みんなの議会

小清水町議会 令和5年第3回定例会 2023年6月13日

にぎわいの継続に向けてについて

2023年6月13日、小清水町議会の一般質問で、氣田敏和議員が「にぎわいの継続に向けてについて」質問し、町長 久保弘志が答弁しました。

質問者
氣田敏和 議員
答弁者
町長 久保弘志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 4番 氣田敏和

4番。よろしくお願いします。さきに通告してありますにぎわいの継続に向けてについて、1点質問させていただきたいと思います。防災拠点型複合庁舎がオープンし半月余りが経過しておりますが、にぎわい広場やコインランドリーなどには町内外からたくさんの方が来られており、皆が集まる「ワタシノ」居場所として非常によいスタートだと感じております。このような中、市街地以外に住まわれている高齢者の中には、タクシーも混んでおり、なかなか自由に行くことができないとの声も聞こえております。継続したにぎわいの形成に向けて、高齢者も含めて町民が気軽に訪れることができる対策についてお伺いしたいのですが、よろしくお願いします。

答弁 町長 久保弘志

お答えいたします。防災拠点型複合庁舎「ワタシノ」は、5月28日のグランドオープン以降、スポーツジム、ランドリー、カフェに連日多くの皆様にお越しいただいており、共用空間でありますコミュニティスペースでは、中学生や高校生がテスト勉強をする様子や、友人と談笑されたり、グループ活動されたりと多くの皆さんが楽しんで御利用されているお姿を拝見しますと、施設整備の目的であります「にぎわいの創出」と人と人とのつながりによる、「コミュニティ再生」の第一歩を踏み出せたものと考えております。さて、このにぎわいを将来にわたって継続させるためには、御質問のとおり、移動に不便を感じておられる高齢者の皆さんをはじめ、より多くの方々に気軽に訪れてもらえる対策は重要であり、通院や日常生活の維持において喫緊の課題と認識をしております。そこで、地域交通の実態につきまして、多くの高齢者の皆さんが利用される町内におけるハイヤーの運行状況でございますが、運行主体であります網走ハイヤー様と定期的に意見交換を行っておりますが、昨年来からの乗務員不足はいまだ解消しておらず、現在、小清水町内における乗務員の方は常駐者が3名、網走市本社からの応援1名、合計4名での運行体制とお聞きをしてございます。この慢性的な乗務員不足に御対応いただくため、網走ハイヤー様には引き続き乗務員確保に御努力を頂き、町といたしましても、この対策に係る費用の助成を行うなど安定した運行の確保に努めております。また、令和3年度、4年度の2か年にわたりまして「乗合タクシー(mоbi)の実証実験」を行い、昨年度は運用範囲を拡大、利用料金を徴収する形で実証実験を行ったところ、約130名の御利用があり、うち60歳以上の方が65%を占めるという結果を得たところであります。御高齢の方が大半であったことからも、予約方法について、アプリ利用者が全体の2割以下となり、大半の利用が電話予約を選択され、アプリ予約に課題が残った一方で、電話による予約では利用する仮想停留所を伝えるのが難しかったとの御意見が多くあり、実装にはまだ多くの課題を残していることが把握できたところでございます。こうした取組を踏まえまして、小清水町内における地域公共交通の在り方につきましては、先ほど申し上げたハイヤーの運行状況、乗合タクシーの実証実験で見えた課題、これまで実施しております福祉タクシーの利用状況などを可視化・数値化するとともに、町民ニーズの把握などを行うこととして今年度、交通事業者や交通政策の専門家を構成員とする地域公共交通活性化協議会を設置した上で、小清水町地域交通計画の策定を進めていくこととしてございます。地域公共交通対策は、町内タクシーのみならず、網走市とを結ぶバス路線のほか、JR釧網線の維持など、本町のみでは解決することができない諸課題も多くございますが、まずは今年度中に小清水町民の皆様の交通に対する意識調査をはじめ、財政的な視点を考慮した持続可能な移動手段の在り方について、その対策を検討してまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。

質問 4番 氣田敏和

4番です。乗合タクシーの検証やタクシーの人員不足と、また福祉タクシーのチケットの問題等いろいろ問題があるとは思いますが、先ほど言っていましたアプリを使った場合は2割弱、小清水町としてもDX化をどんどん進めたいということで、そういう講習会をやって60歳以上の人にもアプリを使ってもらうようなことも考えていき、またデマンドバス等も考えていったらいいと思いますし、最近、都市部と地方小清水の格差が年々広がっている状況とは思います。地方小清水ならではのこの地方交通をいち早く、高齢者目線に立って対応を求めたいと思いますが、よろしくお願いします。

答弁 町長 久保弘志

やはりこの2年間やってきた実証実験の中では、アプリについては先ほど申し上げたとおり、2割弱であったと思います。いろんな形でふれあいスタンプがEZОCA・カード、ポイント制度になったりとまさにその過渡期であると、デジタルの関係ではです。こういうことから、そういう研修会等々を含めて秋以降にはやっていきましょうというようなことで今、役場庁舎内では議論を始めているところでございます。本当にその次のステップに移行するときまで様々な取組が必要なんだろうというふうには認識をしておりますが、実際、現状においてはなかなかやっぱり実証実験をやった上ではmоbiという形でやらせていただきましたが、これではなかなかニーズにはお応えできないんだろうなというふうな感触を得ているところでございます。いろいろデマンドバス等々のお話もありましたが、これにはやはり大きなお金が必要であります。近隣市町でも様々やられておりますが、数千万円の赤字の中で運行していると。そこの財源があるのかどうなのかということになってくると思いますし、やはり高齢者の方にいろいろ意見をお聞きしますと、最終的にはやっぱりタクシーなんですよね。ドア・ツー・ドアです。いろんなところで買物をしても重たいものを持って歩けないということです。私は、そこは玄関先から玄関先までというのがやはり究極の公共交通なんだろうというふうには認識をしておりますが、そこで財源的に耐えられるのかどうなのかということだと思います。今、1回乗ると300円という福祉タクシーをやらせていただきますが、それを年間48枚お配りをさせていただきますが、現実的にはちょっと今は数値的には押さえておりませんが、全部使い切る方ってそう割合的に現状としては多くはないという実態でございます。それは裏を返せば、小清水町は人と人とのつながりがまだあって、近所で乗り合って動かれているという、すごくすばらしいコミュニティーがまだ残っているんだというふうに思っています。そこのあるうちにやはり議員おっしゃったとおり、小清水町に合った交通体系をやっぱりつくらなきゃいけないと思いますので、冒頭に申し上げましたとおり、アンケートを取りつつ計画を策定し、小清水に合った地域公共交通を住民の皆さんとつくり上げていきたいというふうに考えてございますので、御理解いただきたいと思います。

出典:小清水町議会 令和5年第3回定例会 2023年6月13日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる