清里町議会 平成28年第5回定例会 2016年12月15日
清里町における公共交通の将来について
2016年12月15日、清里町議会の一般質問で、河口高議員が「清里町における公共交通の将来について」質問し、町長 櫛引政明が答弁しました。
- 質問者
- 河口高 議員
- 答弁者
- 町長 櫛引政明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 河口高
それでは、通告しておりました質問事項について、清里町における公共交通の将来について質問させていただきます。わが町の公共交通については、JR路線、釧網本線とバスの路線2つが完備されております。これは町長も時折、当町の交通機関はバスとJR。わが町には2通りの交通手段があるということでいろいろ紹介されていることも事実でございます。そのJRが11月に単独では維持困難として、10路線13線区の区間の見直しが発表され、その後毎日必ずJR鉄路に関する記事が新聞に出ております。残念ながら2週間ほどでその話題もほとんど目につかなくなったのが現状かなと思っております。この清里町におけるJRがどういう位置づけになっているのか。どういう活用がされているのかということと、もう1つバスの路線がどのように運営されているのかっていうことについて、改めて私も調べさせていただきました。私たちは当初より鉄道の維持っていうのは非常に難しいというのは共通にみんな思っていることだったと思います。しかし、この発表以来もう間近に詰まった現実の問題として皆さん捉えられたんだろうと思っております。私自身も鉄道は大事ですよねっていう認識の中で、これはいずれ大変だろうと思いながらも、現実は近々の問題だという認識になったと思っております。大切と思うこの鉄路。しかし我々はこのJRとバスについてどう向き合ってきたのかと改めて思ったときに、やはり生活の便利と多様性の中で生活環境がどんどん変わっていった。車社会の中で、我々が鉄道公共交通については利用するというよりは使ってこなかった。新しい車社会の中で便利に使っていったんですけども、その結果として当然バスは民間ですから、今では朝1便まさしくスクールバスとしての活用しかなくなっていった。JRについても実際はどんどん減っていって一般の人方が使える時間帯になっているんだろうかといったときにギリギリ使って1カ所行くだけで、1日をかけてしまうという時間帯の路線しかありません。これが実際のことです。ただし問題沙汰されたときに鉄路は絶対に守らんきゃならないんだという思いの産物であるんだと思います。これからの維持のためにどういう方法があるのかということがいろいろ検討されてくるんだろうと思いますので、このJRに対してどういうスタンスでいるのか、現状をどういうふうに捉えているのか。それとバス路線についても、どのように捉えているか。将来についてどういう形で取り組んでいかれるかということについて、まずお聞きしたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただ今御質問をいただきました、清里町における公共交通の将来について、そしてその中でのJR北海道が示した赤字路線の対応について。そしてまた地域バス路線の現状と今後についてという御質問についてお答えを申し上げたいというふうに思います。御案内をいただきましたように、清里町における公共交通機関というのはJRと路線バス、この2つでございます。今回JRにおいては、JR北海道が11月の18日、JR単独では、維持困難な線区という形の中で釧網線が発表されております。町としては、その説明に実際に11月の25日に直接の説明をいただいたわけでありまして、その維持困難な部分について沿線自治体とJRとの間で協議をしたいとの申し入れでやったわけでございます。協議するにあたっても一応4点の項目が示されております。内容的には設備の見直しスリム化を図る、そして駅の廃止や列車の見直しによる経費の節減、さらにはもう一つは運賃値上げによるお客さんの応分の負担をいただくこと、そして日常的に鉄道を利用していただく利用方策について検討、それから今話題になっている上下分離方式での検討。いわゆる運送会社と鉄道設備会社に上下を分離するという、この4点についてそれぞれ協議をしていきたいと。その協議の結果JRとして維持すべきことなのか。代替にすべきなのかということを最終的に判断したいと。こういうような申し入れであったわけであります。先の私からの行政報告でも申し上げましたように現時点においては、路線そのものが清里だけの完結路線であれば私どもと直接個別協議が相整うということになりますが、本線については、釧路経由し、網走に抜けるという骨格的な路線でありますから、1自治体の1都合によって、どうこうできる話ではないというふうに私はお答えをいたしております。そういう背景を受けた中で12月の2日に管内の活性化期成会において、これらに対する期成会としてのスタンスを協議させていただいたということで、これについても先ほど行政報告で申し上げた、そういう内容で確認がされたところでございます。本路線については現在釧路に向かう列車が5列車、それから網走に向かう列車が6列車、1日に運行されているというようなことで、網走に向かう部分については午前が3本、午後から3本。それから釧路に向かうのは午前が2本、そして午後からが3本。そういうような内容になっているということでございます。そんな中で利用者の通学通勤が多いというふうに伺っておりますけれども利用されておりますし、また地域の足としてだけでなく観光的な要素も極めてこの路線は高いということでシーズンになるとですね、観光客の方が大勢利用されているということも聞いているところでございます。列車の関係については、今申し上げたような形の中でこの維持困難な線区についての、これからいよいよ具体的な対応が始まってくるというふうに考えているところであります。私どもとしては、まずは国が分割民営化した時のその方式が正しかったのかどうかという検証がまだ一度も行われていないということでありますから、そこをしっかりとやっていただいた上で、もともと維持できないところを北海道JRに預けたのかどうかと。そこらへんが大事なところになってくるというふうに思っておりますし、また北海道の発展計画上も、これはしっかりと位置づけをしていただかなければならんというような考え方でおります。そうした基本的な考え方をもとにしながら、具体的なものとしては地域の足をどう確保していくか。守っていくか。これに尽きるのだろうというふうに思っております。もう1点の公共交通路線バスの関係でございます。清里町は斜里バスが路線バスの運行をされております。路線バスとしては、緑・斜里間。これが清里町における路線バスの内容でありまして、路線バスとしては1日2往復ということで処理がされております。その他に通学バスとの併用で運行していただいているということがありますので、緑線においては、2往復プラス1往復。これは通学バスとしてですので、路線バスとしての扱いでありませんから町内の移動については使えるけれども、町内から斜里まで行くというには使えない。要は清里の区域内でどこかで降りるバスが緑線であります。それからもう1つは江南線も3便運行をいたしてございます。これについても路線バスではありませんので、江南線については通学バスとして運行をいただいているわけでありますので、町内のどっかの場所で乗り降りをしていかなければならんということで、斜里までは通じていないという形の中で運行が行われているということでございます。利用の実態をちょっと調べてみますと、このバスについては極めて利用が少ないというのが実態でございまして、町内で乗り降りされる方は、1年のうち数名しか実際には利用されていないというのが実状であります。これはバスの性格上通学バスと兼ね合いを行なっているということで、時間帯がその学校の始業時、下校時またはクラブ活動等が終わった後ということでの時間帯の配置になっておりますから、非常に使いにくいという部分もあるのではないかというふうに思っておりますけども、現状論としては利用者が極めて少ない状況であるということでおさえているところでございます。いずれにしてもこういう地帯でございますから、JR、それからバス路線、公共交通機関としての我々としてもどういうふうに将来的に役割を果たしていけるのかどうか十分に検討を加えていく必要があるだろうというふうに考えている次第でございます。以上申し上げ、1回目の答弁とさせていただきます。
再質問 3番 河口高
それではJRの問題から再質問させていただきます。先ほど町長の行政報告にありました、12月2日オホーツク圏活性化期成会のJRに対する問題については、新聞紙上の中でも大きな見出しとして出されております。私はこのJRとの協議に応ぜずという大きな題目の内容で非常に愕然とした。この1市18市町村の期成会、要するに各町のトップ、それと議長それぞれが集まった期成会の中の一番最後の結果は、JRとの協議に応じずっていう題目が非常に残念でした。JRが11月に、まずどういうことで投げかけてきたのかということの認識を持ってなきゃいけないだろうと思います。我々はJRって無理ですよねという根底の中で、ずっと維持してきていただいているんだろうと思います。しかし生活の便利さだとか、そういうことで、なかなか人口減とともに利用が減っていったという現実の中で、いざもう無理ですよ。しかもJRの社長が、基金が底をつく、もう3年先にはもう維持できませんと提案したときに、石北線・釧網線を交えるこのオホーツク圏の1市18市町村の町長・議長がJRとの協議は応ぜられないんだと。まずは見てからでないと応じられませんよっていう結論に愕然としたんです。これは私も1番近くの斜里駅長とも大分長くお話させてもらいました。いろんなことの現状の中で話させていただいたんですが、JRはまず廃止とは言ってないんですよと。ただ結果としては廃止にならざるをえないという部分は出てくる。現実に留萌線の増毛、最後の末端は先日廃線になりました。この現実を踏まえた時に、この1市18市町村の首長・議長の中での結論が、JRとの協議に応ぜられない、しかもこれは非公開になっている。この現実は全く問題意識が違うんだろうなと思います。ここをどうやって維持しなきゃいけないという大きな思いがあれば、これはどういう形で、真っ先の当事者のJRと協議がなくては先に進んでいかないんですね。国と道がどう考えるかそれ決めてから協議しましょうじゃないですね。我々は、ここを維持するためにはどうしたら良いのかっていう自分たちの地域が発信をして、その中で国と道がどう関わり合っていくのかということが大事で、国と道がどうやっていくか、それから私たちは考えましょう、では順番が違うんであると思います。それ以前に新聞紙上にあります高橋知事が何と言ったのかというと、財政支出については、もう既に無理ですっていう発信をしているんですね。新聞の中でも書かれています。道はもう無理ですよって。国の代議士も何て言っているのか。地域での活用を議論しなさいと大きな見出しになっているんですね。道も国も地域で考えなさいって、新聞でどんと出ているんです。その中で1市18市町村の首長が道と国がなお結論を出さないと協議できないと、これは全く次元が違うなと私は思っています。この内容については、先ほど行政報告の中で実際はここに書かれてない何があるのかを、本当は知りたい、そして町長がこのJRを絶対守るのか。私はもう一つの選択肢はあるんだ、もうJRに頼らなくてもいい交通手段ということも1つあるんだろうと思っています。その辺の思いをもう一度、町長の、ここの町の捉え方、将来についてこういう進み方をしたいんだという思いをもう一度確認させていただきたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
JRとの鉄路の関係でございますが、今もありましたように、このJR北海道は分割民営で北海道版としてスタートしたと。そのときに既にもうこの地域は鉄道業務が成り立たないということで6千822億円の別途基金を付けて、これは取り崩しのできない基金です、だから原資はそのまま残っておりますということで、そのときの金利が7.3%の金利で補てんをして何とか維持をしなさいということでスタートをしたというのが経過であるというふうに理解をいたしております。現状問題として分割民営化したときに、北海道または、東日本、西日本と8つの線区に分かれた会社が発生をしたわけでありますが、この中でどうしても離島関係、要は北海道、九州、四国関係については、最初から厳しいだろうという中でスタートをしております。九州があれだけの人口密度とあれだけの面積の中で黒字化をすることができて、一部上場に入ってきたというのが現状でありまして、四国・北海道は赤字続きの路線で今でも運用をされているところでありますが、その先ほどいった6千800億円の7.3%の現状は、マイナス金利状態であるというようなことで、そこからの収入は見込むことができなくなったというのが現状、それが赤字幅にそのままつながっているというのが現状でありますから、当初からこの形が本当の意味で適切であったのかどうかと。もともとできないのを承知で割り振ったところなのか、その負担を北海道民が負おうとしているのか。そこらへんもしっかり追求していく必要があるだろうというふうに私は思っております。今回の北見での活性化期成会の意見交換の中でもそうした議論があった訳でございまして、やはりそこのところをしっかりと1回検証しないことには、今、はいはいとその場、その場の路線ごとに、各自治体にと書いてあるわけですから、そういう結論を出して良いのかどうかということではないというふうな判断をさせていただいたわけでありまして、そういう部分での知事は、今回の記事の中でも具体的な財政に触れるようなことは一切触れておりません。それから一緒に協議に入るということも余り触れていないわけでありますけども、現状としては鉄道ネットワークのワーキングチームというのが、北海道が主催で起きております。これには関係の14市町村のトップの方々も入っておりますし、鉄道網に関する知識人の方々も入っているということで、これは鉄道ネットワークの将来を考えていくかという会合でございまして、来年の中旬までには、その全体枠としての結論を出すというふうにされているわけですから、まずそこのところを先に、しっかりと検証しなければならんと、そういう中においてやはり進めていく必要があるだろうと。それでこれはあくまでも新聞の見出しでJRとの協議に応じずっていうのは、これは報道としてばんと打ち出したわけでありますけれども、応じずというのは、今現状では応じないよ、そこらへんの方向性が出てこないことには、次のステップに進めませんということでありまして、そういう方向性が出てきた中で、具体的な線区ごとの協議というのは、当然必要になってくるという理解でありますから、まずはそちらを先に済ませたうちに、こういう方針のもとに基づいて協議に入っていくんですよと、なんか応じずって言ったら、ずっと応じないのかという判断をされる恐れがありますけども、決してそういうことではない。まず先に国や北海道の方向性を確認したい。その上で地域としても、どう協議に入っていくんだという形になっていくんだろうと思っているところであります。以上であります。
再質問 3番 河口高
今の答弁の中は、各市町村と肩を並べながら一緒に協議をしていくというスタンスで、私が答えていただきたいのは、清里町としてのJR鉄路を守るんだっていうスタンスでいるのか、もう一つ選択肢があって良いんだろうと。もう鉄道には頼らない。交通網をうちの町は構築するんだという選択肢が1つあり得るんだろうと思います。札幌、旭川との首都圏との交通網以前に周辺、ここでいうと網走までの鉄路をどうやってきちんと守っていくのかという選択肢の中で、この町の置かれた立場は、他の市町村と違うんだっていうことをしっかりと認識していただきたいと思います。釧網線、網走から釧路間を見たときに、網走を出ますと小清水町そして斜里町、清里町そして峠を越えていくわけです。この中の現状としたときに網走までの町は、小清水と斜里町である、この3町の位置づけを考えたときに、うちの町の置かれている現状は全く3町とは違うんだという問題意識を持たなきゃいけないんだろうと。当然小清水町は、もともと駅は、浜小清水と止別です。住民の生活の足としては、従来からJRには何も頼ってないわけで、網走バスの路線がしっかりと組まれて、これも減便はされていますけども、かなりの便数で網走間は走っています。斜里町はこういう言い方すると非常に失礼ですけども、割と問題意識がまだまだ深くないのかなと思っております。それは力になる観光っていう一つがあるから、まだまだ大丈夫だというような大きなスタンスでいるのかなという勝手な判断をさせてもらいます。網走・斜里間というのは、オホーツクっていう1つの観光の中で考えられている部分もあるのかなと思っております。こないだの台風雨の被害の中で、網走から鱒浦間の間で、がけ崩れがあったときに、一時ストップしておりました。そのあと開通し、斜里・網走間は、独自で走っておりましたが、清里は釧路との間の不通区間があったために、こちら方は来られないということでした。しかし実際に、汽車の車両については網走・斜里間が走れたのにどうなんだろうか。それはちょうど網走にあった列車が運行できたという回答がありました。でも実際は、この汽車の路線を見ますと、確認してきたことですけども、北見・緑間は実際に走っている車両というのは3両なんですね。朝一番が北見に向かって斜里から6時45分があります。次の便は緑からの6時51分は2両編成なんですね。学生がたくさん乗るから2両編成。この時に緑から発車する列車はどこから来ているのかというと、時間表にない6時20分ぐらいに回送で清里に着いて緑まで向かっているんですね。空車で、緑まで向かっている列車があります。これは夜減便になった9時の列車の車両なんだろうと思いますが、空車で緑まで走っている。そして2両編成でいく。そして、これはほとんど空の状態で清里から学生が約平均大体30名です。土日は部活関係で10名少しが乗っていますよというのがこの列車の実情で、一般の方は、1人、2人が現状です。そしたらこの3両で動いていた列車が網走・斜里間にあったときに、どうして清里まで来なかったのかという認識は町長されているのかどうかっていうことと、先ほどの留萌線じゃありませんけども、釧網線の乗車率が悪い、わざわざ緑から川湯越えてまでを考えたら、斜里で止めちゃいましょうという選択肢も無きにしもあらず。そのときの置かれた町の現状は違うんだろうと思いますんで、斜里からここまで来なかった理由というのは把握されているかどうかを確認させていただきたい。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
公共交通網JRの関係でありますが、全体として清里はJR鉄路とバス路線ということで今まで経過をしてきたわけでありまして、今般のJRのこの問題について先ほど申し上げましたように、基本的にはJRの釧網線の維持をしていくということを目途に進めていくんですよということは、釧網線だけでなく管内的な石北線を含めてこれからですよということでございますんで、そこらへんを御理解いただきたいというふうに思いますし、またいろんな交通体系が考えられているのも事実でありますが、基本となるのは、やはりバスであり、JRであるということでありますので、我々としては、両交通体系とも維持をするというのが基本路線ではありますが、具体的な展開というのは、それぞれ協議が進められている段階で、うちの町の部分の緑線はどうだ、清里の町はどうだという表現は、まだ今の段階では差し控えていかなきゃならんというふうに思っております。腹の中としては維持するということを前提にすべてを考えていきたいなというような思いでいるところであります。以上であります。
再質問 3番 河口高
今の答弁の中でJRは維持していくんだというのが町長の考え方だっていうことですね。これについては、JRが維持困難ですと言った時点で、存続するためにはどうするのかというと、きちっとした上下分離なり方法論は別として資金援助。ここに経営資源を投入してください。この道しかない、何も選択肢ないんです。あくまでもどういう資金を出していただけますかという選択肢が各市町村に投げられたんです。これをどれだけ出せますかという事。何も難しいことじゃない。金を出すから便利な運行をしてくださいという要求が出る。その中でうちの町は存続に向けて他の市町村と肩を並べますよっていったときに鉄路から何を得られるんだろうかということと、鉄道でなければならない付加価値とは何だろうか。しかもこの中には3年で底をついてしまうんだよと言いながら、経営資源は新幹線にいろんな形で向けられているという現実の中で、そこで生んだお金が各ローカルに向けられるんですよという将来像がきちんと語られれば別ですけども、まず維持困難が先の話になってきます。そのときに大義名分は、今言われた住民の足をということであればJRでなくてもいいんだと。僕はここの町としてJRにはもう期待できないっていう選択肢も1つあるんだろうと思います。次バスの話になりますけど、JRにかわる考え方の中で小清水・網走間というのは便数があります。網走に行く道は小清水間とのJRに代わるものは構築できますよということも1つあるんだろうと。今スクールバスとして高校のバスが走っています。小清水間走っていますが、一般のバス路線につなぐ時間帯に走らすことも1つの選択肢になる。莫大なJRに投資した部分は、交通の便利さを生むけども何を生んでくれるのかというときに、まだまだちょっと不確定要素がたくさんあります。鉄道でなければならない付加価値は、釧網線に何があるのかというと先日私もどんな形で紹介されているのか。先日発売になったフォトグラフ釧路でやっぱり斜里岳ですね。路線から見る斜里岳を付加価値として汽車から眺める斜里岳というところで紹介されております。観光の入りがJRを通じてどのぐらいあるのかな、この辺をもう一度しっかり調査していただいて、JRに頼らない、JRに代わることもぜひ検討していただきたいと思います。時間が迫りますんで、次バスの問題にいきますけども、バスについては先ほど紹介ありましたようにこれは民間ですから、当然維持しなきゃいけないということで現状走っているのは通学バスとしての時間帯であります。私もバスってどのくらい利用されているかは、非常に愕然とするぐらいの数字ですね。緑に向かう朝早いですから当然乗る方もいない。逆に戻ってくるという方は実際何人いるのかということが出てれば良いんですが、28年はゼロなんです。1年間通じて誰一人乗ってない。緑から清里に来る人は誰1人乗ってないんです。26年度4人。25年もゼロです。ほぼ町民は当てにしていませんっていうのがこの結果であります。反対にこのバスから斜里に向かっていくよっていう方は、これは確かにいます。でも1番多い時で11月だとか月別で見ますと、それでも20名足らずです。ということは1日に1人あるかないかこのぐらいです。これはバスの問題でも何でもない、今後これから免許返納、高齢化に向かう我々の足となる部分がやはり大事になっていく。何が大事なのかというと、町民が自分たちの将来の足としてしっかりとしたコミュニティ交通として構築して欲しいんだ、しかも大事なことは町民が皆でどういう形でつくっていただきたいっていう共創、交通というサービスについてどうやって町民が使ってどういうふうに便利に構築していくかということが非常に大事なんだろうと思います。JRにしてもバスにしても根源は町民が使わなかったことが一番の問題で、今後ともそれでなくなって良いのかということを考えたときに、さらなる新しい方向が必要かなと思っております。先日、私ども議員は研修で日南町のコミュニティバスが電気で走るところを見てきました。4月から一周約25分間で町内を2時まで走っているバスがありました。ここも今いろんなことで検証中ということで、年間1番多い時で1月の200円が2万円ぐらいですから1月100人ちょいというぐらいの利用率。まだまだ空で走っている部分を見受けられました。これはこれからいろんな形で検証していきたいんだということになりましたけども、JRの存続って言いながら、莫大な費用をかけて存続は無理なんだろうということと、町内のバスお年寄りの買い物だとか、こういう移動手段としてコミュニティ交通をしっかりと構築しなきゃならないときにどういう形になるのか。これはもうこれから今すぐ机上にあげていっていただきたいということになります。ぜひこの辺を踏まえて、もう一度この全体的に将来に向かってどういう形でいきたいかということの答弁をいただきたい。それと先日13日放映のNHKの鉄道地方の鉄道の変化という中で、新ひだか町、この中に町長の話で、3億円の負担が言われている。どこから出すんだという報道でした。少なからずここの町も将来の釧網線を維持するためにはどういう形になるのかということも、当然その時点で出てくるだろうと思いますけども、決して我々はJRでなくても良いんだ。自分たちのしっかりしたコミュニティ交通はこう作っていくんだという一つの方法も論議していく時がきているんだろうと。この11月のJRの問題とともに、将来の交通網コミュニティの問題について、しっかりと新しい自分たちの交通、私たちの町はこういう交通網を構築できるということを住民がつくっていかないとだめなんだろうと思います。交通というサービスをどうやってつくっていくか、行政の宛がいぶちでは、結果は一緒になってくるんですね。この辺をもう一度、町長のお考えをお聞きします。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいまの関係でありますけども基本的に、今JRの問題がさかんに叫ばれているわけでありまして、活性化期成会の中でも釧網線、石北線の維持存続を前提としながら、活性化期成会が中心的な役割を担っていくという形で今進んでいるところでありますから、そういうような方向性を捉えながら、我々も検討していかなければならんというふうに思っているわけであります。確かに議員の言われるようにJRだけが公共交通網だということではありませんから、いろんな選択肢はあるのかと思いますが、今活性化期成会の中で存続を目途に活性化期成会そのものが中心的役割を担いながら、この問題に取り組んでいくと言っているときに、いやいやそれはJR云々と言うわけにもちょっといかないわけでありまして、それは最終結論となったときには、そういうこともあり得るということは十分に肝に銘じながらやらなければならん大きな課題だというふうに思っております。またバスを活用したり、JRを活用したりという公共交通網のあり方についての課題であります。確かにどこの町もそうですが、人口が減っておりますし、移動手段が大きく変わってきております。やはり自家用車の利用がものすごい増えておりますから、それによって列車も余り乗らなくなった。バスもほとんど乗っていない、だけどもそれで結構生活はされているという実態もとらえていかなければならないというふうに思っております。いずれにしても将来的な課題としてはそういう地域交通網形成をどうしていくかという大きな近々課題になってくるだろうというふうに思っております。町村によってはオンデマンド方式を導入したり、コミュニテイ方式を導入したり、いろんな体系を模索しているというのが今の現状ではないかなというふうに思います。実は地域公共交通の活性化及び再生に関する法律というのが平成19年に制定がされて一昨年全面的な見直しになりました。いわゆる今議員がおっしゃられた将来的な交通体系を各地域でどうそれを整理していくかという部分での改正でございましたんで、どういうようなスタイルが清里に最も好ましいスタイルになってくんだというような形を、1度模索してみる必要があるだろうというふうなとこも考えられるわけでございますんで、それは今の通学バスのあり方、また路線バスのあり方、それからJRのあり方、総合的な判断の中で、そういうものの将来性を見出していく考え方を持っておりますので、今すぐそれにとりかかるかどうかというのはちょっとまだまだ事実上調べてみないとわからないという部分もありますので、そこらへんの実情を十分に参酌した上で検討を加えていきたいというふうに考えております。以上であります。
再質問 3番 河口高
まさしく総合戦略、まち・しごとの中の総合戦略の中に、安定した地域生活の確保。この2項目めに、地域交通の確保ということが書かれております。これは活字がそこにあるということじゃなくて、今高齢者の交通事故だとかある中、将来この清里町がしっかりとこの総合戦略の中に書かれている地域交通の確保をどうやって形にしていくのか。この形にするのは行政の方々が汗流してつくるんじゃない、これはまさしく町民にどう投げかけるか、せっかく今JRの問題で大きなアクションが起こされた中で、今の時期が早く町民とのどういう形で、将来はどういう交通体系をしていくのかということが僕は大事なことなんだろうと思っていますんで、ぜひ検討、早急にということではないと言いながら、今ここに投げかけられたチャンスをいろんなことで思っていることをぜひ形にしていっていただきたいと思います。鉄道を存続するんだよと言いながら鉄道に乗ったことのない子どもっているんですね、実際に。鉄道って乗ったこと無いですっていうのが現実にいるわけです。これではやっぱり、鉄道を存続して良いんですかってなります。でもその辺含めまして町民がどうやって使っていくか。鉄道をやはり残していく以上は、我々が、鉄道があるという資源として、どう活用していくのかということをしっかりとやっぱり町民みんなで考えていく。使わなくなるんだったらいらないんだよということの大前提のもとに、やっぱりどういう形で使っていったら良いのかっていうこと、決めた以上は町民が使っていかないと意味がないですね。これはうちの町のホームページ上、JRがあります、これではだめなんですね。我々は自分たちの足としてしっかり将来に存続するという町長の意思のもとで、使えるJRになってもらう事をしっかりと検討していただきたいと思いますので、もう一度その辺のこれは存続って形で進んでいきますっていう、将来もう一つの選択肢も検討をしていくということも踏まえて、もう一度御答弁お願いします。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
本件でありますけれども基本的には、活性化期成会の中で、その取り組みを中心的に進めていくということでありますから、その方針に従った中で、やはりそれぞれの沿線の自治体も進めていかなきゃならんというふうな考え方で、これはもう一応しとかなきゃならないところでありますから、ただ将来的な課題として今おっしゃられましたようにいろんな交通体系というのは考えられておりますし、いろいろありますから、そこら辺をどういうふうにミックスをしながら、もっとも、この地域にふさわしい体系を考えてくかと、これ大事なことだというふうに思ってございます。そういう意味において、バス路線だとかJRをそこにどう組み合わせて行きながら、ここを維持するためには、しからばどうしていくかと。すばらしい体系をつくったところで誰も乗らない体系をつくったんでは、全く意味がないわけでありますんで、やはり効率的に利用しやすい形のものを、今後の交通体系の中にそういう体系を求めていくかということが大事になってくるんだろうというふうに思っているところであります。特にこの釧網線というのは、地域の足である一面で、また大きな大動脈みたいな路線でありますから、観光としても相当の利用があります。他の路線から比べても道内でも観光路線としてはかなり有名な路線というふうに位置づけられているわけでありますから、そういう部分についても全体での利用の引き上げにどう売り込んでいくかというのも大事なことになってくるだろうというふうに思っているところであります。ここの釧網線を維持するためには単純に計算すると8町で割ると約1町村2億円単純にいくとなります、計算上は。ただしそれはその地域の住民だけが使っているのかっていったら、そういうことではありません。これはやはりもともと足りないわけですが、先ほどの利息の不足分まで住民が負担するのかと、そういうことに相成らん訳でありますんで、そこらへんもしっかりと検証しながら、全体像を探っていかなければいうふうに思っておりますし、また先ほどからしつこいようでありますけども、国や道に対してもやはりそこら辺のあり方、北海道としてもこの北海道民の足を守るという観点からどういうふうな考え方を持っているのかというのを、やはり整理をしていただくということもあわせて進めていかなければならないもんだというふうに理解をしているところでもございます。いろんな課題がこれから山積してくるっていう中でありますから、財政的にもっとも効率的な方法を考えていかなければならんということもつけ加えながらですね、答弁に代えさせていただきたいと思います。
再質問 3番 河口高
最後に一言、お願いをして終わらせていただきます。せっかくのこの機会なんで、将来のこの町のコミュニティ交通についてぜひ早い段階で町民とのいろんな対話を持てる場所を是非つくっていただきたいことをお願いして一般質問を終わらせていただきます。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
本当に地域交通網をそれぞれの町で守って維持していくことは、大きな課題になってきていることも事実であります。地域交通のあり方について、大所高所検討を加えながら、適切な時期に地域における交通網体系、計画等の策定についても検討させていただきたいというふうに思います。