清里町議会 令和元年第6回定例会 2019年12月12日
(1)人口減少対策について/(2)地域振興対策について
2019年12月12日、清里町議会の一般質問で、伊藤忠之議員が「人口減少対策について」「地域振興対策について」について質問し、町長 櫛引政明が答弁しました。
- 質問者
- 伊藤忠之 議員
- 答弁者
- 町長 櫛引政明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 伊藤忠之
改めまして伊藤忠之でございます。本日少々風邪をひきまして、ちょっと鼻が詰まっていてお聞き苦しい点があると思いますけれども、ご理解いただけたらありがたいと思います。それでは、本日4人目の一般質問ということで少々お疲れだとは思いますが、先に提出しております一般質問通告書に従い2項について町の考え方を町長にお伺いたします。まず1項目目の人口減少対策についてですが、ここ近年地方を取り巻く情勢は全国的に地方創生が叫ばれているにもかかわらず、都会への人口一極集中の波が止まらず、地方の過疎化が進み、地方経済もかなり疲弊している大変厳しい情勢です。そのような中、当町においては国が制定したまち・ひと・しごと創生法を活用し、人口減少問題の対策に特化した政策や事業数値目標と共に示す清里町まち・ひと・しごと総合戦略を平成 27 年度に策定いたしました。当時、清里町は、この清里町まち・ひと・しごと総合戦略を策定するに当たり、清里町人口ビジョンの策定も併せて行いました。この清里町人口ビジョンの中身ですが、5カ年ごとの人口推計目標を 2015 年から 2060 年、つまり 45 年後まで設定しております。実は清里町人口ビジョンにつきましては、昨年、定例議会でも指摘させていただきましたが、この人口推計目標平成32 年度、実際には元号が変わりましたので、令和2年度と言い替えますが令和2年度で 4,200人以上と設定されております。しかしながら、実は令和元年 11 月の段階で 4,007 人。このままでいくと 12 月末の段階で4千人を割ってしまうのではないかと危惧するところでもあり、45年後まで立てた人口推計目標の最初の5年目で目標値を大きく下回ってしまったことは大変な問題であり、今後の清里町の人口減少対策についても今まで以上に危機感を持ち取り組むべき問題ではないかと私は思っております。町としてこの現状にどの程度の危機感を感じているのか。また今後、新たな施策を何か考えているのか町長にお伺いいたします。次に、2項目目の地域振興対策について質問いたします。先ほどの1項目目の質問に関連していきますが、ここ近年人口減少が進み、それに比例するように、町内の空き店舗、特に市街地商店街における空き店舗が目立つようになってきており、そのことが地域の疲弊感に繋がってきているように思われます。この現状を改善するため、今まで商店街活性化事業として起業及び新事業創出支援事業補助などの施策を清里町として行ってまいりました。平成 23 年から平成 30 年までの過去8年間で 17 件がこの事業補助を受けている状況で、地方創生にとっては大変喜ばしいことだと思っております。ですが、こと市街地商店街での空き店舗の活用となると、7件にとどまっており、さらにはそのうち何店舗かは今はもう営業をしていないという店舗もございます。今現在、市街地中心部で7店舗が空き店舗となっており、中にはかなりの長期間にわたり活用されていない状況の店舗もございます。市街地商店街はある意味、町の顔でもあります。その町の顔に空き店舗が目立つようになるとますます地域の疲弊感・閉塞感が進んでしまいます。この状況を町としてどう感じているのか町長にお伺いいたします。以上、2項目について私の1回目の質問といたします。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
それでは、ただいま伊藤議員よりいただきました2点、人口減少対策、地域振興対策についての御質問にお答えを申し上げたいというふうに思います。まずは人口減少対策でございますが、議員御指摘のように、令和2年の人口推計におきまして、清里町の人口ビジョンでいけば、推計4,200 人という数値を掲げたわけでありますが、御案内のようにこの 11 月末では 4,700 人という結果となっております。この 4,200 人の推計に当たりましては、それぞれの各種の施策を展開しながらまちづくりを進めた結果、人口問題研究所が推計をした 3,820 人。当時のですね。それを上回る数値での目標値を立てたわけでありまして、ちょうど人口問題研究所が掲げた3,820 人と町が掲げた各種の施策を打つことによっての 4200 人。これのちょうど中間値が4千人という数字になってそれぞれの数値が分かれたという状況にあるのかなとそんな思いをいたしております。こうしたことから人口が減っていくということは町の閉塞感にも繋がってまいります。少子化も一層、高齢化も進んでいくのは明々白々でありますから、これを短期間にすぐにこの施策によって人口が増えるというのはなかなか現状としては厳しい状況ではないかなというふうに思っているところでありますが、ただし、そのまま放置することによってその開きはますます大きくなるというふうに思っております。町といたしましては、従来と同じような考えに基づきながら、より良い方向性を目指した各種の施策の展開を引き続きしていきたいというふうに考えているところでありますし、なおかつ、時代に要請に合った施策のあり方についてもしっかりと見直すものは見直しをしながら、新たな展開も含めて進めていければと、そんな思いでおりますのでご理解を賜りたいというふうに思います。それから、2点目の地域振興対策の関係であります。特に町の顔としての商店街の活性化等の関係でありますが、御案内のように、市街地中央商店街に空き店舗が随分と目立つようになりました。今現在の空き店舗は7店舗ということでありますが、一定の部分でこれらが施策の中で店舗の再開、または改修による新店舗ということでの活用がされてきたところでありますが、いまだに7店舗の空きがあるということでありますし、それも中央商店街というちょうど町にしてみれば顔の真ん中になる部分でありますので、極めて残念な状況になっております。この課題につきましては商工会を中心とする、また昨年策定をいたしました清里町の商工振興計画の中においても、この空き店舗対策を今後どうしていくかと大きな課題となっているところでございますし、やはり全体の商業環境の改善と、また雇用の確保の観点からも空き店舗を何とか埋まる方法を皆さんとともに、模索をしていかなければならないというふうに考えているところであります。ただ、空き店舗によってはそれぞれの実情がありますので、その実情もしっかりと踏まえた中での対応をしていかなければならないというふうにも理解をするところでございます。いずれにしても、商店街、お店というのは町民の皆さんの日常の生活物資の供給基盤でもございます。やはり町民の皆さんがこの町に住んでいける条件をしっかりと整えていくと、これがまちづくりの基本になってくるだろうと思っているところでありますので、商店街に活力と賑わいをもたらすためのそれぞれ時代を見据えた対策につきまして、改めて商工会の方とも連携をとり、またこの店舗を所有している皆さんともお話し合いをいただきながらより良い方向性を求めていけるように努力をしてまいりたいと考えている次第でありますので、ご理解を賜りたいと思います。以上申し上げ、答弁といたします。
再質問 3番 伊藤忠之
それでは再質問に入らせていただきます。再質問を入る前に議事録に残ってしまいますので、先ほど町長の 11 月末で…。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
誠に申し訳ありません。4,007 人でありますので訂正させてお詫びをいたします。
再質問 3番 伊藤忠之
それでは再質問に入らせていただきます。この人口減少対策についてですが、ただいま町長から御答弁いただきまして、町としても十二分に危機感を持っていることがわかりました。この人口減少対策とは地方創生におけるまちづくりのありとあらゆる施策が、この対策に繋がっていく。いわば、まちづくりの根幹であり、最重要課題であると同時に一長一短、先ほど町長のご答弁もございましたけれども、一筋縄ではいかないと。そのことも十二分にわかっているつもりでございます。今までも町として様々な施策を打ってきました。その効果は徐々にですが確実に出てきていると私は思っております。ただし、先ほど町長もおっしゃられていましたが、だからといってこのままで良いわけではなく、やはり何か手を打っていかないと人口減少は加速していくというふうに推測されます。今度は人口減少の動態をもう少し細かく分析してターゲットを絞り込み今まで行ってきた施策との同時進行で新たな戦略的事業展開を行っていくべきだとそのように考えております。例えば、一般的に人口動態を大きく分けると自然的と社会的、この2つに分けられますが、ここに清里町の平成 24 年から平成 30 年までの資料がございますが、自然的の分野は、過去7年間の平均で、年間死亡数が 63 名に対し、年間出生数が 31 名、トータル自然減で年間マイナス32 名となっております。また社会的の分野においては過去7年間の平均で、年間転出 162 名に対し、年間転入 135 名、こちらもトータル社会減で年間マイナス 27 名となっております。自然減に関する町の対策として、高齢者に対する健康促進事業や福祉事業など。また出生に関しては町内のみならず他町村の方々からも羨ましがられるほど安心して子供を産み育てられるよう、様々な子育て支援事業などの施策を行っており、今後少しずつこの効果が現れてくるのではないかなと、そのように推測しております。それに対し、社会減に関する町の対策ですが、職業的に転勤・異動なる転出はほぼ同数と考えると、直接的に人口増加につながる移住支援交付金や空き家バンク、お試し住宅などの移住促進事業等の施策を行うことにより、こちらもここ数年で年間 10 数名程度の効果が上がってきておりました。ただ、しかしながらこちらもまたここに資料等ございますが、平成 28 年度あたりから年間数名程度に低迷しておりまして、多分この要因は山村留学支援事業の終了に伴うものも大きかったのではないかなというように推察しております。このような状況を鑑みたとき、この社会減、年間マイナス 27 名の大きな要因は、高等学校を卒業し、次の専門学校や大学に進学する学生達が住民票は清里町に残したけれども、進学した学校を卒業し他町村への就職を機に住民票を移さざるを得なくなった。この清里町で生まれ育った若者たちの流出に伴うものが大半だと私はそのように考えております。今後、この人口減少対策の事業展開を考えた時に、もちろん今までの施策も効果が望めるところがあるので継続事業として続けるべきと考えておりますが、この清里町で生まれ育ち地元愛を持ち続けている。多くの若者たちがUターンしやすいよう戦略的に新たな事業展開を行うべきだと私は考えておりますが、町長はどのようにお考えですか。お伺いいたします。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいま人口減少にかかる確固たる施策の関係でございますが、ご案内のように、清里町では様々な人口対策ということで、子育てのしやすい町を標榜しながら施策を展開してまいりました。また、移住定住対策においても、支援事業も数多く実施をさせていただいているのが実状であります。ただ、残念なことに数字だけを見ると一定の成果があるというふうに思っておりますから、先ほど申し上げました人口問題研究所のはじいた数字よりは約 200 人多く今も残っている形になっております。ですから、そういう意味においては成果があったんだろうというふうに思っておりますが、トータルするとマイナスになっているということですから、決してプラスの要因はなかったのかなということで残念に思っている次第であります。そうした中で今までの施策にあわせて、さらに有効的な施策を戦略的に実施していく必要性、これについてどう考えているのかということでありますが、私としても、やはり人口が少なくなることについては、地域が徐々に疲弊をしていくということに繋がっていくわけでありますので、少しでも人口が減少しない、また増える、維持できるという方向性というのは共に共有しているのではないかなというふうに思っております。そうした戦略的なものがどのような方式がいいのか、これらについてもよく検討していかなきゃならないだろうなと。日本全国人口が減っているわけであります。本当に増えている場所というのは特異的な地域でありまして、大きな市の周辺にベットタウンとして増えていっているというのが事実でありますから、清里においてそのような部分での位置づけにはありませんので、やはり清里の自然または産業経済をそういう部分をしっかりベースとした中で新たな取り組みがその中にどのぐらいどういうふうに置いていけるのかという議論を重ねていきたいというふうに考えております。何か素晴らしい施策がという思いはある訳ですが、現状としてはそう簡単にいくような代物ではないなというふうに思っていますが、ただ前向きに取り組んでいきたいというふうに思っているところでもございます。以上であります。
再質問 3番 伊藤忠之
今、町長の方からご答弁いただきましたが、先ほど来、町長がおっしゃっています 3,820 人それに比べると 200 人はと言っておりますが、あれは令和2年のことなので、今、元年で 4,200人ですから。多分このままいくと、もっと。そこは認識していただいていると思っております。なかなか今、おっしゃった通り難しい問題多々あることはわかっております。ただ、ここ近年、先ほども若者の話もさせてもらいましたが、この清里町で生まれ育った学生たちの間で物価が比較的高く住みづらい都会で就職するよりも、自然豊かで自分を育ててくれた清里町に戻ってきたいと考える学生やと若者たちが増えている傾向があるそうです。人口減少対策において、もともと清里町を知らなかった方々に清里町の魅力を感じてもらい移住定住してもらうことも、もちろん大切ですが、地元愛があり清里町に戻ってきたいと思っている若者たちを迎え入れる体制を整えることも、とても重要であり人口減少の、先ほど町長もおっしゃられていましたが抑制効果もさらにあがっていくと。そのように考えております。しからば、この機を逸することなく、スピード感を持ってターゲットを絞り込み、戦略的に新しい事業展開も行うべきと考えております。先ほど町長の御答弁の中で何か素晴らしい施策があればと言っておりましたが、これが良い施策になるかどうかわかりませんが、例えば今現在、教育支援事業や清里高校支援事業として行われている上級学校進学のための就学資金貸付や入学資金貸付などの奨学金を借り入れした学生に対し、その後、研鑚経験を積んでこの清里町に戻ってきたのであれば、借入資金償還額の減免減額措置というような施策はどうでしょうか。もちろん、ある一定の基準や減免割合などの細かい検討が必要になると思いますが、人口減少問題の改善にも繋がりますし、何よりもこの清里町の将来を担っていく若者たちが増えていくことが地域の活性化にも繋がりますので、今後の清里町のことを考えていく上では、費用対効果の面も含め大変有効な施策になると私は思っておりますが、町長はどのようにお考えになりますか、お伺いいたします。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
清里を卒業した子供たち、高校までしか清里はありませんので、それ以上の上級学校ということになれば、やはり1度町を離れるということによる人口減というのが大きく数値的にも現れているのだろうというふうに思っております。色んな部分で清里の魅力を訴えて移住定住に繋げていくというそういう施策、当然これはこれで実施をしていかなきゃなりませんが、もともと清里の方で清里をよく熟知していて条件が整えば戻ってきたいんだという方に手を差し伸べるという施策、1つのアイデアとした素晴らしいものがあるかなというふうに思います。今、御指摘をいただきました修学資金または入学資金関係、借りていない方もおられますけども、これらの資金を借りて町を離れたという方々がこういう資金の対応をすることによって、より戻ってきやすい条件をつくるという部分においては参考になる1つのアイデアかなというふうに思います。ただ、町民のお金でありますこれも全て、ですからそれを有効に活用して使っていくための条件を整えていかなければならないということも1つありますので、1つのアイデアとして十分に検討をさせていただきたいと全面的にするのかそのうちどういうふうにするのか帰ってくる期間はいつにするのか。色々課題はあるのかなというふうに思っておりますが、全体的な財政運営の状況等判断をしながら有効に働く施策というふうに踏まえた中では、そういうような部分についても十分に検討を加えていく状況の中で進めていければというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。
再質問 3番 伊藤忠之
今、町長方から大変丁寧な答弁をいただきました。色々と先ほど私も申し上げましたが、細かい検討等は必要だと思いますが、ぜひ前向きに検討していただきたいとそのように思っております。次にまた入っていきますが、今度その若者たちが戻ってきたいとなった時に色んな施策を打っていくわけですけれども、一番大事なところは、戻ってきたくても戻ってこれないというものです。これは何かというと、雇用の場の創出という部分に入っていきます。今も言いましたけども、この町に戻ってきたくても雇用の場がなければ、自分で起業する以外戻ってくることができません。先ほど、町長は池下議員の町長答弁で雇用の場は外で、住居はうちでと答弁しておりましたが、そんな他人任せの都合の良い話ではないと思っておりますので、そこを理解していただきたいと思っております。人口減少問題の改善に向け、雇用の場の創出は大変重要です。しかしながら今現在、地方の民間企業は体力的にもかなり疲れてきていると思います。人口減少問題の改善に繋げる雇用の場の創出を 100%地方の民間企業に任せるのはなかなか難しいのではないかと、そのように思っております。しからば、民間企業に協力を仰ぎながら半官半民でも雇用の場の創出を行っていかなければならないと私はそのように思っております。この清里町の基幹産業は農業です。この特色を生かして雇用の場の創出を考えてみても良いのではと考えております。例えばですけれども、これは平成 28 年度の定例議会でも提案させていただきましたが、今、この清里町の基幹作物の1つである小麦からできた清里産 100%の小麦粉を使用した清里生うどんや清里生冷麦が商品開発されました。この商品、とても美味しく町内外の方々から大変好評をいただいております。ただしかし、残念ながらこの商品は原料が 100%清里産であるにも関わらず町外で加工生産されている状況です。今後、この製麺加工場からさらに、その場で食べられるうどん屋まで、一貫してできる総合施設を先ほど池下議員の一般質問にもありましたが、旧小学校跡地を利活用し創設できれば雇用の場の創出に繋がると思っております。実は、この事業、雇用の場の創出以外のさまざまな効果が期待できます。この施設によって、原料生産から加工生産まで本当の意味での 100%清里産の商品となり、清里町の新たなキャッチコピー、清里 100%にも繋がっていきます。また、今後この商品が清里町の新たな特産品にもなり得る可能性がありますし、基幹作物の小麦を使用することにより、地場産業発展にも繋がります。また、旧小学校跡地利活用問題の解決にも繋がりますし、うどん屋を併設することにより交流人口の増加にも繋がっていきます。もちろん雇用の場の創出にも繋がりますから、1つの事業で複数の効果が望め、まさしく戦略的事業展開として検討すべきだと私は考えますが、町長はどのようにお考えになりますか。お伺いいたします。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいまの御質問でございますが、戦略的な雇用の場の確保ということであります。清里町におきましても今まで町が中心となりながら、また、関係機関のお力を借りて例えば老健きよさとだとかケアハウスまた清楽園、そして緑清荘、パパスランドと様々な事業を展開させていただきまして、それなりのこの中に雇用も生まれてきたところでもございます。そうした中においてやはり清里の特性を生かした部分での新たな事業としての雇用の場の確保ということの御提案でございますが、基本的に様々な対応があるのかなというふうに思っております。特にこの生うどん、生冷麦、本当に素晴らしい製品を開発したなというふうに思っております。ただ残念なのが北見の津村で製作をしていると。津村さんが製作をしておりますから、それはそうで結構かなと思いますが、できれば分社工場を清里あたりに立てて欲しいというのが現実の願いでありますけども、なかなかそういう流通の中でやはり商売でありますからそう簡単にはいかないのかなというふうに思っているところでもありますが、1つのアイデアとしてこういう地場のものを加工しながら次の流通へ繋げていくと。観光は食との繋がりでありますから、そこをセットにして清里も考えていかなければならない。そういう思いを思っているのも事実でございます。今現在、食の部分でいけば清里にはじゃがいも焼酎があります。それと上手くセットする商品の開発だとか、そういう部分を合わせた中で進めていければなというふうに思うところでありますが、いずれにしろ作ることはできるかもしれませんが、それを商品にして売るということになれば、また次元の違うことにもなってまいります。ですから町も入りながら起業者とどういうふうな流れの中で連携を図っていくか。これが非常に大事になってくるだろうというふうに思っておりますので、農協さんが発案した生うどん、生冷麦でありますので、農協さんとも十分に連携をしながらこの冷麦だけに捉われない、うどんだけに捉われない、また清里の特産品としての馬鈴薯もありますし、また甜菜もありますし、色んな面での取り組みができる可能性があるのかどうかそこら辺も含めて、関係の皆さんと相談をしてみたいなというふうに考えているところでもございます。何か良い清里らしい新しいものが生まれてくればと。そこに雇用も一緒になってついてくればなという思いでいるところでもございます。以上であります。
再質問 3番 伊藤忠之
ただいま町長の方からご答弁いただきましたが、今町長おっしゃるとおり、加工もろもろしていったとしても、最終的に売る段階で流通の部分含めてマーケティング含めてですが、なかなか難しい部分というのは私も認識しております。また前回質問をさせていただいた時も、町長その話をされていたことは私の中にも残っております。ただ、今もそうですしこの前のご答弁の中でも、今後色々と農協さんですとか他の民間企業さんとご相談をしながら検討していきたいと。検討というよりは色々ご相談していきたいという話も、前回ももらっていますので、そこから進めていただかないと。できるできない別としてもまずその第一歩、農協さんですとか今言った民間企業ですとか色んなところと話し合いを持つという姿勢も本当に大事だと思ってますので、その辺に期待しておきたいと思っております。ただいま町長からも御答弁をいただきましたが、今言いました通り難しい諸問題も多々あり、簡単にはいかないと思います。しかし、今提案させていただいたこの2つの事業で実際どうなのかはわかりませんけれども、現段階で考え得るだけでも8項目の事業効果が期待できるというものでございますので、戦略的事業展開としてスピード感を持って、ぜひとも前向きに検討していただくことを切にお願い申し上げながら2項目の質問にうつりたいと思っております。2項目目ですが、地域振興対策についての質問で、今回市街地の方、空き店舗の方に特化した形で再質問させていただきます。市街地の商店街の空き店舗対策でございますけれども、今までも色々とやってきた中で確かに町の私財ではないので個人の財産所有物ですし、なかなか町として勝手に何かに手をつけるというわけにもいかないことはわかっております。ですから今までも町としてできる範疇の中で起業・新事業創出支援補助等の事業を行ってまいりました。もちろん、この事業を活用していただいて新規出店された事業者もいて成果も上がっております。ただ、ここに来てちょっと頭打ちになってきているような気がしております。この事業についてはもちろん地域振興活性化対策に繋がっていきますので、継続事業として扱っていくべきだとは考えておりますが、今後は、この事業内容をいま一度精査・検証し、もう少し若い人達にも活用しやすくする作業も申し込みも必要な期間でないかなとそれらを考えておりますが町長はどのようにお考えですか。お伺いいたします。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
前段の若者定住対策との関係でありまして、先ほどの修学資金また入学資金の償還の猶予の課題だとかまた雇用の場の確保としての新しい産業の振興という部分について新年度に向けた対応の中で果たしてどういう取り組みができるかというのはまた改めて相談をさせていただきたいと思いますが、スピード感を持ちながら進めていく所存でありますので、今どれがどうだということではありませんけども、そういう対応で進めていきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。それから次に空き店舗対策としての様々な施策の関係であります。町としては、やりやすいスタイルをなるべく求めていきたいというようなことで、あまり規則、要領に縛られない、だからと言っても野放図にももうできないと。やはり町民の皆さんのお金を使わせていただいているわけですから、やはり一定のルールはしっかり確保した中での対応ということで進めているわけでありますが、ただ御指摘をいただきましたように数字的に見ていくと、やはり年によって随分こう動きがあることも事実であります。これはその時々のやはり社会情勢というのもありますから、一概には言えないことだというふうには思っておりますけども、よりPRをしっかりしながらわかりやすい説明をしていきたいというふうに考えているところでもございます。また様々なこの運営に当たっての条件の中で簡素化できるもの、それから緩和のできるものがあれば取り組みながらより利用のしやすいスタイルを考えていきたいと思っておりますので御理解をいただければというふうに思います。
再質問 3番 伊藤忠之
ただいま町長の方からご答弁いただきましたが、今後も引き続き検討していただきたいと、そのように思っております。次に、この空き店舗のうち、延べ床面積の小さい物件は、まだ個人事業者としても検討しやすいとは思っておりますが、延床面積の大きい物件は、なかなか個人事業者としては現実的にハードルが高いと思われ、動きが鈍くなっていると思います。この前商工会との懇談会でも意見が出ておりましたが、具体例を申し上げますと、旧フェリス跡地の件ですが、あそこは町の中心地であり、そこが空き店舗になっていると、幾ら周りの個人商店が頑張って商店街を盛り上げ活気づかせようとしてもなかなか難しいそうです。もちろんあの物件は民間の試算ということはわかっておりますが、以前、町長からご答弁で商店街の中心部はある意味では公共財としてもみなすのではないかとの発言もあったと思います。最初の質問でも申し上げましたが、市街地商店街は、ある意味町の顔でもございます。その商店街中心地の大きな物件が空き店舗となっていることは、地域の活性化にとっても改善していく案件だと、そのように思っておりますが町長はどのようにお考えですか。お伺いいたします。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいまの空き店舗の関係で、特に中央商店街の中心部にあります旧フェリスの店舗の関係でありますが今、議員がおっしゃられた通りで、私も全くそのように思っております。やはりど真ん中でありますから、そこが日中はまだしも、夜になると暗くなってしまうということは本当に商店に火が消えたという、まさにそういう感じを受けているわけで、誠に残念だなというふうに思っております。その後も商工会の方とはついこの間も役員さんとお話をいたしました。当然、この話題も出ておりますし、また地域振興懇話会の中でも商工会長さんの方から全体としては捉え方をいただいておりますが、ただ、今の段階で商工会自体も、これという妙案がなかなか掴みにくい。一部企業誘致の形で商店誘致の形でちょっとあったみたいでありますが、条件が整わないとか、色んな部分で話が振り出しに戻ってしまったというようなこともお聞きをいたしております。ですから、できれば町が全体となって、そして商工会の皆さん、または各商店の皆さんとともども、あそこをどういうふうにしていくことが皆さんで知恵を絞って行かざるを得ないだろうというふうに思っているところでありまして、さらに商工会の皆さんとの話し合いの機会を設けながら、より突っ込んだ話をしていければなというふうに思っておりますが、ついこの間までの間で確固とした妙案がないというのが今の状況であるというふうに理解をいただければというふうに思います。以上です。
再質問 3番 伊藤忠之
ただいま町長からご答弁いただきましたが、商工会の方でも何かと考えているという話は私も聞いております。ただ、なかなか商工会自体もなかなか厳しいという部分もございますので、何とかみんなで今町長もおっしゃいましたが知恵を絞って良い状況に向かって行ければなとそのように考えているわけでございますが、実質この案件先ほども申し上げましたとおり、民間の財産という形に関係してくることでありますから、実質大変繊細であり且つ難しい部分だなとは理解しております。ただ、今後の町の活性化のためにもやはり大変重要な部分だと思いますので、ここでちょっと視点を変えて、町長にお伺いしたいと思います。1項目目の再質問でも少々触れましたが、この清里町は他町村の方々からも羨ましがられるほど、安心して子供を産み育てられる町として様々な子育て支援事業を行っております。もちろん町内の方々からも子育て支援に関しては清里町以上の町はなかなか聞かない。子育てをする上では最高の町だと思っています。かなりありがたい言葉をいただいている状況でございます。ただ最近、数年前に商店街の薬局店が残念ながら閉店となり、オムツや子育て用ミルクが町内で購入できなくなり、小さな赤ちゃんを車に載せて他町村まで買い出しに行かなければならなくなり、とても不便になってしまったという声を数多く聞くようになりました。安心して子供を産み育てる町として、この問題の改善に取り組むためにも、1歩踏み込んだ形になりますが、旧フェリス跡地にツルハやサツドラなどのドラッグストアを町長自らトップセールスマンとなって町をあげて誘致してみてはどうでしょうか。先ほど多分、商工会の方でも誘致の話がと町長おっしゃっていましたが、この部分にかかってくるのではないかなというふうに思っております。町の中心地にドラッグストアがあれば小さな子どもから高齢者まで幅広い世代の需要が見込めますし、それだけ人が集まるので商店街の活性化にも繋がります。また、1項目目の質問にも繋がりますが、雇用の場の創出にも繋がりますし、何よりこの町の重点施策である子育て支援にも繋がります。複数の効果が期待できるのであれば、町中心地取得への財政出動も考え得るところでもあり、民有地取得により企業誘致に関しても企業側のマーケティング等の問題もあると思いますが、民間ではできない行政的なメリットを誘致企業に提案できるのではないかとそのように思っております。空き店舗対策としてだけではなく、全体の地域振興対策として検討する余地があると思いますが、町長はどのようにお考えですか。お伺いいたします。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいまの旧フェリス跡地の活用の関係でありますが、基本的に所有者がございますから、所有者の意向がなければ周りでどれほどの対応をしても、これはなかなか前に進んでいかないということ、所有者の方から了解を得られたらとなればまた違う動きが出てくるのかというふうに思います。ただ、私も具体的に突っ込んだ話は聞いておりませんけれども、商工会の皆さん方がツルハドラッグの誘致に向けて、ツルハ側と商工会で、お話合いをしたという経過は聞いておりますが、条件が合わなかったということでお断りになられたというふうにお伺いをしております。町においても、そういう具体的な物件が出てくればそれの誘致に向けて皆さんが合意をされているのであれば、その誘致に向けた支援対策というのは色々対処方法を考えていかなければならないというふうに思っておりますが、ただこの場においても同業業者の方がいる場合だとかいろんなやはり制約がついてきます。先ほどの話ではありませんけれども、もうこの地区にはこれしかないんですとなればこれは公共財ですけども、すでに沢山あるとなれば、競争相手をどんどん作る話になってきますので、そこら辺は十分に考えていかなければならないところかなというふうに思います。ただ全体の町の形態としても、やはり町の顔としても何とかあそこの部分が新しいまちづくりの1つの拠点になればなというふうに思っているところでございます。皆さんとたまたまお話したツルハは駄目であったけれども、他の物はまだ可能性が探っていないわけでありますので、仮に相手方といいますか、所有者の方がそういうような意向があって貸すことは可能ですよということになれば、また違う道も色々模索をしていかなければと思っております。この間も商工会の役員さんとお会いした時は、全く同じ話をお互いにさせていただきました。町も条件さえ合えば支援をできるものは前向きに考えていきますということでお伝えしておりますので、そういう中で皆で知恵を出し合いましょうという話もしたところでもございます。以上であります。
再質問 3番 伊藤忠之
ただいま町長からのご答弁いただきましたけれども、様々な問題あると思います。難しい部分もかなり多々あります。ただ、競合の部分も先ほど出ていましたが、今だけではなくやっぱり 10年後、20 年後その時の町の形態なども鑑みながら、本当に前向きに検討していただきたいとそのように思っております。時間もあれなので最後に、この企業誘致、今お話しさせてもらいましたが、企業誘致に関連して美しい村連合についてお伺いいたします。清里町は平成 28 年度に美しい村連合に承認加盟が認められ、約3年経過しました。この美しい村連合加盟当初は今後、清里町のPR効果に繋がるといった漠然としたものでしたが、その後、この美しい村連合に対して協賛企業が 80 社から 90 社くらいありその企業と、お互いの利害が一致できれば自由にコラボレーションできるという説明を受けました。昨年の定例議会において、その後、協賛企業とは何か交渉しましたかと質問したところ、企業側から何件かは提案があったが利害が一致せず断りました。また、こちらからは、まだアクションを起こしていませんが、今後考えていきますと答弁をいただきました。その後、この進捗状況はどうなっているのか。またさらには空き店舗対策や旧小学校跡地利活用対策として協賛企業に対し、テレワークやその他諸々の企業誘致の交渉を行ってきたのか、町長にお伺いいたします。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
日本で最も美しい村連合との連携の関係でございます。ご案内のように清里町を4年前に日本で最も美しい村に加盟をさせていただきました。今現在も全体では 64 の地域、町村、これが全国で加盟をされており、また協賛企業として 83 団体が加盟をされております。具体的な企業 83団体とのコラボという部分についての具体的な成果はまだありませんが、色んな企画会合を通じながらですね。連携を図っているという状況の中であります。また北海道全体の連携会議、日本で最も美しい村連合の中の 10 の北海道に地域がありますので、それらは別に北海道連合という会議を持っておりまして、その中でスタンプラリーだとかサッポロビヤガーデンのふるさとPR、それから都内での北海道の物産展、この 10 のですね。それからをツーリズム事業として地域観光ツアーの展開、また特産品のPR事業ということで各町村に加入しているところの特産品や何かをお預かりして販売をすると混合販売ですね。そういう委託販売を手がけてきているところでございまして、それなりの効果が徐々にではありますけども、あがってきているというふうに判断をいたしております。また日本で最も美しい連合そのものが一定の年数を経過いたしまして、全体が 10 何年の歴史を抱えておりまして、さまざまな取り組みがまた新たな観点から起きてきているというのも事実でございますので、これらの連合とのより強化をしながら少しでも町に活力のある、また移住定住や清里を知ってもらえるという対策のために努力をしていきたいというふうに考えております。失礼いたしました。来年で美しい村連合そのものが 15 年の歴史を数える、しっかりとした団体に育ってきているところでもございます。そんな中でより効果が上がるように我々としてもいろんな面で連携を強めながら進めていきたいというふうに思っております。直接この企業会員の中には入っておりませんが、ここを通じて連絡をいただいたのには大阪のマルシェという会社があります。そのマルシェの社長さんが、直接清里に何回か従業員の方を含めておいでになられて、清里のじゃがいも焼酎を向こうに紹介をするということで紹介していただいて、販路の1つを開拓したということも事実でありますので色んな機会をついてですね。また企業の方にもいろんな面でアプローチをかけていきたいというふうに考えている次第でもございます。以上であります。
再質問 3番 伊藤忠之
町長からご答弁いただきましたが、大阪のマルシェという会社ですか。そういうとこと販路をつくっていけたということは私もそれは効果があったというふうに思っております。美しい村連合に関連した予算というのが直接的なものをまた間接的なもの含めますと、それなりの予算を計上して出る状態です。せっかく美しい村連合に加盟したのだから加盟することが目的だったとならないように、加盟した効果が出るようにしっかりと今後も対応していただきたいとそのように思っております。今回、大きく分けて2項目の質問及び提案をさせていただきました。人口減少問題の改善や空き店舗対策などの地域振興対策は大変難しく、一筋縄でいかないことは十二分に理解しております。ですが、地方における町づくりには絶対避けては通れない問題ですので、今まで以上に大胆に1歩踏み込んだ検討および対応をスピード感を持って進めていただきたいと、そのように思っております。今後櫛引町長の調整に対する力強い活動に御期待申し上げながら私の一般質問を終わらせていただきます。以上です。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
まちづくりのご質問本当にありがとうございました。状況としては、かなり厳しい状況であるという認識は持っているつもりでありますが、やはり何と言ってもこの地域に住んでいる皆さんが安全安心に暮らしていけるそういうまちづくりを進めていかなければと私はよく言っております、この町に住んで良かったなというふうに幸せを実感できるそんなまちづくりのために誠心誠意、先ほど来ありましたように、スピード感を持って取り組んでまいりますので、色んな面でご指導ご支援をいただきますようこちらの方からもよろしくお願いを申し上げる次第であります。有難うございます。