美深町議会 令和8年第2回定例会 2026年6月16日
チョウザメ産業の実績と継続の妥当性について
2026年6月16日、美深町議会の一般質問で、木下広悠議員が「チョウザメ産業の実績と継続の妥当性について」質問し、町長 草野孝治が答弁しました。
- 質問者
- 木下広悠 議員
- 答弁者
- 町長 草野孝治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 1番 木下広悠
それでは一般質問を行います。項目、商工・観光、件名、チョウザメ産業の実績と継続の妥当性について。美深町では1983年に三日月湖へチョウザメを放流して以来、40年以上にわたりチョウザメ事業を継続してきた。本町を象徴する取り組みの1つとして認知されている一方で、売上目標やキャビア生産量などについては、行政評価のチョウザメ振興事業における販売額等の目標との乖離も見受けられることから、事業の成果や今後の方向性について、町民に充分共有されているとは言い難い状況もあると考える。長年継続してきた事業であるからこそ、これまでの投資や成果を整理した上で、今後、どのような方向性で事業を継続していくのか、改めて町の考え方を伺う。1、チョウザメ事業振興計画を制定した平成30年度から現在までの人件費を含めた総事業費で、国や道の補助金を抜いた町の実質的な負担額は。2、チョウザメ事業による本町への効果について、これまでの定量的成果及び定性的成果をどのように認識しているか。また、観光、交流人口、地域ブランド化などへの波及効果をどのように検証しているか。3、売上達成率やキャビア生産量など、当初目標との乖離が長期間続いている現状について、町としてどのように分析しているか。また、今後、収益性や生産性の改善を見込んでいる場合、その根拠及び具体的な見通しは。4、チョウザメは本町のシンボルの1つとして定着しているが、観光・地域振興への活用に重点を置いた事業規模の縮小化について検討する考えはあるか。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 草野孝治
木下議員から項目1、商工・観光、チョウザメ産業の実績と継続の妥当性についてご質問をいただきました。ご答弁申し上げます。1点目のチョウザメ事業における本町の実質負担額についてでございますが、構想に基づき、新たに辺渓地区においてチョウザメ飼育研究施設の整備を開始した平成29年度から令和7年度までの総事業費につきましては、約13億2千万円でございます。ここから、そこから国や道の補助金・交付金約2億2千万円を差し引きますと、町の負担額は約11億円となります。さらに、本事業では起債、過疎債を活用してございまして、今年度の普通交付税措置により町の実質的な負担は軽減される見込みでございます。2点目のチョウザメ事業の成果及び波及効果の検証状況についてでございますが、定量的成果に関しましては、生産量や売上実績が計画数値とは乖離しているのは、施設規模がですね、計画と現状に格差があるためと認識してございます。定性的成果に関しましては、飼育技術の向上やキャビアの生産・販売、美深町=チョウザメという認識がですね、地域ブランドとして浸透しつつあると実感しております。この背景には、長年にわたる試行錯誤の末に確立された高度な飼育技術の向上がございます。この技術蓄積により、キャビアの安定的な生産・販売体制が整いつつあり、今や美深町を代表する特産品として広く認知されるに至りました。現状、養殖事業者や生鮮食品メーカー、高級ホテル、官公庁、富裕層の方々が主な対象となっております。チョウザメ自体、一般的に広く普及している魚ではなく、キャビアも非常に高価な商品ですので、販売先は限られているのが現実でございます。観光、交流人口の拡大、地域ブランド化などの波及効果につきましては、現在、町内飲食店でのチョウザメ料理の提供や、びふか温泉におけるチョウザメ堪能プラン、キャビア御膳、今の商品名称はキャビア御膳となっております。などで、観光客を中心に地域経済に少なからず好影響を与えているところでございます。また、雑誌やメディアでチョウザメの提供を知り、実際に来町されたり、温泉に宿泊される事例もあると伺っております。3点目のキャビア事業の目標未達要因の分析と今後の改善策および見通しについてでございますが、当初目標との乖離が長期間続いている現状についての分析でございますが、やはり養殖事業を本格的に産業化するにあたっては、それを実行していく幅広い知識と経験を持つ人材が重要であります。当初は水産系の知識を持ち、脈もある人材を中心に事業推進をスタートしましたが、その後、体制を見直しして、町職員を中心に少しずつ取り組んできたところでございます。現在は毎年キャビアを20キロ生産・販売することを目標としております。チョウザメの個体数を考慮すれば、50キロから100キロの生産・販売も可能ではありますが、それに様々な課題がございます。短期的には保冷・保管施設の不足や、キャビアを加工するスタッフの不足といった課題があり、数億円単位の設備投資などを克服しなければ次の段階には進めない状況にございます。また、50キロから100キロを生産した際の販売先、販売単価、販売方法などにも課題がございます。キャビアを取り巻く情勢も毎年変化しておりますので、多様な戦略を練り上げ、マーケティングしていくことが求められております。これらの課題が克服できれば、キャビア生産100キログラムで2,000万円から3,000万円の公社売上が見込めると試算しております。4点目のチョウザメ事業の規模見直しと活用方針についてでございます。事業規模の如何に関わらず、観光及び地域振興の観点からチョウザメを活用していくことは重要であり、今後も継続して取り組みを推進してまいります。ご質問のございました事業規模の縮小化につきましては、生産性や市場の動向から検討すべき時が来るかもしれないと認識しておりますが、現段階では現状の体制を維持して推進する考えでございます。以上、ご答弁といたします。
質問 1番 木下広悠
補助金を除いて町の負担額が約11億円というお話だったんですけれども、これ通告に書いておけばよかったかなと思うのですが、詳細な数値はわからなくて当然だと思うのですけれども、この平成30年度のチョウザメ振興事業計画を立てた頃から11億円の町の負担があるということで、こちらですけど、直接的にチョウザメ、例えばキャビアの販売量であったりとか、身の販売量、その辺から生まれた収益、この積み重ねで、この11億円の総投資額と比較してどれだけの差があるのかっていうのを、詳細な数値はわからないと思うのですけど、今すぐには。どれだけのざっくりとした情報を教えていただければなと思います。
答弁 町長 草野孝治
ざっくりというか、チョウザメの魚肉とキャビアの販売、販売ですか、販売ですね。
質問 1番 木下広悠
主にそこが収益の主要なものですよね。
答弁 町長 草野孝治
はいはい。昭和、失礼。平成30年度が約68万円、令和元年度が約174万円、令和2年度が約239万円、そして公社の販売ですね。令和3年度が510万円、令和4年度が645万円、令和5年度が657万円、令和6年度が550万円、令和7年度が780万円が公社の販売、販売となっています。魚肉とキャビアの。
質問 1番 木下広悠
えっと、今の数値を足してったら、まあ今までの収益で言うと、1億とかそこら辺行くか行かないかぐらいという認識でよろしいのですかね。だから、はるかにそのチョウザメ関連、直接収支でいうとですよ。そこで得た、回収できたお金と比較すると、もう総投資額が莫大なものになっているという認識でよろしいですかね、これは。
答弁 町長 草野孝治
チョウザメの試験研究施設で進めてございますので、当初、施設整備した時からですね、投資額を即回収というとあれですけれども、販売が上がるというふうには元々想定してございません。というのは、この大きさの水槽に何尾飼育すれば、飼育期間ですとか、飼育の給餌、餌の量等々を研究しながら進めてきた事業でございますので、その要するに前例がない飼育試験研究ということでスタートしていますので、いきなり数百万、数千万を売り上げすることは到底当初から計画にはなってございません。ようやくここに来てですね、栽培、栽培じゃなくて生産技術が確立され、これも2014年、北海道大学水産学部水産科学研究院と協定を結びながらですね、ご指導いただきながら、地元のスタッフが試行錯誤しながら、今の飼育技術に結びついて、キャビアの安定生産・販売体制がようやく確立されたという状況になっているということをまずはご理解いただければなというふうに思います。
質問 1番 木下広悠
もちろんね、そういうふうにすぐに利益が出るようなものではないというようなお話、理解いたしました。ただ、現状は投資額が11億円ということで、それを回収するだけの額は得られていないという事実はあるということですね。一方で、チョウザメの事業運営試算というのが平成30年度に策定されたチョウザメ振興事業計画ですか、そこでされてますよね。今、2026年ですが、2021年から2024年の事業運営試算ですかね。その段階で約7,000万円の利益が出ているという見込みだと思います。2030年には2億7,000万ですかね。そこら辺の運営試算があるというようなことですけれども、現状そこに到達するような見込みはあるとお考えですか。
答弁 町長 草野孝治
当時の、先ほどご答弁申し上げましたけれども、チョウザメ事業の振興計画、平成30年5月に策定したこのとおり、研究施設、養殖のための施設、水槽等が整備された場合の試算でございまして、現状でいくと約規模が3割程度しか現状確保できていないので、到底この試算のとおりにならないというような現状であるということでご理解いただければと思います。
質問 1番 木下広悠
色々事情はあると思いますけど、全くもってうまくいってないっていうような言い方をしてしまったら、引っかかるかもしれないですけど、それが現実なのかなと思います。2番目の定量的な成果という話でしたけれども、何か具体的に数値で示していただくものがなかったのか、答弁にはなかったのかなと思っております。施設規模との計画に格差があるということですよね。現状では定量的な成果を出せないというような認識です。飼育技術の向上、キャビア、そしてブランド化で美深町の一定の知名度向上に貢献してもらっているみたいな、定性的にはそういうような見方はできると思うのですけど、この定性的な見方に対しての定量的な数値データっていうのを知りたくて、何かこのブランド、チョウザメ関連で認知度が向上したというようなものを示す数値とかあったりしますかね。交流人口の数値、中々難しいと思いますけど、そのブランド化というのはどれだけこの町に恩恵をもたらしたのかっていうものが、何か少しでもあればお伺いできますかね。
答弁 町長 草野孝治
先ほどもご答弁申し上げましたけれども、地域ブランド化などの波及効果について、数値で中々示すことは難しいのかなと思います。細かくね、ご質問いただければ、例えば、お店で何店舗あって、どのぐらいの量を卸しているのか、細かく、それが何人のお客さんに提供したのかって、そういった部分をあらかじめご質問いただいて、調査でもしていれば答えられるかもしれませんけど、ブランド化はちょっと数値で表すことは難しいのかなとは思っているところでございます。いずれにしましてもですね、定量的な部分については計画時というか、その計画と現在の規模が明らかに100%、10割近く施設が整っていて、いくらなんだということを出せればいいんですけど、まだその3割しか施設ができていないというか、今は、現状は3割の施設で今の現状ですよ。その代わり、この10年間で技術、飼育の技術が向上して、キャビア、キャビア魚の安定的な生産、そしてキャビアの製造体制が確立されたと、今のこの3割の部分ではそういった状況だということと、広く美深といえばキャビアですねってよく言われるように認知されてきたということで、ご理解いただけるのかなと思います。
質問 1番 木下広悠
まあそうですね、実際に数値で示せるものがなかったとしても、ある程度、これチョウザメというものが美深町を語る上で出てくるっていうのは実感しておりますし、ある程度のブランド化に成功しているというのは私自身も納得するところでございます。ただ、一方で、今、こう数値で示していただいたもの、色々こうね、3割、現状、施設が整っておらず、当初計画と比べると全くもって話にならないような結果になっているというような状況で、何かこう、このチョウザメ事業を語る上で縮小傾向であったりとか、もしくは撤退とか、そういうような話が上がってこないのがすごく不自然で。まあ、おそらく町民の方々と行政の方々と色々話される機会とかあると思うのですけど、町民からすればですよ、先ほど同僚議員の答弁で、町長が町民を不安にさせないことが重要だというような話をされてましたけど、町民が美深町を見る上で不安要素ってなんとなくですけど、チョウザメ事業なのかなって思ってるのですよね。チョウザメどうなってるのかと。チョウザメってあれ、いつになったら結果が出るのだと。さっさと早期に撤退するべきじゃないのかというお話がありますけど、この議論する場になると、その話が一切出て、主観的ですけど、一切出てこないのが不思議で。何かそういうようなお話、充分この当初計画と今のこの実績を考えたら、撤退するとか縮小傾向に行くとか、そういうような話が出てもおかしくないと思うのですけど、町長自身、何かこう色々しがらみがあるのかわからないですけれど、もう少しそういった発想を持った上で、このチョウザメ事業と向き合った方がいいのかなと思うのですけど、非常に主観的なお話を述べさせていただきましたけど、そこについてどうですかね。町民に対して何かこの今の現状の数値でチョウザメ事業を継続していくような妥当性があるとお思いですか。町民に向けて発信してもらいたいなと思いますね。今この場で。
答弁 町長 草野孝治
町民に負担を、不安をという部分は、今年度の財政運営についての答弁でございまして、チョウザメについて町民に不安を与えるということはひと言も触れていないのかなと思いますけど、議員は、早くこれやめなさいっていうような質問で理解してよろしいのですか。そのように皆さん聞こえていると思うのですけど、違うのですか。どうするのだという、どうしたらいいかという質問ですか。
質問 1番 木下広悠
そうですね。情報を提供していただいて、その上で判断するって感じです。もしかしたら妥当だという、継続妥当だっていう判断になる可能性も全然あります。
答弁 町長 草野孝治
あの、そもそも現段階で施設が完成していないから、採算も追いついていないっていう状況をご理解いただけるかなと思うのですけれども、私、直接耳に、町長になる前は町でチョウザメ事業っていつまでやるんだっていうような声は何人かからお伺いしたことがございましたけれども、今は私の耳にはそういったことは入ってきてません。逆に町民歓迎のキャビアいつくれるんだと、期待してるんだと。頑張れよと。そういった声は耳にしますけれども、「やめれ」という声は直接私には入ってきません。議員の方に入ってきているのかもしれませんけれども、そういう状況だということでご理解いただければなと思いますけど、いずれにしてもですね、振興計画、途中で今ストップ、ストップしてるっていうか、施設整備のハードの部分はストップしてございます。けれども、魚のキャビアの候補はいますし、魚肉、キャビアともさらに生産できる体制の技術は整っていますが。最終的に今、冷凍保存庫、キャビアの冷凍保存庫が大体20キロのキャビアを生産するといっぱいになってしまうんです。さらにこれ50キロ、100キロとなると、さらに冷凍・冷蔵保存庫、さらに加工施設をですね、今の場所のSAF恩根内では多分厳しいので、新たな場所を模索して、新たにその100キロ、200キロに対応できる施設を整備しなきゃならないというような課題が、大きな課題がございます。それに合わせて、今、チョウザメの飼育員、また調理されている方を含めて6人、公社の職員と合わせて6人います。これはフルに今の5つの施設を回ってフル稼働して、土日もなく回ってますから、そのキャビアの生産、製造する、そのスタッフの確保もですね、併せてしていかなきゃならないのと、今の、何て言うんですかね、製品量でいけば、今の人数で対応できるんですけれども、これがさらに増えると、今度、今ある、高級ホテルですとか、リゾートの販売先をさらに増やしていかなきゃならない。その並行の仕事が出てくる。すごくそれが絡み合って、今、大変な時期なのですよ。それに合わせて、ご承知のとおり、当初計画であった仁宇布川発電所の放流水を利用するということが、発電所の改修工事が急に入ってきて、これが令和10年にならないと放流水がまた元に戻らないという、ちょっとイレギュラー的な課題も出てきて、多くの課題を今、どう対応していったらいいか。今、先ほど言いましたけど、町民に説明して理解をもらうという、その整理をしなきゃならない時期、まさに何と言ったらいいのですかね。先日お亡くなりになった堀北海道知事さんがおっしゃる時のアセスメントというのですかね、そういう部分でも、長い間培ってきた技術、これを今後どうやっていくか、回収されてないと言いましたけれども、規模も数億円投入して、さらにキャビアを数億円産業にしていくかどうか、それらも慎重に見極めていかなきゃならない時期に来てございます。そういった評価を今後、慎重にしていく時期に差し掛かっているのかなと思っています。これは中止して13億円をどうしてくれるんだ、そういった話にもなりかねませんし、その辺も含めてですね、これは前町長の肝煎りで始まったチョウザメの振興事業ですから、私もその意志をですね、受け継ぎながら、なんとかここまで生産技術、確立してきたということは、北大水産学部水産科学研究委員会からもお墨付きをいただいてございますので、それらとやはりチョウザメ産業というか、そちらの、何て言うんですかね、稼ぐチョウザメですか。そちらと技術と、また販売のノウハウ、様々な部分で大変なものがあるということで、慎重にこの問題を将来に向けてどうしていくかということを、今、立ち止まって考えているということでご理解いただければなと思います。はい、以上です。
質問 1番 木下広悠
町長、こういうね、チョウザメ撤退したらどうだというような、町長に就任する前に言われて、現状は言われてないというようなお話でしたけど、なんかもう気使っちゃわれてるのかなっていうような、もうね、正直そういうような印象を受けました。いや、多分この議員方、そのように撤退した方がいいんじゃないかっていうのを日々言われてるんじゃないのかなと思いますけどね。少なくとも僕だけ、僕みたいな者でも2桁ぐらいは聞いたことありますし、そのぐらいの町民がね、ある種、不信感を持っている事業だと思います。そこで町長にその耳に入らないというのは、ある種やっぱ何かこうね、腫れ物に触るというか、やっぱりこう手出せない、ここについて聞いたらいけないんだろうなという、こうね、パンドラの箱になっちゃってるような、そういうような事業なのかなっていうように思いますよ。この11億円、そうですね、今の答弁聞いてたら、もう縮小とか撤退とか、そういったことはもう考えられないんだろうなと思っていて、もうね、ここで食いつく必要もないのかなと思って。過去の一般質問とかの経験もありますし、意味ないかなとも思っておりますので、もうそこを突っ込むのは、できるだけやめようと思いますけど、言いたいのが11億円で投資したから、そこをどうするんだと言われるような話をされてましたけど、それやっぱり1番良くないような思考だと思ってて。やっぱ人間投資したら、これだけ投資したので、もうそこから撤退するっていう考え方ができないっていうね。正直、言い方悪いですけど、戦争時のね、何て言うんですか、第2次世界大戦の日本軍のね、そういうような発想というか、そういうことって多分、人間の心理としてあると思うんですよね。ただ、実際問題、そこでストップした方が長期的には損失が少ないとか、そういうようなお話もありますし、なんかすごくこう、良くない方向に行ってるなっていうようなことは述べさせてもらいますね。もうこれだけ投資した、人材も、そこに関しても、額に関しても投資してしまったので、もう縮小する方向にはいけないんだ、撤退するわけにはいかないんだというのは、かなり思考停止しているような印象を受けてしまいました。ただ、まあそのようにね、継続というものを前任の町長から引き継いでいくというようなお話だったので、まあもう、そこに関して言ったら覆ることはないのかなというように、もう半ば諦めの気持ちにはなっておりますけれども、今の答弁を聞いて町民が納得するかどうかはもう甚だ疑問ですね。はい、多分納得しないと思います。ほとんどの町民が。ちょっとほとんどって言っちゃったら語弊がありますけど、納得しない町民が多いと私は思っております。今の答弁で納得していただけると思っているのであれば、もうチョウザメのことに関して、町民がある一定の理解であったりとか、情報を知り得ていると思っているのか、思っていないのか、まだチョウザメ事業についての理解が進んでいないというような認識のもと、情報発信に努めていくような意思はあるのか、最後にお聞きしてもよろしいですかね。
答弁 町長 草野孝治
結局は何か中止しろというような質問に聞こえたんですけれどもね。
質問 1番 木下広悠
縮小した方がいいと思いますね。
答弁 町長 草野孝治
縮小っていう、ちょっと縮小。
質問 1番 木下広悠
鑑賞用とかね、チョウザメの鑑賞用だけに絞るとか。
答弁 町長 草野孝治
いずれにしましてもですね、あの、13億円かかったからやめれないとは言ってません。後々、13億円どうするんだっていう指摘を受けるんじゃないかと私は言ったもので、それがこだわってるわけではございません。今、先に申し上げたとおり、今、立ち止まって、色々な課題を整理する時期に来ているのではないかなというようなお話をしていますので、町民に説明するにしてもですね、しっかり整理していく必要があるのかなと思います。いずれにしましてもですね、仮に規模を縮小して継続する場合、チョウザメの魚肉やキャビアの提供に代わるチョウザメの、チョウザメの振興というか、観光、どのように新しい戦略を結びつけていくかということも、やはりセットで考えていく必要もあるのかなと思います。本当に放流水が停止している影響で、様々なトラブルも抱えておりまして、今後も想定外の事態が発生するかもしれません。それをこの間クリアして、今日ここまで来たというような歴史もございます。そういった中で、新しいキャビアの引き合い、そういった営業戦略も描き始めてきている部分もございますので、その辺をしっかりと慎重に精査してですね、今後のチョウザメ産業の振興についてどのような方向で結びつけていくか、安定した水の供給を確保する必要もございますし、今後の施設規模、先ほど言いましたけど、まだ3割しか完成していない。一旦立ち止まって、今は状況を見極めて、そういった中で慎重に整理しながら、また議会、町民とも相談していく必要があるのかなと思っているところでございます。
質問 1番 木下広悠
はい、お考え、理解いたしました。10年後、おそらく後悔することになると思います。そして、ただ、もう、進めていくというような話なので、なるべくうまくいくように議員方も色々こうね、指摘することになっていくと思いますし、僕自身も進めていくというような話だったので、なるべくこの事業がうまくいくような観点で何かこう、ご提言できればいいなと思っております。