小清水町議会 令和2年第8回定例会 2020年12月15日
廃プラスチックの舗装資材化について
2020年12月15日、小清水町議会の一般質問で、工藤孝一議員が「廃プラスチックの舗装資材化について」質問し、町長 久保弘志が答弁しました。
- 質問者
- 工藤孝一 議員
- 答弁者
- 町長 久保弘志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 6番 工藤孝一
はい、6番。さきに通告してあります廃プラスチックの舗装資材化について質問いたします。本町の廃プラスチックの量は、農業用は今年で106トン、一般廃棄分で昨年35トンとなり、発電所・石灰工場などの燃料となっています。この焼却処分はCO2をはじめとする環境汚染物質を大量に排出するため、パリ協定及びSDGs(持続可能な開発目標)──それぞれ5年前に協定されましたが──この流れの中、国際的に避ける方向に向かっております。廃プラは燃やすだけでなく、リサイクルモデル事業として、近隣市町や寒地土木研究所と協働して、アスファルト舗装資材化に取り組むべきだと考えますが御所見を伺います。
答弁 町長 久保弘志
お答えいたします。御質問の廃プラスチックの資材化でございますが、廃プラスチックは容器包装リサイクル法などの法律に基づいて家庭や事業所から回収後、指定の事業者によりリサイクル処理が行われており、回収された廃プラスチックの約6割が燃料として利用されております。近年では、海洋汚染の一因としてプラスチック類による環境問題が注目され、国内でもプラスチック利用削減の一環として、レジ袋有料化が本年7月から開始されるなど取組がなされておりますが、本町においても、昨年3月に第3期地球温暖化対策実行計画を策定し、パリ協定に基づく環境対策に取り組んでいるところでありまして、廃プラスチックを含めた廃棄物のリサイクル、ごみの減量化は重要な問題であると認識をしております。御指摘の廃プラスチックの再利用につきましては、環境省も対策の検討を始めておりますし、企業や団体において様々な研究が進められておりますが、その評価はこれからであり、また、寒地土木研究所においても、これとは別に舗装リサイクル技術に関する研究を進めているようでございます。いずれにいたしましても、廃プラスチックの問題は、本町や近隣市町だけではなく全国的、あるいは世界的な課題でありますことから、本町としては今後の研究の進展と実用化に期待したいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
質問 6番 工藤孝一
はい、6番。本町でも、第3期実行計画を策定して進めているという御答弁だと思います。あわせて、国の各関係省庁の研究等についてもしっかりと注視していくということだと思いますが、この廃プラの問題では同じ議員さんからも、9月定例議会でも御質問がありました。この廃プラの舗装化については、世界的にはヨーロッパ、そしてインド、東南アジア、オーストラリアなどで広く廃プラを配合したアスファルトによる道路舗装の研究開発が既に始まっておりまして、理論的には25年前から日本の研究者が公表してきております。その中で、イギリスではアスファルト舗装の耐久性が増して、6倍長持ちするという研究結果もあります。あわせて、現在、国内で舗装化をしようと思うと、国土交通省の認可の問題があります。国土交通省に国会議員を通じて問い合わせたところ、その返答については道路管理者の責任でやれるが、廃プラ混合の資料もデータもない。そして、なおかつ安全性も確認できていないという、そういうことでありました。その一方で、今、町長のほうから言われたとおり、国のほうでは昨年5月31日にプラスチック資源循環戦略を政府が策定し、5年後の25年までにプラスチック品をリサイクル可能なものにすることを目指すということをしました。そして、今年7月にプラスチックごみを資源化する方針を固めたところであります。今、どこの自治体にとっても焼却中心から資源重視に変えていくチャンスだとも考えます。廃プラによる環境生物汚染の問題、今ほど地球規模で考えて本町のような小さな自治体でも、小さくても行動していくことが問われているときはないと思います。町長の再度の御答弁をお願いしたいと思います。
答弁 町長 久保弘志
お答えいたします。先ほども申し上げましたが、昨年3月に第3期地球温暖化対策実行計画に基づきまして、本町も取り組んでいるところでございます。国としても、強く推進をするということを言われておりますので、当然本町におきましてもその責任はあるというふうに認識をしております。プラスチックの舗装資材化については、なかなかやはり認可が下りていないという部分ではまだまだこれからかなというふうに考えてございますけれども、先ほども申し上げましたとおり、そのような推移を見ながら、町は町としてできることをしっかり、近隣市町と連携を図りながら進めていきたいというふうに考えてございますので、御理解いただきたいと存じます。