高校教育としてふさわしいものか、生徒の進路希望に合うものか、また普通科志向等が高く、また中卒者数が減少している中で定員数が確保できるのか、専門的な技術・知識、資格を有する指導体制を整えることができるのかなどといった数多くの課題等を整理する必要があるものと考えております。川村議員のご提言につきましては、今後、高校の存続・振興に向けた取り組みを進めていく中で学校、北海道訓子府高等学校教育振興会議、さらには設置者である北海道教育委員会など、関係団体・関係機関等とも協議をさせていただきたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願いします。
質問 9番 川村進
ただいまの町長の答弁では、この緊急政策という意味、これがよく私には理解できません。と言いますのは、この緊急政策という意味は、町民にどれほどの希望を与えたか、夢を与えたかということにおいては、これは多大な責任があると思います。町政が菊池町政になるということで、町民がどれほど喜び、新しい訓子府町が生まれるという、これは絶大なるものを持って還元されて生まれた菊池町政です。そのときに、この緊急町政というものより先に基本何々が平成20年に、何々が平成20年にという言い方は、これは私は町長がやらなければならないものは、緊急という意味において町民がどのように解釈したか、この責任は絶対重いと思います。ですから、これは何にも増して一番先に解決していただかなければいけない問題だと思います。いかがですか、これについて。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
今、私のマニフェストの緊急政策のことでは、まさに緊急ではないのかと。私自身も全くそのとおりだと認識しております。しかし、実態として、今までの行政の状況の中では、雇用の不安定で、そういう本当に今何人の方がどんな状況なのかという実態をつかんでいなかったというのは本当のところでございます。私は、この問題については、早速ハローワークにまず一つは問い合わせをさせていただきました。町内で仕事のない方で、公共職業安定所に来られている方の数は何人なのかと。残念ながら、私が問い合わせときには、町村ごとのはとらえていませんということでございました。季節労働者の方については、平成17年度で301人です。平成18年度で242名でございます。そして、国の行っている国勢調査の数で、これも私は調べて今見ていますけれども、総数で臨時雇いと言われている人です。臨時雇いと言われている人が、これは農業や林業やすべての雇用形態が季節的な不安定な状況の人たちの数が611人であります。これは農家出面の方も含めての数だというふうにとらえてございます。その生活実態が昨日の国保の所得ランクを申しますとニ極化してきているということと結合させていきますと、非常に厳しい状態であるというのは事実であります。私は、もう1点、雇用関係の関係では、非常に歴史もありますし実質的に動いております季節労働者の勤労者厚生企業組合に、この状況も確認をさせていただきました。実際に、今登録しているのは12人。冬期間になって42人でございます。すでに議員ご存知のとおりでございますけれども、冬期技能講習によって、従来12日間の講習会を受けていた人、さらに委託の講習の資格を取った人で8万8,000円の収入がありました。それが平成19年度から0円になるわけです。さらに、雇用保険の関係で言いますと、6ヵ月働いた人が月額賃金が50日分の雇用給付が40日分になるという状況でございますから、極めて私は厳しい状況ですし急がなければならない。さらに、高齢者勤労センターで、これも町の一定の補助をしていますけれども、46名の方が登録をされていて、1年間におよそ2,600万円の収入を得ています。さらに、その実際に払われるお金が賃金として1,000何某とかという賃金が出ておりますけれども、実態としては年齢的には60代半ば以降の平均的な状況だということが私は就任して1ヵ月の間であちこちに問い合わせをしていて、今わかってきたことでございます。一方で雇用の状態でございます。非常に厳しい状況。例えば、会社を企業を誘致するという状況が非常に厳しい。当面今できることは何なのかと。それは、差し当たって今回のこの6月定例会の補正予算にも出しましたけれども、冬期間の提案したぐらいでございますから、まず私どもが身近でできるという雇用の創出点でいきますと、さらに具体的に契約の内容を含めて、そうした雇用の機会をつくっていくということが一つでございます。さらには、これから企業の方にもお願いをしながら、何とか地元企業に安定した雇用を確保できるような状況をつくっていくと。緊急の状況でないかと思っておりますので、決して手を抜いているわけでもございませんし、しかし、これをこの程度で川村議員のご指摘のとおり、私自身の町政執行方針の中ではとてもとてもまだまだ照会できるような状況ではございませんので、あらためて私どもに対する議員のご指摘のとおり、緊急の課題だということで私も認識しておりますし、努力をさせていただきたいと思いますのでご理解をいただきたいと思います。
質問 9番 川村進
わかります。しかし、一時しのぎ的なそのようなものでは絶対に訓子府町はやっていけないと思います。雇用の創出というのが、いかに重要な意味を持つかということは、人口を増やすのです。そうして人口が増えるということは、消費が増えます。消費が増えて、いろいろなところに活性化が起き上がるということは、これは町税が増収できるということなのです。ですから、町政の一番の根本は町税がいかに増えるかということだと思います。ところが、今回の町長の執行方針には、予算はとにかく金がない、財源がないしか言いません。町が、いろいろなところから何とかしてお金を作り出すということは、一つも入っていません。何がやりたい、何をやります。これは、私はこの緊急政策を一番前に出してもらって、これをなんとかやっていただかなければ訓子府町は成り立たないと思います。そして、訓子府の町民はとにかく新しい町政、菊池町政ができたということで、先ほどらい申していますが希望に満ち溢れたものだったのです。これは、私ははっきりと言い切ります。ですから、これを緊急でなく、今のお話ですと、速やかにやる、ぼちぼちやるという、そういうようなことにしか聞こえてきません。私はどうしても納得いきません。これは、今雇用の創出というのは、この訓子府近郊だけではありません。本州企業もあればいろいろあります。町のいろいろな係の方は、これについてどのように考えて、そして、どのように対処してきたか、これが一番の問題なのです。青森県なんか出稼ぎの町ですから、どこもきちっとした出稼ぎ労働者には、出稼ぎ用の国民健康保険が与えられます。それで、町とハローワークが提携して、きちっとした出稼手帳が与えられます。そして、正月には町の町長名でその出稼ぎ者にきちっとした年賀状が届きます。「体に気をつけてがんばってください」という。そういうふうにして、町が働いてもらうことによって町税がどれだけ増えるか、町税を増やすということを目標にして、他町村ではがんばっています。これは、訓子府町においても、ぜひやってもらわなかったらどうにもならない問題です。何にも増して、「私は大きな声を出すな、大きな声を出すな」と言われていますけれども、声を大にして訴えなければならないのは、とにかく活性化と雇用、そして、人口増やす、人口増えることによっての消費、そして、人口が増えるということによって町税が増えるということ、これ簡単でいいです。もう時間がないですから簡単で良いです。重ねてお伺いします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
北海道の180の自治体が、この雇用の問題にどれほど苦しんでいるかということは、川村議員もご存知のとおりだと思います。過去の自治体のリーダーもそのとおりであります。そして、三ちゃん農業やあるいは出稼ぎ農業で、それで力としてきた青森県やあるいは青森県の自治体がそうした施策を持っていることも事実でございます。これは、だからこそ一過性のものではなくて、状況を適確に把握しながら雇用対策を可能な限り早く打ち出していかなければならないというのは、考え方は全く同じであります。今までは、私は何もしなかったとは申しませんけれども、少なくとも私はその姿勢を持ちながら、日々これからも努力していきますし、何とか訓子府に多くの方が住んでいただけるような状況をつくっていきたいと。共に力を貸していただきたいと思いますし、町長一人ではできることではありません。議員さんたちの力も借りなければなりませんし、商工会をはじめとする商店街の皆様も力の借りなければ、これは実現できない問題ですので、その先頭に立つことにつきましては、いささか申してするものでございませんので、ぜひ私ももちろんでございますけど、職員あげて議員共々努力してまいりますのでよろしくお力添えをお願いいたします。
質問 9番 川村進
それでは、同じことを言っていても致し方ありません。とにかくがんばってもらいたいと思います。それでは、あとパートの方の身分についてちょっとお尋ねしたいと思います。今、訓子府町がこの庁舎の清掃とか、ありとあらゆる学校とか、いろいろなところで教育委員会が発注したものであるとか、いろいろなところで働いている方がいます。しかし、不思議なのはこの方たちの身分は簡単に時間を削られたり、労賃が削られているというこういう問題なのです。町が発注して、パートで働く、清掃に従事する方たちが、簡単に切られてみたり、賃金が下がってみたり、それで本町の臨時で働いている町職員の補助をやっていられる臨時職員という方の給与も、何か聞きますと2通りあると聞いています。と言うことは、今回私が「ボーナスをもらう」と言っていろいろ喜びました。そうしたときに、その方たちを知る人が「いや、何か6月は10日分しか当たらない臨時職員がいるらしいぞ」と、それで日給で5600円という。「まさか、臨時職員にそんな差がないだろう」と言いましたところが、「いや、間違いなくある」と「調べてくれ」と言われました。臨時職員がそのようなことをされるということは、パートの職員が時間を切られてみたり、いろいろされるのは不思議がないのではないかなと思います。ですから、とにかく町長、今回町が発注しているすべての業務に就かれている、この婦女子の方々がどのような状態からよくお調べいただいて、きちっとした待遇をお願いしたいと思います。いかがですか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
臨時職員の身分につきましては、るる形態がございます。これは、やりだしますとまた時間がかかりますから、議員のご指摘のように、どのような状況なのかということをあらためて私自身が再確認をしながら、今そういう状況が生活に困窮に落ちるようなことのないような姿勢を持っていきたい。さらには、委託契約をしていることの、簡単に切られるというご指摘もございました。確かに、財政緊縮の中で詰めるところは詰める。そして、職員のやるべきことは職員が自らやるのだという状況の中で、非常に過去の行政の中で苦しい苦渋の選択をしながら、こういう状況になっているのではないかと私自身は考えるところでございますけれども、私は政策の中で指定管理者制度や委託につきましては、立場の弱い人たちの生活が困るようなことはしませんという約束をしました。これも私の政策でございますので、この辺はさらに具体的に検討させていただきながら、今後の対応をしてまいりたいと思いますのでご理解を賜りたいと思います。
質問 9番 川村進
それでは、質問の2番目、福祉行政による町おこしについてお伺いしたいと思います。町長は福祉政策にものすごく力を入れて、今回は福祉福祉で来ています。私は、「福祉より先に金をつくって、福祉に使う金を先につくりなさい」と、今回も言っております。それで、今回は「福祉の町」の宣言をお願いしたいという、そして、この「福祉の町」の宣言というのは、町長がいろいろお考えになっていること。そして、先ほどそれにはいろいろ順番があって、時間をかけて、いろいろやってから宣言をしたいということですが、これは「福祉の町」を宣言してからいろいろなことをやるという、そういうやり方もあるのではないだろうかと思いますが、いかがですか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
手法の問題ですから、議員ご指摘のとおり、そのとおりでございます。今、手元に資料がございますから、道内で言いますと、宣言数で言うと652自治体が道内で宣言をしてございます。その宣言の中身ですけども、福祉関係は健康福祉というのが26、180の内の26です。防犯暴力追放が197、交通安全142、平和非核、核武装反対のことです。86、納税43、スポーツ宣言31、健全、青少年健全が25等々を含めて、そういう数でございますから、福祉健康問題でいきますと26の自治体でございます。それは、様々な表現、「健康の町」宣言、「健康と福祉の町」宣言等々がございます。私は宣言をあげて、町民が一つになってやるということについては、何も否定するものではございませんけども、行政主導で今やることが本当に良いかという気持ちでおります。昨年の5月に、長野県と宮崎県を集中的に私的に歩いてまいりました。例えば、これは私どもで人口が同じな長野県の豊丘村という村ですけども、人口は私の町よりも多い。そこでは、りんごのオーナー制度の問題が出ています。先ほどの牛乳のオーナーの話と含めていきます。さらには、長野県は大変福祉のPPK政策というのを取っておりまして、人間誰しもぴんぴんころりと死にたいのをどう実現するかということでございました。そういうオーナー制度や宣言というのは、大変活発にやっているところですけども、しかし、それは町民の環境の情勢の上に立って、行政が支援していくというスタンスを取っておりますし、私も協同組合によるその福祉、いろんな取り組みとか、住民のサークル取り組みとか、いろんなことがありますので、まずはそういう醸成を喚起していくと、醸成というのは世の中の動きではなくて、喚起するということを共にやっていくということをまず先にすべきではないのかというのが私の考え方でございますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 9番 川村進
わかりました。あとからやってもらうのでも結構です。とにかく、急ぎ準備をするなりいろいろやっていただきたい。それで、今りんごのオーナー制度というのがありましたが、この和牛オーナー制度について、北海道もやっていたと思いますが、これもやはり長野県でやっています。とにかく、牛の子っこというのです。それを揃えて、それに投資していただいて、いろいろ費用を差し引いたものをそのオーナーにお返しする、配当を付けてお返しするという方法なのですが、これに私は障がい者の雇用を付けたいということを言っています。そして、このときに調査費を付けて、私たち仲間がおりましていろいろ話をしまして、「とにかく、やると言うからには簡単なことではできないぞ」と。しかし、今町の財政が苦しい、財政が苦しいというときに、調査費を付けてどうのというのは難しいかもしれないけども、「福祉の町」の宣言をして、身体障がい者の雇用を第一の前面に押し出そうと。そうして、身体障がい者の雇用を押し出して、そこに道からの派遣職員をいただきましょうと。そうして、一緒にそこに健常者と言われる体の立派な何でもできるお年寄りでも、婦女子でも、その方と一緒に働いていただいて、そうして今の町で遊休になっている公営住宅に住んでいただいて、この公営住宅に住んでいただくということを考えまして、何せ訓子府町は人口を減らしてはいけない、人口を増やそうと、活性化をしなければいけないと。その原点はそれであろうということで、私たちは2、3人で考えて、これを今回質問事項にしたわけです。そして、このときにいろいろ応援をお願いしたいろいろな方に、現在、訓子府町の部落農家が子牛の牝が出ないと、50%以下であるという話が出まして、50%ではもう採算割れだと。何とかして、それ以上のものを何とか考えなければいけないというときに、ホクレンの担当者のところに行きましていろいろ聞きましたら、現在、精子が立派なものができて、70%から90%牝が出るという精子があると。これは十勝清水町というところに、ホクレンがすべて牧場関係、そういう牛というものは集約してしまったので、訓子府ではその精子をそこから取る、そうして受精をさせなければいけないという、そういう仕組みだそうです。それを酪農家の若い方たちは、「何とか訓子府町でみんなで力を合わせてやれないだろうか」と、「訓子府町は、何とか考えてくれないだろうか」という。そして、そこで牝が70から90%を出たら廃牛と言いまして、もう牛が新しいのが入ってくるから、古い乳量が下がって受胎が遅くなるものはどんどんどんどん出ていきます。それを廃牛と言うそうですが、それが進めばそれに今度は和牛の受精卵を受精させる。子宮に引っ付いてうまく妊娠をするかどうかというのは、これは実験段階ということです。そのときに、従業員が身体に障がいを持たれる方、そうして道の職員を派遣していただく、指導員という形で、そして、今訓子府でいう雇用がない、働きたいけれども働くところがないという方たちとの組み合わせ、そして、やりたいという考えで今4月に牛屋さんの若い人たちと名前が悪いからあまり言いません。訓子府町の活性化を考える会という、そういうような小さな会をまだ法人化もしていないし、何もしていませんけどもあります。そのあと考えて、いろいろやっています。それで、何とかここで町長には、障がい者雇用というものを考えていただいて、できる限りこれを進めるための調査費を付けていただくとか、いろんなこと考えていただきたくて、今回質問をさせていただいています。いかがでしょうか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
私は、住み慣れた訓子府にすべての人が住み続けることができるまちづくりをしたいということを私の願いでもありますし、政策の大事な柱に掲げております。それは、ハンデを持った方々や様々な方々、訓子府を愛し、訓子府に住み続けたいという方が住み続けていけることができるまちづくりというのは、私の思いでございますので、今川村議員がおっしゃったように、和牛の生産や受精がイコール障がい者の雇用にどういう形で連なっていくのか、私はがんばりどころとしては、大変生意気な言い方をさせてもらいますと、中心になっている、がんばっている方々が、さらに実績と輪を広げていただきたいですし、また、ある意味では情報を提供していただきたい。その上で、行政が今何をなすべきなのかということの選択を可能な限りさせていただきたいと。現在、きらきら本舗という団体が、NPO法人がハンデを持った人たちの作業所、2ヵ所で実施しているという状況でございますし、これは北海道の力を借りて、私どもも補助金等で対応してございますけども、しかし、そこで通所されている方たちの将来、当然考えていかなければならないと。その一つに、議員提案のことを含めて、私はより現実的に参考人あるいはまた話し合いや検討の中に入っていきたいと思っておりますので、「今すぐこうします」ということは言えませんけども、学ばせていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。
質問 9番 川村進
今の答えで、何とか納得します。とにかく、訓子府町の元気という、そういう目標に向かって私もお手伝いできればいいと思っています。それで我々の仲間はいろいろいます。金は出さないけど口は出す、金も出さないし口も出さない、その代わり体で働いて返すというようないろいろの仲間がいます。彼らの力を借りて、とにかくがんばって町長にいろいろな資料をお渡ししたり、いろいろしたいと思っています。とにかく、がんばっていただきたいと思います。それでは、最後になりました。訓子府高校の手段として、盲導犬、介護犬、これに介助犬というのがあるのですが、2つだけにしましたが、この訓練を結び付けた学科をつくってほしい。前回、教育長からお話がありましたお医者さんがいなくて実習の場がないから看護師のいろいろな教育を付けた訓子府高校の存続を考えたけれども、道教委からは押し戻されたというお話でした。でも、私たちは教育については、とにかくよく学び、よく遊べ、そして、これ以外にはなかったように思います。教育の様変わり、私どもは子どももいない、女房もいませんから教育というのがよくわかりません。それで、訓子府高校の存続に関しては、従来からの本州の紡績工場は、自分の工場に付属の高校を設けて、そして、訓子府この近在から生徒を働きながら普通科の学校の修了証をもらうという、そういう企業が何百もありました。それに道内では、私の同級生も昭和30年に行きました。当時、富士鉄室蘭という今新日鉄室蘭ですが、富士鉄室蘭に養成校という制度がありまして、そこに入学すると働きながら学んで工業高校の卒業の資格をいただけるのです。そういう制度があって、訓子府高校も当然生き残りは普通科では無理であれば、生き残りにはいろいろ考えなければならない。そのとき、「福祉の町」の宣言を控えて、宣言を何年後にやられるかよくわかりません。町長もがんばってやっていただきたいと思っていますが、介助犬、介護犬、盲導犬というこの訓練場、これは規模はいくらでも大きいもの小さいものいろいろあるようです。それで盲導犬の場合は、アイバンクと言って、目の銀行とような言い方をして、とにかく全国展開して、何せその学校をつくるということ、全寮制の生徒を集めるということにものすごくあちこちから支援があります。簡単に言えば、日本競馬協会JRAというので、中央競馬会とか、それから自転車協会、競輪の開催をしているところとか、それから笹川さんという有名な方が会長をやっておられるボート協会と言うのですか、競艇とか、そういうところがものすごく補助金を出しています。これ事実、私の同級生で昔亡くなられた松田鉄蔵の秘書をやっていたものが、「いろいろな補助金は、そういうところが福祉にものすごく力を入れてくれているから、がんばって福祉はやれるはずだぞ」と言ってくれています。ですから、粘り強く、私は訓子府小学校、訓子府中学校の教育長の先輩です。訓子府中学校、小学校の教えは、よく学び、よく遊べ、粘り強くというこれが教えでした、我々のときは。おそらく、教育長も粘り強くというの、あきらめるなというのは聞いていると思います。ですから、今回とにかく粘り強く、あきらめないで、補助を付くところはとにかく探しまくっていただいて、そして、全寮制の何が一つがんばっていただいてやっていただきたいと思います。いかがですか。
答弁 教育長 小野茂(教育長は2007年9月まで)
ただいま、いろいろと励ましのお言葉をいただきましたが、私の先ほども申し上げましたが、教育の基本的な考え方は、やはり自立、生きていく、子どもたちが社会に出て自立していける力をいかに養っていくのかというふうなことに、そこら辺が原点だというふうに考えているところでございます。また、今お話の中で訓子府高校につきましては、かつては定時制の農業高校農業科で、それこそ全寮制と言いますか、寮を設置してやってきた経過がございます。それで、昭和40年代後半に道立普通科、生徒たちの普通科志向が強いというふうなこともございまして、道立に移管したというふうな歴史的な経過があろうかと思っているところでございます。今の川村議員からいろいろご提言をいただきましたが、いずれにしましても、このご提言につきましては、訓子府高校をいかに存続させていくかというふうなことに結び付けていく考え方だと思いますので、ただ、いずれにしましても、多くのクリアをしなければならない課題等があろうかと思います。そういうようなことで、今現在設置者ではございます道教委とも、先ほども申し上げましたが、積極的な協議等もさせていただきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただければと思っているところです。
質問 9番 川村進
時間があまりなくなりましたので、とにかく質問は終わりますけども、町長にお願いと確認だけして終わらせていただきたいと思います。町長、とにかく訓子府町の町民が今活性化、これを望んでいます。ですから、急ぎ急いで、そうして菊池町政ここにあるという、それを見せていただきたいと思います。お願いします。終わります。