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清里町議会 令和元年第4回定例会 2019年9月17日

(1)道路支障木の整理について/(2)有害鳥獣対策について

2019年9月17日、清里町議会の一般質問で、岡本英明議員が「道路支障木の整理について」「有害鳥獣対策について」について質問し、町長 櫛引政明が答弁しました。

質問者
岡本英明 議員
答弁者
町長 櫛引政明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 岡本英明

岡本でございます。私からは2点、町長に御質問させていただきたいと思います。まず1点目、道路支障木の整理についてでございます。清里町の道路敷地内の支障木の整理について、昨年度より年 500 万程度の予算をつけて行われているとお聞きしていますが、今現在の進捗状況について計画どおり進んでいるのか、また今後の予定も含めてお伺いしたいと思います。もう1点、有害鳥獣対策についてでございます。今年清里町は春先の風害で、農作物の被害が広範囲でありました。援農などで役場職員の方にもお手伝いをいただき、感謝するところでございますが、風害を免れた地域でも鹿などによる食害が多く見られ、結局ビートの補植作業に多くの時間を費やすことになった農家さんも多くいます。鹿などにより農作物の被害は毎年 500 万円程度ありますが、ハンターの減少により資格の捕獲数も減っていると聞いております。今後捕獲数維持のため、ハンター減少の対策も大変大切ですが、囲い罠等の活用など新たな取り組みも必要になってくると思いますが、町長のお考えをお伺いいたします。この2点、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

只今、岡本議員よりいただきました、道路支障木の整理と有害鳥獣対策の2点についてお答えを申し上げたいと思います。まず1点目の質問の、道路の支障木の処理の今年度の進捗状況と、今後の予定についてでございます。近年は農村地域からの支障木処理の要望が多数寄せられておりまして、指定管理業務として行う通常の道路維持管理の作業。これは主に枝払いになっております。において、全てを処理することは困難でありますので、平成 30 年度より3年間の計画で、伐採にかかる費用を別途、予算化をいただき処理に当たっている現状にございます。実施の路線につきましては、要望のあった箇所を含めて現地調査を改めて実施をし、優先度を検討しながら選定をしているところでありまして、この3年間で 18 路線、19 ヶ所を計画対象としているところであります。また新たな要望があった場合につきましても、再度現地調査を行う中、優先度の高いものについては、この計画の中に新たに加えながら推進をしているという状況にあります。実績といたしましては平成 30 年度におきましては、4路線4ヶ所3千 440 メートルとなっております。御質問の今年度の状況でございますが、今年度の計画は6路線で7ヶ所、4千 270mを予定しておりまして、これについては既に事業が終了したところでございます。またその他に指定管理者が通常の道路維持管理作業として実施した箇所につきましては、平成 30 年度で 18 路線 20 ヶ所。今年度については 15 路線の 15 ヶ所となっております。最終年の令和2年には8路線の8ヶ所を計画しておりまして、指定管理者によります道路維持作業についてもこれと継続して行ってまいる所存でありますので、ご理解を賜りたいというふうに思います。次に、有害鳥獣対策についてでございます。御質問の有害鳥獣対策として囲い罠などの活用など、新たな取り組みの考え方については、ということでございまして、この有害鳥獣対策としては平成29 年度に策定をいたしました清里町鳥獣被害防止計画に基づきまして、対象鳥獣の捕獲及び侵入防止対策の事業を実施して来たところでございます。捕獲につきましては猟友会の会員の皆さんの中からご委嘱を申し上げました、有害鳥獣駆除従事者により銃器、鉄砲ですね。これと箱罠による捕獲と、これを実施されております。また、侵入防止対策としては平成 13 年度、14 年度に補助事業で鹿柵の整備を実施しておりまして、この侵入防止柵の設置により相当な侵入防止対策がその効果があったものというふうに理解しているところでありますが、年数の経過とともに柵の内側に侵入した鹿が増加していると、そういう状況になってきております。こうしたことから猟友会の皆さんにも銃器による駆除をお願いしているところでありますが、この銃器の場合は平地の開けた場所、それから日没後はですね、発砲することができないという、そうした制約があります。さらに箱罠につきましても、防風林沿いに畑が全面的に広がっておりますので、出入り口がなかなか特定できないということから設置箇所について、適当に置くわけにもいかないというようなことで、なかなか現実論として捕獲は思うように進んでいないと、そんなような状況下になっているんではないかと思っております。新たな取り組みとしての囲い罠などの活用による捕獲についての御提案でございますが、囲い罠を設置するにあたっては、ある程度の面積が必要となってまいりますし、また設置場所についても、その出入り口の通路といいますか、獣道を判定するのがなかなか難しい。そんなこともあります。さらには設置の時期が、やはり冬季間に限られてくるということもあるわけでありますので、これら除雪の関係、または捕獲後においてもですね、どういうふうにその捕獲した鹿を、処理をするかということなど、なかなか管理の面でも難しいものがありますので、やや慎重にならざるを得ないのかなというふうに思っております。こうした対策を含めてでありますが、やはり鹿の個体数を減少させると。そのために捕獲や駆除というのが一番良いわけでありまして、柵で入ってこないようにするのはいいんですけども、入ってきた鹿が中で被害を及ぼすということになってまいりますので、やはり捕獲、そして駆除ということが第1に考えられるのではないかなと思っております。そのためには、やはり猟友会、ハンターの皆さんによる捕獲駆除。これが中心になるかなと思いますが、御提案をいただきました囲い罠などについてもですね。関係の皆さんとも相談をしながら最も効率的で良い方法が、さらにまだあるかもしれませんので、それらを含めた中でいろいろ検討させていただきたいと、そのように考えておりますので、御理解を賜りたいというふうに思います。以上、申し上げまして、1回目の答弁とさせていただきます。

質問 1番 岡本英明

支障木の関係で先程答弁いただきましたけども、3年計画で進めているというお話でしたが、今後新たな要望等も出てくると思いますし、また当然ながら木々の成長というものもあります。支障箇所も大分増えてくると思いますが、今後状況に応じて計画の延長などを考えておられるのか。また道路や小学校等、施設内の樹木。道道・町道に限らないですけれども、そういった所の町内の街路樹なども、大分大きくなってきていると思います。電線等に触れている箇所も多く見られますし、この辺の対応なども今後必要になってくると思いますが、この2点についてお伺いしたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

支障木の関係でございますが、先程も申し上げましたように、30 年から3年計画で現在進めているということでありますが、やはり木は成長しますし、やはり自然的な部分で倒れてきたりと、色々事情が出てまいりますので、通常の中で出来る部分については、また今までと同様の対応をしていきたいなというふうに思っておりますが、どうしても緊急性が高い、そういう実例が出てきた場合においては単年度の予算の増額、また期間の延長も含めて対応が出来ればなというふうに思っております。全体の支障木だけじゃなく、さらに電柱との、道路だけじゃなしに、今ご指摘受けましたように、電柱のところにかぶさってくる場合もあります。基本的に電柱、それらの電話関係の線についてはそれぞれの北電なり、またNTTさんの方に町の方から、そういう物を発見した、また危険が予測される場合においては枝払いなり木の倒木なり、そういうものについて要請をしながら現在進めているところでありますので、引き続き注意深くそうした実例が出てこないように対処をしていきたいというふうに思っておりますし、また道路によっては民地の生け垣だとか、民地がその樹木というものも結構枝を張り出してきているという、そういう場所も中にはありますんで、これらについても、その都度それらの土地の所有者のまた樹木の所有者の方々にお話をさせていただき、できればそちらの方で切っていただきたいという要望をしておりますが、どうしてもそれができないという場合については、こちら通常の維持管理、または先程申し上げました3年間の事業の中で許可を取ってですね、やらせていただいているというような実例もありますんで、今後とも同じような対応をしていければなというふうに考えておりますので、一つ御理解をいただきたい。また道路関係についても、北海道建設管理部が道路の道道等の管理をいたしておりますから、それらについても、そういう必要の都度、危険が感じられる都度にですね、北海道の方に支障木等の処理について要請をしているところでもありますので、そういった面において御理解をいただきたいというふうに思います。以上であります。

質問 1番 岡本英明

今後とも対応の方をよろしくお願いしたいんですけども、私も農家ですので、山にカーブで上っていく畑だとか、見通しの悪い所で張り出している部分がよくあります。機械等も大型機械が増えてまいりまして、なかなかその見晴らしの悪い場合でかわすとなると、対向車が来たら交通事故の可能性とかもだいぶ増えてくると思いますので、優先順位、来年の予定もあると思いますけれども、そういったものを優先的にやっていただくような感じで進めていっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。続いて有害鳥獣、先程答弁いただいたんですけども、先程、町長もおっしゃっていましたが囲い罠はですね、鹿の餌が減少する冬季間で行うというふうになっておりますので、設置場所、また除雪、罠の管理など取り組みに当たっては難しい問題もございますが、将来的にですね、ハンターの減少が続きますと必然的に何らかの手当てが必要になってくると思います。畑に侵入させないための電牧等の設置も、当然必要かもしれませんけども、根本的な個体の削減をしていかなければ、ますます鹿は増えてくる一方だと思いますので、1つの手段として斜里にあります鹿肉加工業者さんなどの協力をいただきながら、囲い罠の設置なども今後検討していっていただきたいと思いますが、知床にありますエゾシカファームという民間企業さんがありますけども、そこの社長さんにもちょっと聞いたんですが、罠の設置、そしてそのかかった鹿の搬送等は無料で。罠の設置はちょっと有料なんですけども。その後の搬送等は無料で行っていただけるという話も聞いておりますので、そういったところと連携しながらですね、今後もし可能性があれば進めていっていただきたいと思いますので、この辺も町長のご答弁いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

道路の、まず支障木の関係でありますが、議員の方からありましたように、やはりカーブなどの見通しの悪い場所、特に町の方もですね、指定管理の中でそういう箇所を重点的にということをお話をしておりますし、また木の枝が張り出して、どうしても日陰になって冬場凍結が危ないという場所等もかなり出てきておりますので、そういう箇所を優先的に実施をしていくように、指定管理の方にもお願いをしております。また特に近年はですね、コンバインの刈り幅ものすごいデカくなってきているもんですから、どうしても取りつけ口の、出入り口がどうしても狭くなってきているというようなことも兼ねて出てきておりますので、それらについてもですね、注意をしながら優先度を高い部分として実施をしていくように担当の方にもしっかりと連携をとって行くように話をしていきたいというふうに思っております。次に有害鳥獣の駆除の関係であります。先程も申し上げましたように、やはり抜本的にということになれば鹿を捕獲し、または駆除をすると、こういう形が一番ベタなのかなというふうに思っておりまして、ただそれに従事する人方、今はどちらかというと猟友会の皆さん方、やはり鉄砲、銃器ですね。これに頼るというところがあるものですから、猟友会の皆さんにお願いをしているわけですが、平成 25 年ぐらいまでは、猟友会の会員さん 20 名以上いたんですが、ここにきて急激に減っております。今現在も 14 名になってきて、高齢化も一段と進んできているというような実状で、やはり毎年捕獲できる。または駆除できる頭数が年々減ってきているということがあります。そんな中から少しもですね、若い人方にと思っているんですが、なかなか思うように進んでいないというのも実態でございます。また先程、電牧等による侵入防止という部分もありますが、これも一番最初の段階では、鹿柵の国林側に設置する前には電牧柵を皆さん方に町の支援を入れながら、設置をしてもらったというのがあるんですが、どうしても電気の通る線のところに何かが触ると放電をしてしまって効果がなくなるということでありますから、下草刈りやなんかで大変な思いをされた結果、最終的に国有林と民有地の間に鹿侵入柵を設置したという経過があります。ただ個別の部分ではですね、やはりそういう部分も含めてやっぱり侵入防止柵もあわせて実施していくのは効果的なことかなというふうに思っているところでありますし、先ほど御提案をいただいた囲い罠の関係ですが、なかなか難しいところもございます。ただお話がありましたように、知床のエゾシカファームさんでは、囲い柵で捕獲した鹿を、あそこで飼育してジビエとして活用しているということもお聞きしておりますし、また先程のお話の中では捕獲した鹿を搬送してくれると、向こうが搬送してくれるということであれば、また色んな対応の仕方が変わってくるでしょうし、現実論として一歩近づいていけるのかなというふうに思っておりますので、これらの関係もう少し時間をいただきたいなというふうに思っております。鹿柵施設については、するとなれば、北海道の方も、鹿柵の侵入柵の追い込み柵についても補助支援策があるようでありますから、それらの部分をしっかりと踏まえた中で、今後の対応を考えていければというふうに思っておりますので御理解をいただきたいというふうに思います。

質問 1番 岡本英明

囲い罠ですか。私も別にこれに特化している訳ではないんですけども、他に代わり真新しい手だてがないということで、今の時代ですから 10 年も経てば、また何か新しい可能性も生まれてくるのかもしれませんが、何せこの被害の減少。そして鹿の駆除ですね。頭数を減らしていくというのは間違いなく必要なことだと思いますので、町をあげて何とか取り組んでいっていただきたいと思いますし、また先ほどもう1つの支障木の関係ですけども、これも将来的に渡ってずっと付きまとってくる問題だと思いますので、この辺もしっかり予算をつけて、今後とも対応していっていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

有害鳥獣の関係ですが、基本的に猟友会を中心としながら駆除、また捕獲を実施させていただいておりますが、自己防衛的なものとして、やはり忌避剤を使うなりまたは新しい技術、ドローンなどを使ってですね、何かやる方法があるのか。新たな技術対策というものも、これからどんどん出てこようかというふうに思っておりますので、そこら辺しっかりと我々も研究をしながら、少しでも被害防止のために役に役立つように皆さんとともに検討を加えていきたいというふうに考えております。また道路の支障木等の関係でありますが、当然、道路管理の側で交通事故防止対策。それから農作業の安全対策。これらと一体的なものであるというふうに理解をいたしております。そんな関係で少しでも、支障のないような交通道路関係の環境づくりのためにも、しっかりと取り組んでいきたいというふうに考えております。また先ほど申し上げましたように場合によってはですね、やはり期間を延長させていただくだとか、また新たな予算を継続的に予定をしていくだとか、いろんな方策が考えられるかと思いますので、これについても必要の都度、また議会とも十分に常任委員会とも検討させていただく中、対処してまいる考えでありますので、一つよろしくお願い申し上げたいと思います。以上を申し上げて答弁とさせて頂きます。

質問 1番 岡本英明

これからも色々この2点については予算をつけて、しっかりやっていっていただきたいと思いますし、被害が無くなれば手法は色々あって、何があっても構わないと思いますし、色んな点でこの2点今後も予算をつけてしっかりと取り組んでいっていただきたいと御要望いたしまして、ちょっと早いですけれども、私の一般質問といたしたいと思います。どうもありがとうございました。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

それぞれの対応と十分に対処ができますように、関係機関とも十分に連携をとりながら、また議会の中でも御議論をいただく中で予算措置の方も含めて進めてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解を賜りたいというふうに思います。

質問 1番 岡本英明

はい、わかりました。

出典:清里町議会 令和元年第4回定例会 2019年9月17日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる