みんなの議会

上富良野町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月5日

老朽化する公共施設の改修計画及び今後の運営について

2025年3月5日、上富良野町議会の一般質問で、湯川千悦子議員が「老朽化する公共施設の改修計画及び今後の運営について」質問し、町長 斉藤繁が答弁しました。

質問者
湯川千悦子 議員
答弁者
町長 斉藤繁

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 3番 湯川千悦子

一般質問させていただきます。老朽化する公共施設の改修計画及び今後の運営について質問させていただきます。令和6年3月に改訂された上富良野町公共施設等総合管理計画によりますと、本町では、これまで時代の変化や町民ニーズに対応しながら、公共施設等の整備を進め、老朽化した施設について修繕や改修を行うなど、施設の維持や機能の向上を図ってきています。また、これらの公共施設等は老朽化が進み、安心・安全な利用のためには、建て替えや大規模改修を行うことが必要であり、そのためには多額の費用が必要となってくると示されています。そこで当町の公共施設等の建て替えや改修をより計画的に進めていかなければならないと考えることから、以下の2点について町長にお伺いいたします。1、主な公共施設である役場庁舎は、昭和42年建築で築57年、公民館は築53年、さらにラベンダーハイツも築40年がたち、クリーンセンターも大規模な修繕などが必要な時期を迎えています。加えて、富良野広域連合として運営していますが、建物や機材に関しては自賄いしている学校給食センターも築45年で老朽化が進んでいます。これらの公共施設(役場庁舎、公民館、ラベンダーハイツ、クリーンセンター、給食センター)の改修等の優先順位について、町長の考えをお伺いいたします。さらに、これらの公共施設は建て替え、または一部改修工事を行うのか、着工の予定時期はどのように計画されているのか、併せて、それらに対する財政計画について具体的に伺います。また、これらの施設を利用する町民がおりますので、町民の意見を聞く機会をどのように考えているのか伺います。2、現在、富良野広域連合で学校給食や環境衛生センター(生ごみ処理)等を運営しており、ごみ処理についても富良野圏域市町村で連携を行い進めてきています。葬斎場については、隣町との共同運営を行っていく方針と伺っています。今後、様々な分野において公共施設の広域での運営が求められてくると考えますが、給食センターや消防署、そして介護施設等の改修時期に合わせて、近隣自治体との新たな枠組みでの共同運営を行っていく考えはないでしょうか。また、それぞれの施設は建設から相当の年数が経過しており、万が一には使用不能になることも想定されますが、そのときの対応について検討されているのか伺います。

答弁 町長 斉藤繁

3番湯川議員の公共施設についての2点の御質問にお答えいたします。町は、今後の人口減少や厳しい財政状況を踏まえ、将来的な財政負担の軽減や費用の平準化を図り、公共施設等を維持管理するため、平成29年度― 73 ―より公共施設等総合管理計画を策定し、長期的な視点に立ち、総合的な公共施設の管理を始めたところでありますが、現在は当時1万数千人の人口規模で広域に多くの人が分散して暮らしていたときの状況で公共施設が存在し、持続可能な町を目指すためには、人口規模、道路や通信のインフラの整備状況、車社会の進展、高齢化、核家族化などによる住民や社会のニーズに応じたものにしていかなければならないと考えているところであります。まず1点目の公共施設の改修等の優先順位についてでありますが、公共施設等総合管理計画において個別の施設について管理をしているところですが、役場庁舎をはじめ各施設間における具体的な優先順位については策定までは至っていないところです。議員から御質問のありました改修等の優先順位やその予定につきましては、現時点では、具体的な時期を含めて、その具体的内容をお示しできるものは持ち合わせておりませんが、個別施設ごとの今後の方向性に基づき、財政状況を考慮しながら、施設の安全性・機能性・経済性・代替性・社会性などの観点から、今後の保全等に係る優先順位を都度考慮してまいります。当然ながら、必要に応じて住民の皆様や議会の皆様とも合意形成を得て方針の決定を行い、計画的に予算を確保し、施設のマネジメントを進めていきたいと考えています。次に、2点目の施設の共同運営についてでありますが、優位性や有利性などのメリットを得ることができれば広域連携も必要であり、このたび取り組んだ中富良野町との葬祭場の共同利用などもその一例と考えております。議員から万が一の対応と質問をいただいているところではありますが、そうならないように施設の安全性・機能性・経済性・代替性・社会性などの視点から、計画的に予算を確保し、施設のマネジメントを進めてまいりますが、突然の使用不能に当たっては、広域連携により共同運営している施設ごとにその対応について協議を行い、都度対応していくことになっているところであります。いずれにいたしましても、役場・消防庁舎等については、町の行政機能維持に必須な施設であり、その耐震化等の対策は将来的には解決を図らなければならない事案であることから、引き続き他の公共施設の更新・集約化など、多角的な面から研究を進めていきますので、御理解を賜りたいと存じます。

再質問 3番 湯川千悦子

再質問させていただきます。まず、役場庁舎や隣接する消防署は、地震による大規模災害時には対策本部としての機能を持たざるを得ないと思います。かつ、戸籍や様々な重要書類が保管されている場所でもあるため、安全確保は最重要であり、優先順位は低くないのではないでしょうか。また、公民館は図書館改修やトイレの改修などが行われてきましたけれども、建物の躯体や大ホール等は53年経過しており、改修がされていない現状にあります。また、避難所施設でもあり、平時からの利用度の高い施設でもありますので、それらを考慮しても、町長は建て替えを考えなくてはならないのではないでしょうか。また、ラベンダーハイツは、執行方針でも簡単にやめることはできないとの御答弁もあったように、今回の予算でコンサルタントに418万円をかけて調査するのであれば、その結果では大規模改修を考えていらっしゃるのでしょうか、伺います。給食センターは施設と設備は自賄いで上富良野町が行っているのであえて伺いますけれども、教育長も現場で御承知のことと思いますが、非常に劣悪な環境で今まで事故なく来たのは働く職員の皆様の努力のおかげだと思っておりますが、もろ手を挙げて安心できるわけではないと思います。そのような中で、町長は優先順位を申し上げる時期ではないとおっしゃいますけれども、せめて児童生徒の安心・安全な食のためと、働く職員や調理員のために給食センターは早い時期に改修が必要と考えますが、町長はいかがお考えでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

3番湯川議員の御質問にお答えしたいと思います。建て替えとか改修、リフォームを含めて、その更新の時期を申し上げる時期ではないという意味ではなくて、正確に私の心意を伝えますと、個別の施設については管理計画で管理しております。どういう状況かというのを含めて、耐用年数等を含めて管理している中で、その中から緊急性の高いもの等々をピックアップといいますか、計画的に総合計画等に載せたり、それを載せる前にさらに緊急性が高ければ皆さんに御報告して載せなければなりませんが、個々の施設についてはしっかりと管理されていまして、その中から優先順位をつけて、都度皆さんに御相談していくという意味で優先順位を発表できないといいますか、お示しできないということで、決してそれを考えていないということではないということを御理解いただきたいと思います。まず役場と消防庁舎のことについてですが、議員おっしゃるとおり、耐震の問題がありまして、大きな地震があれば支障を来す危険性というのはあろう― 74 ―かと思います。それらも含めましてできることというのは、役場のバックアップデータは既に違うところといいますか、かみんにバックアップデータを保存しておりまして、役場の機能に支障があっても、すぐそこでできるような、今できることはやっております。公民館につきましても、避難所ということで、緊急度が高いと思います。ただ、優先順位といいますか、それをまだ申し上げる段階ではありませんが、耐用年数からいっても非常に古い施設でありますし、利用頻度も結構あります。避難所ということもありまして、図書館としても使われておりますが、これは早々に考えていかなければならないと考えております。ラ ベ ン ダ ー ハ イ ツ に つ き ま し て は 、 議 員 お っしゃったとおり、来年度、予算にコンサルタントを入れて、どういう方向がいいのかということを、それが決まれば、その施設を大規模修繕しなければならないのか等を含めていろいろ方向性が出てきて、また皆さん、町民の皆さんも含めて御相談させていただく場面が来ると考えております。給食センターにつきましても、教育委員会が所管してやっておりますが、給食センターの在り方ということも、昨日、教育長の執行方針の中でも述べられておりましたが、これらについても教育委員会でしっかり将来を見据えて話合いが始まっていると聞いております。以上です。

再質問 3番 湯川千悦子

町長の考えていらっしゃることも分かりますので、一日も早い建て替えを、給食センターに関しては、児童生徒も保護者も望んでいると思いますので、早い建て替えを望んでおります。その後、ラベンダーハイツとか役場庁舎、公民館などの優先順位も早い時期に決める必要があると思いますので、お願いいたします。では、2点目に入りますけれども、相手もあることかもしれませんが、町長も教育長も給食センターに対して思いがあるのであれば、ぜひそれは中富良野町との広域連携をうまく活用して、効果の出る運営の在り方も研究、検討が必要であると思いますが、いかがでしょうか。また、ぜひ広域のメリットと行政コストの削減につながると思いますので、そのようなことを視野に入れて進めていただきたいと思います。そういう意味で言えば、現在の上富良野の消防庁舎は、緊急車両が縦列駐車で格納されているとお聞きしております。災害時には、横1列で出ていけるような庁舎の改築も、中富良野町と共同でできる広域連携で、効率的な行政運営や効果的な投資事業を行って、業財政効果を出すことが望ましいと考えますが、町長はこの辺はどう考えておられますでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

3番湯川議員の御質問にお答えしたいと思います。湯川議員おっしゃる具体的な給食センターとか消防庁舎、それ以外のものもあろうかと思いますが、それ以外のものも含めて、隣町、中富良野町に限らず、そういう広域で建物を集約していくメリットがあるのであれば、あるのかどうかも含めて、それは広く、給食センターは今始まっておりますが、今後、消防庁舎等含めて、それは広域でできるのか、できないのか、いろいろな分野がありますので、それは常に検討していかなければならないと考えております。以上です。

出典:上富良野町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月5日 議事録 PDF(86ページ) 間違いを知らせる