新得町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月16日
町内事業者の人材確保対策および事業継続に向けた取り組みの進捗状況は
2025年12月16日、新得町議会の一般質問で、齊藤芳恵議員が「町内事業者の人材確保対策および事業継続に向けた取り組みの進捗状況は」について質問し、町長 湯浅真希が答弁しました。
- 質問者
- 齊藤芳恵 議員
- 答弁者
- 町長 湯浅真希
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 齊藤芳恵
それでは、私より通告に従いまして、1項目質問させていただきます。1.町内事業者の人材確保対策および事業継続に向けた取り組みの進捗状況は昨年12月に一般質問させていただいた、人材確保対策および事業継続に向けた取り組みについての進捗(しんちょく)状況についてお伺いいたします。人材確保の取り組みについては、産業課長より「特定地域づくり事業協同組合」創設の検討を行っているとの答弁があり、現在「わーくる十勝しんとく協同組合」という道東唯一の組合が5社の出資により本年8月に設立され、現在マルチワーカーとして働く職員を募集していると認識しております。協同組合のホームページも拝見しましたが、先進的でたいへんよい取り組みが実現したとうれしく思っております。そして、本町の事業者が10年、20年後も事業を継続し、雇用を守るための突き詰めた聞き取り調査の実施を要望いたしましたが、これにつきましては、10月に商工会より、問題や課題に対する検討の有効性を高めたいとのアンケート調査依頼が届きました。つきましては、2点お伺いいたします。1点目、「わーくる十勝しんとく協同組合」の職員の募集を含めた進捗(しんちょく)状況について。2点目、人件費や光熱費、食料品など、さまざまなものが値上りする現状において、アンケートを踏まえた上で、町内事業者が安心して事業の継続をしていける体制の構築、そしてどのような対策を考えているのか、町長の考えをお伺いいたします。
答弁 町長 湯浅真希
齊藤議員のご質問にお答えいたします。昨年12月に一般質問をいただいた、人材確保対策および事業継続に向けた取り組みの中でお答えいたしました特定地域づくり事業協同組合制度でありますが、今年度よりこの制度を活用し、本年8月に町内の5つの事業者により「わーくる十勝しんとく協同組合」が設立されました。10月には北海道から特定地域づくり事業協同組合として認定され、現在は新得町商工会内に事務所を置き、事務局職員1名を配置し、事業を開始しております。この制度は、国や町も一定程度の助成をし、農林水産業、商工業等の地域産業の担い手を確保することを目的とし、地域づくり人材を育成するとともに、地域社会の維持、地域経済の活性化を図るものであります。現在は、組合員の企業へ派遣するマルチワーカー2名を募集し、採用となれば、来年1月中旬頃から派遣予定となっております。本制度は、担い手不足、移住者の増加などに寄与する制度であり、本町の課題に対応するため、引き続き連携を取りながら進めてまいります。2点目にご質問の町内事業者が安心して事業の継続をしていける体制の構築ですが、事業継承および人材確保に関するアンケート調査を踏まえた上でとの齊藤議員からのご質問でありますが、このアンケートは10月20日締め切りで、集計が1月中と、商工会から伺っております。ですので、踏まえた上でというご回答にはならないんですけれども、私としては議員がおっしゃる、10年後、20年後も安心して事業の継続をしていける体制の構築というものは難しい問題であり、簡単なものではないというふうに考えております。このご質問をされるにあたってお調べになられているかと思うんですが、2021年、4年前になりますが、同じアンケートを商工会と町が行っております。当時、私自身も商売をしていた中で、将来の形が見えない中、たいへん難しい設問だったと記憶しております。商店街が元気だった頃は人口もあり、大量生産、大量消費、そういったような状態でした。今は全く違うと言っていいほど状況が変化しております。10年後、本町の人口は4,000人台。20年後は3,000人台になると予測されております。商店街はもちろん、事業の形は変化しなければ残れないと考えます。その変化はそれぞれの事業者の経営方針につながるものです。齊藤議員が考える、10年後、20年後も安心して事業継続ができる体制というものがどういうものなのかご提案いただけると、より深くよい議論になっていくかと思います。事業者の皆さまが変化に対応しなければならない中、行政がサポートできることの1つが、人材不足を補うきっかけになる「わーくる十勝しんとく協同組合」であると考えておりますので、引き続き、商工会や事業者のご意見を伺いながら、取り組みを進めてまいりたいと思います。以上です。[湯浅真希町長 降壇]
質問 齊藤芳恵
特定地域づくり事業協同組合制度につきましては、昨年おおいに期待していると発言した私としても、実現していただいたことに敬意を表するところであります。一方で、突き詰めた聞き取り調査においては、一般質問から約1年を経過しているにもかかわらず、アンケートの集計を来年1月に取りまとめる段階であり、それから調査結果を分析し、来年度予算に対応が間に合うものか、危惧するところであります。先ほど若杉議員の質問時もそうだったのですけれども、何事にもスピード感を持った対応というのは、必要ではないでしょうか。現在、商店企業、農畜産関係等で多くの雇用が維持されています。10年、20年後を見据え、商店、企業の存続、そして、雇用の維持は、税収も含めて、本町の重要課題であります。課題解決にスピード感を持って対処していただきたいと切に願いますが、あらためて調査結果の公表および対策について、具体的なタイムスケジュールがありましたら、再度答弁をお願いいたします。
答弁 町長 湯浅真希
かみ合うかどうかなんですけれども、来年度の予算に反映させるためのアンケートというよりは、齊藤議員のほうから10年、20年後の事業継続というお話しの中で、比較的長期的な施策のための対応ではなかったのかなというふうに、私自身は思っておりました。1年経過しているということですけれども、齊藤議員のほうで予算特別委員会のときにも、特別これに関してのご質問はなかったと記憶しておりますし、この間、担当のほうにもそういったご提案であったり確認というのはなかったのかなというふうに思いますが、齊藤議員の中でこのアンケートをどこでどういうふうに活用するという恐らくお考えがあるから、遅いというご指摘につながっているのかなというふうに思います。そういったところをもう少し具体的にお示しいただけると、タイムスケジュールも希望に沿ったものになるのではないのかなというふうに思っております。また、スピード感というところでは、確かにスピード感必要なんですけれども、今、申し上げましたように、議員の考えと、行政側の考えと少しずつそごができているのかなというふうに思いますので、ぜひ連携というものを取っていただければなというふうに考えております。雇用の部分ですけれども、人材確保と事業継承というテーマでご質問いただいておりましたので、それに沿った内容のアンケートを取っているというふうに認識しております。今、おっしゃいました商店や企業の存続と雇用の維持というものは、必ずしもイコールにはならないのではないのかなというふうに思うんです。人材不足と事業継承というところがテーマでしたので、企業の存続と雇用の維持というものは、私の中では別物なのかなというふうに思っております。具体的なタイムスケジュールということですけれども、先ほど申し上げましたように、1月中旬頃にはアンケートがまとまってくるのかなというふうに思っております。もちろん公表というところでは、個人情報、もし含まれるのであれば、そういったところは公表できませんが、全体的なものに関してはお知らせするということは可能であるというふうに考えております。以上です。
質問 齊藤芳恵
人材確保対策につきましては、調査の実態を踏まえた上で、既存の労働力確保対策補助金制度の早急な見直しなど、本気でスピード感を持った対応をお願いいたします。そして、民間での勤務経験と企業経営者、どちらも経験してこられた町長に、民間感覚での産業振興におおいに期待しております。最後に1点、町長にお伺いいたします。10年後の農畜産業を含め、新得町の産業振興のビジョンをお伺いいたします。
答弁 町長 湯浅真希
民間の役割と行政の役割というのが、10年議員やらせていただいて、それぞれあるんだなというふうに感じました。恐らく齊藤議員もその辺はよくお分かりかと思います。もちろん私としても今までの経験が生かせる部分があれば、しっかりと生かしていきたいというふうに思っております。10年後の農畜産業も含めた産業振興ビジョンというところなんですが、この全体的な一般質問を通して、どういうふうにお答えすればいいのか、悩んでいるところなんですけれども、私としてはやはり10年後を想像するというものは、今までとは全くスピード感が違いますので、時代の変化に対応していく、こういったことは必要であろうというふうに思っております。先ほども申し上げましたが、農協さんのほうで第9次農業振興計画、これを策定しているところでありますので、町としても農業のほうはそれと整合性を取って進めていきたいと思っております。産業に関しましては、今の課題が何なのかというところですよね。雇用というところ、人材不足を補う雇用のシェア、「わーくる」のような雇用のシェアの協同組合であるとか、そういったものであったり、やはりデジタルの支援というところ。それと、やはり黒字企業の事業の継承というところ、ここはやはり産業振興として本町は取り組んでいかなければならない、そういうふうに考えております。よろしいでしょうか。[齊藤芳恵議員 降壇]