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上士幌町議会 令和4年第4回定例会 2022年6月7日

介護に関する方針・計画について

2022年6月7日、上士幌町議会の一般質問で、中村哲郎議員が「介護に関する方針・計画について」質問し、町長 竹中貢が答弁しました。

質問者
中村哲郎 議員
答弁者
町長 竹中貢

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 7番 中村哲郎

質問させていただきます。介護に関する方針、計画について。介護の問題は、「高齢者」「障害者」「介護される側」、「する側」、いずれにおいても誰もが直面し得る問題であり、いまや医療や科学技術の発展による長寿命化の裏で全国的な問題となっています。本町においても本件関連施設やその職員等の日頃の努力にもかかわらず、町民の皆さんにおいては不安を抱いている方々が少なからずいると思われます。本町の現状としては、障害者用の施設が1件、高齢者用の施設が2件ありますが、中には職員不足で入居希望者が入居できないという声も聞こえてきます。また、本町では希望がかなわないということで、町外に出ていく方がいるという話も聞きました。せっかく若い方々を招く政策が成功している本町においては、悲しいことです。ましてや、出ていく本人にとっては慣れ親しんだ地を後にすることは残念極まりないことだと思います。一方、介護に問題があるとその家族は安心して働くことができず、現役世代の精神面や収益面に影響を及ぼし、結果的に町民の健全性に支障を来すことにもなりかねません。そこで、町長に以下3点について質問いたします。ただし、今回は自助(自ら行う管理)、共助・互助(ボランティアや住民組織の支援)の環境整備を除く町独自の施策や方向性、いわゆる公助についてのご回答をお願いしたいと思います。1つ目、介護関連施設の計画について。2つ目、介護従事者の確保や待遇について。3つ目、介護を必要とする者を抱える家族への支援について。以上です。

答弁 町長 竹中貢

介護に関する方針・計画について、中村議員のご質問にお答えいたします。1点目の介護関連施設の計画についてであります。本町では、高齢者が施設等に入居して介護が受けられるサービスとして、特別養護老人ホームすずらん荘をはじめ、老人保健施設かみしほろ、地域密着型特別養護老人ホームこまくさ苑があり、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)を加えると約140人分の介護環境が整備されており、さらに、障害者向けでは、通所系の就労継続支援B型事業所としてサポートセンター白樺は定員20名となっております。これまで要介護認定者の動向や認知症高齢者の増加見込み等から計画的に施設整備を実施し、認知症の方を対象に介護するグループホーム、重介護となり終末期を迎えるまでの施設介護や在宅復帰を目指してリハビリに取り組む施設など利用者に合ったサービスを提供しており、新たな施設整備計画は現在検討中の障害者グループホームのみとなっております。また、家族の事情や本人の意向によっては、要介護状態が軽度なうちに施設生活を希望する事例もあり、少数ではありますが町外の家族が居住する地域のサービスつき高齢者住宅などへ移住する方がいるのも現状であります。住み慣れた地域で安心した暮らしができるよう、最期までこの町で暮らしたいと思っていただけるような支援体制の構築は、継続した課題であると考えております。2点目の介護従事者の確保や待遇についてであります。全国的な介護従事者不足は、本町のような小規模自治体ではさらに深刻となっており、施設を運営する法人としても継続して人材確保に努めているところであります。町といたしましても、介護職員初任者研修の実施や道外の移住フェアへ法人と共に参加し、直接情報発信を行い人材確保に向けた対応を行うとともに、介護従事者の人件費分の一部を補助することにより介護従事者の待遇が低下しないよう支援しているところであります。議員ご指摘のとおり、定員満床により入居者を受け入れられないという苦しい事情はありますが、限られた人員の中で入居者の安全確保とケアの質を低下させないようにする法人側の努力があるものと認識しております。加えて、今年度予定している見守りセンサー等によるICTを活用した環境整備は、介護従事者の労働環境改善につながると期待しているところであります。また、障害福祉分野においては、非常勤職員の割合が多く中核的な職員の確保が課題となっているものの、運営費の補助を継続しながら、引き続き安定的な運営と支援体制の確保について支援してまいります。3点目の介護を必要とする者を抱える家族への支援についてであります。町が現在実施しているケアラーへの支援としては、排せつや食事等に用いる介護用品の購入費用の支援や在宅において重度の要介護者を介護する家族に対して慰労金の支給を行っております。その他、町独自の三愛介護サービスの通所サービスなどは、ケアラー支援の一部であると考えております。今後もこれらの事業を継続しつつ、馬場議員のご質問に対する答弁にもありましたとおり、ケアラーに対する実態調査を実施し、介護で悩み苦しむことのないよう早期から相談できる場の確保など、さらなる支援を検討する必要があるものと考えております。以上でございます。

質問 7番 中村哲郎

答弁ありがとうございます。今回は、介護についての質問であります。この問題は、先ほども言いましたように、介護する側、される側、双方にとってよほど運がよくない限りは避けて通れない、明日は我が身の問題であります。この問題が解消されないと、家族などの関係者も仕事や学業に支障を来し、結局は現役世代の生産性も落ちることになりかねない社会問題です。まず、1つ目の質問、施設計画についてでありますが、介護される側になってしまったら、あるいはそのような人を介護する者にとっては、施設は必要不可欠なものです。答弁の中では、今のところ新たな施設としては障害グループホームのみということですが、現状その他の施設は本当に足りているという認識、満足できているものになっているのでしょうか。令和3年から5年の高齢者福祉計画では、すずらん荘には受入れ可能な、部屋かベッド数か分かりませんが50床あると公表されていますが、必要数、供給量ともに数値は38となっています。これは、ほかの外部から来る人も入れてなので実際の数値はちょっとあの資料だけじゃ分からないんですけれども、一応38。また、老健かみしほろも50床あるというふうに書いてありますが、同資料では必要、供給量ともに28床というふうになっています。合わせて100床受入れ可能であるにもかかわらず、必要、供給量ともに66床、これに外部の人たちを入れて何床かになっているかと思うんですけれども、この数値を見る限りではまだ受入れ可能のように思います。これ以上施設をつくる必要はないというふうに、これ足りているという数値ですから思うんですけれども、でも、話を聞くと、やっぱり待機者、並んでいる人たちは何十人もいるというふうに今聞いています。そもそもこの質問で新たな施設をつくるということを意図した質問ではないわけですが、これが本当の実態なのか、町民が満足できるかどうかという、その確認として質問したいと思います。

答弁 町長 竹中貢

一部調査で待機がたくさんいるということと、いまいますぐという人と、これ随分とあって、今から準備をしておきたいというようなことで希望に上げているというような方がかなりいるというふうに聞いております。そういった意味では、本当に必要なときに入れるかどうかということになってまいりますけれども、いろんなタイミングもあるわけですね。地元が空いていれば一番そこに入れるということになりますし、そうでないときには近隣のところだとか、これはある程度1町完結ということではなくて近隣も含めてその辺の充足をするというような考え方に立っておりますから、逆に言うと、私の町でもよそからも受け入れる、こちらのほうもよそにお世話になるというような関係でこの施設の運用が図られているということであります。そういった意味では、今までこのきゅうきゅうとして足りないという状況というのは、せっぱ詰まった状況というのはそれほどないなというふうに思っています。むしろ以前は地域の人が住めないということであって、それに対して地域の密着型のグループホームこまくさ苑、これ建設しました。これについては非常に好評で入っていただいているということで、どうしても地域のところで住みたいという人がそのような形で需要があって、供給もなされているということと、それから、お互いにその辺については相互にやり取りするということだとか、あるいは申込みをした上でタイミングを見計らって、この地元のほうが空いたときに入ってもらうだとか、そのようないろんな工夫をしながら施設の選択をされてもらっているというふうに考えています。いずれにしても、ここだけで全部全て町民が完結するということではなくて、お互いに連携の下で介護福祉政策は動いているということであります。その辺はひとつご理解いただきたい。ただ、残念なのは、やっぱり介護従事者、職員が足りなくてベッドを空かさなければならないというこの現実は非常にもったいないし、そしてそれはある意味ではこの施設を造るのと違ってもっと手だてを講じるようなことができるのではないだろうかなと、そこのような気がするわけですよね。そういった意味で、今年度からだんだんだんだん人の移動が自由になったとすれば、募集活動に対しても町としても積極的に応援をしていきたいということで、そう簡単ではありませんけれども、諦めずにそういった取組をしていく必要があるんじゃないかなと、そのように考えています。

質問 7番 中村哲郎

確かにタイミングとかいろんな問題があるので、地域の関係もありますし、いろんなことが絡んでいる難しい問題だと思います。本町は令和4年に、特別養護老人ホームに入居できる資格が与えられる要介護3以上の方が118名いらっしゃいます。そのうち先ほど言った66名が入居されていると、計画でもそれぐらいになっているということで、タイミングはちょっと除いても、入居判定をする委員会というのが多分あるかと思います、その判定をするですね。この判定されるのが本当に町民にとって納得、私もそこはちょっと分からないんですけれども、本当に満足できる状態かというのを、それもちょっと確かめたいんですけれども。今まであれですか、その判定については特に問題はないものなんでしょうか。そこは町長もお答えにくいかもしれませんが、実態というのをちょっと知りたいなと思っています。ちょっとよろしいでしょうか。

答弁 町長 竹中貢

施設のほうで選定されているということだろうと思います。私のところには直接、多分それは何らかの恣意的な動きがあるのかという懸念だろうと思いますけれども、少なくとも町長のところには直接そういった話というのは聞こえてきていません。

質問 7番 中村哲郎

皆さんが満足できるような入居というのが期待できるといいなというふうに私も思っています。これとは別に、ちょっと軽度な方々について、ちょっとグループホーム的な施設とか、以前、馬場議員が提案したようなコンパクトシティにおける第三の家的なものをつくる予定というのはないんでしょうか。今回の施設という中に、これ新設するというんじゃなくて、今までの施設、住宅とかいろんなことを利用して、そういうちょっと軽度の人たちのコミュニティを図るような、そんなような計画というのは以前にもちょっと出たので、そういう計画はないのかというのをちょっとお聞きしたいんですけれども。

答弁 町長 竹中貢

いまいまそれが必要で具体的に議論されているという状況ではございません。実態としてはそういうことであります。

質問 7番 中村哲郎

私がちょっとそれを思ったのは、やっぱり地域のコミュニティというのを図る上でですね。あと、元気な老人とかも含めて全体的な地域の包括ケアの一環として、その中に仕事として元気な人たちが加わることで健康年齢というのが長引けばいいなというふうに思って、そういうことをちょっと思った次第であります。そういった介護サポーターみたいな制度ですね、こういうことをつくることによって介護予防にもつながるかなというふうに思ったんです。総合計画にも、共に支え合うとか、健康で生きがいを持ってという文言が書いてありますけれども、これを総合的に支えるシステム、仕組みをつくればいいなというふうに思って今質問させていただきましたが、そのニーズはないというふうに今町長からの回答なので。ただ、資料の中に住民同士の支え合いのシステム構築ということで(新規)というものがあって、生涯活躍のまち上士幌が運営する人材センターとの連携を図りますというふうに記載されていますが、こんなところは一応計画には入っていると思うんですけれども、ここら辺は具体的にどういうことなんでしょうかね。

答弁 町長 竹中貢

具体的にその計画の中にあるということでありますけれども、直ちに動くというような状況までは今のところは入ってないと。ただ、先ほどサポーター、介護サポーターの話ありましたけれども、違った形でボランティア制度だとか、福祉ボランティアみたいな形の制度だとか、そういったたぐいのはありますので、いろんな動きというのは出てはいるんですよね。今言ったようにイメージされたがっちりとグループホーム軽度のものがあって、それを介護サポーターがいて物事をつくるというような、そういったことについては、いまいまのところでは具体的な状況にはないということでございます。

質問 7番 中村哲郎

あと、最後に、今計画としてある障害者のグループホーム、この唯一の計画というのは、今どういうふうになっているんでしょうか。

答弁 町長 竹中貢

いわゆる施設、やるとすれば、その運営主体になることが想定される福寿協会のほう等との話合いということで、これまで継続して話はされているという状況だと思います。ただ、現実問題、今でも介護人材が不足しているという状況でベッドを空かせなければならないというそういう現実がありますから、そこに施設をつくって、じゃそれを運営できる状況にあるのかと、こういう悩ましいという状況がまず現状としてあるということなんですね。ですから、それをつくることとそれを運営するというところのなかなか状況としては時間がかかっているということだというふうに思います。話合いといったって、いつもいつも急激に物事が変化しているという状況でありませんので、窓口は開かれておりますけれども、その頻度についてはどのぐらいの頻度でやっているかどうかについてまでは今承知しておりませんけれども、窓口を開いて、そしてそれは検討していかなければならないということでは、関係者一致しているという状況ではございます。

質問 7番 中村哲郎

では、今町長も盛んにおっしゃられた人材不足なんですけれども、私もこの問題がちょっと一番大きい問題かなというふうに思って、2点目の質問、介護従事者の待遇とか人材不足についての問題ですけれども、これは全国的な不足で、何年か後の需要と供給のギャップについていろんな団体事業者が推計しています。町でも推計しています。この町の資料を見ると、2025年には24人、必要とされる人材に対して、いる人材が不足すると。2035年では28人と今推計が出されています。現在町では、先ほども言われたように、介護職員の初任者研修などを注力していただきありがたいと思う反面、現状のやり方では先ほどの24人とか28人というこのギャップの数値は解消できそうにないと私は個人的に思います。これが一因で施設に受け入れられないということが発生する可能性が、今でも多分起きているんだと思うんですけれども、これが少なからず町民が抱いている不安の一つであるというふうに私は思っています。人材確保に向けた対応を行うとともに人件費の一部を補助することでという答弁、あと、障害福祉分野において中核的な職員の確保が課題というような答弁の中の文言がありましたけれども、なぜ集まらないのかというと、いろんな統計データにアクセスすると必ずそこに理由が書かれていますが、その理由は全てほとんど共通しています。処遇に不満を持っているので離職率も比較的高いなどということが、もう全てのデータの横に書かれています。端的に言うと、仕事の割に賃金が低いということです。これは社会的な問題ではあるけれども、社会的な問題だけで済ませていいのかというのが。さらに、休みが取りにくいとか、出産とか育児も両立できないほど、そういうきつい職場であるとか、そんなようなことがいろいろと書かれています。賃金構造の基本統計調査データを見る限り、職種や勤続年数によっても異なりますが、大体ベースで産業平均に比べて月10万円ぐらい安いという結果がもう表になって出ています。なので、少なくともその程度にしないと人は多分来ないと私は思います。このようなことを言うと、職場は賃金だけじゃないとか、雰囲気とかやりがいとか言う人は必ずいますが、とにかく業界の賃金が安過ぎるのは事実で、これはもう全国的な問題になっているのは、皆さんご存じだと思うんです。これを世の中の構造のせいにするのではなくて、町として必要不可欠な人材を本当に増やしてほしいということであれば、この施策を講じるべきじゃないかなというふうに私は思います。どうでしょうか。

答弁 町長 竹中貢

これは各町村みんな悩みどころで、人材の確保をどうするかということでいわゆる賃金合戦が起きているという話も聞きます。それは際限なく、今度はどんどんどんどん上がっていきますから、せっかくそのレベルになってもまた行くということで、そう簡単にそれで解決はしてないという話を地方自治体の首長のほうからいつも聞かされています。ですから、賃金だけで解決するということでもないということでありますが、必要条件の一つだということは、これは間違いないと、そんなふうに思います。やっぱり給料については、基本的には介護報酬の中でどうするかというのが、やっぱり基本的に国の責任においてその辺は待遇改善をしっかりしてもらわないと、町村だけで解決するということにはなかなかなりづらいなというふうに思います。さて、じゃどうすればいいのかということですよね。それはこの介護に限らず、今いろんなところで人材不足というのは指摘されております。農業にしてもそうですし、それからホテル業でもそう、サービス業でもそのようになっています。とにかく日本の人口というのはどんどんどんどん減っているという現実があって、労働力がそれに伴って少なくなっているということでありますから、そうなるということになります。そうすると、あともう一つはやっぱり外国人をどのようにして受け入れるかというのが、これは一つ、また大きな判断の一つになってくると。そういう意味では、技能人材だとか、あるいは特殊技能だとか、いろんな受入れのほうのその人の資質、能力によって個々の滞在期間だとかになってきますけれども、この辺あたりもやっぱりこれからも重要なターゲットの一つになるのではないだろうかなと、こんなふうに思っております。この町の取組については、賃金も一定のレベル、絶対これは必要になってくるというふうに思いますが、それ以外にもやっぱりこの町が住みやすいかどうかというのも非常に大切な要素だと、そんなふうに考えます。特に首都圏から上士幌に移住してきている方々、中村さんもその一人でありますけれども、給料の高給のところを目指して来ているということだけではないはずだと思うんですね。この町に自分のついの住みかとしてふさわしい環境にある、それに伴って仕事があるという形になれば望ましいという方が、結構その移住者の中には大半だろうというふうに思います。そういった意味では、この町の様々な取組、若い世代であれば特に子供の子育ての関係について非常に関心を持つということだろうと、そんなふうに思いますし、それから、都会であれば閉ざされた人間関係を、こちらのほうに来るとまだ対面での人間関係、上士幌に来たら非常に優しい人、これは応分の底上げもあるだろうと思いますけれども、そんな話をしていただいているということでありますので、そういう意味での町全体のやっぱり魅力の底上げをもう一つはしっかりしていくということも、これ非常に大切なことだと、そんなふうに思います。それは、もう子育てから、あるいは就労の仕方だとか働き方だとか、あるいは子育ての関係、それから老後になっても安心して住めるような、こういったことは行政としては全体的な大事な仕事として必要になってきますので、今やっているような様々なまさに環境に優しいまちづくりなんていうのは、非常に環境に関心を持っている方々にとっては、こういったところで住宅を建てて住みたいという人も出てくる可能性だってあるんじゃないかなと思いますよね。その中に今の職場だとか、うまくマッチングできればいいなと、そんなふうに思いますから、1つだけで解決できるという話ではありませんから、それぞれその事業所における働き方、環境の改善、それから町は町として全体としての住みやすい環境をどうつくるだとか、それからしっかりそういう人方を求めているメッセージを発信する、そういうプロモーション活動だとか、いろんな要素が重なっていく、その結果として1人、2人という確保ができるのではないだろうかなと、こんなふうに思っています。これ、いろんなことについてもそうだと、そんなふうに思います。ほかの足りないところの職員についてもそのように考えておりますし、結構北海道はそもそも物価も安い分、所得も少ないと、これは東京より少ないというのはこれ現実でありますから、東京に合わせるということはほとんどそれは無理でありますけれども、物価が安い分過ごしやすいということがありますので、このようなことも含めてPRしていく必要があるんじゃないかなと思っています。

質問 7番 中村哲郎

分かりました。でもあれですね、やっぱり賃金が安過ぎるというのはやっぱり事実なので、ここは何とか、何か知恵をひねって施策を考えていただけないでしょうか。よろしくお願いします。さらに、答弁にありましたように、ICTを活用した環境整備を徹底して行いというのがありましたけれども、ここの部分については、話を聞くと、やはり介護者は結構事務的な処理が多くて、報告であるとか内容を記録したりとか、そういうことが結構多くて、そこが事務作業の軽減をすれば介護に専念できる時間が少し増えるというようなことも話聞いております。ですので、そういったICTを使った環境整備というのは必須だと私は思っているんですけれども。それプラス、また介護ロボットとか介助支援の器具とか、そういったものが最近はどんどん発達してきています。ちょっと戻りますが、事務処理の面とかも結構もうスマホ上で全て完結できるような、もうそんないいアプリも登場しているようなので、そういったところも含めて、それプラス介護ロボットとか介助支援器具とか、そういった整備についてもお願いしたいと思うんですけれども。ちなみに、デジタル田園都市国家構想推進交付金でここら辺のことというのは賄えるものなんでしょうか。

答弁 町長 竹中貢

それほどハードルが高くない、いろんな募集の内容によって。うちで申込みをしたのはデジタル田園都市構想ですが、第1弾のところで最大4分の3と。あそこは、時にはモデルになるような事業ではまずいと。普通はモデルになるのがいいというふうに思って多分自信を持って最初は提案したんですが、それは今回の制度ではそこがないと。むしろ先行しているところを、しっかりそれを踏まえてここでやるというような事業だというようなこと、それに書き換えて出して、いわゆるドローンの事業費ですね、総額1億ほどの事業費が採択されたということでありますので、今そのロボットを使う、あるいはスマホを使う、デジタル機器を使うというようなことで先進的な取組をうちの町でもそれをやりたいというような内容であれば、今の制度に合致するということなんです。ということでありますので、採択の可能性はあるだろうと。どういう提案をするかによって、それが採択の可能性があるということですから、これはデジタル担当のほうのところとそういった団体のところが、それが対象になるかどうか、そういういろんな条件ありますけれども、今そういったことで課題があるとすれば、それは一つ受け止めて、今どんなことが必要とされているのか、そして補助制度に乗っていくことができるかどうかというのは、これから検討させてもらいたいと、そのように思います。

質問 7番 中村哲郎

よろしくお願いします。最後に、介護を必要とする者を抱える家族の支援ということなんですけれども、これは馬場議員の質問とちょっと重なってしまったので深くは言いませんが、実は私も、こんな単語あるか分かりませんが、人生の3分の2、40年間介護を家族ちょっとやってきたのでロングケアラーというんですか、そんな感じです。なので経験だけは結構積んでいるつもりです。慰労金もありがたいんですけれども、日々の苦労は並大抵ではないので、しかも要介護2まではいいんですけれども、要介護3以上になるともう本当に苦痛の極みというような感じです、普通の家族でやると。本人も介護者も結構急に精神的にまいってしまうことがあって、そんなSOSの状況をキャッチできるシステムであるとか、例えばショートステイであるとかデイサービスだとかホームヘルパーであるとか、そういうものをそんなときに優先してあてがってほしい、そういう制度というかシステムというか仕組みというか、つくっていただきたいなと思います。これは結構事故とか事件に結びつきかねないので、こういうところは、ぜひ自分の経験も含めてそういうことをしていただきたいなというふうに配慮していただければと思っています。あと、追加で恐縮なんですけれども、介護される側の問題なんですが、これについては本人も幸せのために介護されないような予防策を講じることが一番じゃないかなというふうに思っています。今、健康ポイントや各種健診とか体操とかセミナーとか、その実施は非常にありがたいというふうに思っていますが、上士幌の65歳以上の人間が今1,735人、要支援、要介護の認定者が315人、大体言うと1,700人中300人はちょっと認定されているけれども、1,400人は何も、今健康の状態でいるということなので、ほとんどその1,400人の中に皆さん入っていただきたいというふうに思うわけです。健康寿命を延ばすような予防をすれば、最終的には介護保険料も少なくて済むはずなので、そういった企画をもっと増やすような工夫ができないかなというふうに思っています。例えばなんですが、ちょっと安易ですが、健診ですけれども、例えば子供の医療費無料ということを策で取ったわけですけれども、それと同じように予防のための健診はオプション健診も含め無料になるような、例えば5,000円クーポン券みたいな、がんのオプションは全部受けても5,000円ぐらいです。多分5,000円のクーポン券とか、あるいは2年に一度の脳ドックの1万5,000円のクーポン券とか、そのぐらいは出しても何千万かで済むかなというふうに私は思うんです。それが、その時点では何千万高いですけれども、それが回り回って健康寿命が延びて介護のお金がかからないということを考えれば、それはちょっと算定は難しいですけれども絶対そうなると思うので。例えば、がん検診のオプションを無料にするようなクーポン券出すときにマイナンバーカードを提示してくれればということを、例えばずるいですけれどもそういうふうにすれば、マイナンバーカードも普及が見込めると、そんなようなこともいろいろ考えられないですかね、私はそういうふうにちょっと思ったんですけれども。そうすると将来の医療費とか介護費用が安くなる、済むというふうに私は思ったので、子供たちの医療費無料というのであれば、老人たちのオプションも無料にしてもいいんじゃないかなというふうに私は思うんですけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 竹中貢

健康寿命の大切さというのは、それはもう非常に大切なことだというふうに思っていますし、それを主要な施策の一つに掲げさせていただいております。どうしても高齢者になるといわゆる医療・福祉の施設をどうするかだとか、あるいはサービスをどうするかというときに施策ができますし、それはある程度一定程度充足されてきているというふうに思いますが、健康な人に対する施策というのはほとんどなかったということですよね。でも、今お話あったように、健康な人が健康でいるということが一番本人にとっても大事なことだし、社会にとっても大切なことだと、そのように思って、それで健康寿命の延伸を重要な柱にしながら、健康ポイントもそうだし、それから様々な検診もかなり減免措置を取っていますね。40歳のときにはスタート事業としてただにしているということもありますし、それから、高齢者の健診についてもだんだんだんだん一部だとか制限されているところも、若い世代と、若い世代というか一般と同じように健診を受けられるようにしたり、いろんな相当手厚い支援はしているつもりであります。それをもっと象徴的に大胆にというような話だろうと、そんなふうに思いますが、それが最善の有効策になるのか、ほかに手だては、一つの健康寿命の延伸のために一つの提案として受けさせていただきますけれども、ほかも含めて健康寿命をどう延ばすかということはすごく大切なことだということでは共通の認識だと、そのように思っております。ほかにも何か新たな取組でもあれば、ぜひというような感じしますね。例えば、生涯活躍のまちのいわゆる人材センターで自分の能力を生かしてもらうと、これも大事な健康の延伸のための一つの活力になるだろうと、そんなふうに思いますし、それから学習活動に参加する、交流会に参加する、こういったこともそう。そういったことを全部含めて、健康ポイントのほうには反映をさせていただいているんですね。だから、その健康ポイントをもっと、そういったところについては上乗せするという方法があるかも分かりませんけれども、何千万も健康診査をゼロにするためにという、何千万もかからないだろうと思いますけれども、それとどの方法がいいのかなということは考えていく必要があるというふうに思います。いずれにしても健康寿命が大切だということであります。マイナンバーカードについても、今度は保険証とひもづけられるということになってきました。多分それがいろんなところに反映されていって、そしてそれがやっぱり便利だなと思えるようになればどんどんどんどん行くだろうと思いますけれども、今はやっぱりもし入っていないとすれば、マイナポイント、せっかく1人、入り方によっては1万以上になるのかな、ことになっていますから、これは9月までということなので、町でもそういったことについての相談事務だとかやっていますから、ぜひそれは、大体ご夫婦いるとすれば2万円だとか、それ以上のお金になるんじゃないだろうかなと思います。自分の消費にもつなげることもできますから、この際ぜひ参加していただければなと、そんなふうに思っています。SOSの関係では、非常時のいろんな体の調子が悪いときの発信だとか、その辺の手だてはしております。家族がいて元気なところは、そういった機器は置いてないのか分かりませんけれども、1人孤独に大変な状況にならないようにということは大切なことだと、そんなふうに思います。家族がいるところまでにそれが必要になるのかどうかということだとかあります。独居老人だとか老夫婦のところなんかについては、そういう非常時に安心できるような機器は用意させていただいているということでございますから、それらについてもぜひご利用いただきたいなと、そんなふうに思います。そういったことだったでしょうか。よろしいでしょうか。

質問 7番 中村哲郎

今行われている、皆さん非常に盛んにやって、先ほど言った体操だとかセミナーだとか、いろんな事業やられているので、すごく人は集まっているんですけれども、あれについても、先ほど言った健康な人が1,400人いる、65歳以上の人が1,400人いる。1,400人にはとても見えない、ほんの一部の人しか来てないんですよね。あれを何かもっともっと広げる工夫を何かできないかなというふうに私は思っております。そのために、先ほど言った参加者にはそういう健康ポイントを与えるとか、職員についても何か目標を決めて、ゴール達成したらポイントというか、この職員のポイントについては、ちょっと別の機会に質問させていただこうと思っているんですが、何かしらプラスの評価を与えるというような、そんなような制度とか、そんなようなのを両側につけるとまた増えるんじゃないかなと。それは、ひいては健康寿命の延伸につながり、医療費とかそういった軽減につながるというふうに私は思っているんですけれども、そういった策も何が一番の策かはよく分かりませんが、そういったことを検討していただきたいなというふうに思っております。これで私の質問を終わらせていただきます。

出典:上士幌町議会 令和4年第4回定例会 2022年6月7日 議事録 PDF(83ページ) 間違いを知らせる