みんなの議会

清里町議会 令和元年第6回定例会 2019年12月12日

(1)清里高校総合支援対策の評価及び今後の見直しについて/(2)障がい児の保育・福祉支援について

2019年12月12日、清里町議会の一般質問で、古谷一夫議員が「清里高校総合支援対策の評価及び今後の見直しについて」「障がい児の保育・福祉支援について」について質問し、教育長 岸本幸雄、町長 櫛引政明が答弁しました。

質問者
古谷一夫 議員
答弁者
教育長 岸本幸雄、町長 櫛引政明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 古谷一夫

それでは、先に通告したとおり、清里高校支援総合対策について、教育長に。障がい児の保育の福祉支援について町長に質問をさせていただきます。なお、質問要旨に沿い、答弁については簡潔にいただくようお願い申し上げます。まず始めに、「清里高校支援総合対策の評価及び今後の見直しの方向性」について、教育長に質問させていただきます。本事業については平成 16 年度から清里高校の2間口確保対策事業としてスタートして今日に至っていると押さえています。その間、平成 27 年度には入学者が 12 名まで減少し、高校の存続そのものが危機的状況となった中、平成 28 年度からの小清水高校生徒募集停止という学区内の高校再編の動向も踏まえ、地域キャンパス校として存続するための基準条件となる 20 名の入学者確保のための、緊急的対策として他の市町村に例を見ないほどの手厚い支援策を更に講じ、入学者の安定的な確保と高校の存続がなされているものと認識するものでございます。特に支援の内容については、入学支度金の補助や特色ある学校づくり支援、資格取得等補助、進路対策補助、大学等の入学資金貸付、国立大学入学者支援、高体連等出場経費補助、町外からの通学支援など、保護者の経済的負担の軽減を中心とした支援に加え、1年生の希望者全員のニュージーランド海外研修派遣など、先程述べたとおり極めて多彩で手厚い内容となっており、当然、町の財政的負担も重いものとなっていると捉えているところでございます。一方、北海道教育委員会ではその後、全道的な少子化や地域振興の観点も加味し、高校再編の基本方針を大幅に見直し、平成 30 年度からは「地域連携特別校」については1間口生徒数 10名が確保されれば存続できるとしたところです。こうした一連の当町の支援対策やオホーツク東学区の将来的な高校進学生徒数の推移、そして北海道教育委員会の高校再編に対する方針を客観的に勘案すると、平成 16 年度から取り組んできた支援総合対策については、高校存続という当初の目的の部分においては確実に達していると考えるところですが、まず、一点目として教育委員会としては、本事業の評価をどの様に現時点で捉えているのかお伺いします。二点目としては、評価に基づく支援内容の見直しの必要性をどの様に認識されているのか。特に、見直しを行うとすれば支援の基本的な考え方をどこに置かれるのか。合わせてお伺いするものでございます。三点目としては、現在は高校におけるニュージーランド派遣研修と交換留学生制度に特化されていますが、町が主体となるべき国際交流事業の位置づけや在り方と高校の国際理解教育の整理が必要とされていないか。以上3点について、教育委員会としての見解をお伺い致します。次に、「障がい児保育・福祉支援及び就労支援」について、町長に一般質問をさせていただきたいと存じます。現在、清里町においては平成 30 年3月に策定した「障がい者計画・障がい福祉計画」に基づき、障害者福祉行政を推進されていますが、「障がい福祉計画」は障害者総合支援法の「基本的人権を享受する個人としての尊厳」を基本理念にしており、また児童福祉法の改正により本町においては「障がい児福祉計画」を包含したものとなっていると認識するものです。こうした中、義務教育となる小学校や中学校においては、特別支援学級に教職員を補佐する支援員が配置されるなど、障がいのある児童生徒や特別の配慮を要する児童への支援が、一定程度、制度上も整われていると理解しています。現在、斜里地域子ども通園センターには9名の方が通所されていると伺っているところですが、身体的な障がいのみならず、自閉や発達障がいについても乳幼児期における早期の発見、早期療育の必要性、また家庭と福祉、教育の連携による「切れ目のない総合的な支援」、そして多くの不安を抱えている障がいのある子どもたちの保護者への支援が極めて大切になると考えるところございます。今、私の手元に清里町障がい児福祉計画があるわけですが、障がい児支援の体制整備として、「障がい児支援については、斜里郡3町により運営している、斜里地域子ども通園センターにおいて相談支援、児童発達支援を実施しています。また、保健師や児童相談所による発達にかかる相談により、子どもの発育に係る課題の早期発見の取り組みを行っています。今後も、地域における支援について、対象児とその家族への支援について充実を図ります。かなりあっさりした冊子でございますが、障害児支援についての計画についてわずかこの部分しか記載が現在の計画においてはされていない。特に子育て支援を重点施策として掲げている町の姿勢としてこういった現在のあり方が十分なものとして認識されているのか。さらに今後計画の変更が検討されていく新しい計画の策定が検討されていく時期がまいると思いますが、そういった中で今後の児童福祉計画というものをどのようにとらえていくのか。町長の見解をお伺いしていきたい。特に、まず、一点目としては「清里町における乳幼児期における障がいの早期発見・早期療育の現況」と「障がい児福祉に対する町長の認識」についてお伺いするものでございます。また、二点目としては「認定こども園」について今後、内部的な検討が既に開始されていると思いますが、子育て支援、児童福祉、幼児教育にかかる包括的な支援の仕組みに対する全体的な制度設計の中に、「障がい児福祉と保育」を明確に位置づけていくことが必要との認識に立たれるのか町長の考えをあわせてお伺いするものです。三点目としては、切れ目のない総合的な支援の観点から、義務教育に連動していく現況の保育所における障がいを持つ園児に対する保育体制が十分なものとなっているのかどうか。以上、3点について町長の見解をお伺いするものです。

答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)

私の方から1点目の清里高校総合支援対策の評価及び今後の見直しについてということで答弁をさせていただきます。はじめに、事業の評価をどうとらえているかということでございます。清里高校総合支援対策につきましては、議員おっしゃった通り、清里高校の2間口確保を目指して、平成 16 年に開始をいたしました。しかしながら平成 21 年度からは1間口となり、網走南ヶ丘高校をセンター校とした地域キャンパス校として存続することとなりました。その後、現在に至るまで各それぞれの状況に応じまして、支援内容を追加見直しを行ってきたところでございます。その間入学者数が 20 名を下回るということも2度ほどございましたけれども、平成 28年度小清水高校の募集停止にあわせまして小清水町からのスクールバスの運行。そしてその他、町外からの通学費補助を開始したことなどによりまして、生徒数が増加してまいりました。そして現在におきましては、1学年1間口で網走南ヶ丘高等学校を連携協力校とする地域連携特例校として生徒 100 名を超える規模の学校となったところでございます。以上のことなどから、清里高校総合支援対策事業につきましては地元の高校を存続させるという観点におきまして、一定の成果を上げたというふうに認識をしているところでございます。また、高校を取り巻く環境でございますけれども、これにつきましては平成 16 年から、また大きく変化をしてきております。中学校の卒業者については、人口減少同様に減少しているところでありますけれども、オホーツク東学区の募集定員につきましては来年度より網走南ヶ丘高校が1間口の減となります。また道立女満別高校と町立の東藻琴高校が統合いたしまして令和3年からは、町立高校として総合学科1間口ということが決まっております。さらに議員が既に言及されておりますように北海道教育委員会がこれからの高校づくりに関する指針の見直しを行いまして地域連携特例校につきましては地域における取り組みを勘案した上で、2年連続で 10 人未満とならなければ再編は留保しますということとなっております。これらのことを総合的に勘案いたしましても、清里高校総合支援対策事業の初期の目的は達成されたのではないかというふうに認識しているところであります。次に、2点目の支援内容の見直しの必要性と今後の支援のあり方に対する基本的な考え方でございますが、先にも答弁いたしましたとおり、これまでの事業につきましては一定の成果を認識し目的は達成されたというふうに考えているところでございます。また議員御指摘のとおり道内、他自治体には余り例のない手厚い支援となっております。今後も継続した支援を行っていくためには町財政の負担も鑑みながら抜本的な見直しを行っていく必要もあるというふうに考えているところでございます。見直しの際の基本的な考え方でございますが、これまでは高校存続間口対策というのを主の目的として支援を行ってきております。これからは高校で行われる教育活動の充実。特色ある魅力的な学校づくり。そして地域に根差した高校づくりといった主眼を置いた支援を行っていくべきというふうに考えております。清里高校におきましては、生徒の皆さんこれまでも神社の祭典での神輿かつぎ、じゃがいも踊りの龍の行進、そして町内各行事における吹奏楽部の演奏、ボランティアの花の駅長さん、交通安全街頭啓発、町の農産物を活用しましたレシピ開発。こういったいろいろな場面で町を盛り上げていただいておりまして、その活躍は町民の皆さんも十分認識をされていることというふうに思っております。そのような清里高校をさらに魅力のある学校となるように町民の皆さんの理解を得ながら、新たな支援を行ってきたいというふうに思っております。次に3点目の国際交流事業の位置づけと高校の国際理解教育の整理の必要性ということでございますけれども、町では昭和 62 年から外国人英語講師を招聘しまして、当初より小中高校に派遣し、英語教育・国際理解教育を推進してきております。そしてこのことがきっかけとなりましてニュージーランドモトエカ町と自治体間交流が始まり、平成2年より選抜されました小中高校生によります、ニュージーランドに派遣する事業というのが始まっておりました。あわせて一般町民のニュージーランド研修も行ってきて開始したところでございます。その後平成4年からはモトエカ町からも訪問団が来町するようになりまして、清里町とモトエカ町の姉妹町提携、清里高校とモトエカ高校による交換留学事業、姉妹校提携、そして現在は高校生海外派遣研修事業を実施しているところでございます。一般のニュージーランド研修では現在、花と緑のまちづくりを学びまして清里のまちづくりに生かされているというところでございます。また交換留学生が留学生として高校時代に清里に来ていた生徒が外国人英語講師助手として清里町に帰ってくる例も多くありまして、現在も清里高校に留学されていたオピさんが、外国人英語指導助手として町内の学校で活躍をされております。このようにニュージーランドモトエカ町との交流は国際交流と国際理解教育、これを合わせた中で実施をしていきたいというのが実情でありまして、その背景には事業の対象者が当時、町民であったということがあるというふうにも思います。しかし近年、清里高校の入学者、町外の方々も多くなっているというのが実態でございます。今年におきましては半数を超える状況と言うことでございます。清里町とモトエカ町の自治体間交流という視点に立った場合、事業の対象のみならず、その意義や目的に若干齟齬が生じてきているということも認識をしているところでございます。したがいまして、この生徒を対象とした海外研修事業につきましては、その対象者やその目的を再度明確にした上で事業のあり方について検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。以上、私からの1回目の答弁とさせていただきます。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

それでは私の方より、古谷議員2点目の質問事項であります、障がい児の保育福祉支援についての質問にお答えを申し上げたいと思います。1点目の乳幼児期における障害の早期発見・早期療育の現状と障害児福祉に対する町長の認識についての御質問でございます。まず障がい児の早期発見・早期療育についてでございますが、障がい児が障害を克服し、自立に向かって成長するに当たりましては早期発見・早期療育の円滑なる移行は極めて重要な要素と私は考えている次第であります。またこれらの疑いのある乳幼児を早期に発見し、相談や専門機関に結びつけるために保健師が新生児自宅を訪れる新生児訪問事業。そして2ヶ月に1度子育て支援センターで発育状況を確認する、すくすく健康相談事業。3歳児までに定期的に実施をいたしております乳幼児健診。その他、さまざまな機会を通し、医師、保健師、栄養士、保育士などの資格専門職員が乳幼児の発達を数カ月間隔で確認をいたしておりますし、保護者からの相談により情報の提供、そして助言を行ってきている状況にございます。特に家庭では、我が子の障害や発達の遅れを認めたくないと、そういう思いもありまして、早期発見、早期療育に繋げていくためには専門家に客観的に判断をしてもらい、適切な助言や指導を仰ぐと共に行政としても必要な支援や対応を講じているところでもございます。また、これらの事業などを通じながら少しでも発達に不安が見られる場合については、3町で運営をいたしております、斜里地域子ども通園センターでの支援や北見児童相談所の巡回相談への申し込みなどを行いながら、早期発見、早期療育への円滑な移行に向けて取り組んでいるところでもございます。また障がい児の親の会であります、にじ色の会に対しましても保健師などによる相談事業をあわせて実施させていただいております。また加えて、保育や教育の場における配慮が必要なお子さんへの対応に当たりましては保育所における臨時保育士の加配、さらには小学校・中学校の教育現場における教員を補佐する支援員の配置も行っているところでございます。障がい児福祉に対します認識でございますが、障がい児もそうでない子どもたちも社会人となり、一個人として自らの生活を自ら選択し、築いていかなければなりません。そのためには障がい児福祉の必要性と、そして障がい児の早期発見・早期支援の必要性は極めて高いものと認識をするところでございます。次に御質問の2点目の、認定こども園の制度設計にかかる障がい児保育と福祉の位置づけの関係でございます。子供さんの乳幼児期は、保育所、幼稚園、学校における学習や集団生活などの対人関係などにより、社会性の育ちを習得し、その後の自立や社会参加の基盤を形成する重要な時期でもございます。御質問のそうした時期における認定こども園の制度設計の中に障がい児保育と福祉、これを位置づけることへの考え方ではありますが、認定こども園も設置開設につきましては町内の学校法人と幼保一元化により、認定こども園の取り組みの必要性などについての協議を進めてきたところでありますが、諸般の事情により、今一時中断をしているという状況にあります。幼保一元化による認定こども園の必要性については、ともに認識を共有させていただいているところでありますが、そうしたことから具体的な運営の制度設計までには至っていないのが現状でございます。しかし、今年に入りまして改めて学校法人の理事長、園長さんとお会いいたしまして、幼保一元化に対する認識を再確認させていただき、認定こども園の設置に向けた具体的な考え方を今後整理していくことで意見が一致しているところでございます。御質問の認定こども園での障がい児保育と福祉、これの基本的な位置付けと障がい児保育やまた病児保育、病後児保育などにつきましても実態としての可能性を含めながら全体的な運営方針、方向性を十分に検討させていただきたいと、そのように思っている次第であります。次に3点目の、就学前の障がい児保育や支援相談体制のあり方についてお答えを申し上げます。一般的に1歳6ヶ月から2歳・3歳児に伴う乳幼児の検診事業や、月齢に応じた発達を確認する3歳児検診の発達相談事業等により、発達障害のある子供や、そのリスク児を発見した場合における保育支援につきましては、保護者と子供の双方に専門的な関わりが必要となってまいりますので、保健師による家庭訪問、そして子育て支援センターのすくすく健康相談事業等や、または斜里地区子ども支援センターの通園センターでの支援、さらには保育所における保育士の加配などにより、現在は対応している状況であります。なお、こうした障がい児及び保護者への相談支援経過につきましては、教育委員会を通じながら、小学校にも引き続き連携を図っている状況にあります。義務教育機関での切れ目のない総合的な支援についてでありますが、現在は小学校・中学校において学校ごとに教育相談員、また特別支援相談員などにより、個別的に相談支援を行っておりまして、必要が生じた時点で関係機関との連携を図って相談をしている状況にもありますし、清里高校においても同様の対応となっているというふうにお聞きをいたしております。このようにそれぞれの段階で必要に応じ連携を図っているところでありますが、障がい児への支援が切れ目なく、より充実したものになるように医療・福祉・教育などの全ての分野において、一貫した支援体制の構築が求められておりますので、専門員の配置を含めこれらの支援体制のあり方について関係方面とも十分に協議をしてまいりますので御理解をいただきたいと存じます。以上申し上げまして、1回目の答弁とさせていただきます。

再質問 2番 古谷一夫

1点目の高校支援の関係について教育長に再質問させていただきたいと存じます。今後の支援のあり方に対する基本的な考え方について再度お伺いするものでございます。高等学校については基本的には道立高校としての本来あるべき、北海道及び北海道教育委員会が担うべき役割と責任。そして町立高校としてスタートした歴史的な経緯や地域の学校として清里町と地域全体で担うべき役割責任。そしてあわせて生徒を持つ保護者自身が担うべき役割と責任。そういったものが相互に作用して持続的な形で地域の中でしっかりと高校が存続していくことが極めて望ましいというふうに考えるものです。先ほど見直しの方向性の中で教育長から今後については特色ある教育活動への支援。さらには地域に根ざした教育活動。こういったものにしっかりとした重点を置きながら支援を持続的に行っていきたい。そういった見直しが1つの柱になるというご答弁をいただいたわけですが、ある意味では今までの部分、緊急性ということもあり、保護者の方々の経済的な負担軽減という、そういった側面が非常に色濃かったと受けとめている町民の方も多くいるわけであり、ただ今質問したとおり特色ある教育活動、教育の中身。そういったものに。それと地域との連携、そういったものに軸足を置く方向性として高校の支援のあり方を基本的な見直しの軸としていく。このような考え方に立たれる。そのように理解してよろしいかどうか再度教育長の答弁を求めたいと思います。

答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)

ただ今の再質問の答弁でございます。これまで議員御指摘のとおり、町からの支援、多くは保護者の皆様に対する金銭的な負担軽減というのが主であったというふうに認識をしております。今後につきましてもその考え方は残しつつも、これからは先ほどの答弁にもありました通り、生徒自身の教育活動を学校での教育に対する取り組みの内容、色んなことをこの事業を通じて高校でも取り組みをしていただいております。そういったところを実態的に町としても支援をしていきたい。そして魅力のある学校づくりという展開をすることを支援して、そのことによって生徒も確保していく。そういったところに軸足を置いた支援というところを今後は進めていきたいというふうに認識をしているところでございます。以上でございます。

再質問 2番 古谷一夫

今、教育長から答弁あった通り、特に教育委員会で言えば、教育委員さんが昨年から今年にかけて大幅に変わっているというのもあって、ぜひ今言った論点を整理しながら、あるべき高等学校の支援。地域にきちっと存続していくという形の持続性も含めながら議論を深めて提示いただきたい、このように考えます。あわせて平成 24 年度から従来の中高校生の海外派遣研修事業を希望する清里高校の1年生全員を対象とした事業にシフトをしていった。このことによって進学志望の強い動機づけになってきたのは事実ではないかというふうに捉えております。教育的観点からの評価、こういった側面もあるわけですが、一方先ほど教育長から答弁あったとおり、町としての国際交流の今後のあり方と高等学校における国際理解教育をどのようにミキシングして、しっかり両立させていくかという観点もやはり必要なってくる。若干触れていいかどうか分からない部分ですが、今年度実施された全国学力学習状況調査の結果、中学生の英語の勉強が好きだと答えた中学生、回答が28.9%と 30%割り、全道平均や全国平均を 25%以上下回っている現実。ALTを入れながら長年やってきた海外国際交流、国際理解。その全国学力学習状況調査だけで判断する必要は全くないんですけれども、やはり総体的に今後の国際理解教育と国際交流、町として教育委員会として学校現場でどのようにもう1回再構築していくのかっていうことについてはしっかりと検討する必要性があるように感じますが、その点について教育長はどのような見解を持っているかお伺いするものです。

答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)

ただ今の町の国際交流事業、そして国際理解教育。そういった部分の支援事業と、また中学生等、小中学生含めた英語教育という部分だというふうに思いますけれども、本町におきまして先ほど議員、ご指摘がございました学力状況調査の結果ということで、そういった数字も出ているのは事実ございます。ただ、結果の点数的な部分、数字的な部分で申し上げますと、本町今年から英語がその調査対象となったわけでございますけれども、その内容につきましては、英語に関して申し上げれば、全国平均並みというところで推移をしているところでございます。ただ、将来的に子供たちが今後必要となってくるそういった英語の力というのは当然身につけていかなければならないというふうに思っておりますし、その基礎となるのはやはり小さい頃からの英語に慣れ親しんで、英語が好きだという子供たちを増やしていく必要があるというふうに思っておりますので、そういったところも今後は力を入れていく必要があるというふうに思っておりますので、そういった事業の展開。さらには高校支援の中できちっと整理をしながら子供たちのそういった英語教育、国際理解教育もこれまで以上に推進していきたいというふうに考えていることでございます。

再質問 2番 古谷一夫

ぜひ高校の存続、継続的な支援を前提としながらあるべき姿というのを教育委員会の中でしっかり議論して提示いただきたいと思います。教育長に最後の質問なんですけども、今見直しの方向性や基本的な考え方について御答弁いただいた訳ですが、今後の見直し検討のスケジュールをどのように教育委員会として捉えられているのかご答弁願いたいと思います。

答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)

今後の見直しのスケジュールでございますけれども、これまでもその都度この論議が継続的にさせていただいてきたという経緯はございます。ただ最近、先ほど議員御指摘のとおり、教育委員さんもちょっと入れ替わりが多かったということもございますので、すでに今本年秋頃から、その委員会の中では、この事業に対するレクチャー含めまして議論はしてきているところでございますけれども、改めてそういった教育委員会での議論。それから教育委員並びに中高の校長先生で組織しております、高校支援連携会議の中で既に議論始めておりますし、今後も内容深めていって、その結果を踏まえて、また先ほどの町長の行政報告にもございました、総合教育会議の中でも町長とも若干議論もしております。そういったところを踏まえてこれから町、そして議会にも意見を伺いながら時期といたしましては令和3年度の高校での高校生募集の始まる時期、令和3年度となりますと来年の春すぎには始まるということでございますので、そこまでの間にはこの見直しの作業を完了しまして、新しい支援内容というのをPRしていきたいというふうに考えているところでございます。

再質問 2番 古谷一夫

それでは2点目の障がい児の保育福祉の関係について町長に再質問をさせていただきたいと存じます。障害を持つ子供たちや保護者にとって、町の施策としてやはり支援の一番の入り口になるのは、障がい児福祉計画であったり、策定作業中でしょうけれども、先ほどの前段の質問でも申し上げましたとおり、子育てのための子ども子育て支援事業計画というものが大きな柱になってくるのではないか。そして就学前の子供たちを持つ保護者の皆さんにとっては、やはり専門的な機関として斜里地域子ども通園センターというのが非常に子供たちにとっても親にとっても支えになっているのが現実ではないかというふうに感じております。そういった中で、近年斜里郡3町合わせますと 40 名ないし 50 名の子供たち、そして今言ったように自閉ですとか軽度の発達障害を持つですとか、発達障害にも色んな種類があるわけですが、そういった子どもたちというのは特別な子供達ではなくして、当然厚労省の統計調査等を見てみますと、潜在的なものを含めて7人もしくは8人に1人、障害者手帳を持ったりとか療育手帳を持たないにしても、それが今現実的な実態になっている。それは都市部であろうが郡部であろうが同じ。そういった中において非常にまず1点目としては、先ほどしっかりとそういったものに位置付けながらやっていきたいという形の中で、やはりどちらかというと当町、良い悪いは別として現物給付や現金給付の中で子育て支援しっかりやってきたというところは、事実として成果が上がっていると思いますけれども、もう1つはやっぱり環境整備、条件整備というのが欠かせない今後の児童保育・児童福祉のあり方の中で柱となるべきものというふうに認識をしております。そういった中で特に斜里にあります、斜里地区子ども通園センターの運営体制のあり方について当町年間で約 400 万、今年度の予算 407 万5千円という形の中で、お子さんや保護者に対する相談業務や支援業務、様々な部分において、さらには3町における保育士さんや保健師さん、学校関係者との連携、児相、療育園との調整、非常に先日もお話を直接お伺いしてきて、多半になってきている。そういった中では当町の子供たちの立場を考えた時に、やはりうちの町からもっと積極的にその体制整備、特に専門の指導員の充実について声を出していく必要があるのではないか。特に当町において、それだけ専門性を持った職員を確保しようとしても現実的に今でも大変な状況だという形がある中において、果たして、今の斜里地域の子ども通園センターが、今抱えている事業量、ボリュームというものをしっかりとこなし切れているではなくて、しっかりやろうとしているけども、現実的に対応できかねている。そういった状況にあるというふうにも今般実際いろいろとお話を伺う中で見てきたところでございますので、町長の立場としてその支援の充実、体制のあり方、具体的に言うと専門職、指導員の増員を含めて当町が先頭を切って財政的負担、さらにそれはある程度担っていくというような覚悟を持ちながら、声をあげていかなければなかなか清里町における現場における連携体制とか、研修体制も確保できない。このように認識するところでございますけれども、3町に絡む話でございますので、なかなか難しい側面もあろうかと思いますが、特に新年度予算の編成にこれから入るわけであって、3町における首長等のいろんな会議や連携もあろうかと思いますが、その辺の具体的な取り組みの方向性について現時点において町長自身がどのように捉えているのか。また考えていきたいというふうに思っているのかご答弁を願いたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただいまの古谷議員の御質問でございます。障がい児に対する考え方でありますが、障がい児そのものというのは、今議員おっしゃられましたように、もう今や特別な存在ではないというふうに私は考えておりますし、たまたま変な話ですけども人数が少ないから、どちらかというとそういう見方をされますけれども、多数派なのか少数派なのかという、そういう議論にもなってくるのかなというふうに思っておりまして、決して特別な存在ではないというふうに私は理解をいたしている次第であります。そうした中で斜里地区通園センターとの絡みでありますが、町内的には先ほど申し上げましたように、幼少期から保健師さん、そして保育所に入ると保育士さん、学校では特別支援員の配置というような中で養育を進めてきたところでありますが、最も専門的な部分でいけばやはり斜里地区通園センターにお願いしている部分が相当比重を占めているわけであります。予算的にはだいたい毎年 400 万から 500 万前後ということになりますが、これは通園センターにお願いをしている児童の数で計算をされておりますので、それらの対応についてはしっかりと行ってきているところであります。ただ委員がおっしゃられました、全体のその職員体制としての部分がしっかりと整えられているのかという部分でありますが、これについては基本的に毎年子供さんの数が変わりますから、その都度というわけにはなかなかまいりませんけれども、今までの大体推計的なものを含めながらで体制をとっているというのが実状でございまして、これに見合うだけの予算措置をしっかりとしていかなければというふうに思っておりますし、全体的な支援体制の中において必要とされる部分については、やはり3町ですから我が町だけが特出するというわけにもまいりませんけれども、3町ときっちりと連携をとっていきたいというふうに考えております。しつこいようでありますが、やはりこの斜里郡の通園センターの果たす役割というのは極めて大きいというふうに思っておりますので、その中をしっかりと充実させながら、地域でもそういう関係の連携のもとで体制をとっていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。以上であります。

再質問 2番 古谷一夫

ただ今、町長が答弁いただいた通り、乳幼児期における保育福祉の重要性や斜里地域通園センターの体制の関係について。1つだけ非常に気になりますのは確かに人数というお話もありました。今の現実的に昨年度の実績でいくと、延べ人数で 1,222 名。年間にそれぐらい相談業務等を行っている状況の中において、それともう1つあるのは、その相談と指導の密度がどうしても高くなるというのは、従来その軽度の発達的な障がいに近い状態ですとか、具体的に言いますと発達の遅れですとか、言語発達の遅滞ですとか共同運動の障害だとか自閉の関係ですとか、ADHDですとか非常に子供たちが持っている、そういった状況が多様化してきた中において、より専門的にきめ細かな療育、また保護者に対して指導がなされていき、それが地域の保健師さんですとか保育士さんですとか、児相ですとか、病院ですとか学校の先生方と共有しながら、新たな学習をしながらしっかりと現場で立ち向かう人達、それにそれを支える家族、親、保護者がしっかりとした地域全体の仕組みの中で、安心して暮らしていける構築していく、その入り口が先ほど来申し上げている当町にとっては斜里地域子ども通園センターなわけであり、現在の体制ご存じの通り、専門的な職員というのは4名しか配置されていない。一般事業も並行しながら行っているという中において、やはり先ほど来、当町だけでは単独で担えないとするから3町においてそういった体制を構築している。そういった状況に対してやはりしっかりとして清里町の立場で評価しながら、今言ったような相談体制、指導体制、職員体制の充実について積極的に経費的な負担だけでなくして、そういった現況をきちんと課題として捉えた中、アプローチしていくのがやはり3町のそういった施設の広域的に運営していく基本にあるのではないか。再度その辺の今後の運営の体制の充実について清里町としてのスタンスについて御答弁願いたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただいまの関係でありますが、障害の内容も極めて多様化してきているということ。昔はひと抱えで障がい児、発達障害というような扱いをしておりましたが、今分類されておりますから、かなりきめ細かい対応が必要と。そしてまた、それに対する専門員の配置いうことも必要になってくるんだろうというふうに思っておりますが、その全てを我が町、1行政体で準備をするというのは極めて困難であるというふうに認識をしておりまして、そのためにも3町でのこの地域通園センターにお願いをしながら3町まとめて処理をさせていただいているような状況にあります。それで今ご質問いただいた職員体制。専門職からの関係でありますけれども今現在の相談員を斜里地区通園センターにおいても5名の体制をとって、さらにその中に代替の指導員も用意されているということでありますから、その人数の関係によってやはり代替と連携をとりながら今進めているところでございます。先だって副町長会議の中でもやはり将来的な体制についての協議も行われてきているわけでありまして、全体的なそういう多様性に向けた対策のあり方。今後十分に検討していかなければならないというふうに認識をしているところでありまして、先ほども言いました3町での運営になっておりますから、ある程度3町間での連携をしっかりした中での対応ということにもなってこようかと思いますが、清里町からもそういう認識のもとにしっかりとした連携がとれるように今後十分に相談をしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。

再質問 2番 古谷一夫

町長からご答弁あったとおり、受け身ではなくしてやはり積極的な立場で当町も今後のあり方、運営について財政的負担も含めた中で積極的な取り組みを行っていただきたい。このように考えます。次に町長も御存じのことと思いますが、今から2年前、平成 29 年の 12 月に文部科学省と厚生労働省が共同で障害のある子どもたちへの切れ目のない総合支援を目指してトライアングルプロジェクトを立ち上げています。このプロジェクトでは家庭・教育・福祉の連携と情報共有システムを構築して保護者への支援を強化していくことが1つの大きな柱になっています。地域で包括的に教育・保育・地域生活を構築し、さらに5年先・10 年先を見据えて、子供たちの保育・教育を行うとともに保護者の支援についても5年先・10 年先を見据えて行う。こうした中で現実的な問題として子供の成長とともに親も年をとっていくわけで、課題となっていくのが就労支援の課題です。特別支援学校や特別養護学校を卒業・卒園するとか軽度の障害を持ちつつも普通に地元の高校や近場の高校へ行って、その後就労していく。そういった 18 歳を超えた子供たちに対する具体的な地域における就労支援。こういったものが当町においてなされているのかどうなのか、まず。そしてなされていないとすれば今後先ほど申しました、前段での様々な計画を現在も策定中であったり、来年以降も策定する。そういった中にしっかりと就労支援という考え方を織り込んだ中で、地域に暮らすことの安心・安全。そういったものを確保していくという方向性。こういったものが検討されるべき課題というふうに、町長どう認識されているのか。特に近隣町村の現況を見ると就労支援のA型事務所ですとか雇用計画をともなう分、就労支援のB型事務所、そういったものが近隣の斜里郡3町においても地域の方々でそれを社会福祉団体ですとか、一般団体がしっかりと支えていっている部分があります。しかし、当町においては、そういったものはなかなか現時点では見えてきていない。さらに就労支援センターそのものの存在が現在清里町にはない。私の認識では斜里は違った形の中で小清水町においても今年から社会福祉協議会の中にしっかりと就労支援センターを設ける中、一般的な就労支援、それから障害者支援、こう言ったものを明確に地域の中できちんと受け入れて持続的に支えていくというふうにもう既に取り組んでいる。そういった現況をとらまえた時に今後当町としてあるべき姿というのは、どのように考えておられるのか。現況と今後の取り組みについて町長の見解をお伺いするものです。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただいまの障がい児に対する就業支援の関係でございます。清里町における現状といたしましては、中学校または高校での対応を行っていただいているというような状況でありますし、またそれを超えた部分においては職業安定所での障がい児の対応の支援をお願いしているというような現実でありまして、清里町内の行政の中に直接窓口を置いて、就労支援をしている状況にはないということであります。ただ現状の中で障害福祉法、または発達障害者の支援法というものが新たに制定されてきておりまして、それらの中でも就労支援についての考え方が打ち出されてきております。行政としてもそこの部分については、一定の取り組みを求められるという中において、今後の中で検討させていただく事項として整理をしていきたいというふうに考えておりまして先ほどのご質問の中では隣町にも、もう就労支援センターが今年から発足して、一般それから障害の部分を含めて、きめ細かな対応をしておりますよというような御質問でありますが、そこら辺の実態もよく調査をさせていただきながら我が町としても可能なものについてはしっかりと対応していきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。以上であります。

再質問 2番 古谷一夫

小さな町ですから全てを町が抱えながら、これは現実的に不可能とは十分承知しているところでございますけれども、ただやっぱり必要なものは何なのかとか、広域的に連携してやって行くもの、それぞれ専門的機関と連携してやっていくものという形を組み合わせた中において、やはり逆に言えば小さな町だからこそできる、きめ細かな対応というものが生まれてくるのであって、先ほど前段で教育長に質問したとおり、高等学校支援については非常にきめ細かく手厚い支援。一方ではやはりどういうふうに見ても、やはり今後の課題の中で非常にまだまだ取り組みが浅い。今後の課題となっているもの。こういったものが一方であるという現実の課題を見据えた中で今後の事業施策の構築、特に今来年度以降の新年度予算を構築、編成していくわけですから、さらには総合計画を 10 カ年のマスタープランをつくるわけですから。そういった今までになかった視点。またはやろうとしても取り組めなかった現状の中において、新たに生まれて来た課題というものをしっかりと見据えていく。その1つがやっぱり障がい児の保育や福祉に対する持続的な取り組みではないか。このように認識するものです。あわせてお伺いしたいと思いますけれども、保育現場における適正な人員配置という形の中で、特に3町の通園センターや児相ですとか小学校との連携となってきた場合に乳幼児期において1番専門的な分野についてはそちらでしょうが、日常的なものについては保育や幼児教育の現場の体制。特に町の立場で言えば、保育所におけるそういった保育士ですとか、専門職員の配置がはたして十分になされているのか。最初の答弁の中で、加配という言葉を使われましたが、それは一般的な定数入園・入所時に対する数の話であって、全体的な状況や指導や相談業務を行って行く形も含めた部分で、加配という発想で今後いいのかどうなのか。具体的に申し上げますと、これも町長も御存じだと思いますが平成 30 年度から地方交付税の基準財政需要額の算定が大きく障がい児福祉は変わっているはずです。障がい児。具体的に言うと国の交付税のその分については倍額になっているはずです。400 億から 800 億。そして現場に保育所に入所している子供たちの中において、障害を持った、またそういった特別な支援をする子供たちの実数に応じて、基準財政需要額が算定されてきている。それは一連の今の流れだったと思うんです。そういった国の方の新たな先ほど言いました、トライアングルのプロジェクトや新しい地方交付税の基準財政需要額をどのように、今、地域課題として支援していくかという大きな流れを捉えていった時にやはり先ほど言った通り、小さな自治体だからこそ大変だけどもここは今、しっかりやっておかなければならないという、そういったところにやはり重点的に予算を配分したり、切れ目のない支援を行っていく。さらに専門性を持たなくていいけれども、専門的に近い今ある課題を解決するための研修をしていく場を確保するための人員の配置だとか。そういったものがなされていかないと、日常業務だけこれで手いっぱいですよという形の中で保育所の先生方にしても学童保育の先生方にしても、色んな部分の先生方そこまで勉強したりとか直接的にきめ細かく対応する余裕がないというのは事実ではないのかなと感じるところです。当然なかなか保育所を含めて専門職、保健師さんもそうでしょうし、栄養士さんもそうでしょうし、色んな部分で専門職の確保というのは非常に人員的に難しい状況にあろうかと思いますが、やはり町長がおっしゃっている通り、2期目・3期目子育て支援をしっかり町の核にしていくんだ、人口減少の歯止めをかけるんだという時にしっかりとそういった障害を持った障害のある子供たちや、その子どもたちも安心してこの地域に暮らし、さらには地域に戻ってきてそこで地域と一緒に生活できる環境を作っていくっていう、そういった1つの柱を今立てておく必要がある。外からの人の呼び込みも大切なことですが、今言っている地元で生まれて地元で育っていく子供たちに対して、きめ細かにしっかり切れ目のない支援を親に対しても行っていく。そういったことが具体的に目に見えて感じ取れるような環境・条件を作っていくことが、非常に今当町にとって重要な課題になっているのではないか、このように感じますが、町長の見解をお伺いするものでございます。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただ今の小さな町だからこそできる、そういう子育て支援というのがあるのではないかという御質問であります。まさにその通りだと言いますし、私は障がい児だから、またそれでないからという分け隔ては一切なく、同じ環境の中で同じく成長していっていただきたい。将来、この清里町を担っていただきたいという思いで全ての施策を展開をしていきたいというふうに考えておりまして、特別な配慮とかそういう部分ではなくて、やはり同じ仲間内としてやれるうちが一番いいのではないだろうかなというふうに思っております。ただ現実問題としての体制のことからいけばやはり人材の確保を含めて小さくてやはり無理だという部分もありますから、そういう部分については斜里郡3町での通園センターとか、そういう機関を活用させていただきながら障がいもそうでない子どもたちも健やかに成長できる環境づくりのために、今後とも努力をしていきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。

再質問 2番 古谷一夫

これで最後です。町長の思いは十分理解しました。ただこれ、こういう言い方をしたら失礼ですけれども、福祉の問題とか障がい児に対する支援の問題というのは、思いだけでは具体的な形にならないのが事実なんですよ。やはりそういったできること、できないこと当然あるわけでしょう。ただ、現実として特別な支援を必要とする子どもたちがいる現実の中において、特別な支援をしていくことについてはこれは普通のことなんですよ。そちらが普通のことなんです。分け隔て区分するだとか、分類するだとかそういう話ではなくしてそれは生涯にわたって 30 歳になろうが 40 歳になろうが子供たち、そういった最初からスタートがそういったものを持ったとしたら、そういったものがしっかりと地域の中で生活をしていける能力を身につけたり、いろんな部分で新しいそういった個性として生かしていったり、様々な部分で、それは特別な支援を持続的に継続的に切れ目なくやっていく。それが本来の地域のあり方であって、それを支える仕組みの核となるのがやっぱり行政の役割で。ただ行政が全部抱えるとかそういった話ではなくして、その中で地域の力・親の力・学校の力、色んなものを組み合わせて生かしていく。そういった地域社会が本来的に安心安全で子ども達、子育ての安心感を保護者も含めて人口減少に歯止めがかかっていく1つの入り口、このように考えております。今後、予算編成の時期や先ほど申し上げた通り、総合計画、さまざまな子育て支援、福祉の計画、今後作成していくというふうに考えておりますので、そういった中でさらに中身については議論をさせていただきたいと思いますが、しっかり取り組んでいただくことを期待して私の質問を終えたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただ今の御質問の趣旨を十分にとらえながら、具体的な支援のあり方等についても関係の部局とも十分連携を図りながら新年度予算で予算配置の必要なものについては措置をしてまいりたいというふうに考えておりますし、また現在進めております、子ども子育て支援事業計画、さらには障がい児福祉計画、この計画が5年と3年の計画になっておりまして、特に障がい福祉計画、障がい児計画の方については今年度末が計画終了期間となっておりますから、新たな計画に向けて、ただいまの質問等を十分に踏まえた中において、どういう姿がいいのか、あるべき姿を検討させていただく中で反映できるものは計画の中にしっかりと反映をしていきたいというふうに考えているところであります。御理解をいただきたいと思います。

出典:清里町議会 令和元年第6回定例会 2019年12月12日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる