みんなの議会

訓子府町議会 平成18年第3回定例会 2006年9月20日

じめに、集中豪雨と大雨による災害の復旧工事について

2006年9月20日、訓子府町議会の一般質問で、佐藤静基議員が「じめに、集中豪雨と大雨による災害の復旧工事について」質問し、町長 深見定雄、農林商工課長 山内啓伸、建設課長 竹村治実、助役 宮川伊三男、教育長 小野茂が答弁しました。

質問者
佐藤静基 議員
答弁者
町長 深見定雄、農林商工課長 山内啓伸、建設課長 竹村治実、助役 宮川伊三男、教育長 小野茂

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 佐藤静基

はじめに、集中豪雨と大雨による災害の復旧工事についての考え方をお伺いいたします。先月、8月18日から19日未明にかけての大雨で、本町には大きな被害が発生いたしました。そこで、レクリエーション公園内を流れる「協成川」沿いの災害復旧工事と、今後の再発防止の対策はどのように考えておられるのか。この件について伺いたいと思います。1つとして、現状の公園内を流れている「協成川」には、その上流の沢の面積が大変広くて、また展望台から東側の斜面は春先の雪解け水や今回のような集中的な豪雨の場合、水などが一気に流れ込み、川が増水して被害の発生しやすい地形となっております。自然災害の復旧工事は、現状復旧が基本と伺っておりますけれども、今の低い遊歩道橋では、再び被害を拡大する大きな要因となると考えられます。今後の防災体制について、対策はどのように考えているのか伺いたいと思います。2として、この工事復旧工事を機に、公園内での安全について再検討してはどうかと。現状の遊歩道は「協成川」を3ヵ所の橋でつなぎ、町道「カクレ沢線」沿いにあります。しかし、この道路には安全柵もなく、例えば子供のとび出しなどによる交通事故などが発生する危険性があります。また、この「カクレ沢線」沿いの遊歩道は、公園としての幅も狭く、また公園としての内容も乏しいため、現状の3ヵ所の橋を撤去して、この際、公園としての安全性を考慮して、公園の遊歩道は「協成川」までとして、その分西側の遊歩道の内容をより充実するような改修の見直しをしてはどうかと。この考え方について伺いたいと思います。

答弁 町長 深見定雄(町長は2007年3月まで)

お答えをさせていただきます。8月18日、19日の大雨による協成川の災害復旧工事についてのお尋ねですが、被害が大きいため、復旧については農業用施設災害復旧事業により実施する考えでございます。本事業につきましては、原形復旧が原則であり、すでに網走支庁とも協議しておりますが、現況の3ヵ所の橋や遊歩道につきましても、災害前の形に戻すこととなりますのでご理解願いたいと存じます。なお、安全対策につきましては、議員が心配されていることも理解できますので、今後の検討課題とさせていただきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。

質問 11番 佐藤静基

ただいまの答弁で私が係の方から聞きましたように、災害の場合は現状復旧が基本であるとそういう説明がありましたし、今の答弁でもそういう内容でございました。この公園内の協成川については、以前にも同じような被害があったと私は聞いております。この公園内の協成川は、約500メートルほどございまして、被害発生後何度かその現場に立ちましたけれども、あの川でのU字溝、この高さに再び遊歩道橋を架けるには無理があると思います。と言いますのは、先ほど申し上げましたように上流の水の量、それから公園から全体から流れてくるあの細いU字溝では、普通また繰り返すというのは、私があの程度の雨では明らかだというふうに考えます。今の答弁の中で同じような形でやるということですが、歩道橋は身障者の方も車いすで通ることも想定したものとすれば、橋を大幅に高くするとか、そういうことはできないと思いますので、今後の遊歩道橋としての利用と改良するような対策については考えがないのか。制度上、このことを繰り返しているから現状復旧しかできない。その辺は地方の都合で話し合いというのは全く不可能な状況なのか。そういう事がわかっていてまたやるのが復旧工事なのかという、その辺の制度上の融通と言いますか、そういうものは実際地方のこういう町で繰り返してまだやると言うのは、予算を本当に上手に使うやり方なのかなというように疑問を感ずるのです。それと先ほどの午前中の行政報告の中でありましたように、やっぱり河川というのは下ほど非常に水の量が多いと。これは懇談会でもそういう話がありまして、河川ですからそう少ない予算でできるわけではなくて、相当長い目でやらなければならない中で、また繰り返すのが当然のようにそのやるというのは、私は如何なものかと思うのですけどね。それと農業災害施設の先ほどの中で、5,332万円という協成川の補正費が出ましたよね。あれはこの公園の関係ではどれぐらいの費用になるのか、それもちょっと教えてください。

答弁 農林商工課長 山内啓伸(農林商工課長は2009年3月まで)

まず、最後の質問なのですけども、協成川に係る経費は現状では517万5,000円というふうに見ております。それと災害の考えなのですけども、これにつきましてはあくまでも災害ということで、通常時ではない雨、これによってやられたという認識に立っているものですから、あくまでも原形復旧が原則ということで、これにつきましては私も担当してはじめてなものですから、8月21日早速月曜日に支庁の担当者に来ていただきまして、その橋についても、例えば撤去できないかというような質問をしました。これについてはやはり回答としては、後日9月14日に再度詳細を打ち合わせのですけども、その中でもやっぱり現状復旧があくまでも災害ということで原則ということでございます。

質問 11番 佐藤静基

次に質問しますけども、現状復旧の話し合いの中で、もし、この部分は必要ないというような話になった場合、それは現状復旧だから全部やらないと予算やりませんということではないのでしょう。そこのところちょっと教えてください。

答弁 農林商工課長 山内啓伸(農林商工課長は2009年3月まで)

これにつきましては、例えば細い埋まっているケーブルですとか、そういうような図面に載ってないようなものについてはそういうこともあり得るのですけども、あくまでも査定官が来て見えるものについては、やはり現状復旧が原則というふうに聞いております。

質問 11番 佐藤静基

その後、復旧のあと、もし改修と言うか、はっきり言って私が聞きたいのは、撤去するといった場合は一応つくらないと撤去できないということ。そういう理屈でつくるわけですか。頭振らないでもう1回きてください。

答弁 農林商工課長 山内啓伸(農林商工課長は2009年3月まで)

あくまでも災害復旧ことで、復旧をされたところで出来上がるということですので、とりあえずと言いますか、造るというのが原則です。

質問 11番 佐藤静基

普通と言いますか、地域に住んでいる者の判断からすれば、普通の人が考えればそんなことってあるのというような私は気がしますけれども、これは同じ税金を使ってやる予算ですから、ぜひ地方の意見というものは、私は出して論議していただきたい。仕方ないで終われば私は変わらないと思いますので、今回の災害についての復旧については、ぜひ一つ将来災害が起きないような、しかも必要でないものは避けるような、できれば国の税金も町の払う税金も全部町民のお金ですから、その辺をよく話し合って、できるのであればそういうふうな形に努力していただきたいというふうに思います。次に、2)についてでありますが、協成川の東側の公園、今言った協成川の東側、正面のふれあい橋を中心としてこれも約500メートルございますが、その東側の遊歩道につきましては、主にちょっと木の名前忘れましたけれども、仮にエゾヤナギとヤチダマがかなり傷みの激しい姿で、これは非常に古い木ですけれどもあります。それと遊歩道沿いには、4本の石塔と言うのでしょうかね。白い石の中に童謡が書かれたものがございます。その公園の東側に面する場所、これもまた細長い500メートルですけれども、緩やかなカーブのある町道をカクレ沢線が通っております。その道路の件ですが、この道路には安全のための縁石がない、いわゆるその道路のこっち側と全く平らな状況であります。それから、そこには道路ですから、比較的協成地区の人が主ですから、交通量は多くないと思うのですが、酪農家が多い事情で非常に大型の車の出入りが多いと。そのため、人の飛び出し防止の安全柵も設置されていない。全くそういうものはないと。現状では、高さ1メートルから1メートル50センチ程度土手があって、その土手の上に橋があると。これが低いという意味なのですが、そういうことがあります。この程度では、とても子供たちが安心して自由に遊べる公園の状況とは私は考えておりません。従いまして、これを機会に現状の先ほど言いました3本の橋を撤去して、安全性と自然災害時の再発の対策として、公園は協成川の西側までということで、こういう考え方についてはどういうように考えておられますか、伺いたいと思います。

答弁 建設課長 竹村治実(建設課長は2009年3月まで)

ただいま、公園に関するカクレ沢線道路の安全施設の件につきまして質問がございました。これにつきましては、カクレ沢線につきましては、歩道が道路の東側に設置されております。人を歩道を守るために縁石というのを設けてございます。それともう一つ縁石と言うのは、勾配が急な道路の縦断勾配が急な場合につきまして、縁石を設置するというふうな道路の構造もございます。あそこの道路の東側につきましては、歩道のために縁石を設置しております。縦断勾配につきましては、それほど勾配がないものですから、道路の勾配に対する縁石の設置というのはしておりません。また、公園との高さの関係でございますけれども、これにつきましては車が飛び出して危険ということにつきましても一定の高さの基準というのがございます。それまでもいっていないということで、特に道路としての機能上、そのような縁石、もしくは柵というのは設置してないのが現状でございます。

答弁 助役 宮川伊三男

ただいまのご質問の中で、レクリエーション公園の機能を協成川の西側にとどめたらどうかというご意見がございました。このレクリエーション公園の整備に関わりましては、平成元年頃から続けてきたと思いますけれども、もっと前から昭和62、3年頃から続けてきたと思いますけれども、レクリエーション公園のあの野球場とか、それからソフトボール場とか、それから「サクラの丘」については、カントリーパークだったと思いますけども、補助事業を入れてございます。協成川沿いについては、水環境整備事業ということで整備をさせていただいた経緯がございまして、今佐藤議員がおっしゃられた協成川から東側はカクレ沢線道路側もその一環として整備をさせていただいておりますから、これを一体的に管理するということが必要なことだろうと思っております。ただ、今佐藤議員が心配されるその安全面ということにつきましては、冒頭町長からもご答弁を申し上げましたように、安全対策は非常に大切なことでございますので、そこら辺の補助事業に取り入れている関係上もございますので、今後、そこら辺等の調整を図りながら、ちょっと対策に時間をいただければと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

質問 11番 佐藤静基

ただいまの助役の答弁で検討するということですけれども、現状に何回か行かれたと思います。公園の総面積は21世紀の森を入れますと25ヘクタールになります。それで特に私が今回被害もそうですけれども、あそこを渡って、あの道路沿いに子供たちがいて、全くその事故が、安全性については全く無防備と言っていいぐらい。その他の各所の公園を見ましたけど、かなり安全性については柵があったり、相当木を植えて道路から離したような状況になっております。そこで一つには、一番手っ取り早いと言いますか、私はあれだけの公園の広さで遊歩道の利用だとか、町民の利用という目線で見ますと、遊歩道ですから迂回した方がいいのでしょうけれども、同じ橋をあそこに架けて、さらに万が一あそこで事故があった場合、1メートル50センチぐらいの土手ですから道路が高いわけですから、低いのならわかりますよ。高いところへちょっと子供が出たり、車が何らかのよそ見してひっくり返ったらこっちには何もないわけですから、私は柵をつくるとは言いませんし、柵をつくってまであそこをつくる必要ないと思っています。ぜひ、現状にもう一度立って見て、一つには公園の利用度という表現おかしいのですが、公園ですからいいのですけれども、必要性から考えまして今の財政状況、少ない面積ですから管理費はあまり変わっていくかもしれませんけれども、それから東側にある古木の状況、古い枝が腐って垂れ下がっているのです。立ち木を見たらヤナギあたりはほとんど中間まで腐れが入っていて、あそこはたまたま風防がいいから立っておりますけれども、こういう平地ではヤナギなんていうのは簡単に倒れてしまいますから、ああいう安全面での公園ということをぜひ一つ十分考えていただきまして、少なくともこれ先ほどお願いしたのですけれども、ふれあい橋をあそこにまた建てるということは一目瞭然です。あの上の水が来て、U字溝の中に吸収できるかといったら、僕は普通の人が考えても無理だと思います。それと、もしそれが不可能であれば、公園の東側の状況としてはふれあい橋の北側、ふれあい橋が大体中心にあるのです。それの北側というのは非常に幅が狭いのです。しかも、樹木を極めて少ない。測りますと大体10メートルぐらいしか公園の幅がないのです。もう一つの方法として、ふれあい橋から北側ぐらいは、私は閉鎖って言いますか、その辺も一つ幅を広げて検討していただきたいと。繰り返しますけど、あまりお金をかけて道路に柵をつくるというまでは、私はそれよりも川を渡らなければ一番安全だなと思って見てきましたので、この機会にぜひ一つ将来のことを考えて、お金が無駄にならないように、使用の状況から見てご判断をいただきたいというに考えます。それでは次の質問に移ります。次に、町営共同利用模範牧場の今後の運営についてお伺いいたします。昭和43年度から、預託育成事業が開始されてから38年が経過いたしました。最近の畜産農家を取り巻く状況の変化などもありまして、本年7月14日に所管事務調査の入った日ですが、この時点では乳牛の入牧頭数は計画より100頭減であります。今後の牧場運営についての考え方を伺います。1点目として、来年度以降、入牧予定数と事業収支、また赤字の場合の財源対策はどのように考えているのか、その見通しについて伺いたいと思います。2点目として、近隣町村の牧場でも入牧数の減少で経営も厳しい状況と予想されておりますけれども、ちょうど1年前にここで伺ったわけですけれども、広域化による効率的な牧場経営について、将来検討するという内容でありましたけれども、そのことについてどういうことなのか伺いたいと思います。3点目として、将来に向けて、本町の畜産農業と経営の共同牧場が安定した経営を持続するために、畜産農家と農協、行政などの機関で、現在の牧場経営のあり方や負担の方法などを見直し、今後の安定した牧場運営計画を立て直す必要があり、今がその時期と私は考えますが、この考え方について答弁をいただきたいと思います。

答弁 町長 深見定雄(町長は2007年3月まで)

ただいま、町営牧場の運営についてご質問いただきました。お答えいたします。1点目の来年度以降の入牧予定数と事業収支、財源対策についてのお尋ねですが、本年度につきましては、厳しい生乳需給環境に加え、昨年度の牧草の多収によりまして、議員ご指摘のとおり100頭減という厳しい状況となっております。来年度以降の入牧頭数及び収支について、変動要素も多く具体的には申し上げられませんが、牧場としても厳しい状況が続くと考えております。不足した財源については、社会資本整備基金「牧場分」を充当する考えでございます。2点目の牧場の広域化の検討についてのお尋ねですが、今年7月に、北見市、置戸町、本町牧場担当者とJA、ホクレン、普及センターにより、1市2町の5つの公共牧場を視察するなどの取り組みを進めておりますが、財源確保や各自治体の考え方もあり難しい状況にあります。今後も、担当者の連携を強めてまいりたいと考えておりますのでご理解願います。3点目の牧場の安定的な経営を目指す運営計画についてのお尋ねですが、通常年であれば一斉入牧での650頭の確保が経営収支の境界線と認識しており、本年度につきましては残念な結果となりましたが、昨年、一昨年と確保した実績がございます。預託者数については、本年度も含め45戸前後で安定的に推移しており、今後とも預託者や農協、酪農振興会と連携を取り、頭数確保に努力をしてまいりたいと考えておりますのでご理解願います。

質問 11番 佐藤静基

1)につきましては、平成17年度から一般会計予算となりました。参考までに平成16年度の収支を見ますと、収入が2,411万3,000円、支出は2,790万1,000円で、378万8,000円の赤字であります。ここでちょっとお伺いしたいのですが、あとの質問で答えてほしいのですが、平成17年度の収入、支出、その収支をお示しいただきたいと思います。今年度の場合、7月14日現在、実際100頭減少しますと、平成16年度の計算できますと、265万2,000円ぐらいの予定外の赤字になります。と言いますのは、1頭1日170円で、156日間としますと1頭当たり2万6,520円になりますので、その100倍ですからそういう数字になるという考え方であります。これを単純に平成16年度の赤字と合算しますと、平成18年度は644万円の赤字が出るというふうに計算上はなります。これでは一般会計の中で、これは特徴的な平成18年度の入牧減ならいいのですが、酪農状況がどういう具合になるかわかりませんけれども、決して揚々たる状況ではないというふうな数字も出ておりますので、現状の町の財政でこの赤字を負担し続けるのは重過ぎると考えております。そこで今資金を使ってなんとかやりたいということなのでしょうけれども、こういう状況の対応として生産者、それから大きくなったきたみらい、きたみらい農協には相当数の牛もおりますし、そういう中でどのように検討していくのか。私は酪農家の意向と言いますか、将来のそういう利用調査というのを私は取るべきだと思うのです。そうでないと具体的な将来の資産はできないというふうに考えますけれども、その辺についてご答弁をいただきたいと思います。

答弁 農林商工課長 山内啓伸(農林商工課長は2009年3月まで)

まず、平成17年度の収支でございますけども、実績でございますけども、収入につきましては2,207万4,000円、支出につきましては2,432万7,000円ということで、去年についてはマイナスの225万3,892円という形になってございますけども、平成17年度につきましては、単年度のトラクターの購入の170万円ですとか、あとこの年に限って消費税というが40万円ほどかかっておりますので、それを除きますとどうにか収支はとんとんだったのかなというふうに理解しております。それと平成16年度の収支なのですけども、これにつきましては先ほどからマイナスという形で言われていますけども、平成16年は比較的入りまして、私どもの決算でいきますと、もちろん草地更新の資金の返済を除きますけども、除いた中では一応166万円ほど黒字になっているということでございます。それと先ほど議員が試算されましたけども、平成18年度の収支につきましては、やはり100頭ほど減っているということで、私どももちょっと今の段階で試算はしてみましたけども、230万円ほど赤字になるのかなというような試算をしているところでございます。なお、きたみらい農協の関係の広域的な協議なのですけども、これにつきましてはなかなか行政が違うということで、公共牧場が実はきたみらい農協ということに限ると5つあるのですけども、なかなかそこの担当者でも回ってきましたけども、そういう効率的な運営というのは担当の中にはあるのですけども、どうしてもやっぱり行政の壁というのがございまして、なかなかということが考えられます。あと、計画的な利用のために意向確認というような話もございましたけども、これにつきましても、今年についてはかなりご承知のとおり搾乳制限ですとか、そういう問題がありましたけども、去年と比較して100頭減っていますけども、例えば町内の預託者でいったら40戸と変わっていないのです。1戸当たりの入れる頭数がいろいろそういう搾乳制限だとか、あるいは去年の2番が取れたということもあって、ちょっと控えられたというのがございましたので、今後、酪農情勢が落ち着いてきますと、おそらくこの40戸の一昨年同様ある程度入れていただけると。当初入牧で、650頭確保できれば大体70頭ぐらい増えますので、マックスで720頭ぐらいになると思いますけども、十分採算とれるのかなと。これは手の届く範囲なのかなというふうに認識しているところでございます。

質問 11番 佐藤静基

頭数が減ることによって、経費を落とすということもあるのですが、現状ではなかなかそれは単年度の対応でそうはいかないと思いますけれども、人件費だとか、その他の経費については、もう削減の余地としてはどうなのでしょうか。

答弁 農林商工課長 山内啓伸(農林商工課長は2009年3月まで)

現在、牧場技能員は臨時ということで5名常時働いていただいていますけども、これにつきましては受精業務があります。毎日受精業務がということで、必ずその際3人は必要ということもございます。ですから、牛が今年のように100頭減ったから、そしたら1人減らせるかといったらそういうことではないということですので、なかなかその人件費という面で減らす余地はないのかなというふうに認識しております。

質問 11番 佐藤静基

きたみらい農協のことなのですが、大変広域的に大きくなりました。牧場運営や新たな牧場の取り組みについて話し合った経過というのはあるのですか。

答弁 農林商工課長 山内啓伸(農林商工課長は2009年3月まで)

いわゆるきたみらい農協管内に先ほど5つ公共牧場があると言いましたけども、これで農協が絡んでいる施設というのはないわけです。従いまして、当然農協からその公共牧場について、行政と一緒になって話すという機会はありません。ただ、現在、実は農協さん主体で保育育成牧場というのをちょっと検討されているということで、その場所について公共牧場も一部活用した形という形で、今検討を進めています。そんな中で、今きたみらい農協とあとホクレンですとか、行政としては今北見が中心になって入ってもらっているのですけども、その中で担当レベルで打ち合わせをしているということもありますので、その中で何か出てくるかもしれないというふうに認識しています。

質問 11番 佐藤静基

今の新しい事業が出る可能性があるという今検討中ということですが、何かそのことを係の人から伺って農協に行きますと、当初の規模は1,300頭であった今年になって600頭になってしまったということで、ちょっと今その話が私は期待していたのですけれども、ぜひ先ほどから言っておりますように、農協から話はないとは言いながら農家の牛を扱うわけですから、ぜひその辺のやっぱり話し合いと言いますか、農家の方にもぜひ将来の計画というものを立てていただかないと、赤字になったら町で持つのだからという考え方は私はうまくないというふうに考えますので、今後についてもぜひきたみらい農協という大きな土俵の中で牧場を利用していただくと、そういうような考え方を持っていただきたいと。最後に、この件について付け加えますけれども、農協では毎年組勘取引から見た農家経済状況というものを出しております。これは年度計画に対するその結果と評価が示されておりますけど、その中で計画達成率というのがございます。今質疑しております酪農主体農家60戸を中心にやった数字が平成17年度分が出ているのですが、目標を達成したのは77%、46戸ということで、業種の中では、平成17年度については非常に酪農家が苦戦をしていると。そういう状況の中で、酪農家に私は会っていませんけれど、そういう状況の中で、さらに負担が増えるとかなんとかといったら、私は専業家はがんばるでしょうけれども、場合によったら頭数というものは非常に有利な方にというのは減るのか増えるのかは別としまして、変動要素が高いと思うのです。ぜひ、一つ酪農家のためと言いますか、町にとっては大事な産業ですので、酪農家も安定し共同牧場も安定するという意味から、ぜひ一つ酪農家への将来の見通しというものぜひ一つ集約していただきたいというふうに申し入れをしておきたいと思います。次に、移ります。次に、「民間委託」や「指定管理者制度」の活用などについて伺います。1として、「給食センター」の運営についてでありますが、民間委託などについても検討するという前回の答弁でありましたけれども、その後の経緯と考え方について、また今後の運営について伺いたいと思います。2として、「温泉保養センター」の運営についてでありますけれども、所管事務調査での説明では、徐々に収支は良くなっていくと。そういう見通しであると聞いておりますけれども、これも「指定管理者制度」への移行も検討するということであったので、どのような内容になっているのか。また、「民営化」等によって、事業内容も多様化できますし、温泉利用者などに対しまして、本町の地場産品の直売施設など設置して利用者へのサービスと利便性を図って、本町の特産品を町内外へアピールする地域振興に役立ててはどうかというふうに考えますが、この件についてのお考えを伺いたいと思います。

答弁 教育長 小野茂(教育長は2007年9月まで)

1点目でお尋ねいただきました「給食センターの運営」につきましては、私のほうからお答えさせていただきます。佐藤議員から昨年の第3回定例町議会で「給食センターに係る民間委託について」のご提言等をいただき、先進事例等も参考にしながら検討を重ねてきたところでございますが、現時点における基本的な考え方などについて、お答えさせていただきますのでご理解を賜りたいと存じます。議員もご承知のように、学校給食に要する経費を大まかに分けますと、その約半分は食材料費に充てられる保護者負担の学校給食費であり、あとの約半分が調理員等の人件費、施設設備・維持管理運営費等であり、その他にセンターを円滑に運営するためのセンター全般における管理運営業務に携わる職員の人件費でございます。ここで考えられる学校給食業務の民間委託につきましては、学校給食費を除く、公費負担分の業務に係わる検討であり、学校教育活動の一環としての役割を果たしながら保護者等にも理解され、円滑な実施が確保されることを前提に検討していかなければならないものと考えているところでございます。はじめに、センター全般の円滑な実施・運営に携わる職員配置に伴う人件費についてでございますが、その主な業務としましては、給食センター内の厨房機器類、ボイラー・消防設備、危険物の取扱い管理など、施設維持管理業務全般のほか、予算編成や予算経理事務全般、給食費の徴収事務、さらには幼稚園・保育園、各学校との連絡調整、栄養職員・調理員との連携、円滑なセンター運営のための運営委員会の統括など、その業務は多岐に亘り、調理業務を民間している市町村においても、この業務については民間委託にはなじまないものとして、除かれているのが実態であることをご理解願いたいと思います。また、給食センター運営費に占める職員人件費の高低等につきましては、配置される職員の年齢等との関係もございますので、町全体の職員配置体制等の関連になってこようかと考えております。次に、給食センター業務の民間委託についてでございますが、すでに平成15年度から給食配送業務と生ごみ廃棄業務につきましては民間委託を行っており、あと考えられる調理業務について検討してまいりましたが、現状における調理員の待遇は11ヵ月雇用の臨時職員として就労いただいていることもあり、待遇面では限界にあるものと考えられ、さらに雇用の場の確保という観点などからも慎重な対応が望まれるものと考えているところでございます。また、他市町村の事例等からも民間委託により、大切な栄養職員と調理員の意思の疎通がうまくいかない、さらに本町で行っている栄養職員と調理員による学校訪問の実施、給食の衛生管理等についても常に掌握できないことや安全な食材の確保、地場産の使用など多くの懸念される課題等がございます。このようなことから調理業務の民間委託につきましては、共同調理方式でもあり、また、調理員の雇用実態などからも民間委託によるメリット性等は現状ではあまり考えられず、それよりも児童生徒に「安全・安心、そしておいしく、楽しい学校給食」の提供を最優先に、当面は現状の体制でより一層、効率化などに目を向けながら円滑な運営に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。

答弁 町長 深見定雄(町長は2007年3月まで)

2点目の温泉保養センターに係る指定管理者制度の検討内容についてのお尋ねですが、すでに温泉施設を指定管理者に移行した近隣町を視察し、手法や効果などを含め調査をいたしました。近隣施設については、従前は公社により運営されており、指定管理者への移行により、特に人件費の面で大きな効果が見られております。また、温泉のほかに食事施設や宿泊施設、パークゴルフ場などが併設されており、民間の創意工夫による増収効果も見られました。本町においては、直営であり併設施設もないため、指定管理者への移行により劇的な効果は望めないと認識しておりますが、議員ご指摘のような特産品の売店設置などによる収益向上が期待されます。本年度から老人料金を大幅に値上げしたこともありまして、現在まで利用人数や収入にかなりの変動が見られることから一定期間の推移を見る必要があり、また、入湯税についても近隣市町とのバランスや将来の老人料金を踏まえ一本化するなど、指定管理者への移行に向け準備を進めてまいりたいと考えておりますのでご理解願いたいと思います。

質問 11番 佐藤静基

1点目についてでありますけれども、町の事業には採算を度外視してでもやらなければならない事業があると、これは私も十分承知しております。そこで具体的に言いますと、材料費と調理費その他の経費も4,000万円というのはわかります。これ例えば、責任があるから町の職員が携わってしっかり監督しなければならないという、そういうふうな説明でしたけれども、例えば、前回伺ったときには職員の給料として約1,000万円ぐらいかかるのだと。これで約7,000万円の総事業費というふうに伺っておりますけれども、これを例えば退職された方があたるとしたら、今言った管理責任というのは変わってくるのでしょうか。そういう考え方についてはいかがでしょうか。

答弁 教育長 小野茂(教育長は2007年9月まで)

ただいまの職員の配置の関係だと思いますが、やはり嘱託の例えば今ご提案ありました臨時職員、定年された方を臨時職員として採用すると。そういうようなことで実務的なその事務の処理はできるかと思いますけども、全体の給食センター管理につきましては、やはり何らかの体制的な対応をしていかなければいけないというふうに考えております。

質問 11番 佐藤静基

センターの開設以来26年が経過いたしました。未だかつて問題を起こしたことは聞いておりません。非常に、町民からも信頼をされる実績がございます。そのことも、ぜひ安全と実績を踏まえて26年間の経営の中で、ぜひ改めてその経費の削減に向けで生かせないのかというふうに考えますので、あらゆる方面から一つ再検討をいただきたいと思います。それから温泉センターについてありますけれども、指定管理者制度で管理しますと、利益を目的とした事業が可能であるというふうに伺ったのですが、そういった意味で私は1日200人からの風呂の利用者がいると。その57%、約100名以上の方が町外の人であると。たまたま所管事務調査で行ったときに、あそこに勤めておられる方に伺いますと、かなり北見から昼まですから年配の方が来るのでしょう。できれば、ここでちょっとした売店と言いますか、特産品のこと指したと思うのですが、そういうものがあると非常に便利だし、先ほど言いましたように、この町としても一つのそういう窓口ができるのではないかなと。現在、町の真ん中のエーコープに「もぎたて市」いうのがございます。たまたま自分たちの事業所ですから行くのですけれども、夕方になるとかなり売れ行きがいいようです。この間の懇談会でも、案として銀河線の中にそういうコーナーを設けるということがありましたけれども、あまりにも町の中心過ぎて町外から温泉に来て、ついでにあそこに寄っていくという場所ではと思うのです。ぜひ、一つあそこに訓子府の特産品、あるいはそういうものをあれするために温泉への協力姿勢と言いますか、利便性だとか、サービスも考えて、ぜひあそこにコーナーを置くようなシステムを考えていただきたいというふうに考えますけれども、それは時間がないからぜひ一つご検討をいただきたいと思います。最後になりますけれども、今町財政の健全化を目指して厳しい財源の中で節約し、経費の節減に努力中であります。その効果が、少しずつ着実に出ていると私は感じております。この削減努力は、町民の誰しも認めるところと私は思っております。しかし、一方で今回上げたような赤字確保でもやらなければならない重要な事業もありますけれども、町民と共に痛みを感じての厳しい削減努力を続けていることが、何ともその赤字の事業が継続している。そのことがやり切れない、虚しいのです。これだけ厳しくやるのだったら、節約するのであれば、まず赤字の事業を徹底的に見直すと。町長は、今の時代お役所的な発想だけでその自治体が良くなるかというとそればかりではないと。自治体もこれからは経営の時代だから、民間以上に厳しく施設の利用拡大に努めながらも、最大限赤字を出さないような経営努力をしていくということが大事だと言っておられました。ぜひ、この意味を平成19年度の事業と予算に具体的に反映されることを申し入れたいと思います。最後に、町長から何かを考えがあれば伺いたいと思います。

答弁 町長 深見定雄(町長は2007年3月まで)

大変前向きなご質問をいただき、またご意見をいただきありがとうございました。私も全く同じ発想でございますので、今までもただ単に町がやっているのだからというようなお役所的な発想ではなくて、やはりこれからの時代というのは真剣に民間的な発想を取り入れて、いかに効率的な行財政運営をしていくかということでやらなければ、この限られた予算の中で町民に対しての十分のサービス提供もできないと。口先だけでは、これはどうにもならないということですので、そういった意味からもやはり今ご指摘のような民間的な手法発想を十分に今後も取り入れて、そして、自治体も経営の時代なのだということを全職員がしっかり認識して、「株式会社訓子府」という思いで、これから経営にあたっていかなければならないと、そのようなことを今改めて認識させていただきました。がんばってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

質問 11番 佐藤静基

私の質問を終わります。

質問 11番 佐藤静基

議員としては提言権もあるというふうに伺っておりましたので、そのことについてのご意見を伺ったのは私の主であります。提言権であります。提言であります。

出典:訓子府町議会 平成18年第3回定例会 2006年9月20日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる