清里町議会 令和元年第6回定例会 2019年12月12日
予防医療について
2019年12月12日、清里町議会の一般質問で、堀川哲男議員が「予防医療について」質問し、町長 櫛引政明、教育長 岸本幸雄が答弁しました。
- 質問者
- 堀川哲男 議員
- 答弁者
- 町長 櫛引政明、教育長 岸本幸雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 堀川哲男
今回、私は清里町においての予防医療の在り方、つまりは病気を未然に防ぐこと、病気を早期に発見し早期に治療することにより、健康寿命を延ばし、その結果、医療費、介護費の削減にも繋がる予防医療についてどのように取り組んでいくかを質問したいと思います。今年春、網走脳神経外科リハビリテーション病院が脳卒中などの急性期の患者の受け入れと緊急手術を停止したことに大きな衝撃が走りました。平成3年の開院以来、数多くの町民の命を救い、後遺症も軽減していただけに、1分1秒を争う現場で網走ではなく北見市までの緊急搬送は大きなハンディでした。この度、年明けからの網走厚生病院での脳神経外科の開設に非常にほっとしましたし、早期の開設に向けて対応していただいた網走厚生病院、医師派遣の禎心会、1市4町の首長をはじめ関係者の皆様に感謝を申し上げたいと思います。しかしながら、今回のことが表わすとおり田舎に住む私たちにとって、医療過疎地の抱える問題、そして危うさが浮き彫りになりました。加えて、今年9月、厚生労働省から病院の再編リストも公表され、ますます不安が大きくなるばかりです。医療過疎地に住む私たちは大きな病気になる前に、その兆候を検診などで早期に発見すること病気にならないように、体を管理することがこれまで以上に求められると思います。今、日本全体においても超高齢社会に突入し、医療・福祉などの問題に対応することが喫緊の課題となっています。医療費、介護費も増加を続けています。人生 100 年時代を迎える中、いかに健康なまま長生きすることが、医療費、介護費などの経済的負担を抑えることにも繋がります。清里町においても町民が健康でこの町に長く住んでもらうために、力を入れて取り組んでいかなければならない大きな課題だと思いますが、町としての考え方を伺いたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただ今いただきました堀川議員からの予防医療についてでございます。ご質問の健康寿命を延ばし医療、介護費の削減にもつながる予防医療・介護への取り組みの件でありますが、病院に行かなくても良い健康な体づくりをすることは身体的負担、そして経済的負担も抑えることができると、このように私も認識している次第でございまして、そのためには早期発見、早期治療に繋がるがん検診、また特定健康診査、脳ドック検診などの各種の健診、そして特定保健指導と中心した動機づけの中から予防活動の展開を図ることはもとより、病気にならないための事業が必要になってきているところであります。町では生活習慣病を予防するために生活習慣の改善を行う事業といたしまして生涯学習課と保健福祉課の連携のもとで、おおむね 18 歳から 60 歳までの方を対象とした有酸素運動やストレッチなどの軽い運動と栄養指導などを行うさわやか健康講座。また加齢による歩行運動の低下を予防するまた転倒防止いう趣旨の中でを 60 歳以上を対象とした水中運動や簡易エアロビクスなどの個別のレベルに合わせて実施をいたします、いきいき健康セミナー、また健康で生き生きと暮らすためにさまざまな活動を自主的に行っております健康づくりサークル、こういうサークルもありまして、そうしたところへの支援活動も同時に行っているところであります。さらに介護予防としても地域包括支援センターに委託して実施をされております、ふまねっと運動も転倒防止を図るための活動になっているものと思っております。こうした考え方の普及、さらに各種検診、予防活動として各自治会や老人クラブ、地域に保健師や栄養士を配置しながら出前講座による啓発を行っているところでもございます。これらの事業につきましては、第5次清里町総合計画の中に重点プロジェクト事業として位置づけております、健康づくり総合対策事業及び清里町の健康づくり計画の中心的な事業でもありますので、今後ともこれらの事業の推進と自治会、地域、事業所、サークルなどとも連携した健康づくり活動を、支援協力していく所存でございますので、全体としてのご理解を賜りたいと思います。以上申し上げ、答弁とさせていただきます。
質問 4番 堀川哲男
ただいま町長から各種検診などの推進、そして生活習慣病を予防するための様々な事業について説明をいただきました。また第5次の総合計画においても、重点プロジェクトとして位置づけられているとのことですので、今後もしっかりとした取り組みをお願いしたいと思います。実は3年前になりますが、健康寿命を延ばす取り組みについて一般質問をさせていただきました。当時、清里町の健康寿命は男性が 64.7 歳、女性が 66.5 歳で全国平均と比べると、男性が約6歳女性では7歳以上の全国平均よりも低いというようなデータがありました。先ほど説明されました様々な事業が行われている中で、清里町の健康寿命は改善されたのかどうか。そのことについて、まずお答えいただきたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
清里町の健康寿命の関係でありますが、委員御説明のとおり男性については前回の調査で64.7 歳、女性が 66.5 歳でございました。直近の数字からいくと男性が 65.7 歳、そして女性が66.4 歳と、こういうふうになっておりますので男性が1ポイント増加をしております。ただ、女性については 0.1 ポイントですけども減少ということでありまして、必ずしも延びたと単純にはいかない数字なのかなというふうに思っているところでございます。ただ、この健康寿命の定義の関係なんですけれども、調査機関によって、定義の仕方が若干ずつ違うというところもありますから、一概にその機関の調査の数字だけを見て、云々ということにはちょっとならないのかなというふうには思っておりますけども、公表された今までの数字の中においては、現在申し上げたような推移をいたしているという状況にありますので、ご理解をいただければというふうに思っております。以上であります。
質問 4番 堀川哲男
健康寿命の全国平均との比較はデータのとり方ですとか、定義の改定によって単純に比較できなくなったということは理解しましたけども、データのとり方で最近は要介護2以上を不健康、要介護1以下を健康というようなデータの取り方もあるようではありますけども、それで言いますと、男性が全国平均とほぼ同等、女性が全国平均に比べると 0.6 歳低いというような結果になるようです。清里町だけの健康寿命に目を向けると先ほど言われた通り、男性が1ポイントの増、1歳の増、女性が 0.1 ポイントの減ということで各種事業の効果によって、男女合わせておおよそですが、1歳の健康寿命を延ばすことができたというような報告をいただきました。この健康寿命を延ばすということは寿命の話ですから短期的に解決する問題ではなく、長期的に継続していかなければならないものと考えます。健康寿命を延ばすために良いメニューを清里町は実施されているので、今後いかに沢山の方に参加してもらうか、町としての取り組みが大変重要になってくるので、しっかりとした継続をお願いしたいと思います。さて、予防医療で一番重要になってくるのが、病気の早期発見であり、その兆候をいち早く知る方法は、定期的な検診、そのように思われます。これら健診結果をもとに実施する国保の方々の特定健康診査。これは平成 30 年度ですが、町のうちの場合で 290 名ということでそのうち特定保健指導に繋がった方は、積極的支援で対象者が 18 名、動機づけ支援者が 24 名、このように伺っております。この特定健診実施数 290 名には、農協などの巡回健診を受けて個人が町に結果を提出してくれた、みなし検診者というものがおりまして、全体で 49 名含まれているということです。この 290 名という数字は決して多いとは言えません。特定健康診査数を上げること、そして個人のデータの提出によるみなし健診の人数が上がれば、指導の実施者数も上がって生活習慣病を抑え、医療費削減にも繋がります。そのためには、農協やその他の事業所との連携、さらなる啓蒙活動が必要と考えますが、この点についてはいかがでしょうか。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいまの御質問でありまして、健康寿命を延ばすための対策として、基本的には様々な事業展開をさせていただいているところでありますが、これらの事業を長期的に継続的に実施をする、そういう中で初めて成果が出てくる事業だろうというふうに理解をするところでありまして、さらにより良い事業があれば取り入れ、各関係機関団体とも連携を図りながら積極的にこれらの事業の継続的事業の推進に努めていきたいというふうに考えている次第であります。また、疾病の早期発見により早期治療、こういうためにも検診業務というのは極めて重要な事業というふうに理解をするところでございます。先ほど議員の方からもありましたように、特に特定健康診査の関係においては、相当数の方が受診をされていただいているところでありますが、これの関係においても町で実施をしている部分と、それから各企業や団体が実施している部分というのはあります。一面、個人情報にも繋がってくるというようなことで、直接的なみなし検診部分については、案内できないわけでありますけどもやはり町の保健福祉の方にそれらの検診データをいただくことによって、保健師さんの指導だとか相談に応じていくことができるというようなことにもなってまいりますので、関係の皆さんとも十分に連携をとり、また関係機関の皆さん、団体の皆さんとも調整をする中で一定程度の受診の経過というのを町の方にもご提出をいただければなというふうに考えているところであります。今までもそれぞれの関係の団体には町を通じながらその提出についてもお願いをしてきたところでありますが、より一層積極的な対応をいただくようにさらに督励を進めていきたいと考えているところでありますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。以上であります。
質問 4番 堀川哲男
農協などや町から働きかけがされているところですけれども、定期的な健診そして特定健康診査の実施者を増やすためにですね。保健福祉課、そして町民課とも連携しながら引き続きしっかりとお願いしたいと思います。次に、医療だけでなく介護にも関係する認知症予防について質問させていただきたいと思います。先月ですけども、所管事務調査で上砂川町を視察してきました。上砂川町ですが、人口は 2,900 人、高齢化率は 50%、全道でも3番目に高齢化が高いという話を伺っています。この上砂川町での取り組みは大変参考になりました。福祉課、地域包括支援センター、社会福祉協議会、この3団体が、三位一体でしっかりとした協力体制を築き、ケアサポーターの養成を行っております。今年も6回のケアサポーター養成講座、これを全く堅苦しくない状態で行われて楽しんで行われておりまして、現在は 80 名を超えるサポーターが、認知症予防などのボランティア活動をしているということであります。事業内容としては、筋トレ、口腔機能向上、フレイル予防のための 100 歳体操、月1回の認知症カフェも順調に推移しており、他地域に2号店3号店が出来ております。また、多世代交流を広げるサロン活動など、住民が住民を支える活動、それがそれぞれ楽しみながら行われていました。清里町においても非常に学ぶところが多いなと感じました。認知症予防について清里町の取り組みをお伺いしたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいまの認知症予防に係る清里町の状況でありますが、上砂川町においては今御案内をいただきましたように福祉課、地域包括支援センター、社会福祉協議会この3団体が、三位一体となった中で、住民との連携のもとにこれらの対応を行っているという視察の状況等をお聞かせいただいたわけでありますが、清里町においてもこの認知症予防にかかる対応につきましては、社会福祉協議会が運営をいただいております地域包括支援センターそして町の保健福祉課、さらには社会福祉協議会そのものも含めた中で、同じように三位一体の形で運営をしているという状況でございます。また、どのような事業を展開しているのかということになりますと、高齢者の介護認定、またサービス利用状況の把握、これはもう当然業務としての役割でありますが、電話や窓口での相談、地域ネットワークの構築による地域ケア会議、またケース連絡会議、さらにはお互いさまの支え合い会議という会議もございますし、地域へ訪問員による訪問サービス事業そして民生児童委員との情報交換、介護支援事業所と連携をいたしました、個別ケア会議こういうような状況の中で認知症高齢者の実態把握と支援相談体制を整えているところでございます。予防事業につきましては、先ほどの予防事業と同じようなことでありますが、ふまねっと運動、これは特にやはり足腰が弱くなるとどうしても寝たきりにということもありますので、そういう予防を重ねながら進めてきているということであります。こういう事業についても、サポーターを養成する中でかなりの程度の事業を実施させていただいておりまして、寝たきり、または認知症予防という事業にも繋がっているものと理解をしているところでございます。上砂川の方では100 歳運動とか、そういう運動を取り入れているようでありますが、この 100 歳運動の体操の部分と、ふまねっと運動とほぼ同じような内容でありますので、清里町においては、このふまねっと運動を中心にしながら事業を行ってきているわけでありますし、また認知症の対応の1つのネットワークといたしまして、認知症の方がいなくなられるという場合がたまにある訳でありますが、高齢者SOSネットワークという事業も取り組んでございます。町内の 78 の事業者が、このネットワークに加入をしていただいておりまして、またそのネットワークにお願いをする現在、7名の方が登録されていると、そんな状況の中で推移をしている状況にございます。いずれにしましても、これらの対応は一定数の専門職が必要になってまいりますので、これらの関係についても、やはりきちっとした配置、また今後の採用についても十分検討していかなきゃならない事項がまだまだあるのかなというふうに理解をしているところでございます。特に、認知症の関係については集中支援推進事業というのを実施しておりまして、認知症サポート医であります清里クリニックの宮下医師とまた介護保険サービスの関係に結びついていない認知症についてもしっかり対応している状況にありますので、今後もこれらの対応を含めて連携をとってまいりたいというふうに考えております。それと、ついこの間も実施をさせていただきましたが清里町オレンジカフェ事業を実施いたしました。これはきよ~るで実施をいたしたわけですが、地域の方々に認知症についての正しい認識、理解をしてもらうこれを目的に実施をさせていただいたものでありますので、こういうような事業を通じながらも保護者の方々、また家族の方々、地域の方々に対しても普及活動を展開してまいりたいと考えておりますので御理解を賜りたいと思います。以上、申し上げ答弁といたします。
質問 4番 堀川哲男
清里町における認知症予防への各種事業について理解しました。認知症の方をサポートする体制も社会福祉協議会を中心に清里クリニックとも情報交換がされているということですし、ふまねっと運動も以前、見学させてもらいましたが、脳を活性化しながらの身体の機能向上につながる非常によい運動だと思いますし、先月から始められた清里オレンジカフェもとてもよい取り組みだと思いますので、たくさんの参加を期待したいと思います。先ほどお話しした上砂川町での高齢者対策に学ぶところが多いと感じたわけですが、一番強く感じたのは人材の育成がしっかりされている、この点でした。行政職員はもちろん保健師そして社会福祉協議会の生活支援コーディネーターが協力し合いながら、楽しく町民を巻き込みながらケアサポーターを要請していく。やはりマンパワーは重要だなってこのように感じました。清里町においても町民の福祉向上には保健師そして栄養士の役割は大変重要だと思いますが、現在の人的配置数は足りているのか。この点について、伺いたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
それぞれの事業に対する人的配置の関係であります。現在、町の関係でいきますと、保育士、栄養士につきましては、保健師が正職で3名、それから臨時職員で1名、それから育児休業中の方が1名おりますが、実質、今活動いただいているのは先ほど申し上げました3名の方と臨職1名の方であります。ただ育児休業についてはもう間もなく開けてくるかなというふうに思っておりますので、そうなると5人体制での事業展開ができるのではないかというふうに思っているところであります。また、栄養士につきましては臨時職員で1名配置をされているところでございます。この中で、今清里町の全体の保健福祉事業を展開をさせていただいているという状況にあるわけであります。ただ、現行においては高齢化が進んでおります。様々な事業展開が国の方からも求められてきているという部分もありまして、町としても実施をして行く事業が徐々に増えてきているという実情もありますので、今後の対応について、人的配置を含めて十分に検討させていただきたいというふうに思います。またそれ以外のそれぞれの事業所や事業の関係でサポーターだとかコーディネーターとしての役割の人材も必要となってございます。この項についても、いろんな養成講座、研修そういうものを通じながら、人材の育成に図っているところでございまして、それぞれの事業の展開の中で不足をきたさないように、これらの対応についてもしっかりやっていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。以上であります。
質問 4番 堀川哲男
ただいまサポーターも養成しながらというお話もされましたが、やはりこういう専門的なものになりますので資格職の配置も非常に大事になってくる、そんなふうに思います。町民の健康を守るうえで保健師、栄養士は大変重要な役割で町民の福祉の向上には必要不可欠な人材であります。加えてになりますが歯科衛生士、近年歯周病などによって歯を失う人が増えており、高齢者にとって自分の歯を持って咀嚼することは、認知症の予防はもとより、健康長寿への1番のお薬とも言われています。今後ですけども、乳児、幼児そして妊産婦等の口腔ケア指導も重要になってくると思います。また将来のさらなる高齢化社会を考えると、理学療法士、作業療法士の配置も将来的には検討すべきものになってくるのかなとそのように考えます。各種事業に合わせたこれらの資格職・専門職の採用、職員配置をねらうところでありますが、この点について再度町長の考え方をお伺いしたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいまの資格職の配置の関係でありますが、資格職の関係については、なかなか採用そのものも厳しく人手不足という部分もございました。一概にいつからというようなことはなかなかなってこないのかなというふうに思っております。いずれにしても、そういうことを踏まえながらも、福祉分野における資格職の配置、また確保というのは極めて重要な位置づけになるのではないのかなというふうに思っておりますし、先ほども申し上げましたように、国の方からもいろいろな施策の中において、専門職の配置を必要な業務が数多く提案をされてきております。当然町の方もそれだからということでなくて、町は町としての対応の中でしっかりとした保健医療体制を構築しなければならないというふうに考えているところでありますが、ただ町自体で規模から見て町単独で配置するのがいいのか、また各近隣の町村との連携のもとでやるのか、また管内的な部分での配置がどうなのかとそういう対処方法を検討していく課題がたくさんあるのではないだろうかというふうに思っております。そういう部分を十分全体に見据えた中で、住民サービスが低下することなく、そしてまた、一部の職員にだけ負担がかかることのないように全体調整をしながらそれらの関係ついて十分に検討させていただきたいというふうに考えているところであります。以上であります。
質問 4番 堀川哲男
ぜひ今後の長期的展望に立った中で、各種事業に合わせた資格職、専門職の採用と配置をお願いしたいと思います。ここまで、主に高齢者に対する予防医療について質問させていただきましたが、子どもたちの健康について心配なことがあります。一昔前に比べて子供たちの視力低下が進んでいると感じます。今では小学生の約3割が視力の 1.0 未満その数は増えており、中学生は5割、高校生においては6割が 1.0 未満との調査結果があり、子供たちの視力低下は深刻な社会問題と言えます。さらに悪化すると強度近視になり、そうなると失明の危険も懸念されるところで主にこの原因はスマホですとか、ゲームですとかパソコンなどの使い過ぎ、生活習慣からくるものが多いと思います。学校生活だけでなく、家庭そして地域として取り組まなければならない問題とも思います。子供の近視の増加はお隣の国、台湾では問題となっており、1日2時間、太陽の下で陽光を浴びると、近視改善に効果があるということから外での体育授業や理科の観察などを取り入れた結果、7年間で視力 0.8 未満の子供が5%以上減った、改善が見られたという話もあります。子供たちの視力低下を防ぐためスマホ、ゲーム等の使い方指導、そして学校での活動の中でも改善すべき点があれば取り組んでいかなければならないと思いますが、考え方取り組み状況についてお聞かせ願います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
子供たちの視力の関係でございますが、子供の視力については、概ね6歳ぐらいまでに大体いい大人並みの視力になると、そういうふうに言われております。ただし、この間に弱視、近視だとかそういうふうになっていく子供さんもおられますので、町においては早期発見、早期治療に繋げるということで3歳児健診のときに、親御さんの方に4枚の簡単な絵をお渡ししてその絵を子供さんに見せて家庭でまずそういう兆候がないかどうかを調べていただく。それと普段の生活の中で物を見る時の仕草というか動作、そういうものを親御さんに確認をしてもらい、その結果を相談させていただいているという状況でございます。そういう中で昨年は 26 名の方に対して行った結果、その中で1名が、やはり専門医の検診が必要というふうになって対応したそういう実例もございますので、引き続きそういう対応をしていきたいというふうに考えております。また学校の中での取り組みついては、失礼でありますが教育長より答弁をさせたいと思いますが、ご理解いただけますか。よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)
それでは私の方から各学校でのゲーム、スマホ教育ですとか視力改善に向けたというような取り組みについて答弁をさせていただきます。子供たちの視力の状況につきましては清里町におきましても全国平均並みということでありますけども、年々低下の傾向にあるというのが実態でございます。こういったことから各学校では児童生徒の視力の低下防止を含めまして家庭における規則正しい生活習慣の確立のための指導等を行ってきているところでございます。そういったゲーム、スマホという観点から、北海道教育委員会におきましても道産子アウトメディアプロジェクトということで毎月第1、第3日曜日をノーゲームデーというふうに設定をしまして全道教育委員会に呼びかけを行っております。また本町ではそれに加えまして、町の中で独自に取り組みとしまして、子供たちが家庭でゲームですとか携帯電話、スマートフォンなどを使用する時間を、小学生については午後8時まで、中学生は午後 10 時までと言うことで取り決めし、さらにいかに長時間続けて使用するというのを避けるために、1回使う時は1時間までですよというようなことを取り決めをしまして、日常学校における指導、または保護者、家庭に対して学校だより等で、その指導周知をしているところでございます。また実際的にその視力の低下を防ぐというためにはやはり習慣としまして学校でも注意している点は子供たちを見て前髪が目にかかっていないかとか、本やノートを見るときの姿勢できちっと 30 センチ以上離すとか、家で暗いところで勉強するような場合、手元だけじゃなくて部屋全体明るくする。そして時々近くばかり見ないで遠くを見て目を休めるというようなこと。眼鏡をかけているお子さんもいらっしゃいますので、そういった眼鏡をかけている子にはきちっと汚れがないようにとかそういった留意事項を学校から保健だよりを通じて、各家庭にもお知らせをしているところでございます。学校生活の中でもこういった指導をしておりますし、特に視力の低い子などに注意をして、教室では席の配置に配慮をしたりとか、そういったこともしておりますけれども、やはり子どもの視力をはじめとしまして健康管理全般につきましては、まずは家庭で責任を持って行っていただくというのが第一というふうに考えております。そういった面で今後とも学校としても保護者や家庭と連携しながらそういった指導啓発をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。
質問 4番 堀川哲男
スマホですとかゲームの使い方の指導という話もありましたけども、ノーゲームデーを設置したりですとかが時間制限をしたりとかとなりますが、やっぱり家庭での指導ということが大事になってくると思います。子供たちの視力低下の問題は、学校生活はもとより家庭での生活習慣が大きな原因とも考えられますので私たち大人が家庭、地域でもしっかりと責任を持って対応していかなければならない、このような問題だと思います。それでは最後の質問になりますが、今インフルエンザが猛威を振るっています。例年よりも流行が早く警報も今月初めから出ており、幼稚園、小学校、中学校において学級閉鎖となっています。こうした中、清里町ではインフルエンザの予防接種について高校生までの無償化と高齢者の自己負担額 1,000 円といった接種扶助が実施され特別な場合を除き、主に清里クリニックで接種がなされています。しかしながら年末に向けて大流行の兆しがある中、インフルエンザの予防接種がスムーズに進んでいません。清里クリニックでの予約は1ヶ月先、場合によっては2ヶ月先になっているようで、やむを得ず町外で接種する人も数多くいます。その場合は自己負担が生じてしまいます。病院側も診察時間ですとか診療体制、看護師などの人手の問題があり、大変なようですが、やはり町民目線に立つと予防接種なのですから受けたいタイミングで受けることができる体制、そして自己負担に不公平が生じない体制にしなければならないと思います。特に今年のような早い時期からの大流行は緊急的な対策も必要かと思いますが、いかがでしょうか。例えば町外の医療機関でも接種ができ、それを扶助する体制づくりを行うことはできないか。まずお考えをお伺いしたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
御案内のようにインフルエンザ猛威を振るっております。清里小学校が3年生まで学級閉鎖ということでありますし、先週は中学生が学級閉鎖を行ったというような状況であります。急激に流行が進んでいるというふうに理解をするところであります。現在、清里クリニックにおけるインフルエンザの予防接種の動向でありますが、予防接種枠というのを別に設けて既に予防接種のカレンダー配布をされているというようなことでございますが、これについて議員からのご指摘のように予約をしてから接種までに時間がかかるというようことを、保健福祉の方からも連絡を受けたところでございます。このまま放置しておくわけにはというようなことで、直接課の方からクリニックに対してこれらの予防接種枠、または手法について検討して欲しいと申し入れを行ったところであります。この結果、先日クリニックより予防接種枠を拡大して実施するということのご案内をいただきましたので、それに基づきまして今月の 15 日発行の、広報きよさとのお知らせ版によって、住民周知をしていきたいというふうに考えているところでございます。毎日毎日の予防接種枠の拡大がありますから、今までよりはかなりスムーズな予防接種の事業が展開できるのではないだろうかというふうに期待をしているところでございます。また指摘の予防接種に対する支援の関係でありますけれども、現在は、御案内のように清里クリニックそれ以外の入院をされている方とか子供さんの関係については別枠での対応もいたしておりますが、通常枠については、清里のクリニックを中心に支援策を行っているわけであります。そうしたことから申し入れの結果、予防接種枠も拡大をしながらということで取り組んでいただくことに相なったわけでございますし、また今シーズンについては既にもう予防接種の関係の予約は受け入れが終わっているところでもございますので、接種の関係についてはこのまま今年度枠として実施をさせていただきたいというふうに考えております。それで清里クリニックに予防接種枠の町の方から申し入れをした段階において、本年度の対応についてもお話をさせていただいておりまして、改善枠を何点か町の方からも提案し鋭意それに対するクリニックの考え方についてもお聞きをしながら進めていきたいということで町の方で要請をしている改善枠、そういうものをしっかりと御理解をいただいた中においてはやはりこの予防接種の事業というのも大きな経営の中に組み込まれる事業でありますので、清里クリニックを中心にしながらやっていきたい。ただそういう中で順当な予防接種の支援が行えない可能性が出てくるとなれば、基本的に病院の経営のためにやっているわけでなくて、あくまでも子供たちや高齢者の皆さんの予防接種、健康づくりのためにやっている事業でもございますので制度の趣旨をしっかりと踏まえながら、検討を加えていきたいというふうに考えているところでありますので、ご理解を賜りたいというふうに思います。以上であります。
質問 4番 堀川哲男
ただいま清里クリニックでのインフルエンザ予防接種枠を 15 日から拡大してもらえるということですが、とりあえずは一安心しましたが、それによって予防接種が受けたい人がスムーズに受けられるように願うところであります。また、町外接種の件でも先ほど町長言われましたが、既にさまざまな事情でやむを得ず町外の病院で自己負担をしながら予防接種された方がもう既に数多くいます。このような緊急時ですからぜひもう一度検討していただきたい、そのように思います。次年度に向けても町民の大切な生命そして健康を守るための制度ですから抜け目のないしっかりとした制度設計をお願いしたいなとそのように思います。今回、私は予防医療について質問させていただきました。1次予防は食生活など生活習慣を改善し、適度な運動、予防接種を受けるなどして病気を未然に防ぐこと。2次予防は定期健診や検査などで早期に病気を発見することにより病気の早期治療に取り組むこと。3次予防は病気になっても適切な治療などにより病気の悪化防止に努めたり、リハビリテーションにより病気の回復、再発防止を図ることです。これらが予防医療となっております。一人一人が予防医療に積極的に関わり現在の自分の状態と、将来起こり得る健康上の問題を知り、それを解決しようと行動することでかけがえのない人生をより充実したものにできることが期待されます。現役世代が活力を持って働き、シニア世代が元気にやりがいを持って健康でこの町に長く住み続けられるその結果、医療・介護の負担が少なくなることを期待しまして私の一般質問を終わりたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいまの御質問のまとめをいただいたわけでありますけれども、町としても予防事業関係については先ほども申し上げました通り、一定の改善策を今クリック側にもお願いをしているという部分がございますので、それに基づく対応をしっかりと見極めたうえで、今後の事業のあり方、制度設計をしっかりと考えていきたいというふうに思っている次第でもございますので、これらについて今暫く時間をいただきたいというふうに考えているところであります。以上であります。