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上富良野町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日

当町の人口減少対策は

2024年12月11日、上富良野町議会の一般質問で、湯川千悦子議員が「当町の人口減少対策は」について質問し、町長 斉藤繁、農業振興課長 安川伸治が答弁しました。

質問者
湯川千悦子 議員
答弁者
町長 斉藤繁、農業振興課長 安川伸治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 3番 湯川千悦子

斉藤町長は、このたびは2期目の当選おめでとうございます。2期目の挑戦の中で、ワンストップかみふらの定住移住対策について、ぜひ今期、必ず形のあるものにしていただけることを願って、さきに通告いたしました1項目3点について、町長に一般質問させていただきます。国土交通白書2024によりますと、日本の人口は2008年(平成20年)の1億2,808万人をピークに減少に転じています。人口減少は、地方自治体に大きな影響を及ぼしているのは言うまでもなく、その対策は急務であります。我が町においては、2020年(令和2年)に作成した上富良野ビジョンⅡによりますと、1955年(昭和30年)に上富良野駐屯地ができて以来、人口が増え続け、1960年(昭和35年)に1万7,101人となり、以来、減少が続き、2019年(平成31年)には1万639人になり、この先、2045年には5,849人になると予想されております。2023年3月末には、人口1万人を下回る9,990人となり、現在2024年10月末の当町の人口は9,767人と、人口減少が加速しております。各自治体は、人口減少を食い止めるために、それぞれの特徴を生かした自律的で持続的な社会を創生する地方創生の取組を推進しています。今朝の新聞報道にもありましたように、上川管内町村では、1984年から当町が最大人口規模でしたが、10月末で東神楽に抜かれて、人口減少が進んでいます。そこで、当町の人口減少対策について、以下の3点について町長の見解を伺います。(1)移住者増への取組策について。人口減少対策の一つとして、移住者の促進策が重要と考えます。人口減少に悩む自治体において、移住者の増加を図るために、既存の空き店舗や空き家などをリフォームやリノベーションするときに助成金を出して新たな物件として活用し、移住者の増加を図る自治体も多くありますが、我が町の現状と今後の方策について伺います。(2)地域おこし協力隊員などの定住策について。現在の地域おこし協力隊員は、様々な行政課題解決のために行政に関わる活動や農業支援者としてそれぞれに取り組まれております。協力隊員の契約期間満了後の町への定住促進はどのように進めていくのでしょうか。また、移住者の昨年度の実績では、地域おこし協力隊員も多くカウントされている状況にありますが、隊員以外で我が町へ移住・定住される方々への取組はどのような方策を考えているのか伺います。(3)婚活支援について。我が町の子育て環境は、周産期から始まり出産から進学まで様々な支援策が行われており、平成5年から平成14年までは合計特殊出生率では2.02や1.85と全道1位でありました。しかし、現在はその合計特殊出生率も1.44まで減少しています。そこで、出生数の増減の要因ともなる婚活支援に関して、我が町が現在行っていることと、今後どのような方策を取るのか伺います。

答弁 町長 斉藤繁

3番湯川議員の人口減少対策についての御質問にお答えいたします。人口減少対策については、いかにして住みやすいまちづくりを進めるかという町政全般の取組が重要と考えており、経済的な基盤はもとより、医療や福祉・教育など様々な要因があると考えております。その中の一つとして、移住者の増を課題として捉えているところであり、移住対策の一施策だけが移住を考えている方が本町を移住先として選択する要因ではないという認識の下、御質問にお答えさせていただきます。まず1点目の移住者増への取組策についてでありますが、現在、町では移住した方のみを対象とした助成制度はありませんが、住宅リフォーム助成や新規開業補助制度など、移住された方を含めた町民を対象とした助成制度を設けているところであります。今後におきましては、これらの事業を継続するとともに、移住を希望される方々に対しましては、現在行っているワンストップ相談窓口や空き家・空き地バンク、ホームページ等で情報発信などを継続しながら、新たな移住者向け助成制度についても検討を進めてまいります。次に、2点目の地域おこし協力隊の定住についてでありますが、地域おこし協力隊の定住に向けては、総括業務を行っている企画商工観光課と隊員の所属する課が連携を取りながら、任期満了後の定住に向けたサポートを進めてまいります。― 10 ―特産農作物支援員の定住については、町内での新規就農を採用の条件にしていますので、隊員に定住の意思確認を行い、現在、農作業の支援と併せて新規就農に向けての研修を進めているところであります。次に、3点目の婚活支援についてでありますが、婚活支援につきましては、行政が指導して行っている婚活支援を目的とした事業は行っておりませんが、駐屯地曹友会が実施している、ふれあいパーティーやアグリパートナーが実施している後継者対策としてのマッチング事業を行っているとは聞いております。現代における婚活に当たるものについては、スマートフォンの機能を利用したマッチングアプリが主流と認識しており、行政が主体となった婚活を趣旨とした事業についての予定はありません。しかしながら、少子化対策や子育て支援事業については、これまでどおり継続して実施し、特定不妊治療費の助成や産前産後における母子保健事業等の実施により、安心して子どもを産み育てる環境整備を行うことが、行政が行うべき少子化対策と考えております。

質問 3番 湯川千悦子

人口減少対策は、社会減と自然減があると思うのですけれども、自然減はなかなか仕方がないことだと思いますけれども、社会減は比較的止めることができると考えております。その一つが移住対策と考えるので、再質問いたします。移住するきっかけは、様々な要因があると考えますけれども、中でも、町の魅力として、その土地、そこに住む人、風土などはもとより、生活の基盤がしっかりしているか、行政サービスはどのようなものがあるか、そして何より自分のやりたいことと町とのマッチングが大切だと思います。そこで、今回は、移住したいと思うきっかけとして、衣・食・住の中から住を取り上げてみましたので、移住者への取組に対しての再質問をさせていただきます。現在の住宅リフォーム制度については少額であるため、思い切った増額は考えていないのでしょうか。また、新たに開業する方に限っての助成ではなく、例えば同一の業種で拡大店舗に対してや店舗のオーナーに対しての助成などは考えていないのでしょうか。お答えお願いします。

答弁 町長 斉藤繁

3番湯川議員の御質問にお答えしたいと思います。まず、移住してくるためには、住むところということで、民間アパートもございますし、そのほか中古住宅ということで、そういう意味でリフォーム制度ということかと思います。現在は、移住者のためだけのリフォームは、さきに答弁したとおり、行っておりません。全町民を対象としておりますが、今後につきましては、移住者に特定すべきなのかどうかも含めて、リフォーム以外も含めて、中古住宅をどういうふうに、空き地も含めてですけれども、活用していくかというのは、非常に重要な課題と認識しておりますので、今後いろいろ検討していきたいと。その辺はどういうものがいいのか、検討していきたいと思います。あともう一つ質問にございました、事業継承でしょうかね。新規開業以外の拡大等について、オーナーの補助というのがちょっとどういうものなのか理解は今すぐできないのですが、新規開業も、移住してきて新規開業してきた人も、町内にいる人も、今は同じ条件でそういう商工観光の事業としてやっておりますが、先ほどの住宅とちょっとかぶりますが、そういうものが移住者の方を特別、別枠にしたらどうなのか、別の補助政策を何か設けたらいいのかということも含めて、今後は総合的にあらゆる、住居とか開業に限りませんが、これは常に、政策は検証しながら、よりよいものを移住する方のために、移住者に定住してもらうために進めていきたいと考えております。以上です。

質問 3番 湯川千悦子

では、実際に移住してきての、近隣市町村でも実施がある法的な手続を円滑に行うための不動産会社との連携は、やる予定とかはありますか。

答弁 町長 斉藤繁

3番湯川議員の御質問にお答えしたいと思います。不動産会社の地元との連携は、現在のところ行っておりません。将来に関しても、今後に関しても、これについては、どのようなといいますか、どういう効果があるのか否かも含めて、常に研究検討は進めてまいりたいと思っております。以上です。

再質問 3番 湯川千悦子

次に、地域おこし協力隊などについて再質問させていただきます。その前に、答弁漏れがありましたので確認させていただきます。地域おこし協力隊以外の移住・定住される方々への取組については、どのような方策をお考えになっているのかをお聞きします。― 11 ―

答弁 町長 斉藤繁

3番湯川議員の御質問にお答えしたいと思います。答弁漏れで失礼いたしました。地域おこし協力隊以外の一般の方といいますか、移住されてくる方にどういう施策というのは、私の中では、特にこれは必ず必要なものというのは、横文字で分かりづらいかもしれませんけれども、ノックアウトファクターというのがあるのですけれども、これはビジネスで、プロジェクトとかで、町で言えばまちづくりなのですけれども、それで必ず満たしていなければならない条件とか基準ということなのですけれども。これについては、まず、先ほど言いました住むところ、住居、それと食ですね。先ほどとちょっと関係あると思います。それと、病院とかスーパーマーケット、コンビニ、Wi-Fi、これは町に必ずないと、そもそも選択肢に引っかからないと、そう考えておりますので、そういう意味で、病院とかラベンダーハイツ、そういう福祉関係はしっかりやっていく上で、個別の子育てとかリフォームとか福祉、イベントとか景観、あと除雪の行き届きなんかも含めて、これはどういうふうにPRしていくのかというのが、道や国が全部が全部できませんので、我が町の特徴をどういうふうにPRしていくのか、移住者に対してですね、そうして住んでくれるのかというのが、非常に重要な進め方だろうと考えております。以上です。

再質問 3番 湯川千悦子

ちょっと難しい言葉だったのですけれども、PRをたくさんして、来ていただくようにしていただいたらいいかと思います。地域おこし協力隊員の任期満了後の定住に向けてのサポートとありましたけれども、そのサポートの内容について、もう少し詳しく教えていただきたいと思います。

答弁 町長 斉藤繁

3番湯川議員の御質問にお答えしたいと思います。現在の地域おこし協力隊員に対する任期満了後の定住に向けた施策というのは、今のところ、さきの農業のところでも触れましたが、相談業務と、プラス一般の人にも当然政策としてあるリフォームですとか、新規開業とかがメインになりますが、職場としてといいますか、町として言えば、独自としてといいますか、受け入れたほうですので、相談業務が今のところやっているところです。以上です。

再質問 3番 湯川千悦子

それで、農地のあっせんとかはどういうふうに行っているのですか。地域おこし協力隊の。

答弁 農業振興課長 安川伸治(農業振興課長は2025年3月まで)

3番湯川議員の再質問にお答えさせていただきます。地域おこし協力隊員、特産農作物支援員の今の新規就農に向けての件でございますが、その際に農地が必要になってくるわけでございますが、今現在、まだ研修中でございますので、その期間を2年間ということで今予定しているところであります。今現在、1年ほど経過しておりまして、その中で農地の所有、耕作する権利も含めて必要になってきますので、今後に向けて、農地のあっせん、また相談等を進めていくということで、2年後に農地の耕作のほうができるように、今現在、相談を進めている途中でございます。以上です。

再質問 3番 湯川千悦子

2年後ということで、今検討中ということで、農業をやるには運転資金も必要となってきますけれども、そこら辺の補助とかはどういうふうになっているのでしょうか。

答弁 農業振興課長 安川伸治(農業振興課長は2025年3月まで)

3番湯川議員の再質問にお答えさせていただきます。新規就農の営農開始に伴いまして必要となります資金、営農のための運転資金でございますが、今後2年間の研修終了後においては、国の次世代人材育成の経営開始型という支援制度がございますので、今現在はそちらのほうを活用しながら、営農開始当初の支援をスムーズにできるように進めていく予定でございます。以上です。

再質問 3番 湯川千悦子

それでは最後に、婚活について再質問させていただきます。町の子育て支援の充実は十分認識しておりますが、行政が婚活に関してのサポートを行っている自治体もあるようです。コロナ感染症が5類に変わって様々な活動もできるようになりましたので、町が主体となり、様々な声かけを行って、当町も積極的に婚活イベントに関わっていくことを考えてはいないのでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

3番湯川議員の御質問にお答えしたいと思います。積極的に関わる自治体もあろうかと思います。積極的に関わる上で、手放しで積極的に関わるというのは、ちょっと二の足を踏むというか、考えなければならないことが私はあると思って、昨今、婚姻の在り方というのが一様ではないというのがあって、その一つの形を行政が推奨するといいますか、そういうものがどういうふうに町民にリアクションとして起こるのか。また、明確に一つの選択肢しか提示しないわけですので、それがどうなのか。LGBTとかおりまして、Lのマッチングアプリ、Gのマッチングアプリを作らなければならないとか、いろいろ考えることが、だから、町がやると一つになってしまうので、そういうもののリアクション、町民の方の反応がどうなのかというのが非常に気になるところで、なかなか一つのものに固定するのはどうかな。反対しているわけではございません。先ほどの答弁にもありましたとおり、ほかの団体でやっていることは、大いに町としていろいろ、減免等施策もございますので、応援していくことは十分、今も応援しておりますし、今後もそういう方向、最低でもといいますか、それは町としてできることなのかなというふうに考えております。以上です。

再質問 3番 湯川千悦子

2期目をスタートさせた斉藤町長の手腕をしっかりと見せていただき、私としましても、活気ある上富良野を取り戻すべく尽力させていただきたいと思います。これで終わります。

出典:上富良野町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる