みんなの議会

上士幌町議会 令和5年第3回定例会 2023年6月6日

企業滞在型交流施設の現状と今後の活用計画について

2023年6月6日、上士幌町議会の一般質問で、中村哲郎議員が「企業滞在型交流施設の現状と今後の活用計画について」質問し、町長 竹中貢、デジタル推進課長 梶達が答弁しました。

質問者
中村哲郎 議員
答弁者
町長 竹中貢、デジタル推進課長 梶達

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 4番 中村哲郎

私は、企業滞在型交流施設の現状と今後の活用計画についてということで質問させていただきます。企業滞在型交流施設「にっぽうの家 上士幌」は、町外企業・個人と町内企業・個人が交流し、イベント等を通じて本町の魅力を発信し、関係人口拡大を図る目的で、昨年4月に、国の補助金を含め1億2,000万円余りを投じて造られた施設です。この「関係人口拡大を図る事業」は、私を含め多くの町民が期待している事業の一つですが、この1年間、閑散とした風景が続いています。つきましては、開設来の利用状況並びに新たな業務提携先を迎えての今後の活用計画についてお聞かせください。なお、開設来の利用状況については、前回の一般質問の際にご回答いただいた数値と比較できる形でお願いいたします。よろしくお願いします。

答弁 町長 竹中貢

企業滞在型交流施設の現状と今後の活用計画について、中村議員のご質問にお答えいたします。1点目の開設来の利用状況についてであります。「企業滞在型交流施設」、通称「にっぽうの家」は、企業と連携して関係人口を創出することを目的として、令和4年4月に開設した本町の情報発信拠点施設です。施設整備において、地方創生拠点整備交付金を活用することで、工事費1億806万円に対して、国庫補助金5,403万円、後年次に交付税措置のある補正予算債5,400万円、町の負担となる一般財源の支出につきましては3万円でありました。この「にっぽうの家」につきましては、他の指定管理施設とは異なり、町が指定管理料を支払うのではなく、指定管理者が施設の利用料金を収入として施設管理、運営を行っております。また、指定管理期間を10年間とし、年間120万円の施設維持協力金を、指定管理者が町に納める協定を締結しているため、町は年間120万円の収入を得ております。施設の利用状況といたしましては、滞在スペースは、昨年9月定例会において、4月から8月までは21企業136人であったと答弁させていただきましたが、その後、9月から3月までの利用状況は16企業138人でありましたので、年間では37企業274人の利用となっております。また、交流スペースの活用状況につきましては、8月下旬に全国の若手起業家が集結したトーク配信イベントの実績についてはご報告いたしましたが、9月以降の状況につきましては、施設に滞在した企業が交流会等に利用したほか、販売イベント、オンラインイベントの配信、地域おこし協力隊の交流の場として計4回の利用があり、無印良品の移動販売イベントに約300人、かみしほろ見本市にオンライン視聴を含め約3,500人、地元事業者と上士幌高校がコラボしたパンの販売会に約60人が参加しており、令和4年度は、累計14組735人に交流スペースが活用されております。2点目の新たな業務提携先を迎えての今後の活用計画についてであります。業務提携につきましては、都市部から十勝エリアへのワーケションを活性化させることを目的として、「にっぽうの家」の指定管理を受けている株式会社スパイスボックスと、帯広でホテルやコワーキングスペースの運営を行い、ワーケション受入れに関するプロジェクトを展開している十勝シティデザイン株式会社が、民間企業間の連携を行っております。この連携は、ワーケション誘致に向けた都市部イベントの開催や情報発信の強化、首都圏企業で構成される団体との、上士幌町を中心とした十勝エリア内のワーケション型滞在ツアーの実施を図っていくもので、両社が持つ強みや企業とのつながりにより、帯広空港を拠点とした上士幌への首都圏からの集客を増やすことで、「にっぽうの家」の活用促進に期待を寄せているところであります。今後の活用計画についてでありますが、数多くの地方自治体が都市部企業のテレワークやワーケションの受入れに力を入れ始め、施設の整備も進めていることから、「なぜ上士幌なのか」、「なぜにっぽうの家なのか」といった選ばれる動機づけとなる「コンテンツづくり」を進めてまいります。具体策といたしましては、デジタル田園都市国家構想交付金を活用し、6月下旬より、上士幌町にてテレワーク、ワーケション滞在をするご家族のこども園留学の受入れを開始いたします。3歳から5歳までの子どもを持つご家族が、保護者は「にっぽうの家」でリモートワーク、お子様はこども園で遊び、学び、余暇は町内各所でご家族一緒に様々な体験に触れるなど、子育て世帯のワーケション推進にも積極的に施設を活用してまいります。7月下旬からは、同交付金事業で、デザイナーやアーティストが「にっぽうの家」に滞在しながら、上士幌町の自然や文化に触れ、滞在期間中に沸いたインスピレーションにより上士幌ゆかりの制作活動や商品開発を行う「かみしほろアーティスト・イン・レジデンス」事業を開始いたします。また、指定管理者より、かみしほろ縁ハンスプロジェクトと連携し、都市部から料理人を招き、プロジェクトに参画する町内事業者の生産物を、収穫から消費まで提供するツアーを「にっぽうの家」を拠点に企画していることや、施設を活用したイベントとして、昨年実施し好評であった無印良品の移動販売イベントや古着の移動販売会、また、指定管理者の持つネットワークを通じて、企業の研修、合宿の利用意向をいただいていることから、企業と連携した交流イベントを企画していきたいとの報告を受けておるところでございます。指定管理者から企業への働きかけとして、WeWork入居企業向けに「にっぽうの家」活用プランの提案と、首都圏からの利用客が帯広空港経由で来町する方が多くを占めることから、航空券と「にっぽうの家」への滞在をセットにして低価格で利用しやすくなるパッケージ企画について、航空会社と協議を進めていると伺っております。昨年度は、オープン1年目ということで施設の知名度も不足であり、十分な活用状況ではありませんが、今年度は既に20企業327人の予約が入っており、現時点で、利用予定者数は昨年度の実績を上回っている状況にあります。これらの活用策以外にも指定管理者との協議を密にし、さらに多くの方に活用いただけるよう検討してまいります。以上でございます。

質問 4番 中村哲郎

町長、答弁ありがとうございました。前回の一般質問で、ちょっといろんな問題発言あったのでご迷惑をおかけしましたが、今回、ちょっとそのようのことないように気をつけます。今回、一般質問したのは、前回同様、見ている限りはあまり使われてないような、そういう感じが私だけでなく、あそこら辺の付近にいる皆さんもそういう意見があったので、また質問をしました。答弁にありましたように、4月から8月、前回のです、5か月間で21企業136人。今回9月から3月まで7か月で16企業138人、年間では12か月、37企業274人ということになります。これをちょっと平均してみると、前半が1か月当たり平均4.2企業27.2人、後半は1か月当たり2.3企業19.7人、年間では、平均3.1企業22.8人ということになります。私の、普通に計算したら、年間1か月平均で約3企業ですから、仮に1企業で3人来たとしたら、稼働日数、多分、延べでしょうから、1か月当たり七、八日。4人で来たら五、六日ぐらいの利用になると思いますが、やはりこれだと、閑散だというのは何か分かるような気がします。あと、イベントで14組735人が利用とありますが、これも月に1組ぐらい、1組強ですから、いずれにしてもやっぱり閑散としていると思います。この数値よりも、さらに我々が見ている感じでは、まだ少ないなという感じがしているので、ただ、それは気のせいかもしれないので、一応数値として聞いてみました。これ、やっぱり閑散していると思うんですが、この点はどう思われますか。

答弁 町長 竹中貢

実際、ご指摘のとおりだと、そんなふうに思います。どれだけ初年度から営業活動だとか、それが、準備がしっかりなされていたと、どうなのかというようなこと。もう一つは、初年度、この中にもありますけれども知名度だとか、それからワーケションなりテレワークをしている会社とのそういう情報の提供、発信だとか、多分、あまりされていなかったんでないだろうかと、こんなふうに思っております。ただ、私どもとして期待していたのは、スパイスボックスそのものが広告会社であるということであるから、その辺については抜かりなくなってもらえるものだろうなと、そんなふうに思っていましたけれども、現実はそうでなかったということがあります。ただ、その年次計画の中でも、多分、想定よりも低いというふうに思いますが、その初年度、2年度、3年度、だんだんこれは営業としては実績上げていくという、その見込みであるというふうに聞いていますし、そのような計画になっているということであります。ただ、当初よりも少ないという事実は、私も強く感じているところだということであります。

質問 4番 中村哲郎

これからのことに対しては私も十分期待しているので、それはそのとおりかと思うんですけれども、ちょっとあまりにも今の状況だと閑散過ぎるのかなというふうに私は思っていますし、皆さんもそう思っているかもしれません。ちょっと話題変えますが、指定管理者から月10万円支払われているというのは私も認識しているところであります。次元違いますが、一方でインターネットとかの情報では、一般の木造住宅の修繕費というのは30年で500万ぐらいかかると。あそこ2棟建っているので1,000万ぐらいかかると、30年です。仮定して、月10万で30年貯めると3,600万になりますけれども、なので十分じゃないかって思うかもしれませんが、以前の予算委員会か委員会かちょっと忘れましたけれども、この10万円の積立てというのは、この施設のためだけに使われるのではなくて、いろんなところに使われるようなところに入っているというふうに認識しておったんですけれども、蓄えられている勘定科目って何なんですかね。それと、私の今の理解で正しいですか、ちょっとお聞きしたい。

答弁 町長 竹中貢

基金として積み立てているということではなくて、諸収入ということで科目を設定している、そこに入っているということでございます。言ってみれば、いろんなところに使えるということであります。

質問 4番 中村哲郎

とすると、3,600万という、30年ですけれども、結構少ない金額かというふうに思います。この前の公共施設の総合計画の中で示されている、過去は、1年当たり2億4,000万ぐらい修繕費とかにかかるというように出ていたと思うんですけれども、それが長期の計画を立てると年間5,300万ぐらいと、そんなような。それにしても、やっぱり3,600万じゃ、年間だから、120万じゃ全然足りないですよね、と思うんです。ですので、この10万円積み立てているから云々というのは、ちょっとあまり感心できないなというふうに思います。ないよりはましかというぐらいにしか思えないです。こういうような公共施設って、にっぽうの家は、ほかのと違って10万円納めていますという、そういうものがいいと思うんだったら、ほかの施設でもそういう計画ってないんですか。

答弁 町長 竹中貢

施設の維持管理、運営するという、そういう収支計算からいって、成り立つものであれば、いわゆる、それらを収入をもって運用するということは十分あるだろうと思います。ただ、現実の問題は、公共サービスという側面も一方では持っているという施設がたくさんあるわけであります。例えば、牧場にしても指定管理はしておりますけれども、いわゆる公共性があって、あそこで育成をする。それから、道の駅についても、最終的には指定管理料はなくするという方向で動いていきますけれども、しかし、公共性のあるところについては、町はそれを支払っていきますよというようなことであります。そもそも、経営として成り立つところについてはやってもらいたいということでありますけれども、町がその施設を設置をして、運用は民間であったり、あるいは団体であったりするというところについては、そういう様々な目的が、単なる営利だけはないという側面がありますので、その辺については、必要な応分の負担は町が必要になってくるだろうというふうに思います。今回のこの施設も、単に旅館業だとかそういったことで利益を上げるという前提であれば、別にそれは町が造らなくてもいいわけであります。いわゆる企業と連携を取って、その上で関係人口というふうにも言っておりますけれども、場合によってはサテライトオフィスだとか、新たな雇用だとか、それから、いわゆる企業誘致、そういったことにつなげたいというのが大きな狙いとしてそこにあるわけであります。それは、単に営業という問題だけではなくて公共性があるということでありますから、町が、いわゆる使用料、修繕も含めて、向こうのほうにそれなりの負担を求めるべきだというのは、設立の趣旨からしてそうはならないということをご理解いただきたいと思います。ただ、120万というのは、書いていることが、議員にとってどうも意に反するなと、これだからいいんだろうというような見方があるとすれば、それは間違いでございますので、そのことによってよしとするものではないと。ただ、今までの通例から見ると、まだ企業努力をすると。企業努力をして成り立つかどうかというのは、僕らのほうとしては見通しが立たないんで、民間との連携を図って指定管理をしているということです。ですから、多分、1年目、赤字だと思います。それは、会社のほうでその赤字分については負担をしているということでありますから、それに対しては、収支を取るような努力は当然重ねてくるものだと、このように思っておりますし、それが閑散としている状況から少しでも脱却して、明かりがともって活発化になるということ。それが企業にとってもプラスになることでありますし、町にとってもプラスになるというようなこと。これは、ぜひ期待したいし、いろんな何ていいますかね、戦略を持ってやってもらいたいなと。同じようなことを何年も質問されるようなことないようにというのは、僕らのほうとしても強い思いを持っているところでもございます。

質問 4番 中村哲郎

ところで、この10万円なんですけれども、指定管理者であるスパイスボックスさんが支払っているんですよね。今度、新たな業務提携者と契約したということなんですけれども、その契約書というのは、私はちょっと資料要求したんですけれども、残念ながら見ることはかないませんでした。業者間のものだからというのが理由でしたが、百歩譲ってそうだとしても、町長、副町長、担当課長は確認していますよね。そこをちょっとお聞かせください。

答弁 町長 竹中貢

私どもは確認しておりません。民民の関係だと。そこまで町が拘束して、内容に踏み込むというのは考えておりませんし、別に来ておりませんので、分かりませんということでございます。

質問 4番 中村哲郎

それでも、何かあれじゃないですか。そこに書かれていることが、町に対して何か係ってくるようなこととか、そういうので、一応見ないけれどもチェックするぐらいはしたほうがいいんじゃないかなと私は思っていたんですけれども、それも民民の間ということでやらないということ、そういう理解でいいですか。

答弁 町長 竹中貢

その内容については、聞き置くことは十分問題ないだろうと、そんなふうに思います。どのような内容で、あの施設を、お互い連携をして利用度を深めたり営業につなげていくのかと。これはこのことに限らず、年間計画なりそういったものが出されてきてまいりますから、そういう連携によってどんな事業を組み立てるのかというようなことは、私どもとしても関心のあるところだと、そんなふうに思っております。

質問 4番 中村哲郎

実は昨日、私、午前10時頃ですけれども、協定書に書かれている事業計画書、収支計画書、月次報告書、年間業務報告書、アンケート調査の結果、これらを一応要求しました。それが、なかなか出てこなくて、ただコピー取るだけだと思ったので気楽に考えていたんですけれども、なかなか出てこなくて、これがそうなんですけれども、22枚の資料が出てきたのが夕方6時ですね。8時間後に出てきたわけですけれども、ちょっとコピー取るのにそんなにかかるのか、相当忙しかったので申し訳なかったのかもしれないですけれども、そういう資料に対して、何でそんなに時間かかるのかというのをちょっとお聞かせください。

答弁 町長 竹中貢

そのやり取りについては、私どもは承知をしておりません。担当のほうから後から出てきたということであれば、それなりに理由あるだろうと思いますけれども、企業のほうとしても、要求して、それなりに理由があったのかどうか分かりません。担当課長のほうが担当しておりますから、課長のほうから説明させます。

答弁 デジタル推進課長 梶達

昨日、資料要求のあった昨年度の実績報告並びに今年度の事業報告書につきましてですけれども、今回の会期中の委員会において、皆様に実績と今後の活用の方策というところで、皆様にお配りをさせていただきたいと思っております。皆様に同じタイミングでというところがございましたけれども、昨日、来られて、見たいというところでしたので、昨日中に確認を取って提供をしているわけで、我々も違う業務をやりながら、昨日、朝10時に要求があって、昨日中に何とかというところで、電話のやり取りもさせていただきながら提供させていただいたというところで、それほど対応に問題があったとは思っておりません。

質問 4番 中村哲郎

忙しいところ申し訳なかったとは思いますが、ただ、もう資料、コピーするだけだったと思うので、ほかの方に頼んでも全然対応はできたんじゃないかなというふうに私は思っています。何かやっぱり、対応に問題はなかったかもしれませんが、時間かかり過ぎじゃないかなというふうに私は思いました。あと、この受け取ったときに、今年度の計画書、つまり、この協定書によると、今年度の3月31日までに出すことというふうに決められています。ですので、3月31日付の書類がもうあって、いいですよね。それをちょっと出してくださいというふうにも言ったんですけれども、それは今度の委員会で出しますというふうに言われました。何で1週間後なのかがよく分かりません。コピー取ったら、今でも出せると思うんですけれども、そこの1週間後だというのがちょっとよく分かりません。それも何か事情があるんでしょうけれども、一応そこのところがちょっと腑に落ちないところがあります。次に、出されたこの資料の質に関してのちょっと問題なんですけれども、この計画書です。計画書というのがまずあって、それに対して1年後の年次報告書というのがあります。まず、計画書については杉原副町長が最終の印鑑者になっています。町長マターじゃないんですかね。何でそんなことを言うかというと、年次報告書のほうは竹中町長の印鑑が押してあります。つまり、竹中町長もご覧になっているわけです。計画書のほうは杉原副町長、で、報告書のほうは竹中町長。これはどういうことなのかちょっといいですか、ご説明。

答弁 町長 竹中貢

別に意図はないと思います。副町長の判断で、それが最終決裁で、副町長のところでいいとそう判断されて決裁されたということであります。報告書は報告書として、決裁は私のほうでしたと、これもまたそれは決裁をしておりますけれども、計画については副町長のところで判断をされたということでございます。

質問 4番 中村哲郎

でも、これは計画書として町長は読んでいらっしゃるんですよね、当然、計画書は。

答弁 町長 竹中貢

読んでおりません。

質問 4番 中村哲郎

そうなんですね。上士幌町長様で出ている文書なんだけれども、町長は見ていないということですね。はい、分かりました。あと、年次報告書なんですけれども、実は計画書のところには、一番見やすいところとして、事業計画では、収支欄のところに515万円のプラスというふうに記載されています。それが年次報告、つまり、結果ですね。471万円のマイナスになっています、約1,000万ひっくり返っているわけです。その主な要因としては、施設利用料がマイナス374万円、自主運営事業がマイナス398万円、これが予想よりもこれだけ減ったということです。あと、支出について216万多くなりましたと、これ、全部合わせると約1,000万ぐらいになります。このぐらいの齟齬が、計画が計画倒れに終わったということです。私が問題にしたのは、先ほど町長言ったように、1年がどうこうとそんなこと言っているんじゃなくて、プラスの計画から結果マイナスになったこと。その原因、改善策に全く触れていないということなんですよね、この報告書がです。そんな報告書ありますか。私は、少なくともプラスで見積ったものがマイナスになりましたと、これ、重大なことです。ですので、プラスで見積ったんだけれどもマイナスになりました。中の原因は、こうこうこうですというのが報告書じゃないんですか。その報告書に対して、全ての人が印鑑を押しているわけです。これでいいですよということなわけです。本当にいいんですか、それ。

答弁 町長 竹中貢

まず、決裁の関係で、竹中町長宛てというところに町長の印がないと。これは、ほとんどの公文書等については町長宛てに来るんですね、最高責任者ということで。それは、そのいろいろ農業の関係だとか、あるいは条例上のことだとか、いろいろなこと含めて決裁が課長のところで終わるところ、それから副町長に行くところ、町長のところに行くところと、こんなふうにありますので、それはそのときの判断の中でそうしたということでございます。それから、収支決算の当初の見込みと、結果として大きな違いがあったということ。これは、こちらとしてもよしとするところではないということであります。それが、次回のときにどのように改善されるかというのが、次のところで出てくる話だろうというふうに思います。何たって、もうこれは多分、会社の中でどう説明されているのかというのが一番だろうと。いずれにしても、町に対してはやるべきことは取りあえず。ただ、実績としての成果、いわゆる企業滞在型ということですから、企業の方々が想定よりも少ないということについては、これはやっぱりいろいろ問題あるなというふうに思います。ただ、その中でも、1年間の状況の中では触れてはいませんけれども、例えば、初年度の知名度の問題だとか、あるいはコロナ禍だとか、そのようなことはあるだろうと思います。これは日常的に、多分、担当者と、それから向こうのほうの管理者と話をしながら、どういうことが原因だったのかということは話されていると、そんなふうに思っております。それが文書になっているか、なっていないかということだろうというふうに思います。そういったことを踏まえて、今、新しいことに、取組についてどうしているかというのは、これは十分納得できるかどうか分かりませんけれども、今回答弁させていただいたことだとか、あるいは新たな取組だとかそういったところに取り組んでいるというのは、そういう反省の下での次期に対する対応と、そのように認識していただけるものだと、そんなふうに思います。

答弁 デジタル推進課長 梶達

今、町長からも答弁あったように、我々は定期的に月2回の指定管理者とのミーティングは行っておりますし、もちろんこの1年目の着地を、我々担当課としてもよしとしているわけではございません。それでいて答弁書の中にも、今具体にやっていこうとしていることが触れられていたかと思いますし、この年次報告書の一番最後のページのところですね。6番、その他、業務遂行上、改善に関し必要とする事項というところに、まさに今回のシティデザインさんとの業務連携を図って、東京、都市部からのワーケションを活発化して、帯広と連携した上士幌町への送客を強化しといった、そういった文面が掲載されているかと思います。

質問 4番 中村哲郎

町長が最後に答弁した今後やっていきたいところというのが、計画していることがいろいろ載っているわけです。私はそれを確認したいがために、今回の5年度の計画書を見せてくれというふうに要求したんですけれども、それもかなわなかったわけです。今度の委員会で出しますということなんですけれども、3月31日時点で、もう出ているはずなので、コピーぐらい取れてもいいんじゃないかなというふうに私は思っているんですけれども、それも出ないということであれば、何かちょっとおかしいかなというふうに私は思います。あと、今回、2月15日に、公募によらない指定管理者の選定というのがありました。今回、そのときの資料をひっくり返して見るといろんなこと書かれています。もう、いろんなこと、できますよ、できますよというのが、結構大風呂敷広げていました。その中で、皆さんに直接あるところでは、やっぱりマルシェを年6回開きますとか、あとこの間のイベントを年4回やりますとか、それが今回の4年度の事業計画では、イベントの開催10回と結構多く、意気込みは買いますけれども、あと企業との連携イベントは4回であまり変わらないんですけれども、結局地元とのイベントは年4回、企業とのイベントは年2回というふうに半分ぐらいの結果で終わっているわけです。こういったことも、先ほど町長、何回も言われているように、まだPR不足だとかいろいろあるかもしれませんけれども、もうこれで将来、私、大丈夫かなというのが、さっきの年次業務報告書を見ても、大丈夫かなというのが私の率直な意見です。協定書の第23条の2に、町による業務改善勧告というのがありますけれども、業務改善勧告までいかなくても、注意ぐらいは私してもいいんじゃないかなという、私はそういうふうに思う次第ですけれども、そこら辺はどうですか。

答弁 町長 竹中貢

その辺の判断については、なかなか今即決できるような状況ではないだろうというふうに思います。いろいろ、これが複数年にわたっているだとか、目に余るような怠慢な状況があるだとか、いろんなことが多分、その際にはあるんだろうというふうに思います。去年の5月から、運用始まっていったということ。これは、ほかのところでもそうですけれども、コロナ禍でほとんどマイナス営業をされているというようなこと等々を含めると、いわゆる様々な社会的な背景から、情状の余地も多分あるんだろうし、加えて今後どうしていくのかというようなことだとか、そのようなことも含めて対応すべきであって、この一面的なことだけで、ある意味では、むしろ意欲をそぐようなことがあってはならないんだと、そんなふうに思います。むしろ前向きにどうするかという前提で考えていくべきではないだろうかなと、そう思っています。

質問 4番 中村哲郎

私からは最後になりますけれども、関係人口に係る案件は、私、本当に賛成の立場を取っています。私をはじめ、こういった案件に賛同する方々に、こういったちょっと釈然としないことがあると、問題じゃないかなというふうに私は思っています。ですので、今後に期待はしておりますが、昨年度、好評だった無印良品。無印良品というキーワードは、町民の方、皆さん言うんですね。無印良品と関係があるんだろうと、無印良品の物をもっと持ってこいよというような、そんなような意見がかなり出ています。ですので、こういった、去年も私も行きましたがかなりの人が出ておりました。こういうことを、もう本当にたくさんやっていただきたいなというふう思っています。新たな業務提携による新型のツアー、先ほど言われた新型のツアーとか、コンテンツづくり、こども園の留学、アーティスト・イン・レジデンス、都市部から料理人呼んでという、そんなような企画、いろんな企画が今、出されている。これをうまく使うのと同時に、音更の無印良品。11月に多分、開業になるかと思いますけれども、ここの移動店舗とかを出してもらって、月1回ここに来るとか、そういったような計画も、皆さん、無印良品、かなり耳についているみたいで期待しているところもあるので、コロナも明けましたので、ここら辺のところを次回の期待値にさせていただきたいので、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 竹中貢

当初から、設計が無印だということでの期待があったと。スパイスボックスとも、いろいろ事業連携等をされているということでありました。その結果と、それから期待というのはそれを感じておりますが、実際にそれだけのことをされてきたのかというと数は少ないと。これはもう、町長としても何ていいますかね、それらを踏まえて気にしていたところで、それはこのままではまずいなというような思いもあって、札幌のほうに出かけて、いろんな形でもっと積極的に参画してくれないだろうかと、こんなお話をさせていただきました。それから、実際現地のほうに来て、その無印の店舗というのは、あそこの方針としては直営が大原則だということなんですね。ですから、音更もあそこ、直営をしているということであります。ただ、実際、今、ローソンなんかも出しているところがありますから、そうでもないという新たな経営戦略も出てきておるのかなと、そんなふうにも思ったりしております。そういう任せておけない、あるいは町民の期待というようなことを踏まえて、ある意味では、それ、おせっかいなことだというふうに思うんですけれども、やっぱり経営の主体はスパイスボックスがやって、そして、それをしっかりとして、自分たちでもそれをプラスにしていくというのが本来のこの事業体の取り組む姿勢だということで、赤字を望んでいるのは、あそこが別に望んでいる話ではないだろうと思います。その改善も、多分、図っていかなければならないというふうに思っていますが、そういうことで、ちょっと僕のほうもいたたまれないところがあって、そんな要望もさせていただいたことがございました。できればいろんな形で、販売だけでなくて、いろんな事業やっていますから、いろんな連携ができないものかなと、そんな話もしていますけれども、そう簡単に、大きな会社でありますから動かすわけにはいかないと。それから、食料関係の、レストランの関係もあそこでやっていたという経験があるということで、道の駅と連携ができないものかだとか、こんな話もさせていただきました。それについては、今レストラン部門については、もうほとんどが閉鎖をしているということでありましたので、それはもう難しいだろうなと。あとは、物販の移動店なんか、これについては音更に直営店ができるとすれば、札幌から持ってくるよりももっと近いという関係がありますので、それも一つの地元からの要望として、スパイスボックスはもとより、私どもとしても必要なことであれば、それに対する要請活動なんかもしていきたいなと、そんなふうには考えています。いずれにしても、去年の赤字で一番つらい思いをしているのはスパイスボックス当事者だと思っております。当初の計画があれだけ変わったとすれば、それは株主なり、あるいは社内の中でも指摘されるはずだというふうに思っております。その中でも契約されたとおり、最低限の約束事は、こちらのほうには物理的な面ではされておりますけれども、当初の関係人口を増やすという意味での利用者が少ないというのは、これは一番の課題として今年度しっかりやってもらいたいなと。ただ、今の段階で、去年の実績を上回る予約が入っているということでありますから、これは、それは最低だという前提でこれからどれだけ増やしていけるのか、こんなことは先ほど課長からもありましたように、情報交換をしながら対策を講じていって、実際に成果を上げていくように叱咤激励、そしてまた、こちらのほうとしても応援なり、あるいは、連携協力をしていけるものはしていきたいなと、そんなふうに思っています。以上です。

出典:上士幌町議会 令和5年第3回定例会 2023年6月6日 議事録 PDF(51ページ) 間違いを知らせる