上士幌町議会 令和3年第3回定例会 2021年6月1日
(1)町民が体験した町づくりの礎の記録と町史の編さん準備について/(2)公有財産の維持・管理の検証と今後の対応及び土地利用計画の策定について
2021年6月1日、上士幌町議会の一般質問で、江波戸明議員が「町民が体験した町づくりの礎の記録と町史の編さん準備について」「公有財産の維持・管理の検証と今後の対応及び土地利用計画の策定について」について質問し、町長 竹中貢、教育委員会教育長 小堀雄二が答弁しました。
- 質問者
- 江波戸明 議員
- 答弁者
- 町長 竹中貢、教育委員会教育長 小堀雄二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
町のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 8番 江波戸明
町民が体験したまちづくりの礎の記録と町史の編さん準備について。本町は1907年に開墾のくわが入り114年、1931年に当時の士幌村から分村し90年の歴史を刻んできました。一昨年、本件に係る町史の編さんに対する質問を行った際に、まちづくりに関わりを持ちながら生活を続けてきた町民の軌跡の検証として、その時代時代の歴史の臨場感を学ぶためにも、町民の方々が体験した様々な記録を残す必要について質問をさせてもらいました。その際、町長から、90周年を迎えるに当たり、新たな資料の掘り起こしを行うことについて触れており、町史については、町の歴史を事実としてしっかり残していくという使命があり、過去に学び、未来を見据える展望として理解しているという考えが示されました。その上において、町史の編さんについては、歴史的節目となる開町100周年が望ましいとされたところです。その編さんの取組の一つとして、教育的な視点から、年配の方々のお話を記録に残していくことも、このことに係る事例としてあるという判断がありました。これらの年配の町民の方々から聞き取り等の対応を進めるためには、一刻も早い時期に懇談や聞き取りの調査などを進めなくては、多くの町の足跡や記録が消滅してしまう時期に至っています。この懇談や聞き取りの取組を進める行政担当部署については、条例にある上士幌町町史編さん委員会の設置にこだわらず、町長の執行方針「人づくりを大切にするまち」及び教育長の執行方針「文化財の保護、保存・活用」に示す通常の行政事務の範囲内による業務として位置づけて実施すべきと思います。町の歴史を知る方々がより高齢化する中、スピード感を持って隠れた町の歴史や日常生活からのエピソードなどについての懇談の場などを設け、聞き取りを行い、記録と保存を新たな町史編さん事業に先駆けて取り組むべき時期と思います。このことについて、次に質問いたします。1、年配の方々に対して町の歴史をテーマごとに聞き取りを実施し、町史編さんの前段として、(仮称)町民懇談編の取組を早急に進めることについて。2、(仮称)町民懇談編の作成に当たり、対応する行政担当部署を生涯活躍のまちづくりの推進の一環とした考え方を前提に、高齢者、町民の方々の生涯学習の実践の場として取り組むことについて。3、本格的な町史の編さんに向けた上士幌町町史編さん委員会の設置と町史編さんの実務に係る活動時期のめどについて。2点目であります。公有財産の維持・管理の検証と今後の対応及び土地利用計画の策定についてであります。本町における公有財産の維持と管理については、上士幌町公共施設等総合管理計画に示されている建築系公共施設と土木系公共施設等があり、その財産の目的に係る利用状況を把握し、目的に沿った維持及び管理を適正に対応されているものと思います。近年において、大型公共施設等や町なか住宅用地の購入など公有財産の設置や取得に対する取組が見受けられます。今年度予算における公有財産に関係する財政支出の例として、企業滞在型交流施設整備及び役場庁舎の耐震改修に向けた検討資料作成が挙げられます。一方、現状においては、町内の各所に未利用の公有財産である建築物や土地などが存在し、これらの建築物や土地に対する維持管理費の財政負担も生じています。今後の財政負担軽減のため、スクラップ・アンド・ビルドを前提とした検討を行う必要があります。町は公有財産の効果的な利活用を維持し、効率的な管理・運営を行っている中で、特に土地利用においては町全体を網羅し、将来を見据えた上士幌らしい土地利用に関する検討が必要な時期にあります。その上で町民に対し、この土地利用計画を見える化し、まちづくりの形成に関する骨格の方向性を示し、理解を図るべき状況ではないかと思います。これら公有財産の維持管理と運営の検証の状況及び将来を見据えた土地利用計画の策定に係る対応について、以下に質問を行います。1、維持管理全般を含めた公有財産の設置の効果と財政負担の検証の実施について。2、未利用施設に係る現状と今後の対応について。3、未利用土地に係る現状と今後の対応について。4、最後に、土地利用計画の策定のために、町民の参画を基本とした検討会の設置について。以上、よろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長 竹中貢
町民が体験したまちづくりの礎の記録と町史の編さん準備について、江波戸議員のご質問にお答えいたします。1点目の町史編さんの前段として、町の歴史の聞き取り調査についてであります。昨年、3月16日の定例議会の一般質問において同様のご質問を受け、令和3年度に開町90年を迎えることから、この間の資料収集と整理を行い、町史の編さんは開町100周年が望ましいとお答えしております。今年、開町90年の年を迎えておりますが、昨年からパンデミック化した新型コロナウイルス感染症が今も収束が不透明であるとともに、国内では、都道府県において緊急事態宣言が発動され、これまでの最大レベルの警戒態勢にあります。このような中での開町90周年事業につきましては、議会にもお諮りしたとおり、必要最小限にとどめることといたしました。このため、町史に関する資料の収集や整理につきましても、3密防止の観点から、担当者による広報紙や写真のデジタル化等を中心に整理してまいります。なお、開町100周年に向けての町史の編さんに当たりましては、多くの労力と時間が必要と考えております。このため令和4年度から、これまでの資料の整理や古老からの聞き取りなど、町史を振り返る基礎的な資料の収集と整理を行う人材の配置を検討しております。町史編さんの前段として、(仮称)町民懇談編の作成についてでありますが、開町100年史の編さんの業務の一環として行うことがふさわしいかの検討が必要と考えております。なお、高齢者の組織的、計画的な学びの場といたしましては、教育委員会が複数の学級や講座を開設しており、学習プログラムの1こまとして、郷土の歴史や自分史を語り継ぐ講座や子供たちに語り継ぐ活動などを積み重ね、町民の生活に根差した歴史本として整理するなど、その手法は様々あると思われますので、今後の検討課題とさせていただきます。3点目の上士幌町町史編さん委員会の設置につきましては、これからの資料収集の進捗状況などから、開町100年史のロードマップが見えてくるものと考えており、しばらくお時間をいただきたいと思いますので、ご理解をお願いいたします。公有財産の維持・管理の検証と今後の対応及び土地利用計画の策定について。1点目の維持管理全般を含めた公有財産の設置の効果と財政負担の検証の実施についてであります。本町では、町が保有する庁舎・学校・公営住宅等の建築系公共施設と、道路・橋梁・上下水道等の土木系公共施設について、将来の人口や財政状況の見通し、更新費用のシミュレーション等を基に長期的な公共施設等に係る経費の削減と平準化を図るため、平成29年3月に、上士幌町公共施設等総合管理計画を策定し、本総合管理計画に基づき、公共施設の点検、診断、修繕、更新、長寿命化、統廃合等の管理を行っております。計画期間は平成29年度から令和38年度までの40年間となっておりますが、令和4年3月に計画策定から5年を経過することから、今年度に見直しを実施し、これまでの取組の評価を行う予定であります。見直しに当たっては、今年度、策定予定の第6期上士幌町総合計画に定めるまちづくりの方針や人口目標等を基に、町民・住民ニーズに応えつつ、将来的な財政負担の軽減を図り、かつ効果的な公共施設等の利活用促進を進めるための最適な施設保有量や配置等について検討を進めてまいります。なお、本総合管理計画の具体的な取組等につきましては、施設ごとの個別施設計画を策定するものとなっており、既に公営住宅や橋梁等については、個別に長寿命化計画を策定しているところであります。それ以外の公共施設等につきましては、今年度、個別施設計画の策定を行い、各施設の現状と課題の整理や維持管理、更新等の対策費用の算定を行い、施設の再編や保全方針を定めることで、トータルコストの縮減と平準化を図ってまいります。次に、2点目、3点目の未利用施設及び未利用地の現状及び今後の対応についてであります。現在、未利用施設につきましては、約20施設、未利用地につきましては、市街地を含め、町全体で大小様々な面積の土地を保有しております。施設の管理につきましては適宜点検を行い、修繕をしなければならないと判断した場合は、最低限の対策を講じている現状にあります。未利用施設及び土地に係る対応につきましては、これまで第5期上士幌町総合計画にありますとおり、土地利用の活性化として、未利用・低利用公共用地の有効活用の促進を図ることを施策に掲げております。また、平成24年度の上士幌町公共施設再編に向けての計画要点・計画指針では、人口減少時代において、子供からお年寄りまで快適に暮らすことのできる公共施設の再編についての指針が提案され、その指針を受けて平成25年度公共施設等再編配置計画、これについては平成25年度の内閣府特定地域再生計画策定事業の補助を受けております。それで、この計画を策定しておるところでございます。この計画では、中心市街地の空き地・空き家調査をしており、公共施設の適正な立地を検討する際に活用しております。具体的な施設整備につきましては、上士幌町の公共施設等配置計画に関わる整備方針に基づき、生涯学習センター改築、交通ターミナル、まちなか住宅、今般竣工した消防庁舎の建設に至っております。議員ご指摘のとおり、未利用施設の今後の在り方、そして未利用地の活用につきましては、町全体を網羅した形で将来を見据えた土地利用の検討が必要と認識しております。つきましては、現在策定中であります第6期上士幌町総合計画、そして今年度、上士幌町公共施設等総合管理計画の見直しを行うこととしておりますので、これらの計画と整合性を図りながら、土地利用方針を見直していく必要があると考えております。4点目の土地利用計画策定に係る町民の参画を基本とした検討会の設置についてであります。本町には、土地利用に関することを審議する、上士幌町地域活動推進委員会条例があります。本条例委員会を中心として、町民が参画できるような方法を含めて検討していくことが必要と考えております。以上でございます。
質問 8番 江波戸明
まず、教育長に尋ねたいと思います。高齢者の減少と、今、途絶えてはならない生涯学習を記述した、貴重な歴史の足跡の確保であります。僕もこの土地に生まれて、中でもやっぱりかなり知らないことがたくさんあると。そういう部分で、町で生きた方から、町の歴史を古老から聞き取り、しっかり後世に引き継ぐ、こんなことを生涯学習の場づくりとして進める、こんな理解をして、分かりやすい対応とスピード感をもってぜひお願いしたいなと思うんですけれども、この点について、1点確認したいと思います。併せまして、この取組の検証について、古老との懇談内容の保存について、この考え方について、あれば改めてお聞きしたいと思います。
答弁 教育委員会教育長 小堀雄二
教育行政執行方針の中においても、文化財の保護、保存、活用という部分を記載させていただいております。考え方として、文化財、それから文化財ではないんだけれども、やはりいろんな聞き取りを通して残していかなければいけないというものは多々あるというふうに認識しております。そういった意味で、上士幌の道の駅だとかの展示、それから町の歴史の情報発信等で今行っております。また、学校教育、特に学校の子供たち、小学校1年生、2年生は生活科の中で、自分の周りから調べていこうと。また、3年生、4年生以上については、社会科や家庭科の中で、地域の歴史だとか食文化だとかという学ぶ機会があります。こういった部分については、随時上士幌の教育研究所がございますので、学校の教員、幼・小・中・高の教員、そして民間の方々の協力を行いながら、今、随時データの更新等を行いながら学校教育への活用等を図っていくというふうに考えて今進めているところであります。質問の答えになっているでしょうか、すみません。
質問 8番 江波戸明
ちょっと的外れな部分があったんですけれども、この町でしっかり古老の話を聞きながら、こういうことも高齢者の生涯学習の一つだという部分はありますし、まちづくりの礎を記録的に残すという、これもきっと町の文化の大きな一つの形でないかという部分で認識していますので、その点の確認だったんですが、そういう形で考えていただろうと認識しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。それと、今年から教育委員会において、今まで企画、それから上士幌まちづくり会社でしたか、これが対応していたかみしほろ塾が、教育委員会のほうに所管が移っていくという部分で、この具体的な、どういうふうに対応するかというのは、なかなかまだ示されておりませんけれども、町民の身近な方や町民がどのように対応すべきかとか、そんなことがこれから、かみしほろ塾の中にあっていかがかと思っています。その中の一つのこまとして、歴史とかまちづくりの講座とか、そういうことを含めて対応していくと。今、教育長からあったように、上士幌学等を含めて、小・中学校等を含めてあります。このような中で、やはりまちづくりの一つは歴史の在り方をきちっと検証していくということも、町民にとっても大事なことでありますし、今後、町が進めていくSDGsの在り方の一つのヒントになるかと思っています。それと今、もう一つは、ちょっと僕、危惧するんですけれども、教育研究所と連携して90年の町の軌跡の見直しという部分であります。まず、学校現場はかなり厳しい勤務状況だというふうに認識していますから、そこは適切に、90周年事業の対応についても適正に対応してほしいなと、そんな認識をしておりますので、まず、この点について確認したいと思います。
答弁 教育委員会教育長 小堀雄二
今、かみしほろ塾の話がございましたけれども、今年開町90周年と。以前からも言われていたのが、町民にとっても分かりやすくて身近な話題というところもあります。今、議員からお話があったとおり、まだ実は具体的にこれを行くぞという部分では、今計画している最中ではありますけれども、こんな要素も講座の中、または前後、こういった中で取り入れていければいいのかなというふうには感じておりました。それと、上士幌の教育研究所については、これはもともと生涯学習の立場の中で、学校の教材というのは、実は学校教育だけで使えるものではなく、社会教育の中でも当然活用ができるものという部分で、先生方が1年間を通してそれぞれテーマを決めながら地域に出かけてデータを収集、写真を撮ってきてデータ化をしていくという部分です。こういった取組については、先生方自身がやっぱり学んでいかないといけないという部分がありますけれども、今、議員おっしゃったとおり、先生方の働き方改革の一環という部分で、負担軽減という部分を考えていかなければいけませんので、そこの部分は教員だけではなくて、それに賛同する協力会員という制度もございますので、そういったものを活用しながら進めていければなと考えております。以上です。
質問 8番 江波戸明
今、前向きに取り組んでいただけるなというふうに認識しながら、生涯学習、それから生涯活躍のまちの一つのシンボル的な部分で歴史の掘り起こしと高齢者の記録を残すと、そんなことを含めてよろしくお願いしたいと、またそれが確認できたかなと認識したところであります。次に、町長に尋ねたいと思いますが、町長の10のテーマの一つに、キャッチフレーズとして「元気まち上士幌 つなごう 子や孫へ」こういうキャッチフレーズがあります。今回、開町90周年事業の歴史の保存という部分について、かなりスケジュールが見えました。来年度、改めて専門の職員を配置するとか、そういう部分が見えましたが、これらについて、まさしく来年度の令和4年度当初からこういう配置がきちっとされるのか、この確認と、それから、大変コロナ禍という部分でありますけれども、何とかやりくりしながら、今からそういう準備、古老の聞き取りとかを含めての準備とか、そういうスケジュールの在り方についても、やはりコロナ禍の大変窮屈な中だと思いますけれども、こういう対応の仕方について確認させていただきたいと思います。
答弁 町長 竹中貢
担当職員の配置については、4年の4月1日から配置したいと、そのような方向で今、人選なりをこれからしていくということだろうと思います。とにかく、80年のときに、一応その間の20年間の資料の収集はしておりますけれども、90周年になっていて、その資料が分類だとか、新たな今の聞き取りだとか、そういったことと100周年というのも、あと10年先になりますけれども、その間に今すべきこと、それをどれだけやるかが、次の100周年のときの編集委員会の期間にもつながってくるだろうと思いますけれども、いずれにしても、そういう人材を配置してやっていきたいというふうに考えております。それから、結構教育長のほうからもお話がありましたけれども、学校教育の中で、これまでも古老なり、あるいは非常に様々な体験をした話をされていたというふうに、僕の立場では新聞報道なんかでも見たりしておりますけれども、そういったところのちょっとした配慮で、収録なんかをしておけば、それは資料として生きてくるんだろうなと思っています。改めてそういったことがいろんなところで行われていますから、最低限、録音なりしておければ、それが次に生かされてくるというふうに考えております。いずれにしても、社会教育を長いことやっていまして、郷土史研究会だとか、そういったことが社会教育の立場から組織されて、いろんな歴史の掘り起こしをやってきたという歴史がありますけれども、いずれにしても、資料が散逸しない、人材も含めてでありますけれども、そういったことについては、十分配慮して取り組んでいきたいというふうに考えています。
質問 8番 江波戸明
そういう形でぜひ対応をお願いしたいと思います。今回も本町、SDGsの未来都市の部に選定されたという部分で、こういう問題についても、きっと昨今忙しい中を含めて対応していくという認識をしています。これから具体的に取り組むSDGsの基本的な部分は、やっぱり一つは歴史を知る、温故知新という言葉がありますけれども、やっぱり歴史から学んで新しい挑戦をしていくという部分があるかと思います。本町の自然環境も大きな変化をしている、そういう体験はやっぱりここに住んでみないと分からないことが多かったり、産業の推移、暮らしの足跡、地域コミュニティーの変化、こんなことも含めて、きっとそういうことをきちっと学ぶことによって、これから我が町が独自にこんなスタイルでSDGsを進めていくんだよという、そういう具体が、行政なり、我々町民も含めて少しずつ認識していくかと。そういう形で、やはりオリジナルなまちづくり、基本的なSDGsの柔軟な、169の一つずつの部分でなくて、本町はやっぱりこれに基づいた考え方を、我々も勉強しながら、町も本当にまちづくりとしての骨格になるというふうに認識していますので、これについて、我が町の在り方も若干確認しながら、歴史等を含めてよろしく確認したいと思います。
答弁 町長 竹中貢
SDGs未来都市に選定されたということであります。横文字で難しいように感じますけれども、SDGsそのものというのはまちづくりそのものだと、そんなふうに思っています。17の開発目標というのは、どれをとってもまちづくりにとって必要なものなんですね。貧困をなくするにしても、あるいは教育を充実する、それから、新しい産業興しだとか、それから、つくるものの責任、いわゆる消費する側の責任、そういったことというのは、まちづくりにおける重要な柱でもあるわけであります。そういった中で、上士幌町としては地域特性だとか、そういったところの、特に象徴的に生かして今まで取り組んできたということでありまして、それが例えば環境の問題であれば、再生可能エネルギーのリサイクルで環境を改善だとか、そんなことにもつながっているということもありますし、エネルギーの自給率の向上だとか、食料だとか、そういった意味では、まちづくりの、うちの町の得意な部分、これをさらに深めていくということが、SDGsをさらに充実させていくことにつながっていくということですから、せっかくいただいた賞、それなりに上士幌町のまちづくりを評価していただいたということでありますので、その評価されたところなんかについては、客観的な立場からの評価を私どもとしては受け止めて、さらに充実していく必要があるだろうというふうに思っております。私の今回のスローガンとして、「元気まち上士幌 つなごう 子や孫へ」という、いわゆるこれは持続可能なまちづくりというような意味合いもそこに込められているというふうに思っています。実は、今回この公約を突然挙げたということではなくて、多分4期目に、いわゆる将来に向けての礎をしっかりつくるというのを公約のスローガンに挙げたこともありました。一貫してまちづくりというのは、将来にどうつなげていくかと。私ども、こういった責任ある立場でまちづくりに関与しておりますけれども、最も大事な責任というのは、今よりも、そしてさらに次代につなぐように、それを子や孫につないでいくということが私に与えられた大きな使命だというふうに考えています。そういった中では、様々なつないでいくその具体的なことがあるわけでありますけれども、SDGs17に挙げられたようなことも、それを将来にわたってつないでいく、食糧の自給率なんていうのは、極めて生きるために必要なことでありますし、それから、エネルギーの問題についてもそうであります。こういったことも、将来にわたって子や孫たちにつないでいくというようなこと。安心して上士幌町が持続的に発展していくということでありますから、そういった中で、今まで取り組んできたこと、今も取り組んでいること、こういったこともしっかりと文化的な側面、歴史資料として子供たちにつなげていくというのも、それも一環として必要なことだろうと、そんなふうに思っています。
質問 8番 江波戸明
次に、公有財産の関係でご質問したいと思いますが、上士幌町の公共施設等総合管理計画の在り方の現状を見ていくと、現在進められている施設の設置の対応について、将来について財政の見通しといいますか、これについてどうなっているんだろうと。我々については、将来を見据えた財政計画のまちづくりというのは基本の中の基本だというふうに認識していますけれども、今年度、5年間の経過として、この見直しを行おうとしていますが、計画策定時以降、この間多くの大型の施設が新たに加わっております。この計画書では、平成29年度以降、40年を見込んで、現在の全て、当時、平成23年から27年ですか、これは施設を保有することになると、以降の保有になると、1,162億円の平均的な更新とか修理とか含めて財政的な対応になると。年平均にしたら29億円の財政負担となって、特に平成の、これは令和になりますけれども、平成29年の当時の財政投資の3.5倍ぐらいの負担が財政的に施設の維持管理にかかるというふうに認識しております。ここについては、町長もこの計画書、先ほどから答弁の中で回ってきている計画書ですから、この中にしっかり書いてすばらしい計画書だなと僕は認識していますから、そのために全施設の中でも、特にまた年間30億円以上の消費をしてかんならん、更新等を含めて、というふうにしっかりと書かれていますし、これを対応するためには、どのように今回見直しを図っていくのか。どの程度、5年間の検証の中で、新しい施設等を含めて造った中で、町としてこの財政を含めてどのように検討していくのか、まず確認させていただきたいと思います。
答弁 町長 竹中貢
土木施設あるいは上物の施設と、いずれにしても町民の生活に欠かせないインフラ整備だということであります。これについては、道路の維持から橋梁の維持、そして公共施設の維持等々に係る、そういった中長期の試算と。40年間のスパンの計画ということであります。この計画のそもそもについては、これは総務省系統のほうからの指示といいますか、取組のことでありまして、公共施設の維持に係る財政の縮減ということと、それから長期にわたって施設を維持するという意味で、長寿命化が今の時代の流れとしてどのように長寿命化していくのかというのが見直しの一つの背景だと、そんなふうに思っています。古くなったら建替えする、造り直しするということではなくて、現在の技術をもって長寿命化、特に橋だとかは50年だとかの、ある程度一定の年月を達すると補修をしなければならんということがあります。それをゼロベースで造るとなると、それこそ相当の予算を投じるということでありますから、それをこつこつと計画的に改修するなり補修をしていって長寿命化を図っていくということであります。それに基づいての財源については、国としても計画に基づいたことについては一定の補助をしながら維持を図っていくと。国としても、新しく建てるというよりも、そういったことを補修、点検をしながら長寿命化を図っていって、長い時間を使っていこうという考えでありますから、額面として20億だとか30億だとか出ていますけれども、このことが今、私どもの財政計画を圧迫して、突然世の中が変わるというような、そういう積算ではないということをひとつご理解いただきたいし、また、今回の見直しについても、特に必要のないものであれば売却するだとか、それから、必要なものについては公共施設にするのか、あるいは企業誘致に使うのか、こういったことの見直しをかけるということであります。23年度の土地利用の指針をつくっておりますけれども、それの指針に基づいて公共施設の整備等々をしてきております。23年からほぼ10年間かかりますけれども、かなりの部分では、それに基づいて整備されてきているのではないだろうかなと。そういった意味では、計画的な施設の維持管理なり、あるいは利用が図られてきて、それから10年たったということと、国からの長寿命化を含めた管理の計画ですね、これを見直しをするという意味では、非常にタイムリーなときではないだろうかなと。これまでもこの計画に基づいて橋梁だとか道路の長寿命化を図って、それを基にして国の補助金を受けて、経費、いわゆる自主財源を軽減をしながら、健全な財政運営と維持管理に努めていると、今そういった状況であります。
質問 8番 江波戸明
本当にこれについては、かなり、我々を含めて、後世に負担を残さないという前提をやっぱり今からきちんと考えておかないと、40年といったら、我々はどういう形でいるかは別にしましても、やはり町民としては第6期の総合計画については5,000人を維持したいという認識を含めて継続していく。これこそ大事なまちづくりの一つのシンボル的な部分では、そういう人口をきちっと確保しながら、この町を残していくという基本的な考え方があると思うんです。ただ、やはり一方では、この施設を含めて、この中では、例えば建築系建物ですね。建物については、この40年間で541億円と、年平均で13億ぐらいの新たな更新をしていくか、もしくは改修していくか。それでもし本当にこれができないとしたら、スクラップをどういうふうにしていくか。今、町長が言われたように売ったり壊したり、やっぱり建て替えていきながら小さくしたりとか、公共の面積を小さくするとか、今から考えておかないとならない時代にもう入ってきているなというふうに認識しております。それでないと、年間29億円の支出を、令和9年あたりからかなり支出が多くなるという形で計算されていますから、まさしくそういうふうにシミュレーション的にはそれに近い形で動くようになると思います。そんなことを含めて、橋梁の問題でも、道路についても334億ですから、今から長寿命化、橋梁も長寿命化でやっぱり35億ぐらいの予定がされています。上水道、下水道についても、上水道についてはやはり200億ぐらいの予定がありますから、どう長寿命化させていくかという部分を今から考えていかないと、きっと大きな負担がのしかかってくる時期はそんなに遠くないというふうに認識しています。こういうことを含めて、この5年間、それから計画をつくった5年間からでも、生涯学習センターなり、認定こども園、交通ターミナル、道の駅、ナイタイテラス、シェアオフィス、それから今年予定しています企業型の滞在型の施設等を含めてとか、やはり知らないうちに新しい角度で、それらの財政的な部分があるかと思いますけれども、やっぱりこの維持管理もまたそこに加わってくるという部分を含めて、やはり、我々についてもそこに注視していかなければならない時代に来たなというふうに思っています。ですから、新しいものができたら、やっぱり今度スクラップをどういうふうにしていくか。まちづくりの軽量化をどこで図っていくか、これでいかないと、やっぱりかなり収支バランスが厳しくなってくるんだと。そういう意味では経常収支を含めて非常に厳しいまちづくりが出てくるという部分がありますし、逆に言えば、コロナも含めて国の影響、地方交付税の影響がどういうふうになるかと、やっぱりかなり危惧する時代も来ていると思います。そんなことを含めて、今後、新しいまちづくりをしていって、ICT関係だけでも、例えばマイクログリッドをしたいとか、5Gの回線をやりたいとか、それから自動運転をやりたいとか、そういうことをする場合は、財政と運用と管理の在り方をきちっと対応して町民に明らかにしながら進めていかないと、僕は今の中では何とか泳げるけれどもという部分はありますけれども、シミュレーション的にはかなり厳しい、これからの将来の町の財政になるんではないかと認識しております。そんなことを含めて、この辺についての町長の考え方について、ちょっとお聞きしたいと思います。
答弁 町長 竹中貢
行政を運営をするに当たっては、最少の経費で最大の効果を挙げるというのが大原則だというふうに思っています。施設についても、例えばわっかなんかも一つの象徴でありますけれども、高齢者施設あるいは学童、そして発達支援というふうに複合的にしております。それを従来のままでそれぞれが施設として独立して運営していくということになれば、それこそそちらのほうが経費がかかるということですから、経費のことを考えながら建築なり、あるいは道、場所ですね、コンパクトなところに集約しながら、町民が使いやすい、利活用しやすいというようなことを配慮してやってきているということであります。いずれにしても、今あるものがどれもが必要なことでありまして、町民の豊かな生活を保障するという意味では、非常に役に立っているというふうに思っております。そういった意味で、いつか、どのときかには更新なり、あるいはリフォームしなければならんというようなことがありますから、それがある程度集中的にこの間に起きていたと。保育所にしても、かなり老朽化していた。児童会館にしてもそうだと。そのようなことであります。近代化な施設にすることによって、コスト面については非常に軽減されてくると、エネルギーの問題だとか、光熱水費なんかも含めて快適な環境を得た上で、それほど大きな負担は従来に増してなっていないということでありますから、必要な事業だと。ただ、このことをやみくもにやっていることではなくて、財源の確保ですね。建設する際には、国費なり、あるいは道費なり、様々なそういった資金を活用しながら、一般財源は最小限にするというような努力をさせていただいているということでございます。財政の見通しについても、財政計画も総合計画に基づいてつくっていっているということでありますから、今後の財政支出、中長期的に必要になってくるものについても明らかにされていくということでありますし、そのときにまた皆様方のご意見を賜りたいなと、そんなふうに考えているところでございます。いずれにしても、行政コストを下げるという意味での今の長寿命化というのは、これは非常に私どもとしても大切なことでありますし、計画的に事業を実行していくという意味でも、これに基づいて中長期にわたった財政のことを視野に入れつつ、施設の健全な管理運営を図っていきたいというふうに考えています。
質問 8番 江波戸明
そういう形を含めて、これから以降、先進的な対応、まちづくりの建物としては、重要なものは重要にきちっと対応しながら、スクラップという部分も考えてほしいなと思います。そんな意味で、未利用地の現状という部分についても、かなり本町においては散々的に土地、建物を含めてあるのかなというふうに認識しております。やはり、先ほども町長からありましたように、財政負担、それから複合化によっての施設の集中的な管理によって将来の管理費を浮かすとか、縮めるとか、そういうこともこれから非常に必要になってくると思います。今回のわっか、生涯学習センター等を含めては、そこの中にいろんな施設、例えば学童とか、それから発達支援センターとかを取り込みながら、やっぱり分散したものを集中してきた。そういった意味では効果的でありますけれども、ものをつくるとき、しっかり検討しておかないと、今回の例えば道の駅のカーテンとか、熱対策でわっかとか、今年時またお金がかかってしまうとか、そういうことがないようにきちっとした検討も僕は必要だというふうに認識しておりますんで、そういうことを含めて、例えば高校の跡地の利用についても、かなり分かりやすく使っているなという部分は分かるんですけれども、肝腎の残ったところはどうするんだとか、それから、苗畑跡については、CCR計画の挫折とありますけれども、そこにどういうふうに再チャレンジしていくのかとか、やっぱりいろんな形で何か動きがないと、次の展開をしていかないと、なかなか見えないという部分があると思います。これについては、やっぱり計画をつくって絵面を書いたという部分はありますけれども、再度その具体も検討するという場もこれからまた必要ではないかなというふうに思っています。そうでないと、いつまでたっても土地はなかなかこれから流動化していかないなという認識もしますから、企業誘致も町長が先ほど言ったようにかなり厳しいという部分もありますから、本当にそういう部分で、今から何らかの形の町のらしさを対応しながら、そういう土地利用とか建物利用、それから必要でないものについてはスクラップしていくとか、そういう部分を、この5年間の過去の足跡を見ながら、今年の中での見直しの中でも具体に少しでもつくり上げてほしいなというふうに認識しているところであります。そんなことで、これについて、町長の考え方について確認したいと思います。
答弁 町長 竹中貢
土地利用について、大小様々な未利用地というのは現実問題あります。これについても23年の段階でも、いわゆる近隣の住民に使ってもらいたい、売却するだとか、それから、公的な施設として使うだとか、こういったことが網羅されておりました。当時、阿部病院の跡地の問題、無償で受けたけれども、解体をしてどうするのかといったときにも、その当時もしっかりと公共的な用地として使うべきだというような、そういった見解が出されて、そこもまた利用されているということでもありますし、大体当時の予定に沿っているというふうに思っています。大型でいいますと、苗畑がどうしても目立つという感じもします。あの土地については、企業誘致ということでいろんな機会にお話なり、あるいはプレゼンの中にもさせていただいておりますけれども、なかなかそう簡単でないという現実でございます。でも、非常に魅力的な土地でありますから、ただ、あれを切り売りしたり、無計画に何かに使うというのは、この辺はやっぱり結構検討、避けなければならないことだろうというふうに思います。あの中でも共済の施設ができましたから、それはそれで非常に有効な使い方だろうなと、そんなふうに思っていますが、まだ9ヘクタールほどございます。あれは貴重な財産として、いろんな意見を聞いたにしても、なかなか町民であそこをどうするかと、そう簡単に結論づける、あるいは一気呵成にこれをやろうということのところについては拙速にならないように慎重であったほうがいいだろうと。時間はかかるかも分かりませんけれども、いろんな住民の知恵も含めて、やがて何らかのオファーなり、それから魅力的な提案が出てくるのではないだろうかなと、こんなふうに考えております。高校の跡地もあります。あそこも一つ格技場が古いということで、今回消防の中で、それに代替するような形で子供たちの教育活動なり、生涯の活動もやれるということですから、これも非常に合理的な消防署の機能と、それから子供たちのそういった必要な課題についても対応するということでありますから、それによって、一つ余分なお金、管理費を使うことがなくなるということであります。それまた整理されると、1枚等の土地としてどう活用するかという課題になってくるだろうと思いますけれども、少なくとも、今近々にあそこを必要だと、公共施設として必要だという、そういった計画やあるいはかといって、一般にそこを売却するというような状況にはございません。中長期にわたって、あそこの利活用についてはしっかりと考えていくべきだろうというふうに思っています。いずれにしても、23年に一回出されたものが、総合計画がつくられたということでありますので、今回も総合計画や、そういったものに基づきながら整合性をある形で土地の利用ですね、未利用地の処分の問題も含めて検討すべき、いい大きな節目に来たというふうに考えておりますから、ぜひまたご意見を賜ればと、そう思っています。
質問 8番 江波戸明
状況については、本当にスクラップするというのはある程度本当に簡単ですけれども、やっぱり財政的な負担もかかりますけれども、やっぱりスクラップという部分もこれから重視していかなければならないし、例えば柔道場のように、やっぱり複合的な部分で対応しながら経費の節減なり、施設の縮小化を図って維持管理経費を浮かすという部分も、これから大事な一つの方向性だというふうに認識しております。そんなことを含めて、高校跡地ばかりでなくて、これから上士幌らしさの市街地形成とか、恵まれた自然とか、大雪山国立公園を持っている自然とか、それから農村景観、こんなことを含めて、上士幌独自の土地利用計画という部分も中に絶対必要じゃないかと思っています。先般も糠平小学校跡地を地域の声を聞くという部分で、私のほうからもなるべく多くの人の声を聞いたら、やはりあそこはすばらしい宝の一つの土地だというふうに認識していますから、そういう部分で、そういう検討をする場合は、もう専門的な人の意見も聞きながら、広範囲な意見を聞きながら対応していただきたいなと思いますし、糠平の関係を含めて、黒石平の旧電発用地、ここも国道から連携しながら、あれだけの12ヘクタールでしたかね、の面積と、それから樹木がたくさんあったりとか、平らで、また歴史があって、そういう部分をどういうふうに活用するかといったら、やっぱり国立公園の中のああいう土地はめったにありませんから、やっぱりそれも考えて検討するという部分でも、そういう組織が必要になってくるかと思います。当然、小学校等の跡地についても、ある程度専門的な対応をしていますけれども、特に閉校の跡については、全国が、物すごい学校数が閉校していますし、道内も物すごい勢いで閉校していますから、これを活用するというのは、なかなか難しいのが現実だと僕は認識しています。そうしたらどういうふうにするか。これはスクラップするといっても、物すごいお金がかかりますから、何とか、どういうふうに利用するかという部分を、最小限の維持費等を含めて、どこかで必ずスクラップしないとならんという時期が来ますから、そんなことを含めて検討するという部分が必要だと思います。その意味で、町のほうからの上士幌町地域活動推進委員会条例という部分がありますよという報告をいただいています。これについても、ちょっと調べて見ても、町政の現況等を含めて、ここの部分もちょっと出てきていないんですね。現状、この組織についてメンバーも確定していないという部分はありますから、そのメンバーは10名以内ということになっていますけれども、この委員会等を含めて、常に活動しながら意見を聞くための専門的なアドバイザーも含めてとか、そういう組織を明確にしてほしいなと。そうしたほうが僕は得策ではないかなと認識しています。そんなことで、跡地利用についても、我々だけでなかなか考えられなくて、やっぱりもう少し広範囲の学術的な利用の仕方もあったり、それから建築としての、それから自然の土地の豊かさの場所的な問題も含めていろんな意見があるかと思いますんで、専門的な人の意見も含めた委員会を改めて整理してもらったり、そういうことで施設、それから道路を含めた建築関係の施設の在り方について検討していただければ、より効果的ではないかと認識していますけれども、この点について、町長の考え方をお聞きしたいと思います。
答弁 町長 竹中貢
上士幌町全体を見据えての土地利用を考えるべきだというようなお話だと思っております。今のお話、黒石平それからぬかびらの話を聞きながら、江波戸議員も職員の頃になるのか、あるいは教育長、その前ですね。組合事務構想というのをつくりました。これは町全体のエリアとしてどう環境、地元の特性を生かして資源の活用をするかという計画が立てられたということであります。これはこれとして、僕は大きな考え方の一つとして非常に今でも尊重すべき内容であるというふうに考えております。三股、ぬかびら地域、そして黒石平、街なかの田園地域だとか、そういった大きなエリアでの開発目標といいますか、資源の利活用ということでございます。これは、正にこれからの町にとって、その辺の利活用についてはもう一度大事な視点として見るべきだろうと。今も観光協会から新たにkarchの中でDMOが立ち上がったということですから、それがどれだけの力量を持って今体制としてできるか課題はありますけれども、そういったところの観光的な視点から町全体の土地と、それからソフトの面でどう活用するかなんていうのは、非常に大切なことになってくるのかなと、そんなふうに思います。糠平の利活用についても、街なかにたしか住居とは分離したほうがいいのではないだろうかなと、こういった議論もされたのを記憶しておりますけれども、多分職員の頃、そういった視点でやられたということですから、糠平の学校の周辺についてもいろいろと関心を持っていただいているというふうに認識をしております。今の次のステージとして、その間にもまた田園優良住宅だとかもありましたけれども、もう一回全体的な町のエリアごとの魅力だとか、利活用だとか、そういったある種ステージに入ってきてもいいのかなと。結構、町もこれまでいろんな関係で産業のほうも力がついてきた。それから、一定の基盤についても、公共施設あるいは基盤としても出てきたということでありますから、さらにそれを成熟させ、発展させるという視点では、町全体をどうデザインをするかというのは非常に大切な視点だと、そんなふうに思います。
質問 8番 江波戸明
今、町長からあったように、町全体を見渡しながらデザインしていくと。私はそういうことで、きっと関係人口ばかりでなくて、移住してくる目的、やっぱりこういう田舎に住んでみたいな、そんな意味で、やはり先進的な町にも学ぶ人があるかなというふうに認識しています。やっぱり町長も下川、それから東川とか、ニセコ近辺を含めて、やっぱり先進的な町にちょっと学びたいという認識もあったなというふうに認識していますけれども、やっぱりそういう町のよさというのは何だろうと、きっと委員会なり、職員の目線、発見力とかそういう部分を含めて、最大活用してもらって、まちづくりというのはあるのかなと。それに町民がどういうふうについていけるか、こんなことがやっぱりまちづくりの基本だというふうに認識しております。本当に農村風景も、前には優良で促進法に基づいた農村の田園住宅、こんなこともありました。きっとこれも、今、都会からのコロナを含めての田舎回帰とか、こういうところに住んでみたいとか、テレワークの一つの拠点をつくってみたいとか、いろんな意味で、国立公園の中のテレワークの拠点はなかなかきっとアイデアとしては僕はいいかという部分があったりしますので、そういう総合力でまちづくりをぜひ進めていただきたいと思いますし、そういう方向が、この5,000人の町をきちっとまた維持できる根幹になってくると思います。ただ、あまり人口に肩入れするという部分でなくて、これからはいろんな国際的な関係で、海外からの技能実習生等を含めて来ております。既にもう百数名来ていますから、この5年間でも100名ぐらい増えていますから、そういう方をも含めた、もうちょっとグローバル的なまちづくりの中にもポイントがあってもいいかなとか、そんなことを含めて、まちづくりというのをもう一回、せっかくの5年間の見直しの一つの機会、それから総合計画の中でも土地と建物の関係、地域コミュニティーの関係も含めてありますんで、最後に、町長のほうから総合的なことを含めての考え方についてお尋ねしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長 竹中貢
人口は、やっぱりこれは魅力的でなければ疲弊していくということで、それは人口の減少の加速化にもつながっていく可能性はあるというふうに思いますから、そういう意味では、魅力的な町をどうつくるかということだろうと思いますが、それはもう総合行政というか、全てにわたって頑張っていかないと、人口の維持にしても、あるいはよそからこの町に対して魅力を感じていただくことは難しいんだろうというふうに思います。いずれにしても、グローバルの話をされました。正にローカルでありながらグローバルという視点、両方とも大事だと。グローバル、ローカルでこの町の特性を生かす、それが本当に磨いていけばグローバルという視点からも評価をされて、そこでいろんな活力が生まれてくるという可能性がありますし、それから、時代はダイバーシティー、多様性ですね。そういった意味で、いろんな人方の力を借りながら、あるいはその人方も住んでいて魅力的な町だと、こう思えるような町をつくっていくと、多分よそからいろんな力で、いろんな形で振り向いてくれる人が出てきて、そこでまた活力が生まれてくるという循環が生まれてくるのではないだろうかと、そんなふうに思っています。今までの取り組んできたことをさらにそれを基盤にしながら、魅力的な町をどうつくっていくかということがこれから大切になってきます。そういった意味で、私たちに負託されたいろんな計画なり、あるいは議会のほうに負託された議決だとか、一緒になって取り組んでいければ、魅力的な町になっていけるだろうと、そんなふうに思っています。