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上富良野町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月11日

(1)道の駅の構想について/(2)泥流地帯映画化の今後の展望について

2024年9月11日、上富良野町議会の一般質問で、湯川千悦子議員が「道の駅の構想について」「泥流地帯映画化の今後の展望について」について質問し、町長 斉藤繁が答弁しました。

質問者
湯川千悦子 議員
答弁者
町長 斉藤繁

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 3番 湯川千悦子

私は、さきに通告いたしました2項目3点について、町長に一般質問させていただきます。1項目め、道の駅の構想についてお伺いいたします。昨年12月の一般質問において、道の駅についての質問をさせていただきました。町長はこの間、様々な場所において上富良野町に道の駅を造りたいとの思いをはせてきました。道の駅は、今や観光の代名詞と言っても過言ではないほど、観光振興の鍵として認識されています。旭川十勝道路のルートが決まってからの着手との考えも聞いておりますが、このたび、中富良野から上富良野間もこれまでの要望活動が実を結び、計画段階評価の路線へと格上げされましたが、ルートが確定し、実際に開通するのは、数年の年月を費やすことが見込まれます。また、インターチェンジの場所についても様々な候補地があることから、開通を待ってからの道の駅を着手するのでは、上富良野町の観光振興に影響があると考えるので、一日も早く我が町にも道の駅を造ることが望まれます。そこで伺うのは、1、各関係機関との道の駅構想についての話合いはどこまで進んでいるのかお聞きします。2、道の駅を上富良野町内に造る場合、どのような場所を考えているか。街なかに設置するのか、幹線道路に面した郊外に設置するのか、現時点での町長の見解を伺います。3、道の駅の機能として24時間トイレはもとより、どのような施設として上富良野にふさわしい機能を持たす考えがあるのか、また観光の目玉として上富良野町の何を訴えていこうと思っているかを伺います。2項目め、泥流地帯映画化の今後の展開について伺います。現在、我が町が進めている泥流地帯映画化プロジェクトが、様々な要因によって企画が進んでいない現状にあります。映画制作は上富良野町のシンボルでもある十勝岳と共存する住民にとって、開拓以来の歴史を持ち、まさに上富良野そのものを理解していただくことでもあります。我が町2度の開拓を風化させず、映画化を進めて、町民はもとより多くの方々に三浦綾子文学を広く長く深めていくためにも、一日も早い公開が望まれています。そこで伺いたいのは、現在に至るまでは制作費の金銭的な課題もあり、現段階で進行していないことは、これまでの議会での説明等から十分理解しています。しかし、そのことで映画制作が遅延しているならば、そこの問題を解決するために、町としてはこれまでの映画制作に対する支援の在り方の政策で、現在までに御寄附をいただいた企業版ふるさと納税の金額に加えて、新たに町が有する十勝岳と共存するまちづくり応援基金から一部を支消し、一定程度の映画制作に関わる資金を担保することで、映画制作の加速が期待できると考えますが、町長の見解を伺います。以上でございます。

答弁 町長 斉藤繁

3番湯川議員の2項目の御質問にお答えいたします。まず、1項目めの道の駅の構想についての3点の御質問にお答えいたします。旭川十勝道路の進捗状況につきましては、現在ルート選定に向けて計画段階評価が進められており、インターチェンジの場所についても未定であることから、道の駅についての具体的な協議をする段階には至っておらず、今年度におきましては町民の機運醸成に努めていくところであります。まず1点目の各関係機関との協議についてでありますが、令和6年度の執行方針でも述べさせていた― 13 ―だいたとおり、今年度は道の駅に関する情報収集を主に行っている状況にありますので、関係機関との協議については、特に行っておりません。次に2点目の道の駅の設置場所につきましては、これまで一般質問等でもお答えさせていただいているとおり、旭川十勝道路のルートやインターチェンジの状況等を踏まえて町民の皆さんと検討していくべきと考えております。次に3点目の道の駅の機能についてでありますが、これまで道の駅につきましては、道路利用者のサービス提供の場、道の駅自体が目的地という状況でありましたが、最近では地方創生や観光を加速する拠点として道の駅を設置する事例が増えてきていることから、様々な機能について今後検討していきたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの泥流地帯映画化の今後の展望についての御質問にお答えいたします。泥流地帯映画化プロジェクトは、上富良野町のシンボルである十勝岳と共存する住民の歴史と、上富良野そのものを理解していただく貴重な機会となるものであることは、議員と認識を一致しているところであります。また、本プロジェクトが平成27年度にスタートして以降、新型コロナ禍による映画を含む娯楽業界全体の大きな停滞のみならず、邦画においてはアニメ作品が興行成績上位を占め、若年層には配信サービスのシェアが増進し、特に実写邦画が苦戦を強いられる現状などから、泥流地帯の映画化において制作委員会等での主体の制作者を担っていただける企業の選定は年々難しくなっていると認識しており、プロジェクトが進まない現状を重く受け止めております。そういった状況から、町が制作費として2億円を支出することは、制作をスタートさせるための交渉に当たって非常に効果的である一方、企業版ふるさと納税の募集は、制作がスタートしてからが本番ということもあり、交渉相手である映画制作者や出資者に対して金額的な確約がない状態での交渉を進めざるを得ず、このことも課題となっていると認識しております。令和5年度において映画企画が完成し、その内容については交渉過程の中で極めて良好な評価を得ており、今後の交渉過程で、相手方が制作の主体となることを決定するための最終的な課題が、町が支出する資金の担保のみとなった場合には、議員御提案のような方法についても十分検討しますが、この場合、今までとは大きな条件変更になるため、改めて議員の皆様に御相談させていただけなければならないと考えています。町としては、これまでの経緯を踏まえ、資金の担保が最終的な課題となっていないことから、引き続きこれまでどおり慎重かつ積極的に映画化の実現に向けて取り組んでいくとともに、様々な情勢を考慮した上で、資金調達、制作委員会の組成、配給など、映画制作に必要な手法について研究を進め、これらの取り組みを通じて、一日も早い映画化の実現を目指し、上富良野町の魅力を全国に発信し、大規模な災害被害から復興した町の歴史を広く深く後世に伝えていきたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

再質問 3番 湯川千悦子

1項目め、1点目、再質問させていただきます。道の駅の構想には、そもそも運営等に大きく関わる上富良野町のそれぞれの産業分野との関わりが必要不可欠と思われますので、関係機関との協議が真っ先に必要と考えますが、町長はいつから協議を進めていく予定でしょうか。伺います。

答弁 町長 斉藤繁

3番湯川議員の御質問にお答えしたいと思います。湯川議員おっしゃるとおり、道の駅の運営とかいろいろなことに関しましては、町の産業分野との調整は非常に重要で、不可欠なものであるということは私も認識しているところであります。その前に、まだ白紙の状態ですので、白紙の状態でフリーハンドで、まず町民の方の機運醸成といいますか、そういう盛り上がりを町民の方と一緒に盛り上げて、道の駅建設に向けて、設置に向けて盛り上げていくということが、町民の皆さんの声というのが非常にまず一番最初に重要なのかなと考えておりますので、まずそれを進めた上で、その次にといいますか、その次の段階になってもうちょっと具体的なものが見えてきた段階、場所等も含めて、その段階では少なくとも町の関係団体とは、町以外も含めて関係団体と調整はしていかなければならないものと認識しております。以上です。

再質問 3番 湯川千悦子

産業の中でも町長が最も大切と思われる関係機関は、どこを中心に進めていくお考えでしょうか。お伺いします。

答弁 町長 斉藤繁

3番湯川議員の御質問にお答えしたいと思います。どこが大切かというのは、町、農業もそうです、― 14 ―もちろん。農産物を売ろうと思えば農業の関係、商業、そして観光、その三つが主な町の非常に、どれか一つというわけではなくて、やはり町の産業全体を関係者として意見調整していかなければならないと考えております。

再質問 3番 湯川千悦子

道の駅をいつオープンしたいといった観点から計画を立てて、スケジュールを明確化して、その上で議会や住民に丁寧な説明が求められていくと考えますが、町長はいかがお考えでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

3番湯川議員の御質問にお答えしたいと思います。現状では計画段階評価ということで、ルートの選定に入っている状態ですが、ルートが決まれば工事、開通まで待たなくても動き出せるのかなというふうに思っておりますが、具体的に何年までという計画は、具体的な計画は現在のところ持ち合わせておりませんが、高規格道路の進捗状況、そして併せて私どもの機運醸成から始まり、関係機関との調整をしていく段階ではそういうスケジュールも必要になってくるだろうと考えております。以上です。

再質問 3番 湯川千悦子

次に2点目ですが、インターチェンジの場所も大事だとは思いますけれども、国道237号線沿いの場所がふさわしいとの町民の意見もよく私のところに届いているのですけれども、様々な道内の道の駅を見ても、幹線道路に面した広い場所に造っていることが多いことです。そこで、現在の草分防災センターを改築して、観光と防災の拠点としても使えるので、草分防災センター地域を生かして場所を選定するのはいかがでしょうか。伺います。

答弁 町長 斉藤繁

3番湯川議員の御質問にお答えしたいと思います。草分防災センターのところは、町道237号線と町に入ってくる道道がちょうどある、看板、入り口と言いますか、非常に立地がいいところだということは認識しております。ただ、将来的にどこに、街なかがいいのか、郊外がいいのかも含めて、これらも含めて町民の方の機運醸成から始まって、合意といいますか、得なければならないかなというふうに思っております。街なかでの道の駅というのも最近、旧市街地といいますか、国道沿いに、そういう道の駅もありますし、郊外型もありますし、どちらもそれは道の駅としては可能かと思いますが、持たせる機能等も含めて、どこが最適地なのかというのは、もちろん草分地区も含めて今後は皆さんと決定していく事項なのかなと考えております。以上です。

再質問 3番 湯川千悦子

道路がいつ開通するか分からないものに固執せず、いち早く町民が願っている道の駅構想の着工を念じて、3点目の質問、再質問に入らせていただきます。町長のお考えになっている様々な機能をお聞かせください。

答弁 町長 斉藤繁

3番湯川議員の御質問にお答えしたいと思います。道の駅の機能は、もちろん決まったものもあります が 、 そ れ 以 外 の こ と に つ い て は 、 観 光 の イ ンフォーメーション機能ですとか可能なもの、農産物の販売ですとか、防災機能、あと農産物以外の物販、特産品、上富良野にもありますので、そういうものの販売、あとは飲食、上富良野の農産物が非常においしいものが豊富ですので、それらを利用した中で、できるのか、できないのか、誰がやるのか等も含めて、飲食も含めて、様々な機能は、私が考え、ぱっと思いつくだけでもこれぐらいありますので、町民の方もそれぞれ機能についていろいろなアイデアをお持ちかと思いますので、そういうものも含めて、今後皆さんと話を進めていければなと考えております。以上です。

再質問 3番 湯川千悦子

農産物はもちろん大事なこととは思うのですけれども、上富良野に即した特色のある、自衛隊の町でもありますので、自衛隊の町をアピールする展示とか、あと温泉も、温泉までは行かなくてもサウナを設置するとか、上富良野に来なければ体験や手に入らないものと考えますが、町長はそこの辺りどのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

3番湯川議員の御質問にお答えしたいと思います。上富良野に来なければ手に入らないものというのは、すごく重要な考え方だと思っております。上富良野に来る理由、上富良野で停車する、そして宿泊する、泊まる理由をつくるということは、非常に重要なことだと思っております。サウナなんかも、今、湯川議員がおっしゃった、非常にすばらしいアイデアだと思いますので、そういうものも含めて皆さんと一緒にアイデアを出していければなと考えております。― 15 ―

再質問 3番 湯川千悦子

町長が早く道の駅構想について着手することを願いながら、2項目めの質問に入らせていただきます。2項目めの映画のことなのですけれども、取り崩すことができる基金があるのに、今のタイミングで支消しないで、ほかの手法があれば教えていただきたいと思います。

答弁 町長 斉藤繁

3番湯川議員の御質問にお答えしたいと思います。湯川議員におかれましては、本当、映画化の応援団ということでは、本当にありがたい意見だと思っておりますが、2億円を基金から取り崩すということは、まだ、当初は集まった分だけということで進んでおりますので、2億円を目標に基金を集めるということがベースでありまして、その条件を簡単に変えるということはなかなかできないのかなと考えております。ただ、答弁させていただきました、最終的にそれが問題となってくれば、皆さんに御相談する場面もあるのかもしれませんが、現時点においては、今まで交渉してきた中では、その2億円、町が幾ら助けてくれるのだというと、金額が問題とはなっておりません。いろいろ、何がでは問題なのかというのは、一番大きなのは向こうの都合といいますが、幹事会社になるということがなかなか向こうの会社の方針と一致しなかったり、ほかの、映画ではなくて、我が社のPRはCMとか、いろいろ映画以外にもライバルがおりまして、なかなか進んでいかないというのが現実ではありますが、1社1社当たっておりますが、これを繰り返していく、そして最終的に、こちらのほうに原因があれば、もちろんそれには善処していかなければなりませんが、まだその段階はないので、このままの幹事会社探しというのを続けていくのがベストなのかなと今のところは考えております。以上です。

再質問 3番 湯川千悦子

私は、映画の立案のときからいませんでしたので、詳しいことはなかなか存じ上げることは難しいかと思うのですけれども、いろいろ町の方もすごく心配していらっしゃることがよく耳に入ってきますので、ぜひ何らかの手だて、町長なりにやる、やらないということをはっきりさせて、明日も同僚議員が質問しますので、ぜひはっきりさせていただければいいのかなと思います。これで終わります。

出典:上富良野町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月11日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる