小清水町議会 令和4年第3回定例会 2022年6月21日
営農資材の高騰対策について
2022年6月21日、小清水町議会の一般質問で、工藤孝一議員が「営農資材の高騰対策について」質問し、町長 久保弘志が答弁しました。
- 質問者
- 工藤孝一 議員
- 答弁者
- 町長 久保弘志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 6番 工藤孝一
3点目に、営農資材の高騰対策についてであります。ロシアによるウクライナ侵略は、国連が、第二次大戦以来最悪の食料危機と警告しています。農業資材の大半を輸入に依存する我が国の農業は、資材高騰の影響を強く受け、安定した農産物生産の危機に直面しており、農業者への緊急支援が必要と考えますが、御所見を伺います。よろしくお願いします。
答弁 町長 久保弘志
お答えいたします。本年5月31日に、JA全農が公表した本年秋に施肥する肥料の価格が、輸入尿素が94%上昇するなど、肥料全般において史上最高値となっており、多くの農業者の皆様が今後の営農に不安を抱えていらっしゃると思っております。これは、世界有数の肥料輸入国である中国の輸出規制やベラルーシへの経済制裁により物資が入ってこない状況であったところに、ロシアによるウクライナ侵攻が加わり、原油価格の高騰や迂回ルートによる輸送コストの増加、穀物市場への過剰な投資が増加したことにより誘発されたものと報道されております。このように、肥料輸出国の動向やロシアによるウクライナ侵攻の影響は、農業資材に限らず、エネルギー、輸入食料など、多岐にわたっております。御質問にあります農業資材の高騰が及ぼす影響は、本町に限定された問題ではなく、国全体の問題として、本来、国策として対応すべき事案であると認識をしておりますので、今後、町村会等を通じ、国に対策を訴えていきたいと考えております。なお、これら物価高騰の影響は、農業者に限らず、全ての町民の皆様に及んでいることから、この後、補正予算案で御提案する燃料高騰対策として交付されます臨時交付金事業によって全町民の皆様を対象に商品券の交付事業を計画しておりますので、農業者の皆様も含め、御活用いただきたいと考えてございます。
質問 6番 工藤孝一
6番。この輸入を前提とする町長もおっしゃられましたエネルギーの問題、食料の問題ということになろうかと思います。農業資材の面では、今説明がありましたが、78.5%の本年、令和4年6月1日からの値上げはそういう数字となっています。本町の農地平均耕作面積は、現在、33ヘクタールであります。10アール当たり肥料代は平均でおおよそトータルで1万5千円から2万円の、10アール当たり肥料代がかかっています。肥料価格は、前年比、ホクレンと国からの対策費を引いて78.5%の値上げとなります。そして、今回10アール当たり78.5%分は、イコール1万4千円前後の来季、令和4年度の肥料価格の上昇分としてこの数字であります。それに33ヘクタールを掛けますと、単純に掛けますと450万円、肥料代の増加となるわけです。併せて、酪農家の乳代の下落の問題があります。これは一昨年来のコロナ禍の需要低迷等によることが主な原因ではあります。そして、併せて、北海道は、プール乳価ということで、飲用乳と加工乳のプールであります。そういう意味で、飲用乳は消費が減ってきているということで、乳価への下落となる。そして、餌代の上昇で大変な、現在苦境に立たされております。そういった意味では、今後、本町の農家で最も危惧されるのは、親元就農を予定している現在農家が、そのことを断念すること、そのことが今後考えるべき重要な課題となると思います。こういった数字で、個人の努力でこれを乗り越えるにはあまりにも金額が大き過ぎます。町長もおっしゃいましたが、活性化期成会、オールオホーツクで団結して、この危機を乗り越えることを、再度強く要望して、答弁を求めます。
答弁 町長 久保弘志
昨年もそうでありましたが、干ばつ傾向で酪農家さんは非常に御苦労されている。経営的にも、やはりコロナ禍の影響もあって、国はこれは国策としてクラスター事業をやって、酪農振興をやってきたわけですから、それが一転して、余ってきたということであります。大変厳しい状況にあるということは認識をしております。その中で、やはり牛乳を消費していくという活動は、全国的な展開として、これはやらなきゃいけないというふうに考えてございます。肥料高騰等と営農資材の高騰についてはすごい影響は大きいと思っております。本町の基幹産業はあくまでも農業でありますので、そこの影響は多大であるというふうに思っております。ただ、農業だけではなくて、後ほど出てくるのかと思いますが、商工業、全ての業種だと思っています。そんな中で、町としてどこまでできるんだろうという部分はなかなか、先ほど33ヘクタールの農業者さんで影響は450万円、これ全部補填するなんてことは決して町にはできない話でございますので、ですので、当然これは国策の中で、農政の中でやるべきことだということを認識しているところでございます。この関係については、やはり農業者であればJAさん、商工業者であれば商工会さんという形になろうと思いますが、町ができる支援については、町が全くしないということではなく、そこはそれぞれの関係機関と協議をしながら、影響は甚大でありますので、協議はしていきたいと思いますけれども、それにも限界があるというふうに感じているところでございますので、先ほど議員からもありましたけれども、ここはやはり町村会のほうを通じながら、期成会を通じながら、しっかりその状況を国に訴えていくというのが一番であるというふうに思っていますので、そこについてはしっかり取り組んでいくよう努力していきたいと思いますので、御理解をいただきたいと存じます。